JP3133703B2 - モデムシステム - Google Patents

モデムシステム

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JP3133703B2
JP3133703B2 JP09143408A JP14340897A JP3133703B2 JP 3133703 B2 JP3133703 B2 JP 3133703B2 JP 09143408 A JP09143408 A JP 09143408A JP 14340897 A JP14340897 A JP 14340897A JP 3133703 B2 JP3133703 B2 JP 3133703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変復調装置(以下、
モデムという。)を含み構成されたモデムシステムに係
り、特に電話回線を用いて通信を行うためのモデムシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等のデータ端末
を電話回線に接続するためのモデムは、今日広く普及し
種々の機種が市販されている。特に、データ通信を行う
モデムには、複数の回線ポートを任意に切り替えるスイ
ッチを設け、情報センタにアクセスできる様々なモデム
仕様を選択できるもの(特開昭63−185153号公
報)やダイヤルバックアップ機能を有するもの(特開平
3−249862号公報)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複数回線ポートを有するモデムでは加入者電話回線での
使用を前提としているために、複数回線ポートの機能を
利用するには複数の電話回線を用意する必要があった。
【0004】また、ファクシミリとファクシミリ機能付
モデムとを利用してファクシミリを代替プリンタとして
利用する場合には、コンピュータをFAX機能付モデム
を介して電話回線に接続し、別の電話回線にファクシミ
リを接続し、それからコンピュータから発呼してファク
シミリへFAX送信をしなければならない。
【0005】このように、従来のモデムでは複数の電話
回線がなければ十分な機能を発揮できないばかりでな
く、手持ちのファクシミリを代替プリンタとして利用す
る場合でも追加の電話回線を必要とするなど、その有効
性及び汎用性は著しく制限されたものにならざるを得な
い。
【0006】本発明の目的は、電話回線を使用すること
なく種々の通信機能を実現でき、特に一般電話回線用の
既存の電話器をそのまま利用して内線電話が簡単に実現
できる新規なモデムシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるモデムシス
テムはデータ端末が音声入力用マイクと音声出力用スピ
ーカを備えておりモデムを介して通信機器に接続されて
いて、モデムは、電話回線ポートと、通信機器に接続す
るための疑似回線ポートと、データの入出力を行うイン
タフェース手段と、前記インタフェース手段に接続され
音声通信に対応した変復調手段と、前記変復調手段に
接続された音声通信に対応した回線制御手段と、前記電
話回線ポート及び前記疑似回線ポートの選択手段と、
記疑似回線ポートに前記加入者電話線と同じ電気的設定
を行う疑似回線設定手段と、からなり音声通信機能を有
することを特徴とする。
【0008】言い換えれば、本発明によるモデムシステ
ムは疑似回線ポートを有し、その疑似回線ポートに通常
の電話回線と同等の電気的特性を与える疑似回線設定手
段を有する。従って、この疑似回線ポートに外部通信機
器を接続すれば、通常の加入者電話回線に接続された状
態と同等な動作をすることができる。例えばファクシミ
リを疑似回線ポートに接続すれば、ファクシミリは通常
の加入者電話回線に接続された場合と同様に動作し、簡
単に代替プリンタとして利用することが可能となる。ま
た、データ端末が音声入力用マイクと音声出力用スピー
カを備えているので、電話機を疑似回線ポートに接続す
れば簡単に内線電話が実現できる。
【0009】
【実施の形態】図1は、本発明に係るモデムの一実施形
態を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ等
音声入力用マイクと音声出力用スピーカを備えたデー
タ端末101は本実施形態によるモデム102によって
加入者電話回線103あるいは疑似回線104に接続さ
れる。データ端末101とモデム102とは、例えばR
S232Cインタフェース201により接続される。
【0010】モデム102のインタフェース201はデ
ータ通信用及び/又はファクシミリ通信用で音声通信に
も対応した変復調回路202を介して音声通信にも対応
した回線制御手段に接続されている。すなわちインタフ
ェース201は、網制御装置(NCU)203に接続さ
れ、網制御装置203は切替スイッチ204に接続され
ている。切替スイッチ204はコントローラ210に制
御により網制御装置203を電話回線ポート205及び
疑似回線ポート206のいずれか一方に接続する。電話
回線ポート205は通常の加入者電話線103にモジュ
ラ接続されている。疑似回線ポート206は、後述する
ように、必要に応じて疑似回線線路104を通して外部
通信機器に接続される。
【0011】疑似回線ポート206には、オフフック検
出回路207、RING送出回路208及び直流供給回
路209が接続されている。RING送出回路208は
呼出信号を生成して外部通信機器へ送出し、オフフック
検出回路207は外部通信機器がオフフックしたことを
検出する。直流供給回路209は、疑似回線線路104
に通常の電話回線と同様の電圧を供給するものであり、
これによって外部通信機器は疑似回線線路104を通常
の電話回線と認識する。
【0012】コントローラ210は予め格納されたプロ
グラムに従ってモデム102の通信動作を全体的に制御
する。コントローラ210は、データ端末101からの
指示に従って、切替スイッチ204を切り替えて網制御
装置203を電話回線ポート205又は疑似回線ポート
206に接続し、また網制御装置203、RING送出
回路208及び直流供給回路209を制御する。
【0013】切替スイッチ204が疑似回線ポート20
6を選択している場合には、コントローラ210は、デ
ータ端末101からの発呼指令に従って、RING送出
回路208及び直流供給回路209を起動し、疑似回線
線路104を通して外部通信機器へ呼出信号を送出す
る。そして、オフフック検出回路207によって外部通
信機器のオフフックを検出すると、RING送出回路2
08のRING動作を停止し、網制御装置203によっ
て回線確立のための手順を実行する。こうして疑似回線
線路104を通して外部通信機器と回線接続が確立され
ると、コントローラ210は接続が確立した旨をデータ
端末101へ通知し、これによりデータ端末101はデ
ジタル送信データをモデム102へ送出する。モデム1
02の変復調回路202はデジタル信号に従ってアナロ
グ変調信号を生成し、切替スイッチ204を通して疑似
回線ポート206へ転送され、更に疑似回線線路104
を通して外部通信機器へ伝送される。また、外部通信機
器から疑似回線ポート206で受信したアナログ信号
は、切替スイッチ204及び網制御装置203を通して
変復調回路202に入力し、デジタル信号に復調されて
からデータ端末101へ送出される。
【0014】切替スイッチ204が電話回線ポート20
5を選択している場合には、通常の回線制御が行われ、
回線が確立すると、上述したようにデータの送受信が行
われる。
【0015】次に、本実施形態に係るモデムの使用例を
具体的に説明する。ここでは、データ端末101には呼
接続をするためのオートダイヤラーが組み込まれている
ものとする。
【0016】図2は、本実施形態に係るモデム使用
例を示す概略的ブロック図である。ここでは、モデム1
02の変復調回路202はFAX通信用であり、モデム
102の電話回線ポート205は加入者電話線103
に、疑似回線ポート206はファクシミリ301に、そ
れぞれ接続されているものとする。このファクシミリ3
01は通常の電話線に接続して使用するものであればよ
い。
【0017】データ端末101は、疑似回線ポート20
6に接続されたファクシミリ301との呼接続をするた
めのオートダイヤルコマンドをモデム102へ送出す
る。モデム102のコントローラ210は、このコマン
ドを検出すると、切替スイッチ204を疑似回線ポート
206側へ切り替え、直流供給回路209を起動して疑
似回線線路104へ規定の直流電流を供給する。続い
て、RING送出回路208を起動して呼出信号を疑似
回線ポート206を通してファクシミリ301へ送出す
る。
【0018】ファクシミリ301は呼出信号を受信する
と、この呼出信号に対して着呼する。モデム102のオ
フフック検出回路207によってファクシミリ301の
着呼が検出されると、コントローラ210はRING送
出回路208のRING動作を停止し、網制御装置20
3によってファクシミリ通信のためのネゴシエーション
を行い通信手順を確立する。通信手順が確立されると、
データ端末101はファクシミリ301に対してデータ
を送信し、ファクシミリ301はデータ端末101から
のデータをセットされた用紙にプリント出力する。この
ように、疑似回線ポート206に接続されたファクシミ
リ301を代替プリンタとして簡単に利用することがで
きる。
【0019】図3は、本実施形態に係るモデムの第2使
用例を示す概略的ブロック図である。ここでは、モデム
102の変復調回路202はデータ通信用であり、モデ
ム102の電話回線ポート205は加入者電話線103
に、疑似回線ポート206は別の電話回線用モデム30
2に、それぞれ接続されている。更に、電話回線用モデ
ム302は他のデータ端末303に接続されている。
【0020】データ端末101は、疑似回線ポート20
6に接続された電話回線用モデム302との呼接続をす
るためのオートダイヤルコマンドをモデム102へ送出
する。モデム102のコントローラ210は、このコマ
ンドを検出すると、切替スイッチ204を疑似回線ポー
ト206側へ切り替え、直流供給回路209を起動して
疑似回線線路104へ規定の直流電流を供給する。続い
て、RING送出回路208を起動して呼出信号を疑似
回線ポート206を通して電話回線用モデム302へ送
出する。
【0021】電話回線用モデム302は呼出信号を受信
すると、この呼出信号に対して着呼する。モデム102
のオフフック検出回路207によって電話回線用モデム
302の着呼が検出されると、コントローラ210はR
ING送出回路208のRING動作を停止し、網制御
装置203によってデータ通信のためのネゴシエーショ
ンを行い通信手順を確立する。通信手順が確立される
と、データ端末101は相手側データ端末303に対し
てデータを送信し、逆に相手側データ端末303もデー
タ端末301に対してデータを送信する。このように、
疑似回線ポート206に接続された電話回線用モデム3
02を通して2つのデータ端末301及び303との間
でデータ通信を簡単に行うことができる。
【0022】図4は、本実施形態に於けるモデムの使用
例を示す概略的ブロック図である。本発明では、モデム
102は音声通信機能を有し、モデム102の電話回線
ポート205は加入者電話線103に、疑似回線ポート
206は別の電話機304に、それぞれ接続されてい
る。データ端末101には図4に示す如く音声入力用マ
イクと音声出力用スピーカが装備されている。
【0023】データ端末101は、疑似回線ポート20
6に接続された電話機304との呼接続をするためのオ
ートダイヤルコマンドをモデム102へ送出する。モデ
ム102のコントローラ210は、このコマンドを検出
すると、切替スイッチ204を疑似回線ポート206側
へ切り替え、直流供給回路209を起動して疑似回線線
路104へ規定の直流電流を供給する。続いて、RIN
G送出回路208を起動して呼出信号を疑似回線ポート
206を通して電話機304へ送出する。
【0024】電話機304は呼出信号を受信すると、こ
の呼出信号に対して着呼する。モデム102のオフフッ
ク検出回路207によって電話機304の着呼が検出さ
れると、コントローラ210はRING送出回路208
のRING動作を停止し、通話のための通信手順が確立
されると、データ端末101と電話機304との間で通
話が可能となる。このように、疑似回線ポート206に
電話機304を接続するだけで、いわゆる内線通話が簡
単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にるモデムの一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】本実施形態に係るモデムの一使用例を示す概略
的ブロック図である。
【図3】本実施形態に係るモデムの第2使用例を示す概
略的ブロック図である。
【図4】本実施形態を示す概略的ブロック図である。
【符号の説明】
101 データ端末 102 モデム 103 加入者電話線路 104 疑似回線線路 201 インタフェース 202 変復調回路 203 網制御装置 204 切替スイッチ 205 電話回線ポート 206 疑似回線ポート 207 オフフック検出回路 208 RING送出回路 209 直流供給回路 210 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−37957(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ端末がモデムを介して通信機器に
    接続されたモデムシステムにおいて、前記データ端末は、 音声入力用マイクと音声出力用スピーカを備え、 前記モデムは、 加入者電話線に接続するための電話回線ポートと、 前記通信機器に接続するための疑似回線ポートと、 前記データ端末との間でデータの入出力を行うインタフ
    ェース手段と、 前記インタフェース手段に接続された音声通信に対応し
    変復調手段と、 前記変復調手段に接続された音声通信に対応した回線制
    御手段と、 前記電話回線ポート及び前記疑似回線ポートのいずれか
    一方を選択し、前記回線制御手段に接続する選択手段
    と、 前記疑似回線ポートが選択された場合に前記疑似回線ポ
    ートに前記加入者電話線と同等の電気的設定を行う疑似
    回線設定手段と、 からなり音声通信機能を有する、 ことを特徴とするモデムシステム。
  2. 【請求項2】 前記疑似回線設定手段は、 前記疑似回線ポートへ前記加入者電話線と同じ直流電流
    を供給する電源手段と、 前記疑似回線ポートへ呼出信号を送出する呼出手段と、 前記疑似回線ポートに接続された前記通信機器の着呼を
    検出する検出手段と、 からなることを特徴とする請求項記載のモデムシステ
    ム。
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