JP2010158047A - 撮像装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ所望の写真を簡便に得る。
【解決手段】被写体を撮像する撮像部1を備える撮像装置100に、複数種の選択設定可能な選択可能自動撮影条件の中から少なくとも1つを任意に設定して自動撮影条件を設定する処理と、設定された自動撮影条件を満たしているか否かを判定する処理と、自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、撮像部1による被写体画像の本撮像を指示する処理とを行うCPU71を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の撮影を自動的に行う撮像装置及びプログラムに関する。
従来、集合写真などの撮影の際に、被写体の目を検出することにより、被写体人物全員が撮像装置の方を向いた状態となったら、自動的に撮影を行う撮像装置が知られている。これにより、全ての人物が撮像装置を向いている状態の写真を得ることができる。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−336265号公報
ところで、「撮像装置の方を向いたら」という一の条件のみで自動的にシャッターを切るようになっている場合、撮像装置の方を向いていなくとも笑顔の写真が欲しい場合や、撮像装置の方を向いているとともに笑顔の写真が欲しい場合には、直接的に対応することができないといった問題がある。
そこで、本発明の課題は、ユーザ所望の写真を簡便に得ることができる撮像装置及びプログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明の撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、
複数種の選択設定可能な選択可能自動撮影条件の中から少なくとも1つを任意に設定して自動撮影条件を設定する自動撮影条件設定手段と、
前記自動撮影条件設定手段により設定された前記自動撮影条件を満たしているか否かを判定する自動撮影条件判定手段と、
前記自動撮影条件判定手段により前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する自動撮像指示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記自動撮影条件設定手段は、複数種の選択可能自動撮影条件の中から少なくとも2つ設定し、
前記自動撮影条件設定手段により設定された前記選択可能自動撮影条件を個別に満たしているか否かを判定する選択可能自動撮影条件判定手段を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記自動撮影条件判定手段は、前記選択可能自動撮影条件判定手段により前記選択可能自動撮影条件を全て満たしていると判定された場合に、前記自動撮影条件を満たしていると判断することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記自動撮影条件判定手段は、前記選択可能自動撮影条件判定手段により前記選択可能自動撮影条件を所定数満たしていると判定された場合に、前記自動撮影条件を満たしていると判断することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記複数種の選択可能自動撮影条件の各々について、当該条件の判定に係る判定基準を設定する基準設定手段を備え、
前記選択可能自動撮影条件判定手段は、前記基準設定手段により設定された前記判定基準を満たしているか否かを判定し、当該判定結果に応じて前記選択可能自動撮影条件を満たしているか否かを判定することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記撮像手段による撮像後に、前記自動撮影条件設定手段により設定された前記自動撮影条件と、前記撮像手段により撮像され生成された画像情報とを対応付けて記録する撮影条件記録手段を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記撮像手段による撮像後に、前記撮像手段により撮像され生成された画像情報と、前記自動撮影条件と関連した被写体の撮像状態とを対応付けて記録する撮像状態記録手段を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記自動撮影条件判定手段による前記自動撮影条件を満たしているか否かの判定開始時を所定の操作から所定時間経過後に設定する判定開始時設定手段を備えることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記自動撮影条件判定手段による前記自動撮影条件を満たしているか否かの判定結果に基づいて、前記撮像手段により撮像された被写体画像の前記自動撮影条件と関連した撮像状態を逐次表示させる撮像状態逐次表示制御手段を備えることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記撮像手段による撮像後に、当該撮像手段により撮像された撮像時の被写体画像と、前記被写体画像の前記自動撮影条件と関連した撮像状態とを表示させる撮像後状態表示制御手段を備えることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記撮像手段により撮像される被写体から複数の人物を検出する複数人物検出手段を備え、
前記自動撮影条件設定手段は、前記複数人物検出手段により検出された前記複数の人物について前記自動撮影条件を設定し、
前記自動撮影条件判定手段は、前記自動撮影条件設定手段により設定された前記複数の人物に係る前記自動撮影条件を満たしているか否かを判定し、
前記自動撮像指示制御手段は、前記自動撮影条件判定手段により前記複数の人物に係る前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像を指示することを特徴としている。
請求項12に記載の発明の撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、
自動撮影条件を構成する複数種の自動撮影条件構成項目の各々について、当該項目を満たしているか否かの判定に係る判定基準を設定して、当該自動撮影条件を設定する自動撮影条件設定手段と、
前記自動撮影条件設定手段により設定された前記自動撮影条件を満たしているか否かを前記判定基準を満たしているか否かに応じて判定する自動撮影条件判定手段と、
前記自動撮影条件判定手段により前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する自動撮像指示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項13に記載の発明のプログラムは、
被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置に、
複数種の選択設定可能な選択可能自動撮影条件の中から少なくとも1つを任意に設定して自動撮影条件を設定する機能と、
設定された前記自動撮影条件を満たしているか否かを判定する機能と、
前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する機能と、
を実現させることを特徴としている。
請求項14に記載の発明のプログラムは、
被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置に、
自動撮影条件を構成する複数種の自動撮影条件構成項目の各々について、当該項目を満たしているか否かの判定に係る判定基準を設定して、当該自動撮影条件を設定する機能と、
前記自動撮影条件を満たしているか否かを前記判定基準を満たしているか否かに応じて判定する機能と、
前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する機能と、
を実現させることを特徴としている。
本発明によれば、ユーザ所望の写真を簡便に得ることができる。
本発明を適用した実施形態1の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置の画像表示部に表示された自動撮影条件設定画面の一例を模式的に示す図である。 図1の撮像装置の背面図であり、オートシャッター撮影処理に係る画面の一例を模式的に示す図である。 図1の撮像装置の背面図であり、オートシャッター撮影処理に係る画面の一例を模式的に示す図である。 図1の撮像装置によるオートシャッター撮影処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図5のオートシャッター撮影処理の自動撮影条件判定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 変形例1の撮像装置の画像表示部に表示された自動撮影条件設定画面の一例を模式的に示す図である。 図7の撮像装置の自動撮影条件判定処理を説明するための被写体の模式図である。 変形例2の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
実施形態1の撮像装置100は、複数種の選択可能自動撮影条件の中から選択可能自動撮影条件を少なくとも一つ任意に設定してオートシャッター撮影処理を行う。
より詳しくは、撮像装置100は、複数種の選択可能自動撮影条件を用いて、自動撮影条件を任意に設定可能であり、この自動撮影条件を満たすとオートシャッター撮影処理が行われる。
(ブロック図の説明)
撮像装置100は、図1に示すように、撮像部1と、撮像補助部2と、表示部3、操作部4と、記録媒体5と、集音部6と、制御部7等を備えて構成されている。
撮像部1は、撮像レンズ群11と、電子撮像部12と、映像信号処理部13と、画像メモリ14と、撮影制御部15等を備えている。
撮像レンズ群11は、複数の撮像レンズから構成されている。
電子撮像部12は、撮像レンズ群11を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等の撮像素子から構成されている。
映像信号処理部13は、電子撮像部12から出力される画像信号に対して所定の画像処理を施すものである。
画像メモリ14は、画像処理後の画像信号を一時的に記憶する。
撮影制御部15は、CPU71の制御下にて、電子撮像部12及び映像信号処理部13を制御する。具体的には、撮影制御部15は、電子撮像部12に所定の露出時間で被写体を撮像させ、当該電子撮像部12の撮像領域から画像信号を所定のフレームレートで読み出す処理の実行を制御する。
上記構成の撮像部1は、被写体を撮像して撮像画像データ(画像信号)を取得する撮像手段を構成している。
撮像補助部2は、撮像部1による被写体の撮像の際に駆動するものであり、例えば、フォーカス駆動部21と、ズーム駆動部22等を備えている。
フォーカス駆動部21は、撮像レンズ群11に接続されたフォーカス機構部(図示略)を駆動させる。
ズーム駆動部22は、撮像レンズ群11に接続されたズーム機構部(図示略)を駆動させる。
なお、フォーカス駆動部21及びズーム駆動部22は、撮影制御部15に接続され、撮影制御部15の制御下にて駆動する。
表示部3は、撮像部1により撮像された画像を表示するものであり、表示画面を撮像装置100の背面側から露出させるように配設されている(図3(a)等参照)。また、表示部3は、例えば、表示制御部31と、画像表示部32等を備えている。
表示制御部31は、CPU71から適宜出力される表示データを一時的に保存するビデオメモリ(図示略)を備えている。
画像表示部32は、表示制御部31からの出力信号に基づいて表示画面に所定の画像や情報を表示する。
即ち、画像表示部32は、自動撮影条件設定処理(詳細後述)にて、自動撮影条件設定画面G1(図2参照)を表示する。ここで、自動撮影条件設定画面G1は、図2に示すように、「止まったら」、「笑ったら」、「音が鳴ったら」、「正面を向いたら」、「目が開いたら」、「口が止まったら」等の選択設定可能な自動撮影条件の候補として規定されている複数種の選択可能自動撮影条件の項目と各項目を選択用のボタン「○」とが対応付けられたものである。そして、これら複数種の自動撮影条件の項目の中から、例えば、「止まったら」、「笑ったら」、「正面を向いたら」等の所望の項目を選択設定することで、白抜き(ドットなし)の「○」が所定の色で着色された表示(ドット表示)「●」となる(図2参照)。
なお、複数種の選択可能自動撮影条件の項目のうち、ユーザによるカーソルボタンc1の所定操作に基づいて現に選択されている項目「笑ったら」は、背景部分が所定の色で着色された表示(ドット表示)とされている。
また、画像表示部32は、撮像部1により撮像されるプレビュー画像を表示し、このとき、自動撮影条件設定処理(詳細後述)にて設定された自動撮影条件と関連した撮像状態に係る撮像時状態画面Cを逐次リアルタイムで表示する(図3(a)〜図3(c)参照)。
具体的には、撮像時状態画面Cは、設定された選択可能自動撮影条件(例えば、「止まったら」、「笑ったら」、「正面を向いたら」;図3(a)〜図3(c)参照)等に応じた撮像状態の変動をレベルバー形態でOSD表示する。例えば、図3(a)〜図3(c)に示すように、画像表示部32のやや下よりの位置に、選択可能自動撮影条件「止まったら」と関連付けられた「ぶれ」、選択可能自動撮影条件「笑ったら」と関連付けられた「笑顔」、選択可能自動撮影条件「正面を向いたら」と関連付けられた「顔の向き」の各項目について5段階のレベルで表示する。そして、選択可能自動撮影条件の各項目について、選択可能自動撮影条件判定処理(詳細後述)にて所定の基準値を満たしていると判定された場合には、5段階のレベルバーの左から4つ目までが着色された状態となって、その右側に「OK!」が表示され、また、ほぼ完全に満たしていると判定された場合には、5つ全てのレベルバーが着色された状態となって「Perfect!」が表示される(図3(c)参照)。一方、所定の基準値を満たしていないと判定された場合には、その程度に応じて何れのレベルバーが着色されないか、或いは、1〜3つのレベルバーが左から順に着色された状態となって「NG!」が表示される(図3(a)及び図3(b)参照)。
また、画像表示部32は、撮像部1による被写体の撮像後に、記録媒体5に記録される本画像の確認用のレックビュー画像(被写体画像)を一時的に表示し、このとき、撮像後状態表示手段として、レックビュー画像と共に自動撮影条件と関連した撮像状態に係る撮像後状態画面を表示する。このとき表示した自動撮影条件と関連した撮影状態に係るデータは、撮影された撮影画像と共に記録媒体5に記憶される。なお、撮像後状態画面は、例えば、被写体の本撮像が指示された際における撮像時状態画面C(図3(c)参照)と略同等のものであっても良い。
これにより、被写体の撮像後に、実際に撮像が行われた際の撮像状態の把握をより好適に行うことができる。
撮像時状態画面Cやこの撮像時状態画面Cと略同様の撮影後状態画面は、例えば、後述する表示設定ボタン41dを所定操作することにより、表示のオンオフを含む複数の表示形態を切替可能になっており、レックビューで表示するのは、撮影した被写体画像のみであっても良いし、撮像時状態画面Cと略同様の撮影後状態画面のみとする設定も可能である。
操作部4は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものであり、例えば、操作入力部41と、入力回路42等を備えている。
操作入力部41は、シャッターボタン41a、メニューボタン41b、選択決定用ボタン41c、表示設定ボタン41d等を備えている。
シャッターボタン41aは、例えば、撮像装置100の上面側に設けられ(図3(a)等参照)、撮像部1による被写体の撮像を指示する。
メニューボタン41bは、例えば、撮像装置100の背面側に設けられ(図3(a)等参照)、オートシャッター撮影処理やセルフタイマー撮影処理等の各種メニューの表示を指示する。
選択決定用ボタン41cは、例えば、メニューボタン41bの下側に設けられ(図3(a)等参照)、各種項目の選択を行うカーソルボタンc1と、これらカーソルボタンc1の内側に設けられ、カーソルボタンc1の操作により選択された項目の決定用のEnterボタンc2等を備えている。
表示設定ボタン41dは、例えば、選択決定用ボタン41cの下側に設けられ(図3(a)等参照)、画像表示部32に表示される表示内容を切り替えるためのものである。
入力回路42は、操作入力部41から出力され入力された操作信号をCPU71に入力するためのものである。
記録媒体5は、例えば、カード型の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)やハードディスク等により構成されている。
また、記録媒体5は、撮像部1による被写体の撮像後に、自動撮影条件設定処理(詳細後述)にて設定された自動撮影条件と、撮像部1により生成された撮像画像データと、当該自動撮影条件と関連した被写体の撮像状態、即ち、撮像状態が「OK!」であったのか、或いは「Perfect!」であったのか等の撮像状態を対応付けて記録する。
ここで、記録媒体5は、自動撮影条件と撮像画像データを対応付けて記録する撮影条件記録手段を構成するとともに、撮像状態と撮影画像データとを対応付けて記録する撮像状態記録手段を構成する。
集音部6は、例えば、図示は省略するが、マイクやアンプ等を備えている。また、集音部6は、オートシャッター撮影処理にて、自動撮影条件として「音が鳴ったら」が選択設定された状態で、周囲から発せられた所定の音を集音した場合に、所定の撮影指示信号をCPU71に出力する。
さらに、特定の人物の音声や特定のキーワードを事前に録音しておくことにより、録音データを音声認証して、特定の人物の音声、又は特定のキーワード、又はそれらの組み合わせによる集音レベルを撮影状態として表示するものとしても良い。
制御部7は、撮像装置100の各部を制御するものであり、例えば、CPU71と、プログラムメモリ72と、データメモリ73等を備えている。
CPU71は、プログラムメモリ72に記憶された撮像装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行うものである。
データメモリ73は、例えば、フラッシュメモリ等により構成され、CPU71によって処理されるデータ等を一時記憶する。
プログラムメモリ72は、CPU71の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶するものである。具体的には、プログラムメモリ72は、自動撮影条件設定プログラム72a、自動撮影条件判定プログラム72b、撮像状態表示制御プログラム72c、判定開始時設定プログラム72d、自動撮像指示制御プログラム72e等を記憶している。
(プログラムの説明)
自動撮影条件設定プログラム72aは、複数種の選択可能自動撮影条件の中から選択可能自動撮影条件を少なくとも一つ任意に設定する自動撮影条件設定処理に係る機能を実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU71が自動撮影条件設定プログラム72aを実行することで、ユーザによる操作入力部41のメニューボタン41bの所定操作に基づいてオートシャッター撮影処理が選択されると、画像表示部32は自動撮影条件設定画面G1を表示して、カーソルボタンc1やEnterボタンc2等の選択決定用ボタン41cの所定操作に基づいて、複数種の選択可能自動撮影条件の中から任意の選択可能自動撮影条件を少なくとも2つ(例えば、「止まったら」、「笑ったら」、「正面を向いたら」等;図2参照)選択して設定する。ここで補足説明を行なうと、選択可能自動撮影条件は、少なくとも1つ選択すれば動作するものであるが、実施例の説明並びに本発明の構成をわかりやすくするために少なくとも2つの選択可能自動撮影条件を選択して設定しているものである。
ここで、CPU71と操作入力部41は、複数種の選択可能自動撮影条件の中から選択可能自動撮影条件を少なくとも一つ任意に設定する自動撮影条件設定手段を構成している。ここでは、複数種の選択可能自動撮影条件の中から任意の選択可能自動撮影条件を設定することで、自動撮影条件を決定している。
また、自動撮影条件は、一度した設定を記憶しておくことができる構成とすることが望ましい。さらに、最後に設定した設定のみを記憶しておくことが望ましい。これにより、使用者の利便性が向上する。
ここで、複数種の選択可能自動撮影条件とは、項目毎に分類されているものであり、各項目について満たしているか否かの判定に係る重要度(詳細については、変形例1に後述する)を考慮するものではない。具体的には、選択可能自動撮影条件としては、例えば、「止まったら」、「笑ったら」、「音が鳴ったら」、「正面を向いたら」、「目が開いたら」、「口が止まったら」等が挙げられる。
自動撮影条件判定プログラム72bは、CPU71を自動撮影条件判定手段として機能させるものである。即ち、自動撮影条件設定プログラムで設定された自動撮影条件が満たされたかを判定する。また、自動撮影条件判定プログラム72bは、後述する選択可能自動撮影条件判定プログラムを包含している。即ち、各選択可能自動撮影条件が所定の状態になった場合に、自動撮影条件は満たされたと判断されるものであるからである。
選択可能自動撮影条件判定プログラムは、CPU71を選択可能自動撮影条件判定手段として機能させるものである。即ち、選択可能自動撮影条件判定プログラムは、自動撮影条件設定処理にて設定された各選択可能自動撮影条件を満たしているか否かを判定する処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU71が選択可能自動撮影条件判定プログラムを実行することで、ユーザによるシャッターボタン41aの押下操作後に、自動撮影条件設定処理にて設定された複数の自動撮影条件、例えば、「止まったら」、「笑ったら」、「正面を向いたら」等の自動撮影条件を満たしているか否かを判定する。
例えば、選択可能自動撮影条件「笑ったら」を満たしているか否かを判定する場合、図4(a)及び図4(b)に示すように、所定の顔検出処理にて検出された顔(図4(a)及び図4(b)にあっては、略矩形状の枠Wが重畳表示された部分)の表情を認識することにより、笑っているか否かを判定する。例えば、笑っていないと判定された場合(図4(a)参照)には選択可能自動撮影条件を満たさず、一方、笑ったと判定された場合(図4(b)参照)には選択可能自動撮影条件を満たしていると判断する。
なお、後述するように、笑っている状態を笑っていない状態の間である所定の状態で選択可能自動撮影条件を満たすと判断するように構成することも可能である。
なお、顔検出処理とは、ここでは、複数の撮像画像データのうち、一の撮像画像データ(画像フレーム)について顔探索枠を所定方向に走査して、目、鼻、ロなどに相当する特徴部分(顔パーツ)を特定して、各顔パーツの位置関係から顔であるか否かを判定し、顔であると判定されると当該探索枠領域を顔領域として検出する処理であるが、これに限らなくとも良い。
また、選択可能自動撮影条件「止まったら」は、例えば、撮像部1により生成された撮像画像データに基づいて、被写体のぶれがなくなったか否かに基づいて止まったか否かを判定する。
また、「目が開いたら」、「口が止まったら」、「正面を向いたら」は、「笑ったら」と略同様に、顔検出処理にて検出された顔の表情認識により判定する。
また、「音が鳴ったら」は、集音部6による集音結果に基づいて、所定の音が発せられたか否かを判定する。
撮像状態表示制御プログラム72cは、CPU71を撮像状態逐次表示制御手段として機能させるものである。即ち、撮像状態表示制御プログラム72cは、自動撮影条件判定処理による自動撮影条件を満たしているか否かの判定結果に基づいて、撮像部1により撮像された被写体画像の自動撮影条件と関連した撮像状態に係る撮像時状態画面Cを画像表示部32にリアルタイムで表示させる撮像状態表示処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。
具体的には、図3(a)〜図3(c)に示すように、CPU71が撮像状態表示制御プログラム72cを実行することで、自動撮影条件判定処理による各自動撮影条件を満たしているか否かの判定結果に応じて、各選択可能自動撮影条件について5段階のレベルで表される撮像時状態画面Cを表示する。例えば、被写体が動いている場合には、自動撮影条件判定処理にて選択可能自動撮影条件「止まったら」を満たしていないと判定されるため、「ブレ」のレベルバーが1〜3つ着色された状態となる(図3(a)にあっては、1つのレベルバーのみを着色表示した状態を表している)。これに対して、被写体の動きが止まると、選択可能自動撮影条件「止まったら」を満たしていると判定されて、「ブレ」のレベルバーが4つ以上着色された状態となる(図3(b)及び図3(c)にあっては、4つのレベルバーを着色表示した状態を表している)。
ここで、レベル4の状態はほぼブレがとまった状態であり、レベル5の状態はほぼブレがとまった状態が所定時間以上継続した状態としても良いし、また、レベル4の状態はほぼブレがとまった状態であり、レベル5の状態はレベル4の状態よりブレがとまった状態としても良い。
また、被写体が笑っていない場合には、自動撮影条件判定処理にて選択可能自動撮影条件「笑ったら」を満たしていないと判定されるため、「笑顔」のレベルバーが1〜3つ着色された状態となる(図3(a)及び図3(b)にあっては、1つのレベルバーのみを着色表示した状態を表している)。これに対して、被写体が笑った状態となると、選択可能自動撮影条件「笑ったら」を満たしていると判定されて、「笑顔」のレベルバーが4つ以上着色された状態となる(図3(c)にあっては、5つのレベルバー全てを着色表示した状態を表している)。
ここで、レベル4の状態は笑っている状態であり、レベル5の状態は笑っている状態が所定時間以上継続した状態としても良いし、また、レベル4の状態は笑っている状態であり、レベル5の状態はレベル4の状態より笑っている状態としても良い。
つまり、レベル5の状態は、レベル4の状態が所定時間以上継続している状態としても良い。
判定開始時設定プログラム72dは、自動撮影条件判定処理による自動撮影条件を満たしているか否かの判定開始時を所定の操作から所定時間経過後に設定する処理に係る機能を実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU71が判定開始時設定プログラム72dを実行することで、ユーザによる操作入力部41のメニューボタン41bの所定操作に基づいてセルフタイマー撮影処理が選択されると、セルフタイマー機能により、自動撮影条件の判定開始時をシャッターボタン41aが押下操作されてから所定時間経過後に設定する。
ここで、CPU71と操作入力部41は、自動撮影条件判定処理の判定開始時を所定の操作から所定時間後に設定する判定開始時設定手段を構成している。
自動撮像指示制御プログラム72eは、CPU71を自動撮像指示制御手段として機能させるものである。即ち、自動撮像指示制御プログラム72eは、自動撮影条件判定処理にて自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、撮像部1による被写体の本画像の撮像を指示する処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU71が自動撮像指示制御プログラム72eを実行することで、自動撮影条件判定処理にて自動撮影条件を満たしていると判定されると、撮像部1に画像記録用の本画像を撮像させて当該本画像の撮像画像データの取得を指示する。
(フローチャートの説明)
次に、オートシャッター撮影処理について図5及び図6を参照して詳細に説明する。
ここで、図5は、オートシャッター撮影処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、先ず、ユーザによる操作入力部41のメニューボタン41bの所定操作に基づいてオートシャッター撮影処理が選択されると(ステップS1)、CPU71は、プログラムメモリ72内の自動撮影条件設定プログラム72aを実行して、画像表示部32に自動撮影条件設定画面G1を表示させて、選択決定用ボタン41cの所定操作に基づいて複数種の選択可能自動撮影条件の中から選択可能自動撮影条件を任意に設定して自動撮影条件を設定する(ステップS2;自動撮影条件設定処理)。
なお、選択可能自動撮影条件は、「止まったら」、「笑ったら」、「音が鳴ったら」、「正面を向いたら」、「目が開いたら」、「口が止まったら」等の各項目について順に1から番号を付してデータメモリ73に一時的に格納する。
次に、ユーザによる操作入力部41のメニューボタン41bの所定操作に基づいてセルフタイマー撮影処理が選択されると(ステップS3)、CPU71は、プログラムメモリ72内の判定開始時設定プログラム72dを実行して、(選択可能自動撮影条件の判定を包含する)自動撮影条件の判定開始時をシャッターボタン41aが押下操作されてから所定の時間経過後に設定する(ステップS4)。
その後、ユーザによる操作入力部41のシャッターボタン41aの所定操作に基づいて(ステップS5)、CPU71は、セルフタイマー撮影処理が設定されているか否かを判定して(ステップS51)、セルフタイマー撮影処理が設定されている場合には(ステップS51;YES)、図示しないタイマーによる計時を開始させて(ステップS6)、計時される時間が所定の設定時間(判定開始時)に達したか否かを判定する(ステップS7)。ここで、判定開始時に達したと判定されると(ステップS7;YES)、CPU71は、プログラムメモリ72内の自動撮影条件判定プログラム72bを実行して、自動撮影条件設定処理にて設定された自動撮影条件を満たしているか否かを判定する自動撮影条件判定処理を行う(ステップS8)。
また、ステップS51にて、セルフタイマー撮影処理が設定されていない場合には(ステップS51;NO)、CPU71は、ステップS8の自動撮影条件判定処理を行う。
以下に、自動撮影条件判定処理について図6を参照して詳細に説明する。
ここで、図6は、自動撮影条件判定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、自動撮影条件判定処理にあっては、先ず、CPU71は、自動撮影条件の判定順序に係る番号Nを「1」として(ステップS81)、複数種の選択可能自動撮影条件のうち、1番目の選択可能自動撮影条件(例えば、「止まったら」;図2参照)をデータメモリ73から読み出して(ステップS82)、当該選択可能自動撮影条件が設定されているか否かを判定する(ステップS83)。
ステップS83にて、1番目の選択可能自動撮影条件が設定されていると判定されると(ステップS83;YES)、CPU71は、所定時間以内に当該選択可能自動撮影条件を満たしているか否かを判定するとともに(ステップS84)、撮像状態表示制御プログラム72cを実行して、当該判定結果に基づいて撮像状態の変動に係る撮像状態画面C(図3(a)〜図3(c)参照)を画像表示部32にリアルタイム表示させる。
ここで、当該自動撮影条件を満たしていると判定されると(ステップS84;YES)、CPU71は、複数種の選択可能自動撮影条件の中で未だ判定処理を行っていない他の選択可能自動撮影条件があるか否かを判定する(ステップS85)。このとき、1番目の選択可能自動撮影条件について判定する場合、ステップS85にて、「YES」と判定されて、CPU71は、選択可能自動撮影条件の判定順序に係る番号Nを「+1」インクリメントして(ステップS86)、ステップS82に移行して、2番目の選択可能自動撮影条件(例えば、「笑ったら」;図2参照)についてそれ以降の処理を行う。
一方、ステップS83にて、読み出された選択可能自動撮影条件が設定されていないと判定されると(ステップS83;NO)、CPU71は、ステップS85に移行して、他の選択可能自動撮影条件があるか否かを判定する(ステップS85)。
また、ステップS84にて、選択可能自動撮影条件を満たしてないと判定されると(ステップS84;NO)、CPU71は、ステップS81に移行して、1番目の選択可能自動撮影条件についてそれ以降の処理を行う。
上記のようにして、複数種の選択可能自動撮影条件の全てについての判定を行って、ステップS85にて、複数種の選択可能自動撮影条件の中で未だ判定処理を行っていない残りの選択可能自動撮影条件がないと判定されると(ステップS85;NO)、CPU71は、自動撮影条件を満たしたものと判断して自動撮影を行う。より具体的には、プログラムメモリ72内の自動撮像指示制御プログラム72eを実行して、撮像部1に画像記録用の本画像を撮像させて(ステップS9)、当該本画像に係る撮像画像データを記録媒体5に記録させる(ステップS10)。
このとき、撮像画像データと共に、自動撮影条件を関連付けて記録すると共に、自動撮影条件を満たしたとき、各選択可能自動撮影条件がどのような状態で自動撮影条件を満たしたか、自動撮影条件を満たした時の状態データも、関連付けて記録しておくこととする。
これにより、後で撮影画像を確認するときに、どのような自動撮影条件で撮影して、自動撮影時の自動撮影条件の状態であったのか、確認することが可能となる。
そして、CPU71は、撮像後状態表示制御手段として、所定のプログラム(図示略)を実行して、画像表示部32に本画像の確認用のレックビュー画像と共に、設定された自動撮影条件と関連した撮像状態に係る撮像後状態画面を一時的に表示させる(ステップS11)。
なお、レックビューの画面は前述したとおり、表示設定ボタン41dの押下により表示形態を変更可能である。
以上のように、実施形態1の撮像装置100によれば、オートシャッター撮影処理にて、自動撮影条件設定画面G1内で、複数種の選択可能自動撮影条件の中から複数種の選択可能自動撮影条件を任意に設定して、当該複数種の選択可能自動撮影条件を全て満たしていると判定された場合に、撮像部1による被写体画像の本撮像を指示するので、任意に設定された自動撮影条件で自動撮影処理を行うことができ、ユーザ所望の写真を簡便に得ることができる。
このとき、複数種の選択可能自動撮影条件を適宜組み合わせることができるので、自動撮影にて、より失敗の少ない写真を得ることができるだけでなく、選択可能自動撮影条件の組み合わせを適宜変更することによって、よりユーザの意向に沿った写真を得ることができ、より利便性の高い撮像装置100を提供することができる。
また、被写体画像の自動撮影条件と関連した撮像状態を画像表示部32にリアルタイムで表示させることにより、シャッターボタン41aを操作する人に現在の撮像状態を報知して、満たしていない自動撮影条件などを被写体である人物に教示させることができることとなって、被写体の撮像をより好適に行うことができる。
さらに、被写体の撮像後に、自動撮影条件と撮像画像データと被写体の撮像状態とを対応付けて記録媒体5に記録することができるので、ユーザは各撮像画像データの自動撮影条件や被写体の撮像状態を把握することができる。例えば、本実施形態にあっては、5段階のレベルバー表示の4つ以上のレベルバーが表示される程度で自動撮影条件の基準値を満たすことになるが、当該自動撮影条件とともに被写体の撮像状態を記録しておくことにより、レベルバーが4つ表示されて撮像された「OK!」レベルのものであるか、若しくは、5つ表示されて撮像された「Perfect!」レベルのものであるかを判断することができる。
また、セルフタイマー機能により、自動撮影条件の判定開始時をシャッターボタン41aが押下操作されてから所定時間経過後に設定することができ、シャッターボタン41aの操作後、直ちに被写体の撮像が行われることを防止することができる。
例えば、集合写真でシャッターボタン41aを操作する人物も一緒に写りたい場合などに、シャッターボタン41aの押下操作後、直ちに被写体の撮像が行われると、当該操作を行う人物は写れなくなるが、セルフタイマー機能により、シャッターボタン41aの操作タイミングと自動撮影条件の判定開始タイミングをずらすことで、操作を行う人物も余裕をもって集合写真に写ることができる。
なお、上記実施形態にあっては、設定された各選択可能自動撮影条件の判定処理にて、所定の基準レベル以上となった場合に、当該選択可能自動撮影条件を満たすと判定するようにしたが、これに限られるものではなく、所定の基準レベルと一致した場合や、所定レベル以下となった場合に、選択可能自動撮影条件を満たすと判定するようにしても良い。これにより、選択可能自動撮影条件の幅を拡げることができ、よりユーザの意向に沿った写真を得ることができる。
例えば、証明写真等の笑顔でない写真が欲しい場合には、選択可能自動撮影条件「笑ったら」を所定レベル以下となった場合に、当該自動撮影条件を満たすと判定するような構成とすることで対応することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
以下に、撮像装置100の変形例について説明する。
<変形例1>
変形例1の撮像装置は、複数種の選択可能自動撮影条件の各々について重要度を設定して、当該重要度を撮像指示基準としてオートシャッター撮影処理を行う。
即ち、上記実施形態においては、ステップS2において選択可能自動撮影条件の設定(選択)を行っているが、上記実施形態において、全ての選択可能自動撮影条件の中から任意の選択可能自動撮影条件を選択した上で、選択した選択可能自動撮影条件について、下記の通り重要度を設定する。
なお、変形例1の撮像装置は、選択可能自動撮影条件の重要度の設定に係る構成以外の点では上記実施形態と略同様であるので、同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
つまりここでは、自動撮影条件設定処理にて、CPU71が自動撮影条件設定プログラム72aを実行することで、画像表示部32に自動撮影条件設定画面G2を表示させて、カーソルボタンc1やEnterボタンc2等の選択決定用ボタン41cの所定操作に基づいて、複数種の選択可能自動撮影条件の各々について当該条件を満たしているか否かの判定に係る重要度(判定基準)を設定する。
具体的には、図7に示すように、自動撮影条件設定画面G2は、「止まったら」、「笑ったら」、「音が鳴ったら」、「正面を向いたら」、「目が開いたら」、「口が止まったら」等の複数種の選択可能自動撮影条件の項目について、その重要度を星(「☆」及び「★」)の数で表している。
選択可能自動撮影条件の重要度は、所定の色で着色された表示(ドット表示)の星「★」の数が多いほど、重要度が高いことを表しており、重要度を高くすると白抜き(ドットなし)の星「☆」が所定の色で着色された表示の星「★」となる(図7参照)。例えば、選択可能自動撮影条件「止まったら」は、ドット表示の星「★」の数が3つであり、最も重要度が高く、選択可能自動撮影条件「笑ったら」及び「目が開いたら」は、ドット表示の星「★」の数が2つであり、その次に重要度が高く、選択可能自動撮影条件「正面を向いたら」は、ドット表示の星「★」の数が1つであり、その次に重要度が高く、選択可能自動撮影条件「音が鳴ったら」及び「口が止まったら」は、ドット表示の星の数が「0」、即ち、白抜きの星「☆」の数が3つであり、重要度が最も低くなっている。
なお、複数種の選択可能自動撮影条件の項目のうち、ユーザによるカーソルボタンc1の所定操作に基づいて現に選択されている項目「笑ったら」は、背景部分が所定の色で着色された表示(ドット表示)とされている。
このように、CPU71と操作入力部41は、複数種の選択可能自動撮影条件の各々について、オートシャッター撮影処理における撮像指示に係る撮像指示基準を設定する基準設定手段を構成している。
そして、CPU71は、プログラムメモリ72内の自動撮影条件判定プログラム72bを実行すると、それに応じて選択可能自動撮影条件判定プログラムも併せて実行して、自動撮影条件設定処理にて設定された複数種の選択可能自動撮影条件に係る撮像指示基準を満たしているか否かを判定する。具体的には、例えば、選択可能自動撮影条件「正面を向いたら」の重要度にあっては、最も重要度の高い場合(ドット表示の星「★」の数が3つ)、被写体の人物の顔が略正面を向いている場合にのみ(図8(a)参照)、判定基準(選択可能自動撮影条件)を満たしていると判定し、次に重要度の高い場合(ドット表示の星「★」の数が2つ)、被写体の人物の顔が略正面を向いている場合と斜めを向いている場合に(図8(a)及び図8(b)参照)、判定基準を満たしていると判定し、次に重要度の高い場合(ドット表示の星「★」の数が1つ)、被写体の人物の顔が略正面を向いている場合と斜めを向いている場合と横を向いている場合に(図8(a)〜図8(c)参照)、判定基準を満たしていると判定し、重要度が最も低い場合(ドット表示の星の数が「0」)、人物の顔の向きは関係なく選択可能自動撮影条件を満たしていると判定する。
ここで、CPU71は、自動撮影条件設定処理にて設定された複数の判定基準を満たしているか否かを判定する判定基準判定手段として機能する。
つまり、設定された複数種の選択可能撮影条件の判定基準より、自動撮影条件を決定して、自動撮影条件を満たしているか否かを判定するように機能する。
そして、自動撮影条件判定処理にて、複数種の選択可能自動撮影条件に係る判定基準を全て満たしていると判定されると、CPU71は、プログラムメモリ72内の自動撮像指示制御プログラム72eを実行して、撮像部1に画像記録用の本画像の撮像を指示する。
従って、変形例1の撮像装置によれば、複数種の選択可能自動撮影条件の設定をより細かくすることができるので、各選択可能自動撮影条件についての重要度を考慮してオートシャッター撮影処理を行うことができる。即ち、選択可能自動撮影条件の重要度の高低を変更することにより、自動撮影条件の設定の幅を拡げることができ、よりユーザの意向に沿った写真を得ることができる。
なお、上記変形例1にあっては、自動撮影条件判定処理にて、設定された複数種の選択可能自動撮影条件に係る判定基準を全て満たしていると判定された場合に、画像記録用の本画像を撮像するようにしたが、これに限られるものではなく、複数種の判定基準のうちの少なくとも一つを満たしていると判定した場合に、本画像を撮像するようにしても良い。
また、重要度とは、単なるデータの重み付けとしてもよく、星「★」3つの場合は100%、星「★」2つの場合は75%、星「★」1つの場合は50%、星「★」無しの場合は25%又は当該機能をオフするというような構成としても構わない。
また、全ての項目を満たさなくとも、各データと重みとの積を各項目毎に算出し、その総和が所定条件以上になった時にシャッターを行う構成としても良い。
さらに、上記変形例1にあっては、任意の選択可能自動撮影条件を選択した上で、選択した選択可能自動撮影条件について重要度を設定することとしたが、このようではなくとも構わず、全ての選択可能自動撮影条件(自動撮影条件構成項目)について重要度を設定するように構成しても良い。この場合に、全ての選択可能自動撮影条件について重要度を設定した上で、その中から任意の選択可能自動撮影条件を選択して自動撮影条件を決定して撮影を行うように構成しても当然構わない。
また、上記実施形態及び変形例1にあっては、設定した全ての選択可能自動撮影条件を満たした場合に撮影を行うように構成したが、このようではなくとも構わず、設定した選択可能自動撮影条件のうち、所定数の選択可能自動撮影条件を満たしたら撮影を行うように構成しても構わない。
より具体的には、動き回る子供を撮影する場合、設定した選択可能撮影条件を全て満たすことは困難であるため、上記したとおり、設定した選択可能自動撮影条件のうち、所定数の選択可能自動撮影条件を満たした場合に、自動撮影条件を満たしたと判断して自動撮影を行うように構成することが好ましい場合がある。
これにより、全ての撮影条件を満たすのが難しいような撮影状況の場合にも、本発明に係る自動撮影を適用することができる。
また、更に深化させて、必ず満たす必要がある第一の選択可能自動撮影条件と、必ずしも満たす必要がない第二の選択可能自動撮影条件とを設定し、全ての第一の選択可能自動撮影条件と、第二の選択可能自動撮影条件のうち、所定数の選択可能自動撮影条件を満たした場合に、自動撮影条件を満たしたものと判断して自動撮影を行うように構成しても構わない。
これにより、より所望の状態に近い撮影を行うことが可能となる。
要約すると、上記した3つの撮影モードは、
1;全ての選択可能自動撮影条件を満たした場合に自動撮影
2;所定数の選択可能自動撮影条件を満たした場合に自動撮影
3;全ての第一の選択可能自動撮影条件と、所定数の第二の選択可能自動撮影条件を満たした場合に自動撮影
となり、これら3つの撮影モードの中から1つを任意に選択可能に構成しても良い。ここで、撮影モードの選択は、図5のフローチャートのステップS1で行うこととする。
また、これら3つの撮影モードは、図5のフローチャートのステップS2と、ステップS8における自動撮影条件判定処理のプログラムの内容を変更することで実現することができる。
<変形例2>
変形例2の撮像装置200は、被写体から複数の人物を検出して、各人物について自動撮影条件を設定してオートシャッター撮影処理を行う。
なお、変形例2の撮像装置200は、複数人物検出処理に係る構成以外の点では上記実施形態と略同様であるので、同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、プログラムメモリ72は、自動撮影条件設定プログラム72a、自動撮影条件判定プログラム72b、撮像状態表示制御プログラム72c、判定開始時設定プログラム72d、自動撮像指示制御プログラム72eに加えて、複数人物検出プログラム72fを記憶している。
複数人物検出プログラム72fは、CPU71を複数人物検出手段として機能させるものである。即ち、複数人物検出プログラム72fは、撮像部1により撮像される被写体画像から複数の人物を検出する処理に係る機能をCPU71に実現させるためのプログラムである。具体的には、CPU71が複数人物検出プログラム72fを実行することで、撮像部1により生成された撮像画像データに基づいて、顔検出処理により被写体画像から複数の人物の顔を検出する。
そして、CPU71がプログラムメモリ72内の自動撮影条件設定プログラム72aを実行して、複数人物検出処理にて検出された複数の人物の各々について自動撮影条件を設定する。ここで、自動撮影条件の設定方法としては、例えば、各人物の顔と重畳表示された略矩形状の枠(図示略)を操作入力部41の所定操作に基づいて選択した後、所定の自動撮影条件設定画面(図示略)にて自動撮影条件を設定する方法が挙げられる。
その後、CPU71がプログラムメモリ72内の自動撮影条件判定プログラム72bを実行して、自動撮影条件設定処理にて設定された複数の人物に係る自動撮影条件を満たしているか否かを判定する。ここで、自動撮影条件の判定方法としては、例えば、図6におけるステップS81の前に、複数の人物の中で自動撮影条件の判定に係る人物を指定する処理を行って、指定された人物についてそれ以降の処理を行い、全て満たしていると判定された場合に、次の人物を指定して同様の処理を行うことで、複数の人物に係る自動撮影条件を全て満たしているか否かを判定する方法が挙げられる。
そして、自動撮影条件判定処理にて複数の人物に係る自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、CPU71が自動撮像指示制御プログラム72eを実行して、撮像部1に画像記録用の本画像の撮像を指示する。
従って、変形例2の撮像装置200によれば、被写体に複数の人物が含まれている場合であっても、オートシャッター撮影処理にて、複数の人物について任意に自動撮影条件を設定することができ、ユーザ所望の写真を簡便に得ることができる。
例えば、家族写真を自動撮影する場合に、父親や母親といった大人と赤ちゃんとで個別に自動撮影条件を設定することができるので、赤ちゃんの動きが落ち着かない場合や寝ている場合であっても、赤ちゃんについては、「止まったら」や「正面を向いたら」や「目が開いたら」等の所定の自動撮影条件を設定しなかったり、設定しても自動撮影条件の判定基準をより緩やかにすることで、ユーザ所望の写真を得ることができる。
なお、上記変形例2にあっては、複数の人物に係る自動撮影条件を全て満たしていると判定した場合に、CPU71は、本画像の撮像を指示するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、画角内の略中心に存する人物から自動撮影条件の判定を行うようにして、少なくとも当該人物に係る自動撮影条件を満たしていると判定した場合に、本画像の撮像を指示するようにしても良い。
さらに、変形例2の撮像装置200にて、画像表示部32にリアルタイムで被写体の撮像状態に係る撮像時状態画面Cを表示する場合、自動撮影条件を満たしていない人物に係るもののみを表示するようにしても良いし、複数の人物について切り替えて表示するようにしても良い。
また、上記変形例2では、各人物に対応した複数の自動撮影条件を設定可能としたが、これに限られるものではなく、例えば、何れか一の自動撮影条件を設定するようにして、当該自動撮影条件を全員が満たしたら撮影するようにしても良いし、所定の人物(例えば、中央にいる人物)のみが満たしたら撮影するようにしても良い。
また、上記実施形態では、セルフタイマー撮影処理を行うようにしたが、これに限られるものではなく、ユーザによるシャッターボタン41aの所定操作後、直ちに自動撮影条件判定処理を行うようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、画像表示部32にリアルタイムで被写体の撮像状態を表示するようにしたが、これに限られるものではなく、被写体の撮像状態を他の報知手段により報知するようにしても良い。例えば、撮像装置100、200の正面側に撮像状態の変動を表示可能なLEDを設けたり、撮像状態に応じて異なる音声を発音するスピーカを搭載しても良い。
さらに、上記実施形態にあっては、自動撮影条件判定処理にて、設定された複数種の選択可能自動撮影条件の全てを満たしていると判定された場合に、画像記録用の本画像を撮像するようにしたが、これに限られるものではなく、複数種の選択可能自動撮影条件のうちの少なくとも一つを満たしていると判定した場合に、本画像を撮像するようにしても良い。
さらに、上記実施形態にあっては、各選択可能自動撮影条件の項目毎に合否の判定を行い、全ての項目が合格になったら撮影を行うように構成したが、これに限らず、各選択可能自動撮影条件の項目毎に点数を付けて、その合計点が所定点数以上になった時に撮影を行うように構成しても構わない。即ち、選択設定可能な自動撮影条件の候補として規定されている複数種の選択可能自動撮影条件の中から所定数の自動撮影条件を設定するのではなく、複数種の選択可能自動撮影条件の項目を組み合わせて一の自動撮影条件を設定するようにしても良い。
これにより、オートシャッターの設定の自由度を向上することができる。
また、上記実施形態並びに変形例1及び2にあっては、自動撮影条件を満たした場合に、自動撮影を行い1枚の静止画を撮影するように構成したが、このようではなくとも構わない。例えば、動画又は連写画像又はスルー画像として撮影し続けている画像の中から、自動撮影条件を満たしたタイミングの静止画像を記録するように構成しても良い。つまり、撮影は連続的に行われていて、自動撮影条件を満たした時には撮影された画像の記録のみを行うように構成しても良い。
また、撮像装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
さらに、選択可能自動撮影条件として、「止まったら」、「笑ったら」、「音が鳴ったら」、「正面を向いたら」、「目が開いたら」、「口が止まったら」を例示したが、これらに限られるものではなく、選択可能自動撮影処理の際に撮像を指示するか否かの判定基準として適用することができるものならば如何なるものであっても良い。
加えて、上記実施形態では、自動撮影条件設定手段、自動撮影条件判定手段、選択可能自動撮影条件判定手段、自動撮像指示制御手段、選択可能自動撮影条件判定手段、基準設定手段、判定開始時設定手段、複数人物検出手段、撮像状態逐次表示制御手段、撮像後状態表示制御手段としての機能を、CPU71によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路等から構成しても良い。
100、200 撮像装置
1 撮像部(撮像手段)
3 表示部
32 画像表示部
4 操作部
41 操作入力部(自動撮影条件設定手段、判定開始時設定手段、基準設定手段)
41a シャッターボタン
41b メニューボタン
41c 選択決定用ボタン
5 記録媒体(撮影条件記録手段、撮像状態記録手段)
71 CPU(自動撮影条件設定手段、自動撮影条件判定手段、自動撮像指示制御手段、選択可能自動撮影条件判定手段、基準設定手段、判定開始時設定手段、複数人物検出手段、撮像状態逐次表示制御手段、撮像後状態表示制御手段)

Claims (14)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    複数種の選択設定可能な選択可能自動撮影条件の中から少なくとも1つを任意に設定して自動撮影条件を設定する自動撮影条件設定手段と、
    前記自動撮影条件設定手段により設定された前記自動撮影条件を満たしているか否かを判定する自動撮影条件判定手段と、
    前記自動撮影条件判定手段により前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する自動撮像指示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記自動撮影条件設定手段は、複数種の選択可能自動撮影条件の中から少なくとも2つ設定し、
    前記自動撮影条件設定手段により設定された前記選択可能自動撮影条件を個別に満たしているか否かを判定する選択可能自動撮影条件判定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記自動撮影条件判定手段は、前記選択可能自動撮影条件判定手段により前記選択可能自動撮影条件を全て満たしていると判定された場合に、前記自動撮影条件を満たしていると判断することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記自動撮影条件判定手段は、前記選択可能自動撮影条件判定手段により前記選択可能自動撮影条件を所定数満たしていると判定された場合に、前記自動撮影条件を満たしていると判断することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記複数種の選択可能自動撮影条件の各々について、当該条件の判定に係る判定基準を設定する基準設定手段を備え、
    前記選択可能自動撮影条件判定手段は、前記基準設定手段により設定された前記判定基準を満たしているか否かを判定し、当該判定結果に応じて前記選択可能自動撮影条件を満たしているか否かを判定することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段による撮像後に、前記自動撮影条件設定手段により設定された前記自動撮影条件と、前記撮像手段により撮像され生成された画像情報とを対応付けて記録する撮影条件記録手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像手段による撮像後に、前記撮像手段により撮像され生成された画像情報と、前記自動撮影条件と関連した被写体の撮像状態とを対応付けて記録する撮像状態記録手段を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記自動撮影条件判定手段による前記自動撮影条件を満たしているか否かの判定開始時を所定の操作から所定時間経過後に設定する判定開始時設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記自動撮影条件判定手段による前記自動撮影条件を満たしているか否かの判定結果に基づいて、前記撮像手段により撮像された被写体画像の前記自動撮影条件と関連した撮像状態を逐次表示させる撮像状態逐次表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像手段による撮像後に、当該撮像手段により撮像された撮像時の被写体画像と、前記被写体画像の前記自動撮影条件と関連した撮像状態とを表示させる撮像後状態表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像手段により撮像される被写体から複数の人物を検出する複数人物検出手段を備え、
    前記自動撮影条件設定手段は、前記複数人物検出手段により検出された前記複数の人物について前記自動撮影条件を設定し、
    前記自動撮影条件判定手段は、前記自動撮影条件設定手段により設定された前記複数の人物に係る前記自動撮影条件を満たしているか否かを判定し、
    前記自動撮像指示制御手段は、前記自動撮影条件判定手段により前記複数の人物に係る前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像を指示することを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の撮像装置。
  12. 被写体を撮像する撮像手段と、
    自動撮影条件を構成する複数種の自動撮影条件構成項目の各々について、当該項目を満たしているか否かの判定に係る判定基準を設定して、当該自動撮影条件を設定する自動撮影条件設定手段と、
    前記自動撮影条件設定手段により設定された前記自動撮影条件を満たしているか否かを前記判定基準を満たしているか否かに応じて判定する自動撮影条件判定手段と、
    前記自動撮影条件判定手段により前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する自動撮像指示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  13. 被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置に、
    複数種の選択設定可能な選択可能自動撮影条件の中から少なくとも1つを任意に設定して自動撮影条件を設定する機能と、
    設定された前記自動撮影条件を満たしているか否かを判定する機能と、
    前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  14. 被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置に、
    自動撮影条件を構成する複数種の自動撮影条件構成項目の各々について、当該項目を満たしているか否かの判定に係る判定基準を設定して、当該自動撮影条件を設定する機能と、
    前記自動撮影条件を満たしているか否かを前記判定基準を満たしているか否かに応じて判定する機能と、
    前記自動撮影条件を満たしていると判定された場合に、前記撮像手段による被写体の撮像又は被写体画像の記録を指示する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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