JP2007150418A - カメラ及び画像再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレ量が補正可能なレベルであるか容易に判断可能なカメラを提供する。
【解決手段】被写体像を結像する撮像光学系10と、被写体像を取得する撮像部20と、撮像光学系10が受ける振動を検出する振動検出部62と、振動検出部62の出力に応じて撮像光学系10及び撮像部20の少なくとも一部を駆動するブレ補正駆動部63とを備えるカメラ1を、撮像部20が被写体像を取得する露光時間に応じて、ブレ補正駆動部63によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を演算するブレ許容量演算部80と、ブレ許容量を、振動検出部61の出力に応じて略リアルタイムに生成される実ブレ量とともに表示する表示部90とを備える構成とする。
【選択図】図3
【解決手段】被写体像を結像する撮像光学系10と、被写体像を取得する撮像部20と、撮像光学系10が受ける振動を検出する振動検出部62と、振動検出部62の出力に応じて撮像光学系10及び撮像部20の少なくとも一部を駆動するブレ補正駆動部63とを備えるカメラ1を、撮像部20が被写体像を取得する露光時間に応じて、ブレ補正駆動部63によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を演算するブレ許容量演算部80と、ブレ許容量を、振動検出部61の出力に応じて略リアルタイムに生成される実ブレ量とともに表示する表示部90とを備える構成とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、ブレ補正装置を備えたカメラ及びこのようなカメラによって生成された画像データを再生する画像再生装置に関するものである。
カメラのブレ補正装置は、光学系に加わる振動を検出し、この振動に応じて光学系の一部や撮像素子をシフト変位させて被写体像の像ブレを低減するものである。
従来、ブレ補正装置を備えたカメラは、振動検出部の出力に基づいて、現在のブレ量を表示するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このようなカメラは、表示されるブレ量が、撮像された画像のプリントやディスプレイ表示を観察しても許容される程度までブレ補正装置によって補正可能なレベルであるか判断することが困難である。
特開2005−26888号公報
従来、ブレ補正装置を備えたカメラは、振動検出部の出力に基づいて、現在のブレ量を表示するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このようなカメラは、表示されるブレ量が、撮像された画像のプリントやディスプレイ表示を観察しても許容される程度までブレ補正装置によって補正可能なレベルであるか判断することが困難である。
本発明の課題は、ブレ量が補正可能なレベルであるか容易に判断可能なカメラを提供することである。
また、本発明の他の課題は、撮像された画像におけるブレの影響を識別可能な画像表示装置を提供することである。
また、本発明の他の課題は、撮像された画像におけるブレの影響を識別可能な画像表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
請求項1の発明は、被写体像を結像する撮像光学系と、前記被写体像を取得する撮像部と、前記撮像光学系が受ける振動を検出する振動検出部と、前記振動検出部の出力に応じて、前記撮像光学系及び前記撮像部の少なくとも一部を駆動するブレ補正駆動部とを備えるカメラにおいて、前記撮像部が前記被写体像を取得する露光時間に応じて、前記ブレ補正駆動部によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を演算するブレ許容量演算部と、前記ブレ許容量を、前記振動検出部の出力に応じて略リアルタイムに生成される実ブレ量とともに表示する表示部とを備えることを特徴とするカメラである。
請求項1の発明は、被写体像を結像する撮像光学系と、前記被写体像を取得する撮像部と、前記撮像光学系が受ける振動を検出する振動検出部と、前記振動検出部の出力に応じて、前記撮像光学系及び前記撮像部の少なくとも一部を駆動するブレ補正駆動部とを備えるカメラにおいて、前記撮像部が前記被写体像を取得する露光時間に応じて、前記ブレ補正駆動部によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を演算するブレ許容量演算部と、前記ブレ許容量を、前記振動検出部の出力に応じて略リアルタイムに生成される実ブレ量とともに表示する表示部とを備えることを特徴とするカメラである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量及び前記実ブレ量は、画像上における複数の方向にそれぞれ対応したものが独立して表示されることを特徴とするカメラである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量は、前記撮像部によって取得された画像の出力予定サイズに応じて変化することを特徴とするカメラである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量及び前記実ブレ量は、数値、グラフの少なくとも一方によって表示されることを特徴とするカメラである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、前記撮像部によって取得された画像に関する画像データを、前記ブレ許容量及び前記実ブレ量に関する情報と関連付けて記録する記録部を備えることを特徴とするカメラである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のカメラにおいて、前記表示部は、前記記録部に記録された前記画像データを、対応する前記ブレ許容量及び前記実ブレ量とともに再生表示することを特徴とするカメラである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量に対する前記実ブレ量の大きさが所定値以上となったときに警報を出力する警報出力部を備えることを特徴とするカメラである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量は、前記撮像部によって取得された画像の出力予定サイズに応じて変化することを特徴とするカメラである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量及び前記実ブレ量は、数値、グラフの少なくとも一方によって表示されることを特徴とするカメラである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、前記撮像部によって取得された画像に関する画像データを、前記ブレ許容量及び前記実ブレ量に関する情報と関連付けて記録する記録部を備えることを特徴とするカメラである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のカメラにおいて、前記表示部は、前記記録部に記録された前記画像データを、対応する前記ブレ許容量及び前記実ブレ量とともに再生表示することを特徴とするカメラである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、前記ブレ許容量に対する前記実ブレ量の大きさが所定値以上となったときに警報を出力する警報出力部を備えることを特徴とするカメラである。
請求項8の発明は、請求項5に記載のカメラによって生成された画像データを再生表示する画像再生装置において、前記画像データを、対応する前記ブレ許容量及び前記実ブレ量とともに表示することを特徴とする画像再生装置である。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ブレ補正駆動部によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を、実ブレ量とともに表示したから、これらを比較することによって、実ブレ量が補正可能なレベルであるか否かを容易に判断することができる。
(2)ブレ許容量及び実ブレ量は、画像上における複数の方向にそれぞれ対応したものを独立して表示したから、各方向の実ブレ量が許容されるレベルであるか否かを個別に判断することができる。
(3)画像の出力予定サイズに応じてブレ許容量を変化させることによって、出力サイズによって異なる像ブレの目立ちやすさに応じて、実ブレ量の許容可否を適切に判断することができる。
(4)ブレ許容量及び実ブレ量を対応する画像データと関連付けて記録することによって、撮影後の画像データを再生する際にブレの影響を確認することができる。
(5)ブレ許容量に対する実ブレ量の大きさに応じて警報を出力することによって、許容不可レベルのブレが発生している際に、撮影者に対して注意を喚起することができ、像ブレの発生を未然に防止することができる。
(6)画像の再生時にブレ許容量及び実ブレ量を同時に表示することによって、例えば画像がシャープでない場合に、それがブレの影響によるものかを容易に判別することができる。
(1)ブレ補正駆動部によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を、実ブレ量とともに表示したから、これらを比較することによって、実ブレ量が補正可能なレベルであるか否かを容易に判断することができる。
(2)ブレ許容量及び実ブレ量は、画像上における複数の方向にそれぞれ対応したものを独立して表示したから、各方向の実ブレ量が許容されるレベルであるか否かを個別に判断することができる。
(3)画像の出力予定サイズに応じてブレ許容量を変化させることによって、出力サイズによって異なる像ブレの目立ちやすさに応じて、実ブレ量の許容可否を適切に判断することができる。
(4)ブレ許容量及び実ブレ量を対応する画像データと関連付けて記録することによって、撮影後の画像データを再生する際にブレの影響を確認することができる。
(5)ブレ許容量に対する実ブレ量の大きさに応じて警報を出力することによって、許容不可レベルのブレが発生している際に、撮影者に対して注意を喚起することができ、像ブレの発生を未然に防止することができる。
(6)画像の再生時にブレ許容量及び実ブレ量を同時に表示することによって、例えば画像がシャープでない場合に、それがブレの影響によるものかを容易に判別することができる。
本発明は、ブレ量が補正可能なレベルであるか容易に判断可能なカメラを提供するという目的を、シャッタースピードと出力予定サイズに応じてブレ許容量を演算し、このブレ許容量を実ブレ量とともに表示することによって実現した。
以下、本発明を適用したカメラの実施例について説明する。
図1は、本実施例のカメラの構成を示すブロック図である。
カメラ1は、撮影用レンズ群10、CCD20、画像処理部30、シャッタユニット40、露光制御部50、ブレ補正装置60、記録部70、ブレ許容量演算部80、液晶表示装置(LCD)90、ECU100、操作部110を備えている。
図1は、本実施例のカメラの構成を示すブロック図である。
カメラ1は、撮影用レンズ群10、CCD20、画像処理部30、シャッタユニット40、露光制御部50、ブレ補正装置60、記録部70、ブレ許容量演算部80、液晶表示装置(LCD)90、ECU100、操作部110を備えている。
撮影用レンズ群10は、被写体像を結像する光学系であって、レンズ群11、レンズ群12を備えている。レンズ群11、レンズ群12は、略同じ光軸I上に配列され、それぞれ複数のレンズを有して構成されている。これらに含まれる各レンズは、例えばフォーカシング、ズーミング、カメラの収納時における沈胴動作等によって光軸I方向に移動する。また、レンズ群12は、後述するブレ補正装置の一部を構成し、光軸Iと直交する面内において変位するブレ補正レンズ群となっている。
CCD20は、撮影用レンズ群10によって結像された被写体像を取得する撮像部であって、被写体像光を電気的な信号である撮影画像信号に変換して出力する固体撮像素子を備えている。
画像処理部30は、CCD20が出力した撮影画像信号に対して、ホワイトバランス処理、画素補間処理、輪郭強調等の画像処理を行い、撮影画像データを生成するものである。
画像処理部30は、CCD20が出力した撮影画像信号に対して、ホワイトバランス処理、画素補間処理、輪郭強調等の画像処理を行い、撮影画像データを生成するものである。
シャッタユニット40は、撮影用レンズ群10を通過する像光を遮断するシャッタ幕を備え、その開閉のタイミングによってCCD20への露光時間(シャッタスピード)を調整するものである。
露光制御部50は、撮影前におけるフレーミング中のCCD20の出力に応じて生成される被写体像の輝度情報に基づいて、公知の露出制御によってシャッタスピード、撮影時絞り値、撮像感度等の露光に関するパラメータを設定するものであって、シャッタユニット40は、この露光制御部50が出力する制御信号に応じて開閉される。
露光制御部50は、撮影前におけるフレーミング中のCCD20の出力に応じて生成される被写体像の輝度情報に基づいて、公知の露出制御によってシャッタスピード、撮影時絞り値、撮像感度等の露光に関するパラメータを設定するものであって、シャッタユニット40は、この露光制御部50が出力する制御信号に応じて開閉される。
ブレ補正装置60は、カメラ1に加わる振動に応じてレンズ群12を光軸Iに対して直交する面内で駆動し、これによってCCD20の撮像面上における像ブレを低減するものである。
ブレ補正装置60は、ブレ補正制御部61、角速度センサ62、ボイスコイルモータ(VCM)63、位置センサ64を備えている。
ブレ補正制御部61は、ブレ補正装置60を統括的に制御するCPUを備え、角速度センサ62の出力等に応じてVCM63を制御するものである。
角速度センサ62は、カメラ1に加わる振動(ブレ)を検出する振動検出部であって、例えば振動ジャイロセンサを備えている。
VCM63は、ブレ補正制御部61が出力する制御信号に応じてレンズ群12を光軸Iと直交する面内で駆動するブレ補正駆動部である。
位置センサ64は、例えば、レンズ群12側、及び、図示しない鏡銅部側の一方に磁性体を設け、他方に磁気強度を検出するホール素子を設けて、ホール素子の出力に応じてレンズ群12の位置を検出するものである。
ここで、ブレ補正装置60は、カメラ1のピッチング方向、ヨーイング方向のそれぞれに対して独立してブレ補正制御を行うものであって、角速度センサ62、VCM63、位置センサ64は、それぞれ1対ずつ設けられている。
ブレ補正装置60は、ブレ補正制御部61、角速度センサ62、ボイスコイルモータ(VCM)63、位置センサ64を備えている。
ブレ補正制御部61は、ブレ補正装置60を統括的に制御するCPUを備え、角速度センサ62の出力等に応じてVCM63を制御するものである。
角速度センサ62は、カメラ1に加わる振動(ブレ)を検出する振動検出部であって、例えば振動ジャイロセンサを備えている。
VCM63は、ブレ補正制御部61が出力する制御信号に応じてレンズ群12を光軸Iと直交する面内で駆動するブレ補正駆動部である。
位置センサ64は、例えば、レンズ群12側、及び、図示しない鏡銅部側の一方に磁性体を設け、他方に磁気強度を検出するホール素子を設けて、ホール素子の出力に応じてレンズ群12の位置を検出するものである。
ここで、ブレ補正装置60は、カメラ1のピッチング方向、ヨーイング方向のそれぞれに対して独立してブレ補正制御を行うものであって、角速度センサ62、VCM63、位置センサ64は、それぞれ1対ずつ設けられている。
記録部70は、画像処理部30が出力する撮影画像データを記録するものであって、例えば着脱式のフラッシュメモリカード等の記録媒体に対して情報の読み書きを行うドライブ装置を備えている。
ブレ許容量演算部80は、ブレ補正装置60によって出力画像上のブレが殆ど観察できないレベルまで補正可能な最大ブレ量に関するデータであるブレ許容量を、ピッチング方向、ヨーイング方向のブレについて独立して生成するものである。このブレ許容量の生成については、後に詳しく説明する。
LCD90は、例えばカメラ1の背面側(撮影者側)に設けられ、フレーミング中にCCD20がリアルタイムに出力する画像(スルー画)を表示し、撮影者によるフレーミングに用いられるとともに、撮影済みの画像の再生表示も行うものである。
また、LCD90は、ブレ許容量及び実ブレ量を表示する機能を備えている。この点については、後に詳しく説明する。
ECU100は、上述した画像処理部30、露光制御部50、ブレ補正制御部61、記録部70、ブレ許容量演算部80、LCD90等の各要素を統括的に制御するCPUを備えた情報処理部である。
操作部110は、ECU100に接続され、撮影者がレリーズ操作や、後述する画像の出力予定サイズの選択等の各種操作を行うものである。
ブレ許容量演算部80は、ブレ補正装置60によって出力画像上のブレが殆ど観察できないレベルまで補正可能な最大ブレ量に関するデータであるブレ許容量を、ピッチング方向、ヨーイング方向のブレについて独立して生成するものである。このブレ許容量の生成については、後に詳しく説明する。
LCD90は、例えばカメラ1の背面側(撮影者側)に設けられ、フレーミング中にCCD20がリアルタイムに出力する画像(スルー画)を表示し、撮影者によるフレーミングに用いられるとともに、撮影済みの画像の再生表示も行うものである。
また、LCD90は、ブレ許容量及び実ブレ量を表示する機能を備えている。この点については、後に詳しく説明する。
ECU100は、上述した画像処理部30、露光制御部50、ブレ補正制御部61、記録部70、ブレ許容量演算部80、LCD90等の各要素を統括的に制御するCPUを備えた情報処理部である。
操作部110は、ECU100に接続され、撮影者がレリーズ操作や、後述する画像の出力予定サイズの選択等の各種操作を行うものである。
次に、本実施例のカメラ1におけるブレ許容量及び実ブレ量の表示について説明する。
図2は、ブレ許容量表示の制御を示すフローチャートである。以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:スルー画表示開始>
ECU100は、操作部110によって主電源がオンされかつ撮影モードが選択された場合に、CCD20の出力画像をLCD90にリアルタイムに表示するスルー画表示を開始し、ステップS02に進む。
<ステップS02:露光条件設定>
露光制御部50は、公知の露光制御によってシャッタスピードS、撮影時絞り値F、撮像感度を設定し、ECU100に伝達する。ECU100は、これらのパラメータをブレ許容量演算部80に伝達し、ステップS03に進む。
図2は、ブレ許容量表示の制御を示すフローチャートである。以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:スルー画表示開始>
ECU100は、操作部110によって主電源がオンされかつ撮影モードが選択された場合に、CCD20の出力画像をLCD90にリアルタイムに表示するスルー画表示を開始し、ステップS02に進む。
<ステップS02:露光条件設定>
露光制御部50は、公知の露光制御によってシャッタスピードS、撮影時絞り値F、撮像感度を設定し、ECU100に伝達する。ECU100は、これらのパラメータをブレ許容量演算部80に伝達し、ステップS03に進む。
<ステップS03:ブレ許容量算出>
ブレ許容量演算部80は、ステップS02において取得したシャッタスピードSに基づいて、ブレ許容量を算出し、これをECU100に出力してステップS04に進む。
ここで、ブレ許容量は、ブレ補正装置60によって補正可能なカメラ1のブレ量の上限値であって、撮影された画像を例えばプリント、画像表示装置の画面表示等によって出力し、出力画像を目視によって観察したときに、像ブレの影響を実質的に無視できることを考慮して、例えば実験的、経験的に設定される値である。このブレ許容量は、画像の出力サイズによっても異なり、出力サイズが大きくなるほどブレ許容量は小さく(ブレに対してシビアに)なる。このため、カメラ1は、操作部110からの操作によって撮像される画像の出力予定サイズを選択する機能を備え、ブレ許容量演算部80は、選択された出力予定サイズに応じて異なったブレ許容量を演算する。
出力予定サイズの選択は、例えば、プリント対象の媒体の大きさや、解像度を選択することによって行われる。
この選択は、プリント対象の媒体の大きさによって選択する場合、例えば、L、2L、キャビネ版、六つ切り、八つ切り、A4、A3ノビ等の予め設定された規格サイズから、撮影者がプリントを予定するサイズを選択することによって行われる。
ブレ許容量演算部80は、ステップS02において取得したシャッタスピードSに基づいて、ブレ許容量を算出し、これをECU100に出力してステップS04に進む。
ここで、ブレ許容量は、ブレ補正装置60によって補正可能なカメラ1のブレ量の上限値であって、撮影された画像を例えばプリント、画像表示装置の画面表示等によって出力し、出力画像を目視によって観察したときに、像ブレの影響を実質的に無視できることを考慮して、例えば実験的、経験的に設定される値である。このブレ許容量は、画像の出力サイズによっても異なり、出力サイズが大きくなるほどブレ許容量は小さく(ブレに対してシビアに)なる。このため、カメラ1は、操作部110からの操作によって撮像される画像の出力予定サイズを選択する機能を備え、ブレ許容量演算部80は、選択された出力予定サイズに応じて異なったブレ許容量を演算する。
出力予定サイズの選択は、例えば、プリント対象の媒体の大きさや、解像度を選択することによって行われる。
この選択は、プリント対象の媒体の大きさによって選択する場合、例えば、L、2L、キャビネ版、六つ切り、八つ切り、A4、A3ノビ等の予め設定された規格サイズから、撮影者がプリントを予定するサイズを選択することによって行われる。
<ステップS04:実ブレ検出開始>
ECU100は、ブレ補正装置60のブレ補正制御部61に制御信号を出力し、ブレ補正制御を開始させてステップS05に進む。これによって、角速度センサ62は、カメラ1のピッチング及びヨーイングの角速度の検出を開始する。この角速度は、カメラ1の実際のブレ(実ブレ)に関する情報である。角速度センサ62が出力する角速度情報は、ブレ補正制御部61を介してECU100に伝達される。
ECU100は、ブレ補正装置60のブレ補正制御部61に制御信号を出力し、ブレ補正制御を開始させてステップS05に進む。これによって、角速度センサ62は、カメラ1のピッチング及びヨーイングの角速度の検出を開始する。この角速度は、カメラ1の実際のブレ(実ブレ)に関する情報である。角速度センサ62が出力する角速度情報は、ブレ補正制御部61を介してECU100に伝達される。
<ステップS05:ブレ許容量・実ブレ量表示>
ECU100は、ブレ許容量演算部80が出力したブレ許容量、及び、ブレ補正制御部61が出力する角速度情報に基づいてリアルタイムに生成される実際のブレ量(実ブレ量)を、LCD90上において、スルー画と同時に表示する。このブレ許容量及び実ブレ量は、ピッチング方向、ヨーイング方向に対応したものがそれぞれ表示される。
図3は、ブレ許容量及び実ブレ量の表示態様の一例を示す図である。
ブレ許容量は、LCD90の画面上において、その長さが大きさを表すバーグラフ91P、91Yとして表示される。
また、実ブレ量は、LCD90の画面上において、その長さが大きさを表すバーグラフ92P、92Yとして表示される。
ここで、バーグラフ91P,92Pは、それぞれピッチング方向のブレ許容量、実ブレ量を示し、バーグラフ91Y,92Yは、それぞれヨーイング方向のブレ許容量、実ブレ量を示している。
また、バーグラフ92P、92Yは、バーグラフ91P、91Yと表示色又は輝度等の表示態様を異ならせて、重ねた状態で表示されている。そして、ピッチング方向のバーグラフ91P,92Pと、ヨーイング方向のバーグラフ91Y,92Yとは、原点を略同じ位置としかつ相互に直交した方向に配置されることによって、略L字型に配置されている。
ここで、実ブレ量がブレ許容量よりも大きい場合において、バーグラフ92P、92Yがバーグラフ91P、91Yに対してはみ出した領域は、他の領域に対して表示態様を異ならせることによって、ブレ許容量を実ブレ量が上回った量を視認しやすくする。
ECU100は、ブレ許容量演算部80が出力したブレ許容量、及び、ブレ補正制御部61が出力する角速度情報に基づいてリアルタイムに生成される実際のブレ量(実ブレ量)を、LCD90上において、スルー画と同時に表示する。このブレ許容量及び実ブレ量は、ピッチング方向、ヨーイング方向に対応したものがそれぞれ表示される。
図3は、ブレ許容量及び実ブレ量の表示態様の一例を示す図である。
ブレ許容量は、LCD90の画面上において、その長さが大きさを表すバーグラフ91P、91Yとして表示される。
また、実ブレ量は、LCD90の画面上において、その長さが大きさを表すバーグラフ92P、92Yとして表示される。
ここで、バーグラフ91P,92Pは、それぞれピッチング方向のブレ許容量、実ブレ量を示し、バーグラフ91Y,92Yは、それぞれヨーイング方向のブレ許容量、実ブレ量を示している。
また、バーグラフ92P、92Yは、バーグラフ91P、91Yと表示色又は輝度等の表示態様を異ならせて、重ねた状態で表示されている。そして、ピッチング方向のバーグラフ91P,92Pと、ヨーイング方向のバーグラフ91Y,92Yとは、原点を略同じ位置としかつ相互に直交した方向に配置されることによって、略L字型に配置されている。
ここで、実ブレ量がブレ許容量よりも大きい場合において、バーグラフ92P、92Yがバーグラフ91P、91Yに対してはみ出した領域は、他の領域に対して表示態様を異ならせることによって、ブレ許容量を実ブレ量が上回った量を視認しやすくする。
<ステップS06:実ブレ量・ブレ許容量比較>
ECU100は、実ブレ量とブレ許容量とを比較し、実ブレ量がブレ許容量よりも大きい場合はステップS07に進み、その他の場合はステップS08に進む。
<ステップS07:ブレ警告出力>
ECU100は、図示しないブザーを鳴動させ、又は、LCD90に警告表示を出力することによって、ブレ補正装置60によって補正が不可能なレベルのブレが発生していることを撮影者に対して了知させ、ステップS08に進む。
ECU100は、実ブレ量とブレ許容量とを比較し、実ブレ量がブレ許容量よりも大きい場合はステップS07に進み、その他の場合はステップS08に進む。
<ステップS07:ブレ警告出力>
ECU100は、図示しないブザーを鳴動させ、又は、LCD90に警告表示を出力することによって、ブレ補正装置60によって補正が不可能なレベルのブレが発生していることを撮影者に対して了知させ、ステップS08に進む。
<ステップS08:レリーズ操作有無判断>
ECU100は、操作部110の図示しないレリーズスイッチに対して、レリーズ操作が行われたか否かを判断し、レリーズ操作が行われた場合はステップS09に進み、未だレリーズ操作が行われていない場合はステップS05に戻ってそれ以降の処理を繰返す。
<ステップS09:露光シーケンス開始>
ECU100は、公知の露光シーケンスを開始し、CCD20は所定の露光時間にわたって被写体像光を受光して撮影画像信号を出力する。画像処理部30は、撮影画像信号に基づいて撮影画像データを生成し、この撮影画像データはECU100に伝達される。
ECU100は、この撮影画像データに対して、そのレリーズ時におけるブレ許容量及び実ブレ量に関する情報を属性データとして付記し、その後記録部70によって記録媒体に保存し、一連の処理を終了する。
ECU100は、操作部110の図示しないレリーズスイッチに対して、レリーズ操作が行われたか否かを判断し、レリーズ操作が行われた場合はステップS09に進み、未だレリーズ操作が行われていない場合はステップS05に戻ってそれ以降の処理を繰返す。
<ステップS09:露光シーケンス開始>
ECU100は、公知の露光シーケンスを開始し、CCD20は所定の露光時間にわたって被写体像光を受光して撮影画像信号を出力する。画像処理部30は、撮影画像信号に基づいて撮影画像データを生成し、この撮影画像データはECU100に伝達される。
ECU100は、この撮影画像データに対して、そのレリーズ時におけるブレ許容量及び実ブレ量に関する情報を属性データとして付記し、その後記録部70によって記録媒体に保存し、一連の処理を終了する。
また、本実施例のカメラ1は、記録部70によって記録された撮影画像データを再生表示する際に、属性データとして付記されたブレ許容量及び実ブレ量を、上述した図3と同様の態様において、再生画像と同時に表示する機能を備えており、このとき、カメラ1は、画像再生装置として機能する。
以上のように、本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ブレ補正装置60によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を、角速度センサ61の出力に基づいてリアルタイムに生成される実ブレ量とともにLCD90に表示したから、これらを比較することによって、実ブレ量が補正可能なレベルであるか否かを容易に判断することができる。また、実ブレ量がブレ許容量よりも大きい場合は、カメラ1の保持方法等を変えることによって、像ブレの発生を未然に防止することができる。これによって撮影者は、ブレの発生しやすいカメラの保持方法や、自分の癖等を知ることができ、技術の向上に役立てることができる。また、ブレ許容量以下の実ブレ量を得るために、CCDの感度やシャッタースピードS、撮影時絞り値F等のパラメータを適切に設定することができる。
(2)ブレ許容量及び実ブレ量は、ピッチング方向、ヨーイング方向にそれぞれ対応したものを独立して表示したから、各方向の実ブレ量が許容されるレベルであるか否かを個別に判断することができる。
(3)画像の出力予定サイズに応じてブレ許容量を変化させることによって、出力サイズによって異なる像ブレの目立ちやすさに対して、実ブレ量の許容可否を適切に判断することができる。
(4)ブレ許容量及び実ブレ量を対応する撮影画像データと関連付けて記録することによって、撮影後の撮影画像データを再生する際にブレの影響を低減することができる。
(5)ブレ許容量よりも実ブレ量が大きい場合に警告を出力することによって、補正不可能なレベルのブレが発生していることを撮影者に対して了知させることができ、像ブレの発生を未然に防止することができる。
(6)画像の再生時に、LCD90に再生画像とともにブレ許容量及び実ブレ量を同時に表示することによって、例えば画像がシャープでない場合に、それがブレの影響によるものか、フォーカス不良等の他の要因によるものかを容易に判別することができる。
(1)ブレ補正装置60によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を、角速度センサ61の出力に基づいてリアルタイムに生成される実ブレ量とともにLCD90に表示したから、これらを比較することによって、実ブレ量が補正可能なレベルであるか否かを容易に判断することができる。また、実ブレ量がブレ許容量よりも大きい場合は、カメラ1の保持方法等を変えることによって、像ブレの発生を未然に防止することができる。これによって撮影者は、ブレの発生しやすいカメラの保持方法や、自分の癖等を知ることができ、技術の向上に役立てることができる。また、ブレ許容量以下の実ブレ量を得るために、CCDの感度やシャッタースピードS、撮影時絞り値F等のパラメータを適切に設定することができる。
(2)ブレ許容量及び実ブレ量は、ピッチング方向、ヨーイング方向にそれぞれ対応したものを独立して表示したから、各方向の実ブレ量が許容されるレベルであるか否かを個別に判断することができる。
(3)画像の出力予定サイズに応じてブレ許容量を変化させることによって、出力サイズによって異なる像ブレの目立ちやすさに対して、実ブレ量の許容可否を適切に判断することができる。
(4)ブレ許容量及び実ブレ量を対応する撮影画像データと関連付けて記録することによって、撮影後の撮影画像データを再生する際にブレの影響を低減することができる。
(5)ブレ許容量よりも実ブレ量が大きい場合に警告を出力することによって、補正不可能なレベルのブレが発生していることを撮影者に対して了知させることができ、像ブレの発生を未然に防止することができる。
(6)画像の再生時に、LCD90に再生画像とともにブレ許容量及び実ブレ量を同時に表示することによって、例えば画像がシャープでない場合に、それがブレの影響によるものか、フォーカス不良等の他の要因によるものかを容易に判別することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)ブレ許容量及び実ブレ量の表示態様は、実施例のようにバーグラフを用いたものに限らず、他の表示態様によるものであってもよい。例えば、数値を表示したり、値の大きさに応じて表示態様が変化する記号等を用いたものであってもよい。
(2)ブレ許容量及び実ブレ量は、実施例のように液晶表示装置等のディスプレイに表示するものに限らず、例えば、光学式ファインダ、電子式ビューファインダ(EVF)の視野周辺部等に表示するようにしてもよい。
(3)上述した実施例は、例えば、レンズ非交換式のデジタルスチルカメラであったが、本発明はこれに限らず、レンズ交換式デジタルスチルカメラ、ムービーカメラ、フィルムカメラ等であっても適用することができる。また、これらのカメラは、例えば携帯電話機や携帯情報端末等、カメラ以外の機器に組み込まれた状態で使用されるものであってもよい。
(4)ブレ補正装置の構成は、実施例のものに限らず、他の構成のものであってもよい。例えば、実施例のように撮影用光学系の一部を駆動するものに変えて、撮像部を光軸と直交する面内でシフト駆動したり、撮像部を含む光学系全体をチルト駆動するものであってもよい。
(5)実施例は出力予定サイズに応じてブレ許容量を変更しているが、これに限らず、例えば、複数の出力予定サイズにそれぞれ対応するブレ許容量を同時に表示してもよい。例えば、バーグラフ表示する場合に、各サイズに対応するブレ許容量を目盛等によって表示してもよい。
(6)実施例においては、カメラが画像再生装置を兼ねる例を説明したが、本発明の画像再生装置は、これに限らず、画像の撮像機能をもたない再生専用のものであってもよい。例えば、画像再生装置は、画像再生用のソフトウェアが内蔵されたコンピュータ装置等の汎用機や、画像表示装置を備えた携帯用ハードディスクドライブ装置等のストレージデバイスであってもよい。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)ブレ許容量及び実ブレ量の表示態様は、実施例のようにバーグラフを用いたものに限らず、他の表示態様によるものであってもよい。例えば、数値を表示したり、値の大きさに応じて表示態様が変化する記号等を用いたものであってもよい。
(2)ブレ許容量及び実ブレ量は、実施例のように液晶表示装置等のディスプレイに表示するものに限らず、例えば、光学式ファインダ、電子式ビューファインダ(EVF)の視野周辺部等に表示するようにしてもよい。
(3)上述した実施例は、例えば、レンズ非交換式のデジタルスチルカメラであったが、本発明はこれに限らず、レンズ交換式デジタルスチルカメラ、ムービーカメラ、フィルムカメラ等であっても適用することができる。また、これらのカメラは、例えば携帯電話機や携帯情報端末等、カメラ以外の機器に組み込まれた状態で使用されるものであってもよい。
(4)ブレ補正装置の構成は、実施例のものに限らず、他の構成のものであってもよい。例えば、実施例のように撮影用光学系の一部を駆動するものに変えて、撮像部を光軸と直交する面内でシフト駆動したり、撮像部を含む光学系全体をチルト駆動するものであってもよい。
(5)実施例は出力予定サイズに応じてブレ許容量を変更しているが、これに限らず、例えば、複数の出力予定サイズにそれぞれ対応するブレ許容量を同時に表示してもよい。例えば、バーグラフ表示する場合に、各サイズに対応するブレ許容量を目盛等によって表示してもよい。
(6)実施例においては、カメラが画像再生装置を兼ねる例を説明したが、本発明の画像再生装置は、これに限らず、画像の撮像機能をもたない再生専用のものであってもよい。例えば、画像再生装置は、画像再生用のソフトウェアが内蔵されたコンピュータ装置等の汎用機や、画像表示装置を備えた携帯用ハードディスクドライブ装置等のストレージデバイスであってもよい。
1 カメラ : 10 撮像光学系 : 20 撮像部 : 61 振動検出部
: 63 ブレ補正駆動部 : 80 ブレ許容量演算部 : 90 表示部
: 63 ブレ補正駆動部 : 80 ブレ許容量演算部 : 90 表示部
Claims (8)
- 被写体像を結像する撮像光学系と、
前記被写体像を取得する撮像部と、
前記撮像光学系が受ける振動を検出する振動検出部と、
前記振動検出部の出力に応じて、前記撮像光学系及び前記撮像部の少なくとも一部を駆動するブレ補正駆動部と
を備えるカメラにおいて、
前記撮像部が前記被写体像を取得する露光時間に応じて、前記ブレ補正駆動部によって補正可能なブレ量の上限に関する情報であるブレ許容量を演算するブレ許容量演算部と、
前記ブレ許容量を、前記振動検出部の出力に応じて略リアルタイムに生成される実ブレ量とともに表示する表示部と
を備えることを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記ブレ許容量及び前記実ブレ量は、画像上における複数の方向にそれぞれ対応したものが独立して表示されること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1又は請求項2に記載のカメラにおいて、
前記ブレ許容量は、前記撮像部によって取得された画像の出力予定サイズに応じて変化すること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記ブレ許容量及び前記実ブレ量は、数値、グラフの少なくとも一方によって表示されること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記撮像部によって取得された画像に関する画像データを、前記ブレ許容量及び前記実ブレ量に関する情報と関連付けて記録する記録部を備えること
を特徴とするカメラ。 - 請求項5に記載のカメラにおいて、
前記表示部は、前記記録部に記録された前記画像データを、対応する前記ブレ許容量及び前記実ブレ量とともに再生表示すること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、
前記ブレ許容量に対する前記実ブレ量の大きさが所定値以上となったときに警報を出力する警報出力部を備えること
を特徴とするカメラ。 - 請求項5に記載のカメラによって生成された画像データを再生表示する画像再生装置において、
前記画像データを、対応する前記ブレ許容量及び前記実ブレ量とともに表示すること
を特徴とする画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005338504A JP2007150418A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | カメラ及び画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005338504A JP2007150418A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | カメラ及び画像再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007150418A true JP2007150418A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38211331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005338504A Pending JP2007150418A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | カメラ及び画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007150418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010158047A (ja) * | 2010-02-23 | 2010-07-15 | Casio Computer Co Ltd | 撮像装置及びプログラム |
US8089523B2 (en) | 2007-09-10 | 2012-01-03 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus performing automatic photographing processing, image pickup method and computer-readable recording medium recorded with program thereof |
JP2018055096A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 株式会社日立国際電気 | 撮像装置 |
-
2005
- 2005-11-24 JP JP2005338504A patent/JP2007150418A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8089523B2 (en) | 2007-09-10 | 2012-01-03 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus performing automatic photographing processing, image pickup method and computer-readable recording medium recorded with program thereof |
US8587687B2 (en) | 2007-09-10 | 2013-11-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus performing automatic photographing processing, image pickup method and computer-readable recording medium recorded with program thereof |
US8610791B2 (en) | 2007-09-10 | 2013-12-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus performing automatic photographing processing, image pickup method and computer-readable recording medium recorded with program thereof |
JP2010158047A (ja) * | 2010-02-23 | 2010-07-15 | Casio Computer Co Ltd | 撮像装置及びプログラム |
JP2018055096A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 株式会社日立国際電気 | 撮像装置 |
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