JP2010152156A - クリーニングブレード及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体の表面にフィルミングが発生するのを抑制することができるようにする。
【解決手段】先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するようになっている。そして、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、ヤング率が13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満である弾性体から成る。tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、ヤング率が13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満であるので、クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cのスティック−スリップ運動を抑止することができ、像担持体の表面にフィルミングが発生するのを抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニングブレード及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、帯電ローラによって一様に帯電させられた像担持体としての感光体ドラムの表面をLEDヘッドによって露光して静電潜像を形成し、現像ローラによって前記静電潜像を現像し、感光体ドラム上にトナー像を形成した後、転写ローラによってトナー像を用紙に転写し、定着器によって定着させるようになっている。また、用紙への転写が行われずに感光体ドラム上に残留したトナーは、クリーニング装置によって除去される。
該クリーニング装置は、例えば、ウレタンゴム等の弾性体から成る板状のクリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードのエッジが所定の圧力で感光体ドラムの表面に当接させられ、感光体ドラムの表面に付着しているトナーを掻き取る。
そして、プリンタが置かれた環境が変化しても残留したトナーを十分に安定させて除去することができるように、tanδ(損失係数)ピーク温度を−10〔℃〕より低くすることによって、クリーニングブレードに安定したゴム特性を持たせるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−172141号公報
しかしながら、前記従来のクリーニングブレードにおいては、tanδピーク温度が−10〔℃〕より低いので、実際にプリンタが置かれる温度領域において、クリーニングブレードの分子運動性が高くなり、クリーニングブレードは、伸びやすく、曲がりやすいという特徴を有したゴム状態になる。
該ゴム状態は、単純な固体に見える場合でも、ミクロ的に観察すると、クリーニングブレードの各部において分子がある程度の運動(ミクロブラウン運動)を行うことができ、分子鎖がある程度変形したり、移動したりすることができる状態であることが分かる。
そして、ゴム状態のクリーニングブレードは、感光体ドラムの移動方向に伸びやすいので、スティック−スリップ運動が活発に行われ、感光体ドラムの表面に、トナーから外添剤(シリカ、帯電制御剤等)が剥離して付着し、更にトナーに含まれるワックスが溶け出して付着し、固着してしまう。その結果、感光体ドラムの表面にフィルミング(OPCフィルミング)が発生してしまう。
本発明は、前記従来のクリーニングブレードの問題点を解決して、像担持体の表面にフィルミングが発生するのを抑制することができるクリーニングブレード及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のクリーニングブレードにおいては、先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するようになっている。
そして、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、ヤング率が13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満である弾性体から成る。
本発明によれば、クリーニングブレードにおいては、先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するようになっている。
そして、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、ヤング率が13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満である弾性体から成る。
この場合、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、ヤング率が13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満であるので、クリーニングブレードのスティック−スリップ運動を抑止することができ、像担持体の表面にフィルミングが発生するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
図に示されるように、プリンタは、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの各色の現像剤像としてのトナー像を形成する画像形成部としての画像形成ユニット10Bk、10Y、10M、10C、該各画像形成ユニット10Bk、10Y、10M、10Cが備える像担持体としての各感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cと対向させて配設された露光装置としてのLEDヘッド23Bk、23Y、23M、23C、各画像形成ユニット10Bk、10Y、10M、10Cより下方に配設され、媒体としての図示されない用紙に前記各色のトナー像を転写し、カラーのトナー像を形成する転写ユニットu1、カラーのトナー像を加熱及び加圧して、用紙に定着させる定着装置としての定着器35等を有する。
前記転写ユニットu1は、ベルト駆動ローラ25a、ベルト従動ローラ25b、前記ベルト駆動ローラ25a及びベルト従動ローラ25bによって走行自在に張設され、走行に伴って前記用紙を搬送する無端状の搬送ベルト24、前記ベルト従動ローラ25bを付勢し、搬送ベルト24にテンションを加える付勢部材としての図示されないスプリング、及び前記搬送ベルト24を挟んで各感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cと対向させて配設された転写部材としての転写ローラ22Bk、22Y、22M、22Cを備える。
また、前記定着器35は、内部にハロゲンランプ等の発熱体を備えた定着ローラR1、及び該定着ローラR1に押し付けられるバックアップローラR2を備える。
そして、画像形成ユニット10Bk、10Y、10M、10Cは、それぞれ前記感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11C、帯電装置としての帯電ローラ12Bk、12Y、12M、12C、現像剤担持体としての現像ローラ16Bk、16Y、16M、16C、現像剤としてのトナーを収容する現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジ15Bk、15Y、15M、15C、現像剤規制部材としての現像ブレード17Bk、17Y、17M、17C、現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ18Bk、18Y、18M、18C、及びクリーニング部材としてのクリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cによって構成される。
なお、本実施の形態においては、前記感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの外径をφ30〔mm〕とした。また、本実施の形態においては、クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cのゴム厚さを1.6〔mm〕とし、自由長を6.9〔mm〕としたが、ゴム厚さを1.6〔mm〕以上、かつ、2.0〔mm〕以下とし、自由長を6.5〔mm〕以上、かつ、7.8〔mm〕以下としてもよい。前記各クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cにおいては、母材としてポリウレタンエラストマーが使用され、添加剤等を変えることによって材料の特性が変化させられる。また、クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cの押し圧は15〔gf/cm〕以上、かつ、60〔gf/cm〕以下にされ、クリーニング角度は9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされる。なお、前記クリーニング角度は、各感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cと各クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cとが接触する位置、すなわち、接点位置において、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの接線とブレードカット面とが成す角度である。
前記トナーとしては微粉砕トナーが使用され、粒径は5.7〔μm〕にされる。外添剤としてメラミン、大シリカ及び小シリカが使用され、メラミンが0.3〔重量%〕にされ、大シリカ及び小シリカを合わせて3.95〔重量%〕にされる。また、メラミンの粒径は150〔nm〕に、大シリカの粒径は40〔nm〕に、小シリカの粒径は12〔nm〕にされる。
次に、前記構成のプリンタの制御装置について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第1の制御ブロック図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。
図において、50は、図示されないマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等から成る印刷制御部であり、図示されない上位装置からコマンド及び印刷データを受信してプリンタの全体をシーケンス制御し、印刷動作を行う。
また、40は、上位装置にプリンタの情報を送信したり、上位装置から受信したコマンドを解析し、上位装置から受信した印刷データを処理するインタフェース制御部、41は上位装置から受信した印刷データをインタフェース制御部40の制御に基づいて色ごとに分けて一時的に記録するための受信メモリ、42は、前記インタフェース制御部40を介して上位装置から受信した印刷データを受け取り、LEDヘッド23Bk、23Y、23M、23Cに送信するために編集処理を行い、イメージデータ(画像データ)として記録するための画像データ編集メモリ、43は、プリンタの状態を表示するための表示部としての図示されないLED、及びプリンタに操作者からの指示を送るための操作要素としての図示されないスイッチを備えた操作部、44は各種センサであり、該各種センサ44には、濃度測定用の濃度センサ44a、用紙の搬送位置を検出する図示されない複数のセンサ等が含まれる。なお、各種センサ44のセンサ出力は、印刷制御部50に送られる。
そして、51は、前記印刷制御部50の指示を受けて、帯電ローラ12Bk、12Y、12M、12Cに電圧を印加して感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面を一様に帯電させるための制御を行う帯電電圧制御部、52は、前記画像データ編集メモリ42に記録されたイメージデータに従って、帯電させられた感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面にLEDヘッド23Bk、23Y、23M、23Cによって光を照射して露光を行い、潜像としての静電潜像を形成するための制御を行うヘッド制御部、53は、前記感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面に形成された各静電潜像にトナーを付着させるために、現像ローラ16Bk、16Y、16M、16Cに電圧を印加するための制御を行う現像電圧制御部、54は、前記現像ローラ16Bk、16Y、16M、16Cの表面に、帯電させられたトナーを供給するために、トナー供給ローラ18Bk、18Y、18M、18Cに電圧を印加するための制御を行う供給電圧制御部、55は、前記感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面に形成されたトナー像を用紙に転写するために、印刷制御部50の指示を受けて転写ローラ22Bk、22Y、22M、22Cに対して電圧を印加するための制御を行う転写電圧制御部である。
また、56は、各感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11C、帯電ローラ12Bk、12Y、12M、12C、現像ローラ16Bk、16Y、16M、16Cを回転させるために、印刷制御部50の指示によってIDモータ57Bk、57Y、57M、57Cを駆動するための制御を行う画像形成駆動制御部、58は前記搬送ベルト24を走行させるために、印刷制御部50の指示によってベルトモータ59を駆動するための制御を行うベルト駆動制御部、60は前記カラーのトナー像を用紙に定着させるために、印刷制御部50の指示によって定着器35の発熱体に電圧を印加するための制御を行う定着制御部である。そのために、該定着制御部60は、定着器35の温度を検出するための温度検出部としてのサーミスタ61から検出された温度を受け、前記発熱体をオン・オフ制御するとともに、定着器35が所定の温度に到達したときに定着モータ62を駆動し、定着ローラR1を回転させる。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
印刷工程において、まず、帯電ローラ12Bk、12Y、12M、12Cに電圧が印加され、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面が一様に帯電させられると、画像データ編集メモリ42に記録されたイメージデータがLEDヘッド23Bk、23Y、23M、23Cに送られ、LEDヘッド23Bk、23Y、23M、23Cの各LEDが発光させられる。それに伴って、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面に静電潜像が形成される。
続いて、表面にトナーの薄層が形成された現像ローラ16Bk、16Y、16M、16Cに電圧が印加されると、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11C上の静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
なお、前記現像ブレード17Bk、17Y、17M、17Cには、トナーの薄層におけるトナーの帯電量を所定の値とするために、所定の電圧が印加される。
続いて、転写ローラ22Bk、22Y、22M、22Cに電圧が印加され、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11C上のトナー像が用紙に転写されてカラーのトナー像が形成され、その後、用紙上のカラーのトナー像は定着器35によって用紙に定着させられる。また、転写後、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cに残留したトナーはクリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cによって掻き取られる。この一連の動作によって印刷が行われる。
ところで、この一連の動作において、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面は、現像ローラ16Bk、16Y、16M、16C、搬送ベルト24、用紙、クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19C等と常に摩擦しながら接しているが、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面上において前記クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cのスティック−スリップ運動が起こると、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面に、トナーから外添剤(シリカ、帯電制御剤等)が剥離して付着し、更にトナーに含まれるワックスが溶け出して付着して、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面が傷つけられたり、感光体ドラム11Bk、11Y、11M、11Cの表面に固着してフィルミング(OPCフィルミング)が発生したりする。
次に、前記スティック−スリップ運動について説明する。なお、これ以降、クリーニングブレード19Bk、19Y、19M、19Cのうちのクリーニングブレード19Bkについてだけ説明する。
図4はスティック−スリップ運動の第1の説明図、図5はスティック−スリップ運動の第2の説明図、図6はスティック−スリップ運動の第3の説明図である。
図において、11Bkは感光体ドラム、19Bkはクリーニングブレード、191は該クリーニングブレード19Bkにおける感光体ドラム11Bkと接触する部分、すなわち、ブレードニップ191である。
感光体ドラム11Bkが回転させられると、感光体ドラム11Bkの表面は、矢印方向に移動し、それに伴って、ブレードニップ191は、図5に示されるように、変形させられ、感光体ドラム11Bkの移動方向に引き伸ばされる。そして、ブレードニップ191が引き伸ばされると、クリーニングブレード19Bkの弾性力が大きくなり、静止摩擦力と弾性力とが釣り合った時点で、ブレードニップ191が感光体ドラム11Bkの表面に対して滑る。このとき、動摩擦係数が静止摩擦係数より小さいので、ブレードニップ191は感光体ドラム11Bkの表面上を滑りながら、図6に示されるように、元の位置に戻る。
ところで、感光体ドラム11Bkの表面においてクリーニングブレード19Bkによってせき止められたトナーt、外添剤等は、ブレードニップ191の近傍に静止領域(トナーtにおいてはトナー溜まり)を形成する。
そして、図4に示される状態から図5に示される状態への変化、すなわち、スティック運動において、ブレードニップ191及び静止領域に存在するトナーt、外添剤、紙粉等は、感光体ドラム11Bkの表面の移動と共に移動させられる。
また、図5に示される状態から図6に示される状態への変化、すなわち、スリップ運動において、ブレードニップ191及び静止領域に存在するトナーt、外添剤、紙粉等は、感光体ドラム11Bkの表面の移動に逆らって元の位置に押し戻される。
そして、感光体ドラム11Bkが回転するのに伴って、前記スティック−スリップ運動が発生すると、トナーt、外添剤、紙粉等は静止領域において、感光体ドラム11Bkとクリーニングブレード19Bkとの間で繰り返し摺擦される。そして、摺擦によって発生した熱により、トナーtに含まれるワックスが溶け出すと、ワックスによって、トナーt、外添剤、紙粉等が感光体ドラム11Bkに固着され、フィルミングが発生する。
そこで、本実施の形態においては、クリーニングブレード19Bkのスティック−スリップ運動を抑止するために、tanδピーク温度及びヤング率を規定し、フィルミングが発生するのを抑制するようにしている。
図7は本発明の第1の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。なお、図において、横軸にtanδピーク温度を、縦軸にヤング率を採ってある。
この場合、プリンタを常温常湿、すなわち、温度が22〔℃〕、湿度が50〔%〕の環境条件下に12〔h〕程度置いた後に実験を行った。
そして、感光体ドラム11Bkの表面のフィルミングの発生状態の判断を、連続印刷において所定の枚数の印刷を終了するたびに行い、100〔%〕濃度の印刷における画像品位を目視で観察し、官能レベルによって3段階の評価を行った。評価レベルを表1に示す。
Figure 2010152156
図7及び表1において、○はフィルミングの発生がなく、白抜けの発生がなかったことを、△はフィルミングの発生があり、0.5〔mm〕未満の白抜けが部分的に発生したことを、×はフィルミングの発生が顕著であり、0.5〔mm〕以上の白抜けが全体に発生したことを表す。
実験は、クリーニングブレード19Bkだけを変更し、MICROLINE910PS(株式会社沖データ製)を使用して評価を行った。この場合、動的粘弾性測定によってtanδピーク温度を測定し、ポリウレタン製の弾性体シートを使用してJIS K 6251に準拠してヤング率を測定した。
そして、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、ヤング率が8.8〔Mpa〕以上の領域でフィルミングが発生していないことが分かる。これは、tanδピーク温度が高いと、クリーニングブレード19Bkの分子鎖の部分的な運動性も失われるので、ゴムから柔軟性が失われた状態(以下「ガラス状態」という。)となるからであると考えられる。
したがって、感光体ドラム11Bkの表面に接触しているガラス状態のクリーニングブレード19Bkの先端部は伸びにくくなっている。また、ヤング率が大きいほどゴムを変形させるために大きな力が必要になるので、クリーニングブレード19Bkの先端部は変形しにくくなっている。このような理由から、ガラス状態にあり、かつ、ヤング率の高いクリーニングブレード19Bkを使用すると、フィルミングの発生を抑制することができる。
なお、ヤング率が140〔Mpa〕以上の領域においては、高分子物質を使用した成形が困難であるので、今回評価を行わなかった。
また、tanδピーク温度が45〔℃〕以上の領域ではフィルミングが発生していないが、クリーニングブレード19Bkの先端部に欠けが発生し、トナーtのすり抜けが発生した。これは、クリーニングブレード19Bkがガラス状態になっていて、傷つきやすく、先端部が外添剤、紙粉等によって削り取られたからであると考えられる。
このように、本実施の形態においては、クリーニングブレード19Bkのtanδピーク温度を8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満とし、ヤング率を8.8〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満とすることによって、欠けを発生させずにスティック−スリップ運動を抑止することができ、フィルミングの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、常温常湿の環境条件下において、ヤング率が8.8〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満の弾性体から成るクリーニングブレード19Bkを使用するのが好ましいが、プリンタを、温度が10〔℃〕、湿度が20〔%〕の低温低湿の環境条件下に12〔h〕程度置いた後の実験においては、ヤング率が13〔Mpa〕以上である場合にだけ、フィルミングの発生を抑制することができることが分かった。
これは、低温低湿の環境条件下において、クリーニングブレード19Bkのヤング率が常温常湿の環境条件下より低くなる傾向にあり、ヤング率を常温常湿の環境条件下における範囲の下限域の値、例えば、8.8〔Mpa〕として、低温低湿の環境条件下にプリンタを置くと、ヤング率が低くなるのに伴ってクリーニングブレード19Bkの押圧力が小さくなり、結果的に、スティック−スリップ運動を安定して抑止することができなくなるからであると考えられる。
また、プリンタを、温度が28〔℃〕、湿度が80〔%〕の高温高湿の環境条件下に12〔h〕程度置いた後の実験においては、クリーニングブレード19Bkのヤング率を常温常湿の環境条件下における範囲の下限域の値、例えば、8.8〔Mpa〕とすると、フィルミングの発生を抑制することができることが分かった。
これは、高温高湿の環境条件下においては、クリーニングブレード19Bkのヤング率が常温常湿の環境条件下より高くなる傾向にあり、ヤング率を常温常湿の環境条件下における範囲の下限域の値、例えば、8.8〔Mpa〕として、高温高湿の環境条件下にプリンタを置くと、ヤング率が高くなるのに伴ってクリーニングブレード19Bkの押圧力が大きくなり、結果的に、スティック−スリップ運動を安定して抑止することができるようになるからであると考えられる。
このように、プリンタの置かれる環境条件を考慮した場合、ヤング率を13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満とするのが好ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
前記第1の実施の形態においては、tanδピーク温度及びヤング率を規定することによってクリーニング部材としてのクリーニングブレード19Bkのスティック−スリップ運動を抑止するようになっているが、本実施の形態においては、tanδピーク温度及び引張り強さを規定することによって、クリーニングブレード19Bkのスティック−スリップ運動を抑止するようにしている。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。なお、図において、横軸にtanδピーク温度を、縦軸に引張り強さを採ってある。
この場合、プリンタを常温常湿、すなわち、温度が22〔℃〕、湿度が50〔%〕の環境条件下に12〔h〕程度置いた後に実験を行った。そして、ポリウレタンの弾性体シートを使用してJIS K 6251に準拠して引張り強度を測定した。
図から、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、引張り強さが37.3〔Mpa〕以上の領域でフィルミングが発生していないことが分かる。
これは、tanδピーク温度が高く、クリーニングブレード19Bkがガラス状態であるだけでなく、引張り強さが大きく、伸び方向に対して反対方向に働く応力が大きくなるので、像担持体としての感光体ドラム11Bkの表面に接触しているクリーニングブレード19Bkの先端部は伸びにくくなり、スティック−スリップ運動が安定して抑止されるからであると考えられる。
これに対して、クリーニングブレード19Bkの引張り強さが37.3〔Mpa〕以上でも、tanδピーク温度が8.6〔℃〕未満である場合は、フィルミングが発生する。
これは、tanδピーク温度が8.6〔℃〕未満になると、クリーニングブレード19Bkがゴム状態になるので、スティック−スリップ運動を安定して抑止することができないからであると考えられる。
また、tanδピーク温度が45〔℃〕以上である場合、フィルミングは発生しないが、クリーニングブレード19Bkの先端部に欠けが発生し、現像剤としてのトナーtのすり抜けが発生する。
これは、tanδピーク温度が45〔℃〕以上であると、クリーニングブレード19Bkがガラス状態になるが、tanδピーク温度が高い分だけクリーニングブレード19Bkの先端部が傷つきやすく、外添剤、紙粉等によって削り取られるからであると考えられる。
また、引張り強さを76〔Mpa〕以上とした場合、クリーニングブレード19Bkの先端部に欠けが発生してしまい、それによってトナーtのすり抜けが発生してしまう。
このように、本実施の形態においては、クリーニングブレード19Bkのtanδピーク温度を8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満とし、引張り強さを37.3〔Mpa〕以上、かつ、76〔Mpa〕未満とすることによって、スティック−スリップ運動を抑止することができ、フィルミングの発生を抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
この場合、本実施の形態においては、tanδピーク温度及び硬度を規定することによって、クリーニング部材としてのクリーニングブレード19Bkのスティック−スリップ運動を抑止する。
図9は本発明の第3の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。なお、図において、横軸にtanδピーク温度を、縦軸に硬度を採ってある。
この場合、プリンタを常温常湿、すなわち、温度が22〔℃〕、湿度が50〔%〕の環境条件下に12〔h〕程度置いた後に実験を行った。そして、ポリウレタンの弾性体シートを使用し、ばねを介して試験片の表面に押し付けられた押針の押込み深さから硬さを求めるJIS K 6253に準拠して硬度を測定した。
図から、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、硬度が80〔°〕以上の領域でフィルミングが発生していないことが分かる。
これは、tanδピーク温度が高く、クリーニングブレード19Bkがガラス状態であるだけでなく、硬度が高い場合、変形に対抗する力が大きくなるので、像担持体としての感光体ドラム11Bkの表面に接触しているクリーニングブレード19Bkの先端部は変形しにくくなる。したがって、スティック−スリップ運動が抑止される。なお、硬度が97〔°〕以上の領域においては、高分子物質を使用してクリーニングブレード19Bkを成形するのが困難であるので、評価を行わなかった。
また、tanδピーク温度が45〔℃〕以上である場合、フィルミングは発生しないが、クリーニングブレード19Bkの先端部に欠けが発生し、トナーtのすり抜けが発生する。
これは、tanδピーク温度が45〔℃〕以上であると、クリーニングブレード19Bkがガラス状態になるが、tanδピーク温度が高い分だけクリーニングブレード19Bkの先端部が傷つきやすく、外添剤、紙粉等によって削り取られるからであると考えられる。
このように、本実施の形態においては、クリーニングブレード19Bkのtanδピーク温度を8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満とし、硬度を80〔°〕以上、かつ、97〔°〕未満とすることによって、スティック−スリップ運動を抑止することができ、フィルミングの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、常温常湿の環境条件下において、硬度が80〔°〕以上、かつ、97〔°〕未満である弾性体から成るクリーニングブレード19Bkを使用するのが好ましいが、プリンタを、温度が10〔℃〕、湿度が20〔%〕の低温低湿の環境条件下に12〔h〕程度置いた後の実験においては、硬度が83〔°〕以上である場合にだけ、フィルミングの発生を抑制することができることが分かった。
これは、低温低湿の環境条件下においては、クリーニングブレード19Bkの硬度が常温常湿より低くなる傾向にあるので、硬度を常温常湿の環境条件下における範囲の下限域の値、例えば、80〔°〕として、低温低湿の環境条件下にプリンタを置くと、硬度が低くなるのに伴ってクリーニングブレード19Bkの押圧力が小さくなり、結果的に、スティック−スリップ運動を安定して抑制することができなくなるからであると考えられる。
また、プリンタを、温度が28〔℃〕、湿度が80〔%〕の高温高湿の環境条件下に12〔h〕程度置いた後の実験においては、クリーニングブレード19Bkの硬度を常温常湿の環境条件下における範囲の下限域の値、例えば、80〔°〕とし、高温高湿の環境条件下において使用した場合も、フィルミングの発生を安定して抑制することができることが分かった。
これは、高温高湿の環境条件下においては、常温常湿の環境条件下におけるクリーニングブレード19Bkの硬度よりも大きくなる傾向にあるので、クリーニングブレード19Bkの硬度を常温常湿の環境条件下における硬度の範囲の下限域、例えば、80〔°〕として、高温高湿の環境条件下にプリンタを置くと、硬度が高くなるのに伴ってクリーニングブレード19Bkの押圧力が大きくなり、結果的に、スティック−スリップ運動を安定して抑止することができるようになるからであると考えられる。
このように、プリンタの置かれる環境条件を考慮した場合、硬度を83〔°〕以上、かつ、97〔°〕未満とするのが好ましい。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
本実施の形態においては、tanδピーク温度及び引裂き強度を規定することによって、クリーニング部材としてのクリーニングブレード19Bkのスティック−スリップ運動を抑制する。
図10は本発明の第4の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。なお、図において、横軸にtanδピーク温度を、縦軸に引裂き強度を採ってある。
この場合、プリンタを常温常湿、すなわち、温度が22〔℃〕、湿度が50〔%〕の環境条件下に12〔h〕程度置いた後に実験を行った。そして、ポリウレタンの弾性体シートを使用し、規定速度(500±25〔mm/min〕)で破断するまで引っ張り、そのときの試験片を引き裂くのに要する最大の力を測定するJIS K 6252に準拠して引裂き強度を測定した。
図から、tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、引裂き強度が59〔kgf/cm〕以上の領域でフィルミングが発生していないことが分かる。
これは、tanδピーク温度が高く、クリーニングブレード19Bkがガラス状態であるだけでなく、引裂き強度が大きい場合、伸び方向に対して反対方向に働く応力が大きくなるので、像担持体としての感光体ドラム11Bkの表面に接触しているクリーニングブレード19Bkの先端部は伸びにくくなり、スティック−スリップ運動が抑止されるからであると考えられる。
なお、引裂き強度が118〔kgf/cm〕以上の領域においては、高分子物質を使用した成形が困難であるので、今回評価を行わなかった。
また、tanδピーク温度が45〔℃〕以上の領域ではフィルミングが発生していないが、クリーニングブレード19Bkの先端部に欠けが発生し、現像剤としてのトナーtのすり抜けが発生した。これは、クリーニングブレード19Bkがガラス状態になっていて、傷つきやすく、先端部が外添剤、紙粉等によって削り取られたからであると考えられる。
このように、本実施の形態においては、クリーニングブレード19Bkのtanδピーク温度を8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満とし、引裂き強度を59〔kgf/cm〕以上、かつ、118〔kgf/cm〕未満とすることによって、スティック−スリップ運動を抑止することができ、フィルミングの発生を抑制することができる。
なお、第1の実施の形態においてはtanδピーク温度とヤング率との関係について、第2の実施の形態においてはtanδピーク温度と引張り強さとの関係について、第3の実施の形態においてはtanδピーク温度と硬度との関係について、第4の実施の形態においてはtanδピーク温度と引裂き強度との関係について説明しているが、前記ヤング率はクリーニングブレード19Bkと感光体ドラム11Bkとの押圧によるクリーニングブレード19Bkの撓みに影響する指標であり、硬度はクリーニングブレード19Bkと感光体ドラム11Bkとが接する部分でのクリーニングブレード19Bkの硬さに影響する指標であり、引張り強さ及び引裂き強度はクリーニングブレード19Bkと感光体ドラム11Bkとが接する部分でのクリーニングブレード19Bkの伸びに影響する指標である。
したがって、前記第1の実施の形態に対して、前記第2〜4の実施の形態を組み合わせることができる。
前記各実施の形態においては、プリンタについて説明しているが、本発明を、複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第1の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。 スティック−スリップ運動の第1の説明図である。 スティック−スリップ運動の第2の説明図である。 スティック−スリップ運動の第3の説明図である。 本発明の第1の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるクリーニングブレード使用時のフィルミングの発生状態及び画像品位の評価結果を示す図である。
符号の説明
11Bk、11Y、11M、11C 感光体ドラム
19Bk、19Y、19M、19C クリーニングブレード
t トナー

Claims (5)

  1. 先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するクリーニングブレードにおいて、
    tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、ヤング率が13〔Mpa〕以上、かつ、140〔Mpa〕未満である弾性体から成ることを特徴とするクリーニングブレード。
  2. 先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するクリーニングブレードにおいて、
    tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、引張り強さが37.3〔Mpa〕以上、かつ、76〔Mpa〕未満である弾性体から成ることを特徴とするクリーニングブレード。
  3. 先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するクリーニングブレードにおいて、
    tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、硬度が83〔°〕以上、かつ、97〔°〕未満である弾性体から成ることを特徴とするクリーニングブレード。
  4. 先端部が像担持体の表面と当接させられ、像担持体の表面に残留する現像剤を除去するクリーニングブレードにおいて、
    tanδピーク温度が8.6〔℃〕以上、かつ、45〔℃〕未満であり、引裂き強度が59〔kgf/cm〕以上、かつ、118〔kgf/cm〕未満である弾性体から成ることを特徴とするクリーニングブレード。
  5. 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリーニングブレードが搭載された画像形成装置。
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