JP2014048316A - 画像形成ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤搬送体上に残留した現像剤を十分に掻き取ることができるようにする。
【解決手段】現像剤を搬送する現像剤搬送体と、該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有する。該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレード14bを備える。該クリーニングブレード14bの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされる。前記クリーニングブレード14bの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされる。前記弾性材料は、溶剤に浸漬されたときの質量変化率が35〔%〕以下である。前記弾性材料の、溶剤に浸漬されたときの質量変化率が35〔%〕以下であるので、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生するのを抑制することができる。したがって、現像剤搬送体上に残留した現像剤を十分に掻き取ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成ユニット及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、電子写真式のプリンタは、画像形成ユニット、LEDヘッド、転写ローラ、定着器等を備える。前記画像形成ユニットは、画像形成ユニットの本体、すなわち、画像形成ユニット本体、及び該画像形成ユニット本体に対して着脱自在に配設され、現像剤としてのトナーを収容するトナーカートリッジから成り、前記画像形成ユニット本体内に、現像剤搬送体としての感光体ドラム、帯電ローラ、現像ローラ、トナー供給ローラ、クリーニング装置等が配設される。
前記プリンタにおいては、感光体ドラムの表面が帯電ローラによって一様に帯電させられ、LEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像に、前記トナーカートリッジからトナー供給ローラ及び現像ローラを介して供給されたトナーが付着させられてトナー像が形成される。該トナー像は、転写ローラによって用紙に転写され、定着器において用紙に定着させられ、用紙はプリンタの筐体外に排出される。
そして、転写後に感光体ドラム上に残留したトナーは、クリーニング装置に配設されたクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−152156号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、クリーニングブレードの先端、すなわち、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生すると、感光体ドラム上に残留したトナーを十分に掻き取ることができなくなり、感光体ドラムの回転に伴って、残留したトナーがクリーニングブレードと感光体ドラムとの間をすり抜けてしまう。
そして、すり抜けたトナーが帯電ローラの表面に付着すると、帯電不良が起きたり、帯電ローラに付着したトナーによって感光体ドラムの表面が傷付けられたりしてしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、現像剤搬送体上に残留した現像剤を十分に掻き取ることができる画像形成ユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成ユニットにおいては、現像剤を搬送する現像剤搬送体と、該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有する。
そして、該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレードを備える。
また、該クリーニングブレードの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされる。
そして、前記クリーニングブレードの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされる。
また、前記弾性材料は、溶剤に浸漬したときの質量変化率が35〔%〕以下である。
本発明によれば、画像形成ユニットにおいては、現像剤を搬送する現像剤搬送体と、該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有する。
そして、該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレードを備える。
また、該クリーニングブレードの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされる。
そして、前記クリーニングブレードの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされる。
また、前記弾性材料は、溶剤に浸漬されたときの質量変化率が35〔%〕以下である。
この場合、前記弾性材料の、溶剤に浸漬されたときの質量変化率が35〔%〕以下であるので、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生するのを抑制することができる。したがって、現像剤搬送体上に残留した現像剤を十分に掻き取ることができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成ユニットの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 ポリウレタンの質量変化率と、トナーのすり抜けが発生したと判断されたときのドラムカウントとの関係を示す図である。 ポリウレタンの弾性率と、トナーのすり抜けが発生したと判断されたときのドラムカウントとの関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としての電子写真式のプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、40はプリンタ、41は該プリンタ40の筐体であり、該筐体41内の下部に、媒体収容部としての用紙カセット50が配設され、該用紙カセット50内に媒体としての用紙Pが収容される。用紙カセット50の前端には、媒体供給部材としての、かつ、繰出ローラとしてのホッピングローラ51が配設される。
また、49はホッピングローラ51によって繰り出された用紙Pを搬送するための媒体搬送路であり、該媒体搬送路49に媒体搬送部材としてのレジストローラ45、46が配設される。
55Bk、55Y、55M、55Cは、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの各色の画像形成を行う複数の画像形成部としての画像形成ユニット(プロセスカートリッジ)であり、該画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cは、プリンタ40の本体、すなわち、装置本体に対して着脱自在に配設され、像担持体としての、かつ、第1の現像剤搬送体としての感光体ドラム12を備え、該各感光体ドラム12の表面に、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの各色の現像剤としてのトナーによって、各色の現像剤像としてのトナー像が形成される。
そして、前記画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cと隣接させて、かつ、感光体ドラム12と対向させて、感光体ドラム12の表面を露光して潜像としての静電潜像を形成する露光装置としてのLEDヘッド56が配設される。該LEDヘッド56は、発光部に複数の発光素子としてのLEDを備え、図示されない制御部からLEDヘッド56に画像データが送られると、画像データに基づいて各LEDが選択的に発光させられ、感光体ドラム12の表面が露光され、前記静電潜像が形成される。
また、前記画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cの下方に、各色のトナー像を順次重ねて用紙Pに転写し、カラーのトナー像を形成する転写ユニット53が配設される。該転写ユニット53は、第1の転写用のローラとしての駆動ローラR1、第2の転写用のローラとしての従動ローラR2、前記駆動ローラR1と従動ローラR2とによって張設され、駆動ローラR1の駆動に伴って走行させられる第2の現像剤搬送体としての、かつ、第1の転写部材としての転写ベルト52、該転写ベルト52を介して前記感光体ドラム12と対向させて回転自在に配設された第2の転写部材としての転写ローラ57、及び前記転写ベルト52に付着したトナーを掻き取り、除去する現像剤回収装置58を備える。
なお、該現像剤回収装置58は第1のクリーニング要素としての図示されないクリーニングブレードを備える。
そして、用紙Pの搬送方向における画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55C及び転写ユニット53より下流側に、カラーのトナー像を用紙Pに定着させ、カラー画像を形成する定着装置としての定着器54が配設される。該定着器54は、第1の定着用のローラとしての加熱ローラ54a、及び第2の定着用のローラとしての加圧ローラ54bを備える。前記加熱ローラ54a内に加熱体としての図示されないハロゲンランプが配設され、該ハロゲンランプに通電することによって加熱ローラ54aが加熱される。
また、用紙Pの搬送方向における定着器54より下流側に媒体排出路59が形成され、筐体41に、排出された用紙Pを積載するためのスタッカ60が形成される。
次に、前記プリンタ40の動作について説明する。
前記ホッピングローラ51が回転させられると、用紙カセット50に収容された用紙Pが1枚ずつ分離させられて媒体搬送路49に繰り出される。繰り出された用紙Pは、前記レジストローラ45、46によって搬送され、静電気力によって転写ベルト52に吸着させられて、転写ベルト52が走行させられるのに伴って、画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cと転写ローラ57との間を搬送される。
このとき、各転写ローラ57には、所定の電圧が印加され、各転写ローラ57によって発生させられた静電気力により、前記各画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cの各感光体ドラム12上に形成された各色のトナー像が、順次、前記用紙Pに重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。
続いて、前記用紙Pは、定着器54に送られ、該定着器54においてカラーのトナー像が加熱ローラ54aによって加熱され、加圧ローラ54bによって用紙Pに押し付けられて、用紙Pに定着させられ、カラーの画像が形成される。そして、前記定着器54から排出された用紙Pは、媒体排出路59を搬送されて筐体41外に排出され、スタッカ60に積載される。
次に、前記画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cについて説明する。この場合、各画像形成ユニット55Bk、55Y、55M、55Cの構造は同じであるので、画像形成ユニット55Cについてだけ説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における画像形成ユニットの概念図である。
図において、Bdは画像形成ユニット55Cの本体、すなわち、画像形成ユニット本体、11は該画像形成ユニット本体Bdに対して着脱自在に配設された現像剤収容体としてのトナーカートリッジであり、前記画像形成ユニット本体Bdは、感光体ドラム12、帯電装置としての帯電ローラ13、転写後に感光体ドラム12上に残留したトナーtを掻き取り、除去するためのクリーニング装置14、感光体ドラム12と当接させて配設され、トナーtを保持する現像剤担持体としての現像ローラ15、ウレタンスポンジ等の弾性材料によって形成され、前記現像ローラ15に当接させて配設され、トナーtを現像ローラ15に供給する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ16、前記現像ローラ15に圧接させて配設され、前記トナー供給ローラ16によって供給されたトナーtを薄層化する現像剤規制部材としての、かつ、層形成部材としての現像ブレード17等を備える。
前記感光体ドラム12は、金属パイプによって形成された図示されない導電性支持体、並びに該導電性支持体上に有機系感光体によって形成され、電荷発生層及び電荷輸送層から成る光導電層を備え、外径が30〔mm〕にされる。
前記トナーカートリッジ11は、トナーtを収容する現像剤収容室としてのトナー収容室11aを備え、該トナー収容室11aに収容されたシアンのトナーtを供給口18を介して画像形成ユニット本体Bdに供給する。本実施の形態においては、トナーtとして非磁性1成分トナーが使用される。
なお、52は転写ベルト、R1は駆動ローラ、54は定着器、54aは加熱ローラ、54bは加圧ローラ、56はLEDヘッド、57は転写ローラである。
次に、前記画像形成ユニット55Cの動作について説明する。
画像形成用の駆動部としての図示されないモータが駆動され、該モータの回転が感光体ドラム12に伝達されることによって、感光体ドラム12が矢印a方向に回転させられる。また、感光体ドラム12から現像ローラ15に回転が伝達されることによって、現像ローラ15が矢印b方向に、現像ローラ15から図示されないアイドルギヤを介してトナー供給ローラ16に回転が伝達されることによって、トナー供給ローラ16が矢印c方向に、前記感光体ドラム12から帯電ローラ13に回転が伝達されることによって、帯電ローラ13が矢印d方向に回転させられる。
そして、感光体ドラム12の表面が、前記帯電ローラ13によって一様に帯電させられ、LEDヘッド56によって露光されて、静電潜像が形成される。
また、前記供給口18を介してトナーカートリッジ11から画像形成ユニット本体Bdに供給されたトナーtが、トナー供給ローラ16の回転に伴って現像ローラ15に供給され、現像ローラ15上において現像ブレード17によって薄層化され、感光体ドラム12の静電潜像に静電気力によって付着させられて、シアンのトナー像が形成される。
次に、前記クリーニング装置14について説明する。
クリーニング装置14は、剛性の高い金属材料、本実施の形態においては、SECC(電気亜鉛めっき鋼板)から成り、画像形成ユニット本体Bdの所定の箇所に取り付けられた保持部としてのホルダ部14a、及び弾性材料から成り、前記ホルダ部14aによって保持された第2のクリーニング要素としての、かつ、ゴム部としての板状のクリーニングブレード14bを備える。なお、前記ホルダ部14a及びクリーニングブレード14bによってクリーニング部材が構成される。
本実施の形態においては、クリーニングブレード14bを形成するための前記弾性材料として、ゴム材料であるポリウレタンが使用され、該ポリウレタンには、ポリオール、イソシアネート及び硬化剤が原料として使用される。
前記ポリオールとしては、通常、ポリウレタンを形成するために使用されるもの、例えば、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリエチレンブチレンアジペート等が単独で又は組み合わせて使用される。
また、前記イソシアネートとしては、通常、ポリウレタンを形成するために使用されるもの、例えば、トリレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート等又はこれらの異性体が使用される。
そして、前記硬化剤としては、高分子量ポリオール、低分子量ジオール及び低分子量トリオールの3種類のポリオールから成る混合物が使用される。
前記高分子量ポリオールとしては、通常、ポリウレタンを形成するために使用されるもの、例えば、ポリエチレンアジペート(平均分子量2000)等が使用される。また、前記低分子量ジオールとしては、通常、ポリウレタンを形成するために使用されるもの、例えば、1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等が使用される。そして、前記低分子量トリオールとしては、通常、ポリウレタンを形成するために使用されるもの、例えば、トリメチロールプロパン、トリイソプロパノールアミン等が使用される。
前記ポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bを形成するために、通常のポリウレタン形成方法が用いられる。該ポリウレタン形成方法においては、まず、脱水処理が行われた前記ポリオールとイソシアネートとを混合し、70〔℃〕以上、かつ、140〔℃〕以下の温度で10〜20〔分〕間反応させることによってプレポリマーを作製し、該プレポリマーに前記硬化剤を添加する。次に、150〔℃〕に予熱した遠心成形機の金型内に前記プレポリマーを充填し、25〜50〔分〕間かけて硬化させ、硬化した円筒状のシート体を金型から取り出し、前記シート体を短冊状にカットすることによって、クリーニングブレード14bを形成する。
ところで、感光体ドラム12の表面における、クリーニングブレード14bのブレードエッジが当接する部分を当接部とし、該当接部における、感光体ドラム12における静電潜像の搬送方向(接線方向)に対してブレードエッジの成す角度をクリーニングブレード14bのクリーニング角度とし、前記当接部における、ブレードエッジが感光体ドラム12の表面を押す圧力をクリーニングブレード14bの線圧としたとき、クリーニング角度及び線圧が適正でないと、転写後に感光体ドラム12上に残留したトナーtを十分に掻き取ることができなくなり、感光体ドラム12の回転に伴って、残留したトナーtがクリーニングブレード14bと感光体ドラム12との間をすり抜けてしまう。
また、すり抜けたトナーtが帯電ローラ13の表面に付着すると、帯電不良が起きたり、付着したトナーtによって感光体ドラム12の表面が傷付けられたりしてしまう。
そこで、クリーニングブレード14bのクリーニング角度及び線圧を変化させて簡易印刷実験を行うことによって、適正なクリーニング角度及び線圧を特定した。
前記簡易印刷実験においては、画像形成ユニット55Cとして「C710dn」(沖データ社製)を使用し、トナーtとして、トナー母粒子の粒径が7.0〔μm〕であり、トナー母粒子に添加される外添剤の粒径が10〔nm〕以上、かつ、200〔nm〕以下である重合トナーを使用した。
そして、クリーニング装置14において、クリーニングブレード14bの自由長を6.5〔mm〕以上、かつ、7.8〔mm〕以下に、クリーニングブレード14bの板厚としてのゴム厚を1.5〔mm〕以上、かつ、2.0〔mm〕以下にした。なお、クリーニングブレード14bの自由長の公差を±0.15〔mm〕にすることによって、クリーニング装置14の画像形成ユニット55Cに対する取付精度を高くした。
また、クリーニングブレード14bのクリーニング角度及び線圧をそれぞれ変化させて印刷を行い、帯電ローラ13へのトナーtの付着の状態を光学顕微鏡(倍率100〜1000倍)又はレーザー顕微鏡(倍率1000倍)を使用して観察することによって、トナーtのすり抜けが発生したかどうかを判断した。
簡易印刷実験の実験結果を表1に示す。
Figure 2014048316
表1において、×は帯電ローラ13にトナーtが付着していて、トナーtのすり抜けが発生したことを、○は帯電ローラ13にトナーtが付着しておらず、トナーtのすり抜けが発生しなかったことを表す。
表1から分かるように、クリーニングブレード14bのクリーニング角度を9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下に、クリーニングブレード14bの線圧を10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にすることによって、トナーtのすり抜けが発生するのを抑制することができた。
ところで、クリーニングブレード14bのクリーニング角度及び線圧が適正であっても、長期間にわたりプリンタ40を使用することによってブレードエッジに欠け、摩耗等が発生すると、転写後に感光体ドラム12上に残留したトナーtを十分に掻き取ることができなくなり、感光体ドラム12の回転に伴って、残留したトナーtがクリーニングブレード14bと感光体ドラム12との間をすり抜けてしまう。
そこで、本実施の形態においては、長期間にわたりプリンタ40を使用しても、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生するのを抑制することができ、トナーtのすり抜けが発生するのを抑制することができるように、クリーニングブレード14bを形成するためのポリウレタンの物性値を特定した。
一般に、弾性材料の架橋密度を高くすると、分子の構造が密になり、弾性材料が強靱になることが知られている。そして、クリーニングブレード14bを形成するためのポリウレタンの架橋密度は、前記プレポリマーに加えられる硬化剤の配合比を調整することによって変更することができることが知られている。
したがって、架橋密度が高いポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bを形成することによって、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生するのを抑制することが考えられるが、通常使用されるポリウレタンにおける硬化剤の配合比を正確に知ることはできない。
ところで、ポリウレタンは、溶剤に浸漬すると、膨潤して質量が変化するが、このときの質量の変化率、すなわち、質量変化率はポリウレタンの架橋密度によって決まる。
そこで、質量変化率の異なるポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bの複数のサンプルを作成し、画像形成ユニット55Cに配設して印刷実験を行うことによって、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生するのを抑制することができるポリウレタンの質量変化率を特定した。
この場合、各サンプルのクリーニングブレード14bを形成するためのポリウレタンの質量変化率を、JIS−K6258に規定されるゴム浸漬実験を行うことによって測定した。なお、溶剤としてトルエンを使用すると、ポリウレタンが溶融することなく、質量変化率を精度良く測定することができる。したがって、前記ゴム浸漬実験においては、21〔℃〕以上、かつ、25〔℃〕以下の温度下で各クリーニングブレード14bを6〔時間〕トルエンに浸漬してポリウレタンの質量変化率を測定した。
該質量変化率をηとし、浸漬前のポリウレタンの質量をmaとし、浸漬後のポリウレタンの質量をmbとしたとき、質量変化率ηは、質量mbに対する変換量δmの割合を百分率で表し、
η=δm×100/ma
=(mb−ma)×100/ma〔%〕
になる。
前記印刷実験においては、前記簡易印刷実験と同様に、画像形成ユニット55Cとして「C710dn」(沖データ社製)を使用した。そして、前記クリーニングブレード14bの複数のサンプルとしてサンプルA〜Fを作成し、該サンプルA〜Fを画像形成ユニット55Cに配設し、加速試験機を使用して印刷実験を行った。
この場合も、前記簡易印刷実験と同様に、トナーtとして、トナー母粒子の粒径が7.0〔μm〕であり、トナー母粒子に添加される外添剤の粒径が10〔nm〕以上、かつ、200〔nm〕以下である重合トナーを使用し、各クリーニングブレード14bの自由長を6.5〔mm〕以上、かつ、7.8〔mm〕以下に、各クリーニングブレード14bのゴム厚を1.5〔mm〕以上、かつ、2.0〔mm〕以下にした。
そして、各クリーニングブレード14bのクリーニング角度を、9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下の範囲で、クリーニングブレード14bの線圧を10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下の範囲でそれぞれ変化させて印刷を行った。
前記加速試験機においては、画像形成ユニット55C内で感光体ドラム12を50〔ppm〕の回転速度で間欠的に回転させながら、感光体ドラム12の表面にトナーtを供給し続け、感光体ドラム12表面のトナーtをクリーニングブレード14bによって掻き取り続けた。
本実施の形態においては、常温常湿の環境下において、感光体ドラム12を回転させる時間を12〔秒〕とし、感光体ドラム12を停止させる時間を4〔秒〕とした。
また、感光体ドラム12の回転数をドラムカウンタによって計数し、ドラムカウントが7000の倍数に達するごとに画像形成ユニット55Cを分解し、帯電ローラ13へのトナーtの付着の状態及びブレードエッジの状態を、前記光学顕微鏡又はレーザー顕微鏡を使用して観察した。この場合、ドラムカウントが100000に達するまで印刷実験を継続した。なお、印刷実験を行っている間にトナーtのすり抜けが発生したと判断された場合は、ドラムカウントが50000に達するまで印刷実験を継続した。
サンプルA〜Fのクリーニングブレード14bに使用されるポリウレタンの物性値として質量変化率η及び弾性率を表2に示す。
Figure 2014048316
なお、サンプルFは従来のクリーニングブレードである。
次に、前記印刷実験の実験結果について説明する。この場合、帯電ローラ13にトナーtが筋状に付着した場合に、トナーtのすり抜けが発生したと判断した。
図3はポリウレタンの質量変化率と、トナーのすり抜けが発生したと判断されたときのドラムカウントとの関係を示す図である。なお、図において、横軸に質量変化率ηを、縦軸にドラムカウントを採ってある。また、図において、前記印刷実験においてトナーtのすり抜けが発生したと判断されたときのドラムカウント、及びサンプルA〜Fのクリーニングブレード14bの質量変化率ηをA〜Fとしてプロットした。
図において線Lが示すように、質量変化率ηが高いクリーニングブレード14bにおいては、トナーtのすり抜けが発生したと判断されるまでのドラムカウントが小さく、トナーtのすり抜けが発生しやすく、質量変化率ηが低いクリーニングブレード14bにおいては、トナーtのすり抜けが発生したと判断されるまでのドラムカウントが大きく、トナーtのすり抜けが発生しにくい。
なお、トナーtのすり抜けが発生した位置におけるブレードエッジの状態を観察したところ、ブレードエッジに欠け、摩耗等が発生していた。
すなわち、サンプルA〜Fのうちの、質量変化率ηが35〔%〕以下のサンプルA〜Cを配設すると、架橋密度が高いので、ドラムカウントが、従来のクリーニングブレード(サンプルF)を配設した場合の約20倍の40000に達しても、トナーtのすり抜けが発生しない。
なお、ポリウレタンの他の物性値とトナーtのすり抜けの発生との相関は見られない。
図4はポリウレタンの弾性率と、トナーのすり抜けが発生したと判断されたときのドラムカウントとの関係を示す図である。
図から分かるように、クリーニングブレード14bを形成するためのポリウレタンの弾性率とトナーtのすり抜けの発生との相関はなく、弾性率を変化させても、トナーtのすり抜けが発生するのを抑制することはできない。
このように、クリーニングブレード14bのクリーニング角度を9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下に、クリーニングブレード14bの線圧を10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にし、質量変化率ηが35〔%〕以下のポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bを形成することによって、転写後に感光体ドラム12上に残留したトナーtを十分に掻き取ることができ、トナーtのすり抜けが発生するのを抑制することができる。
したがって、すり抜けたトナーtが帯電ローラ13の表面に付着することによって帯電不良が起きるのを抑制することができ、しかも、付着したトナーtによって感光体ドラム12の表面が傷付けられることがない。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
ところで、第2のクリーニング要素としての、かつ、ゴム部としてのクリーニングブレード14bは、画像形成装置としてのプリンタ40の置かれた環境、特に、高温の温度環境下において分子運動速度が高くなると、伸びやすく、かつ、曲がりやすいゴム状態になる。その場合、ゴム状態のクリーニングブレード14bが、像担持体としての、かつ、第1の現像剤搬送体としての感光体ドラム12の回転に伴って伸長させられた後に収縮し、それらを繰り返し、感光体ドラム12の回転方向におけるスティック−スリップ運動が起こる。このとき、クリーニングブレード14bによる外力が加わることによって、転写後に感光体ドラム12上に残留した現像剤としてのトナーtの母粒子から外添剤が分離すると、スティック−スリップ運動によってクリーニングブレード14bと感光体ドラム12との間に形成されるわずかな空隙を外添剤がすり抜けてしまう。
そして、すり抜けた外添剤が帯電装置としての帯電ローラ13の表面に付着すると、帯電不良が起きたり、付着した外添剤によって感光体ドラム12の表面が傷付けられたりしてしまう。
そこで、本実施の形態においては、ヤング率の異なるポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bの複数のサンプルを作成し、各サンプルを画像形成ユニット55Cに配設して印刷実験を行うことによって、スティック−スリップ運動が起こるのを抑制することができ、外添剤のすり抜けが発生するのを抑制することができるポリウレタンのヤング率を特定した。
前記印刷実験においては、第1の実施の形態と同様に、シアンの画像形成を行う画像形成部としての画像形成ユニット55Cとして「C710dn」(沖データ社製)を使用した。そして、前記複数のサンプルとしてサンプルA′〜D′を作成し、該サンプルA′〜D′を画像形成ユニット55Cに配設し、加速試験機を使用して印刷実験を行った。
この場合も、第1の実施の形態と同様に、トナーtとして重合トナーを使用し、クリーニング装置14において、クリーニングブレード14bの自由長を6.5〔mm〕以上、かつ、7.8〔mm〕以下に、クリーニングブレード14bの板厚としてのゴム厚を1.5〔mm〕以上、かつ、2.0〔mm〕以下にした。
そして、クリーニングブレード14bのクリーニング角度を、9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下の範囲で、クリーニングブレード14bの線圧を10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下の範囲で変化させて印刷を行った。
また、感光体ドラム12の回転数をドラムカウンタによって計数し、ドラムカウントが5000の倍数に達するごとに画像形成ユニット55Cを分解し、帯電ローラ13へのトナーt及び外添剤の付着の状態を、前記光学顕微鏡又はレーザー顕微鏡を使用して観察した。この場合、ドラムカウントが100000になるまで印刷実験を継続した。なお、印刷実験を行っている間に外添剤及びトナーtのすり抜けが発生したと判断された場合は、ドラムカウントが50000に達するまで印刷実験を継続した。
前記サンプルA′〜D′において使用されるポリウレタンのヤング率及び質量変化率η、並びに印刷実験の実験結果を表3に示す。この場合、実験結果は、ドラムカウントが30000及び40000に達したときの外添剤のすり抜けの状態、並びにドラムカウントが30000及び40000に達したときのトナーtのすり抜けの状態を示す。
Figure 2014048316
表3において、○は帯電ローラ13にトナーt及び外添剤が筋状に付着しておらず、トナーt及び外添剤のすり抜けが発生しなかったことを、×は帯電ローラ13にトナーt及び外添剤が筋状に付着していて、トナーt及び外添剤のすり抜けが発生したことを表す。
表3から分かるように、ポリウレタンの質量変化率ηと外添剤のすり抜けの発生との相関はないが、ポリウレタンのヤング率と外添剤のすり抜けの発生との相関はあり、ヤング率が79〔kgf/cm2 〕以上のサンプルA′〜C′においては、外添剤のすり抜けが発生しなかった。
なお、サンプルA′においては、ドラムカウントが40000に達したときにトナーtのすり抜けが発生しているが、ドラムカウントが30000に達したときはトナーtのすり抜けは発生していない。また、トナーtのすり抜けは、ブレードエッジの一部に欠け、摩耗等が発生することによって発生するので、ドラムカウントが40000に達したときにトナーtのすり抜けが発生していない帯電ローラ13に外添剤は付着していなかった。
そして、ヤング率が高いポリウレタンを使用すると、クリーニングブレード14bが硬くなり、感光体ドラム12の表面を摩耗させてしまう可能性があるが、サンプルA′を配設した場合において感光体ドラム12の表面に摩耗は発生していなかった。
このように、ヤング率が79〔kgf/cm2 〕以上、かつ、121〔kgf/cm2 〕以下のポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bを形成することによって、スティック−スリップ運動が起こるのを抑制することができ、外添剤のすり抜けが発生するのを抑制することができる。この場合、ポリウレタンの質量変化率ηは39.5〔%〕以下であることが好ましい。
なお、ヤング率が79〔kgf/cm2 〕以上、かつ、92〔kgf/cm2 〕以下である場合、質量変化率ηは35〔%〕以下であるので、外添剤のすり抜けが発生するのを一層抑制することができるだけでなく、トナーtのすり抜けが発生するのを確実に抑制することができる。
このように、本実施の形態においては、クリーニングブレード14bのクリーニング角度を9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下に、クリーニングブレード14bの線圧を10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にし、ヤング率が79〔kgf/cm2 〕以上、かつ、121〔kgf/cm2 〕以下のポリウレタンを使用してクリーニングブレード14bを形成することによって、外添剤のすり抜けが発生するのを抑制することができる。
そして、すり抜けた外添剤が帯電ローラ13の表面に付着するのを抑制することによって帯電不良が起きるのを抑制することができ、しかも、帯電ローラ13の表面に付着したトナーによって感光体ドラム12の表面が傷付けられることがない。
前記各実施の形態においては、クリーニング装置14と感光体ドラム12との間においてトナーt及び外添剤のすり抜けが発生するのを抑制するようにしているが、第2の現像剤搬送体としての、かつ、第1の転写部材としての転写ベルト52に付着したトナーtが現像剤回収装置58のクリーニングブレードと転写ベルト52との間をすり抜けるのを抑制するようにすることもできる。
また、前記各実施の形態においては、トナー像が媒体としての用紙Pに転写されるようになっているが、本発明を、感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ドラム、中間転写ベルト等の中間転写体に転写し、中間転写体上のトナー像を用紙に転写するようにしたプリンタに適用することができる。その場合、現像剤搬送体としての中間転写体の表面に付着したトナーは、クリーニング装置によって掻き取られる。
さらに、前記各実施の形態においては、プリンタについて説明しているが、本発明を、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
12 感光体ドラム
14b クリーニングブレード
55Bk、55Y、55M、55C 画像形成ユニット

Claims (8)

  1. (a)現像剤を搬送する現像剤搬送体と、
    (b)該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有するとともに、
    (c)該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレードを備え、
    (d)該クリーニングブレードの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされ、
    (e)前記クリーニングブレードの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされ、
    (f)前記弾性材料は、溶剤に浸漬されたときの質量変化率が35〔%〕以下であることを特徴とする画像形成ユニット。
  2. 前記弾性材料はポリウレタンであり、前記溶剤はトルエンである請求項1に記載の画像形成ユニット。
  3. (a)現像剤を搬送する現像剤搬送体と、
    (b)該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有するとともに、
    (c)該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレードを備え、
    (d)該クリーニングブレードの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされ、
    (e)前記クリーニングブレードの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされ、
    (f)前記弾性材料は、ヤング率が79〔kgf/cm2 〕以上、かつ、121〔kgf/cm2 〕以下であることを特徴とする画像形成ユニット。
  4. 前記現像剤搬送体は感光体ドラムである請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  5. (a)現像剤を搬送する現像剤搬送体と、
    (b)該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有するとともに、
    (c)該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレードを備え、
    (d)該クリーニングブレードの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされ、
    (e)前記クリーニングブレードの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされ、
    (f)前記弾性材料は、溶剤に浸漬されたときの質量変化率が35〔%〕以下であることを特徴とする画像形成装置。
  6. (a)現像剤を搬送する現像剤搬送体と、
    (b)該現像剤搬送体上の現像剤を掻き取るクリーニング部材とを有するとともに、
    (c)該クリーニング部材は、弾性材料から成る板状のクリーニングブレードを備え、
    (d)該クリーニングブレードの現像剤搬送体に対するクリーニング角度が9〔°〕以上、かつ、14〔°〕以下にされ、
    (e)前記クリーニングブレードの現像剤搬送体に対する線圧が10〔gf/cm〕以上、かつ、25〔gf/cm〕以下にされ、
    (f)前記弾性材料は、ヤング率が79〔kgf/cm2 〕以上、かつ、121〔kgf/cm2 〕以下であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記現像剤搬送体は感光体ドラムである請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤搬送体は転写ベルトである請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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