JP2010144293A - 上衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】 肩線を変化に富むラインとすることができ、肩甲骨や肩回りを包み込むような立体的な形状とすることができる上衣の提供。
【解決手段】 上衣1は、前身頃2の肩線13と後身頃12の肩線14とを縫い合わせ縫製される。前身頃2の肩線13は、襟側が凹曲線19に形成されると共に肩口側が凸曲線20に形成されて、全体がS字状曲線に形成され、しかもこの前身頃2の肩線13は、肩口側端部が通常の肩線21の肩口側端部よりも背中側に位置している。後身頃12の肩線14は、前身頃2の肩線13よりもやや短い凹曲線に形成され、しかも、後身頃12の肩線14は、肩口側端部が通常の肩線27の肩口側端部よりも背中側に位置している。前身頃2の肩線13と後身頃12の肩線14とは、イセ込みながら縫い合わせられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スーツの上衣などに関するものである。
従来、スーツ上衣の肩線は、肩回りの上端部において、上襟と袖ぐりとの間で略直線状とされる。
本発明は、肩線を変化に富むラインとすることができると共に、肩甲骨や肩回りを包み込む立体的な形状とすることができ、快適な着用感を得ることができる上衣を提供せんとするものである。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、前身頃の肩線と後身頃の肩線とを縫い合わせ縫製される上衣であって、前身頃の肩線は、襟側が凹曲線に形成されると共に肩口側が凸曲線に形成されて、全体がS字状曲線に形成され、しかもこの前身頃の肩線は、肩口側端部が通常の肩線の肩口側端部よりも背中側に位置しており、後身頃の肩線は、前記前身頃の肩線よりもやや短い凹曲線に形成され、しかも、前記後身頃の肩線は、肩口側端部が通常の肩線の肩口側端部よりも背中側に位置しており、前記前身頃の肩線と前記後身頃の肩線とがイセ込みながら縫い合わせられてなることを特徴とする上衣である。
本発明によれば、肩線を変化に富む独創的で美しいラインとすることができ、肩甲骨や肩回りを包み込むような立体的な形状とすることができ、快適な着用感を生ずる上衣を提供することができる。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の上衣の一実施例を示す図であり、図1は上衣の右側の斜視図、図2は上衣の背面図である。図3は図1の身頃の概略図であり、(a)は前身頃の上部を示す概略正面図、(b)は後身頃の上部を示す概略背面図である。本実施例の上衣1は、紳士用のシングルスーツの上衣とされる。
上衣1には、右側の前身頃2の上部に、上方へ開口した胸ポケット3が設けられ、右側の前身頃2の下部には、上方へ開口した腰ポケット4が設けられる。
右側の前身頃2には、胸の付近から腰ポケット4にかけて、上下方向に略直線状にフロントダーツ5が入れられる。フロントダーツ5は、つまみ縫いされた部分である。フロントダーツ5を入れることで、上衣1を立体的にすることができると共に、ウエストを絞って身体にフィットさせることができる。左側の前身頃には、前記フロントダーツ5と左右対称のフロントダーツが入れられる。
右側の前身頃2には、略三角形状の下襟6が形成される。下襟6は、前身頃2端部の略三角形状の折り返し部7を折り目8に沿って、折り返し部7前面と前身頃2前面とが重なるよう折り返すことで形成される。前身頃2の裏側には、折り返し部7の裏側を含む領域に、前身頃2と拝み合わせで見返し9が縫い付けられているため、折り返した際には、見返し9が下襟6の表側となる。右側の前身頃2の下襟6には、前後方向に貫通したフラワーホール10が形成される。左側の前身頃には、右側の場合と同様に下襟が形成される。但し、前記フラワーホール10は形成されない。
左側の前身頃には、下襟の下方にボタンが取り付けられる。右側の前身頃2には、下襟6の下方において前記ボタンと対応した位置に、前後方向に貫通したボタンホール11が設けられる。ボタンの数は、二つまたは三つが一般的である。
上衣1の身頃は、左右それぞれにおいて前身頃2と後身頃12とが縫い合わせられると共に、左右の後身頃12,12同士が縫い合わせられることで形成される。右側の前身頃2と右側の後身頃12との縫い合わせは、前身頃2の肩線13と後身頃12の肩線14とが縫い合わされると共に、前身頃2の脇線15と後身頃12の脇線16とが縫い合わされることでなされる。なお、以下の説明においては、前身頃2の肩線13を前身頃肩線ともいい、後身頃12の肩線14を後身頃肩線ともいう。左側の前身頃と左側の後身頃12との縫い合わせは、右側の場合と同様である。一方、左右の後身頃12,12同士の縫い合わせは、対応する端辺同士を縫い合わせることでなされる。
図1に示すように、本発明を実施した上衣1の肩線17は、通常の肩線18(図1における二点鎖線)と異なり、この肩線17を形成するための前身頃肩線13および後身頃肩線14について、以下に説明する。図3において、二点鎖線は通常の肩線の位置を示している。
前身頃肩線13は、襟側が凹曲線19に形成されると共に肩口側が凸曲線20に形成されて、全体がS字状曲線に形成されている。前身頃肩線13の肩口側端部は、通常の肩線21の肩口側端部よりも背中側(図3(a)において上方)に偏心している。つまり、前身頃肩線13の肩口側端点22は、通常の肩線21の肩口側端点23よりも背中側に位置しており、肩口側端点22は、前身頃肩口線24の延長線上にあり滑らかに連続している。一方、前身頃肩線13の襟側端点25は、通常の肩線21の襟側端点26と同じ位置とされている。
本実施例では、前身頃肩線13は、その肩線箇所の前身頃幅の内、襟側から略三分の一の部分が凹曲線19に形成されると共に、肩口側から略三分の二の部分が凸曲線20に形成されて、襟側端点25から肩口側端点22までの全体がS字形状に形成されている。前記凸曲線20において最も外側へ膨らんだ箇所の、通常の肩線21からの偏位距離は3cm程度とされる。また、通常の肩線21の肩口側端点23と、前身頃肩線13の肩口側端点22との間隔は、2.5cm程度とされる。
後身頃肩線14は、前身頃肩線13よりもやや短く、背中側に若干凹状に形成された弧状とされる。後身頃肩線14の肩口側端部は、通常の肩線27の肩口側端部よりも背中側に偏心している。つまり、後身頃肩線14は、通常の肩線27の襟側端点28と、通常の肩線27の肩口側端点29よりも背中側(図3(b)において下方)の点とを結んで形成される。本実施例では、通常の肩線27の肩口側端点29と、後身頃肩線14の肩口側端点30との間隔は、4cm程度とされる。
そして、前身頃肩線13と後身頃肩線14とをイセ込みながら縫い合わせることで、本実施例の肩線17は、通常の肩線18よりも背中側において、背中側に凸曲線となる略弧状を描くようにでき、通常の肩線18の肩口側端部よりも背中側に肩口側端部を偏心させることができる。本実施例では、1.5cm程度イセ込みながら縫い合わせられる。ここでは右側の肩線17について説明したが、左側の肩線17についても同様である。
このようにして、左右双方の肩線17,17は、肩回りの上端部に形成される通常の肩線18よりも背中側に位置して形成でき、変化に富む弧状曲線を創出することができる。さらに、肩口側端部が背中側に位置すると共にS字状曲線に形成された前身頃肩線13と、同じく肩口側端部が背中側に位置すると共に前身頃肩線13よりやや短い凹曲線に形成された後身頃肩線14とをイセ込みながら縫い合わすことで、肩回りや肩甲骨に沿うよう丸みをおびた形状とすることができる。これにより、快適な着用感を得ることができる。
本発明の上衣は、前記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。前記実施例では、上衣1は、紳士用のシングルスーツについて説明したが、紳士用のダブルスーツにも適用可能である。また、上衣1は、ジャケットなどでもよい。
本発明の上衣の一実施例を示す図であり、上衣の右側の斜視図である。 本発明の上衣の一実施例を示す図であり、上衣の背面図である。 図1の身頃の概略図であり、(a)は前身頃の上部を示す概略正面図、(b)は後身頃の上部を示す概略背面図である。
符号の説明
1 上衣
2 前身頃
12 後身頃
13 前身頃肩線
14 後身頃肩線
19 凹曲線
20 凸曲線
21 通常の肩線
27 通常の肩線

Claims (1)

  1. 前身頃の肩線と後身頃の肩線とを縫い合わせ縫製される上衣であって、
    前身頃の肩線は、襟側が凹曲線に形成されると共に肩口側が凸曲線に形成されて、全体がS字状曲線に形成され、しかもこの前身頃の肩線は、肩口側端部が通常の肩線の肩口側端部よりも背中側に位置しており、
    後身頃の肩線は、前記前身頃の肩線よりもやや短い凹曲線に形成され、しかも、前記後身頃の肩線は、肩口側端部が通常の肩線の肩口側端部よりも背中側に位置しており、
    前記前身頃の肩線と前記後身頃の肩線とがイセ込みながら縫い合わせられてなる
    ことを特徴とする上衣。
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