JP3180041U - シャツ - Google Patents

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啓介 高橋
郁正 千原
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株式会社丸井グループ
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Abstract

【課題】構造が簡易なシャツを提供すること。
【解決手段】後背部を形成する後身頃と、袖部と、後身頃の前方に縫い付けられる前身頃と、後身頃に、シャツの肩部の稜線に沿って、肩部の左右に一対設けた縫込み部とを備えてシャツを形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、簡易な構成で、着用感が良好なシャツに関する。
ワイシャツは、袖部と、後身頃に縫い付けられた上前身頃及び下前身頃と、襟部などとを備え、上前身頃に設けられたボタンホールと、下前身頃とに設けられたボタンとを留めて着用する。ワイシャツは、後身頃と前身頃とを上部で縫い合わせるとともに、ヨークと呼ばれる別布を肩部に取り付けて形成していた。
ヨークは、これを肩部に取り付けることにより、肩部の強度を上昇させるとともに、肩部の形状を整えていた。
又、特許文献には、ヨークを省略したシャツの発明が記載されている。(特許文献1参照)。
実用新案登録第308022号公報
しかしながら、ヨークをシャツの肩部に設けた場合、製造工程において、ヨークを取り付けるための手間が増加する。シャツを伸縮性のある生地で製造した場合でも、後身頃の生地の伸縮方向と伸縮方向が直交するようにヨークを設けていたため、肩部の伸縮性が低下することがあった。
シャツの肩部が、後身頃とヨークで生地が二重になるため、通気性が低下し、夏場に着用すると暑く感じることがあった。一方、ヨークを用いることなく、シャツを構成すると、シャツの肩部の形状が平坦になり、着用感が損なわれるおそれがあった。
本考案は、簡易な構成で、しかも、肩部の形状が整えられたシャツを提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、目的を達成するため、本考案にかかるシャツは、次のように構成されている。
シャツは、後背部を形成する後身頃と、袖部と、後身頃の前方に縫い付けられる前身頃と、を備えている。後身頃と前身頃とは、シャツの上部で直接縫い付けられている。又、後身頃の肩部に、ダーツと呼ばれる縫込み部を、シャツの肩部の稜線に沿って形成した。
本考案にかかるシャツによれば、シャツの肩部は、後身頃だけの一重構造であるので、シャツの構造が簡易になる。シャツの通気性が良好になり、着用感が向上する。シャツの肩周りの運動性が向上する。縫込み部により、肩部の形状を良好にし、着心地を良好にできる。
本考案にかかる一実施形態のワイシャツを示す正面図。 同ワイシャツを示す背面図。 同ワイシャツの後身頃を示す背面図。 同ワイシャツの前身頃を示す正面図。 同ワイシャツの襟部を示す正面図。 同ワイシャツの袖部を示す正面図。 同ワイシャツの左脇身頃を示す正面図。 同ワイシャツの着用例を示す斜視図。
本考案にかかる一実施形態のワイシャツについて図を用いて説明する。図1は、本考案にかかる一実施形態のワイシャツ10を示す正面図であり、図2は、ワイシャツ10を示す背面図である。以下、ワイシャツ10について、図8に示すようにワイシャツ10を直立した人Aに着用させた状態において、人Aの前方と同方向をワイシャツ10の前方とし、それを基準にワイシャツ10の後方、及び左右を定める。又、重力の方向を下方、その逆を上方として説明する。更に、外表面から内部に向かう方向を内側、その逆を外側として説明する。
ワイシャツ10は、図1、及び図2に示すように、襟部12と、袖部14と、後身頃16(図2参照)と、上前身頃18と、下前身頃20とを備えている。襟部12を図5に示す。襟部12は、ワイシャツ10の肩部26に取り付けられている。
袖部14(左袖)を図6に示す。袖部14は、筒体状で、下端に袖部縫い合わせ線15が設けられている。袖部縫い合わせ線15により、袖部14は、筒体状に形成されている。袖部14(左右一対)は、肩部26の左右に取り付けられている。図6の袖部14は、長袖用であるが、本考案は、半袖シャツであってもよい。
図2、図3に、後身頃16を示す。図3は、後身頃16をワイシャツ10の後方から示している。後身頃16は、上端部に襟部12に対応した襟部取付線30と、後身頃右肩線32と、後身頃左肩線34が形成されている。襟部取付線30には、襟部12が取り付けられる。後身頃右肩線32と後身頃左肩線34には、それぞれ後述する上前身頃18と下前身頃20の上前身頃肩線44と下前身頃肩線46が縫い付けられる。
後身頃16の左側方には、左袖取付線36と後身頃左脇線38とが形成されている。後身頃16の右側方には、右袖取付線37と後身頃右脇線39が形成されている。後身頃左脇線38と後身頃右脇線39とは、基本的にワイシャツ10の内側に湾曲した曲線で、後身頃16の背中心を境に左右対称に形成されている。尚、後身頃左脇線38と後身頃右脇線39とは、直線、あるいは外に凸の曲線であってもよい。
又、後身頃16の肩部26には、ダーツと呼ばれる縫込み部27が左右に設けられている。縫込み部27は、後身頃16を筒体状に縫込んだもので、肩部26の最上部の稜線に沿って形成されている。縫込み部27は、円錐状で、肩部26の両端側を広く縫いこんでいる。
更に、後身頃16のウェスト部29には、縦方向に縫込み部31が設けられている。縫込み部31は、縫込み部27と共に袋状に縫い付けられた部分である。
上前身頃18は、図1に示すように、上前正面身頃40と左脇身頃22とを備えている。下前身頃20は、下前正面身頃42と右脇身頃24とを備えている。
図4に、上前正面身頃40を示す。上前正面身頃40は、図4に示すように上部に、左襟部取付線50と、上前身頃肩線44と、左袖部取付線52が形成されている。左襟部取付線50には、襟部12が縫い付けられる。上前身頃肩線44には、後身頃16の後身頃左肩線34が縫い付けられる。左袖部取付線52には、袖部14(左)が縫い付けられる。
上前正面身頃40の左端縁(図4においては正面から見て右方)には、上前身頃脇線56が設けられ、右端縁には、上前立58が設けられている。上前立58には、ボタンホール60が複数形成されている。
上前身頃脇線56は、高さ幅がh1に形成されている。上前身頃脇線56は、後述する左脇身頃22の左脇前線74の高さ幅と等しい高さ幅を有している。上前身頃脇線56は、ワイシャツ10の前方、つまり上前立58の方向に凹む形で湾曲している。上前正面身頃40の下端縁62は、ワイシャツ10の下端の形状を有している。64は、上前正面身頃40に設けられたポケットである。
図7に、左脇身頃22を示す。図7は、左脇身頃22をワイシャツ10の外表面側から示している。左脇身頃22は、図7に示すように、左脇上線70と左脇後線72と左脇前線74と左脇下線76とからなる、細長い短冊状に形成されている。尚、右脇身頃24は、左脇身頃22と左右対称形であるので、右脇身頃24については、左脇身頃22の説明に交えて要点のみを説明する。
左脇上線70は、袖部14の形状に沿った形状を有し、袖部14が縫い付けられる。左脇身頃22の左脇後線72は、後身頃左脇線38の湾曲とほぼ等しい湾曲に形成されている。左脇後線72には、後身頃左脇線38が縫い付けられる。同様に、右脇身頃24の右脇後線78(図1参照)には、後身頃右脇線39が縫い付けられる。左脇下線76は、ワイシャツ10の下端の形状を有している。
左脇前線74は、前方、つまり上前正面身頃40の方向に凸形状に形成されている。左脇前線74は、上前身頃脇線56の高さ幅h1と同一の高さ幅を有し、上前正面身頃40の上前身頃脇線56に縫い付けられる。
下前正面身頃42は、上部に、右襟部取付線、及び、図1に示すように、下前身頃肩線46と右袖部取付線53が形成されている。右襟部取付線には、襟部12が縫い付けられる。下前身頃肩線46には、後身頃16の後身頃右肩線32が縫い付けられる。右袖部取付線53には、袖部14が縫い付けられる。
下前正面身頃42の右端縁(図1においては左方)には、下前身頃脇線57が設けられ、左端縁には、下前立59が設けられている。下前立59には、ボタンホール60に対応したボタン61が取り付けられている。
下前身頃脇線57は、右脇身頃24の右脇前線の高さ幅のh1と等しい高さ幅を有している。下前身頃脇線57は、ワイシャツ10の前方、つまり下前立59の方向に、湾曲している。下前身頃脇線57には、右脇身頃24の右脇前線が縫い付けられる。下前正面身頃42の下端縁63は、ワイシャツ10の下端の形状を有している。
上前正面身頃40の上前身頃脇線56は、左脇身頃22の左脇前線74に縫い付けられる。左脇身頃22の左脇前線74は前方に凸であるので、上前正面身頃40は前方に凸に設けられる。
次に、ワイシャツ10の作用、効果について説明する。
図8に、ワイシャツ10の斜視図を示す。ワイシャツ10は、襟部12と左右の袖部14と後身頃16と上前身頃18と下前身頃20とを備えて構成されている。後身頃16の左右側方に、左脇身頃22と右脇身頃24が縫い付けられている。左脇身頃22の前方には上前正面身頃40が、又、右脇身頃24の前方には、下前正面身頃42が縫い付けられている。
後身頃16の後身頃左肩線34と上前身頃18の上前身頃肩線44とが縫い合わせられ、後身頃16の後身頃右肩線32と下前身頃20の下前身頃肩線46とが縫い合わせられる。後身頃16と上前身頃18と下前身頃20に、襟部12が縫い付けられる。袖部14が袖部縫い合わせ線15で縫い付けられるとともに、袖部縫い合わせ線15に連続して上前身頃18と下前身頃20とが後身頃16に縫い合わせられる。下前立59にボタン61が、上前立て58にボタンホール60が設けられる。
人Aの脇に位置した左脇身頃22の左脇前線74と右脇身頃24の右脇前線75とは、図1に示すように、前方に突出するように湾曲している。そのため、上前正面身頃40や下前正面身頃42は、左脇身頃22や右脇身頃24の湾曲に沿って設けられる。同様に下前正面身頃42は、右脇身頃24の右脇前線75の湾曲により前方に突出した状態に取り付けられる。
このようにして形成されたワイシャツ10を着用すると、図8に示すように、人Aの背中に後身頃16が位置し、左脇に左脇身頃22が、右脇に右脇身頃24が位置する。左脇身頃22と右脇身頃24は、後身頃16から前方に屈曲した状態で、後身頃16の左右に配置される。
ワイシャツ10は、後身頃16と上前身頃18、及び後身頃16と下前身頃20とが直接縫い付けられている。したがって、ワイシャツ10の肩部26は、生地が一重に形成されている。そのため、ワイシャツ10は、通気性が良好で、ワイシャツ10の内部に熱がこもることが少なく、快適に着用できる。又、肩部26において生地の伸縮性が阻害されないので、運動性が向上する。これにより、ワイシャツ10を着用したときの肩の動きが快適になる。
更に、後身頃16と上前身頃18、及び後身頃16と下前身頃20とが直接縫い付けられているため、製造工程が簡略化できる。したがって、ワイシャツ10を製造するにあたって、手間と製造コストとを低減できる。
更にワイシャツ10は、後身頃16の肩部26に縫込み部27が設けられているので、肩部26の形状を、人Aの肩の形状に適合させることができる。したがって、ワイシャツ10は、良好な着用感をワイシャツ10を着用した者に与えることができる。
このように、ワイシャツ10は、肩部26を上前身頃18と下前身頃20、及び上前身頃18により形成されるので、構造を簡易化し、着用した際の運動性を向上できる。
肩部26に設けられた縫込み部27により、良好な着用感が与えられる。
したがって、ワイシャツ10は、構造を簡易にし、製造コストを低減できる。ワイシャツ10は、通気性が向上され、着用感が向上される。ワイシャツ10は、シャツの肩周りの運動性を向上できる。ワイシャツ10は、肩部26の形状が整えられ、ワイシャツ10を着用したときの見栄えを良好にできる。
尚、本考案は前記実施形態に限られるものではなく、適宜変更して実施できる。例えば、縫込み部27は、図に示す位置でなく、他の位置に設けてもよい。又、縫込み部27の数は、左右に1本ずつでなく、複数本であってもよい。
又、本考案は、紳士用のシャツでなく婦人用のシャツ、ブラウス等に用いてもよい。ワイシャツ10では、左右に脇身頃を設けたが、本考案は、脇身頃を用いず、後身頃と前身頃とを直接縫い合わせてもよい。かかる場合でも、本発明は、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本考案は、後身頃と前身頃とを有するシャツに利用できる。
10…ワイシャツ、12…襟部、14…袖部、15…袖部縫い合わせ線、16…後身頃、18…上前身頃、20…下前身頃、22…左脇身頃、24…右脇身頃、26…肩部、27…縫込み部、29…ウェスト部、30…襟部取付線、31…縫込み部、32…後身頃右肩線、34…後身頃左肩線、36…左袖取付線、37…右袖取付線、38…後身頃左脇線、39…後身頃右脇線、40…上前正面身頃、42…下前正面身頃、44…上前身頃肩線、46…下前身頃肩線、50…左襟部取付線、52…左袖部取付線、53…右袖部取付線、56…上前身頃脇線、57…下前身頃脇線、58…上前立、59…下前立、60…ボタンホール、61…ボタン、62…下端縁、63…下端縁、70…左脇上線、72…左脇後線、74…左脇前線、75…右脇前線、76…左脇下線、78…右脇後線。

Claims (2)

  1. 後背部を形成する後身頃と、
    袖部と、
    前記後身頃の前方に縫い付けられる前身頃と、
    前記後身頃に、該後身頃の肩部の稜線に沿って、前記肩部の左右に一対設けられた縫込み部と、を備えたことを特徴とするシャツ。
  2. 前記縫込み部は、前記肩部の左右両側で、幅方向に広く、前記肩部の中心に向かうにつれ、幅が狭められていることを特徴とする請求項1に記載のシャツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3176257U (ja) * 2012-03-16 2012-06-14 岡崎商事株式会社 背中の曲がった人の衣服

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JP3176257U (ja) * 2012-03-16 2012-06-14 岡崎商事株式会社 背中の曲がった人の衣服

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