JP5834316B1 - リバーシブルシャツ - Google Patents

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Abstract

【課題】A面、B面、共に、外観上、自然で、違和感がないリバーシブルシャツを提供する。【解決手段】A面、B面、共に、衿台左右ボタン穴(5、8)と上下前立ボタン穴(14、18)と上手口小ボタン出し入れ穴30とカフスボタン出し入れ穴31を開け、各穴縁をA面、B面、別々にかがり、各穴かがり部分の間にボタン取付台32を綴じ込み、複数のボタンを取付け、必要なボタンを取り出し、不要なボタンを隠す。各穴を開けた部分の隣接部分の一部を縫合せず、ボタン選択穴33を開け、指が入り、ボタンを選択しやすくする。カフスボタン出し入れ穴31開き部分と下手口25のA面とB面を重ねて仕立て、カフスボタン穴28開き部分と上手口23のA面とB面を別々に仕立て、同部分で、重ねて仕立てた部分を挟む形の仕立てにより、A面、B面、共に、外観上、自然で、違和感がない。男女兼用にもできる。【選択図】図7

Description

本発明は長袖のリバーシブルシャツに関するものである。詳しくは、男女兼用にもできて、複数のボタンを取り付けることができて、取り付けられた複数のボタンの中から必要なボタンを選択して使用できて、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、外観上、自然で、違和感なく見える、長袖のリバーシブルシャツに関するものである。
男性用として市販されている長袖のリバーシブルシャツは、その構造自体が矛盾を含んでおり、表面を着用しても、裏返して裏面を着用しても、外観上、不自然さが見受けられる。
男性用の一般的なシャツは、着用者から見て左が上前身頃であり、左の上前立に前立ボタン穴が開けられており、右の下前立に前立ボタンが取り付けられている。
表面から裏返して裏面も着用する一般的な男性用のリバーシブルシャツの一例では、表面左の上前立の裏側の、前立ボタン穴が開けられた部分を避けた部分に、裏面用の前立ボタンが取付けられており、この裏面用前立ボタンに対応する裏面用前立ボタン穴が、表面右の下前立の、表面用前立ボタンが取付けられた部分を避けた部分に、開けられている。
前項記載のリバーシブルシャツでは、表面を着用する場合も、裏返して裏面を着用する場合も、衿台と前立の上部のボタンをはずして着用すると、反り返った衿台や前立上部に取り付けられた不要なボタンが見えることがあり、外観上、不自然で、違和感がある。
同じく、一般的な長袖のリバーシブルシャツの他の例では、カフスの表面用ボタン穴が開けられた部分の他の端に、裏面用カフスボタン穴が開けられており、カフス裏面の、表面用カフスボタン穴が開けられた部分の隣接部分に、裏面用カフスボタンが取り付けられている。
前項記載のリバーシブルシャツの裏面着用時に、裏面用カフスボタンを裏面用カフスボタン穴の、内側になった表面から外側になった裏面へ刺し通して着用すると、カフスのカフスボタン穴が開けられた部分とカフスのカフスボタンが取付けられた部分が重なる隙間と、この部分の上部の上手口と下手口の重なる部分(俗称アキミセ)が、着用者の前方を向く。
同じく、一般的な長袖のリバーシブルシャツの他の例では、カフスの表面用カフスボタンが取付けられた真裏に、別のボタンが裏面用カフスボタンとして取り付けられ、カフスボタン穴は裏表共用とされている例もある。
前項記載のリバーシブルシャツの裏面着用時に、表面用カフスボタンを、裏表共用のカフスボタン穴の、外側になった裏表共用カフスボタン穴裏面から内側になった裏表共用カフスボタン穴表面へ刺し通して留めると、裏面用カフスボタンは飾りボタンとなり、カフスのボタン穴が開けられた部分とボタン取付け部分の間の隙間と、この部分の上部である上手口と下手口の間の隙間(アキミセ)は着用者の前方を向く。
また、前記段落「0008」記載のリバーシブルシャツの裏面着用時に、裏面用カフスボタンを、裏表共用のカフスボタン穴の内側になったカフス表面から外側になったカフス裏面へ刺し通して着用すると、カフスのボタン穴が開けられた部分とカフスのボタン取付け部分の重なる隙間は着用者の後方を向くが、この部分の上部の上手口と下手口の間(アキミセ)が捻れて重ならない。
長袖のリバーシブルシャツはその構造自体が矛盾を含んでおり、表面から裏返して裏面を着用しても、外観上、自然で、違和感なく見える、長袖のリバーシブルシャツは、現在、市販のものでは見当たらない。
特許文献1に記載された表裏両用シャツのボタンは、表裏両用で、特殊なボタンが使われている。
ボタンをなくすとシャツの前立部分を留めることができない。
特許文献2に記載されたリバーシブルウェアの片面の衿台天ボタンは飾りボタンであり、前立部分は隠しボタンで、カジュアル面用とフォーマル面用の前立ボタンの位置をずらして取り付けられている。
実開平2−29402号公報 実用新案登録第3133081号公報
しかし、特許文献1に記載された表裏両用シャツ、及び、特許文献2に記載されたリバーシブルウェアは依然として、裏返して裏面を着用したときに、外観上、不自然で、違和感がある。
さらには、特許文献1、及び、特許文献2、記載の発明は共に長袖ではない。
市販のリバーシブルシャツを表面から裏返して裏面を着用した場合、段落「0005」、「0007」、「0009」、「0010」、記載のようになり、結果、外観上、不自然で、違和感がある。
これらの課題を解決し、表面「A面」から裏面「B面」へ裏返して着用しても、外観上、自然であり、違和感なく見える、今までにない、長袖のリバーシブルシャツを提供することを目的とする。
尚、表示の都合上、本明細書では、「表面」、「裏面」、の表示ではなく、「A面」、「B面」、と表示する。
添付の概略図の各番号の後の「A」、の表示は、「A面」、または、「A面用ボタン」、を表し、「B」、の表示は、「B面」、または、「B面用ボタン」を表す。
上記の目的を達成するために、本発明のリバーシブルシャツは、下手口部分と、この下手口部分の連続面のカフスの一部分であるカフスボタン取付け予定部分は、A面用布地とB面用布地が重ねられて仕立てられ、上手口部分と、この上手口部分の連続面であるカフスの一部分のカフスボタン穴が開けられた部分と、この二箇所の部分の共通の連続面である筒袖下部の襞が取られた部分を加えた三箇所で構成される部分は、この三箇所で構成される部分のA面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々に仕立てられ、A面用布地とB面用布地が重ねられて仕立てられた下手口部分とカフスの一部分であるカフスボタン取付け予定部分を、A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々に仕立てられた三箇所で構成される部分のうちの二箇所である、A面用布地で仕立てられた上手口部分とカフスの一部分であるカフスボタン穴が開けられた部分と、B面用布地で仕立てられた上手口部分とカフスの一部分であるカフスボタン穴が開けられた部分とで挟むことが可能に仕立てられたものである。
また、本発明のリバーシブルシャツは、衿台A面用布地の左右両端と、衿台A面用布地に重ねられた衿台B面用布地の左右両端に、同位置で同形の衿台左右ボタン穴が開けられ、上下前立A面用布地と、上下前立A面用布地に重ねられた上下前立B面用布地の所定の位置に、同位置で同形の上下前立ボタン穴が開けられ、衿台及び上下前立A面用布地に開けられた各穴の縁と、衿台及び上下前立A面用布地に重ねられた衿台及び上下前立B面用布地に開けられた各穴の縁が別々にかがられ、別々にかがられて形成された衿台及び上下前立A面用布地穴かがり部分と、衿台及び上下前立B面用布地穴かがり部分とが離れて間に隙間が空けられ、空けられた隙間にボタンを隠すことが可能であると共に、ボタンを隙間からが取り出すことが可能に仕立てられたものとすることができる。
また、本発明のリバーシブルシャツは、下手口A面用布地の下手口小ボタン取付け予定部分と、下手口A面用布地に重ねられた下手口B面用布地の下手口小ボタン取付け予定部分に、同位置で同形の下手口小ボタン出し入れ穴が開けられ、カフスA面用布地のカフスボタン取付け予定部分と、カフスA面用布地に重ねられたカフスB面用布地のカフスボタン取付け予定部分に、同位置で同形のカフスボタン出し入れ穴が開けられ、下手口及びカフスA面用布地に開けられた各穴の縁と、下手口及びカフスB面用布地に開けられた各穴の縁が別々かがられ、別々にかがられて形成された下手口及びカフスA面用布地穴かがり部分と下手口及びカフスB面用布地穴かがり部分とが離れて間に隙間が空けられ、空けられた隙間にボタンを隠すことが可能であると共に、ボタンを隙間から取り出すことが可能に仕立てられたものとすることができる。
また、本発明のリバーシブルシャツは、衿台左右ボタン穴と上下前立ボタン穴と下手口小ボタン出し入れ穴とカフスボタン出し入れ穴の、A面用布地穴かがり部分とB面用布地穴かがり部分との間に開けられた隙間にボタン取付台が綴じ込まれ、ボタン取付台にボタンが取付けられたものとすることができる。
また、本発明のリバーシブルシャツは、下記(1)〜(8)のうち、少なくとも1つの方法で仕立てられたものとすることができる。
(1)衿台各面用布地左右端の、衿台左右ボタン穴が開けられた部分の隣接部分であり、かつ、他の部分の連続面として縫合されない部分の、衿台A面用布地縁と、衿台A面用布地縁に重ねられた衿台B面用布地縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、衿台A面用布地縁と、衿台A面用布地縁に重ねられた衿台B面用布地縁との間に指が入るように仕立てる方法。
(2)衿台の、衿台各面用布地右端の衿台右ボタン穴が開けられた部分の下部と、下前立各面用布地上部とを連続面として縫合する部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、衿台A面用布地と、衿台A面用布地に重ねられた衿台B面用布地との間に指が入るように仕立てる方法。
(3)上下前立の、上下前立各面用布地と上下前身頃各面用布地が連続面として縫合されない側で、上下前立ボタン穴が開けられた部分の隣接横部分であり、かつ、上下前立A面用布地縁と上下前立A面用布地縁に重ねられて縫合される上下前立B面用布地縁の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、上下前立A面用布地縁と、上下前立A面用布地縁に重ねられた上下前立B面用布地縁との間に指が入るように仕立てる方法。
(4)下前立の、下前立各面用布地と下前身頃各面用布地が連続面として縫合される部分であり、かつ、下前立ボタン穴が開けられた部分の隣接横部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、下前立A面用布地と、下前立A面用布地に重ねられた下前立B面用布地との間に指が入るように仕立てる方法。
(5)下手口の、下手口各面用布地と筒袖各面用布地が連続面として縫合されない側で、下手口小ボタン出し入れ穴が開けられた部分の隣接横部分であり、かつ、下手口A面用布地縁と下手口A面用布地縁に重ねられた下手口B面用布地縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、下手口A面用布地縁と、下手口A面用布地縁に重ねられた下手口B面用布地縁との間に指が入るように仕立てる方法。
(6)下手口の、下手口各面用布地と筒袖各面用布地が連続面として縫合される部分で、下手口小ボタン穴が開けられた部分の隣接横部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、下手口A面用布地と下手口A面用布地に重ねられた下手口B面用布地との間に指が入るように仕立てる方法。
(7)左右袖のカフスの、カフスボタン出し入れ穴が開けられた部分の隣接横部分であり、かつ、カフスA面用布地垂直縁と、カフスA面用布地垂直縁に重ねられて縫合されるカフスB面用布地垂直縁の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、カフスA面用布地垂直縁と、カフスA面用布地垂直縁に重ねられたカフスB面用布地垂直縁との間に指が入るように仕立てる方法。
(8)左右袖のカフスの、カフスボタン出し入れ穴が開けられた部分の下部であり、かつ、カフスA面用布地水平縁と、カフスA面用布地水平縁に重ねられたカフスB面用布地水平縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、カフスA面用布地水平縁と、カフスA面用布地水平縁に重ねられたカフスB面用布地水平縁との間に指が入るように仕立てる方法。
本発明のリバーシブルシャツは、A面を表にして着用してもB面を表にして着用しても、外観上、自然であり、違和感がない。
本発明のリバーシブルシャツのA面を示す概略図である。 本発明のリバーシブルシャツのB面を示す概略図である。 本発明のリバーシブルシャツのA面衿部分を拡大した概略図である。 本発明のリバーシブルシャツのB面衿部分を拡大した概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの左袖A面筒袖部分と、その下部の下手口小ボタンとカフスボタンが、各ボタン穴に留められた状態が拡大された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの左袖A面の下手口小ボタンとカフスボタンがはずされて、この部分が一部開かれた状態で、アキミセが矢印で示された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの、左袖の上手口と下手口とカフスの各部分のA面とB面の仕上がりが示され、アキミセが矢印で示された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの、左袖A面が裏返されて右袖B面となり、右袖B面の上手口とカフスが一部開かれた状態と、アキミセが矢印で示された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの右袖B面の一部が開かれて、上手口と下手口とカフス部分の状態と、アキミセが着用者の後方を向くことが示された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの右袖B面筒袖部分と、その下部の下手口小ボタンとカフスボタンが、各ボタン穴に留められた状態が拡大された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの、衿台左右ボタン穴部分と上下前立ボタン穴部分の、各面布地穴かがり部分の間に綴じ込まれたボタン取付台と取付けられた複数のボタンが、破線で示され、隣接部分の一部のボタン選択穴が示された概略図である。 本発明のリバーシブルシャツの長袖部分の、一部のボタン選択穴と、下手口小ボタン出し入れ穴とカフスボタン出し入れ穴の各面布地穴かがり部分の間に綴じ込まれたボタン取付台と複数の隠されたボタンが破線で示され、アキミセが矢印で示された概略図である。
以下、本発明のリバーシブルシャツを、図面を参照しながら説明する。
男性用の、着用者から見て左が上前身頃となる仕立てで以下を説明する。
説明の都合上、連続する工程が連続して記載されない場合もあるし、連続しない工程が連続して記載される場合もある。
本発明のリバーシブルシャツ1の、上手口23とカフス27の一部分であるカフスボタン穴28が開けられた部分と筒袖21の下部の襞がとられた部分の計三箇所で構成される部分は、A面用布地とB面用布地を重ねた仕立てがなされず、A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々に仕立てられる。(図6、図7、図8、図9、参照。)
前項記載の部分以外は、リバーシブルシャツ1は、A面用布地とA面用布地に重ねられたB面用布地で仕立てられ、完成後、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、各面のポケットの位置、形、および、大きさ、並びに、布地とボタンの色柄以外は、A面とB面が、同形で、同様に見えて、外観上、自然で、違和感なく見えるように仕立てられる。(図1、図2、図5、図10、参照。)
A面用布地と、B面用布地と、各部分用の、A面用ボタンと、B面用ボタンと、着用者に合わせた複数のその他のボタンと、後述する各ボタン穴(5、8、14、18)及び各ボタン出し入れ穴(30、31)の幅の二分の一くらいの幅の、薄くて丈夫な細帯状の布を用意する。
用意されたA面用布地とB面用布地は、リバーシブルシャツ1の各部分の形に縫い代を取って、裁断される。
A面用布地とB面用布地が裁断されて作られ、衿台3として仕立てられるA面用布地と、A面用布地に重ねられて衿台3として仕立てられるB面用布地の左右の端に、衿台左右ボタン穴(5、8)が、リバーシブルシャツ1の完成後、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、同位置で同形となるように、この部分に使用するボタンのサイズより少し大きく、開けられる。(図3、図4、参照。)
A面用布地とB面用布地が裁断されて作られ、上下前立(13、17)として仕立てられるA面用布地と、A面用布地に重ねられて上下前立(13、17)として仕立てられるB面用布地の適宜な位置に、上下前立ボタン穴(14、18)が、リバ−シブルシャツ1の完成後、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、同位置で同形となるように、この部分に使用するボタンのサイズより少し大きく、開けられる。(図1、図2、図3、図4、参照。)
A面用布地とB面用布地が裁断されて作られ、下手口25として仕立てられるA面用布地の下手口小ボタン26取付け予定部分と、A面用布地に重ねられて下手口25として仕立てられるB面用布地の下手口小ボタン26取り付け予定部分に、下手口小ボタン出し入れ穴30が、リバーシブルシャツ1の完成後、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、同位置で同形となるように、この部分に使用するボタンのサイズより少し大きく、開けられる。(図6、図7、図8、参照。)
A面用布地とB面用布地が裁断されて作られ、カフス27として仕立てられるA面用布地のカフスボタン29取付け予定部分と、A面用布地に重ねられてカフス27として仕立てられるB面用布地のカフスボタン29取付け予定部分に、カフスボタン出し入れ穴31が、リバーシブルシャツ1の完成後、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、同位置で同形となるように、この部分に使用するボタンのサイズより少し大きく、開けられる。(図6、図7、図8、参照。)
衿台左右ボタン穴(5、8)と、上下前立ボタン穴(14、18)と、下手口小ボタン出し入れ穴30と、カフスボタン出し入れ穴31の、各穴が開けられたA面用布地穴縁と、A面用布地穴縁に重ねられたB面用布地穴縁が別々にかがられ、各穴縁が別々にかがられて形成された各部分のA面用布地穴かがり部分と、A面用布地穴かがり部分に重ねられたB面用布地穴かがり部分とが離れて、間に隙間が空くように仕立てられる。(図示せず。)
前述の、各穴縁が別々にかがられて形成されたA面用布地穴かがり部分と、A面用布地穴かがり部分に重ねられて形成されたB面用布地穴かがり部分との間に空けられた隙間に、用意された細帯状の布が、適当な長さに切られて、1枚、または複数枚、山形、横山形、あるいは逆山形に、折り返されて、ボタン取付台32として綴じ込まれる。(図11、図12、参照。)
衿台左右ボタン穴(5、8)の、別々にかがられて形成されたA面用布地穴かがり部分と、A面用布地穴かがり部分に重ねられて形成されたB面用布地穴かがり部分との間に開けられた隙間に綴じこまれるボタン取付台32は、山型に折り返された稜線が同穴に届く長さとし、山裾の部分は、上下前立(13、17)上部の合致する部分のA面用布地と、A面用布地に重ねられたB面用布地との間に挟まれて、同部分に縫合される。(図示せず。)
同じく、上下前立ボタン穴(14、18)の、別々にかがられて形成されたA面用布地穴かがり部分と、A面用布地穴かがり部分に重ねられて形成されたB面用布地穴かがり部分との間に空けられた隙間に綴じ込まれるボタン取付台32は、横山型に折り返された稜線が同穴に届く長さとし、山裾の部分は、上下前身頃(12、16)の合致する部分のA面用布地と、A面用布地に重ねられたB面用布地との間に挟まれて、同部分に縫合される。(図示せず。)
同じく、下手口小ボタン出し入れ穴30の、別々にかがられて形成されたA面用布地穴かがり部分とA面用布地穴かがり部分に重ねられて形成されたB面用布地穴かがり部分との間に開けられた隙間に綴じ込まれるボタン取付台32は、横山形に折り返された稜線が同穴に届く長さとし、山裾の部分は、筒袖21の合致する部分のA面用布地と、A面用布地に重ねられたB面用布地との間に挟まれて、同部分に縫合される。(図示せず。)
同じく、カフスボタン出し入れ穴31の、別々にかがられて形成されたA面用布地穴かがり部分と、A面用布地穴かがり部分に重ねられて形成されたB面用布地穴かがり部分との間に空けられた隙間に綴じ込まれるボタン取付台32は、逆山型に折り返された稜線が同穴に届く長さとし、山裾の部分は、下手口下部と筒袖下部の合致する部分のA面用布地と、A面用布地に重ねられたB面用布地との間に挟まれて、同部分に縫合される。(図示せず。)
上手口小ボタン穴24とカフスボタン穴28以外の、各ボタン穴(5、8、14、18)、及び、各ボタン出し入れ穴(30、31)の、A面用布地穴かがり部分と、A面用布地穴かがり部分に重ねられて形成されたB面用布地穴かがり部分との間に空けられた隙間に綴じ込まれた各部分のボタン取付台32に、各部分用のA面用ボタンと、B面用ボタンと、着用者に合わせたその他の複数のボタンが、繋ぎ代をとって取付けられる。(図11、図12、参照。)
本発明のリバーシブルシャツ1の衿羽2部分は、着用面がA面からB面へ、あるいはB面からA面へ、裏返して着用されるときに折り返されるので、衿台3のA面と衿羽2のB面が連続面として連なる様に仕立てられ、同じく、衿台3のB面と衿羽2のA面が連続面として連なる様に仕立てられる。(図1、図2、図3、図4、参照。)
衿台3以下の部分は、衿台3のA面の連続面としてヨーク10のA面と、上下前身頃(12、16)のA面と、上下前立(13、17)のA面が連なり、後部は、ヨーク10のA面に後身頃11のA面が連なり、左右の筒袖21のA面が連なり、上手口23、下手口25、カフス27、の各部分のA面が連なる。(図1、図2、図3、図4、参照。)
同様に、衿羽2以外の各部分のB面が、襟台3のB面の連続面として、連なるように仕立てられる。(図1、図2、図3、図4、参照。)
筒袖21下部の襞がとられた部分と、上手口23と、カフス27の一部分であるカフスボタン穴28が開けられた部分の計三箇所で構成された部分は、A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々に仕立てられる。(図6、図7、図8、図9、参照。)
下手口25とカフス27の一部分であるカフスボタン出し入れ穴31が開けられた部分は、A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が重ねられて仕立てられる。(図6、図7、図8、図9、参照。)
前記段落「0046」記載の、A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分とが重ねられて仕立てられた下手口25とカフス27の一部分であるカフスボタン出し入れ穴31が開けられた部分を、前記段落「0045」記載の、A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々にしたてられた三箇所のうちの二箇所である上手口23部分とカフス27の一部分であるカフスボタン穴28が開けられた部分のA面部分とB面部分で、挟むことが可能な形に仕立てられる。(図6、図7、図8、図9、参照。)
上手口23は、A面用布地とB面用布地が重ねられず、別々に仕立てられるので、上手口23A面用布地に開けられた上手口小ボタン穴24と上手口23B面用布地に開けられた上手口小ボタン穴24は、この部分に使用されるボタンのサイズより少し大きく、別々に開けられて、各穴の縁が別々にかがられる。(図6、図7、図8、参照。)
同じく、カフス27の一部分であるカフスボタン穴28が開けられた部分は、カフス27A面用布地とカフス27B面用布地が重ねられず、別々に仕立てられるので、カフス27A面用布地に開けられたカフスボタン穴28とカフス27B面用布地に開けられたカフスボタン穴28は、この部分に使用されるボタンのサイズより少し大きく、別々に開けられて、各穴の縁が別々にかがられる。(図6、図7、図8、図9、参照。)
次項以下に記載されるボタン選択穴33は、前述の各部分に綴じ込まれたボタン取付台32に取り付けられた複数のボタンに指が届き、必要なボタンを取り出す作業がやすくなるように、以下に記載されるように開けられる。(図11、図12、参照。)
衿台左右(4、7)端の、衿台左右ボタン穴(5、8)が開けられた部分の隣接の、他の部分との連続面として縫合されない部分であり、かつ、同部分のA面用布地縁とA面用布地縁に重ねられたB面用布地縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図11参照。)
衿台右7各面下部と下前立17各面の上部が、それぞれの連続面として縫合される工程において、衿台右7各面の、衿台右ボタン穴8が開けられた部分の下部と、下前立17各面の上部が、それぞれの連続面として縫合される部分の一部分が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図示せず。)
上下前立(13、17)の、上下前立(13、17)各面と上下前身頃(12、16)の各面が、それぞれの連続面として縫合される部分ではない側であり、かつ、上下前立ボタン穴(14、18)が開けられた部分の隣接横部分の、A面用布地縁とA面用布地縁に重ねられたB面用布地縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図11参照。)
下前身頃16各面と下前立17の各面が、それぞれの連続面として縫合される工程において、下前身頃16各面と下前立17の各面がそれぞれの連続面として縫合される部分の一部であり、かつ、下前立17の下前立ボタン穴18が開けられた部分の隣接横部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図示せず。)
下手口25の、下手口25各面と筒袖21の各面とが、それぞれの連続面として縫合される部分ではない側であり、かつ、下手口小ボタン出し入れ穴30が開けられた部分の隣接横部分の、下手口A面用布地縁と下手口A面用布地縁に重ねられた下手口B面用布地縁が縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図12参照。)
下手口25の、下手口25各面と筒袖21の各面とがそれぞれの連続面として縫合される部分であり、かつ、下手口小ボタン出し入れ穴30が開けられた部分の隣接横部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図示せず。)
カフス27の一部分であるカフスボタン出し入れ穴31が開けられた部分の隣接横部分の、カフスA面用布地垂直縁とカフスA面用布地垂直縁に重ねられたカフスB面用布地垂直縁とが重ねられて縫合される部分の一部分が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図12参照。)
カフス27の一部分であるカフスボタン出し入れ穴31が開けられた部分の下部の、カフスA面用布地水平縁と、カフスA面用布地水平縁に重ねられたカフスB面用布地水平縁とが重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間に指を入れることができるように仕立てられ、ボタン選択穴33として開けられる。(図示せず。)
各ボタン穴(5、8、14、18)、及び、各ボタン出し入れ穴(30、31)の隣接部分に開けられたボタン選択穴33は、開けられた各部分のA面用布地縁とA面用布地縁に重ねられたB面用布地縁の間から、なかに取付けられたボタンが見えて見苦しい場合は、ボタン選択穴33が開けられた各部分のA面用布地内縁とA面用布地内縁に重ねられたB面用布地内縁に面ファスナーが取付けられ、閉ることができるようにして隠されてもよい。(図示せず。)
前記の各ボタン穴(5、8、14、18)、及び、各ボタン出し入れ穴(30、31)の隣接部分に開けられたボタン選択穴33は、各ボタン穴(5、8、14、18)と各ボタン出し入れ穴(30、31)の隣接部分の一箇所に開けられてもよいし、二箇所に開けられてもよいし、必ずしも開けられなくてもよい。
リバーシブルシャツ1が子供用として仕立てられる場合、前記のボタン選択穴33は、各ボタン穴(5、8、14、18)及び各ボタン出し入れ穴(30、31)が開けられた部分の隣接部分の一箇所に開けられてもよいし、二箇所に開けられてもよい。
前記段落「0045」記載の三箇所の内の一箇所である筒袖21の下部の襞がとられた部分は、A面とB面が別々に仕立てられ、この部分は頻繁に開閉されると思われるので、この部分のA面用布地裏側とB面用布地裏側は、図6、図7、図8、に示されるように、薄くて丈夫な筒袖襞裏補強布地22を取付けてもよい。(図6、図7、図8、参照。)
この筒袖襞裏補強布地22に、サイズ、品質、メーカー、洗濯注意書、等、を示すタグが取付けられてもよいし、着用者のネーム刺繍が入れられてもよいし、筒袖襞裏補強布地22自体が、高品質であり、高級感を感じさせ、メーカーやブランドを象徴する色柄の布地が使用されてもよい。(図6、図7、図8、図9、参照。)
前記段落「0045」、「0046」、「0047」記載の仕立てにより、リバーシブルシャツ1は、A面とB面の、どちらを表にして着用しても、上手口23と下手口25の間の隙間(アキミセ34)の向きと、カフス27の一部分であるカフスボタン出し入れ穴31があけられた部分とカフス27の一部分であるカフスボタン穴28が開けられた部分とが重なる部分の隙間が、着用者の後ろを向く仕立てとなる。(図5、図6、図7、図8、図9、図10、参照。)
図1に示されるリバーシブルシャツ1の、A面が表の状態から裏返されて図2のB面が表の状態に変わる場合、左右の筒袖21部分が入れ替わり、左筒袖21A面(図5参照。)が、右筒袖21B面(図10参照。)へ変わる。
この一連の形態が、(図5、図6、図7、図8、図9、図10)にて示される。
衿台左右ボタン穴(5、8)と上下前立ボタン穴(14、18)と下手口小ボタン出し入れ穴30とカスボタン出し入れ穴31が各面布地に開けられ、開けられた各穴(5、8、14、18)と各ボタン出し入れ穴(30、31)の穴縁が各面別々にかがられ、別々にかがれた穴かがり部分の間に空けられた隙間に綴じ込まれたボタン取付台32に複数のボタンが取付けられる。(図11、図12、参照。)
各図に示された本発明のリバーシブルシャツ1は男性用として仕立てられたものである。従って、本発明のリバーシブルシャツ1が女性用として仕立てられる場合は、女性の着用者から見て右側が上前身頃と上前立となり、左側が、それぞれ、下前身頃と下前立になる。
同じく、リバーシブルシャツ1が女性用として仕立てられる場合、段落「0052」記載の衿台右と衿台右ボタン穴は、それぞれ、衿台左と衿台左ボタン穴となる。
サイズも小型になるが、体型が合う男性(男児)用として兼用することもできる。
本発明のリバーシブルシャツ1は、A面を表にして着用しても、裏返してB面を表にして着用しても、左前身頃を上にして着用しても、右前身頃を上にして着用しても、必要なボタンを取り出して使うことができて、不要なボタンを隠すことができて、各ボタンを対応する各ボタン穴に留めて着用しても、一部のボタンをはずして着用しても、外観上、自然で、違和感がない。
男女兼用にもできる。(図1、図2、参照。)
片面が防水、あるいは、撥水の布地で仕立てられ、共地のリバーシブル帽子をポケットに入れておけば、散歩や買い物時の急な雨にも対応できる。
ご夫婦、親子様、祖父母様とお孫様、等、とのペアルックが楽しめる。
A面からB面へ裏返して着用できて、好みのボタンを取り出して使用することができて、不要なボタンは隠されて、変化が楽しめる。
男女兼用にできる。
1. リバーシブルシャツ
2. 襟羽
3. 衿台
4. 衿台左
5. 衿台左ボタン穴
6. 衿台左天ボタン
7. 衿台右
8. 衿台右ボタン穴
9. 衿台右天ボタン
10.ヨーク
11.後身頃
12.上前身頃
13.上前立
14.上前立ボタン穴
15.上前立ボタン穴取付けボタン
16.下前身頃
17.下前立
18.下前立ボタン穴
19.下前立ボタン穴取付けボタン
20.ポケット
21.筒袖
22.筒袖襞裏補強布地
23.上手口
24.上手口小ボタン穴
25.下手口
26.下手口小ボタン
27.カフス
28.カフスボタン穴
29.カフスボタン
30.下手口小ボタン出し入れ穴
31.カフスボタン出し入れ穴
32.ボタン取付台
33.ボタン選択穴
34.アキミセ

Claims (5)

  1. 下手口部分と、この下手口部分の連続面のカフスの一部分であるカフスボタン取付け予定部分は、A面用布地とB面用布地が重ねられて仕立てられ、
    上手口部分と、この上手口部分の連続面であるカフスの一部分のカフスボタン穴が開けられた部分と、この二箇所の部分の共通の連続面である筒袖下部の襞が取られた部分を加えた三箇所で構成される部分は、
    この三箇所で構成される部分のA面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々に仕立てられ、
    A面用布地とB面用布地が重ねられて仕立てられた下手口部分とカフスの一部分であるカフスボタン取付け予定部分を、
    A面用布地で仕立てられた部分とB面用布地で仕立てられた部分が別々に仕立てられた三箇所で構成される部分のうちの二箇所であるA面用布地で仕立てられた上手口部分とカフスの一部分であるカフスボタン穴が開けられた部分と、B面用布地で仕立てられた上手口部分とカフスの一部分であるカフスボタン穴が開けられた部分とで挟むことが可能に仕立てられた、リバーシブルシャツ。
  2. 請求項1に記載のリバーシブルシャツにおいて、
    衿台A面用布地の左右両端と、衿台A面用布地に重ねられた衿台B面用布地の左右両端に、同位置で同形の衿台左右ボタン穴が開けられ、
    上下前立A面用布地と、上下前立A面用布地に重ねられた上下前立B面用布地の所定の位置に、同位置で同形の上下前立ボタン穴が開けられ、
    衿台及び上下前立A面用布地に開けられた各穴の縁と、衿台及び上下前立A面用布地に重ねられた衿台及び上下前立B面用布地に開けられた各穴の縁が別々にかがられ、
    別々にかがられて形成された衿台及び上下前立A面用布地穴かがり部分と、衿台及び上下前立B面用布地穴かがり部分とが離れて間に隙間が空けられ、
    空けられた隙間にボタンを隠すことが可能であると共に、ボタンを隙間からが取り出すことが可能に仕立てられた、リバーシブルシャツ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリバーシブルシャツにおいて、
    下手口A面用布地の下手口小ボタン取付け予定部分と、下手口A面用布地に重ねられた下手口B面用布地の下手口小ボタン取付け予定部分に、同位置で同形の下手口小ボタン出し入れ穴が開けられ、
    カフスA面用布地のカフスボタン取付け予定部分と、カフスA面用布地に重ねられたカフスB面用布地のカフスボタン取付け予定部分に、同位置で同形のカフスボタン出し入れ穴が開けられ、
    下手口及びカフスA面用布地に開けられた各穴の縁と、下手口及びカフスB面用布地に開けられた各穴の縁が別々かがられ、
    別々にかがられて形成された下手口及びカフスA面用布地穴かがり部分と下手口及びカフスB面用布地穴かがり部分とが離れて間に隙間が空けられ、
    空けられた隙間にボタンを隠すことが可能であると共に、ボタンを隙間から取り出すことが可能に仕立てられた、リバーシブルシャツ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のリバーシブルシャツにおいて、
    衿台左右ボタン穴と上下前立ボタン穴と下手口小ボタン出し入れ穴とカフスボタン出し入れ穴の、A面用布地穴かがり部分とB面用布地穴かがり部分との間に開けられた隙間にボタン取付台が綴じ込まれ、
    ボタン取付台にボタンが取付けられた、リバーシブルシャツ。
  5. 請求項2または請求項3または請求項4に記載のリバーシブルシャツにおいて、
    下記(1)〜(8)のうち、少なくとも1つの方法で仕立てられた、リバ−シブルシャツ。
    (1)衿台各面用布地左右端の、衿台左右ボタン穴が開けられた部分の隣接部分であり、かつ、他の部分の連続面として縫合されない部分の、衿台A面用布地縁と、衿台A面用布地縁に重ねられた衿台B面用布地縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、衿台A面用布地縁と、衿台A面用布地縁に重ねられた衿台B面用布地縁との間に指が入るように仕立てる方法。
    (2)衿台の、衿台各面用布地右端の衿台右ボタン穴が開けられた部分の下部と、下前立各面用布地上部とを連続面として縫合する部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、衿台A面用布地と、衿台A面用布地に重ねられた衿台B面用布地との間に指が入るように仕立てる方法。
    (3)上下前立の、上下前立各面用布地と上下前身頃各面用布地が連続面として縫合されない側で、上下前立ボタン穴が開けられた部分の隣接横部分であり、かつ、上下前立A面用布地縁と上下前立A面用布地縁に重ねられて縫合される上下前立B面用布地縁の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、上下前立A面用布地縁と、上下前立A面用布地縁に重ねられた上下前立B面用布地縁との間に指が入るように仕立てる方法。
    (4)下前立の、下前立各面用布地と下前身頃各面用布地が連続面として縫合される部分であり、かつ、下前立ボタン穴が開けられた部分の隣接横部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、下前立A面用布地と、下前立A面用布地に重ねられた下前立B面用布地との間に指が入るように仕立てる方法。
    (5)下手口の、下手口各面用布地と筒袖各面用布地が連続面として縫合されない側で、下手口小ボタン出し入れ穴が開けられた部分の隣接横部分であり、かつ、下手口A面用布地縁と下手口A面用布地縁に重ねられた下手口B面用布地縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、下手口A面用布地縁と、下手口A面用布地縁に重ねられた下手口B面用布地縁との間に指が入るように仕立てる方法。
    (6)下手口の、下手口各面用布地と筒袖各面用布地が連続面として縫合される部分で、下手口小ボタン穴が開けられた部分の隣接横部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、下手口A面用布地と下手口A面用布地に重ねられた下手口B面用布地との間に指が入るように仕立てる方法。
    (7)左右袖のカフスの、カフスボタン出し入れ穴が開けられた部分の隣接横部分であり、かつ、カフスA面用布地垂直縁と、カフスA面用布地垂直縁に重ねられて縫合されるカフスB面用布地垂直縁の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、カフスA面用布地垂直縁と、カフスA面用布地垂直縁に重ねられたカフスB面用布地垂直縁との間に指が入るように仕立てる方法。
    (8)左右袖のカフスの、カフスボタン出し入れ穴が開けられた部分の下部であり、かつ、カフスA面用布地水平縁と、カフスA面用布地水平縁に重ねられたカフスB面用布地水平縁が重ねられて縫合される部分の一部が縫合されず、縫合されないことにより開けられる隙間から、カフスA面用布地水平縁と、カフスA面用布地水平縁に重ねられたカフスB面用布地水平縁との間に指が入るように仕立てる方法。
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