JP2010126135A - 視線誘導装置 - Google Patents

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【課題】 ドライバーが脇見状態にあるときでも、ドライバーの視線を対象物の位置に確実に誘導させることができる視線誘導装置を提供する。
【解決手段】 視線誘導装置1は、ECU7と表示器8とを備えている。表示器8は、感光剤が塗布されたスクリーン部13と、スクリーン部13に光を照射する光源部14とを有している。ECU7は、ドライバーの視線・顔向きを検知する視線・顔向き検知部9と、ドライバーの注視範囲を設定する注視範囲設定部10と、車両前方に障害物が存在するか否かを検知する障害物検知部11と、表示制御部12とを有している。表示制御部12は、ドライバーが脇見をしているときに、障害物の位置までの視線移動経路を決定し、スクリーン部13における注視範囲の外側に警告表示を呈示し、その後ドライバーの視線が警告表示へ誘導されると、視線移動経路に沿って警告表示の位置を移動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のドライバーの視線を対象物に誘導するための視線誘導装置に関するものである。
従来の視線誘導装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、まずドライバーの視線における周辺領域内の位置に注意喚起表示を行い、その後で注意喚起表示の近傍位置から徐々に障害物の位置へ視線誘導表示を行うようにしたものが知られている。
特開2003−291688号公報
上記従来技術においては、ドライバーの視線方向が正面にあるときは、ドライバーの視線が障害物の位置まで誘導されるため、障害物(対象物)の認識が可能となる。しかし、上記従来技術では、ドライバーが脇見をしている場合の視線誘導については、何ら考慮されていない。
本発明の目的は、ドライバーが脇見状態にあるときでも、ドライバーの視線を対象物の位置に確実に誘導させることができる視線誘導装置を提供することである。
本発明の視線誘導装置は、ドライバーの視線の動きと障害物とを検出し、ドライバーの視線から外れた位置に警告を表示したのち障害物へ視線の動きを誘導することを特徴とするものである。
このような本発明の視線誘導装置においては、ドライバーの視線から外れた位置に警告を表示すると、ドライバーは、その警告表示を見るようになる。そして、ドライバーの視線の動きを障害物へ誘導することにより、ドライバーが脇見状態にある場合でも、ドライバーの視線を障害物の位置まで確実に且つ迅速に誘導させることができる。その結果、ドライバーは対象物を確実に認識することが可能となる。
また、本発明の視線誘導装置は、車両のドライバーの視線方向を検出する視線検出手段と、車両の前方に存在する対象物を検出する対象物検出手段と、ドライバーの注視範囲外に警告表示を行う表示手段と、警告表示の位置を移動させる表示移動手段とを備えることを特徴とするものである。
このような本発明の視線誘導装置においては、車両のドライバーの視線方向と車両の前方に存在する対象物とを検出し、車両の前方に対象物が存在するときに、ドライバーの視線方向からドライバーが脇見をしていると判断されると、ドライバーの注視範囲外に警告表示を行う。すると、ドライバーは、警告表示に気付いて、その警告表示を見るようになる。そして、ドライバーの視線方向からドライバーが警告表示を注視していると判断されると、警告表示の位置を移動させる。すると、ドライバーの視線が警告表示に追従して対象物の位置に向かって移動するようになる。このとき、警告表示はドライバーの注視範囲外に行われるので、ドライバーの視線が早く対象物の位置に誘導されることとなる。これにより、ドライバーが脇見状態にある場合でも、ドライバーの視線を対象物の位置まで確実に且つ迅速に誘導させることができる。その結果、ドライバーは対象物を確実に認識することが可能となる。
好ましくは、表示手段は、対象物検出手段により対象物が検出されたときに、対象物の位置を示す強調表示を行う。このような強調表示を行うことにより、ドライバーは対象物をより確実に認識することができる。
また、好ましくは、表示手段は、感光材が付いているフロントウインドウに光を照射することにより、フロントウインドウに警告表示を投影させる。この場合には、例えばスポット光のみを任意の位置からフロントウインドウに向けて照射することで、フロントウインドウの全範囲に対して警告表示を行うことができる。また、フロントウインドウに光を照射した時に感光材部位に生じる蓄光によって警告表示が残留するので、対象物の位置までの警告表示の移動軌跡が表示されるようになる。従って、ドライバーの視線を対象物の位置まで一層確実に誘導させることができる。
さらに、好ましくは、表示手段は、ドライバーの注視範囲から対象物の位置までの距離に応じて、警告表示の表示色を段階的に変化させる。この場合には、警告表示の表示色によって、対象物の位置までの視線移動距離や対象物の位置に対するドライバーの視線位置を容易に認識することができる。
また、好ましくは、表示の案内または移動はドライバーの視線移動に同期させる。
本発明によれば、ドライバーが脇見状態にあるときでも、ドライバーの視線を対象物の位置に確実に誘導させるので、ドライバーに対象物を確実に認識させることができる。
以下、本発明に係わる視線誘導装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる視線誘導装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施形態の視線誘導装置1は、顔認識カメラ2と、周辺環境検知センサ3と、車両状態検知センサ4と、前方カメラ5と、表示選択入力器6と、ECU(Electronic Control Unit)7と、表示器8とを備えている。
顔認識カメラ2は、車両のドライバーの顔を撮像し、その顔画像を取得するカメラである。周辺環境検知センサ3は、車両の周辺環境を検知するためのセンサであり、例えば車両周辺の明暗を検出するコンライトセンサ等を有する。車両状態検知センサ4は、車両の状態を検知するためのセンサであり、例えば車両の車速を検出する車速センサ等を有する。前方カメラ5は、車両の前方領域を撮像し、その車両前方画像を取得するカメラである。
表示選択入力器6は、ドライバーが表示器8における表示内容の表示レベル、表示範囲、表示色、表示時間、表示遷移等を選択入力する機器である。このとき、表示レベル、表示範囲、表示色、表示時間、表示遷移等のパターンを複数種類用意しておき、各ドライバーのフィーリングに合ったパターンを選択できるようにする。これにより、各ドライバーが自分の意志で表示レベルや表示範囲等をカスタマイズすることができる。
ECU7は、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入出力回路等により構成されている。ECU7は、視線・顔向き検知部9と、注視範囲設定部10と、障害物検知部11と、表示制御部12とを有している。
視線・顔向き検知部9は、顔認識カメラ2により取得されたドライバーの顔画像データに基づいて、車両進行方向(正面方向)に対するドライバーの顔方向(角度)及び視線方向(角度)、視線停留時間等を検知する。
注視範囲設定部10は、周辺環境検知センサ3及び車両状態検知センサ4の検出値に基づいて、ドライバーの注視範囲(図2参照)を設定する。なお、ドライバーの注視範囲は、ドライバーの注視位置(中心視野)を中心とした視野範囲よりも狭い範囲である。例えば、車両の周辺が暗くなるほどドライバーの注視範囲を狭くなるように設定し、車両の車速が高くなるほどドライバーの注視範囲を狭くなるように設定する。
障害物検知部11は、前方カメラ5により取得された車両前方画像データに基づいて、車両の前方に歩行者、自転車、駐車車両等の障害物が存在するかどうかを検知する。また、障害物検知部11は、障害物の種類に応じた表示優先度を決定する。例えば、障害物が歩行者である場合には、障害物が駐車車両である場合に比べて表示優先度を高くする。
表示制御部12は、顔認識カメラ2により取得されたドライバーの顔画像データ、視線・顔向き検知部9の検知結果、注視範囲設定部10で設定されたドライバーの注視範囲、障害物検知部11の検知結果、表示選択入力器6による選択入力データを入力し、所定の処理を行い、所定の表示を行うように表示器8を制御する。表示制御部12の機能の詳細については、後で詳述する。
表示器8は、感光剤が予め塗布されている透明なスクリーン部13と、このスクリーン部13に照射する光を発生させる光源部14とからなっている。なお、スクリーン部13は、感光素材を貼付したものでも良い。
スクリーン部13は、車両のフロントウインドウ(図示せず)の一部で構成されている。スクリーン部13は、形状やサイズの自由度が高く、例えば車種により異なる車両のフロントウインドウに対応することができる。スクリーン部13には、例えば図2に示すように、感光剤Kが網目状に塗布されている。スクリーン部13において感光剤Kが塗布された部分は、通常は透明となっている。
光源部14からスクリーン部13に光線を照射すると、図2に示すように、スクリーン部13に塗布された感光剤Kが感光(励起)して枠状に光るようになり、所定の表示を行うことが可能となる。なお、感光剤Kが励起すると、その励起部位の蓄光により残光が発生する。
このとき、光源部14から照射される光線を動かすことで、スクリーン部13における表示位置を簡単に動かすことができる。また、光源部14から照射される光線としては、簡易なスポット光等のような直進性の高い光線であるのが望ましい。この場合には、少ない台数で広い範囲の表示を提供することができる。また、光源部14から照射される光線を不可視光(例えば紫外線)とした場合には、ドライバーの前方視界を阻害することなく、ドライバーが見るべき位置及び方向を示すことができる。
このような表示器8のスクリーン部13に表示されるものとしては、図2に示すように、車両の前方に障害物Sが存在する時にドライバーDに対して刺激を与えるための警告表示Hと、ドライバーDが注意を向けるべき障害物Sの存在範囲を示す強調表示Hとがある。
車両の前方に障害物Sが存在するときは、障害物Sを囲むような強調表示Hが行われる。これにより、ドライバーは障害物Sを認識しやすくなる。このとき、障害物Sの位置及びサイズ、車両から障害物Sまでの距離に応じて、強調表示Hの表示範囲や表示色を変えても良い。なお、ドライバーが脇見をしていない場合には、車両の前方に存在する障害物Sに気づくと考えられるため、特に強調表示Hは行わなくても良いし、或いは強調表示Hを薄くしても良い。
このように表示器8は、感光剤Kが付いたスクリーン部13と光源部14とで構成されている。このため、ヘッドアップディスプレイ(HUD)と異なり、外部輝度変化の影響を受けにくい表示が可能となると共に、HUDと比較して構造の簡素化及び小型化を図ることができる。
図3は、ECU7の表示制御部12により実行される警告表示制御処理の手順の詳細を示すフローチャートである。
同図において、まず視線・顔向き検知部9により検知されたドライバーの顔方向及び視線方向に基づいて、ドライバーの視線方向(図2の破線A参照)が車両進行方向(図2の1点鎖線B参照)からずれている、つまりドライバーが脇見をしているかどうかを判断する(手順S51)。
ドライバーが脇見をしていると判断されたときは、表示器8のスクリーン部13における警告表示Hの初期表示位置及び視線移動経路を決定する(手順S52)。警告表示Hの初期表示位置は、図2に示すように、注視範囲設定部10により設定されたドライバーDの注視範囲Cの外側における視界を阻害しない位置とする。警告表示Hの視線移動経路は、上記初期表示位置から障害物Sに対応する位置までの最短経路とする。
続いて、障害物検知部11により決定された表示優先度に基づいて、警告表示Hの表示レベルを決定する(手順S53)。このとき、表示優先度が高いほど、警告表示Hの表示レベルを高くする。
続いて、表示選択入力器6による選択入力データに基づいて、警告表示Hの表示範囲、表示色、輝度、点滅周期等を決定する(手順S54)。このとき、警告表示Hと強調表示Hとで表示色や輝度等を変えても良い。このように表示選択入力器6を用いてドライバーが警告表示Hの表示色等をカスタマイズ可能とすることにより、警報表示Hに関する情報を事前に自ら意識しておくことができる。従って、ドライバーが警報表示Hにいち早く気付くようになる。
続いて、手順S54で決定された内容に従ってスクリーン部13に警告表示Hを呈示するように光源部14を制御する(手順S55)。これにより、光源部14からスクリーン部13に光線が照射され、図2に示すように、ドライバーDの注視範囲Cの外側近傍に最初の警告表示Hが呈示される。最初の警告表示Hは、手順S52で決定された視線移動経路上にある。
一方、手順S51においてドライバーが脇見をしていないと判断されたときは、図4に示すように、障害物Sの位置がドライバーDの注視範囲C内に存在し、明らかにドライバーDが障害物Sを注視していると考えられるため、注視範囲Cの外側に警告表示Hが呈示されることは無い。これにより、ドライバーが障害物Sに気づいているにも拘わらず警告表示Hが呈示されることでドライバーが煩わしさを感じてしまうという事が防止される。
手順S55が実行された後、視線・顔向き検知部9により検知されたドライバーの顔方向及び視線方向に基づいて、ドライバーの視線が警告表示Hへ誘導されたかどうかを判断する(手順S56)。ドライバーの視線が警告表示Hへ誘導されたときは、視線・顔向き検知部9により検知されたドライバーの視線停留時間に基づいて、ドライバーの視線が警告表示Hに一定時間停留したかどうかを判断する(手順S57)。
手順S56においてドライバーの視線が警告表示Hへ誘導されていないと判断されたとき、手順S57においてドライバーの視線が警告表示Hに一定時間停留していないと判断されたときは、警告表示Hの表示レベルを高くし(手順S58)、上記の手順S54に戻る。これにより、ドライバーが前よりも警告表示Hに気付きやすくなるように、再びドライバーの注視範囲Cの外側近傍に警告表示Hが呈示されることになる。
手順S57においてドライバーの視線が警告表示Hに一定時間停留したと判断されたときは、手順S52で決定された視線移動経路に従って警告表示Hの表示位置をずらす(手順S59)。そして、視線・顔向き検知部9により検知されたドライバーの顔方向及び視線方向に基づいて、ドライバーの視線が障害物Sの位置に達したかどうかを判断し(手順S60)、ドライバーの視線が障害物Sの位置に達したときは、本処理を終了する。
一方、ドライバーの視線が障害物Sの位置に達していないと判断されたときは、上記の手順S54に戻り、手順S54〜S60の処理を再度実行する。これにより、図5に示すように、警告表示Hの表示位置が障害物Sの位置に向かって徐々に移動するようになる。このとき、上述した励起部位の蓄光により警告表示Hが僅かに残留するため、ドライバーが見るべき障害物Sの位置までの移動軌跡が示されることになる。そして、警告表示Hの表示位置の移動に従ってドライバーの視線が障害物Sの位置に近づき、最終的にドライバーは障害物Sを捕捉するようになる。
以上において、顔認識カメラ2及び視線・顔向き検知部9は、車両のドライバーの視線方向を検出する視線検出手段を構成する。前方カメラ5及び障害物検知部11は、車両の前方に存在する対象物を検出する対象物検出手段を構成する。表示制御部12の上記手順S51は、ドライバーの視線方向に基づいてドライバーが脇見をしているかどうかを判断する脇見判断手段を構成する。注視範囲設定部10、表示制御部12の上記手順S52〜S55及び表示器8は、対象物検出手段により対象物が検出されると共に、脇見判断手段によりドライバーが脇見をしていると判断されたときに、ドライバーの注視範囲から対象物の位置までの視線移動経路を設定し、ドライバーの注視範囲外に警告表示を行う表示手段を構成する。表示制御部12の上記手順S56,S57,S59及び表示器8は、ドライバーの視線方向に基づいてドライバーが警告表示を注視しているかどうかを判断し、ドライバーが警告表示を注視していると判断されると、視線移動経路に沿って警告表示の位置を移動させる表示移動手段を構成する。
ところで、車両の前方に障害物が存在している場合に、ドライバーが脇見をしているときは、警告音によりドライバーの注意を障害物に向けさせることが考えられる。しかし、障害物が車両の正面から外れた位置にある場合には、ドライバーは、警告音を聞いて一旦前方を向いた上で障害物を探索することになるため、障害物に気づくのに遅れる可能性がある。
これに対し本実施形態では、車両の前方に障害物が存在している場合に、ドライバーが脇見をしているときは、ドライバーの注視範囲から障害物の位置までの視線移動経路を決定し、表示器8のスクリーン部13におけるドライバーの注視範囲の外側に警告表示を呈示し、その後ドライバーの視線に同期させるように警告表示を視線移動経路に沿って障害物の位置に向けて移動させるようにしたので、ドライバーの視線が確実に障害物に誘導される。このとき、最初の警告表示をドライバーの注視範囲の外側に呈示するので、ドライバーの視界を阻害することなく、ドライバーの視線がいち早く障害物に対して誘導されるようになる。これにより、ドライバーは障害物を迅速に且つ確実に認識することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、スクリーン部13に感光剤Kが網目状に塗布されているが、特にその形態には限られず、例えば図6に示すように、ドット形の感光剤Kをスクリーン部13にマトリクス状に塗布しても良い。この場合には、光源部14からスクリーン部13に光線が照射されたときに、感光剤Kに対応する形状(図6では丸形)に光ることになる。
また、図7に示すように、感光剤をスクリーン部13の全面に塗布しても良い。この場合には、光源部14からスクリーン部13に不可視光等を照射する際に、光の形(図7では丸形及び四角形)を変えて出すようにしても良い。
また、表示選択入力器6を用いて表示内容をカスタマイズする際には、図8に示すように、ドライバーDの注視範囲Cから障害物Sの位置までの距離に応じて、警告表示Hの表示色を段階的に変化させるようにしても良い。図8(a)は、注視範囲Cを基準として表示色の変更位置P〜Pを設定したものであり、図8(b)は、障害物Sの位置を基準として表示色の変更位置Q〜Qを設定したものである。
さらに、上記実施形態では、ドライバーの注視範囲内に警告表示を呈示しないようにしたが、ドライバーの注視範囲内には短時間で低刺激の警告表示のみを呈示したり、或いは時間変化をゆっくりさせて警告表示のみを呈示し、ドライバーの注視範囲外では警告表示を瞬時に呈示させるようにしても良い。このようにドライバーの注視範囲の内外で警告表示の呈示法を区別することにより、ドライバーの注視範囲内の既に気付いている情報に対しては警告表示による煩わしさを軽減し、ドライバーの注視範囲外の気付きにくい情報に対しては、警告表示により効果的に注意を向けさせることができる。
本発明に係わる視線誘導装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した表示器においてスクリーン部に警告表示及び強調表示が呈示されている状態の一例を示す概念図である。 図1に示した表示制御部により実行される警告表示制御処理の手順の詳細を示すフローチャートである。 ドライバーが正面を向いている時のスクリーン部の表示状態の一例を示す概念図である。 図2に示した警告表示が障害物の位置に向かって移動する軌跡を示す概念図である。 ドット形の感光剤が塗布されたスクリーン部の一例を示す概念図である。 感光剤が全面に塗布されたスクリーン部の一例を示す概念図である。 ドライバーの注視範囲から障害物の位置までの距離に応じて警告表示の表示色を段階的に変化させる手法の一例を示す概念図である。
符号の説明
1…視線誘導装置、2…顔認識カメラ(視線検出手段)、5…前方カメラ(対象物検出手段)、7…ECU、8…表示器(表示手段、表示移動手段)、9…視線・顔向き検知部(視線検出手段)、10…注視範囲設定部(表示手段)、11…障害物検知部(対象物検出手段)、12…表示制御部(脇見判断手段、表示手段、表示移動手段)、13…スクリーン部、14…光源部、C…注視範囲、H…警告表示、H…強調表示、K…感光剤(感光材)、S…障害物(対象物)。

Claims (6)

  1. ドライバーの視線の動きと障害物とを検出し、前記ドライバーの視線から外れた位置に警告を表示したのち前記障害物へ前記視線の動きを誘導することを特徴とする視線誘導装置。
  2. 車両のドライバーの視線方向を検出する視線検出手段と、
    車両の前方に存在する対象物を検出する対象物検出手段と、
    前記ドライバーの注視範囲外に警告表示を行う表示手段と、
    前記警告表示の位置を移動させる表示移動手段とを備えることを特徴とする視線誘導装置。
  3. 前記表示手段は、前記対象物検出手段により前記対象物が検出されたときに、前記対象物の位置を示す強調表示を行うことを特徴とする請求項2記載の視線誘導装置。
  4. 前記表示手段は、感光材が付いているフロントウインドウに光を照射することにより、前記フロントウインドウに前記警告表示を投影させることを特徴とする請求項2または3記載の視線誘導装置。
  5. 前記表示手段は、前記ドライバーの注視範囲から前記対象物の位置までの距離に応じて、前記警告表示の表示色を段階的に変化させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項記載の視線誘導装置。
  6. 前記表示の案内または移動は前記ドライバーの視線移動に同期させることを特徴とする請求項1または2記載の視線誘導装置。

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