JP2010124411A - 画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ホワイトバランスが正しい合成画像を生成する。
【解決手段】合成対象のRAW画像データを読み込み(S402)、読み込んだ画像データに対して、ホワイトバランスの設定に応じたホワイトバランス補正処理を行う(S404)。ホワイトバランス補正処理を、合成対象の全ての画像データに対して行うと、ホワイトバランス補正処理を行った各画像データを合成して、合成画像データを生成する(S408)。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の画像データの合成を行う技術に関する。
近年、色処理が施された複数のカラー画像データを合成して、1つの画像に複数のシーンが写ったような画像を生成する多重露出機能を備えたデジタルカメラが知られている。特許文献1には、色処理が施されたカラー画像データを、色処理が施される前のカラー画像データに変換してから合成し、その後、再び色処理を施すことにより、ガンマ変換などの影響を排除した画像合成処理を実現する技術が開示されている。
特開2004−488663号公報
しかしながら、RAW画像データを用いて合成する場合、色再現などの画像処理が行われていないために、異なる光源下で撮影されたRAW画像データを単純に合成すると、ホワイトバランスが正しくない合成画像になるという問題があった。
本発明のある態様に係る画像処理装置は、画像データに対するホワイトバランス補正処理のための設定を行うホワイトバランス設定部と、撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス設定部における設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うホワイトバランス補正部と、前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成する画像合成部と、を備えることを特徴とする。
本発明の別の態様に係る画像処理方法は、画像データに対するホワイトバランス補正処理のための設定を行うステップと、撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うステップと、前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のさらに別の態様に係る画像処理プログラムは、画像データに対するホワイトバランス補正処理のための設定を行うステップと、撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うステップと、前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ホワイトバランスが正しい合成画像を生成することができる。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルスチルカメラは、カメラ本体1と交換式レンズ2から構成される。
交換式レンズ2は、レンズ1010と、Flashメモリ1011と、マイクロコンピュータ1012と、ドライバ1013と、絞り1014と、を有している。交換式レンズ2は、I/F999を介して、カメラ本体1と通信可能に接続されている。
カメラ本体1は、メカシャッター101と、撮像素子102と、アナログ処理部103と、アナログ/デジタル変換部104(以下、A/D変換部104)と、バス105と、SDRAM106と、画像処理部107と、AE処理部108と、AF処理部109と、JPEG処理部110と、メモリインターフェース111(以下、メモリI/F111)と、記録媒体112と、LCDドライバ113と、LCD114と、マイクロコンピュータ115と、操作部116と、Flashメモリ117と、を有している。
レンズ1010は、被写体の光学像を撮像素子102に集光させる。レンズ1010は、単焦点レンズであってもよいし、ズームレンズであってもよい。
マイクロコンピュータ1012は、I/F999、Flashメモリ1011、および、ドライバ1013と接続されていて、Flashメモリ1011に記憶されている情報の読み込み・書き込みを行うとともに、ドライバ1013を制御する。マイクロコンピュータ1012は、さらに、I/F999を介して、マイクロコンピュータ115と通信することができ、様々な情報をマイクロコンピュータ115へ送信し、また、マイクロコンピュータ115から絞り値等の情報を受信する。
ドライバ1013は、マイクロコンピュータ1012の指示を受けて、レンズ1010を駆動させて、焦点距離やフォーカス位置の変更を行うとともに、絞り1014を駆動する。絞り1014は、レンズ1010の近傍に設けられ、被写体の光量を調節する。
メカシャッター101は、マイクロコンピュータ115の指示を受けて駆動し、撮像素子102に被写体を露光する時間を制御する。
撮像素子102は、各画素を構成するフォトダイオードの前面に、ベイヤー配列のカラーフィルタが配置された撮像素子である。ベイヤー配列は、水平方向にR画素とG(Gr)画素が交互に配置されたラインと、G(Gb)画素とB画素が交互に配置されたラインとを有し、さらにその2つのラインを垂直方向にも交互に配置することで構成されている。この撮像素子102は、レンズ1010により集光された光を、画素を構成するフォトダイオードで受光して光電変換することで、光の量を電荷量としてアナログ処理部103へ出力する。なお、撮像素子102は、CMOS方式のものでもCCD方式のものでも良い。また、撮像素子は、ベイヤー配列のカラーフィルタが配置されたものではなく、例えば、FOVEON(登録商標)イメージセンサのように、1画素でR、G、B全ての情報を取り込むことが可能なタイプのものであってもよい。
アナログ処理部103は、撮像素子102から読み出された電気信号(アナログ画像信号)に対し、リセットノイズ等を低減した上で波形整形を行い、さらに目的の明るさとなるように、ゲインアップを行う。A/D変換部104は、アナログ処理部103から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号(以後、画像データという)に変換する。
バス105は、デジタルカメラ内部で発生した各種データをデジタルカメラ内の各部に転送するための転送路である。バス105は、A/D変換部104と、SDRAM106と、画像処理部107と、AE処理部108と、AF処理部109と、JPEG処理部110と、メモリI/F111と、LCDドライバ113と、マイクロコンピュータ115に接続されている。
A/D変換部104から出力される画像データは、バス105を介して一旦SDRAM106に記憶される。SDRAM106は、A/D変換部104において得られた画像データや、画像処理部107、JPEG処理部110において処理された画像データ等の各種データが一時的に記憶される記憶部である。
画像処理部107は、オプティカルブラック減算部1071(以下、OB減算部)、ホワイトバランス補正部1072(以下、WB補正部1072)、同時化処理部1073、ガンマ・色再現処理部1074、カラーマトリクス演算部1075、エッジ強調処理部1076、および、ノイズ低減処理部1077(以下、NR処理部1077)を含み、SDRAM106から読み出した画像データに対して様々な画像処理を施す。
OB減算部1071は、画像データに対して、オプティカルブラック減算処理(以下、OB減算処理)を行う。OB減算処理は、画像データを構成する各画素の画素値から、撮像素子102の暗電流等に起因するオプティカルブラック値(以下、OB値)を減算する処理である。
WB補正部1072は、画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。ホワイトバランスモードは、晴天、曇天、電球、蛍光灯などの光源に応じて、ユーザが設定可能である。
同時化処理部1073は、ベイヤー配列による画像データから、1画素あたりR、G、Bの情報からなる画像データへ同時化する処理を行う。ガンマ・色再現処理部1074は、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
カラーマトリクス演算部1075は、画像データに対して、カラーマトリクスを乗じる線形変換を行って、画像データの色を補正する。エッジ強調処理部1076は、画像データから、エッジを抽出し、抽出したエッジのデータに所定のゲインを乗じてから、画像データに加算することにより、画像データのエッジを強調する処理を行う。NR処理部1077は、高周波を低減するフィルタを用いた処理や、コアリング処理等により、ノイズを低減する処理を行う。
画像処理部107は、必要に応じて、内部に備えた各部1071〜1077を選択して、各処理を行う。画像処理部107によって各処理が行われた後の画像データは、SDRAM106に記憶される。
AE処理部108は、画像データから被写体輝度を算出する。被写体輝度を算出するためのデータは、専用の測光センサの出力であってもよい。AF処理部109は、画像データから高周波成分の信号を取り出し、AF(Auto Focus)積算処理により、合焦評価値を取得する。
JPEG処理部110は、画像データの記録時には、SDRAM106から画像データを読み出し、読み出した画像データをJPEG圧縮方式に従って圧縮して、圧縮したJPEG画像データを、SDRAM106に一旦記憶する。マイクロコンピュータ115は、SDRAM106に記憶されたJPEG画像データに対して、JPEGファイルを構成するために必要なJPEGヘッダを付加してJPEGファイルを作成し、作成したJPEGファイルを、メモリI/F111を介して記録媒体112に記録する。記録媒体112は、例えばカメラ本体1に着脱可能なメモリカードからなる記録媒体であるが、これに限定されるものではない。
LCDドライバ113は、LCD114に画像を表示させる。記録媒体112に記録されたJPEGファイルを再生する場合、JPEG処理部110は、記録媒体112に記録されているJPEGファイルを読み出して伸張処理を施した上で、伸張した画像データを一旦SDRAM106に記憶させる。LCDドライバ113は、伸張された画像データをSDRAM106から読み出し、読み出した画像データを映像信号へ変換した後でLCD114へ出力して、画像の表示を行う。画像の表示には、静止画の表示だけでなく、ライブビュー表示画等の動画の表示も含まれる。
制御部としての機能を有するマイクロコンピュータ115は、デジタルカメラ本体1の各種シーケンスを統括的に制御する。マイクロコンピュータ115には、操作部116およびFlashメモリ117が接続されている。
操作部116は、電源ボタン、レリーズボタン、各種入力キー等の操作部材である。ユーザによって、操作部116の何れかの操作部材が操作されることにより、マイクロコンピュータ115は、ユーザの操作に応じた各種シーケンスを実行する。電源ボタンは、当該デジタルカメラの電源のオン/オフ指示を行うための操作部材である。電源ボタンが押されたときに、マイクロコンピュータ115は、当該デジタルカメラの電源をオン又はオフする。レリーズボタンは、ファーストレリーズスイッチとセカンドレリーズスイッチの2段スイッチを有して構成されている。レリーズボタンが半押しされて、ファーストレリーズスイッチがオンされた場合に、マイクロコンピュータ115は、AE処理やAF処理等の撮影準備シーケンスを行う。また、レリーズボタンが全押しされて、セカンドレリーズスイッチがオンされた場合に、マイクロコンピュータ115は、撮影シーケンスを実行して撮影を行う。
Flashメモリ117は、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインやローパスフィルタ係数等のデジタルカメラの動作に必要な各種パラメータ、および、デジタルスチルカメラを特定するための製造番号等を記憶している。また、Flashメモリ117は、マイクロコンピュータ115にて実行する各種プログラムも記憶している。マイクロコンピュータ115は、Flashメモリ117に記憶されているプログラムに従い、またFlashメモリ117から各種シーケンスに必要なパラメータを読み込み、各処理を実行する。
図2は、第1の実施形態に係る画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラで行われるメインの処理フローを示すフローチャートである。ユーザにより電源ボタンが押されて、デジタルスチルカメラの電源がオンになると、マイクロコンピュータ115は、ステップS201の処理を開始する。
ステップS201では、撮影を行うか否か、すなわち、レリーズボタンが押されたか否かを判定する。レリーズボタンが押されたと判定すると、ステップS202に進み、撮影・記録動作を行う。撮影・記録動作については、図3に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS201でレリーズボタンが押されていないと判定すると、ステップS203に進む。ステップS203では、画像データの合成処理を行うか否かを判定する。ユーザが操作部116に含まれる入力キーを操作して、LCD114に表示されている複数のメニューの中から、画像データの合成メニューを選択すると、画像データの合成処理を行うと判定して、ステップS204に進む。ステップS204では、画像データの合成処理を行う。画像データの合成処理の詳細な内容については、図4に示すフローチャートを用いて後述する。
画像データの合成処理を行わないと判定すると、ステップS205に進む。ステップS205では、画像データの現像処理を行うか否かを判定する。ユーザが操作部116に含まれる入力キーを操作して、LCD114に表示されている複数のメニューの中から、画像データの現像メニューを選択すると、現像処理を行うと判定して、ステップS206に進む。ステップS206では、画像データの現像処理を行う。画像データの現像処理の詳細な内容については、図5に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS207では、デジタルスチルカメラの電源がオフになったか、すなわち、ユーザにより電源ボタンが押されて、電源がオフになったか否かを判定する。電源がオフになっていないと判定するとステップS201に戻り、電源がオフになったと判定すると、全ての動作を終了する。
図3は、図2に示すフローチャートのステップS202で行う撮影・記録動作についての詳しい処理内容を示すフローチャートである。ステップS301からステップS303までの処理は、ファーストレリーズにて行われる処理であり、ステップS304以後の処理は、セカンドレリーズにて行われる処理である。
ステップS301では、AF処理部109において、合焦評価値を算出する。マイクロコンピュータ115は、合焦評価値に基づいて、レンズ1010を駆動させる指令をドライバ1013に出す。
ステップS302では、AE処理部109において、被写体輝度を算出する。ステップS303では、被写体輝度に基づいて、Flashメモリ117に記憶された絞り値およびシャッター速決定テーブルを参照することにより、絞りとシャッター速を算出する。
ステップS304では、ユーザによってレリーズボタンが全押しされて、セカンドレリーズスイッチがオンされたか否かを判定する。セカンドレリーズスイッチがオンされていないと判定すると、ステップS305に進む。ステップS305では、レリーズボタンが戻されたか否かを判定する。レリーズボタンが半押しされている状態から戻されたと判定すると、撮影・記録動作を終了し、レリーズボタンが戻されていないと判定すると、ステップS304に戻る。
一方、ステップS304でセカンドレリーズスイッチがオンされたと判定すると、ステップS306に進む。ステップS306では、撮影を行う。撮影に関しては、従来から用いられている手法と同様である。ドライバ1013は、マイクロコンピュータ1012の指示に基づいて、設定された絞り値になるように絞り1014を駆動させる。そして、算出したシャッター速に基づいて、メカシャッター101を制御して撮影を行い、画像データを得る。
ステップS307では、画像の記録形式がRAW形式であるか否かを判定する。ユーザは、操作部116を操作することにより、撮影前に、画像の記録形式を選択することができる。画像の記録形式がRAW形式であると判定すると、ステップS317に進み、RAW形式のデータであるベイヤーデータを、メモリI/F111を介して、記録媒体112に記録する。ただし、ここでは、記録するベイヤーデータごとに、サムネイル画像データを作成して、ベイヤーデータとともに記録しておく。また、撮像時に得られたOB値、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲイン、ホワイトバランスモードに応じたカラーマトリクスも同一のファイルとして、ベイヤーデータと同時に記録しておく。
なお、ホワイトバランスモードは、ユーザが操作部116に含まれる入力キーを操作することによって、1回の撮影ごとに設定することができる。マイクロコンピュータ115は、ユーザによる操作部116の操作に基づいて、ホワイトバランスモードを設定する。また、デジタルスチルカメラがホワイトバランスを自動的に調整するオートホワイトバランス機能を備えている場合、マイクロコンピュータ115は、撮影時の光源に応じたホワイトバランスモードを自動的に設定する。
一方、ステップS307で、画像の記録形式がJPEG形式であると判定すると、ステップS308に進む。ステップS308では、OB減算部1071により、撮影により得られた画像データから、撮像時に得られたOB値を減算するOB減算処理を施す。
ステップS309では、WB補正部1072により、OB減算処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。
ステップS310では、同時化処理部1073により、ホワイトバランス補正処理が施された画像データに対して、同時化処理を施す。ステップS311では、カラーマトリクス演算部1075により、同時化処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたカラーマトリクスを乗じるカラーマトリクス演算を行う。
ステップS312では、ガンマ・色再現処理部1074により、カラーマトリクス演算が行われた画像データに対して、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
ステップS313では、エッジ強調処理部1076により、ガンマ補正処理および色再現処理が行われた画像データに対して、エッジ強調処理を行う。ステップS314では、NR処理部1077により、エッジ強調処理が行われた画像データに対して、ノイズを低減する処理を行う。
ステップS315では、JPEG処理部110において、ノイズ低減処理が行われた画像データに対して、JPEG圧縮を行う。ステップS316では、画像の記録モードや露出条件などの撮影情報をフィルヘッダ情報として作成し、作成したファイルヘッダ情報を、JPEG圧縮された画像データに付加して、メモリI/F111を介して、記録媒体112に記録する。
図4は、図2に示すフローチャートのステップS204で行う合成処理についての詳しい処理内容を示すフローチャートである。ステップS401では、ユーザによる操作部116の操作に応じて、合成処理を行うベイヤーデータを2つ以上選択する。ここでは、まず、記録媒体112に記録した複数のサムネイル画像データをLCD114に表示する。そして、ユーザによって、合成処理を行うサムネイル画像データが2つ以上選択されると、記録媒体112に記録されている複数のベイヤーデータの中から、選択されたサムネイル画像データと対応するベイヤーデータを選択する。以下、選択したベイヤーデータがN(Nは、2以上の自然数)個あるものとして説明を続ける。
ステップS402では、選択されたN個のベイヤーデータのうち、i番目のベイヤーデータを記録媒体112から読み出す。ただし、パラメータiの初期値は1にセットされている。N個のベイヤーデータの中から読み出す順序は、ユーザによって選択された順序でもよいし、任意の順序としてもよい。
ステップS403では、OB減算部1071において、ステップS402で読み出したベイヤーデータに対して、読み出したベイヤーデータと同一のファイルに記録されているOB値を用いたOB減算処理を施す。ステップS404では、WB補正部1072により、OB減算処理が施されたベイヤーデータに対して、読み出したベイヤーデータと同一のファイルに記録されているホワイトバランスゲインを用いたホワイトバランス補正処理を施す。
ステップS405では、ホワイトバランス補正処理が施されたベイヤーデータを構成する各画素の画素値を1/N倍する。これは、N枚のベイヤーデータを合成して1枚の合成画像を生成する際に、適切な明るさを維持するために行う処理である。
なお、画素値に乗じる値は、1/Nに限定されることはない。例えば、4枚のベイヤーデータを合成する場合において、選択したベイヤーデータそれぞれが1段アンダー(露光量が適正露光量の半分)で撮影されていた場合には、係数として0.5(1/2)を用いた方がよい。
ステップS406では、パラメータiに1を加算する。ステップS407では、パラメータiが合成枚数Nより大きい値になったか否かを判定する。パラメータiがNより大きくなっていないと判定するとステップS402に戻り、ステップS402からステップS407までの処理を行う。一方、パラメータiがNより大きくなっていると判定すると、パラメータiの値を初期値1にセットして、ステップS408に進む。これにより、合成対象の全てのベイヤーデータに対して、各ベイヤーデータのホワイトバランスモードに応じたホワイトバランス補正処理が施される。
ステップS408では、N枚のベイヤーデータを合成する処理を行う。ここでは、N枚のベイヤーデータの同一座標値における各画素の画素値を加算して、1枚の合成画像データを生成する。
ステップS409では、生成した合成画像データをメモリI/F111を介して、記録媒体112に記録する。ここで、合成画像データは画像処理前であるため、ベイヤーデータとして記録媒体112に記録する。この時、記録する合成画像データのサムネイル画像データを作成して、合成画像データとともに記録しておく。さらに、生成した合成画像データに対して現像処理を行う際に用いるOB値、ホワイトバランスゲイン、および、カラーマトリクスを、生成した合成画像データと同一のファイルに記録しておく。記録するOB値は0、ホワイトバランスゲインは1.0、カラーマトリクスは、特定のカラーマトリクス(例えば、晴天時のカラーマトリクス)とする。
図5は、図2に示すフローチャートのステップS206で行う現像処理についての詳しい処理内容を示すフローチャートである。ステップS501では、ユーザによる操作部116の操作に応じて、現像処理を行うベイヤーデータを選択する。ここでは、まず、記録媒体112に記録した複数のサムネイル画像データをLCD114に表示する。そして、ユーザによって、現像処理を行うサムネイル画像データが選択されると、記録媒体112に記録されている複数のベイヤーデータの中から、選択されたサムネイル画像データと対応するベイヤーデータを選択する。
ステップS502では、ステップS501で選択されたベイヤーデータを記録媒体112から読み出す。ステップS503では、OB減算部1071により、読み出したベイヤーデータに対して、読み出したベイヤーデータと同一のファイルに記録されているOB値を用いたOB減算処理を施す。合成画像データの現像処理を行う場合、記録されているOB値は0であるため、実質的にOB減算処理を行わないのと等しい。
ステップS504では、WB補正部1072により、OB減算処理が施されたデータに対して、読み出したベイヤーデータと同一のファイルに記録されているホワイトバランスゲインを用いたホワイトバランス補正処理を施す。合成画像データの現像処理を行う場合、記録されているホワイトバランスゲインは1.0であるため、実質的にホワイトバランス補正処理を行わないのと等しい。
なお、上述したように、合成画像データの現像処理を行う場合には、OB減算処理およびホワイトバランス補正処理を実質的に行わないのと等しいため、ステップS503およびステップS504の処理を行わないようにしてもよい。
ステップS505では、同時化処理部1073により、ホワイトバランス補正処理が施されたデータに対して、同時化処理を施す。ステップS506では、カラーマトリクス演算部1075により、同時化処理が施されたデータに対して、読み出したベイヤーデータと同一のファイルに記録されているカラーマトリクスを用いたカラーマトリクス演算を行う。
ステップS507では、ガンマ・色再現処理部1074により、カラーマトリクス演算が行われたデータに対して、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
ステップS508では、エッジ強調処理部1076により、ガンマ補正処理および色再現処理が行われたデータに対して、エッジ強調処理を行う。ステップS509では、NR処理部1077により、エッジ強調処理が行われたデータに対して、ノイズを低減する処理を行う。
ステップS510では、JPEG処理部110において、ノイズ低減処理が行われたデータに対して、JPEG圧縮を行う。ステップS511では、画像の記録モードや露出条件などの撮影情報をフィルヘッダ情報として作成し、作成したファイルヘッダ情報を、JPEG圧縮されたデータに付加して、メモリI/F111を介して、記録媒体112に記録する。
第1の実施形態における画像処理装置によれば、撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたホワイトバランス補正処理を行い、ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成する。これにより、異なる光源下で撮影された複数のRAW画像データを合成する場合でも、ホワイトバランスの正しい合成画像データを生成することができる。
また、合成画像データに対して画像処理を施す場合、ホワイトバランス補正処理を行わないか、または、実質的に変化のないホワイトバランス補正処理を行うので、ホワイトバランス補正処理が重複して行われることを防ぐことができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態における画像処理装置の構成は、図1に示す第1の実施形態における画像処理装置の構成と同じである。第2の実施形態における画像処理装置が第1の実施形態における画像処理装置と異なるのは、図2に示すフローチャートのステップS204で行う合成処理である。第2の実施形態における画像処理装置では、合成対象の複数のRAW画像データに対して、ホワイトバランス補正処理だけでなく、カラーマトリクス演算処理も行う。
図6は、第2の実施形態における画像処理装置によって行われる合成処理の詳細な内容を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートの処理と同一の処理を行うステップについては、同一のステップ番号を付して詳しい説明は省略する。
ステップS404でホワイトバランス補正処理を行うと、ステップS601に進む。ステップS601では、同時化処理部1073において、ホワイトバランス補正処理が施された画像データに対して、同時化処理を施す。
ステップS602では、カラーマトリクス演算部1075により、同時化処理が施された画像データに対して、処理対象のベイヤーデータと同一のファイルに記録されているカラーマトリクスを乗じるカラーマトリクス演算を行う。
ステップS603では、カラーマトリクス演算が行われた画像データをベイヤーデータ化する処理を行う。すなわち、ステップS601で同時化処理が行われたデータは、1画素あたり、R、G、Bのデータが含まれているため、ベイヤーデータに戻すために、ベイヤー配列に基づいて、R、G、Bのうちの1つのデータを抜き出す処理を行う。
ステップS405以後の処理は、図4に示すフローチャートと同じである。ただし、ステップS409で合成画像データを記録媒体112に記録する際に、同一のファイルに記録するOB値は0、ホワイトバランスゲインは1.0、カラーマトリクスは、単位行列とする。記録しておくカラーマトリクスを単位行列とすることにより、合成画像データに対して現像処理が行われる場合に、カラーマトリクス演算を行う前後において、合成画像データは変化しない。なお、合成画像データに対して現像処理を行う場合に、カラーマトリクス演算を行わないようにしてもよい。
第2の実施形態における画像処理装置によれば、撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うとともに、ホワイトバランス設定に応じたカラーマトリクス演算を行い、カラーマトリクス演算後の複数の画像データを合成して、合成画像データを生成する。これにより、ホワイトバランスだけではなく、色再現も正確な合成画像データを生成することができる。
また、合成画像データに対して画像処理を施す場合、カラーマトリクス演算を行わないか、または、実質的に変化のないカラーマトリクス演算を行うので、カラーマトリクス演算部が重複して行われるのを防ぐことができる。
<第3の実施形態>
上述した第1および第2の実施形態における画像処理装置では、複数のベイヤーデータを合成して得られる合成画像データに対して画像処理を行う場合、ホワイトバランスゲインを1.0としているので、ホワイトバランス補正処理を行わないのと同等である。第3の実施形態における画像処理装置では、例えば、撮影時と異なる光源に応じたホワイトバランス補正処理行う。なお、第3の実施形態における画像処理装置の構成は、図1に示す第1の実施形態における画像処理装置の構成と同じである。
図7は、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインの一例を示す図である。ここでは、電球、晴天、曇天、日陰の4つのホワイトバランスモードが設定可能であるものとする。例えば、ホワイトバランスモードが電球の場合、ホワイトバランスゲインのRゲインは1.0、Bゲインは2.5である。
合成画像データの現像処理を行う場合、WB補正部1072は、ユーザが設定したホワイトバランスモードのホワイトバランスゲインを、所定のホワイトバランスゲインで除算して得られるホワイトバランスゲインを用いて、ホワイトバランス補正処理を行う。所定のホワイトバランスゲインは、設定可能なホワイトバランスモード(図7に示す例では、電球、晴天、曇天、日陰)の中のいずれかのホワイトバランスモードに対応するホワイトバランスゲインとし、ここでは、晴天のホワイトバランスモードに対応するホワイトバランスゲインとする。ただし、所定のホワイトバランスゲインが、晴天のホワイトバランスモードに対応するホワイトバランスゲインに限定されることはない。
ユーザが設定したホワイトバランスモードが、例えば電球である場合、ホワイトバランス補正処理で用いるホワイトバランスゲインのRゲインおよびBゲインは、それぞれ、次式(1)、(2)で表される。
Rゲイン=1.0/2.0 (1)
Bゲイン=2.5/1.5 (2)
この場合、合成画像データのR信号にRゲインを乗じ、B信号にBゲインを乗じることにより、ホワイトバランス補正処理を行う。
第3の実施形態における画像処理装置によれば、合成画像データに対して画像処理を施す場合、ホワイトバランス補正処理の設定に応じたホワイトバランスゲインを、所定のホワイトバランスゲインで除算して得られるホワイトバランスゲインを用いて、ホワイトバランス補正処理を行う。これにより、合成画像データに対して、ユーザが希望するホワイトバランス補正処理を、適切に施すことができる。例えば、晴天下で撮影した複数のRAW画像データを合成して得られる合成画像データに対して、電球のホワイトバランスモードに対応するホワイトバランスゲインを用いたホワイトバランス補正処理を行うことにより、青みが強くなった合成画像を得ることができる。
また、所定のホワイトバランスゲインを、設定可能な複数のホワイトバランスゲインの中のいずれか一つとするので、各カメラのホワイトバランスゲインのバラツキの影響を受けることなく、適切なホワイトバランス補正処理を行うことができる。
なお、上述した各実施形態の説明では、画像表示装置をデジタルスチルカメラに適用した例を挙げて説明したが、デジタルスチルカメラ以外の電子機器に適用することもできるし、各実施形態で説明した処理を実現するためのプログラムをコンピュータが実行する構成とすることもできる。例えば、CPU、RAM等の主記憶装置、各実施形態で説明した処理の全て或いは一部を実現させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えたコンピュータにおいて、CPUが上記記憶媒体に記憶されているプログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の画像表示装置と同様の処理を実現させる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、上述したプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータがプログラムを実行するようにしても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、デジタルスチルカメラで設定可能なホワイトバランスモードは、図7に示す電球、晴天、曇天、日陰の4つに限定されることはない。
上述した実施形態では、RAW画像データの一例としてベイヤーデータを挙げて説明したが、未現像のデータであれば、ベイヤーデータに限定されることはない。
合成画像データと同一のファイルに記録しておくホワイトバランスゲインを1.0としたが、実質的にホワイトバランス補正を行わない略1倍のゲインであればよい。また、第2の実施形態において、合成画像データと同一のファイルに記録しておくカラーマトリクスを単位行列としたが、実質的にカラーマトリクス演算を行わない行列であればよい。
第1の実施形態に係る画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置を適用したデジタルスチルカメラで行われるメインの処理フローを示すフローチャートである。 撮影・記録動作についての詳しい処理内容を示すフローチャートである。 合成処理についての詳しい処理内容を示すフローチャートである。 現像処理についての詳しい処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理装置によって行われる合成処理の詳細な内容を示すフローチャートである。 ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインの一例を示す図である。
符号の説明
1…カメラ本体、2…交換式レンズ、101…メカシャッター、102…撮像素子、103…アナログ処理部、104…アナログ/デジタル変換部、105…バス、106…SDRAM、107…画像処理部、108…AE処理部、109…AF処理部、110…JPEG処理部、111…メモリインターフェース、112…記録媒体、113…LCDドライバ、114…LCD、115…マイクロコンピュータ、116…操作部、117…Flashメモリ、999…I/F、1010…レンズ、1011…Flashメモリ、1012…マイクロコンピュータ、1013…ドライバ、1014…絞り、1071…OB減算部、1072…ホワイトバランス補正部、1073…同時化処理部、1074…ガンマ・色再現処理部、1075…カラーマトリクス演算部、1076…エッジ強調処理部、1077…ノイズ低減処理部

Claims (12)

  1. 画像データに対するホワイトバランス補正処理のための設定を行うホワイトバランス設定部と、
    撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス設定部における設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うホワイトバランス補正部と、
    前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成する画像合成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス設定部における設定に応じたカラーマトリクス演算を行うカラーマトリクス演算部をさらに備え、
    前記画像合成部は、前記カラーマトリクス演算が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ホワイトバランス補正部は、前記合成画像データに対して画像処理を施す場合、前記ホワイトバランス補正処理を行わないか、または、処理の前後で実質的に変化のないホワイトバランス補正処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ホワイトバランス補正部は、前記合成画像データに対して画像処理を施す場合、前記ホワイトバランス設定部における設定に応じたホワイトバランスゲインを、所定のホワイトバランスゲインで除算して得られるホワイトバランスゲインを用いて、前記ホワイトバランス補正処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記所定のホワイトバランスゲインは、前記ホワイトバランス設定部で設定可能な複数のホワイトバランスゲインの中のいずれか一つであることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記カラーマトリクス演算部は、前記合成画像データに対して画像処理を施す場合、前記カラーマトリクス演算を行わないか、または、演算の前後で実質的に変化のないカラーマトリクス演算を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記合成画像データを記録する記録部をさらに備え、
    前記記録部は、前記ホワイトバランス補正処理を行う際に用いるホワイトバランスゲインを略1倍とした付帯情報を前記合成画像データと対応させて記録することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記合成画像データを記録する記録部をさらに備え、
    前記記録部は、前記カラーマトリクス演算で用いるカラーマトリクスを単位行列とした付帯情報を前記合成画像データと対応させて記録することを特徴とする請求項2または請求項6に記載の画像処理装置。
  9. 画像データに対するホワイトバランス補正処理のための設定を行うステップと、
    撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うステップと、
    前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成するステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたカラーマトリクス演算を行うステップをさらに備え、
    前記合成画像データを生成するステップでは、前記カラーマトリクス演算が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 画像データに対するホワイトバランス補正処理のための設定を行うステップと、
    撮像により得られた複数のRAW画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたホワイトバランス補正処理を行うステップと、
    前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成するステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  12. 前記ホワイトバランス補正処理が行われた複数の画像データの各々に対して、前記ホワイトバランス補正処理のための設定に応じたカラーマトリクス演算を行うステップをさらに備え、
    前記合成画像データを生成するステップでは、前記カラーマトリクス演算が行われた複数の画像データを合成して、合成画像データを生成することを特徴とする請求項11に記載の画像処理プログラム。
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