JP5530304B2 - 撮像装置および撮影画像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置および撮影画像表示方法に関する。
近年、デジタルカメラにおいては、様々な画像処理を行うことで、独特な効果が付加された写真を撮影できる特殊画像処理機能(例えば、アートフィルター)を具備する例が見られる。撮影画像に特殊画像処理を施すことにより、例えば、画像に対してぼかし処理を行うことでミニチュアを撮影したような写真に仕上げたり、ノイズを重畳させることでフィルム写真のようなノイズ間のある写真に仕上げたりすることができる。
一方、デジタルカメラでは、レックビュー表示機能により撮影した写真の概略を撮影直後に確認することができる。レックビューとは、撮影直後に短時間(例えば3秒間)表示される確認用の画像である。このレックビュー表示を確認することで、期待したような写真を撮影できたか否かを、デジタルカメラを再生モードに変更して写真を再生すること無く確認することができる。しかし、特殊画像処理を用いると、従来の画像処理に比べて処理時間がかかることから、レックビューが表示されるまで時間がかかる。
このため、撮影した画像データに、簡易画像処理を行い生成した画像を液晶パネルに表示する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法を用いれば、時間のかかる特殊画像処理を行う場合でも、レックビューを短時間で表示することができる。
特許第3389540号明細書
特許文献1に示された、簡易画像処理による画像を液晶パネルに表示する方法は、短時間でレックビューを表示することを可能にするものの、最終的に記録される画像の印象を確認することができない。また、特殊画像処理の進捗状況を知ることができないという問題点がある。
単写モードでは、簡易画像処理による画像をレックビュー表示した後、特殊画像処理の進捗状況を表示するスライドバーを表示し、特殊画像処理が完了した後、記録される画像を表示する方法により上記問題点を解決することができる。
しかし、連写モードにより撮影を行う場合は、上記のようなスライドバーを1つだけ用いた表示方法では、複数の画像の画像処理の進捗状況を表示することができず、また、スライドバーを複数用意した場合は、単写の場合と表示態様が変わってしまい理解しにくくなるという問題点がある。
したがって、これらの点に着目してなされた本発明の目的は、単写モードと連写モードとの何れでも、同一の表示態様により、レックビュー表示、および、画像処理の進捗状況を確認することが可能な、撮像装置および撮影画像表示方法を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る撮像装置の発明は、
被写体を撮像してRAW画像データを生成する撮像部と、
前記RAW画像データに少なくとも二段階の画像処理を施し、目的画像を生成する画像処理部と、
前記RAW画像データに基づいて、レックビュー生成をするレックビュー生成部と、
前記少なくとも二段階の画像処理のうち複数の段階の画像処理により得られる画像データを順次縮小処理してアイコン画像を生成する画像リサイズ処理部と、
前記レックビュー、前記アイコン画像および前記目的画像を表示する表示部と、
前記画像処理部により生成された前記目的画像を記録する記録部とを備え、
前記アイコン画像は、前記画像処理部における前記画像処理の進捗に応じて、表示位置をずらしながら前記表示部に順次表示されることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記レックビュー生成部は、前記画像処理部の前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階以外の一の中間段階の画像処理により得られる画像データに基づいて、レックビューを表示をすることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記レックビュー生成部は、前記画像処理部の前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階の画像処理により得られる前記目的画像に基づいて、他のレックビューを表示することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に記載の撮像装置において、
前記画像処理部は、前記RAW画像データに撮影画像を再生する基本画像処理を施す基本画像処理部と、前記再生された撮影画像に特殊効果を付加する特殊画像処理を施す特殊画像処理部とを有し、前記一の中間段階の画像処理は、前記基本画像処理であることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の撮像装置において、
被写体の順次の撮像を行うとき、前記撮像部は、前記順次の撮像によるRAW画像データを順次生成し、前記画像処理部は、前記順次生成されたRAW画像データに前記画像処理を並列的に施し、前記レックビュー生成部は、前記順次生成されたRAW画像データに基づいてレックビューを順次生成し、前記画像リサイズ処理部は、前記順次の撮像のそれぞれに対応してアイコン画像を生成し、前記表示部は、前記順次生成された前記レックビューを順次表示し、且つ、前記順次の撮像のそれぞれに対応するアイコン画像を、前記表示位置をずらす方向に並べて表示することを特徴とするものである。
上記目的を達成する請求項6に係る撮影画像表示方法の発明は、
被写体を撮像してRAW画像データを生成するステップと、
前記RAW画像データに基づいて、レックビューを表示するステップと、
前記RAW画像データに少なくとも二段階の画像処理を施し、目的画像を生成するステップと、
前記生成した目的画像を記録するステップとを有し、
前記目的画像を生成するステップは、前記少なくとも二段階の画像処理のうち複数の段階の画像処理により得られる画像データを順次縮小処理してアイコン画像を生成し、該アイコン画像を、前記画像処理部における前記画像処理の進捗に応じて、表示位置をずらしながら表示部に順次表示する処理を含むことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の撮影画像表示方法において、
前記レックビューを表示するステップは、前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階以外の一の中間段階の画像処理により得られる画像データに基づいて、レックビューを生成することを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の撮影画像表示方法において、
前記画像処理部の前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階の画像処理により得られる前記目的画像に基づいて、他のレックビューを表示するステップを有することを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、請求項7または8に記載の撮影画像表示方法において、
前記一の中間段階の画像処理は、前記RAW画像データから撮影画像を再生する基本画像処理であり、前記一の中間段階の画像処理後の他の画像処理は、前記再生された撮影画像に特殊効果を付加する特殊画像処理を含むことを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項6から9の何れか一項に記載の撮影表示方法において、
被写体の順次の撮像を行うとき、前記RAW画像データを生成するステップは、前記順次の撮像によるRAW画像データを順次生成し、前記レックビューを表示するステップは、前記順次生成されたRAW画像データに基づいてレックビューを順次表示し、前記目的画像を生成するステップは、前記順次生成されたRAW画像データに前記画像処理を並列的に施し、且つ、前記順次の撮像のそれぞれに対応してアイコン画像を生成し、該アイコン画像を、前記表示位置をずらす方向に並べて表示することを特徴とするものである。
本発明によれば、RAW画像データに基づいて、レックビューを生成するレックビュー生成部と、少なくとも二段階の画像処理のうち複数の段階の画像処理により得られる画像データを順次縮小処理してアイコン画像を生成する画像リサイズ処理部とを備え、アイコン画像が、画像処理部における画像処理の進捗に応じて、表示位置をずらしながら表示部に順次表示されるようにしたので、単写モードと連写モードとの何れでも、同一の表示態様により、レックビュー表示、および、画像処理の進捗状況の確認をすることが可能な、撮像装置および撮影画像表示方法を提供することにある。
本発明の実施の形態における画像表示装置を適用した撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1で示した撮像装置で行われるメインの処理を示すフローチャートである。 図2の静止画の撮影・画像処理の詳細を示すフローチャートである。 図2の動画の撮影・画像処理の詳細を示すフローチャートである。 図2の再生処理の詳細を示すフローチャートである。 図3の静止画像処理・LCD表示の詳細を示すフローチャートである。 図3の静止画像処理・LCD表示の詳細を示すフローチャートであって、図6Aとは異なる方法を示すフローチャートである。 図4の動画像処理・LCD表示の詳細を示すフローチャートである。 静止画撮影時の表示パネルの表示領域について説明する図である。 図1の撮像装置を用いて被写体像を単写したときの表示画像の一例を示す図である。 図1の撮像装置を用いて被写体像を単写したときの表示画像の他の一例を示す図である。 図1の撮像装置を用いて被写体像を連写したときの表示画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態における画像表示装置を適用したデジタルスチルカメラ(撮像装置)の構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルスチルカメラは、カメラ本体1と交換式レンズ2とから構成される。本実施の形態のデジタルスチルカメラは、特殊画像処理機能として、「ジオラマ」と呼ばれる被写体周辺をぼかす加工処理を行うことができる。なお、本願では、ユーザの設定により「ジオラマ」のような特殊画像処理が施された画像を目的画像と呼ぶ。
交換式レンズ2は、レンズ1010と、Flashメモリ1011と、マイクロコンピュータ1012と、ドライバ1013と、絞り1014と、を有している。交換式レンズ2は、I/F999を介して、カメラ本体1と通信可能に接続されている。
カメラ本体1は、メカシャッター101と、撮像素子102と、アナログ処理部103と、アナログ/デジタル変換部104(以下、A/D変換部104)と、バス105と、SDRAM106と、基本画像処理部107と、AE処理部108と、AF処理部109と、画像圧縮展開部110と、メモリインターフェース111(以下、メモリI/F111)と、記憶媒体112と、LCDドライバ113と、LCD114と、マイクロコンピュータ115と、操作部116と、Flashメモリ117と、特殊画像処理部118と、画像リサイズ処理部119と、レックビュー生成部120と、を有している。
ここで、撮像部は、撮像素子102、アナログ処理部103およびA/D変換部104を含んで構成される。また、画像処理部は、基本画像処理部107および特殊画像処理部118を含んで構成される。さらに、LCD114は表示部を構成する。
レンズ1010は、被写体の光学像を撮像素子102に集光させる。レンズ1010は、短焦点レンズであっても良いし、ズームレンズであってもよい。
マイクロコンピュータ1012は、I/F999、Flashメモリ1011、および、ドライバ1013と接続されていて、Flashメモリ1011に記憶されている情報の読み込み・書き込みを行うとともに、ドライバ1013を制御する。Flashメモリ1011に記憶されている情報には、交換式レンズ2の焦点距離のデータなどが含まれる。
マイクロコンピュータ1012は、さらに、I/F999を介して、マイクロコンピュータ115と通信することができ、様々な情報をマイクロコンピュータ115へ送信し、また、マイクロコンピュータ115から絞り値等の情報を受信する。
ドライバ1013は、マイクロコンピュータ1012の指示を受けて、レンズ1010を駆動させて、焦点距離やフォーカス位置の変更を行うとともに、絞り1014を駆動する。絞り1014は、レンズ1010の近傍に設けられ、被写体の光量を調節する。
メカシャッター101は、マイクロコンピュータ115の指示を受けて駆動し、撮像素子102に被写体を露光する時間を制御する。
撮像素子102は、各画素を構成するフォトダイオードの前面に、ベイヤー配列のカラーフィルタが配置された撮像素子である。ベイヤー配列は、水平方向にR画素とG(Gr)画素が交互に配置されたラインと、G(Gb)画素とB画素が交互に配置されたラインとを有し、さらにその2つのラインを垂直方向にも交互に配置することで構成されている。この撮像素子102は、レンズ1010により集光された光を、画素を構成するフォトダイオードで受光して光電変換することで、光の量を電荷量としてアナログ処理部103へ出力する。なお、撮像素子102は、CMOS方式のものでもCCD方式のものでも良い。
アナログ処理部103は、撮像素子102から読み出された電気信号(アナログ画像信号)に対し、リセットノイズ等を低減した上で波形整形を行い、さらに目的の明るさとなるように、ゲインアップを行う。A/D変換部104は、アナログ処理部103から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号(以後、画像データという)に変換する。また、以下において、A/D変換部104で変換され画像処理を受ける前の画像データをRAW画像データと呼ぶ。
バス105は、デジタルカメラ内部で発生した各種データをデジタルカメラ内の各部に転送するための転送路である。バス105は、A/D変換部104と、SDRAM106と、基本画像処理部107と、AE処理部108と、AF処理部109と、画像圧縮展開部110と、メモリI/F111と、LCDドライバ113と、マイクロコンピュータ115と、特殊画像処理部118と、画像リサイズ部119と、レックビュー生成部120とに接続されている。
A/D変換部104から出力されるRAW画像データは、バス105を介して一旦SDRAM106に記憶される。SDRAM106は、A/D変換部104において得られたRAW画像データや、基本画像処理部107、画像圧縮展開部110、特殊画像処理部118において処理された画像データ等の各種データが一時的に記憶される記憶部である。
基本画像処理部107は、オプティカルブラック減算部1071(以下、OB減算部1071)、ホワイトバランス補正部1072(以下、WB補正部1072)、同時化処理部1073、カラーマトリクス演算部1074、ガンマ・色再現処理部1075、エッジ強調処理部1076、および、ノイズ低減処理部1077(以下、NR処理部1077)を含み、SDRAM106から読み出した画像データに対して様々な画像処理を施す。
OB減算部1071は、画像データに対して、オプティカルブラック減算処理(以下、OB減算処理)を行う。OB減算処理は、画像データを構成する各画素の画素値から、撮像素子102の暗電流等に起因するオプティカルブラック値(以下、OB値)を減算する処理である。
WB補正部1072は、画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。ホワイトバランスモードは、晴天、曇天、電球、蛍光灯などの光源に応じて、ユーザが設定可能である。
同時化処理部1073は、ベイヤー配列による画像データを、1画素あたりR,G、Bの情報から構成される画像データへ変換する処理を行う。ここで、その画素に無い色成分を、周辺画素からの補完処理により補う。カラーマトリクス演算部1074は、画像データに対して、設定されているホワイトバランスモードに応じたカラーマトリクス係数を、Flashメモリ117から読み出して乗じる線形変換を行って、画像データの色を補正する。ガンマ・色再現処理部1075は、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
エッジ強調処理部1076は、バンドパスフィルタを用いて、画像データからエッジ成分を抽出し、抽出したエッジ成分のデータに、エッジ強調度に応じた係数を乗じてから、画像データに加算することにより、画像データのエッジを強調する処理を行う。
NR処理部1077は、高周波を低減するフィルタを用いた処理や、コアリング処理等により、ノイズを低減する処理を行う。
基本画像処理部107によって各処理が行われた後の画像データは、SDRAM106に記憶される。
AE処理部108は、画像データから被写体輝度を算出する。被写体輝度を算出するためのデータは、専用の測光センサの出力であってもよい。AF処理部109は、画像データから高周波成分の信号を取り出し、AF(Auto Focus)積算処理により、合焦評価値を取得する。
画像圧縮展開部110は、静止画像データの記録時には、SDRAM106から画像データを読み出し、読み出した画像データをJPEG圧縮方式に従って圧縮して、圧縮したJPEG画像データを、SDRAM106に一旦記憶する。マイクロコンピュータ115は、SDRAM106に記憶されたJPEG画像データに対して、JPEGファイルを構成するために必要なJPEGヘッダを付加してJPEGファイルを作成し、作成したJPEGファイルを、メモリI/F111を介して記録媒体112に記録する。
画像圧縮展開部110は、また、動画データの記録時には、SDRAM106から動画データを読み出し、読み出した動画データを、例えば、H.264方式に従って圧縮して、圧縮した動画データをSDRAM106に一旦記憶する。画像圧縮展開部110は、さらに、マイクロコンピュータ115からの指令に基づいて、圧縮データを展開(伸長)する処理を行う。
記録媒体112は、例えばカメラ本体1に着脱可能なメモリカードからなる記録媒体であるが、これに限定されるものではない。
LCDドライバ113は、表示画像処理部(図示せず)を備え、SDRAMに一時保存される画像データに基づく画像を、LCD114に表示させる。
ここで、画像の表示には、撮影直後の画像データを短時間だけ表示するレックビュー表示、記録媒体112に記憶されたJPEGファイルの再生表示、および、ライブビュー表示等の動画の表示が含まれる。記録媒体112に記録された圧縮データを再生する場合、画像圧縮展開部110は、記録媒体112に記録されている圧縮データを読み出して展開(伸張)処理を施した上で、展開したデータを一旦SDRAM106に記憶させる。LCDドライバ113は、伸張されたデータをSDRAM106から読み出し、読み出したデータを映像信号へ変換した後でLCD114へ出力して表示を行う。
制御部としての機能を有するマイクロコンピュータ115は、デジタルカメラ本体1の各種シーケンスを統括的に制御する。マイクロコンピュータ115には、操作部116およびFlashメモリ117が接続されている。
操作部116は、電源ボタン、レリーズボタン、動画ボタン、再生ボタン、特殊画像
処理モード選択ボタン、各種入力キー等の操作部材である。ユーザによって、操作部116の何れかの操作部材が操作されることにより、マイクロコンピュータ115は、ユーザの操作に応じた各種シーケンスを実行する。電源ボタンは、当該デジタルカメラの電源のオン/オフ指示を行うための操作部材である。電源ボタンが押されると、当該デジタルカメラの電源がオンとなる。再度、電源ボタンが押されると当該デジタルカメラの電源はオフとなる。レリーズボタンは、ファーストレリーズスイッチとセカンドレリーズスイッチの2段スイッチを有して構成されている。レリーズボタンが半押しされて、ファーストレリーズスイッチがオンされた場合に、マイクロコンピュータ115は、AE処理やAF処理等の撮影準備シーケンスを行う。また、レリーズボタンが全押しされて、セカンドレリーズスイッチがオンされた場合に、マイクロコンピュータ115は、撮影シーケンスを実行して撮影を行う。
再生ボタンは、撮影により得られた静止画または動画をLCD114に表示させるためのボタンである。
動画ボタンは、動画の撮影を開始させ、また終了させるためのボタンである。初期状態では動画未撮影状態であるので、この状態で動画ボタンを押すと動画の撮影を開始し、動画撮影中に動画ボタンを押すと、動画の撮影を終了する。従って、動画ボタンを押すたびに、動画の撮影開始と終了とを交互に繰り返す。
特殊画像処理モード選択ボタンは、撮影する画像に対して特殊画像処理を行うか否か、および、どのような特殊視画像処理を行うか選択するためのボタンである。本実施の形態では、「ジオラマ」と呼ばれる被写体の周囲をぼかす画像処理モードを選択することができる。
なお、上述の再生ボタン、動画ボタン、特殊画像処理モード選択ボタンに代えて、LCD114をタッチパネル式にして、LCD上から撮影、再生、モードの選択等の指示を行うようにしても良い。
Flashメモリ117は、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインやカラーマトリクス係数、ローパスフィルタ係数等のデジタルカメラの動作に必要な各種パラメータ、銀塩粒子による粒状感に似せた粒状パターンのノイズデータ、および、デジタルスチルカメラを特定するための製造番号などを記憶している。また、Flashメモリ117は、マイクロコンピュータ115にて実行する各種プログラムも記憶している。マイクロコンピュータ115は、Flashメモリ117に記憶されているプログラムに従い、またFlashメモリ117から各種シーケンスに必要なパラメータを読み込み、各処理を実行する。
特殊画像処理部118は、ローパス処理部1181と、画像合成部1182とを含み、ユーザにより特殊画像処理モードが選択されている場合に、基本画像処理部107で処理された画像データをSDRAM106から読み出して、選択されている画像処理モードに応じた処理を行い、所望の目的画像を生成する。
ローパス処理部1181は、マイクロコンピュータ115の指示により、SDRAM106から読み出した画像データにローパス処理を施し画像をぼかして、SDRAM106に格納する。画像合成部1182は、マイクロコンピュータ115の指示により、SDRAM106に格納されている2つの画像データを座標に応じて合成する。合成された画像データはSDRAM106に格納される。
画像リサイズ処理部119は、SDRAM106から読み出した画像データに、画素数を減らす縮小処理を施して、アイコン画像を生成する。画像縮小処理としては、画素間引きなどの公知の方法により行うことができる。画像リサイズ処理部119で生成されたアイコン画像は、SDRAM106に格納される。
レックビュー生成部120は、基本画像処理部107によって各画像処理が行われた後の画像データをSDRAM106から読み出して、画素数を減らす等の処理を行いLCD114にレックビュー表示するための画像を生成する。また、レックビュー生成部120は、特殊画像処理部118により特殊画像処理が行われた後の画像データをSDRAM106から読み出して、LCD114にレックビュー表示するための画像を生成することもできる。
図2は、図1で示したデジタルスチルカメラで行われるメインの処理を示すフローチャートである。ユーザにより電源ボタンが押されてデジタルスチルカメラの電源がオンになると、マイクロコンピュータ115は、ステップS101の処理を開始する。
ステップS101では、記録中フラグをオフに初期化する。記録中フラグは、動画撮影中にオン、動画を撮影していない時にオフとなるフラグである。
ステップS102では、ユーザによって、再生ボタンが操作されたか否かを判定する。再生ボタンが操作されたと判定するとステップS103に進み、操作されていないと判定すると、ステップS104に進む。
ステップS103では、撮影により得られた静止画または動画を再生する処理を行う。再生処理の詳細については、図5を用いて後述する。
ステップS104では、ユーザによって、動画ボタンが操作されたか否かを判定する。動画ボタンが操作されたと判定するとステップS105に進み、操作されていないと判定すると、ステップS106に進む。
ステップS105では、記録中フラグを反転させて、ステップS106に進む。前述したように、動画ボタンは押されるたびに、動画撮影開始と終了を交互に繰り返すので、このステップでは、記録中フラグがオフであった場合にはオンに、またオンであった場合にはオフに、記録中フラグを反転させる。
ステップS106では、記録中フラグがオンであるか否かを判定する。記録中フラグがオンであると判定すると、ステップS112に進む。ステップS112では、動画記録中であると判定すると、撮像素子102からの画像信号に基づく動画の画像データについて画像処理および画像圧縮を行った後、記録媒体112に記録する。また、動画記録中ではないと判定すると、静止画撮影における被写体構図やシャッタタイミングの決定を行うためのライブビュー表示を行う。ステップS112の動画撮影・画像処理の詳細については、図4を用いて後述する。
一方、ステップS106において、記録中フラグがオフであると判定すると、ステップS107に進む。ステップS107では、ユーザによってレリーズボタンが半押しされて、ファーストレリーズスイッチがオンされたか否かを判定する。ファーストレリーズスイッチがオンされたと判定すると、ステップS108に進む。
ステップS108では、AE処理を行う。具体的には、AE処理部108において、被写体輝度を算出し、算出した被写体輝度に基づいて、Flashメモリ117に記憶されている露出条件決定テーブルを参照することにより、撮影時のISO感度、絞り、およびシャッター速を決定する。
ステップS109では、AF処理を行う。具体的には、まず、AF処理部109において、合焦評価値を算出する。マイクロコンピュータ115は、合焦評価値に基づいて、レンズ1010を駆動させる指令をドライバ1013に出す。ドライバ1013は、この指令に基づいて、レンズ1010を駆動させて、焦点距離やフォーカス位置の変更を行う。
ステップS107において、ファーストレリーズスイッチがオンされなかった場合、または、ファーストレリーズスイッチがオンされたままの状態の場合には、ステップS110に進む。ステップS110では、ユーザによってレリーズボタンが全押しされて、セカンドレリーズスイッチがオンされたか否かを判定する。セカンドレリーズスイッチがオンされたと判定するとステップS111に進み、セカンドレリーズスイッチがオンされないと判定すると、ステップS112に進む。
ステップS111では、静止画撮影・画像処理を行う。静止画撮影・画像処理の詳細については、図3を用いて後述する。
ステップS113では、デジタルスチルカメラの電源がオフされたか否かを判定する。電源がオフされていないと判定すると、ステップS102に戻り、上述した処理を行う。
一方、ユーザにより電源ボタンが押されて、電源がオフされると、フローチャートの処理を終了する。
このように、本実施形態におけるメインフローでは、初期設定では静止画撮影モードになっており、この状態では、ステップS102→S104→S106→S107→S110→S112→S113→S102を順次実行し、この間ライブビュー表示を行う。ライブビュー表示中に、レリーズボタンが半押しされると、ステップS108においてAE動作を行い、ステップS109においてAF動作を行う。また、レリーズボタンが全押しされると、ステップS111において静止画の撮影を行う。また、動画ボタンを押すと、ステップS105において記録中フラグをオンとし、ステップS106→S112→S113→S102→S104→S106を繰り返し実行することにより、動画撮影を継続する。この状態で再度、動画ボタンを押すと、ステップS105において記録中フラグがオフとなることから、前述の静止画のフローに戻る。
図3は、図2に示すフローチャートのステップS111の処理、すなわち、静止画撮影・画像処理の詳細を示すフローチャートである。静止画撮影は、あらかじめユーザが設定した単写モードまたは連写モードにより実行される。
ステップS201では、撮影する画像データを一時的に記憶する領域がSDRAM106上にあるかチェックする。空きがあればこの処理は即座に終了する。空きが無い場合には、画像処理が完了するなどして不要となった画像データが記憶されている領域ができるまで待機し、その領域を空き領域とする。これにより、連写時のバッファの不足を防ぐ。
ステップS202では、撮影を行う。撮影(静止画撮影)に関しては、従来から用いられている手法と同様である。ドライバ1013は、マイクロコンピュータ1012の指示に基づいて、設定された絞り値になるように絞り1014を駆動させる。そして、決定したシャッター速に基づいて、メカシャッター101を制御して撮影を行い、決定したISO感度に応じた画像を得る。
ステップS203では、ステップS202の撮影で得られたRAW画像データ(ベイヤーデータ)に対して、様々な静止画像処理を施し、LCD114に表示する。静止画像処理・LCD表示の詳細については、図6Aおよび図6Bを用いて後述する。
ステップS204では、ステップS203で画像処理が施された画像データに対して、画像圧縮展開部110においてJPEG圧縮を行い、画像サイズや撮影条件などのヘッダ情報を付加して、JPEGファイルを生成する。
ステップS205では、ステップS204で生成したJPEGファイルを、メモリI/F111を介して記録媒体112に記録する。
ステップS206では、特殊画像処理モードが選択された場合に、図6Aのフローチャートに基づいて、後述するように、ステップS203によりLCDに表示されたアイコン画像の表示を終了する。アイコン表示が終了することによって、ユーザは撮影(ステップS202)後からJPEGファイルの記録(ステップS205)までの全てのステップが終了したことを知ることができる。
なお、連写モードにより静止画を複数枚連続して撮影する場合は、ステップS202の撮影を連続して行い、各撮影の静止画像処理・LCD表示(ステップS203)、JPEGファイルの生成および記録(ステップS204、S205)、アイコン表示終了(ステップS206)を、連射撮影により得られた各画像データに対して、順次並列的に実行する。
図4は、図2に示すフローチャートのステップS112の処理、動画撮影・画像処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートには、ライブビューの表示のための処理も含んでいる。なお、動画像の処理は、静止画像の処理に比べ、画素数を落とした画像に対して行う。
ステップS301では、AE処理を行う。この処理は、図2に示すフローチャートのステップS108の処理と同じである。
ステップS302では、撮影を行う。撮影(動画撮影)に関しては、従来から用いられている手法と同様である。すなわち、決定した絞り、シャッター速、ISO感度に基づいて、いわゆる電子シャッターを制御して撮影を行う。
ステップS303では、ステップS302の撮影で得られたRAW画像データ(ベイヤーデータ)に対して様々な画像処理を施し、LCD114に表示する。動画像処理・LCD表示の詳細については、図7を用いて後述する。
一方、ステップS304では、動画が記録中であるか否かを判定する。記録中フラグがオフの場合には、動画記録中ではないと判定して、本フローチャートの処理を終了し、記録中フラグがオンの場合には、動画記録中であると判定して、ステップS305に進む。
ステップS305では、動画ファイルを生成して、記録媒体112に記録する。すなわち、画像圧縮展開部110において、画像データに対して動画ファイルの形式に応じた圧縮を行い、所定のヘッダ情報を付加して、動画ファイルを生成する。動画ファイルの圧縮形式には、「H.264」、「Motion JPEG」、「MPEG」などがある。そして、生成した動画ファイルを、メモリI/F111を介して記録媒体112に記録する。
図5は、図2に示すフローチャートのステップS103の処理、すなわち、再生処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS401では、ユーザによる操作部116の操作に基づいて、LCD114に表示する画像ファイルを決定する。ユーザによって、再生ボタンが押されると、記録媒体112に記録されている動画ファイルおよび静止画ファイルをLCD114に一覧表示(サムネイル表示)させる。動画ファイルについては、最初のフレームの画像をサムネイル表示させる。ユーザは、操作部116に含まれる十字キーなどを操作することによって、LCD114に表示させたいファイルを選択する。この選択されたファイルを、LCD114に表示する画像ファイルとして決定する。
ステップS402では、ステップS401で決定した画像ファイルが動画ファイルであるか否かを判定する。動画ファイルではなく静止画ファイルであると判定すると、ステップS409に進む。
ステップS409では、画像圧縮展開部110において、記録媒体112に記録されているファイルの中から、ステップS401で決定した静止画ファイルを選択して展開することにより、LCD114に表示させる画像データを取得する。
ステップS410では、LCDドライバ113により、ステップS409で取得した画像データをLCD114に表示させる。
一方、ステップS402において、ステップS401で決定した画像ファイルが動画ファイルであると判定すると、ステップS403に進む。ステップS403では、動画ファイルのヘッダ情報に含まれるフレーム数の情報を取得する。
ステップS404では、フレーム数をカウントするパラメータNを初期値の1に設定する。
ステップS405では、画像圧縮展開部110において、記録媒体112に記録されているファイルの中から、ステップS401で決定した動画ファイルを選択し、Nフレーム目の画像データを展開する処理を行う。
ステップS406では、LCDドライバ113により、ステップS405で取得したNフレーム目の画像データをLCD114に表示させる。
ステップS407では、パラメータNに1を加算して、ステップS408に進む。
ステップS408では、パラメータNが動画ファイルのフレーム数より大きいか否かを判定する。パラメータNが動画ファイルのフレーム数以下であると判定すると、ステップS405に戻って、次のフレームの画像データを展開し(ステップS405)、LCD114に表示させる(ステップS406)処理を行う。一方、パラメータNが動画ファイルのフレーム数より大きいと判定すると、再生処理を終了する。
図6Aは、図3に示すフローチャートのステップS203の処理、すなわち、静止画撮影時の撮影したRAW画像データの現像処理およびLCDへの表示の詳細を示すフローチャートである。
ステップS501では、OB減算部1071により、撮影により得られたRAW画像データから、撮像時に得られたOB値を減算するOB減算処理を施す。
ステップS502では、WB補正部1072により、OB減算処理が施された画像データに対して、ホワイトバランスモードに応じたホワイトバランスゲインを乗じて、ホワイトバランスを補正する処理を行う。なお、ホワイトバランスモードは、ユーザが操作部116に含まれる入力キーを操作することによって、1回の撮影ごとに設定することができる。マイクロコンピュータ115は、ユーザによる操作部116の操作に基づいて、ホワイトバランスモードを設定する。また、デジタルスチルカメラがホワイトバランスを自動的に調整するオートホワイトバランス機能を備えている場合、マイクロコンピュータ115は、撮影時の光源に応じたホワイトバランスモードを自動的に設定する。
ステップS503では、同時化処理部1073により、ホワイトバランス補正処理が施された画像データに対して、同時化処理を施す。
ステップS504では、同時化処理が施された画像データに対して、カラーマトリクス演算部1075により、ホワイトバランスモードに応じたカラーマトリクス係数を、Flashメモリ117から読み出して、乗じるカラーマトリクス演算を行う。
ステップS505では、ガンマ・色再現処理部1074により、カラーマトリクス演算が行われた画像データに対して、ガンマ補正処理、および、画像の色味を変化させる色再現処理を行う。
ステップS506では、エッジ強調処理部1076により、ガンマ補正処理および色再現処理が行われた画像データに対して、エッジ強調処理を行う。
ステップS507では、レックビュー生成部120により、上述の画像処理により被写体画像を再生するために基本となる諧調処理や色再現処理が行われ、SDRAM106に記憶された画像データ、すなわち、中間段階の画像処理により得られる画像データを、SDRAM106から読み出してレックビューを生成し、このレックビューをマイクロコンピュータ115の制御によりLCD上に所定時間レックビュー表示する。
ステップS508では、NR処理部1077により、エッジ強調処理が行われた画像データに対して、ノイズを低減する処理(以下NR処理とも呼ぶ)を行う。NR処理は、コアリングパラメータに基づいたコアリング処理、または、ノイズ低減パラメータに基づいて、高周波を低減するフィルタを用いた処理を行う。
ステップS509は、デジタルスチルカメラ本体の、特殊画像処理モード選択ボタンの状態に基づいて、特殊画像処理モードが選択されているか否かを判断する。特殊画像処理モード(例えば、「ジオラマ」)が選択されている場合には、ステップS510に進み特殊画像処理を実行する。また、特殊画像処理が選択されていない場合は、処理を終了して図3のフローチャートに戻る。
ステップS510では、画像リサイズ処理部119により、NR処理後の画像データを縮小して、アイコン画像を作成し、LCD114の表示パネル上の一部、例えば、左下部領域に表示する。
次に、ステップS511では、ステップS508で得られたNR処理後の画像データにローパス処理を施し、ぼかした画像を生成する。
ステップS512では、ステップS508で得られたNR処理直後の画像データと、ステップS511で得られたローパス処理を施した画像データとの合成を行う。その際、画像中心部はNR処理直後の画像、周辺部はローパス処理された画像の重みがそれぞれ高くなるように画像を合成する。
ステップS513では、ステップS512で合成された画像データを縮小して、アイコン画像を作成する。さらに、このアイコン画像を、ステップS510で表示したアイコン画像に代えて、ステップS510で表示したアイコン画像の位置から右側にずらした位置に表示する。
ステップ514では、ステップS508で得られたNR処理後の画像データにローパス処理を施し、ぼかした画像を生成する。このとき、ステップS511のローパス処理によりにより得られる画像よりも、よりぼかした画像となるようにする。
ステップS515では、ステップS512で得られた合成画像の画像データと、ステップS514で得られたローパス処理を施した画像データとの合成を行う。その際、画像中心部は合成画像、周辺部はローパス処理された画像の重みが高くなるように画像を合成する。ステップS512における画像合成よりも、ローパス処理した画像の重みが高くなる範囲が、画像の周辺部のみとなるように合成する。
ステップS516では、ステップS515で合成された画像データを縮小して、アイコン画像を作成する。さらに、このアイコン画像を、ステップS513で表示したアイコン画像に代えて、ステップS513で表示したアイコン画像の位置から右側にずらした位置に表示する。ステップS516の終了後、図3のフローチャートの処理に戻る。
図6Bは、図3に示すフローチャートのステップS203の処理を示すフローチャートであって、図6Aとは異なる方法を示すフローチャートである。このフローチャートは、図6Aのフローチャートにおいて、ステップS507,S510,S513,S516を、それぞれステップS507’,S510’,S513’,S516’に置き換えたものである。その他のステップは、図6Aに示したフローチャートのステップと同様なので、同一の符号を付して説明を省略する。
ステップS507’では、画像リサイズ処理部119により、エッジ強調処理(ステップS506)後の画像データを縮小して、アイコン画像を作成し、このアイコン像をLCD114の表示パネル上の一部、例えば、左下部領域に表示する。ステップS510’では、画像リサイズ処理部119により、NR処理(ステップS508)後の画像データを縮小して、アイコン画像を作成し、このアイコン画像を、ステップS507’で表示したアイコン画像に代えて、ステップS507’で表示したアイコン画像の位置から右側にずらした位置に表示する。ステップS513’では、画像リサイズ処理部119により、特殊画像処理の1回目の画像合成処理(ステップS512)後の画像データを縮小して、アイコン画像を作成し、このアイコン画像を、ステップS510’で表示したアイコン画像に代えて、ステップS510’で表示したアイコン画像の位置から右側にずらした位置に表示する。
ステップS516’では、レックビュー生成部120により、特殊画像処理の2回目の画像合成処理(ステップS515)がなされた画像データからレックビューを生成し、ステップS513’で表示したアイコン画像の表示を終了し、このレックビューをマイクロコンピュータ115の制御によりLCD上に所定時間レックビュー表示する。
以上のように、図6A,Bのフローチャートでは、撮影したRAW画像データに対して、ステップS501〜S506,S508(以下、これら一連の処理を基本画像処理と呼ぶ)を施し、被写体像を再生した画像データを生成する。さらに、特殊画像処理モードが選択された場合には、画像データに対して、ローパス処理と画像合成とから成る特殊画像処理を2段階で行い、周辺画像がぼかされたた「ジオラマ」の目的画像を生成する。すなわち、RAW画像データから目的画像を得るまでには、少なくとも基本画像処理と特殊画像処理の段階があり、さらに、特殊画像処理段階は、2段階の画像処理で構成されている。また、LCD114には、図6Aまたは図6Bのフローチャートに応じて、基本画像処理と特殊画像処理の各段階の進展とともに、画像データのアイコンが順次右にずらしながら表示される(ステップS510,S513,S516;ステップS507’,S510’,S513’)。図6AのフローチャートのステップS516によるアイコン表示は、画像の記録媒体112への記録が終了すると、図3のステップS206により消去される。
図6Aの方法では、基本画像処理の途中でレックビュー表示を行うため、連写等における画角の確認を画面全体で行うことができる。図6Bの方法では、画像処理が完了したらレックビュー表示を行うため、最終的な画像の確認を画面全体で行うことができる。いずれの方法も、ユーザはアイコンの位置から処理の進捗状況を把握でき、また、アイコン画像から撮影結果の画角の確認や処理した結果を確認ができる。
なお、複数の静止画を連写モードで撮影した場合は、図6A,Bのフローチャートの各処理は、各撮影画像データについて並列的に処理される。
図7は、図4に示すフローチャートのステップS303の処理、すなわち、動画撮影時の撮影した動画像データの現像処理およびLCDへの表示の詳細を示すフローチャートである。
ステップS601〜S607の各処理は、RAW画像データから被写体像を再生した画像データを生成する基本画像処理であり、それぞれ、図6AのフローチャートのステップS501〜S506およびS508と同様なので、説明を省略する。また、図7のフローチャートでは、図6Aに示したフローチャートの場合と異なり、基本画像処理による画像データ生成後のレックビュー表示を行わない。
ステップS608では、デジタルスチルカメラ本体の、特殊画像処理モード選択ボタンの状態に基づいて、特殊画像処理モードが選択されているか否かを判断する。特殊画像処理モード(例えば、「ジオラマ」)が選択されている場合には、ステップS609に進み特殊画像処理を実行する。また、特殊画像処理が選択されていない場合は、ステップS613に進む。
ステップS609〜S612は、基本画像処理により再生された画像データに特殊画像処理を施す工程であり、それぞれ、図6AのフローチャートのステップS511,S512,S514,S515と同様なので、説明を省略する。これによって、周辺画像がぼかされたた「ジオラマ」の目的画像が生成される。図6Aの静止画の場合のフローチャートとは異なり、画像合成処理(ステップS610,S612)の後に、アイコンの生成・表示は行わない。なお、動画像は、静止画よりも少ない画素数に対して処理が行われるので、静止画像の処理よりも短い時間で処理される。
ステップS613では、特殊画像処理モードが選択されていない場合の特殊画像処理されていない画像データ、または、特殊処理画像処理モードが選択されている場合の特殊処画像理直後の画像データを、LCD114に表示し、図4の処理に戻る。
したがって、ライブビュー表示または動画撮影時において、特殊画像処理モードの選択に応じて、基本画像処理により再生した動画像、または、特殊画像処理を施した動画像が、LCD114に表示される。
次に、図8〜10に示す例を参照して、特殊画像撮影モードが選択されている場合の、LCD114の液晶パネル上での画像の表示方法を説明する。
図8は、液晶パネルの表示領域について説明する図である。液晶パネルパネル1141の表示領域内下側は、アイコン表示用の領域1142となっている。表示される順次のアイコンは、特殊画像処理の進展とともに、この領域内で左から右方向に順次ずらした位置に表示される。
図9Aは、図1のデジタルスチルカメラを用いて被写体像を単写したときの表示画像の一例を示す図であり、図6Aのフローチャートに従って静止画像処理・LCD表示を行う場合を示す。例えば人物などの被写体の静止画像を撮影すると、撮影したRAW画像データに対して図6AのS501〜S506の処理が施された後、生成された画像データに基づき、図9A(a)のように、所定の時間レックビューが液晶パネル1141に表示される(ステップS507)。レックビュー表示は、基本画像処理(NR処理を除く)の後、特殊画像処理の完了を待たずに表示されるので、特殊画像処理の内容に関わらず、撮影後迅速に表示される。
その後、NR処理が施された画像データについて、図9A(b)に示すように、生成されたアイコンが液晶パネル1141のアイコン表示用領域1142の左端に表示される(図6ステップS510)。また、レックビュー表示は所定の時間が経過すると、ライブビュー表示に切り替わる。このとき、アイコンは図7ステップS613でLCDに表示されるライブビュー表示の上に重ねて表示される。
さらに、図9A(b),(c)に示すように、特殊画像処理の各段階の進展とともに、各段階における特殊処理画像のアイコンが生成され、既に表示されているアイコンと入れ替えに、順次右方向にずらした位置に表示される(図6ステップS510,S513,S516)。
全ての特殊画像処理が終了し、目的画像の画像データが記録媒体112に記録されると(図3ステップS205)、最後に残っているアイコンの表示が消去される(図3ステップS206)。これによって、ユーザは、デジタルスチルカメラのモードを画像再生用のモードに変えることなく、特殊画像処理後の画像の印象を確認することができる。
図9Bは、図1のデジタルスチルカメラを用いて被写体像を単写したときの表示画像の他の一例を示す図であり、図6Bのフローチャートに従って静止画像処理・LCD表示を行う場合を示す。例えば人物などの被写体の静止画像を撮影すると、撮影したRAW画像データに対して図6BのS501〜S506の処理が施された後、生成された画像データに基づき、図9B(a)のようにアイコン画像が液晶パネル1141のアイコン表示用領域1142の左端に表示される(ステップS507’)。
その後、画像処理の各段階の進展とともに、NR処理(ステップS508)が施された画像データ、および、1回目の画像合成(ステップS512)を行った後の画像データに対して、順次各段階におけるアイコンが生成され、既に表示されているアイコンと入れ替えに、順次右方向にずらした位置に表示される(S510’,S513’)。図6BのステップS513’に対応するアイコン表示は、図9B(b)のようになる。
さらに、特殊画像処理の2回目の画像合成(ステップS515)が終了すると、生成された特殊画像に基づき、図9B(c)に示すように、図9(b)に表示されたアイコンとともにレックビューが液晶パネル1141に表示される(ステップS516’)。さらに、図9B(d)に示すように、アイコン表示が終了し、レックビュー表示開始から所定の時間の経過後、液晶パネル1141は、図9B(e)のようにライブビュー表示となる。
一方、図10は、図1のデジタルスチルカメラを用いて被写体像を連写したときの表示画像の一例を示す図であり、図6Aのフローチャートに従って静止画像処理・LCD表示を行う場合を示す。この例では、連写の時間間隔はレックビューの表示時間よりも短く、連写撮影とともに被写体の人物は、デジタルスチルカメラの正面から見て右方向へ移動するものとする。
図10(a)は、連写の最初の1枚目の撮影後のレックビュー表示を示している(ステップS507)。次に2枚目の撮影が行われると、図10(b)に示すように、液晶パネル1141には1枚目のレックビュー表示を中断して2枚目の画像のレックビューが表示される。その際、1枚目の撮影画像の画像データを縮小処理したアイコンがアイコン表示用の領域1142に表示される(ステップS510)。さらに、3枚目の画像撮影が行われると、図10(c)に示すように、液晶パネル1141には3枚目の画像のレックビューが表示される。また、1枚目および2枚目の撮影画像を画像処理段階に応じて縮小処理したアイコンが、それぞれアイコン表示用の領域1142に表示される(図6AステップS510)。これらのアイコンは、それぞれ、撮影後特殊画像処理をした画像データの記録が完了していない撮影画像に対応しており、各撮影画像に対応するアイコンは、単写の場合と同様に、画像処理の進展とともに、順次右へずらされていく。すなわち、連写の場合は、それぞれに撮影画像データに対して、基本画像処理および特殊画像処理が、並行して処理され、複数アイコンによる画像処理の進捗表示がなされる。
その後、連写が終了すると、最後の撮影のレックビューが所定時間表示された後、図10(d)に示すように、液晶パネル1141の表示は、ライブビュー表示となる(図7S613)。また、画像処理中の撮影画像のアイコンは、引き続きアイコン表示用の領域1142に表示される。これらのアイコンは、図10(e)〜(g)に示すように、対応する撮影画像データの特殊画像処理が進むと、順次右方向へずれていき、JPEGファイルの記録媒体112への記録(図3ステップS205)が終了したものから、順次消去される。
これによって、連写の場合でも、複数の撮影の特殊画像処理の進展状況を、LCD112に表示されるアイコン画像によって、処理中の画像イメージとともに確認することができる。
本実施の形態によれば、撮影後基本画像処理部が基本画像処理を施した画像データを生成すると、該画像データに基づく被写体画像がLCD112にレックビュー表示されるので、特殊画像処理モードを選択した場合であっても、被写体像の構図などを速やかに確認することができる。さらに、画像リサイズ処理部が順次生成したアイコン画像データに基づくアイコン画像が、画像処理部における画像処理の進捗に応じて、表示位置をずらしながら表示部の下部に順次表示されるので、単写モードと連写モードとの何れでも、同一の表示態様により、レックビュー表示、および、画像処理の進捗状況の確認をすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。たとえば、特殊画像処理は「ジオラマ」に限られない。背景技術で述べたような、ミニチュア写真やフィルム写真に模したような画像や、色彩を強調する「ポップアート」、周辺部を暗くした「トイフォト」等種々の特殊画像処理を採用することが可能である。その場合、採用される特殊画像処理モードに応じて、特殊画像処理部の構成は異なる。
実施の形態では、レックビューは基本画像処理のエッジ強調処理後、および、特殊画像処理後に表示するものとしたが、これに限られず、画像処理の任意の複数の段階の画像処理後にレックビュー表示をするようにしても良い。この場合、レックビュー表示からライブビュー表示に変わることなく、複数の画像処理段階のレックビューが順次切り替わるようにしても良い。
また、アイコン画像の表示位置は、LCDの液晶パネルの下部に限られず、上部であっても良い。また、アイコン画像をずらす方向は、横方向に限られず、縦方向であっても良い。あるいは、直線的ではなく弧を描くようにずらしても良い。
デジタルスチルカメラの各構成要素、例えば、基本画像処理部、特殊画像処理部、レックビュー生成部、画像リサイズ部は独立した専用のハードウェアにより形成される必要は無く、例えば、マイクロコンピュータがこれらの処理の一部または全部を実行するように構成しても良い。
また、撮像後最初のレックビュー表示は、RAW画像データに対して被写体像を再生する基本画像処理を施した画像を表示したが、これに限られない。撮像装置による記録用の画像再生とは別に、RAW画像データからレックビュー表示用の画像を直接生成するようにしても良い。なお、RAW画像データはベイヤー配列によるものだけではなく、フォビオンのようなRGBデータでもよい。
1 カメラ本体
2 交換式レンズ
101 メカシャッター
102 撮像素子
103 アナログ処理部
104 アナログ/デジタル変換部
106 SDRAM
107 基本画像処理部
108 AE処理部
109 AF処理部
110 画像圧縮展開部
111 メモリI/F
112 記録媒体
113 LCDドライバ
114 LCD
115 マイクロコンピュータ
116 操作部
117 Flashメモリ
118 特殊画像処理部
119 画像リサイズ処理部
120 レックビュー生成部
999 I/F
1010 レンズ
1011 Flashメモリ
1012 マイクロコンピュータ
1013 ドライバ
1014 絞り
1071 OB演算部
1072 WB補正部
1073 同時化処理部
1074 カラーマトリクス演算部
1075 ガンマ・色再現処理部
1076 エッジ強調処理部
1181 ローパス処理部
1182 画像合成部

Claims (10)

  1. 被写体を撮像してRAW画像データを生成する撮像部と、
    前記RAW画像データに少なくとも二段階の画像処理を施し、目的画像を生成する画像処理部と、
    前記RAW画像データに基づいて、レックビューを生成するレックビュー生成部と、
    前記少なくとも二段階の画像処理のうち複数の段階の画像処理により得られる画像データを順次縮小処理してアイコン画像を生成する画像リサイズ処理部と、
    前記レックビュー、前記アイコン画像および前記目的画像を表示する表示部と、
    前記画像処理部により生成された前記目的画像を記録する記録部とを備え、
    前記アイコン画像は、前記画像処理部における前記画像処理の進捗に応じて、表示位置をずらしながら前記表示部に順次表示されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レックビュー生成部は、前記画像処理部の前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階以外の一の中間段階の画像処理により得られる画像データに基づいて、レックビューを表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記レックビュー生成部は、前記画像処理部の前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階の画像処理により得られる前記目的画像に基づいて、他のレックビューを表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像処理部は、前記RAW画像データに撮影画像を再生する基本画像処理を施す基本画像処理部と、前記再生された撮影画像に特殊効果を付加する特殊画像処理を施す特殊画像処理部と有し、前記一の中間段階の画像処理は、前記基本画像処理であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 被写体の順次の撮像を行うとき、前記撮像部は、前記順次の撮像によるRAW画像データを順次生成し、前記画像処理部は、前記順次生成されたRAW画像データに前記画像処理を並列的に施し、前記レックビュー生成部は、前記順次生成されたRAW画像データに基づいてレックビューを順次生成し、前記画像リサイズ処理部は、前記順次の撮像のそれぞれに対応してアイコン画像を生成し、前記表示部は、前記順次生成された前記レックビューを順次表示し、且つ、前記順次の撮像のそれぞれに対応するアイコン画像を、前記表示位置をずらす方向に並べて表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像してRAW画像データを生成するステップと、
    前記RAW画像データに基づいて、レックビューを表示するステップと、
    前記RAW画像データに少なくとも二段階の画像処理を施し、目的画像を生成するステップと、
    前記生成した目的画像を記録するステップと、を有し、
    前記目的画像を生成するステップは、前記少なくとも二段階の画像処理のうち複数の段階の画像処理により得られる画像データを順次縮小処理してアイコン画像を生成し、該アイコン画像を画像処理部における前記画像処理の進捗に応じて、表示位置をずらしながら表示部に順次表示する処理を含むことを特徴とする撮影画像表示方法。
  7. 前記レックビューを表示するステップは、前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階以外の一の中間段階の画像処理により得られる画像データに基づいて、レックビューを生成することを特徴とする請求項6に記載の撮影画像表示方法。
  8. 前記画像処理部の前記少なくとも二段階の画像処理のうち、最終段階の画像処理により得られる前記目的画像に基づいて、他のレックビューを表示するステップを有することを特徴とする請求項7に記載の撮影画像表示方法。
  9. 前記一の中間段階の画像処理は、前記RAW画像データから撮影画像を再生する基本画像処理であり、前記一の中間段階の画像処理後の他の画像処理は、前記再生された撮影画像に特殊効果を付加する特殊画像処理を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の撮影画像表示方法。
  10. 被写体の順次の撮像を行うとき、前記RAW画像データを生成するステップは、前記順次の撮像によるRAW画像データを順次生成し、前記レックビューを表示するステップは、前記順次生成されたRAW画像データに基づいてレックビューを順次表示し、前記目的画像を生成するステップは、前記順次生成されたRAW画像データに前記画像処理を並列的に施し、且つ、前記順次の撮像のそれぞれに対応してアイコン画像を生成し、該アイコン画像を、前記表示位置をずらす方向に並べて表示することを特徴とする請求項6から9の何れか一項に記載の撮影表示方法。
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