JP2010117630A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、1つ若しくは複数のストロボ装置を用いて撮影する場合、主コンデンサの充電状態をユーザが音で確認しやすい電子カメラを提供する。
【解決手段】 電子カメラは、撮像素子と、充電電圧検出部と、充電電圧判定部と、記憶部と、電気信号変換部と、報知処理部とを備える。撮像素子は、被写体像を光電変換して画像データを生成する。充電電圧検出部は、閃光発光用の主コンデンサの充電電圧を検出する。充電電圧判定部は、充電電圧検出部の検出結果に基づいて、充電電圧が閃光発光可能な閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。記憶部は、第1報知音データと、第2報知音データとを予め記憶する。電気信号変換部は、第1報知音データと第2報知音データとを電気信号として、第1報知信号と第2報知信号とに各々変換する。報知処理部は、充電電圧判定部の判定結果に応じて、第1報知信号若しくは第2報知信号を音に変換して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、閃光撮影を行う電子カメラに関する。
従来、キセノン管等の放電による閃光撮影を電子カメラで行う場合、閃光撮影に先立って、閃光装置の主コンデンサの充電状態(充電中、充電完了)を音でユーザに知らせる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−372741号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術では、例えば、閃光装置の主コンデンサが充電完了(満充電電圧)になる前にシャッタチャンスが訪れた場合、ユーザはレリーズ操作をしても閃光発光がなされるのか否かを、音で判断できないという点で改善の余地がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、閃光撮影が可能な状態をユーザが音で確認しやすい電子カメラを提供することを目的とする。
第1の発明に係る電子カメラは、撮像素子と、充電電圧検出部と、充電電圧判定部と、記憶部と、電気信号変換部と、報知処理部とを備える。撮像素子は、被写体像を光電変換して画像データを生成する。充電電圧検出部は、閃光発光用の主コンデンサの充電電圧を検出する。充電電圧判定部は、充電電圧検出部の検出結果に基づいて、充電電圧が閃光発光可能な閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。記憶部は、主コンデンサが充電中であることを示す第1報知音データと、主コンデンサが充電中であり、かつ、閃光発光許可電圧に達していることを示す第2報知音データとを予め記憶する。電気信号変換部は、第1報知音データと第2報知音データとを電気信号として、第1報知信号と第2報知信号とに各々変換する。報知処理部は、充電電圧判定部の判定結果に応じて、第1報知信号若しくは第2報知信号を音に変換して出力する。
第2の発明に係る電子カメラは、撮像素子と、充電電圧検出部と、充電電圧判定部と、記憶部と、電気信号変換部と、報知処理部とを備える。撮像素子は、被写体像を光電変換して画像データを生成する。充電電圧検出部は、複数の閃光発光用の主コンデンサについて、各々の充電電圧を検出する。充電電圧判定部は、充電電圧検出部の検出結果に基づいて、主コンデンサのうち、少なくとも何れか1つの充電電圧が閃光発光可能な閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。記憶部は、主コンデンサの全てが充電中であることを示す第1報知音データと、主コンデンサの全てが充電中であり、かつ、少なくとも何れか1つの充電電圧が閃光発光許可電圧に達していることを示す第2報知音データとを予め記憶する。電気信号変換部は、第1報知音データと第2報知音データとを電気信号として、第1報知信号と第2報知信号とに各々変換する。報知処理部は、充電電圧判定部の判定結果に応じて、第1報知信号若しくは第2報知信号を音に変換して出力する。
本発明の電子カメラによれば、閃光撮影が可能な状態をユーザが音で確認しやすい。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における電子カメラ1の内部構成を示すブロック図である。この電子カメラ1は、撮影レンズ11と、撮像素子12と、タイミングジェネレータ(TG)13と、アナログフロントエンド部(以下、「AFE」という。)14と、RAM(Random Access Memory)15と、画像処理部16と、記録インターフェース(記録I/F)17と、記録媒体18と、ROM(Read Only Memory)19と、液晶モニタ20と、操作部21と、レリーズ釦22と、第1閃光装置23と、報知信号処理部24と、スピーカ25と、CPU(Central Processing Unit)26と、バス27とを有している。
撮影レンズ11は、ズームレンズと、フォーカスレンズとを含む複数のレンズ群で構成されている。簡単のため、図1では、撮影レンズ11を1枚のレンズとして図示する。撮像素子12は、撮影レンズ11からの入射光を光電変換することにより、画像データを生成する。タイミングジェネレータ(TG)13は、CPU26からの指示に従い撮像素子12及びAFE14の各々へ向けて駆動信号を送出し、それによって両者の駆動タイミングを制御する。
AFE14は、撮像素子12の出力に対してアナログ信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE14は、画像データに対して、相関二重サンプリングや、ゲイン調整や、A/D変換等を行う。このAFE14が出力する画像データは、一時的にRAM15に記憶される。
RAM15は、画像処理部16が画像処理を行う画像データを一時的に記憶するバッファメモリである。画像処理部16は、RAM15に記憶されている1フレーム分の画像データを読み出し、各種の画像処理(階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス処理等)を施す。
記録インターフェース(記録I/F)17には、記録媒体18を接続するためのコネクタが形成されている。記録媒体18は、不揮発性の記録媒体であって、半導体メモリを内蔵したメモリカード等で構成されている。画像処理部16で画像処理が施された画像データは、記録インターフェース(記録I/F)17を介して、記録媒体18に記録される。
ROM19は、電子カメラ1の制御を行うプログラム等を予め記憶している不揮発性のメモリである。また、ROM19には、後述する第1報知音データと第2報知音データが予め記憶されている。
液晶モニタ20は、CPU26の指示に応じて各種画像を表示する。なお、本実施形態での液晶モニタ20は、接眼部を有する電子ファインダや、電子カメラ1の背面に設けられる液晶表示パネルの何れで構成されていてもよい。この液晶モニタ20には、静止画撮影モードでの撮影待機時において、CPU26の制御によりライブビュー画像が動画表示される。また、CPU26は、各種設定項目の入力が可能なメニュー画面を液晶モニタ20に表示させることもできる。さらに、CPU26は、第1閃光装置23の充電状況を液晶モニタ20にいわゆるインジケータ表示させることもできる(詳細は後述する)。
操作部21は、例えば、コマンドダイヤル、十字状のカーソルキー、電源ボタン等を有している。そして、操作部21は、電子カメラ1への各種入力をユーザから受け付ける。例えば、操作部21は、上記メニュー画面での入力操作や、電子カメラ1の動作モードの切替操作等に用いられる。
レリーズ釦22は、半押し操作(撮影前におけるオートフォーカス(AF)等の動作開始の指示入力)と全押し操作(撮像動作開始)との指示入力とをユーザから受け付ける。第1閃光装置23は、被写体に向けて閃光を発光する装置である(詳細は後述する)。
報知信号処理部24は、主コンデンサが充電中であることを示す第1報知音データ(まだ、閃光発光許可電圧に達していないことを意味する)と、主コンデンサが充電中であり、かつ、閃光発光許可電圧に達していることを示す第2報知音データをROM19から読み出す。ここで、閃光発光許可電圧とは、充電完了になる前に閃光撮影が可能となる充電電圧をいう。そして、報知信号処理部24は、第1報知音データを電気信号に変換して第1報知信号を生成する。また、同様にして、報知信号処理部24は、第2報知音データを電気信号に変換して第2報知信号を生成する。
スピーカ25は、後述する充電電圧判定部26aの判定結果に応じて、第1報知信号若しくは第2報知信号を報知信号処理部24から受信し、第1報知信号若しくは第2報知信号を音に変換して出力する。この場合、第1報知信号は、第1報知音に変換される。また、第2報知信号は、第2報知音に変換される。一例として、第1報知音と第2報知音とは、音色が異なるものとする。
CPU26は、電子カメラ1の統括的な制御を行うプロセッサである。充電電圧検出部26aは、閃光発光用の主コンデンサの充電電圧を充電開始から充電完了までを検出する。充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、充電電圧が閃光発光可能な閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。
次に、第1閃光装置23について説明する。
図2は、第1閃光装置23の内部構成を示すブロック図である。第1閃光装置23は、電池23aと、昇圧トランス23bと、充電制御IC(Integrated Circuit)23cと、整流ダイオード23dと、放電防止用ダイオード23eと、主コンデンサ23fと、発光部23gと、抵抗23hと、23iとを有している。
電圧を昇圧する昇圧トランス23bは、1次コイル23b−1及び2次コイル23b−2を有している。この1次コイル23b−1の一端が電池23aのプラス端子に接続されている。また、この1次コイル23b−1の他端が充電制御IC23cに接続されている。電池23aのマイナス端子はグランド23kと接続されている。
充電制御IC23cは、昇圧トランス23bの1次コイル23b−1に供給する1次電流を周期的にオン/オフするスイッチング素子(不図示)を内蔵している。このスイッチング素子は、一例として、高速でオン/オフのスイッチングが可能なMOS型FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)のトランジスタである。
また、充電制御IC23cは、図示しないものの、主コンデンサ23fへの充電の開始と終了を制御するラッチ部(不図示)と昇圧トランス23bの1次電流や整流された2次電流をモニタするモニタ部(不図示)とを有している。ラッチ部は、‘L(オフ状態)’と‘H(オン状態)’との2つの動作態様を有している。‘L(オフ状態)’は主コンデンサ23fへの充電停止を表している。また、‘H(オン状態)’は主コンデンサ23fへの充電開始を表している。モニタ部は、1次コイル23b−1に流れる1次電流が上限値に達するか否かをモニタする。
整流ダイオード23dは、1次側コイルに流れる1次電流がオフされた瞬間にトランスの2次側コイルから発生するフライバックパルスを整流する。また、放電防止用ダイオード23eは、閃光発光時以外の放電を防止する。
主コンデンサ23fは、整流された2次電流を電気エネルギーとして蓄えることにより昇圧を行う。直列接続された抵抗23h、23iは、主コンデンサ23fの充電電圧を分圧する。分圧された電圧は、抵抗23h、23iの接続点23jから、不図示のA/D変換器でデジタル化され、そのデジタル化された値が電子カメラ1側のCPU26に入力される。
CPU26は、第1閃光装置23の動作を制御する。なお、第1閃光装置23の動作を制御するための専用のMPU(Micro Processing Unit)を設けてもよい。本実施形態では、CPU26が、閃光装置制御用のMPUと同等の機能を兼ね備えているものとする。
CPU26は、主コンデンサ23fの充電開始を表す信号S1若しくは充電停止を表す信号S2を充電制御IC23cに対して送信する。さらに、CPU26は、1次電流の上限値を表す信号S3を充電制御IC23cに対して送信する。
発光部23gは、コンデンサに充電された電気エネルギーを光エネルギーに変換する回路である。発光部23gには、例えばキセノン管が備えられており、このキセノン管の放電により閃光発光を行う。
次に、電子カメラ1の閃光撮影の動作について説明する。
図3は、電子カメラ1の閃光撮影の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、電子カメラ1の電源がオンされた後、ユーザが、コマンドダイヤル等で閃光撮影モードを選択すると開始する。なお、ユーザが、静止画再生モードから静止画撮影モードに切り替えた後、さらに、コマンドダイヤル等で閃光撮影モードに選択することにより、このフローチャートを開始してもよい。ここでは、電子カメラ1の電源がオンされると、ディフォルトの設定として、充電状態を報知音で知らせる設定になるものとする。
ステップS101:CPU26は、操作部21より閃光撮影モードの指示入力を受け付けた後、主コンデンサ23fの充電開始を充電制御IC23cに指示する。以下、主コンデンサ23fの充電動作を簡単に述べる。充電制御IC23cは、充電開始の制御信号S1をCPU26から受信すると、主コンデンサ23fの充電を開始する。この場合、充電制御IC23cのラッチ部は、‘L(オフ状態)’から‘H(オン状態)’の状態になる。すると、充電制御IC23cは、スイッチング素子をオンする。これにより、1次コイル23b−1に電流が流れ始める。
充電制御IC23cは、1次電流が予め設定した上限値に達した場合にはスイッチング素子をオフする。これにより、2次電流が流れ始める。2次電流が流れると主コンデンサ23fに電気エネルギーが蓄積される。CPU26は、2次電流の主コンデンサ23fへの充電終了を検知すると、主コンデンサ23fが満充電になっていない場合には、充電制御IC23cに対して充電停止の制御信号S2を送信しない。そのため、充電制御IC23cは、再度、スイッチング素子をオンする。このようにして、スイッチング素子のオン/オフが繰り返されるに伴って、主コンデンサ23fは、満充電になるまで充電されていく。
ステップS102:充電電圧検出部26aは、抵抗23h、23iにて分圧された電圧に基づいて、主コンデンサ23fの充電電圧を検出する。なお、充電電圧検出部26aは、その後も主コンデンサ23fの充電電圧の検出を行う。
ステップS103:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、充電電圧が閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。充電電圧が閃光発光許可電圧以上の場合(ステップS103:Yes)、この処理は、ステップS106に移行する。充電電圧が閃光発光許可電圧未満の場合(ステップS103:No)、この処理は、ステップS104に移行する。
ステップS104:CPU26は、報知音の出力設定の有無を判定する。報知音の出力設定有りの場合(ステップS104:Yes)、この処理は、報知音の出力処理のサブルーチン(ステップS105)に移行する。報知音の出力設定無しの場合(ステップS104:No)、この処理は、液晶モニタの表示処理のサブルーチン(ステップS109)に移行する。これらのサブルーチンについては後述する。報知音の出力処理のサブルーチン若しくは液晶モニタの表示処理のサブルーチンが実行された後、この処理は、ステップS106に移行する。
ステップS106:CPU26は、ユーザからの撮影操作(半押し操作、全押し操作)があったか否かを判定する。撮影操作がない場合(ステップS106:No)、このステップS106の処理が繰り返される。撮影操作があった場合(ステップS106:Yes)、この処理は、ステップS107に移行する。
ステップS107:CPU26は、第1閃光装置23側にトリガ信号を送信すると、充電制御IC23cを介して、発光部23gにて閃光発光がなされる。この際、閃光発光に同期して、CPU26は、撮像素子12を駆動する。AFE14は、画像データのゲイン調整やA/D変換等を行う。このAFE14が出力する画像データは、RAM15に一旦記憶される。画像処理部16は、RAM15に記憶されている1フレーム分の画像データを読み出し、各種の画像処理(階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス処理等)を施す。CPU26は、画像処理部16で画像処理が施された画像データを、記録インターフェース(記録I/F)17を介して、記録媒体18に記録する。
ステップS108:CPU26は、撮影終了のコマンドを受け付けない場合(ステップS108:No)、この処理は、ステップS102に戻る。一方、CPU26は、撮影終了のコマンドを受け付けた場合(ステップS108:Yes)、図3に示す処理ルーチンを終了する。
次に、報知音の出力処理のサブルーチンについて説明する。
図4は、報知音の出力処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS201:CPU26は、報知信号処理部24に指示を出し、報知信号処理部24は、先ず、ROM19から第1報知音データと第2報知音データとを読み出す。
続いて、報知信号処理部24は、第1報知音データを電気信号に変換して、第1報知信号を生成する。報知信号処理部24は、第1報知信号をスピーカ25に送信する。スピーカ25は、第1報知信号を報知信号処理部24から受信し、その第1報知信号を音(第1報知音)に変換して出力する。
ステップS202:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、充電電圧が閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。充電電圧が閃光発光許可電圧に達していない場合(ステップS202:No)、このステップS202の処理が繰り返される。すなわち、第1報知音がスピーカ25から報知され続ける。充電電圧が閃光発光許可電圧に達した場合(ステップS202:Yes)、この処理は、ステップS203に移行する。
ステップS203:CPU26は、報知信号処理部24に指示を出し、報知信号処理部24は、第2報知音データを電気信号に変換して、第2報知信号を生成する。報知信号処理部24は、第1報知信号の送信を停止し、第2報知信号をスピーカ25に送信する。すなわち、報知信号処理部24は、第1報知信号から第2報知信号に切り替える。スピーカ25は、第2報知信号を報知信号処理部24から受信し、その第2報知信号を音(第2報知音)に変換して出力する。
ステップS204:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、充電電圧が満充電電圧に達しているか否かを判定する。充電電圧が満充電電圧に達していない場合(ステップS204:No)、このステップS204の処理が繰り返される。すなわち、第2報知音がスピーカ25から報知され続ける。
なお、図4には明示していないものの、第1報知音から第2報知音に変更されたことを受けて、ユーザが半押し操作をすると、この処理は、図3に示すステップS106に移行する。すなわち、充電完了を待たずに、閃光撮影がなされる処理に移行する。
ユーザが半押し操作をしないまま、充電電圧が満充電電圧に達した場合(ステップS204:Yes)、この処理は、ステップS205に移行する。
ステップS205:CPU26は、充電制御IC23cに指示を出して、主コンデンサ23fの充電を停止させる。また、CPU26は、報知信号処理部24に指示を出し、スピーカ25からの第2報知音の出力を停止させる。そして、このサブルーチンを終了し、図3に示すステップS106に戻る。
次に、液晶モニタの表示処理のサブルーチンについて説明する。このサブルーチンは、閃光撮影の際、例えば、周囲が騒音等で音が聞き取りづらい状況に対応するための処理である。
図5は、液晶モニタの表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS301:CPU26は、液晶モニタ20上に充電電圧の充電状況が視認できるように、インジケータ表示を行わせる。
ステップS302:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、充電電圧が満充電電圧に達しているか否かを判定する。充電電圧が満充電電圧に達していない場合(ステップS302:No)、このステップS302が繰り返される。充電電圧が満充電電圧に達した場合(ステップS302:Yes)、この処理は、ステップS303に移行する。
ステップS303:CPU26は、液晶モニタ20上のインジケータ表示を終了させるとともに、充電制御IC23cに指示を出して、主コンデンサ23fの充電を停止させる。そして、このサブルーチンを終了し、図3に示すステップS106に戻る。
以上より、第1実施形態の電子カメラ1によれば、第1報知音と第2報知音とを用いることにより、主コンデンサ23fの充電状態をユーザが音で確認しやすい。つまり、ユーザは、第2報知音が報知されることにより、充電電圧が満充電電圧に達していないものの、閃光発光許可電圧に達していることを知ることができる。これにより、満充電電圧に達する前に訪れるシャッタチャンスにレリーズ操作を行うことができる。また、第2報知音が停止することにより、満充電電圧に達したことをユーザが知ることができる。例えば、閃光撮影の連写を行う場合には、満充電電圧に達した後にレリーズ操作をすることが望ましいため、ユーザは、第2報知音が停止するまで待てばよい。
なお、上記第1報知音と第2報知音とは、異なる音色の音で区別したが、ユーザが判別できる音であれば特に限定されない。例えば、周波数の高低による音で区別してもよい。また、数秒程度の効果音などで区別してもよい。また、擬似的に音声で報知してもよい。この場合、例えば、第1報知音から第2報知音に切り替わった後、充電完了までをカウントダウンするようにしてもよい。
また、近年の電子カメラにおいて、主コンデンサ充電用の昇圧トランスには巻線トランスを使用した回路が一般的になっているが、充電制御ICのスイッチング周波数が大きくなっているため、ユーザが、いわゆるうなり音を確認できなくなっている。そこで、例えば、うなり音を擬似的に低音(第1報知音)から高音(第2報知音)に切り替えるようにして、スピーカ25から報知するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と本発明の第2実施形態とでは、同じ要素については説明を省略する。
図6は、第2実施形態における電子カメラ1の内部構成を示すブロック図である。第2実施形態では、第1閃光装置23と第2閃光装置30とを用いて閃光撮影を行う。電子カメラ1は、閃光装置の接続用端子であるホットシュー28を介して、第2閃光装置30を外付け閃光装置として装着している。これにより、電子カメラ1と第2閃光装置30とが電気的に接続される。
図7は、第2閃光装置30の内部構成を示すブロック図である。第2閃光装置30は、ホットシュー28を介して、CPU26と通信を行う点が第1閃光装置23と異なる。それ以外については、第2閃光装置30の内部構成は、第1閃光装置23と同様であるので、説明は省略する。なお、図6に示すROM19には、第1閃光装置23の主コンデンサ23fと第2閃光装置30の主コンデンサ30fとが充電中であることを示す第1報知音データと、それらの主コンデンサ23f、30fが充電中であり、かつ、少なくとも何れか1つの充電電圧が閃光発光許可電圧に達していることを示す第2報知音データとが予め記憶されている。
第2実施形態では、第1閃光装置23と第2閃光装置30を併用するため、充電電圧検出部26aと充電電圧判定部26bとの処理が、第1実施形態と異なる。
充電電圧検出部26aは、主コンデンサ23f、30fについて、各々の充電電圧の充電開始から充電完了までを検出する。
充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、主コンデンサ23f、30fのうち、何れかの充電電圧が閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。以下、第2実施形態における電子カメラ1の閃光撮影動作の一例を説明する。
図8は、第2実施形態における電子カメラ1の閃光撮影の動作を示すフローチャートである。
ステップS401:CPU26は、第1実施形態と同様にして、閃光撮影モードの指示入力を受け付けた後、第1閃光装置23の主コンデンサ23fの充電開始を充電制御IC23cに指示する。また、CPU26は、第2閃光装置30の主コンデンサ30fの充電開始を充電制御IC23cに指示する。
ステップS402:充電電圧検出部26aは、主コンデンサ23f及び主コンデンサ30fの充電電圧を検出する。なお、充電電圧検出部26aは、その後も主コンデンサ23f及び主コンデンサ30fの充電電圧の検出を行う。
ステップS403:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、主コンデンサ23f若しくは主コンデンサ30fの充電電圧が閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。何れかの充電電圧が閃光発光許可電圧以上の場合(ステップS403:Yes)、この処理は、ステップS406に移行する。両者の充電電圧が閃光発光許可電圧未満の場合(ステップS403:No)、この処理は、ステップS404に移行する。
ステップS404:CPU26は、報知音の出力設定の有無を判定する。報知音の出力設定有りの場合(ステップS404:Yes)、この処理は、報知音の出力処理のサブルーチン(ステップS405)に移行する。報知音の出力設定無しの場合(ステップS404:No)、この処理は、液晶モニタの表示処理のサブルーチン(ステップS409)に移行する。これらのサブルーチンについては後述する。報知音の出力処理のサブルーチン若しくは液晶モニタの表示処理のサブルーチンが実行された後、この処理は、ステップS406に移行する。以下の処理は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。以上より、図8に示す処理ルーチンを終了する。
次に、第2実施形態における報知音の出力処理のサブルーチンについて説明する。
図9は、第2実施形態における報知音の出力処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS501:報知信号処理部24は、図4に示すステップS201と同様の処理を行うことにより、第1報知信号をスピーカ25に送信する。スピーカ25は、第1報知信号を報知信号処理部24から受信し、その第1報知信号を音(第1報知音)に変換して出力する。
ステップS502:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、主コンデンサ23f若しくは30fの充電電圧が閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する。何れの充電電圧も閃光発光許可電圧に達していない場合(ステップS502:No)、このステップS502の処理が繰り返される。すなわち、第1報知音がスピーカ25から報知され続ける。主コンデンサ23f若しくは30fの何れかの充電電圧が閃光発光許可電圧に達した場合(ステップS502:Yes)、この処理は、ステップS503に移行する。
ステップS503:報知信号処理部24は、図4に示すステップS203と同様の処理を行うことにより、第1報知信号から第2報知信号に切り替える。スピーカ25は、第2報知信号を報知信号処理部24から受信し、その第2報知信号を音(第2報知音)に変換して出力する。なお、第1報知音から第2報知音に切り替わったことを受けて、ユーザが半押し操作をすると、この処理は、図8に示すステップS406に移行する。
ステップS504:充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、主コンデンサ23f及び30fの充電電圧が満充電電圧に達しているか否かを判定する。両者の充電電圧が満充電電圧に達していない場合(ステップS504:No)、このステップS504の処理が繰り返される。充電電圧が満充電電圧に達した場合(ステップS504:Yes)、この処理は、ステップS505に移行する。
ステップS505:CPU26は、充電制御IC23cに指示を出して、満充電になった主コンデンサ23f、30fの充電を停止させる。ここでは、CPU26は、主コンデンサ23f、30fのうち、満充電になった方から充電を順次停止させるものとする。
また、CPU26は、報知信号処理部24に指示を出し、スピーカ25からの第2報知音の出力を停止させる。そして、このサブルーチンを終了し、図3に示すステップS106に戻る。
次に、液晶表示モニタの表示処理のサブルーチンについて説明する。既に、上述した第1実施形態における液晶表示モニタの表示処理のサブルーチン(図5)と異なる点は、ステップS301において、CPU26は、主コンデンサ23f、30fの充電電圧の充電状況について、液晶モニタ20上で各々インジケータ表示を行わせる点である。また、ステップS302において、充電電圧判定部26bは、充電電圧検出部26aの検出結果に基づいて、両者の充電電圧が満充電電圧に達しているか否かを判定する点である。その他の処理の流れは、同様であるので説明は省略する。
以上より、第2実施形態の電子カメラ1によれば、複数の閃光装置も用いて撮影する場合、何れか1つの閃光装置も用いた閃光撮影若しくは複数の閃光装置を用いた閃光撮影をユーザが報知音によって選択することができる。
なお、複数の閃光装置を用いた閃光撮影として、2台の閃光装置について説明したが、3台以上であってもよい。
第1実施形態における電子カメラ1の内部構成を示すブロック図 第1閃光装置23の内部構成を示すブロック図 電子カメラ1の閃光撮影の動作を示すフローチャート 報知音の出力処理のサブルーチンを示すフローチャート 液晶モニタの表示処理のサブルーチンを示すフローチャート 第2実施形態における電子カメラ1の内部構成を示すブロック図 第2閃光装置30の内部構成を示すブロック図 第2実施形態における電子カメラ1の閃光撮影の動作を示すフローチャート 第2実施形態における報知音の出力処理のサブルーチンを示すフローチャート
符号の説明
12・・・撮像素子、26a・・・充電電圧検出部、26b・・・充電電圧判定部、24・・・報知信号処理部、25・・・スピーカ

Claims (2)

  1. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像素子と、
    閃光発光用の主コンデンサの充電電圧を検出する充電電圧検出部と、
    前記充電電圧検出部の検出結果に基づいて、前記充電電圧が閃光発光可能な閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する充電電圧判定部と、
    前記主コンデンサが充電中であることを示す第1報知音データと、前記主コンデンサが充電中であり、かつ、前記閃光発光許可電圧に達していることを示す第2報知音データとを予め記憶する記憶部と、
    前記第1報知音データと前記第2報知音データとを電気信号として、第1報知信号と第2報知信号とに各々変換する電気信号変換部と、
    前記充電電圧判定部の判定結果に応じて、前記第1報知信号若しくは前記第2報知信号を音に変換して出力する報知処理部と、
    を備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 被写体像を光電変換して画像データを生成する撮像素子と、
    複数の閃光発光用の主コンデンサについて、各々の充電電圧を検出する充電電圧検出部と、
    前記充電電圧検出部の検出結果に基づいて、前記主コンデンサのうち、少なくとも何れか1つの前記充電電圧が閃光発光可能な閃光発光許可電圧に達しているか否かを判定する充電電圧判定部と、
    前記主コンデンサの全てが充電中であることを示す第1報知音データと、前記主コンデンサの全てが充電中であり、かつ、少なくとも何れか1つの前記充電電圧が前記閃光発光許可電圧に達していることを示す第2報知音データとを予め記憶する記憶部と、
    前記第1報知音データと前記第2報知音データとを電気信号として、第1報知信号と第2報知信号とに各々変換する電気信号変換部と、
    前記充電電圧判定部の判定結果に応じて、前記第1報知信号若しくは前記第2報知信号を音に変換して出力する報知処理部と、
    を備えることを特徴とする電子カメラ。
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