JP2007208886A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラの電源寿命が短くなる不具合を防止するとともに、撮像における操作性が良いデジタルカメラを提供する
【解決手段】被写体の画像を取得する撮像手段と、撮像手段が取得した画像を
表示する表示手段と、電源とを備えるデジタルカメラであって、電源の消耗を少なくする省電力モードと、電源を通常に使用する通常電力モードと、電力モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、撮像後に表示手段に撮像手段への電源供給を停止させる直前の画像を表示させるとともに、省電力モードが選択された時には、該画像を表示させる期間が通常電力モードに該画像を表示させる期間より長くなるように制御する制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置を備えるデジタルカメラに関するものである。
近年、デジタルカメラでは、カメラの小型化に伴い電池や充電池が小型になり、電力容量が減少したため、撮像可能枚数が減少し、電池交換や充電の頻度が増えている。デジタルカメラの機能要素別にみた消費電力の内訳では、撮像素子の駆動とバックライトを含めて液晶表示装置の駆動及びフラッシュの充電に要する電力が大きい。
そこで、デジタルカメラの表示装置や撮像素子の駆動に要する消費電力を小さくするとともに、電力が減った時の機能動作における性能への悪影響を防止する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、フラッシュを充電する場合に液晶表示装置のバックライトを暗くしてフラッシュを充電させ、フラッシュ充電に必要な電力を確保して、電池の消耗時間を延ばすことが開示されている。
また、特許文献2には、GPS(Global Positioning System)装置を備えたカメラにおいて、GPS装置から位置情報を取り込む際に撮像回路の動作を停止させて、測位精度への悪影響を防止するとともに電源電池の寿命が短くなる不具合を防止することが開示されている。
特開平8−242398号公報 特開平10−271375号公報
ところが、特許文献1においては、電池寿命を延ばすことができるが、撮像している時に、使用者が液晶表示装置の撮像画像を確認するのに、バックライトが暗いため、液晶表示装置の撮像画像が観察しづらくなり、操作性が悪くなる。
また、特許文献2では、電源電池の寿命が短くなる不具合を防止することができるが、撮像回路への電源供給を停止させているために、使用者が撮像を行なうことできない期間が発生して、GPS装置の動作が終わるまで何もしない状態が続き、操作性が悪くなる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、カメラの電源寿命が短くなる不具合を防止するとともに、撮像における操作性が良いデジタルカメラを提供することを目的とする。
上記の課題は次の構成により解決される。
1. 被写体の画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、電源とを備えるデジタルカメラであって、
前記電源の消耗を少なくする省電力モードと、
前記電源を通常に使用する通常電力モードと、
前記電力モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、
撮像後に、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる際、前記省電力モードが選択された時には、該画像を表示させる期間が前記通常電力モードに該画像を表示させる期間より長くなるように制御する制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
2. 被写体の画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、電源と、フラッシュ手段への充電を行う充電手段とを備えるデジタルカメラであって、
前記フラッシュ手段が充電されている時には、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させるように制御する制御手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
3. 前記制御手段は、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる期間が前記充電手段の充電期間より長くなるように制御することを特徴とする2に記載のデジタルカメラ。
4. 前記制御手段は、前記電源がオンされた当初における前記充電手段の充電期間中には、前記表示手段に前記撮像手段が取得した画像を表示させるように制御することを特徴とする2または3に記載のデジタルカメラ。
5. 被写体の画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、電源と、フラッシュ手段への充電を行う充電手段とを備えるデジタルカメラであって、
前記電源の消耗を少なくする省電力モードと、
前記電源を通常に使用する通常電力モードと、
前記電力モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、
前記充電手段の充電期間中には、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる際、該画像を表示させる期間が前記通常電力モードに該画像を表示させる期間より長くなるように制御する制御手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
6. 前記充電手段の充電期間を短縮する第1の充電モードと、
前記充電手段の充電による電源の消耗を少なくする第2の充電モードと、
前記充電モードを切り換える切換手段と、
前記省電力モードが選択された時には、前記第2の充電モードに切り換え、前記充電手段の充電期間中には、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする5に記載のデジタルカメラ。
本発明によれば、電源の消耗を少なくする省電力モードと、電源を通常に使用する通常電力モードと、電力モードのうち、省電力モードが選択された時には、撮像後に、撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる際、該画像を表示させる期間が通常電力モードに該画像を表示させる期間より長くなるように制御する構成とすることにより、撮像手段への電源供給の停止が長くなり、カメラの電源寿命が短くなる不具合を防止するとともに、電源供給停止期間に撮像した画像を観察できるために、撮像における操作性が良いデジタルカメラを提供することができる。
図1(a)、図1(b)は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1の要部構成を模式的に示す外観図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は背面図である。
これらの図に示すように、デジタルカメラ1は、略直方体状のカメラ本体部10とレンズ20とに大別される構造である。
カメラ本体部10の上面には図1(a)の破線で示すようにポップアップする内蔵フラッシュ手段30、レリーズボタン82及びモードダイアル83が設けられている。レリーズボタン82は、半押しすると設定された露出、合焦位置等がロックされ、全押しするとCCDに露光が開始される。モードダイアル83は、回転させて再生モードと撮像モードの切り換えと、撮像モードにおける露出条件などの露出モードの設定に用いられる。
一方、カメラ本体部10の背面左側には、後述するライブビュー表示、アフタービュー表示及び記録画像の再生表示等を行なうための液晶ディスプレイ(LCD)73と電子ビューファインダ(EVF)74とが設けられている。LCD73はEVF74よりその表示サイズが大きいものとなっている。EVF74はその表示素子が筐体の奥にあり、視認性が外光に左右されないような構成となっている。また、このLCD73およびEVF74では、カラーで画像表示が行われる。
また、カメラ本体部10の背面右上側には、電池や充電池等を駆動源とする電源をカメラ本体部10の各回路に供給を開始させるスイッチである電源ボタン81とレンズ20の焦点距離を変えるズームレバー88が設けられている。
カメラ本体部10の背面中央には、メニューボタン84、電力モードスイッチ85、十字キー86及び決定ボタン87が設けられている。メニューボタン84は、撮像時のホワイトバランス調整、露出補正、フラッシュモード、再生時のヒストグラムなどを選択するためのメニューをLCD73に表示させ、十字キー86は選択したメニュー中のサブメニューの選択を行なわせ、決定ボタン87は選択したサブメニューを設定させるのに用いられる。電力モードスイッチ85は、電源の消耗を少なくする省電力モードと電源を通常に使用する通常電力モードとを選択するのに用いられる。
図2は、デジタルカメラ1の電気的構成を示すブロック図である。なお、図1(a)、図1(b)と同一物には同一の符号を付している。
デジタルカメラ1は、レンズ20、フラッシュ手段30、撮像手段40、信号処理手段50、レンズ制御手段60、表示手段70、操作部80、制御手段90、電源95などを備えている。
レンズ20は、フォーカスレンズ、ズームレンズおよび透過光量を調節するための絞りを備えている。
撮像手段40は、レンズ20を通して入射する被写体光像を光電変換して画像信号として出力するもので、CCD43、タイミングジェネレータ41、タイミング制御回路42及びDC/DCコンバータ44を備えている。
CCD43は、レンズ20により結像された被写体光像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。
タイミング制御回路42は、制御手段90内の基準クロックにより制御され、後述するタイミングジェネレータ、信号処理回路、A/D変換回路に対する基準クロックを生成する。
タイミングジェネレータ41は、タイミング制御回路42から送信される基準クロックに基づきCCD43の駆動制御信号を生成するものである。タイミングジェネレータ41は、例えば積分開始/終了(露光開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD43に出力する。
DC/DCコンバータ44は、電源からの直流電流を撮像手段40に適する直流電流へ変換してタイミング制御回路42、CCD43等に電源を供給する。
信号処理手段50は、CCD26から送出される画像信号に所定のアナログ信号処理およびデジタル信号処理を施すもので、画像信号の信号処理はその画像信号を構成する各画素信号ごとに行われる。信号処理手段50は、信号処理回路51、A/D変換回路52、黒レベル補正回路53、ホワイトバランス(WB)回路54、γ補正回路55及び画像メモリ56を備えており、黒レベル補正回路53、WB回路54及びγ補正回路55はデジタル信号処理を施す回路を構成する。
信号処理回路51は、CCD43から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号処理回路51は、CDS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲインコントロール)回路とを有し、CDS回路が画像信号のノイズの低減を行ない、AGC回路がゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を行なう。
A/D変換回路52は、タイミング制御回路42から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて画像信号の各画素信号(アナログ信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
黒レベル補正回路53は、A/D変換された画素信号の黒レベルを基準の黒レベルに補正するものである。また、WB(ホワイトバランス)回路54は、R、G、Bの各色成分の画素データのレベル変換を行なうものである。WB回路54は、制御手段90から入力されるレベル変換テーブルを用いてR、G、Bの各色成分の画素データのレベルを変換する。γ補正回路55は、画素データの階調を補正するものである。γ補正回路55では、一般パーソナルコンピュータ用のモニタが有するγ特性に対応した補正が行なわれることとなる。
画像メモリ56は、γ補正回路55から出力される画素データを記憶するメモリである。画像メモリ56は、1フレーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモリ56は、CCD43画素数に対応する、例えば1600×1200画素分の画素データの記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位置に記憶されるようになっている。
表示手段70は、液晶ディスプレイ(LCD)73と電子ビューファインダ(EVF)74を備えるとともに、VRAM71、72を備えている。
VRAM71は、LCD73に表示される画像データのバッファメモリである。VRAM71は、LCD73の画素数(400×300)に対応した画像データの記憶容量を有している。
VRAM72は、EVF74に表示される画像データのバッファメモリである。VRAM72は、EVF74の画素数(640×480)に対応した画像データの記憶容量を有している。
LCD73の表示については、撮像待機状態において、撮像手段40により1/30秒毎に撮像された画像の各画素データが信号処理回路51からγ補正回路55により所定の信号処理を施された後、画像メモリ56に一時記憶されるとともに、制御手段90を介してVRAM71に転送され、LCD73に表示される(ライブビュー表示)。
さらに、撮像直後においては、撮像した画像を確認するために、本撮像した画像データを基にLCD73の画素数に対応した画像データが作成され、制御手段90を介してVRAM71に転送され、LCD73に表示される(アフタービュー表示)。
あるいは、ライブビューの最後の画像、すなわち、レリーズボタン82の全押し直前に画像メモリ56に記憶された画像データが制御手段90を介してVRAM71に転送され、LCD73に表示するようにしてもよい(アフタービュー表示)。
EVF74の表示については、撮像待機状態と撮像直後において、LCD73の表示の動作と同様に処理されて、VRAM72に転送されEVF74に表示される。
なお、LCD73やEVF74に画像以外の情報(例えば日付や露出補正の値等)を表示する場合には、制御手段90が先のVRAM71やVRAM72に、その情報を加えた画像データを上書きするものとなっている。
また、再生モードにおいては、メモリカード94から読み出された画像が制御手段90で所定の信号処理が施された後、VRAM71に転送され、LCD73に再生表示される。EVF74でも同様の表示が行われる。
カードI/F93は、メモリカード94への画像データの書込み及び画像データの読出しを行なうためのインターフィースである。
レンズ制御手段60は、フォーカスレンズ駆動用モータ61、ズームレンズ駆動用モータ62及び絞り制御ドライバ63を備えている。
絞り制御ドライバ63は、レンズ20に内蔵される絞りの絞り値を制御するもので、制御手段90から入力される絞り値に基づき絞りを駆動し、その開口量を絞り値に設定している。露出制御は、絞り制御ドライバ63による絞りと、CCD43の露光量、すなわち、シャッタスピードに相当するCCD43の電荷蓄積時間を調節して行なわれる。
フォーカスレンズ駆動用モータ61は、制御手段90から入力される焦点制御信号に基づいて駆動し、レンズ20に内蔵されるフォーカスレンズを焦点位置に移動させる。
ズームレンズ駆動用モータ62は、制御手段90から入力されるズーム制御信号に基づいて駆動し、レンズ20に内蔵されるズームレンズを移動させる。
操作部80は、前述した電源ボタン81、レリーズボタン82、モードダイアル83、電力モードスイッチ85、ズームレバー88などの各種スイッチ、ボタンなどで構成されている。
レリーズボタン82は、半押し状態と押し込んだ全押し状態とが検出可能な2段階スイッチになっている。待機状態でレリーズボタン82を半押し状態にすると、オートフォーカス(AF)の焦点位置と自動露出調整(AE)による露出値及びホワイトバランス調整(WB)によるホワイトバランス値がロックされ、全押し状態で被写体からの光がCCD43に露光される。
フラッシュ手段30は、キセノン管からなるフラッシュ31とフラッシュ回路32と被写体からのフラッシュ光の反射光を受光する調光センサ33を備えている。調光センサ33はレンズ20を通過する反射光を受光する。
フラッシュ回路32は、フラッシュ撮像におけるフラッシュ31の発光量を制御手段90により設定された所定量に制御するものである。
フラッシュ撮像においては、露出開始と同時に被写体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ33により受光され、この受光量が所定の発光量に達すると、制御手段90から発光停止信号が出力され、この発光停止信号に応答してフラッシュ31の発光を停止し、これによりフラッシュ31の発光量が所定量に制御される。
制御手段90は、CPU(中央演算処理装置)などからなり、ROM(リードオンリメモリ)91及びRAM(ランダムアクセスメモリ)92を含む。ROM91は、制御手段90のCPUの動作を制御する制御プログラムを記憶するものである。RAM92は、演算処理や制御処理などにおける種々のデータを一時的に格納するものである。また、制御手段90は、カードI/F93を介してメモリカード94に接続されている。
そこで制御手段90は、ROM91に格納された制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部の動作を制御するもので、レリーズボタン82が半押しされると、露出制御値の設定や焦点調節等の被写体を撮像するための準備動作を実行し、レリーズボタン82が全押しされ、レリーズスイッチのオン信号が検出されると、CCD43を露光し、その露光によって得られた画像信号に所定の画像処理を施してメモリカード94に記録する一連の撮像動作を実行する機能を有する。
さらに制御手段90は、撮像手段40のDC/DCコンバータ44のオン・オフ制御やフラッシュ手段30のフラッシュ回路32への給電制御など電源95の各部への電力供給を制御する。
図3は、制御手段90内のCPUやメモリの全体によって実現される内部機能を示すブロック図である。
制御手段90は、撮像画像の表示及び記録処理を行なうために画像処理部96を備えている。画像処理部96は、ライブビュー表示などを行なう表示画像生成部96aと、サムネイル画像及び圧縮画像を生成する記録画像生成部96bと、メモリカード94に記録された画像をLCD73やEVF74に再生する画像を生成する再生画像生成部96cを備えている。
表示画像生成部96aは、画像メモリ56から入力される画像データを1/4間引きを行うことで、この画像データをLCD73で表示可能な解像度に変換し、RGB形式で横400×縦300画素からなる表示用画像をライブビュー画像として生成し、VRAM71に送出し、あるいは1/2.5間引きを行なうことで、EVF74で表示可能な解像度に変換し、RGB形式で横640×縦480画素からなる表示用画像をライブビュー画像として生成し、VRAM72に送出する。
記録画像生成部96bは、画像メモリ56から画素データを読み出してメモリカード94に記録すべきサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。記録画像生成部96bは、画像メモリ56から横方向と縦方向の両方向でそれぞれ8画素毎に画素データを読み出し、順次、カードI/F93に転送することで、サムネイル画像を生成しつつメモリカード94に記録する。
再生画像生成部96cは、メモリカード94に記録された圧縮画像を所定の伸長処理を行ない、この画像データをLCD73で表示可能な解像度に変換し、VRAM71に送出し、あるいはEVF74で表示可能な解像度に変換し、VRAM72に送出する。
さらに図3に示すように、制御手段90は、フラッシュの発光を制御するために、フラッシュ制御部97を備えている。フラッシュ制御部97は、フラッシュ電圧検知部97a、充電制御部97b、フラッシュ発光制御部97c及び充電モード選択スイッチ97dを備えている。フラッシュ制御部97によるフラッシュ手段30の制御について説明する。
フラッシュ手段30は、フラッシュ31と充電回路部32aと発光回路部32bとコンデンサ32c及び調光センサ33を備えている。
充電回路部32aは、図示しないスイッチング素子のオン・オフを繰り返して電源から流れる電流を制御して、コンデンサ32cを充電させる。発光回路部32bはコンデンサ32cに充電した電荷をフラッシュ31で放電するように制御する。調光センサ33は露出開始と同時に被写体からのフラッシュ光の反射光を受光する。
フラッシュ制御部97において、フラッシュ電圧検知部97aは、充電制御部97bの充電開始信号を受けて、充電回路部32aにより充電されるコンデンサ32cの充電電圧を監視し、充電制御部97bに充電電圧信号を出力する。
充電制御部97bは、充電開始信号を充電回路部32aとフラッシュ電圧検知部97aとに出力し、フラッシュ電圧検知部97aから充電電圧信号を受けて、充電回路部32aの充電が完了するように制御する。
フラッシュ発光制御部97cは、調光センサ33により受光される受光量が所定の発光量に達すると、発光停止信号を発光回路部32bに出力して、発光回路部32bがこの発光停止信号に応答してフラッシュ31の発光を停止し、これによりフラッシュ31の発光量を所定の発光量に制御する。
充電モード選択スイッチ97dは、フラッシュの充電モードを選択するためのスイッチである。充電モードには、急速に充電する第1の充電モードとゆっくりと充電して電源電池の消耗を少なくする第2の充電モードとがある。
充電モードの制御を図4に示す。図4(a)は第1の充電モード、図4(b)は第2の充電モードを示すタイミングチャートであり、横軸は時間であり、縦軸はスイッチング素子のオン・オフを示す。第1の充電モードと第2のモードの充電制御は、コンデンサ32cを充電させる充電回路部32aのスイッチング素子のオン・オフを繰り返すデューティーが異なる。
第1の充電モードは、図4(a)に示すように、スイッチング素子のオンの時間を長くする相対的に高デューティーで充電回路部32aを制御する。高電流の制御となり充電時間を短くし、コンデンサ32cの充電を速くすることができる。しかし、充電効率は低下し、電源電池の消耗が大きくなる。
第2の充電モードは、図4(b)のように、スイッチング素子のオンの時間を短くする相対的に低デューティーで充電回路部32aを制御する。コンデンサ32cを充電させ、低電流の制御となり消費電力を抑えることができる。すなわち、電源からの電流が小さく、充電効率がよくなり、電源電池の消耗を少なくし、節電することができる。
図5はデジタルカメラ1の撮像モード時の制御を示すフローチャートであり、デジタルカメラ1の第1の実施形態について説明する。なお、特に断らない限り、以降に説明する制御は制御手段90により行われる。
デジタルカメラ1に設けられた電源ボタン81が操作されて、電源がオンになると(ステップS101)、フラッシュ手段30、撮像手段40、表示手段70、制御手段90などの各部に電源が供給される。
次に、操作部80の設定状況を判定し、電力モードスイッチ85のオン・オフをチェックし、ステップS102において電力モードスイッチ85がオンであれば、省電力モードが設定されている場合であり、ステップS103に進み、省電力モードに設定し、ステップS102において電力モードスイッチ85がオフであれば、省電力モードの設定を行なわずに、通常電力モードとして、次のステップに進む。
ステップS104では、電源が撮像手段40のDC/DCコンバータ44から撮像素子であるCCD43に供給され、ステップS105では、CCD43が1/30秒毎に取り込んだ画像の各画素データを信号処理回路51からγ補正回路55により信号処理を行ない、画像データを画像メモリ56に一時記憶させ、画像メモリ56に記憶させた画像データの信号をVRAM71に転送させ、LCD73にライブビュー画像を表示させる。
そして、ステップS106では、レリーズボタン82が押されずオンでない場合には、LCD73にライブビュー画像を表示させ、レリーズボタン82が押されオンである場合には、ステップS107において、まずレリーズボタン82の半押し状態でオートフォーカス(AF)の焦点位置と自動露出調整(AE)による露出値及びホワイトバランス調整(WB)によるホワイトバランス値を設定し、全押し状態で被写体からの光がCCD43に露光され、撮像された画素データを画像処理して画像メモリ56に一時記憶する。
次に、ステップS108では、CCD43の積分終了のタイミング信号に基づいて、撮像手段40のDC/DCコンバータ44に動作停止の信号を出力して、CCD43の駆動をオフさせ、ステップS109では、画像メモリ56に記憶した画素データを表示可能なサイズに変換してVRAM71に転送し、LCD73にアフタービュー画像を表示させる。また、画像メモリ56から画素データを読み出してサムネイル画像と圧縮画像とを生成し、メモリカード94に記録させる。
ステップS110では、省電力モードの設定状況をチェックして、省電力モードが設定されていない場合(通常電力モード)にはステップS111に進み、省電力モードが設定されている場合(省電力モード)にはステップS115に進む。
通常電力モードでは、ステップS111でアフタービュー表示を行なう時間TをTaと設定し、ステップS112でタイマー動作を開始して、タイマーが時間Tとなるまでアフタービュー画像をLCD73に表示させつづけ(ステップS113、S114のNo)、タイマーが時間Tになるとアフタービュー表示を停止させる(ステップ114のYes)。
省電力モードでは、ステップS115で、アフタービュー表示を行なう時間TをTaより長い時間であるTbと設定し、ステップS116でタイマー動作を開始して、タイマーが時間Tとなるまでアフタービュー画像をLCD73に表示させつづけ(ステップS117、S118のNo)、タイマーが時間Tになるとアフタービュー表示を停止させる(ステップ118のYes)。
次に、ステップS119では、電源ボタン81が操作されて撮像を終了させるのかどうかをチェックして、撮像を終了しない場合には、ステップS102に戻り、撮像を終了する場合には、撮像の手順を終了する。
図6は、これまで説明した撮像時の処理手順におけるCCD43とLCD73の動作を示すタイミングチャートである。図6において、T1乃至T5′は時点を示し、また、上段から順に、「レリーズ釦」はレリーズボタン82の全押しにより発生する信号を示し、次の「露光(キャプチャ)」はレンズ20からの被写体光がCCD43に露光されている状態、「CCD駆動」は電源がCCD43に供給されて駆動している状態、「ライブビュー表示」はLCD73に表示されるライブビュー画像の状態、「アフタービュー表示」はLCD73に表示されるアフタービュー画像の状態をそれぞれ示し、ONで動作状態、OFFで停止状態である。「CCD駆動」、「ライブビュー表示」、「アフタービュー表示」の実線は通常電力モードにおける状態を示し、それらの破線は省電力モードにおける状態を示す。
電源ボタン81が押されると、CCD43が駆動状態にあり(「CCD駆動」がON状態)、制御手段90は、CCD43から1/30秒毎に取り込んだ画素データの信号処理を行ない画像データにして、画像データを順次画像メモリ56に一時記憶させ、LCD73にライブビュー画像を表示している(「ライブビュー表示」がON状態)。
ここで、レリーズボタン82が全押しされると、レリーズ信号が制御手段90に入力され(T1からT2)、制御手段90は、そのレリーズ信号により、タイミングジェネレータ41が積分開始のタイミング信号をCCD43に出力し、CCD43の積分が開始され、被写体からの光量に応じた露光期間(T2からT3)になると、タイミングジェネレータ41がCCD43に積分終了のタイミング信号を出力して、CCD43の露光を終了させる(「露光(キャプチャ)」がON状態)。
次に、制御手段90は、タイミングジェネレータ41が積分終了のタイミング信号を生成して所定時間経過すると(T4)、DC/DCコンバータ44に動作停止のタイミング信号を出力して、CCD43の駆動をオフさせるとともに(「CCD駆動」のOFF状態)、画像メモリ56に記憶させた画像データをLCD73にアフタービュー画像として時点T5まで表示させる(「アフタービュー表示」のON状態)。アフタービュー画像の表示期間T4からT5は、通常電力モードのアフタービュー画像の表示を行なう時間である。省電力モードにおいては、CCD43の駆動をオフさせる期間を通常電力モードより長く設定して、また、アフタービュー表示させる期間を通常電力モードより長く設定して、アフタービュー画像の表示期間をT4からT5′にしている。
なお、画像をLCD73に表示させるとともにEVF74に表示させても良いし、また、画像をLCD73に表示させる替わりに、EVF74に表示させても良い。
以上説明したように、省電力モードが選択された時には、撮像後、撮像手段40のCCD43への電源の供給を停止させ、LCD73にCCD43への電源の供給を停止させる直前の画像を通常電力モードに表示させる期間より長くなるように制御する構成にしたため、CCD43の駆動にともなう消費電力が削減されて、電源電池の寿命が短くなることが防止され、撮像可能枚数が増えるとともに、LCD73にはCCD43が停止する直前の画像が表示され、撮像した画像をLCD73で確認できるので操作性が良い。
図7は、デジタルカメラ1の撮像モード時の制御を示す第2実施形態のフローチャートであり、フラッシュ充電中における画像表示を示すものである。なお、以降に説明する制御の処理手順は第1実施形態の図1乃至図3に示す構成の各部が制御手段90により制御される。
デジタルカメラ1に設けられた電源ボタン81が操作されて、電源ボタン81がオンになると(ステップS201)、フラッシュ手段30、撮像手段40、表示手段70、制御手段90などの各部に電源が供給され、ステップS202では撮像枚数Nを0に設定する。
次に、ステップS203では、撮像枚数Nをチェックするが、ここでは撮像枚数N=0であるので、ステップS204に進み、電源が撮像手段40のDC/DCコンバータ44から撮像素子であるCCD43に供給され、ステップS205では、CCD43が1/30秒毎に取り込んだ画像の各画素データを信号処理回路51からγ補正回路55により信号処理を行ない、画像データを画像メモリ56に一時記憶させ、画像メモリ56に記憶させた画像データの信号をVRAM71に転送させ、LCD73にライブビュー画像を表示させる。
LCD73にライブビュー画像を表示させながら、ステップS206では、充電開始信号をフラッシュ手段30に出力し、フラッシュ手段30のコンデンサの充電を開始させ、ステップS207では、フラッシュ回路32の充電電圧を監視しながら、コンデンサの充電を継続させ、充電電圧信号をフラッシュ回路32に出力して、所定の充電量になるとコンデンサの充電を終了させる。
そして、ステップS208では、レリーズボタン82が押されるまで待機状態にあり、レリーズボタン82が押されオンである場合には、ステップS209では、まずレリーズボタン82の半押し状態でオートフォーカス(AF)の焦点位置と自動露出調整(AE)による露出値及びホワイトバランス調整(WB)によるホワイトバランス値を設定し、全押し状態で、CCD43の露光を開始させた後フラッシュ31を発光させ、フラッシュ光の反射光が調光センサ33により受光され、所定の発光量に達するとフラッシュ31の発光を停止させて、CCD43の露光を終了する。
次に、ステップS210では、CCD43の積分終了のタイミング信号に基づいて、撮像手段40のDC/DCコンバータ44に動作停止の信号を出力して、CCD43の駆動をオフさせ、ステップS211では、レリーズボタン82の全押し後に撮像した画像データの信号を表示用のサイズに変換してVRAM71に転送し、LCD73にアフタービュー画像を表示させ、画像メモリ56から画素データを読み出してサムネイル画像と圧縮画像とを生成し、メモリカード94に記録させる。
一連の撮像が終了すると、ステップS212では撮像枚数Nを(N+1)に設定し、電源ボタン81がオフであると撮像処理手順を終了し(ステップS213のYes)、電源がオフで無い場合には(ステップS213のNo)、ステップS203に戻り、撮像枚数Nをチェックする。ここでは、撮像枚数N=0でないのでステップS214に進み、継続してLCD73にアフタービュー画像を表示させながら、ステップS215では、フラッシュ手段30のコンデンサの充電を開始させ、ステップS216では、フラッシュ回路32の充電電圧を監視して、コンデンサの充電を継続させ、所定の充電量になるとコンデンサの充電を終了させる。
ステップS217では、充電を終了させる充電電圧信号に基づいて、撮像手段40のDC/DCコンバータ44に動作開始の信号を出力して、CCD43の駆動をオンさせ、ステップS218では、CCD43が1/30秒毎に取り込んだ画像の各画素データを信号処理して、画像メモリ56に記憶した画像データの信号を順次VRAM71に転送させLCD73にライブビュー画像を表示させる。以降の手順において、ステップS208からのステップを繰り返し、同様に2枚目の撮像処理手順を行なう。
以上説明したように、フラッシュ手段30が充電されている時には、撮像手段40のCCD43への電源の供給を停止させ、CCD43に電源の供給を停止させる直前の画像をLCD73である表示手段70に表示させるよう構成したため、CCD43の駆動中にフラッシュ充電を行なうことによる大きな電力を消費させるということがなく、電源電池の寿命が短くなることが防止され、撮像可能枚数が増えるとともに、LCD73には画像が表示され、フラッシュ充電中に確認できるので操作性が良い。
図8は、デジタルカメラ1の撮像モード時の制御を示す第3実施形態のフローチャートであり、フラッシュ充電モードを選択可能として、充電モードにおける画像表示を示すものである。なお、以降に説明する制御の処理手順は第1実施形態の図1乃至図3に示す構成の各部が制御手段90により制御される。
デジタルカメラ1に設けられた電源ボタン81が操作されて、電源ボタン81がオンになると(ステップS301)、フラッシュ手段30、撮像手段40、表示手段70、制御手段90などの各部に電源が供給される。
次に、ステップS302では、モードダイアル83や電力モードスイッチ85などの設定状況をチェックし、電力モードスイッチ85がオンであれば、省電力モードを設定し、電力モードスイッチ85がオフであれば、通常電力モードの設定を行なう。
ステップS303では、電源が撮像手段40のDC/DCコンバータ44からCCD43に供給され、ステップS304では、CCD43が1/30秒毎に取り込んだ画像の各画素データを信号処理回路51からγ補正回路55により信号処理を行ない、画像データを画像メモリ56に一時記憶させ、画像メモリ56に記憶させた画像データの信号をVRAM71に転送させ、LCD73にライブビュー画像を表示させる。
そして、ステップS305でレリーズボタン82が押されオンになると、ステップS306において、まずレリーズボタン82の半押し状態でオートフォーカス(AF)の焦点位置と自動露出調整(AE)による露出値及びホワイトバランス調整(WB)によるホワイトバランス値を設定し、全押し状態で被写体からの光がCCD43に露光され、撮像される。
次に、ステップS307では、CCD43の積分終了のタイミング信号に基づいて、撮像手段40のDC/DCコンバータ44に動作停止の信号を出力して、CCD43の駆動をオフさせ、ステップS308では、レリーズボタン82の全押し直前に画像メモリ56に記憶した画像データの信号を表示用のサイズに変換してVRAM71に転送し、LCD73にアフタービュー画像を表示させ、レリーズボタン82の全押し後に画像メモリ56に記憶した本撮像の画素データを読み出してサムネイル画像と圧縮画像とを生成し、メモリカード94に記録させる。
次に、ステップS309では、フラッシュの充電が必要か否かをチェックして、先の撮像でフラッシュを発光させていないなら、ステップS319に進み、フラッシュを発光させた場合には、ステップS310で省電力モードの設定の有無をチェックする。ステップS310で省電力モードでない場合には、ステップS311、ステップS312に進み、継続してCCD43の駆動をオフさせ、LCD73にアフタービュー画像を表示させる。
次に、ステップS313では、省電力モードを設定していないので、図3に示すフラッシュ制御部97の充電モード選択スイッチ97dをオフに設定し、フラッシュ制御部97が通常充電となりコンデンサ32cを充電させる。通常充電では、図4(a)に示すように、スイッチング素子のオンの時間を長くする相対的に高デューティーで充電制御して、コンデンサ32cの充電を速くさせる。図8に戻り、ステップS314で充電が終了するとステップS319に進む。
一方、ステップS310で省電力モードである場合には、ステップS315、ステップS316では、継続してCCD43の駆動をオフさせ、LCD73にアフタービュー画像を表示させて、ステップS317では、省電力モードを設定しているので、図3に示すフラッシュ制御部97の充電モード選択スイッチ97dをオンに設定し、フラッシュ制御部97が省電力充電となりコンデンサ32cを充電させる。省電力充電では、図4(b)に示すように、スイッチング素子のオンの時間を短くする相対的に低デューティーで充電制御して、コンデンサ32cを充電させ、消費電力を抑える。図8に戻り、ステップS318で充電が終了するとステップS319に進む。
次に、ステップS319では、充電を始める充電開始信号の生成から所定時間経過すると、撮像手段40のDC/DCコンバータ44に動作開始の信号を出力して、CCD43の駆動をオンさせる。なお、充電開始信号の生成からCCD43の駆動オンまでの所定時間については後述する。ステップS320では、CCD43が1/30秒毎に取り込んだ画像の各画素データを信号処理して、画像メモリ56に記憶させた画像データの信号を順次VRAM71に転送して、LCD73にライブビュー画像を表示させ、ステップS321では、電源がオフで無い場合には、ステップS305に戻り、電源がオフであると撮像処理手順を終了する。
図9は、これまで説明した第3実施形態の撮像の手順におけるCCD43、LCD73及びフラッシュ充電の動作を示すタイミングチャートである。図9において、T1乃至T6′は時点を示し、また、上段から順に、「レリーズ釦」はレリーズボタン82の全押しにより発生する信号を示し、次の「露光(キャプチャ)」はレンズ20からの被写体光がCCD43に露光されている状態、「CCD駆動」は電源がCCD43に供給されて駆動している状態、「ライブビュー表示」はLCD73に表示されるライブビュー画像の状態、「アフタービュー表示」はLCD73に表示されるアフタービュー画像の状態、「フラッシュ充電」はフラッシュ回路32のコンデンサの充電状態をそれぞれ示し、ONで動作状態、OFFで停止状態である。「CCD駆動」、「ライブビュー表示」、「アフタービュー表示」、「フラッシュ充電」の実線は通常充電モードにおける状態を示し、それらの破線は省電力充電モードにおける状態を示す。
電源ボタン81が押されると、CCD43が駆動状態にあり(「CCD駆動」がON状態)、制御手段90は、CCD43から1/30秒毎に取り込んだ画素データの信号処理を行ない画像データにして、画像データを順次画像メモリ56に一時記憶させ、LCD73にライブビュー画像を表示している(「ライブビュー表示」がON状態)。
ここで、レリーズボタン82が全押しされると、レリーズ信号が制御手段90に入力され(T1からT2)、制御手段90は、そのレリーズ信号により、タイミングジェネレータ41が積分開始のタイミング信号をCCD43に出力し、CCD43の積分が開始され、被写体からの光量に応じた露光期間(T2からT3)になると、タイミングジェネレータ41がCCD43に積分終了のタイミング信号を出力して、CCD43の露光を終了させる(「露光(キャプチャ)」がON状態)。
次に、制御手段90は、タイミングジェネレータ41が積分終了のタイミング信号を生成して所定時間経過すると(T4)、DC/DCコンバータ44に動作停止のタイミング信号を出力して、CCD43の駆動をオフさせるとともに(「CCD駆動」のOFF状態)、レリーズボタン82の全押し直前に画像メモリ56に記憶させた画像データをLCD73にアフタービュー画像として表示させる(「アフタービュー表示」のON状態)。また、時点T4では、制御手段90は、フラッシュの充電開始信号を生成し、充電開始信号に基づいてコンデンサの充電が開始させる(「フラッシュ充電」のON状態)。
通常充電モードでは、充電が時点T5で終了するが、以前に撮像した露光状態に応じてフラッシュの発光量が異なり、時点T5の位置が変化するが、アフタービュー画像の表示期間(T4からT6)が最大のフラッシュ充電期間(T4からT5)より長く設定されている。省電力充電モードにおいて、通常充電モードのアフタービュー画像の表示より長くアフタービュー画像を表示させ、かつ通常充電モードと同様に、アフタービュー画像の表示期間(T4からT6′)が最大のフラッシュ充電期間(T4からT5′)より長く設定されている。
なお、フラッシュ充電中にアフタービュー画像を表示させ、その後、フラッシュ充電開始信号の生成から所定時間後にライブビュー画像に切り換えているが、これに替えて、CCD43の積分終了のタイミング信号を基点にして所定時間後にライブビュー画像に切り換えても良い。
また、充電モードの切り換えは、使用者の電力モードスイッチ85の操作に応じて、制御手段90が通常充電モードと省電力充電モードを選択的に設定しているが、充電モード切換スイッチをデジタルカメラ1に設けて、使用者が充電モードを切り換えるようにしても良い。
また、省電力モードでない場合には、LCD73に表示させる画像はライブビュー画像でも良い。
以上説明したように、フラッシュ手段30が充電されている時には、撮像手段40のCCD43への電源の供給を停止させ、CCD43に電源の供給を停止させる直前の画像をLCD73である表示手段70に表示させるよう構成したため、CCD43の駆動中にフラッシュ充電を行なうことによる大きな電力を消費させるということがなく、電源電池の寿命が短くなることが防止され、撮像可能枚数が増えるとともに、LCD73には撮像した画像が表示され、フラッシュ充電中に確認ができるので操作性が良い。また、省電力充電モードである第2の充電モードでは、一層消費電力を削減することができる。
また、アフタービュー画像をLCD43に表示させる期間がフラッシュ手段の充電期間より長くなるように制御する構成であるために、消費電力が削減されるともに、撮像後の画像を確実に視認することができ、操作性が良い。
本発明のデジタルカメラの外観を示す側面図(a)および背面図(b)。 本発明のデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図。 本発明のデジタルカメラの制御手段の内部機能を示すブロック図。 本発明のデジタルカメラのフラッシュ充電制御のタイミングチャート。 本発明のデジタルカメラの第1実施形態の撮像処理手順を示すフローチャート。 本発明のデジタルカメラの第1実施形態の撮像処理手順を示すタイミングチャート。 本発明のデジタルカメラの第2実施形態の撮像処理手順を示すフローチャート。 本発明のデジタルカメラの第3実施形態の撮像処理手順を示すフローチャート。 本発明のデジタルカメラの第3実施形態の撮像処理手順を示すタイミングチャート。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 カメラ本体部
20 レンズ
30 フラッシュ手段
31 フラッシュ
32 フラッシュ回路
33 調光センサ
40 撮像手段
41 タイミングジェネレータ
42 タイミング制御回路
43 CCD
50 信号処理手段
51 信号処理回路
52 A/D変換回路
53 黒レベル補正回路
54 WB回路
55 γ補正回路
56 画像メモリ
60 レンズ制御手段
61 フォーカスモータ
62 ズームモータ
63 絞り制御ドライバ
70 表示手段
71、72 VRAM
73 LCD
74 EVF
80 操作部
81 電源ボタン
82 レリーズボタン
83 モードダイアル
84 メニューボタン
85 電力モードスイッチ
86 十字キー
87 決定ボタン
88 ズームレバー
90 制御手段
91 ROM
92 RAM
93 カードI/F
94 メモリカード
95 電源
96 画像処理部
97 フラッシュ制御部

Claims (6)

  1. 被写体の画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、電源とを備えるデジタルカメラであって、
    前記電源の消耗を少なくする省電力モードと、
    前記電源を通常に使用する通常電力モードと、
    前記電力モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、
    撮像後に、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる際、前記省電力モードが選択された時には、該画像を表示させる期間が前記通常電力モードに該画像を表示させる期間より長くなるように制御する制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 被写体の画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、電源と、フラッシュ手段への充電を行う充電手段とを備えるデジタルカメラであって、
    前記フラッシュ手段が充電されている時には、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させるように制御する制御手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 前記制御手段は、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる期間が前記充電手段の充電期間より長くなるように制御することを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記制御手段は、前記電源がオンされた当初における前記充電手段の充電期間中には、前記表示手段に前記撮像手段が取得した画像を表示させるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載のデジタルカメラ。
  5. 被写体の画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、電源と、フラッシュ手段への充電を行う充電手段とを備えるデジタルカメラであって、
    前記電源の消耗を少なくする省電力モードと、
    前記電源を通常に使用する通常電力モードと、
    前記電力モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、
    前記充電手段の充電期間中には、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させる際、該画像を表示させる期間が前記通常電力モードに該画像を表示させる期間より長くなるように制御する制御手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 前記充電手段の充電期間を短縮する第1の充電モードと、
    前記充電手段の充電による電源の消耗を少なくする第2の充電モードと、
    前記充電モードを切り換える切換手段と、
    前記省電力モードが選択された時には、前記第2の充電モードに切り換え、前記充電手段の充電期間中には、前記撮像手段への電源供給を停止させるとともに、前記表示手段に撮像後の確認画像を表示させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009090862A1 (ja) * 2008-01-17 2009-07-23 Panasonic Corporation 撮像装置、携帯端末及びカメラ制御方法

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