JP2010116229A - エレベータおよびエレベータの制御方法 - Google Patents

エレベータおよびエレベータの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】着検板やスイッチを用いずに乗りかごの昇降路内における位置情報を非接触で検知することができるエレベータおよびエレベータの制御方法を提供する。
【解決手段】エレベータ1は、乗りかご10に設置され、レーザ光を発光する発光部と、レーザ光を受光する受光部とを有するレーザ測定器11〜14と、昇降路2内に設置されて、発光部からのレーザ光を反射して、受光部に受光させる反射部材41〜44と、受光部からの信号により、昇降路2内における乗りかごの位置情報を得る制御部100とを備え、乗りかご10の昇降路2内における位置情報を非接触で検知し、レーザ測定器は、乗りかごの上部位置と下部位置にそれぞれ設置され、上部位置のレーザ測定器からのレーザ光を反射する反射部材が、昇降路の頂部に設置され、下部位置のレーザ測定器からのレーザ光を反射する反射部材が、昇降路の底部に設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータおよびエレベータの制御方法に関し、特に昇降路内における乗りかごの位置情報を検知して乗りかごの走行制御をするエレベータおよびエレベータの制御方法に関する。
エレベータの乗りかごが昇降路内で昇降動作する際には、乗りかごの加減速制御は機械室内の巻上機や調速機に取り付けたパルスジェネレータからのパルス信号に基づいて行っている。
また、従来のエレベータの昇降路内には、特許文献1に記載されているように、各階床(フロアー)に対応して複数の着検板が設置されているものがある。乗りかごには光電式あるいは磁気式の着床装置が設置されている。乗りかごが各階床における着床レベルに来た時には、乗りかごの着床装置が着検板を検知することで、最終的な着床制御および開閉部のドアを開く制御を行っている。
特開2004―175538号公報
近年の建築物の高層化の傾向は著しいが、この傾向はエレベータの乗りかごが走行する昇降工程数や乗りかごが停止する停止回数が、比例的に増加することを意味する。乗りかごが停止する各階床付近に対して着検板を正確な位置に取り付けることは、着検板の取り付け精度に依存する。このため、作業者は着検板の取り付けの正確な位置を出すためには多大な作業時間を必要とする。
また、昇降路内において複数の着検板を取り付けられており、乗りかごのロープ(主索)やテールコードあるいはこれらの重量を補正するためのコンペン装置は、長周期地震等の影響により、昇降路内で大きく振幅して移動してこれらの着検板と物理的に干渉して破損するおそれがあり、エレベータの運行が長時間できなくなるおそれがある。
これ以外にも、上述してパルスジェネレータの不具合による乗りかごの加減速制御の故障や、昇降路内に設置される減速指令スイッチを取り付ける場合にはこの減速指令スイッチが故障することもあり、減速指令スイッチが昇降路内に侵入したゴミ等の外的要因により誤動作することもある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、着検板やスイッチを用いずに乗りかごの昇降路内における位置情報を非接触で検知することができるエレベータおよびエレベータの制御方法を提供することである。
本発明のエレベータは、乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータであって、前記乗りかごに設置され、レーザ光を発光する発光部と、前記レーザ光を受光する受光部とを有するレーザ測定器と、前記昇降路内に設置されて、前記発光部からの前記レーザ光を反射して、前記受光部に受光させる反射部材と、前記受光部からの信号により、前記昇降路内における前記乗りかごの位置情報を得る制御部と、を備え、前記レーザ測定器は、前記乗りかごの上部位置と下部位置にそれぞれ設置され、前記上部位置の前記レーザ測定器からの前記レーザ光を反射する前記反射部材が、前記昇降路の頂部に設置され、前記下部位置の前記レーザ測定器からの前記レーザ光を反射する前記反射部材が、前記昇降路の底部に設置されていることを特徴とする。
また、本発明のエレベータの制御方法は、乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータの制御方法であって、前記乗りかごに設置されたレーザ測定器の発光部からレーザ光を発光し、前記昇降路内に設置された反射部材により前記レーザ光を反射して前記レーザ測定器の受光部で前記レーザ光を受光させ、制御部は前記受光部からの信号により前記昇降路内における前記乗りかごの位置情報を得ることを特徴とする。
本発明によれば、着検板やスイッチを用いずに乗りかごの昇降路内における位置情報を非接触で検知することができるエレベータおよびエレベータの制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のエレベータの好ましい第1の実施の形態の構成を示すエレベータシステムの全体図である。
図1に示すエレベータ1では、昇降路2の頂部に巻上機3が設定されており、この巻上機3とシーブ4にはロープ(主索)5が掛けられている。ロープ5の一端部5Bには乗りかご10が吊り下げられ、ロープ5の他端部5Cには釣り合い用のカウンタウェイト6が吊り下げられている。
乗りかご10と制御部100は、テールコード8により電気的に接続されており、テールコード8は乗りかご10と制御部100との間では、動力用の電源の接続と各種の電気信号のやり取りを行う。カウンタウェイト6と乗りかご10の間には、コンペン装置9が接続されている。このコンペン装置9は、ロープ5とテールコード8の重量を補正するために設けられている。巻上機3の駆動用モータ7が制御部100により駆動制御されることにより、乗りかご10が図示しないガイドレールに沿ってZ方向に、昇降路2内を昇降(走行)するようになっている。
図1に示すように、乗りかご10は、第1側面部21と第2側面部22と上面部23と床面部24と、出入り口部25と背面部26を有する。昇降路2は、第1側面部31と第2側面部32と、正面部35と背面部36と、頂部33と底部34により形成されている。乗りかご10の第1側面部21は、昇降路2の第1内面部31に対面しており、乗りかご10の第2側面部22は、昇降路2の第2内面部32に対面している。乗りかご10の出入り口部25は、昇降路2の正面部35に対応しており、乗りかご10の背面部26は、昇降路2の背面部36に対応している。
図1に示すように、乗りかご10には、4つのレーザ測定器11,12,13,14が設置されている。レーザ測定器11,12は第1レーザ測定器とも言い、レーザ測定器13,14は第2レーザ測定器とも言う。
レーザ測定器11は、乗りかご10の出入口部25の最上部位置P1に設置され、レーザ測定器12は、乗りかご10の出入口部25の最下部位置P2に設置されている。また、レーザ測定器13は、乗りかご10の背面部26の最上部位置P3に設置され、レーザ測定器14は、乗りかご10の背面部26の最下部位置P4に設置されている。最上部位置P1、P3は、上部位置の一例であり、最下部位置P2、P4は、下部位置の一例である。
図1に示すように、昇降路2の頂部33の下面には、光の反射部材41,43がX方向について間隔をおいて設定されている。同様にして、昇降路2の底部34の上面には、光の反射部材42,44がX方向について間隔をおいて設定されている。反射部材41,43は、レーザ測定器11,13の真上位置にそれぞれ対応して設置されている。同様にして、反射部材42,44は、レーザ測定器12,14の真下位置にそれぞれ対応して設置されている。反射部材41〜44は平板であり、反射部材41〜44の反射面の領域は、X方向とY方向が形成する平面と平行である。
また、図1に示すように、昇降路2の各階床F1〜F6の乗り場敷居材51〜56には、それぞれ光の反射部材61〜66が設置されている。反射部材61〜66は平板であり、反射部材61〜66の反射面の領域は、Z方向とY方向が形成する平面と平行であり、反射部材61〜66は乗りかご10がZ方向に走行することでレーザ測定器11,13に対面するようになっている。
図2は、図1に示すレーザ測定器11〜14と制御部100との電気的接続例、および乗りかご10と4つのレーザ測定器11〜14と4つの反射部材41〜44と6つの反射部材61〜66の位置関係を示している。図2では、一例として昇降路2の各階床F3、F4を代表して示している。
まず、図2を参照して、各レーザ測定器11〜14の構成例を説明する。
レーザ測定器11は、2組の光カプラー71,81を有し、レーザ測定器12は、2組の光カプラー72,82を有している。これに対して、レーザ測定器13は、1組の光カプラー73を有し、レーザ測定器14は、1組の光カプラー74を有している。
図2に示すレーザ測定器11の光カプラー71は、発光部71Bと受光部71Cを有し、レーザ測定器11の光カプラー81は、発光部81Bと受光部81Cを有している。レーザ測定器12の光カプラー72は、発光部72Bと受光部72Cを有し、レーザ測定器12の光カプラー82は、発光部82Bと受光部82Cを有している。
図2に示すレーザ測定器13の光カプラー73は、発光部73Bと受光部73Cを有している。レーザ測定器14の光カプラー74は、発光部74Bと受光部74Cを有している。
各発光部71B、72B、73B、74Bと発光部81B、82Bは、例えば赤色のレーザ光を発生するレーザダイオードを採用できる。各受光部71C、72C、73C、74Cと発光部81C、82Cは、例えばフォトダイオードを用いることができる。
各発光部71B、72B、73B、74Bと発光部81B、82Bと各受光部71C、72C、73C、74Cと発光部81C、82Cは、制御部100に対して電気的に接続されている。
制御部100は、各発光部71B、72B、73B、74Bと発光部81B、82Bに対して発光駆動信号を与え、各受光部71C、72C、73C、74Cと発光部81C、82Cからは光を光/電気信号変換した受光信号を受ける。
図2に示すように、レーザ測定器11の光カプラー71の発光部71Bが発光するレーザ光L1は、対応する位置の反射部材41により反射され、レーザ光L1の反射光が受光部71Cに受光される。レーザ測定器12の光カプラー72の発光部72Bが発光するレーザ光L2は、対応する位置の反射部材42により反射され、レーザ光L2の反射光が受光部72Cに受光される。レーザ測定器13の光カプラー73の発光部73Bが発光するレーザ光L3は、対応する位置の反射部材43により反射され、レーザ光L3の反射光が受光部73Cに受光される。レーザ測定器14の光カプラー74の発光部74Bが発光するレーザ光L4は、対応する位置の反射部材44により反射され、レーザ光L4の反射光が受光部74Cに受光される。
また、図2に示すレーザ測定器11の光カプラー81の発光部81Bが発光するレーザ光L5は、乗りかご10を走行させると各階床の乗り場敷居材の反射部材62〜66のいずれか1つにより反射され、レーザ光L5の反射光が受光部81Cに受光される。同様にして、レーザ測定器12の光カプラー82の発光部82Bが発光するレーザ光L6は、乗りかご10を走行させると各階床の乗り場敷居材の反射部材61〜66のいずれか1つにより反射され、レーザ光L6の反射光が受光部82Cに受光される。
なお、図1と図2に示す反射部材41〜44の形状は、図3に示すように例えば円板であることが望ましい。これにより、反射部材が正方形である場合に比べてレーザ光L1〜L4が、対応する反射部材41〜44に対してそれぞれX方向とY方向で形成される反射領域において確実に反射することができる。また、図1と図2に示す反射部材61〜66の形状は、例えば図3に示すような円板であっても矩形板であっても良く特に限定されない。
次に、上述したエレベータ1の制御例を説明する。
図1に示す巻上機3の駆動用モータ7が制御部100により駆動制御されることにより、乗りかご10が図示しないガイドレールに沿ってZ方向に昇降路2内を走行する。この乗りかご10が昇降路2内をZ方向に沿って走行する際には、図2に示すレーザ測定器11の発光部71Bが発光するレーザ光L1は、反射部材41により反射され、レーザ光L1の反射光が受光部71Cに受光される。レーザ測定器12の発光部72Bが発光するレーザ光L2は、反射部材42により反射され、レーザ光L2の反射光が受光部72Cに受光される。レーザ測定器13の発光部73Bが発光するレーザ光L3は、反射部材43により反射され、レーザ光L3の反射光が受光部73Cに受光される。レーザ測定器14の発光部74Bが発光するレーザ光L4は、反射部材44により反射され、レーザ光L4の反射光が受光部74Cに受光される。
これにより、制御部100は、レーザ光L1〜L4を発光してから受光するのに必要な時間を演算することで、昇降路2内における乗りかご10の高さ方向であるZ方向に関する乗りかごの位置情報、すなわち高さの位置情報をリアルタイムで把握することができる。従って、制御部100は、乗りかご10の昇降路2内の高さ方向に関する高さ位置を精密に制御することができる。
しかも、制御部100は、乗りかごの位置情報に加えて、乗りかご10を昇降路2内で走行される際の乗りかご10の走行速度がリアルタイムで演算して得る。そして、乗りかご10が各階床F1〜F6に一度位置決めして停止された時に、制御部100が、その乗りかご10のZ方向に関する停止位置を、上記乗りかご10の昇降路2内の高さ方向に関する位置情報により設定しておくことで、再現性のあるエレベータの乗りかご10の停止位置の制御(着床制御)を行うことができる。
また、図1に示す乗りかご10が昇降路2内をZ方向に沿って走行する際には、図2に示すレーザ測定器11の光カプラー81の発光部81Bが発光するレーザ光L5は、各階床の乗り場敷居材の反射部材62〜66のいずれか1つにより反射され、レーザ光L5の反射光が受光部81Cに受光される。レーザ測定器12の光カプラー82の発光部82Bが発光するレーザ光L6は、各階床の乗り場敷居材の反射部材61〜66のいずれか1つにより反射され、レーザ光L6の反射光が受光部82Cに受光される。これにより、乗りかご10が各階床の停止位置に停止する際に各階床の停止位置を補正するために、乗りかご10側から昇降路側の各階床の乗り場敷居材の反射部材61〜66に対してレーザ光L5、L6を照射することで、より正確な乗りかご10の位置の測定が実現できる。
上述した本発明の実施の形態のエレベータ1を採用することにより、制御部100は、乗りかご10の位置情報である高さの位置情報、さらには必要に応じて乗りかご10の走行速度を得ることができるために、従来のエレベータの昇降路内に設置されていた突起物である着検板やスイッチ類等がすべて不要である。しかも、本発明の実施の形態のエレベータ1の乗りかご10が、昇降路2内を走行中あるいは停止中にかかわらず、制御部100は、昇降路2内における乗りかご10の高さ位置情報を非接触でリアルタイムで検知できる。従って、制御部100は、昇降路2内における乗りかご10の高さ位置情報を、エレベータ1の巻上げ機3のモータ7のトルク制御に対して瞬時にフィードバックすることができるので、従来のエレベータ以上に繊細な乗りかご10の乗り心地制御および着床制御が実現できる。
本実施の形態では、エレベータ1の乗りかご10が昇降路2内を走行する際に、制御部100は、昇降路2内におけるZ方向に関する乗りかご10の高さ位置情報と、各階床の乗り場位置を正確に得ることができるので、制御部100は、乗りかご10の高さ位置の情報に基づいて、乗りかご10の加減速制御と、乗りかご10が各階床に対して着床する際の着床制御を行うことができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
図4〜図6は、本発明のエレベータの第2の実施の形態を示している。図4は、本発明のエレベータの好ましい第1の実施の形態の構成を示すエレベータシステムの全体図である。図5は、レーザ測定器11〜14と制御部100との電気的接続例、および図4に示す乗りかご10とレーザ測定器11〜14と追加された別のレーザ測定器85と反射部材41〜44と反射部材61〜66の位置関係を示している。図6は、別のレーザ測定器85の付近を示す図である。
図4と図5に示すエレベータ1Bは、図1と図2に示すエレベータ1に対してさらに別のレーザ測定器85が追加されている点が異なる。すなわち、図1と図2に示すエレベータ1の乗りかご10に対して、図4と図5に示すように、エレベータ1Bの乗りかご10には4つのレーザ測定器11〜14に加えて、さらに別の1つのレーザ測定器85が設けられている。
図4と図5に示すように、レーザ測定器85は、乗りかご10のかご床90の下面に設置されている。レーザ測定器85の光カプラーは、発光部85Bと受光部85Cを有している。乗りかご10のかご枠93の上面には、光の反射部材95が配置されている。反射部材95はレーザ測定器85の真下にある。
エレベータ1Bの巻上機3を駆動するモータ7は、乗りかご10に積載されている利用者等の積載量に見合った適正なトルクをロープ5に与えるのが理想的である。しかし、乗りかご10における実際の積載量に見合ったトルクよりも、モータ7が発生するトルクが少ないかまたは多いと、乗りかご10が走行をスタートする際にスタートショックが発生する。このスタートショックを回避するためには、制御部100は各スタート時に乗りかご10内の積載量を正確に検知する必要がある。
そこで、従来のエレベータでは、かご床とかご枠の間に電気的測定装置が配置されており、この電気的測定装置は乗りかごのかご床が利用者等の積載量によりZ1方向に沈み込む量を電気的に測定するようになっている。
しかし、図6に示す本発明の第2の実施の形態では、このレーザ測定器85と反射部材95が、この従来の沈み込む量を電気的に測定する電気的測定装置に代えて配置されている。
図6に示す制御部100は、発光部85Bに対して発光駆動信号を与え、受光部85Cからは光を光/電気信号変換した受光信号を受ける。
図6に示すように、レーザ測定器85の発光部85Bが発光するレーザ光L7は、かご枠93の反射部材95により反射され、レーザ光L7の反射光が受光部85Cに受光される。従って、制御部100は、レーザ光L7を発光してから受光するのに必要な時間を測定することで、乗りかご10のかご床90のZ1方向に関する沈み込む量を、リアルタイムで正確に測定することができ、このかご床90のZ1方向への沈み込み量から、戸開時のかご床90に積載した重量を算出することができる。これにより、制御部100は、かご床90に積載した重量に基づいて、図4に示すモータ7のトルクを制御して乗りかご10の走行時のスタートショックを緩和して、乗りかご10の走行スタート時における利用者の乗り心地の向上が図れる。
上述した図1と図2に示す本発明の第1の実施の形態のエレベータ1と、図4と図5に示す第2の実施の形態のエレベータ1Bでは、次のようなメリットがある。
エレベータ1,1Bの乗りかご10が昇降路2内を走行する際に、制御部100は、昇降路2内におけるZ方向に関する乗りかご10の高さ位置情報と、各階床の乗り場位置情報を正確に得ることができるので、制御部100は、乗りかご10の高さ位置情報、各階床の乗り場位置情報、乗りかご10のかご床の積載量に基づいて、乗りかご10の加減速制御と、乗りかご10が各階床に対して着床する際の着床制御を行う。
次に、エレベータが地震やそれ以外の要因により水平に揺れた場合の動作例を、図1に示すエレベータ1を例にして説明する。
図1に示すエレベータ1の状態は地震が発生していない通常の使用状態を示している。これに対して、図7は、建物が地震やそれ以外の要因により水平に揺れて、X1方向に変位して傾いた状態の例を示している。この場合には、建物の傾きによりエレベータ1の昇降路2もX1方向に変位Tだけ傾くことなる。
このように建物と昇降路2が傾いた時には、図7に示すレーザ測定器11のレーザ光L1は、反射部材41の反射領域から外れてしまうので反射されず、レーザ測定器12のレーザ光L2は、反射部材42の反射領域から外れてしまうので反射されず、レーザ測定器13のレーザ光L3は、反射部材43の反射領域から外れてしまうので反射されず、レーザ測定器14のレーザ光L4は、反射部材44の反射領域から外れてしまうので反射されない。このように、各反射部材41〜44の形状は例えば円板を採用して、反射部材41〜44の反射領域の面積を、予め建物が安全上許容されるレーザ光の変位分に限定しておく。
建物の揺れにより、各レーザ光L1〜L4が各反射部材41〜44の反射領域から外側に外れた場合には、各レーザ光L1〜L4が反射されないので、各受光部は受光できず制御部100には受光信号が送られない。従って、制御部100は建物が許容範囲を超えて揺れたことを確実に非接触で検知することができる。そして、乗りかご10は、4つのレーザ測定器11〜14を搭載しており、2つのレーザ測定器を搭載している場合に比べて、建物の揺れをより正確に検知できる。
この結果、制御部100は、想定を超えて建物が傾いた場合には、エレベータ1の運転を制限するかまたは停止して、利用者の安全を確保するオペレーションを行うことができる。
従来のエレベータでは、昇降路内に複数の着検板が設置されているが、長周期地震等の影響でロープやテールコードあるいはコンペン装置等が、昇降路内で大きく振幅して変位して突起物である着検板に対して物理的に干渉して破損することで、エレベータの運行が長時間不能になってしまう事例がある。
上述した本発明の各実施の形態では、地震時に建物が水平方向に変位した時に、建物と乗りかごとの間に発生する水平方向の変位量が予め定めた変位量よりも大きいと、レーザ光は建物の昇降路の上部の反射部材の反射領域と底部の反射部材の反射領域から外れる。このように、レーザ光が反射部材の反射領域から外れると、制御部100は受光部から受光信号を受けないので、制御部100はモータ7の駆動を自動的に止めて、乗りかご10の走行を確実に停止もしくは制限することができる。
従って、本発明の各実施の形態のエレベータでは、着検板が不要であり、薄板状の光の反射部材を採用しており光の反射部材は昇降路内においては突出しない。このため、ロープやテールコードあるいはコンペン装置等が昇降路内の光の反射部材に対して引掛かからない。このように着検板が不要であり昇降路内の突起物がなくなることにより、本発明の実施形態のエレベータは、従来のエレベータに比べてより安全な運行サービスを行うことができる。
従来のエレベータには地震計が設置されているが、従来の地震計は湿度による故障や地震以外の外的要因による誤動作の事例がある。
本発明の各実施の形態のエレベータでは、複数のレーザ測定器を備えており、地震を含めた様々な要因で建物が揺れて傾斜するという現象が発生した場合に、エレベータの安全上の支障が起きる範囲まで建物が変位したことを、従来の地震計に代えて確実に検知することができる。
本発明のエレベータは、乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータであって、乗りかごに設置され、レーザ光を発光する発光部と、レーザ光を受光する受光部とを有するレーザ測定器と、昇降路内に設置されて、発光部からのレーザ光を反射して、受光部に受光させる反射部材と、受光部からの信号により、昇降路内における乗りかごの位置情報を得る制御部と、を備え、レーザ測定器は、乗りかごの上部位置と下部位置にそれぞれ設置され、上部位置のレーザ測定器からのレーザ光を反射する反射部材が、昇降路の頂部に設置され、下部位置のレーザ測定器からのレーザ光を反射する反射部材が、昇降路の底部に設置されていることを特徴とする。これにより、着検板やスイッチを用いずに乗りかごの昇降路内における位置情報を非接触で検知することができる。昇降路における乗りかごの位置情報である高さの位置情報を、反射部材を用いて非接触で得ることができる。
本発明のエレベータでは、昇降路における各階床の乗り場位置に対応して乗り場位置の反射部材が設置され、上部位置のレーザ測定器と下部位置のレーザ測定器の少なくとも一方は、レーザ光を発光する発光部と、各階床の乗り場位置情報を得るためにレーザ光を乗り場位置の反射部材により反射することで受光させる受光部と、を有する。これにより、乗りかごが各階床の停止位置に停止する際に各階床の停止位置を補正するために、乗りかご側から昇降路側の各階床の乗り場敷居材の反射部材に対してレーザ光を照射することで、より正確な乗りかごの位置の測定が実現できる。
本発明のエレベータでは、乗りかごのかご床に設置されたレーザ測定器と、乗りかごのかご枠に設置された反射部材と、を有し、かご床のレーザ測定器は、レーザ光を発光する発光部と、レーザ光をかご枠の反射部材により反射することで受光させる受光部と、を有し、制御部は、受光部からの信号によりかご床が積載荷重によりかご枠に対して沈み込む際の沈み込み量を得る。これにより、乗りかごのかご床の沈み込む量を、リアルタイムで正確に測定することができ、このかご床の沈み込み量から、戸開時のかご床に積載した重量を算出することができ、制御部は、かご床に積載した重量に基づいて、モータのトルクを制御して乗りかごの走行時のスタートショックを緩和して、乗りかごの走行スタート時における利用者の乗り心地の向上が図れる。
本発明のエレベータでは、制御部は、前記位置情報としての前記乗りかごの高さの位置情報と前記乗りかごの走行中の速度を得るとともに、前記制御部は、前記乗りかごの高さの位置情報、前記各階床の乗り場位置情報、前記乗りかごのかご床の積載量に基づいて、前記乗りかごの加減速制御と、前記乗りかごが前記各階床に対して着床する際の着床制御を行う。これにより、乗りかごの昇降路内での高さの位置と速度をリアルタイムで得られるので、乗りかごの加減速制御と、乗りかごが各階床に対して着床する際の着床制御をより確実に行うことができる。
本発明のエレベータでは、建物が揺れて建物の水平方向の変位が予め定めた変位量を超えると、レーザ光は反射部材の反射領域から外れるように反射部材の大きさが設定されており、レーザ光が反射部材の反射領域から外れて受光部にレーザ光が受光されないと、制御部は乗りかごの昇降を停止する。これにより、地震を含めた様々な要因で建物が揺れて傾斜するという現象が発生した場合に、エレベータの安全上の支障が起きる範囲まで建物が変位したことを、従来の地震計に代えて確実に検知することができる。
本発明のエレベータの制御方法では、建物に設けられ乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータの制御方法であって、乗りかごに設置されたレーザ測定器の発光部からレーザ光を発光し、昇降路内に設置された反射部材によりレーザ光を反射してレーザ測定器の受光部でレーザ光を受光させ、制御部は受光部からの信号により昇降路内における乗りかごの位置情報を得る。これにより、着検板やスイッチを用いずに乗りかごの昇降路内における位置情報を非接触で検知することができる。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
図示したエレベータでは、乗りかご10が停止する階床の数が一例として6つであるが、これに限らず2つあるいは7つ以上であっても良い。
図示したエレベータでは、乗りかご10の一方と他方の側面に複数のレーザ測定器を設置しているが、これに限らずレーザ測定器は乗りかご10のどちらか一方の側面に設けても良い。
さらに、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明のエレベータの好ましい第1の実施の形態の構成を示すエレベータシステムの全体図である。 図1に示すレーザ測定器と制御部との電気的接続例、および乗りかごとレーザ測定器と反射部材の位置関係を示している図である。 反射部材の形状例を示す図である。 本発明のエレベータの好ましい第2の実施の形態の構成を示すエレベータシステムの全体図である。 図4に示すレーザ測定器と制御部との電気的接続例、および乗りかごとレーザ測定器と反射部材の位置関係を示している図である。 図4と図5に示す追加のレーザ測定器とかご枠等を示す図である。 建物とエレベータが地震により傾いた状態を例示する図である。
符号の説明
1 エレベータ
2 昇降路
3 巻上機
5 ロープ
10 乗りかご
11,12,13,14 レーザ測定器
41,42,43,44 反射部材
51〜56 各階床の乗り場敷居材
61〜66 反射部材
100 制御部
L1〜L7 レーザ光

Claims (6)

  1. 乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータであって、
    前記乗りかごに設置され、レーザ光を発光する発光部と、前記レーザ光を受光する受光部とを有するレーザ測定器と、
    前記昇降路内に設置されて、前記発光部からの前記レーザ光を反射して、前記受光部に受光させる反射部材と、
    前記受光部からの信号により、前記昇降路内における前記乗りかごの位置情報を得る制御部と、を備え、
    前記レーザ測定器は、前記乗りかごの上部位置と下部位置にそれぞれ設置され、
    前記上部位置の前記レーザ測定器からの前記レーザ光を反射する前記反射部材が、前記昇降路の頂部に設置され、
    前記下部位置の前記レーザ測定器からの前記レーザ光を反射する前記反射部材が、前記昇降路の底部に設置されていることを特徴とするエレベータ。
  2. 前記昇降路における各階床の乗り場位置に対応して乗り場位置の反射部材が設置され、
    前記上部位置の前記レーザ測定器と前記下部位置の前記レーザ測定器の少なくとも一方は、レーザ光を発光する発光部と、前記各階床の乗り場位置情報を得るために前記レーザ光を前記乗り場位置の反射部材により反射することで受光させる受光部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記乗りかごのかご床に設置されたレーザ測定器と、
    前記乗りかごのかご枠に設置された反射部材と、を有し、
    前記かご床の前記レーザ測定器は、レーザ光を発光する発光部と、前記レーザ光を前記前記かご枠の前記反射部材により反射することで受光させる受光部と、を有し、
    前記制御部は、前記受光部からの信号により前記かご床が積載荷重により前記かご枠に対して沈み込む際の沈み込み量を得ることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記制御部は、前記位置情報としての前記乗りかごの高さの位置情報と前記乗りかごの走行中の速度を得るとともに、前記制御部は、前記乗りかごの高さの位置情報、前記各階床の乗り場位置情報、前記乗りかごのかご床の積載量に基づいて、前記乗りかごの加減速制御と、前記乗りかごが前記各階床に対して着床する際の着床制御を行うことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  5. 前記建物が揺れて前記建物の水平方向の変位が予め定めた変位量を超えると、前記レーザ光は前記反射部材の反射領域から外れるように前記反射部材の大きさが設定されており、前記レーザ光が前記反射部材の反射領域から外れて前記受光部に前記レーザ光が受光されないと前記制御部は前記乗りかごの昇降を停止することを特徴とする請求項4に記載のエレベータ。
  6. 乗りかごが昇降路内を昇降するエレベータの制御方法であって、
    前記乗りかごに設置されたレーザ測定器の発光部からレーザ光を発光し、前記昇降路内に設置された反射部材により前記レーザ光を反射して前記レーザ測定器の受光部で前記レーザ光を受光させ、制御部は前記受光部からの信号により前記昇降路内における前記乗りかごの位置情報を得ることを特徴とするエレベータの制御方法。
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