JP2010113608A - 操作受付装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

操作受付装置及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010113608A
JP2010113608A JP2008286931A JP2008286931A JP2010113608A JP 2010113608 A JP2010113608 A JP 2010113608A JP 2008286931 A JP2008286931 A JP 2008286931A JP 2008286931 A JP2008286931 A JP 2008286931A JP 2010113608 A JP2010113608 A JP 2010113608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
threshold
coordinates
unit
angular velocity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008286931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5036689B2 (ja
Inventor
Tei Mihashi
禎 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008286931A priority Critical patent/JP5036689B2/ja
Publication of JP2010113608A publication Critical patent/JP2010113608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036689B2 publication Critical patent/JP5036689B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付けて***作機器が有する複数の機能のうち、特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】タッチパネル装置2は、タッチパネル部201が所定時間間隔で検出した接触位置の座標を取得し、操作受付装置1に座標信号を送信する。操作受付装置1は、受信した座標信号に基づいてタッチパネル部201上で略円又は略円弧状の曲線を描く摺動操作を検出した場合、曲線上に沿って円又は円弧の中心に対して回転する接触位置の角速度を算出する。操作受付装置1は、算出した角速度が記憶部23に記憶してある閾値以上である場合、映像選択機能に対応する操作を座標信号に基づいて受付ける。操作受付装置1は、算出した角速度が閾値未満である場合、チャンネル選択機能に対応する操作を受付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付けて***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能を特定し、特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、広く使われている映像表示装置は、ハードディスクプレーヤ等の外部機器から入力された映像信号、放送波を受信して得られた映像信号及びネットワーク網を介して配信された映像信号等の複数の映像信号を表示可能にしてある。これらの映像表示装置は、外部機器から映像信号が入力される外部入力端子と、受信した放送波を選局して映像信号を出力する選局部と、ネットワーク網に接続されて映像信号を受信するネットワーク通信部とを備えており、外部入力端子、選局部及びネットワーク通信部のうち、ユーザによる操作を受付けて、いずれか1つを選択し、映像を表示する。また、選局部が放送波を選局する場合、ユーザが視聴するチャンネルを選択する操作が受付けられる。すなわち、映像表示装置は、映像選択機能及びチャンネル選択機能からなる2種類の機能夫々に対応する操作をユーザから受付けるようにしてある。
従来技術では、ユーザから操作を受付けるために、各操作に対応する複数のボタンを備えた操作受付装置が使われている。この従来の操作受付装置を用いた場合、地上デジタルテレビジョン放送及びケーブルテレビジョン放送の普及によるチャンネル数の増加に伴ってユーザが電子番組表等から選局するチャンネルを見つけて選択するまでに各ボタンを押下する回数が増大し、素早くチャンネルを選択することが困難となってきている。そこでタッチパネルを備えることにより、タッチパネル上をなぞる摺動操作(ドラッグ操作)を受付けて電子番組表等の多数の選択項目が表示された表示画像をスクロール表示し、所望の選択項目を素早く見つけて選択することが可能となる操作受付装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、タッチパネルを備えた表示部に円弧状のガイドを表示し、ガイドに沿ってユーザが摺動操作を行うことにより、大量の画像の中から目的の画像を容易に見つけて選択可能にする操作受付装置を備えた再生装置が記載されている。しかし、特許文献1に記載の操作受付装置は、タッチパネル上で円又は円弧を描く1種類の操作により、画像を選択する1種類の機能に対応する操作を受付けるのみであり、1種類の操作により2種類以上の機能夫々に対応する操作を受付けることができない。そこで、特許文献2に記載の遠隔操作装置は、摺動操作の開始点及び所定の基準点との距離により、1種類の操作であっても遅いスクロール速度を有するスクロール機能及び速いスクロール速度を有するスクロール機能夫々を切替えて2種類の機能夫々に対応する操作を受付可能にしてある。
特開2006−40050号公報 特開2008−33695号公報
しかしながら、特許文献2に記載の操作受付装置は、摺動操作の開始時点で受付ける操作に対応する***作機器の機能に切り替えられ、摺動操作を行っている最中に***作機器の他の機能に切替えることができないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、タッチパネル上で曲線を描く摺動操作の角速度、タッチパネル上の往復操作の単位時間当たりの往復回数又はタッチパネル上の連打操作の単位時間当たりの連打回数に基づいて***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能を特定する機能特定手段を備えることにより、タッチパネル上で1種類の摺動操作又は連打操作が行われている期間に、受付ける操作に対応する***作機器の機能を切替可能にする操作受付装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る操作受付装置は、タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付ける座標受付部を備え、該座標受付部が受付けた座標に基づいて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置において、前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、タッチパネル上で曲線を描く摺動操作を検出する摺動操作検出手段と、該摺動操作検出手段が前記摺動操作を検出した場合、前記座標を用いて前記曲線上を移動する接触位置の角速度を算出する角速度算出手段と、該角速度算出手段が算出した角速度に基づいて、前記複数の機能のうち1つの機能を特定する機能特定手段と、前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、前記機能特定手段が特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、タッチパネル上で円又は円弧状の曲線を描く摺動操作、すなわち回転操作が検出された場合、円又は円弧の中心に対して回転する接触位置の角速度が算出される。角速度の大小に応じて***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能が選択されて、当該機能に対応する操作が回転する接触位置に基づいて受け付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、前記座標受付部が受付けた座標のうち、少なくとも3つの座標を記憶する座標記憶手段と、前記座標記憶手段が記憶した座標を円周の一部とする円の中心座標を算出する中心座標算出手段と、該中心座標算出手段が算出した中心座標に対する前記座標夫々の変位角度を算出する変位角度算出手段とを備え、前記角速度算出手段は、前記変位角度算出手段が算出した変位角度及び前記座標夫々が検出された前記時間間隔に基づいて前記角速度を算出するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、タッチパネルが所定時間間隔で検出する座標のうち、3点以上の座標を通る円周を有する円の中心座標が算出される。中心座標に対する各座標の変位角度が算出され、変位角度及び各座標が検出された時間間隔を用いて角速度が算出される。
本発明に係る操作受付装置は、前記タッチパネル上の検出範囲を記憶してある検出範囲記憶手段と、前記座標記憶手段が記憶した座標を円周の一部とする円の半径を算出する半径算出手段と、前記中心座標算出手段及び半径算出手段夫々が算出した中心座標及び半径に基づいて、前記円の円周のうち、前記検出範囲記憶手段に記憶してある前記検出範囲に含まれない部分があるか否かを判定する検出範囲判定手段とを備え、前記機能特定手段は、前記検出範囲判定手段により前記検出範囲に含まれない部分があると判定された場合、機能を特定しないよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、タッチパネルが所定時間間隔で検出する座標のうち、3点の座標を通る円周を有する円の中心座標及び半径が算出される。算出された中心座標及び半径を有する円の円周の一部がタッチパネルの検出範囲外に位置する場合、タッチパネル上で回転操作が行われていないとみなされて***作機器の機能が特定されない。
本発明に係る操作受付装置は、前記複数の機能は、2つであり、前記角速度に対する閾値を記憶してある閾値記憶手段と、前記角速度算出手段により取得された角速度が前記閾値記憶手段により記憶してある前記閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段とを備え、前記機能特定手段は、前記閾値判定手段が前記閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記閾値判定手段が前記閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、閾値よりも大きな角速度を有する速い回転操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する一方の機能に対応する操作が回転角度に基づいて受付けられる。閾値よりも小さな角速度を有する遅い回転操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する他方の機能に対応する操作が回転角度に基づいて受付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、前記複数の機能は、2つであり、第1閾値及び該第1閾値よりも小なる第2閾値を記憶してある閾値記憶手段と、前記角速度算出手段により算出された角速度が前記閾値記憶手段により記憶してある前記第1閾値より大きいか否かを判定する第1閾値判定手段と、前記角速度算出手段により算出された角速度が前記閾値記憶手段により記憶してある前記第2閾値より大きいか否かを判定する第2閾値判定手段とを備え、前記機能特定手段は、前記第1閾値判定手段が前記第1閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記第2閾値判定手段が前記第2閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してあり、前記機能特定手段が前記一方の機能を特定した場合、前記第2閾値判定手段が前記第2閾値より小さいと判定するまで、前記一方の機能の特定状態を保持し、前記機能特定手段が前記他方の機能を特定した場合、前記第1閾値判定手段が前記第1閾値より大きいと判定するまで、前記他方の機能の特定状態を保持する特定状態保持手段を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、第1閾値よりも大きな角速度を有する速い回転操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する一方の機能に対応する操作が受付けられる。一方の機能に対応する操作は、第2閾値よりも小さな角速度を有する遅い回転操作がタッチパネル上で行われるまで受付けられる。第2閾値よりも小さな角速度を有する遅い回転操作が行われた場合、***作機器が有する他方の機能に対応する操作が受付けられる。他方の機能に対応する操作は、第1閾値よりも大きな角速度を有する速い回転操作がタッチパネル上で行われるまで受付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付ける座標受付部を備え、該座標受付部が受付けた座標に基づいて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置において、前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、タッチパネル上で略直線を描いており、略直線上を往復する摺動操作を検出する摺動操作検出手段と、該摺動操作検出手段が前記摺動操作を検出した場合、前記座標を用いて単位時間当たりの往復回数を取得する往復回数取得手段と、該往復回数取得手段が取得した往復回数に基づいて、前記複数の機能から1つの機能を特定する機能特定手段と、前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、該機能特定手段が特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、タッチパネル上で略直線上を往復する往復操作が検出された場合、単位時間当たりの往復回数が取得される。単位時間当たりの往復回数の大小に応じて***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能が選択されて、当該機能に対応する操作が往復する接触位置に基づいて受け付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、前記複数の機能は、2つであり、前記往復回数に対する閾値を記憶してある閾値記憶手段と、前記往復回数取得手段により取得された往復回数が前記閾値記憶手段により記憶してある前記閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段とを備え、前記機能特定手段は、前記閾値判定手段が前記閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記閾値判定手段が前記閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、閾値よりも大きな単位時間当たりの往復回数を有する速い往復操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する一方の機能に対応する操作が接触位置に基づいて受付けられる。閾値よりも小さな単位時間当たりの往復回数を有する遅い往復操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する他方の機能に対応する操作が接触位置に基づいて受付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付ける座標受付部を備え、該座標受付部が受付けた座標に基づいて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置において、タッチパネル上の連打操作を検出する連打操作検出手段と、該連打操作検出手段が前記連打操作を検出した場合、単位時間当たりの連打回数を取得する連打回数取得手段と、該連打回数取得手段が取得した前記連打回数に基づいて、前記複数の機能から1つの機能を特定する機能特定手段と、前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、該機能特定手段が特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、タッチパネル上の連打操作が検出された場合、単位時間当たりの連打回数が取得される。単位時間当たりの連打回数の大小に応じて***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能が選択されて、当該機能に対応する操作が連打位置に基づいて受け付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、前記複数の機能は、2つであり、前記連打回数に対する閾値を記憶してある閾値記憶手段と、前記連打回数取得手段により取得された連打回数が前記閾値記憶手段により記憶してある前記閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段とを備え、前記機能特定手段は、前記閾値判定手段が前記閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記閾値判定手段が前記閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、閾値よりも大きな連打速度を有する速い連打操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する一方の機能に対応する操作が受付けられる。閾値よりも小さな連打速度を有する遅い連打操作がタッチパネル上で行われた場合、***作機器が有する他方の機能に対応する操作が受付けられる。
本発明に係る操作受付装置は、受付けた複数の映像のうち1つの映像を選択する映像選択機能及び受信した放送波から選局するチャンネルを選択するチャンネル選択機能を備えた受像装置を***作機器とする前述の操作受付装置であって、前記複数の機能は、前記映像選択機能及び前記チャンネル選択機能であることを特徴とする。
本発明にあっては、速い回転操作、速い往復操作及び速い連打操作のいずれかが行われた場合、受像機が受付けた少数の映像から1つの映像を選択する機能であり、細密な操作を必要としない映像選択機能に対応する操作が受け付けられる。遅い回転操作、遅い往復操作及び遅い連打操作のいずれかが行われた場合、受像機が受信した放送波が有する多数のチャンネルから1つのチャンネルを選択する機能であり、細密な操作を必要とするチャンネル選択機能に対応する操作が受付けられる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、タッチパネルが検出した複数の接触位置の座標を受付けて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置が備えるコンピュータに、前記複数の機能のうち1つの機能を特定させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、前記複数の接触位置の座標が曲線を描くか否かを判定する判定ステップと、該判定ステップにより前記座標が曲線を描くと判定した場合、前記座標を用いて曲線上を移動する接触位置の角速度を算出する角速度算出ステップと、該角速度算出ステップにより算出した角速度に基づいて1つの機能を特定する機能特定ステップとを実行させる。
本発明にあっては、タッチパネルが検出した複数の接触位置の座標が曲線上にある場合、曲線上を移動する接触位置の角速度が算出される。角速度の大小に応じて、***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能が特定される。
本発明にあっては、タッチパネル上で曲線を描く摺動操作の角速度、タッチパネル上の往復操作の単位時間当たりの往復回数又はタッチパネル上の連打操作の単位時間当たりの連打回数に基づいて***作機器が有する複数の機能のうち1つの機能を特定する機能特定手段を備えることにより、タッチパネル上で1種類の摺動操作又は連打操作が行われている期間に、受付ける操作に対応する***作機器の機能を切替可能にする。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。図1は実施の形態1に係る操作受付装置及びタッチパネル装置を用いた映像表示システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態1は、本発明に係る操作受付装置を、当該操作受付装置を備えた***作機器である映像表示装置を例として説明するが、これに限るものではなく、例えば、録画再生機能及び選局機能を有するハードディスクレコーダ等の複数の機能夫々に対応する操作をユーザから受付ける装置に本発明に係る操作受付装置を設けたものであればよい。図中1は、操作受付装置であり、放送波を受信する外部に設けられたアンテナ3と接続され、受信した放送波からユーザにより選択されたチャンネルを選局し、映像を表示可能にしてある。
また、操作受付装置1は、ネットワーク網Nを介してストリーミング信号及びダウンロード可能なコンテンツデータからなる映像データを配信する配信サーバ装置4と、映像信号ケーブルを介して映像信号を出力する映像出力装置5とが接続可能にしてある。操作受付装置1は、放送波を選局して得た映像、配信された映像データを再生して得た映像及び映像出力装置5が出力する映像のいずれか1つをユーザによる操作を受付けて選択し、表示部19に表示するようにしてある。映像出力装置5は、例えば、ハードディスクレコーダ、DVD( Digital Versatile Disk )プレーヤ、デジタルスチルカメラ及びビデオカメラ等である。操作受付装置1は、タッチパネル装置2との間で赤外線を利用したIrDA( Infrared Data Association )規格に従う無線通信が可能に構成してある。
タッチパネル装置2は、表面への物理的接触を検知し、所定時間間隔で接触位置の座標を取得するタッチパネル部201を備え、取得した座標を示す座標信号を操作受付装置1に送信するようにしてある。タッチパネル部201が座標を取得する所定時間間隔は、例えば、50msecとすればよい。操作受付装置1は、受信した座標信号に基づいて操作を受付けるようにしてあり、ユーザがタッチパネル部201に指先を接触させて操作することにより、タッチパネル装置2を用いて遠隔操作可能にしてある。操作受付装置1とタッチパネル装置2とを、赤外線を利用した無線通信だけでなく、例えば、IEEE802.1規格に準拠した無線LAN及びBluetooth(登録商標)規格に準拠した無線通信等を介して接続しても良い。また、操作受付装置1及びタッチパネル装置2間を信号テーブルで接続して座標信号を有線通信するようにしてもよい。
図2は、実施の形態1に係る操作受付装置1及びタッチパネル装置2の内部構成例を示すブロック図である。操作受付装置1は、映像出力装置5が出力する映像データ(映像信号)が入力される外部入力部11と、ネットワーク網Nを介して配信される映像データを受信するネットワーク通信部12と、放送信号を受信する放送信号受信部13と、放送信号受信部13が受信した放送信号から選局して得た映像データを出力する選局部14と、映像データを蓄積するための蓄積部15と、映像データを選択するための映像選択部16とを備える。
外部入力部11は、受付けた映像データに符号化等の各種処理を施して蓄積部15及び映像選択部16に出力するようにしてある。選局部14は、地上デジタル放送信号、BS放送信号及びCS放送信号を選局し、増幅及び復調して得た映像データを映像選択部16に出力するようにしてあり、例えば、OFDM( Orthogonal Frequency Division Multiplexing )方式で変調された地上波デジタル放送信号の場合、MPEG2TS( Moving Picture Experts Group 2 Transport Steam )形式の映像データに復調して出力するようにしてある。
また選局部14は、放送信号に含まれる複数のチャンネルのうち、ユーザにより選択されたチャンネルを選局するチャンネル選択機能を有する。蓄積部15はハードディスク及びSSD( Solid State Drive )等の記憶容量の大きな記憶媒体からなり、操作受付装置1が映像データを保存する操作を受付けた場合、与えられた映像データを蓄積するようにしてある。また、蓄積部15は、操作受付装置1が映像データを再生する操作を受付けた場合、蓄積した映像データを読み出して映像選択部16に出力可能にしてある。映像選択部16は、外部入力部11、ネットワーク通信部12、選局部14及び蓄積部15が出力する映像データのうち、ユーザにより指定された1つの映像データを選択する映像選択機能を有する。
また、操作受付装置1は、映像選択部16が選択した映像データを復号する復号部17と、復号部17が復号した映像データに基づいて画像信号を生成する画像信号生成部18とを備えている。復号部17は、映像データと共に与えられた付随データについても復号して画像信号生成部18に与えるようにしてある。ここで、付随データは、例えば番組情報、文字情報及び画像情報等からなる。表示部19は、液晶パネル等からなり画像信号生成部18が生成した画像信号を表示することで、映像及び付随データを表示するようにしてある。
さらに操作受付装置1は、タッチパネル装置2が送信する座標信号を受信する座標信号受信部(座標受付部)24と、受信した座標信号が示す座標を記憶する記憶部(座標記憶手段)23と、バス20aを介してハードウェア各部を制御するためのCPU( Central Processing Unit )20と、CPU20で実行されるコンピュータプログラムが記憶してあるROM( Read-Only Memory )21と、コンピュータプログラムの実行中に生じる変数等を記憶するためのRAM( Random-Access Memory)22とを備えている。記憶部23は、後述の角速度の閾値が実験的及び経験的に決定されて予め記憶してあり、閾値記憶手段としても機能するようにしてある。角速度の閾値は、例えば毎秒90度とすればよい。
また、記憶部23は、タッチパネル装置2のタッチパネル部201が検出する接触位置のX座標及びY座標夫々の最小値及び最大値からなる検出範囲を予め記憶してあり、検出範囲記憶手段としても機能する。タッチパネル部201の検出範囲は、タッチパネル装置2から当該検出範囲を示す座標信号を受信して記憶部23に記憶するようにしてもよい。CPU20は、コンピュータプログラムを実行することにより、タッチパネル上の摺動操作を検出する摺動操作検出手段、後述の角速度を算出する角速度算出手段、算出した角速度が閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段、判定結果に基づいて映像選択機能及びチャンネル選択機能のいずれかの機能を特定する機能特定手段、並びに特定した機能に対応する操作を受け付ける操作受付手段として機能するようにしてある。また、CPU20は、摺動操作により取得した座標を通る円の円周のうち、検出範囲に含まれない部分が
あるか否かを判定する検出範囲判定手段としても機能するようにしてある。
タッチパネル装置2は、座標信号を操作受付装置1に送信する座標信号送信部202を備えている。座標信号送信部202は、タッチパネル部201が所定時間間隔で接触位置の座標を取得している期間、当該時間間隔で座標信号を操作受付装置1に送信し、タッチパネル部201からユーザの指先等が離れ接触位置の座標が取得されなくなった場合、座標信号を送信しないようにしてある。次に、操作受付装置1がタッチパネル装置2から受信した座標信号に基づいて映像選択機能及びチャンネル選択機能のいずれかの機能を特定し、特定した機能に対応する操作を受け付ける動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係る摺動操作の例を示す模式図である。図中矢印は、ユーザの指先がタッチパネル部201の表面(以下、タッチパネル上と呼ぶ)をなぞる方向を示す。操作受付装置1は、タッチパネル装置2から所定時間間隔で受信する座標に基づいて、タッチパネル上で円又は円弧を描く摺動操作(以下、回転操作と呼ぶ)が行われたか否かを判定する。図3に示す如くタッチパネル上で回転操作が行われたと判定した場合、中心座標に対して移動するユーザの指先の接触位置の回転角度と座標信号を受信する時間間隔とを用いて、単位時間当たりの回転角度、すなわち角速度を算出する。
操作受付装置1は、算出した角速度が記憶部23に記憶されている閾値未満である場合、チャンネル選択機能に対応する操作を受け付ける。例えば、角速度が正の値であり時計回りに回転する回転操作である場合、選局するチャンネルをチャンネル番号の昇順、すなわち順送りする操作を受付け、角速度が負の値であり反時計回りに回転する回転操作である場合、選局するチャンネルをチャンネル番号の降順、すなわち逆送りにする操作を受け付けるとよい。選択するチャンネルを順送り又は逆送りに切り替える動作は、受信した座標のうち、一つの座標を始点座標として設定し、始点座標から所定角度以上を右周り又は左回りに回転した座標を受信した場合に切り替えるようにするとよい。所定角度は、選択可能なチャンネルの数等に基づいて予め実験的及び経験的に決定して記憶部23に記憶しておくとよく、例えば、30度とするとよい。
操作受付装置1は、算出した角速度が記憶部23に記憶されている閾値以上である場合、映像選択機能に対応する操作を受付ける。例えば、映像選択部16に与えられる複数の映像データ夫々を予め順番付け、角速度が正の値であり時計回りに回転する回転操作である場合、選択する映像データを所定の順番に従って順送りする操作を受付け、角速度が負の値であり反時計回りに回転する回転操作である場合、選択する映像データを所定の順番の逆順に従って逆送りする操作を受け付けるとよい。選択する映像データを順送り又は逆送りに切り替える動作は、受信した座標のうち、一つの座標を始点座標として設定し、始点座標から所定角度以上を右周り又は左回りに回転した座標を受信した場合に切り替えるようにするとよい。所定角度は、選択可能な映像データの数等に基づいて予め実験的及び経験的に決定して記憶部23に記憶しておくとよく、例えば、90度とするとよい。
図4は、実施の形態1に係るチャンネル選択画面の例を示す模式図である。操作受付装置1は、チャンネル選択機能に対応する操作を受付ける場合、表示部19にチャンネル選択画面を表示する。チャンネル選択画面には、複数のチャンネル夫々で放送されている映像がチャンネル番号と共に表示されており、チャンネル選択画面の中央付近には、ユーザが視聴するチャンネルとして選択されたチャンネルの映像が表示されている。図4に示す例では、チャンネル10の映像が表示される矩形状の枠が中央付近に配されており、両隣にはチャンネル9及びチャンネル11の映像夫々が表示される矩形状の枠が縮小されて配されている。
タッチパネル上で時計回りの回転操作が行われた場合、チャンネル選択画面の中央に表示されている映像が中央右側に移動して縮小表示され、中央左側に表示されている映像が中央に移動して拡大表示されると共に、当該映像が放送されているチャンネルが選局される。また、タッチパネル上で反時計回りの回転操作が行われた場合、チャンネル選択画面の中央に表示されている映像が中央左側に移動して縮小表示され、中央右側に表示されている映像が中央に移動して拡大表示されると共に、当該映像が放送されているチャンネルが選局される。
図5は、実施の形態1に係る映像選択画面の例を示す模式図である。操作受付装置1は、映像選択操作を受付ける場合、表示部19に映像選択画面を表示する。映像選択画面には、選択可能な複数の映像の名称が矩形状の枠と共に表示されており、映像選択画面に位置する枠には、選択されている映像が表示されている。図5に示す例では、映像出力装置5が出力する映像データ、蓄積部15が出力する映像データ、選局部14が地上デジタル放送による放送信号を選局して出力する映像データ、選局部14がBS放送による放送信号を選局して出力する映像データ及び選局部14がCS放送による放送信号を選局して出力する映像データ夫々から得た画像夫々が表示される矩形状の枠が、映像データの種類を示す「写真」、「録画」、「地上D」、「BS」及び「CS」と共に表示されている。
また、図5に示す如く選択された地上デジタル放送に基づく画像が表示される枠が略中央に配され、両脇に他の画像が表示される枠が縮小して配されている。タッチパネル上で時計回りの回転操作が行われた場合、映像選択画面の中央に表示されている枠が中央右側に移動して縮小表示され、中央左側に表示されている枠が中央に移動して拡大表示されると共に、対応する映像が選択されて表示される。また、タッチパネル上で反時計回りの回転操作が行われた場合、映像選択画面の中央に表示されている枠が中央左側に移動して縮小表示され、中央右側に表示されている枠が中央に移動して拡大表示されると共に、対応する映像が選択されて表示される。
図6は、実施の形態1に係る回転操作の検出方法及び角速度の算出方法を説明するための説明図である。図中破線は、後述の中心座標C1及び半径R1を有する円210の円周を示す。図中白抜矢印は、指先が円を描く方向を示す。図6に示す如くタッチパネル装置2から所定時間間隔で連続して3つの座標P1,P2,P3を受信した場合、座標P1,P2を結ぶ線分P1P2の垂直二等分線と、座標P2,P3を結ぶ線分P2P3の垂直二等分線との交点座標を3点の座標P1,P2,P3を通る円210の中心座標C1として算出し、中心座標C1及び座標P1間の距離を半径R1として算出する。
半径R1は、中心座標C1及び座標P2間の距離又は中心座標C1及び座標P3間の距離から算出してもよい。図6に示す如く円210の全周がタッチパネル部201の検出範囲内にある場合、座標P2、中心座標C1及び座標P3がなす回転角度(変位角度)θを求め、座標P2及び座標P3を受付けた時間間隔で除算することにより角速度を算出する。座標P1,P2,P3が略直線上に位置しており、交点座標が算出できない場合、回転操作ではないと判定されて角速度が算出されない。
図7は、実施の形態1に係る検出範囲に関する円周の判定方法を説明するための説明図である。図中波線は、座標P4、P5、P6から算出された中心座標C2及び半径R2を有する円211の円周を示す。図7に示す如く座標P4、P5、P6から算出された中心座標C2及び半径R2を有する円211の円周の一部がタッチパネル部201の検出範囲外にある場合、回転操作でないと判定されて角速度が算出されない。
図8は、実施の形態1に係る操作受付処理の手順を示すフローチャートである。操作受付処理は、座標信号受信部24が座標信号を受信して座標を受付ける都度、CPU20により実行される。CPU20は、回転操作を検出して角速度を取得する後述の回転操作検出処理を実行する(ステップS11)。CPU20は、角速度が0であるか否かを判定する(ステップS12)。CPU20は、角速度が0であると判定した場合(ステップS12でYES)、操作受付処理を終了する。CPU20は、角速度が0でないと判定した場合(ステップS12でNO)、始点座標が設定されているか否かを判定する(ステップS13)。
CPU20は、始点座標が設定されていないと判定した場合(ステップS13でNO)、受付けた座標を始点座標に設定して(ステップS19)、操作受付処理を終了する。
CPU20は、始点座標が設定されていると判定した場合(ステップS13でYES)、始点座標から受付けた座標への中心座標に対する回転角度(変位角度)を取得する(ステップS14)。CPU20は、回転角度が所定角度以上であるか否かを判定する(ステップS15)。CPU20は、回転角度が所定角度以上でないと判定した場合(ステップS15でNO)、操作受付処理を終了する。
CPU20は、回転角度が所定角度以上であると判定した場合(ステップS15でYES)、角速度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS16)。CPU20は、角速度が閾値以上であると判定した場合(ステップS16でYES)、映像選択部16が選択する映像データを切り替えることにより、表示部19に表示する映像を切替え(ステップS17)、受付けた座標を用いて始点座標を再設定し(ステップS18)、操作受付処理を終了する。CPU20は、角速度が閾値以上でないと判定した場合(ステップS16でNO)、選局部14が選局するチャンネルを切り替えて(ステップS20)、始点座標を再設定するステップS18に処理を移す。
図9は、実施の形態1に係る回転操作検出処理の手順を示すフローチャートである。CPU20は、記憶部23に記憶されている座標を参照することにより、所定時間間隔で連続して3つ以上の座標を受付けたか否かを判定する(ステップS31)。CPU20は、3つ以上の座標を受付けていないと判定した場合(ステップS31でNO)、角速度を0として(ステップS39)、回転操作検出処理を終了する。CPU20は、3つ以上の座標を受付けたと判定した場合(ステップS31でYES)、受付けた座標から中心座標及び半径の算出に用いる3つの座標を設定する(ステップS32)。
CPU20は、設定した3つの座標を用いて中心座標及び半径を算出する(ステップS33)。CPU20は、中心座標が取得されたか否かを判定する(ステップS34)。CPU20は、例えば、3つの座標が略直線上に位置することにより、中心座標が取得されなかったと判定した場合(ステップS34でNO)、角速度を0とするステップS39に処理を移す。CPU20は、中心座標が取得されたと判定した場合(ステップS34でYES)、中心座標及び半径を用いて円周を算出する(ステップS35)。
CPU20は、算出した円周がタッチパネル部201の検出範囲内であるか否かを判定する(ステップS36)。CPU20は、算出した円周の一部が検出範囲外に位置し、円周の部分が検出範囲内でないと判定した場合(ステップS36でNO)、角速度を0とするステップS39に処理を移す。CPU20は、算出した円周の全てが検出範囲内に位置し、円周が検出範囲内であると判定した場合(ステップS36でYES)、角速度を算出し(ステップS37)、算出した角速度を用いて記憶してある角速度を更新して(ステップS38)、回転操作検出処理を終了する。
記憶部23に1つの閾値が記憶してある場合を示したが、第1閾値及び当該第1閾値よりも小なる第2閾値からなる2つの閾値を予め記憶しておいてもよい。この場合、CPU20は、映像選択機能及びチャンネル選択機能のいずれかの特定状態を保持する特定状態保持手段、角速度が第1閾値よりも大きいか否かを判定する第1閾値判定手段、及び角速度が第2閾値よりも大きいか否かを判定する第2閾値判定手段としても機能する。操作受付装置1は、角速度が第1閾値以上である場合、映像選択機能を特定し、角速度が第2閾値以下となるまで映像選択機能の特定状態を保持して当該機能に対応する操作を回転角度に基づいて受付ける。また、操作受付装置1は、角速度が第2閾値以下となった場合、チャンネル選択機能を特定し、角速度が第1閾値以上となるまでチャンネル選択機能の特定状態を保持し、当該機能に対応する操作を受付ける。
これにより、第1閾値以上の角速度を有する速い回転操作がなされて映像選択機能が特定された後に回転操作が遅くなった場合であっても、第2閾値より速い角速度が維持されている期間、映像選択機能に対応する操作の受付が維持される。また、第2閾値以下の角速度を有する遅い回転操作がなされてチャンネル選択機能が特定された後に回転操作が速くなった場合であっても、第1閾値よりも遅い角速度が維持されている期間、チャンネル選択機能に対応する操作の受付が維持される。次に、記憶部23が第1閾値及び第2閾値を記憶している場合、CPU20が実行する操作受付処理の手順を説明する。
図10は、実施の形態1に係る操作受付処理の他の手順を示すフローチャートである。CPU20は、回転操作検出処理を実行する(ステップS51)。CPU20は、角速度が0であるか否かを判定する(ステップS52)。CPU20は、角速度が0であると判定した場合(ステップS52でYES)、操作受付処理を終了する。CPU20は、角速度が0でないと判定した場合(ステップS52でNO)、始点座標が設定されているか否かを判定する(ステップS53)。CPU20は、始点座標が設定されていないと判定した場合(ステップS53でNO)、受付けた座標を始点座標に設定して(ステップS59)、操作受付処理を終了する。
CPU20は、始点座標が設定されていると判定した場合(ステップS53でYES)、始点座標から受付けた座標への中心座標に対する回転角度(変位角度)を取得する(ステップS54)。CPU20は、回転角度が所定角度以上であるか否かを判定する(ステップS55)。CPU20は、回転角度が所定角度以上でないと判定した場合(ステップS55でNO)、操作受付処理を終了する。CPU20は、回転角度が所定角度以上であると判定した場合(ステップS55でYES)、角速度が第1閾値以上であるか否かを判定する(ステップS56)。CPU20は、角速度が第1閾値以上であると判定した場合(ステップS56でYES)、映像選択部16が選択する映像データを切り替えることにより、表示部19に表示する映像を切替え(ステップS57)、受付けた座標を用いて始点座標を再設定し(ステップS58)、操作受付処理を終了する。
CPU20は、角速度が第1閾値以上でないと判定した場合(ステップS56でNO)、角速度が第2閾値以下であるか否かを判定する(ステップS60)。CPU20は、角速度が第2閾値以下でないと判定した場合(ステップS60でNO)、表示部19に表示する映像を切替えるステップS57に処理を移す。CPU20は、角速度が第2閾値以下であると判定した場合(ステップS60でYES)、選局部14が選局するチャンネルを切り替えて(ステップS61)、始点座標を再設定するステップS58に処理を移す。
本発明により、タッチパネル上で1種類の回転操作を行っている期間に角速度を変更することで映像選択機能及びチャンネル選択機能からなる2種類の機能夫々を切り替えて各機能に対応する操作を受付けることが可能となる。また、タッチパネル部201を注視することなく、ユーザが操作する各機能を切り替えることが可能である。
実施の形態1においては、操作受付装置1が受付ける操作に対応する映像選択機能及びチャンネル選択機能夫々を角速度に基づいて切替える場合を示したが、これに限るものではなく受け付ける操作に対応しており、***作機器が有する複数の機能夫々を角速度に基づいて切替えるものであればよい。例えば、複数のアルバム夫々に格納された複数の曲目に対応する音楽データを再生する再生装置に本実施の形態1に係る操作受付装置を設けて、角速度に基づいてアルバム選択機能及び曲目選択機能を切り替えて操作を受付けるようにしてもよい。また、記憶部23に記憶してある閾値は、1つ又は2つに限るものではなく、***作機器が有する複数の機能の数に応じて3つ以上であってもよい。
また、***作機器が備える音量調整機能及び消音機能を角速度に基づいて切替える操作を受け付けてもよい。この場合、例えば、音量を増加させる操作を時計回りの遅い回転操作に割り当て、音量を減少させる操作を反時計回りの遅い操作に割り当て、さらに消音操作を反時計回りの速い回転操作に割り当てるとよい。本実施の形態1に例として示した角速度の算出方法は、従来技術であり、これに限るものではない。
実施の形態2
図11は、実施の形態2に係る摺動操作の例を示す模式図である。本実施の形態2は、実施の形態1が回転操作の角速度に基づいて異なる二つの機能夫々を特定するのに対して往復操作の単位時間当たりの往復回数に基づいて特定するようにしてある。図中矢印は、ユーザの指先がタッチパネル上をなぞる方向を示す。CPU20は、コンピュータプログラムを実行することにより、後述の単位時間当たりの往復回数を算出する往復回数算出手段として機能するようにしてある。操作受付装置1は、タッチパネル装置2から所定時間間隔で受信する座標に基づいて、タッチパネル上で略直線を描いており、略直線上を往復する摺動操作(以下、往復操作と呼ぶ)が行われたか否かを判定する。図11に示す如くタッチパネル上で往復操作が行われたと判定した場合、略直線上の摺動方向(以下、操作方向と呼ぶ)が反転する回数を単位時間当たりで計数し、単位時間当たりの往復回数(以下、往復頻度と呼ぶ)を取得する。
操作受付装置1は、算出した往復頻度が記憶部23に記憶されている閾値未満である場合、チャンネル選択機能に対応する操作を受付ける。例えば、最初に指先がタッチパネルに接触してから右方向に移動し、続いて往復操作が行われた場合、選局するチャンネルをチャンネル番号の昇順、すなわち順送りする操作を受付けるとよい。また、例えば、最初に指先がタッチパネルに接触してから左方向に移動し、往復操作が行われた場合、選局するチャンネルをチャンネル番号の降順、すなわち逆送りにする操作を受け付けるとよい。記憶部23に予め記憶してある閾値は、例えば、毎秒3回とするとよい。選択するチャンネルを順送り又は逆送りに切り替える動作は、受信した座標のうち、一つの座標を始点座標として設定し、始点座標から所定距離以上を右方向又は左方向に移動した座標を受信した場合に切り替えるようにするとよい。所定距離は、選択可能なチャンネルの数等に基づいて予め実験的及び経験的に決定して記憶部23に記憶しておくとよく、例えば、タッチパネル上の5mmに相当するX座標の変位量とするとよい。
操作受付装置1は、算出した往復頻度が記憶部23に記憶されている閾値以上である場合、映像選択機能に対応する操作を受付ける。例えば、映像選択部16に与えられる複数の映像データ夫々を予め順番付け、最初に指先がタッチパネルに接触してから右方向に移動し、続いて往復操作が行われた場合、選択する映像データを所定の順番に従って順送りする操作を受付けるとよい。また、例えば、最初に指先がタッチパネルに接触してから左方向に移動し、続いて往復操作が行われた場合、選択する映像データを所定の順番の逆順に従って逆送りする操作を受け付けるとよい。選択する映像データを順送り又は逆送りに切り替える動作は、受信した座標のうち、一つの座標を始点座標として設定し、始点座標から所定距離以上を右方向又は左方向に移動した座標を受信した場合に切り替えるようにするとよい。所定距離は、選択可能な映像データの数等に基づいて予め実験的及び経験的に決定して記憶部23に記憶しておくとよく、例えば、タッチパネル上の3mmに相当するX座標の変位量とするとよい。
図12は、実施の形態2に係る往復操作の検出方法を説明するための説明図である。図中破線は、接触位置の座標が略直線上にあるか否かを判定するための基準線を示す。操作受付装置1は、複数の座標を受付けた場合、各座標のY軸方向の変位が、所定の幅Wを有しており、Y方向に延びる二つの基準線で挟まれた範囲内であるか否かを判定し、所定の幅Wの範囲内であると判定した場合、略直線を描く摺動操作として検出する。図12に示す例では座標P21,P22,P23は略直線を描く摺動操作であり、座標P24は略直線上にないと判定される。次に、操作受付装置1は、略直線を描く摺動操作を検出している状態でX座標の増減方向が反転し、反転した増減方向を維持した状態で所定の数の座標を所定時間間隔で受付けた場合、操作方向が反転する往復操作として検出する。操作受付装置1は、操作方向が複数回反転した場合、単位時間当たりの反転回数を算出して往復頻度を取得する。
図13は、実施の形態2に係る操作受付処理の手順を示すフローチャートである。操作受付処理は、座標信号受信部24が座標信号を受信して座標を受付ける都度、CPU20により実行される。CPU20は、往復操作を検出して往復頻度を取得する後述の往復操作検出処理を実行する(ステップS71)。CPU20は、往復頻度が0であるか否かを判定する(ステップS72)。CPU20は、往復頻度が0であると判定した場合(ステップS72でYES)、操作受付処理を終了する。CPU20は、往復頻度が0でないと判定した場合(ステップS72でNO)、始点座標が設定されているか否かを判定する(ステップS73)。
CPU20は、始点座標が設定されていないと判定した場合(ステップS73でNO)、受付けた座標を始点座標に設定して(ステップS79)、操作受付処理を終了する。CPU20は、始点座標が設定されていると判定した場合(ステップS73でYES)、始点座標及び受付けた座標間の移動距離を取得する(ステップS74)。CPU20は、移動距離が所定距離以上であるか否かを判定する(ステップS75)。CPU20は、移動距離が所定距離以上でないと判定した場合(ステップS75でNO)、操作受付処理を終了する。
CPU20は、移動距離が所定距離以上であると判定した場合(ステップS75でYES)、往復頻度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS76)。CPU20は、往復頻度が閾値以上であると判定した場合(ステップS76でYES)、映像選択部16が選択する映像データを切り替えることにより、表示部19に表示する映像を切替え(ステップS77)、受付けた座標を用いて始点座標を再設定し(ステップS78)、操作受付処理を終了する。CPU20は、往復頻度が閾値以上でないと判定した場合(ステップS76でNO)、選局部14が選局するチャンネルを切り替えて(ステップS80)、始点座標を再設定するステップS78に処理を移す。
図14は、実施の形態2に係る往復操作検出処理の手順を示すフローチャートである。CPU20は、記憶部23に記憶されている座標を参照することにより、連続して所定数以上の座標を受付けたか否かを判定する(ステップS91)。CPU20は、所定数以上の座標を受付けていないと判定した場合(ステップS91でNO)、往復頻度を0として(ステップS101)、往復操作検出処理を終了する。CPU20は、所定数以上の座標を受付けたと判定した場合(ステップS91でYES)、受付けた座標が略直線上にあるか否かを判定する(ステップS92)。CPU20は、略直線上にないと判定した場合(ステップS92でNO)、往復頻度を0とするステップS101に処理を移す。CPU20は、略直線上にあると判定した場合(ステップS92でYES)、記憶部23に記憶してある操作方向を参照して操作方向を更新済みであるか否かを判定する(ステップS93)。
CPU20は、操作方向を更新済みでないと判定した場合(ステップS93でNO)、往復頻度を0とする(ステップS95)。CPU20は、操作方向を取得して(ステップS96)、取得した操作方向を用いて記憶部23に記憶してある操作方向を更新し(ステップS98)、往復操作検出処理を終了する。CPU20は、操作方向を取得済みであるか否かを判定するステップS93において、操作方向を更新済みであると判定した場合(ステップS93でYES)、操作方向を取得して(ステップS94)、取得した操作方向及び記憶部23に記憶されている更新済みの操作方向に基づいて操作方向が反転したか否かを判定する(ステップS97)。
CPU20は、操作方向が反転していないと判定した場合(ステップS97でNO)、取得した操作方向を用いて操作方向を更新するステップS98に処理を移す。CPU20は、操作方向が反転したと判定した場合(ステップS97でYES)、往復頻度を算出して(ステップS99)、記憶部23に記憶してある往復頻度を更新し(ステップS100)、往復操作検出処理を終了する。
本発明により、タッチパネル上で1種類の往復操作を行っている期間に往復頻度を変更することで映像選択機能及びチャンネル選択機能からなる2種類の機能夫々を切り替えて各機能に対応する操作を受付けることが可能となる。また、タッチパネル部201を注視することなく、ユーザが操作する各機能を切り替えることが可能である。
本実施の形態2においては、タッチパネル上の左右方向の往復操作により映像選択機能又はチャンネル選択機能に対応した操作を受付ける場合を示したが、これに限るものではなく、上下方向の往復操作により操作を受付ける場合でもよく、タッチパネル上の略直線上を往復する往復操作であればよい。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
本実施の形態3は、実施の形態1が回転操作の角速度に基づいて異なる二つの操作内容を切り替えるのに対して連打操作の単位時間当たりの連打回数に基づいて切替えるようにしてある。CPU20は、コンピュータプログラムを実行することにより、連打操作を検出する連打操作検出手段及び単位時間当たりの連打回数を取得する連打回数取得手段として機能するようにしてある。操作受付装置1は、タッチパネル装置2から所定時間間隔で受信する座標に基づいて、タッチパネル上で所定時間内の接離操作、すなわち連打操作が行われたか否かを判定する。連打操作を判定するための所定時間は、予め実験的及び経験的に求めて記憶部23に記憶しておくとよく、例えば250msecとするとよい。CPU20は、コンピュータプログラムを実行することにより、座標信号を受信する時間間隔に基づいて単位時間当たりの連打回数(以下、連打速度と呼ぶ)を算出する連打回数手段として機能するようにしてある。
操作受付装置1は、算出した連打速度が記憶部23に記憶されている閾値未満である場合、チャンネル機能に関する操作を受付ける。例えば、タッチパネル上をユーザの指先が連打しながら連打位置を右方向に移動した場合、選局するチャンネルをチャンネル番号の昇順、すなわち順送りする操作を受付け、タッチパネル上をユーザの指先が連打しながら連打位置を左方向に移動した場合、選局するチャンネルをチャンネル番号の降順、すなわち逆送りにする操作を受け付けるとよい。記憶部23に予め記憶してある閾値は、例えば、毎秒3回とするとよい。選択するチャンネルを順送り又は逆送りに切り替える動作は、受信した座標のうち、一つの座標を始点座標として設定し、始点座標から所定距離以上を右方向又は左方向に移動した座標を受信した場合に切り替えるようにするとよい。所定距離は、選択可能なチャンネルの数等に基づいて予め実験的及び経験的に決定して記憶部23に記憶しておくとよく、例えば、タッチパネル上の5mmに相当するX座標の変位量とするとよい。
操作受付装置1は、算出した連打速度が記憶部23に記憶されている閾値以上である場合、映像選択機能に対応する操作を受付ける。例えば、映像選択部16に与えられる複数の映像データ夫々を予め順番付け、タッチパネル上をユーザの指先が連打しながら連打位置を右方向に移動した場合、選択する映像データを所定の順番に従って順送りする操作を受付け、タッチパネル上をユーザの指先が連打しながら連打位置を左方向に移動した場合、選択する映像データを所定の順番の逆順に従って逆送りする操作を受け付けるとよい。選択する映像データを順送り又は逆送りに切り替える動作は、受信した座標のうち、一つの座標を始点座標として設定し、始点座標から所定距離以上を右方向又は左方向に移動した座標を受信した場合に切り替えるようにするとよい。所定距離は、選択可能な映像データの数等に基づいて予め実験的及び経験的に決定して記憶部23に記憶しておくとよく、例えば、タッチパネル上の3mmに相当するX座標の変位量とするとよい。
図15は、実施の形態3に係る操作受付処理の手順を示すフローチャートである。操作受付処理は、座標信号受信部24がタッチパネル装置2から座標を受け付ける都度、CPU20により実行される。CPU20は、所定時間内に座標を受付けたか否かを判定する(ステップS111)。CPU20は、所定時間内に座標を受付けていないと判定した場合(ステップS111でNO)、操作受付処理を終了する。CPU20は、所定時間内に座標を受付けたと判定した場合(ステップS111でYES)、連打速度を算出する(ステップS112)。CPU20は、始点座標が設定されているか否かを判定する(ステップS113)。
CPU20は、始点座標が設定されていないと判定した場合(ステップS113でNO)、受付けた座標を始点座標に設定して(ステップS115)、操作受付処理を終了する。CPU20は、始点座標が設定されていると判定した場合(ステップS113でYES)、始点座標及び受付けた座標間の移動距離を取得する(ステップS114)。CPU20は、移動距離が所定距離以上であるか否かを判定する(ステップS116)。CPU20は、移動距離が所定距離以上でないと判定した場合(ステップS116でNO)、操作受付処理を終了する。CPU20は、移動距離が所定距離以上であると判定した場合(ステップS116でYES)、連打速度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS117)。
CPU20は、角速度が閾値以上であると判定した場合(ステップS117でYES)、映像選択部16が選択する映像データを切り替えることにより、表示部19に表示する映像を切替え(ステップS118)、受付けた座標を用いて始点座標を再設定し(ステップS120)、操作受付処理を終了する。CPU20は、連打速度が閾値以上でないと判定した場合(ステップS117でNO)、選局部14が選局するチャンネルを切り替えて(ステップS119)、始点座標を再設定するステップS120に処理を移す。
本発明により、タッチパネル上で1種類の連打操作を行っている期間に連打速度を変更することで映像選択機能及びチャンネル選択機能からなる2種類の機能夫々を切り替えて各機能に対応する操作を受付けることが可能となる。また、タッチパネル部201を注視することなく、ユーザが操作する各機能を切り替えることが可能である。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
図16は、実施の形態4に係る操作受付装置及び映像表示装置の内部構成例を示すブロック図である。本実施の形態4は、実施の形態1がタッチパネル装置2から送られてきた座標に基づいて操作受付装置1が***作機器の機能を特定するのに対して、タッチパネルを備える操作受付装置が***作機器である外部の映像表示装置の機能を特定し、特定した機能に対応する操作を映像表示装置に与えるようにしてある。図中7は、タッチパネル部201を備えており、タッチパネル部201が所定時間間隔で取得した接触位置の座標に基づいて***作機器である映像表示装置6の機能を特定し、特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付装置を示す。
操作受付装置7は、特定した機能に対応して受付けた操作に基づいて操作信号を映像表示装置6に送信する操作信号送信部73と、バス70aを介してハードウェア各部を制御するためのCPU( Central Processing Unit )70と、CPU70で実行されるコンピュータプログラムが記憶してあるROM( Read-Only Memory )72と、コンピュータプログラムの実行中に生じる変数等を記憶するためのRAM( Random-Access Memory)71とを備えている。
CPU70は、コンピュータプログラムに従って操作受付処理を実行し、受付けた操作に対応した操作信号を操作信号送信部73から送信させるようにしてある。映像表示装置6は、操作受付装置7が送信する操作信号を受信する操作信号受信部61を備えており、受信した操作信号に基づいて表示部19に表示する映像の切替え、選局部14が選局するチャンネルの切替えを行うようにしてある。
本実施の形態4は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
図17は、実施の形態5に係る操作受付装置の内部構成例を示すブロック図である。本実施の形態5は、実施の形態1がROMに記憶してあるコンピュータプログラムを読み出して実行するのに対し、書き換え可能なEEPROM( Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )に記録してあるコンピュータプログラムを読み出して実行するようにしてある。本実施の形態5は、実施の形態1と同様に本発明に係る操作受付装置を、当該操作受付装置を備えた***作機器である映像表示装置を例として説明する。図中8は、操作受付装置であり、CPU20にバス20aを介して接続されたフラッシュメモリ等からなるEEPROM82及び記録媒体読込部81を備える。
操作受付装置8は、記録媒体読込部81に挿入されたCD( Compact Disk )−ROM又はDVD( Digital Versatile Disk )−ROM等の記録媒体810からコンピュータプログラム811を読み込んでEEPROM82に記憶するようにしてある。CPU20は、EEPROM82から読み出された本発明のコンピュータプログラム811に従って、操作受付装置8に必要な処理を実行する構成となっている。コンピュータプログラム811は、CPU20にタッチパネル上で略円状又は略円弧状の曲線を描く摺動操作が行われたか否かを判定させる(判定ステップ)。
コンピュータプログラム811は、摺動操作が行われたと判定した場合、曲線上を移動する接触位置の角速度を算出させ(角速度算出ステップ)、算出した角速度に基づいて機能を特定させる(機能特定ステップ)。本発明に係るコンピュータプログラム811は、記憶媒体810から読みしてEEPROM82に記憶される場合に限るものではなく、工場出荷時にコンピュータプログラム811を記憶したEEPROM82を操作受付装置8内部に装着してもよい。
本実施の形態5は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態1に係る操作受付装置及びタッチパネル装置を用いた映像表示システムの構成例を示す模式図である。 実施の形態1に係る操作受付装置及びタッチパネル装置の内部構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る摺動操作の例を示す模式図である。 実施の形態1に係るチャンネル選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態1に係る映像選択画面の例を示す模式図である。 実施の形態1に係る回転操作の検出方法及び角速度の算出方法を説明するための説明図である。 実施の形態1に係る検出範囲に関する円周の判定方法を説明するための説明図である。 実施の形態1に係る操作受付処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る回転操作検出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る操作受付処理の他の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る摺動操作の例を示す模式図である。 実施の形態2に係る往復操作の検出方法を説明するための説明図である。 実施の形態2に係る操作受付処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る往復操作検出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る操作受付処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る操作受付装置及び映像表示装置の内部構成例を示すブロック図である。 実施の形態5に係る操作受付装置の内部構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1,7,8 操作受付装置
2 タッチパネル装置
3 アンテナ
4 配信サーバ装置
5 映像出力装置
6 映像表示装置
N ネットワーク網
11 外部入力部
12 ネットワーク通信部
13 放送信号受信部
14 選局部
15 蓄積部
16 映像選択部
17 復号部
18 画像信号生成部
19 表示部
20,70 CPU
20a,70a バス
21,72 ROM
22,71 RAM
23 記憶部
24 座標信号受信部
61 操作信号受信部
73 操作信号送信部
81 記録媒体読込部
82 EEPROM
201 タッチパネル部
202 座標信号送信部
210,211 円
810 記録媒体
811 コンピュータプログラム
P1,P2,P3,P21,P22,P23 座標
C1,C2 中心座標
R1,R2 半径
θ 回転角度(変位角度)

Claims (11)

  1. タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付ける座標受付部を備え、該座標受付部が受付けた座標に基づいて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置において、
    前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、タッチパネル上で曲線を描く摺動操作を検出する摺動操作検出手段と、
    該摺動操作検出手段が前記摺動操作を検出した場合、前記座標を用いて前記曲線上を移動する接触位置の角速度を算出する角速度算出手段と、
    該角速度算出手段が算出した角速度に基づいて、前記複数の機能のうち1つの機能を特定する機能特定手段と、
    前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、前記機能特定手段が特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付手段と
    を備えることを特徴とする操作受付装置。
  2. 前記座標受付部が受付けた座標のうち、少なくとも3つの座標を記憶する座標記憶手段と、
    前記座標記憶手段が記憶した座標を円周の一部とする円の中心座標を算出する中心座標算出手段と、
    該中心座標算出手段が算出した中心座標に対する前記座標夫々の変位角度を算出する変位角度算出手段と
    を備え、
    前記角速度算出手段は、前記変位角度算出手段が算出した変位角度及び前記座標夫々が検出された前記時間間隔に基づいて前記角速度を算出するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作受付装置。
  3. 前記タッチパネル上の検出範囲を記憶してある検出範囲記憶手段と、
    前記座標記憶手段が記憶した座標を円周の一部とする円の半径を算出する半径算出手段と、
    前記中心座標算出手段及び半径算出手段夫々が算出した中心座標及び半径に基づいて、前記円の円周のうち、前記検出範囲記憶手段に記憶してある前記検出範囲に含まれない部分があるか否かを判定する検出範囲判定手段と
    を備え、
    前記機能特定手段は、前記検出範囲判定手段により前記検出範囲に含まれない部分があると判定された場合、機能を特定しないよう構成してある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作受付装置。
  4. 前記複数の機能は、2つであり、
    前記角速度に対する閾値を記憶してある閾値記憶手段と、
    前記角速度算出手段により取得された角速度が前記閾値記憶手段により記憶してある前記閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段と
    を備え、
    前記機能特定手段は、前記閾値判定手段が前記閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記閾値判定手段が前記閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の操作受付装置。
  5. 前記複数の機能は、2つであり、
    第1閾値及び該第1閾値よりも小なる第2閾値を記憶してある閾値記憶手段と、
    前記角速度算出手段により算出された角速度が前記閾値記憶手段により記憶してある前記第1閾値より大きいか否かを判定する第1閾値判定手段と、
    前記角速度算出手段により算出された角速度が前記閾値記憶手段により記憶してある前記第2閾値より大きいか否かを判定する第2閾値判定手段と
    を備え、
    前記機能特定手段は、前記第1閾値判定手段が前記第1閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記第2閾値判定手段が前記第2閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してあり、
    前記機能特定手段が前記一方の機能を特定した場合、前記第2閾値判定手段が前記第2閾値より小さいと判定するまで、前記一方の機能の特定状態を保持し、前記機能特定手段が前記他方の機能を特定した場合、前記第1閾値判定手段が前記第1閾値より大きいと判定するまで、前記他方の機能の特定状態を保持する特定状態保持手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の操作受付装置。
  6. タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付ける座標受付部を備え、該座標受付部が受付けた座標に基づいて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置において、
    前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、タッチパネル上で略直線を描いており、略直線上を往復する摺動操作を検出する摺動操作検出手段と、
    該摺動操作検出手段が前記摺動操作を検出した場合、前記座標を用いて単位時間当たりの往復回数を取得する往復回数取得手段と、
    該往復回数取得手段が取得した往復回数に基づいて、前記複数の機能から1つの機能を特定する機能特定手段と、
    前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、該機能特定手段が特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付手段と
    を備えることを特徴とする操作受付装置。
  7. 前記複数の機能は、2つであり、
    前記往復回数に対する閾値を記憶してある閾値記憶手段と、
    前記往復回数取得手段により取得された往復回数が前記閾値記憶手段により記憶してある前記閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段と
    を備え、
    前記機能特定手段は、前記閾値判定手段が前記閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記閾値判定手段が前記閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項6に記載の操作受付装置。
  8. タッチパネルが所定時間間隔で検出した接触位置の座標を受付ける座標受付部を備え、該座標受付部が受付けた座標に基づいて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置において、
    タッチパネル上の連打操作を検出する連打操作検出手段と、
    該連打操作検出手段が前記連打操作を検出した場合、単位時間当たりの連打回数を取得する連打回数取得手段と、
    該連打回数取得手段が取得した前記連打回数に基づいて、前記複数の機能から1つの機能を特定する機能特定手段と、
    前記座標受付部が受付けた座標に基づいて、該機能特定手段が特定した機能に対応する操作を受付ける操作受付手段と
    を備えることを特徴とする操作受付装置。
  9. 前記複数の機能は、2つであり、
    前記連打回数に対する閾値を記憶してある閾値記憶手段と、
    前記連打回数取得手段により取得された連打回数が前記閾値記憶手段により記憶してある前記閾値より大きいか否かを判定する閾値判定手段と
    を備え、
    前記機能特定手段は、前記閾値判定手段が前記閾値より大きいと判定した場合、一方の機能を特定し、前記閾値判定手段が前記閾値より小さいと判定した場合、他方の機能を特定するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項8に記載の操作受付装置。
  10. 受付けた複数の映像のうち1つの映像を選択する映像選択機能及び受信した放送波から選局するチャンネルを選択するチャンネル選択機能を備えた受像装置を***作機器とする請求項4、請求項5、請求項7及び請求項9のいずれか一項に記載の操作受付装置であって、
    前記複数の機能は、前記映像選択機能及び前記チャンネル選択機能であることを特徴とする操作受付装置。
  11. タッチパネルが検出した複数の接触位置の座標を受付けて、複数の機能を有する***作機器に対する操作を受付ける操作受付装置が備えるコンピュータに、前記複数の機能のうち1つの機能を特定させるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記複数の接触位置の座標が曲線を描くか否かを判定する判定ステップと、
    該判定ステップにより前記座標が曲線を描くと判定した場合、前記座標を用いて曲線上を移動する接触位置の角速度を算出する角速度算出ステップと、
    該角速度算出ステップにより算出した角速度に基づいて1つの機能を特定する機能特定ステップと
    を実行させるコンピュータプログラム。
JP2008286931A 2008-11-07 2008-11-07 操作受付装置及びコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP5036689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008286931A JP5036689B2 (ja) 2008-11-07 2008-11-07 操作受付装置及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008286931A JP5036689B2 (ja) 2008-11-07 2008-11-07 操作受付装置及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010113608A true JP2010113608A (ja) 2010-05-20
JP5036689B2 JP5036689B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=42302110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008286931A Expired - Fee Related JP5036689B2 (ja) 2008-11-07 2008-11-07 操作受付装置及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036689B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081597A1 (ja) * 2010-12-14 2012-06-21 シャープ株式会社 時間情報受付装置、時間情報受付方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2012160171A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Samsung Electronics Co Ltd タッチスクリーン端末機における画面ディスプレーの制御方法及びその装置
JP2012208684A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nec Personal Computers Ltd 入力装置及びパラメータ設定方法
JP2013200712A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Konica Minolta Inc 操作表示装置
JP2014157553A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Konica Minolta Inc 情報表示装置および表示制御プログラム
JP2015191467A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 アズビル株式会社 入力機器
WO2015189922A1 (ja) * 2014-06-11 2015-12-17 三菱電機株式会社 表示制御システムおよび表示制御方法
WO2018225206A1 (ja) * 2017-06-08 2018-12-13 三菱電機株式会社 タッチ入力判定装置、タッチパネル入力装置、タッチ入力判定方法、及びタッチ入力判定プログラム
JP2021109529A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 本田技研工業株式会社 車両制御装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06102993A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 指示入力装置
JPH0713685A (ja) * 1993-06-25 1995-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御装置
JPH08314606A (ja) * 1995-05-15 1996-11-29 Nec Corp 入力端末装置
JP2001092580A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Casio Comput Co Ltd 入力指示装置およびそのプログラム記録媒体
JP2003122506A (ja) * 2001-10-10 2003-04-25 Canon Inc 座標入力及び操作方法指示装置
JP2006067439A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Olympus Corp 再生装置、カメラ、及び画像データの選択及び再生方法
JP2008099190A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nec Corp 携帯電話機、情報処理端末、スクローリング操作方法、及びスクローリング操作プログラム
JP2009043225A (ja) * 2007-07-17 2009-02-26 Yamaha Music Foundation 動画再生プログラム
JP2009289025A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Kyocera Corp 入力装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06102993A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 指示入力装置
JPH0713685A (ja) * 1993-06-25 1995-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御装置
JPH08314606A (ja) * 1995-05-15 1996-11-29 Nec Corp 入力端末装置
JP2001092580A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Casio Comput Co Ltd 入力指示装置およびそのプログラム記録媒体
JP2003122506A (ja) * 2001-10-10 2003-04-25 Canon Inc 座標入力及び操作方法指示装置
JP2006067439A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Olympus Corp 再生装置、カメラ、及び画像データの選択及び再生方法
JP2008099190A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nec Corp 携帯電話機、情報処理端末、スクローリング操作方法、及びスクローリング操作プログラム
JP2009043225A (ja) * 2007-07-17 2009-02-26 Yamaha Music Foundation 動画再生プログラム
JP2009289025A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Kyocera Corp 入力装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081597A1 (ja) * 2010-12-14 2012-06-21 シャープ株式会社 時間情報受付装置、時間情報受付方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2012128588A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Sharp Corp 時間情報受付装置、時間情報受付方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2012160171A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Samsung Electronics Co Ltd タッチスクリーン端末機における画面ディスプレーの制御方法及びその装置
JP2012208684A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nec Personal Computers Ltd 入力装置及びパラメータ設定方法
JP2013200712A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Konica Minolta Inc 操作表示装置
JP2014157553A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Konica Minolta Inc 情報表示装置および表示制御プログラム
JP2015191467A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 アズビル株式会社 入力機器
WO2015189922A1 (ja) * 2014-06-11 2015-12-17 三菱電機株式会社 表示制御システムおよび表示制御方法
JP5985125B2 (ja) * 2014-06-11 2016-09-06 三菱電機株式会社 表示制御システムおよび表示制御方法
JPWO2015189922A1 (ja) * 2014-06-11 2017-04-20 三菱電機株式会社 表示制御システムおよび表示制御方法
US9947081B2 (en) 2014-06-11 2018-04-17 Mitsubishi Electric Corporation Display control system and display control method
WO2018225206A1 (ja) * 2017-06-08 2018-12-13 三菱電機株式会社 タッチ入力判定装置、タッチパネル入力装置、タッチ入力判定方法、及びタッチ入力判定プログラム
JP2021109529A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 本田技研工業株式会社 車両制御装置
JP7409877B2 (ja) 2020-01-09 2024-01-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5036689B2 (ja) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5036689B2 (ja) 操作受付装置及びコンピュータプログラム
US20200301576A1 (en) Flick to send or display content
US10999619B2 (en) Display apparatus and control method thereof
US11733834B2 (en) Methods, systems, and media for navigating a user interface using directional controls
US20120194427A1 (en) Image display apparatus and method for operating the same
US9271027B2 (en) Image display apparatus and method for operating the same
EP2367098A2 (en) Portable device and control method thereof
CN103390017A (zh) 媒体***和提供与图像相对应的被推荐的搜索词的方法
KR20120131765A (ko) 디스플레이기기 및 디스플레이기기를 원격으로 제어하는 방법
WO2010067537A1 (ja) 操作受付装置及びコンピュータプログラム
KR101422003B1 (ko) 단말기의 메뉴 표시 방법 및 이를 이용한 단말기
JP5830997B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US20210041960A1 (en) Display apparatus
JP2007156922A (ja) 処理指示受付方法、電子機器、及びコンピュータプログラム
WO2010055697A1 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
KR20170057056A (ko) 원격제어장치, 원격제어장치의 구동방법, 영상표시장치, 영상표시장치의 구동방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체
US20130127841A1 (en) Three-dimensional (3d) image display method and apparatus for 3d imaging and displaying contents according to start or end of operation
KR101923443B1 (ko) 리모컨, 디스플레이기기 및 리모컨과 디스플레이 포인터의 위치를 동기시키기 위한 방법
JP6258486B2 (ja) 電子機器、方法、及びプログラム
KR20190048361A (ko) 방송 콘텐츠 재생 방법 및 장치
JP2005322086A (ja) 表示装置
JP2016038818A (ja) 電子機器、オブジェクトを選択する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees