JP2010112361A - 燃料のアルコール濃度推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料のアルコール濃度をより一層正確に推定することができる燃料のアルコール濃度推定装置を提供する。
【解決手段】フィードバック制御手段によって空燃比フィードバック制御が実行される際に、変更手段が空燃比フィードバック制御のフィードバック補正値の基準値をエンジンの運転状態に応じて適宜変更し、補正値変化度合演算手段が変更した基準値に基づいて補正値の変化度合を演算し、濃度推定手段がこの補正値の変化度合に基づいて燃料のアルコール濃度推定を実行してアルコール濃度推定値を更新する。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料のアルコール濃度を推定するアルコール濃度推定装置に関する。
自動車等の車両用のエンジンには、燃料として一般的にガソリンが使用されているが、周知の通り、アルコールを混合した燃料を使用することができるものもある。アルコールを任意の割合で(0%〜100%)混合した燃料を使用可能なエンジンを搭載した車両は、一般にFFV(Flexible Fuel Vehicle)と呼ばれている。
このようなFFV用のエンジンにおいても、ガソリンエンジンと同様に、酸素センサやLAFS(リニア空燃比センサ)を設けて排気中の酸素濃度から排気空燃比を検出し、排気空燃比が目標空燃比に近づくように燃料供給量をフィードバック補正する制御を行っている。
この際、FFVにおいてはガソリンとアルコールとの理論空燃比の相違等、両燃料の特性の相違を考慮して燃料噴射量の制御を適正に行う必要がある。すなわち、混合燃料のアルコール濃度を的確に把握し、アルコール濃度に応じた的確な燃料供給量制御を行う必要がある。そして、アルコール濃度を的確に把握するためには、給油時等のようにアルコール濃度が変化し得る状況に応じて、適宜アルコール濃度の学習を行う必要がある。
燃料のアルコール濃度の推定方法としては、様々な方法が提案されているが、例えば、酸素濃度センサの出力に応じた第1の補正係数の大きさから燃料のアルコール濃度を推定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−5130号公報
このように補正係数(補正値)に基づいて燃料のアルコール濃度を推定する場合、一般的には、一定の基準値からの変化量(ずれ量)に基づいてアルコール濃度が推定される。しかしながら、エンジンの運転状態によってベースとなる空燃比(ベースA/F)は変化する場合がある。例えば、低温始動時には、燃料噴射量が暖機増量されてベースA/Fは、リッチ側にシフトする。また、例えば、エンジンの高温始動時直後には、配管中の燃料が蒸発して気泡が発生し、これに伴ってベースA/Fはリーン側にシフトする。また、例えば、いわゆるオイル希釈燃料が蒸発することによってベースA/Fがリッチ側にシフトする。
このため、常に一定の基準値からの補正値の変化量に基づいてアルコール濃度を推定すると、運転状態によってはアルコール濃度を誤推定してしまう虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、燃料のアルコール濃度をより一層正確に推定することができる燃料のアルコール濃度推定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、アルコールを混合した燃料を使用可能なエンジンの排気空燃比を検出する排気空燃比検出手段と、該排気空燃比検出手段が検出した排気空燃比に基づき空燃比フィードバック制御を実行するフィードバック制御手段と、該フィードバック制御手段によって実行される空燃比フィードバック制御のフィードバック補正値の基準値に対する変化量に基づいて燃料のアルコール濃度推定値を更新する濃度推定値更新手段と、前記フィードバック補正値の基準値を前記エンジンの運転状態に応じて変更する変更手段と、を具備することを特徴とする燃料のアルコール濃度推定装置にある。
かかる第1の態様では、運転状態に応じて補正値の基準値(補正基準値)が変更されるため、フィードバック補正値の変化量も正確に検出される。したがって、この補正値の変化量に基づいて燃料のアルコール濃度を正確に推定することができる。
本発明の第2の態様は、前記フィードバック補正値の基準値に対する変化量に基づいて補正値の変化度合を演算する補正値変化度合演算手段をさらに具備し、前記濃度推定値更新手段が、前記補正値変化度合演算手段によって演算された補正値の変化度合に基づいて燃料のアルコール濃度推定値を更新することを特徴とする第1の態様の燃料のアルコール濃度推定装置にある。
かかる第2の態様では、補正値の変化度合に基づいて燃料のアルコール濃度が推定されることで、アルコール濃度の推定精度がさらに向上する。
本発明の第3の態様は、前記変更手段が、前記エンジンの温度に相関する相関値に応じて前記基準値を変更することを特徴とする第1又は2の態様のアルコール濃度推定装置にある。
かかる第3の態様では、エンジンの温度に相関する相関値に応じて基準値を変更することで、エンジンの運転状態に応じた空燃比の変動に拘わらず、燃料のアルコール濃度を正確に推定することができる。
本発明の第4の態様は、前記エンジンの冷却水温を検出する冷却水温検出手段を備え、
前記変更手段が、前記相関値として前記冷却水温検出手段の検出結果を用い、この検出結果に応じて前記基準値を変更することを特徴とする第3の態様の燃料のアルコール濃度推定装置にある。
かかる第4の態様では、冷却水温に応じて基準値を変更することで、特に、冷態始動時に一時的に燃料を増量し、空燃比がリッチ化した場合の基準値のずれを適切に補正できる。
本発明の第5の態様は、前記エンジンの潤滑油温を検出する油温検出手段と、前記エンジンの吸気管内圧を検出する吸気管内圧検出手段と、を備え、前記変更手段が、前記相関値として前記冷却水温検出手段と前記油温検出手段との検出結果を用いるとともに、前記吸気管内圧検出手段の検出結果を用い、これらの検出結果に応じて前記基準値を変更することを特徴とする第4の態様の燃料のアルコール濃度推定装置にある。
かかる第5の態様では、冷却水温、潤滑油温及び吸気管内圧に応じて基準値を変更することで、特に、潤滑油(オイル)に希釈した燃料が蒸発し、この蒸発した燃料が再びエンジンの燃焼室内に導入されて空燃比がリッチ化した場合の基準値のずれを適切に補正できる。
本発明の第6の態様は、前記エンジンの吸入空気の温度を検出する吸気温検出手段と、前記エンジンの始動後経過期間を検出する期間検出手段と、を備え、前記変更手段が、前記相関値として前記冷却水温検出手段と前記吸気温検出手段との前記エンジンの始動時の検出結果を用いるとともに、前記期間検出手段の検出結果を用い、これらの検出結果に応じて前記基準値を変更することを特徴とする第4の態様の燃料のアルコール濃度推定装置。
かかる第6の態様では、始動後経過期間に応じて基準値を変更することで、特に、エンジンが前回停止してから再始動するまでの期間が短い場合、すなわち、エンジン温度がある程度維持された状態で再始動を行う場合に、エンジン温度の影響を受けて燃料中にベーパが発生し、このベーパの発生によって空燃比がリーン化した場合の基準値のずれを適切に補正できる。
本発明の第7の態様は、前記変更手段が、前記基準値を変更すると共に変更した基準値に対して不感帯を設定することを特徴とする第1〜6の何れか一つの態様の燃料のアルコール濃度推定装置にある。
かかる第7の態様では、不感帯を設けることで、フィードバック補正値の変化量について、空燃比変動によるばらつきをより抑制することができる。したがって、この補正値の変化量に基づいて燃料のアルコール濃度を推定することで、推定精度がさらに向上する。
以上のように本発明によれば、燃料のアルコール濃度をより一層正確に推定することができる。したがって、空燃比を適正に制御して、排気ガス性能の悪化や、ドライバビリティの悪化等を効果的に抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。なお本実施形態では、アルコールを混合した燃料を使用可能なエンジンと、燃料のアルコール濃度推定装置を含むエンジンの制御装置とで構成されるエンジンシステムを例示して本発明を説明する。
まず、図1を参照しつつ、本実施形態に係るエンジンシステムの概略構成を説明する。
図1に示すエンジン11は、FFVに搭載される、いわゆる吸気管噴射型(Multi Point Injection)のエンジンであり、シリンダヘッド12とシリンダブロック13とクランクケース14とを有している。シリンダブロック13の各シリンダ15内には、ピストン16が往復運動可能なように収容されている。このピストン16とシリンダ15とシリンダヘッド12とで燃焼室17が形成されている。ピストン16は、コンロッド18を介してクランクケース14内に配されたクランクシャフト19に接続されている。ピストン16の往復運動は、コンロッド18を介してクランクシャフト19に伝達される。
シリンダヘッド12には吸気ポート21が形成されている。この吸気ポート21には吸気マニホールド22が接続されている。吸気ポート21には吸気弁23が設けられており、この吸気弁23によって燃焼室17と吸気ポート21が連通・遮断されるようになっている。吸気マニホールド22には、燃料パイプ24を介して燃料タンク25に接続された燃料噴射弁26が吸気ポート21内に燃料を噴射可能に設けられている。
なお燃料タンク25は、燃料タンク25内の蒸散燃料を吸着させるキャニスタ27が接続されると共に、キャニスタ27がパージ通路28を介して吸気系を構成する吸気管(吸気通路)29に接続されている。そして所定のパージ条件が成立したときに、パージ通路28に設けられたパージ弁31が開かれて、キャニスタ27内に吸着された蒸散燃料をパージ通路28から吸気管(吸気通路)29に導入される。これにより蒸散燃料の大気中への放出を防止している。また燃料タンク25内には、燃料タンク25内の燃料貯蔵量を検出する燃料レベルセンサ32が設けられている。
シリンダヘッド12には、さらに排気ポート33が形成されている。この排気ポート33には排気マニホールド34の一端が接続され、排気マニホールド34の他端には排気管35が接続されている。なお、排気ポート33には排気弁36が設けられており、吸気ポート21における吸気弁23と同様、燃焼室17と排気ポート33はこの排気弁36によって連通・遮断されるようになっている。
なおシリンダヘッド12には、各気筒に対応して点火プラグ37が取り付けられている。各点火プラグ37には、高電圧を出力する点火コイル38が接続されている。吸気マニホールド22の上流側の吸気管29には、サージタンク39が設けられ、このサージタンク39の上流側に吸気量を調整するスロットルバルブ41及びスロットルバルブ41の開度を検出するスロットルポジションセンサ(TPS)42が設けられている。さらにスロットルバルブ41の上流には、吸気量を計測するエアフローセンサ43が介装されている。
またシリンダヘッド12の上部には、吸気弁23や排気弁36を作動させるための各種動弁機構を覆うようにヘッドカバー44が設けられており、ヘッドカバー44とクランクケース14とはシリンダブロック13に設けられた連通路45によって連通されている。ヘッドカバー44にはPCV(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション)バルブ46が設けられている。このPCVバルブ46は、一端がスロットルバルブ41の下流側の吸気管29に接続されたホース47に接続されている。さらにヘッドカバー44とスロットルバルブ41の上流側の吸気管29とがホース48によって接続されている。
ここで、燃焼室17内の内壁面に付着した燃料は、ピストン16の潤滑のための潤滑油と共にシリンダ15とピストン16との隙間からクランクケース14内に流れ落ちて潤滑油を希釈する。この潤滑油を希釈した燃料(オイル希釈燃料)は、エンジン11の温度上昇に伴って蒸発し、ヘッドカバー44に設けられたPCVバルブ46を介して吸気管29に供給される。すなわち、ピストン16の作動により吸気管29及び吸気マニホールド22内が負圧になることでPCVバルブ46が開き、吸気管29に蒸発したオイル希釈燃料が供給される。そして、このオイル希釈燃料は燃焼室17において新気と共に再燃焼させられる。
排気マニホールド34に接続された排気管35には、排気浄化用触媒である三元触媒49が介装されている。三元触媒49の上流側には、触媒通過前の排ガス中の酸素濃度、つまり排気空燃比を検出する排気空燃比検出手段としてのOセンサ51が設けられている。
ECU(電子コントロールユニット)52は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM等のメモリ)、中央処理装置(CPU)や、タイマカウンタ等を備えている。このECU52によって、エンジン11の総合的な制御が行われる。ECU52の入力側には、上述したスロットルポジションセンサ42、エアフローセンサ43、Oセンサ51の他、エンジン11のクランク角を検出するクランク角センサ53、エンジン11の冷却水の温度を検出する冷却水温検出手段としての水温センサ54等の各種センサ類が接続されており、これらセンサ類からの検出情報が入力される。
一方、ECU52の出力側には、上述の燃料噴射弁26、点火コイル38、スロットルバルブ41、パージ弁31等の各種出力デバイスが接続されている。これら各種出力デバイスには、ECU52で各種センサ類からの検出情報から演算された燃料噴射時間、点火時期、スロットル開度、弁開閉時期等のパラメータ値が出力されて、燃焼室17内の燃焼状態が制御されている。
例えば、これら各種センサ類からの検出情報に基づいてエンジン11の空燃比が適正に制御される。その際、燃料のアルコール濃度によって適正な空燃比は異なるため、空燃比を適正に制御するためには、燃料のアルコール濃度を正確に検出或いは推定しておく必要がある。
本発明に係る燃料のアルコール濃度推定装置10では、フィードバック補正値の基準値に対する変化量に基づいて燃料のアルコール濃度を推定するが、その際、エンジン11の運転状態に応じて基準値を適宜変更することで、燃料のアルコール濃度の推定精度を向上させている。したがって、推定したアルコール濃度に基づいて空燃比を調整することで、空燃比をより一層適正に制御することができる。
例えば、本実施形態に係る燃料のアルコール濃度推定装置10は、上記のような各種センサ類とECU52とで構成され、ECU52は、フィードバック制御手段55と、補正値変化度合演算手段56と、濃度推定値更新手段57と、変更手段58とを具備する。
フィードバック制御手段55は、Oセンサ51が検出した排気空燃比に基づいて空燃比フィードバック制御を実行する。補正値変化度合演算手段56は、フィードバック制御手段55によって実行されるフィードバック制御のフィードバック補正値の基準値(以下、補正基準値)に対する変化量を演算すると共に、この補正値の変化量に基づいて補正値の変化度合を演算する。濃度推定値更新手段57は、補正値変化度合演算手段56によって演算された補正値の変化度合に基づいて燃料のアルコール濃度推定値を更新する。変更手段58は、補正値の変化量や変化度合の基準となる補正基準値をエンジン11の運転状態に応じて適宜変更する。
以下、図2〜図4のフローチャートを参照しつつ、アルコール濃度推定装置10によるアルコール濃度推定制御の一例について説明する。
図示するように、まずステップS1で燃料給油フラグがオンに設定されているか否かが判定される。燃料給油フラグは、後述するステップで燃料タンク25内の燃料レベルセンサ32の検出結果に基づいて燃料給油が行われたと判定された場合に、オンに設定されるフラグである。なお燃料給油フラグがオフに設定される場合については後述する。
例えば、初期設定では燃料給油フラグはオフに設定されているため(ステップS1:No)、この場合にはステップS2に進み、燃料レベルセンサ32の検出結果に基づいて燃料タンク25内の燃料レベル(燃料貯蔵量)が増加していないかどうかを判定する。つまり、燃料レベルセンサ32の検出結果に基づいて燃料給油が行われたか否かを判定する。燃料レベルが変化(上昇)している場合、つまり燃料給油が行われたと判定された場合には(ステップS2:No)、ステップS3で燃料給油フラグがオンに設定されると共に、ステップS4で給油後にエンジン11で消費された燃料量(給油後燃料消費量)ΣFL(k)がリセットされる。一方、燃料タンク25内の燃料レベルが増加していない場合、つまり燃料給油が行われていないと判定された場合には(ステップS2:Yes)、燃料給油フラグはオフの設定のまま維持され、次いでステップS5で給油後燃料消費量ΣFL(k)がリセットされる。そして、後述するステップS24に進む。
一方、ステップS1で燃料給油フラグがオンに設定されている場合には(ステップS1:Yes)、次いで、ステップS6で給油後燃料消費量ΣFL(k)が算出される。次いで、燃料のアルコール濃度推定を実施可能な期間(以下、「濃度推定期間」という)であるか否か、すなわち燃料噴射弁26から噴射される燃料のアルコール濃度が変化している期間であるか否かを判定する。具体的には、ステップS7で給油後燃料消費量ΣFL(k)が第2の所定値以下であるか否かを判定し、ステップS8で第1の所定値以上であるか否かを判定する。なお、第2の所定値とは、第1の所定値よりも大きい値に設定されている。
そしてステップS7で給油後燃料消費量ΣFL(k)が第2の所定値以下であり(ステップS7:Yes)、さらに給油後燃料消費量ΣFL(k)が第1の所定値以上である場合に(ステップS8:Yes)、濃度推定期間であると判定される。一方、給油後燃料消費量ΣFL(k)が第2の所定値よりも大きい場合(ステップS7:No)、或いは給油後燃料消費量ΣFL(k)が第1の所定値よりも小さい場合には(ステップS8:No)、濃度推定期間ではないと判定される。
濃度推定期間であると判定されると、次いでステップS9でフィードバック制御手段55によって実行されるフィードバック制御による空燃比(A/F)学習が禁止されると共に、パージ周期(パージタイマ)が特別設定に切り替えられる。
濃度推定期間中は、上述したように燃料給油に伴って燃料噴射弁26から噴射される燃料のアルコール濃度が変化していると考えられるため、フィードバック制御によるA/F学習を行うと空燃比を誤学習してしまう虞がある。このため濃度推定期間である場合にはA/F学習が禁止される。
また後述するステップで燃料のアルコール濃度推定を実行する際にパージが実施されていると、それに伴って排気空燃比が変化してしまいアルコール濃度を誤推定してしまう虞がある。このため濃度推定期間であると判定された段階でパージ周期を特別設定としてパージ導入期間を短くし、アルコール濃度推定を頻繁に実行できるようにしている。
次いで、ステップS10で、その他のアルコール濃度推定実行条件が成立している否か、例えば、パージの実施状況、冷却水の温度等の条件が成立しているか否かが判定される。そして、アルコール濃度推定実行条件が成立していると判定されると(ステップS10:Yes)、ステップS11で濃度推定実行条件フラグがオンに設定された後、アルコール濃度推定オフセット処理のサブルーチンが実行される(ステップS12)。
後述するように燃料のアルコール濃度は、排気空燃比に基づいて算出されるフィードバック補正値(補正係数)の、基準値(補正基準値)に対する変化量に基づいて推定される。本発明では、以下に説明するアルコール濃度推定のオフセット処理により、変更手段58が、運転状態に応じて補正基準値自体を適宜変更することで、燃料のアルコール濃度の推定精度を高めている。例えば、本実施形態では、変更手段58が、エンジンの温度に相関する相関値に応じて基準値を変更している。
具体的には、図4に示すように、まずステップS31で空燃比のフィードバック補正値の平均値KI_AVEを算出する。なおフィードバック補正値は、例えば、Oセンサによって検出された排気空燃比が目標空燃比と一致するように、その偏差に基づいて演算周期毎に所定ゲインずつ加算されて算出される。次いで、始動時の吸気温が所定温度よりも高く且つエンジン11の始動時の冷却水温度が所定温度よりも高いか否かが判定される(ステップS32)。このステップS32では、エンジン11が高温再始動されたか否かを判定している。なお吸気温は、例えば、図示しないが外気温センサの検出結果に基づいて算出(推定)する(吸気温検出手段)。勿論、吸気温は、吸気管29に設けたセンサ等によって直接検出するようにしてもよい。
そしてエンジン11が高温再始動ではない場合には(ステップS32:No)、ステップS33に進み、暖機増量に伴う補正基準値のオフセット量KI_WPOFを、例えば、図5に示すような冷却水の温度(水温)と補正基準値及び不感帯との関係を示すマップに基づいて算出する。またオフセット処理されたオフセット値に対する不感帯KI_WPDH/L(最大値KI_WPDH、最小値KI_WPDL)を設定する。なお図5に示すマップは、例えば、水温と補正基準値との関係を示すマップ(図6参照)と、水温と不感帯との関係を示すマップ(図7参照)とを合成することによって作成される。
さらに、ステップS34でオイル希釈燃料量(推定値)に伴う補正基準値のオフセット量KI_OLOF及び不感帯KI_OLDH/Lをオイル希釈燃料推定演算により算出する。
このオイル希釈燃料量の推定は、例えば以下の通りに行う。エンジン11を始動する際には、いわゆる燃料の始動増量等によって燃料噴射量が増加するため、それに伴ってオイル希釈燃料量も変化(増加)することになる。また燃料噴射量はエンジン11の冷却水の水温(冷却水温)や燃料のアルコール濃度によっても異なる。
本実施形態では、まず燃料の始動増量等に伴うオイル希釈燃料量の増加分として、始動時希釈量が算出される。この始動時希釈量は、例えば、図8に示すように、始動時の冷却水の温度(始動時水温)及び燃料のアルコール濃度と始動時希釈量との関係を規定するマップに基づいて算出される。なお始動時希釈量は、始動時水温が低く且つアルコール濃度が高い状態において最も多く、始動時水温の上昇及びアルコール濃度の低下に伴って減少する。そして、この始動時希釈量に基づいてオイル希釈燃料量が算出される。具体的には、前回算出したオイル希釈燃料量に始動時希釈量を加算することで、今回のオイル希釈燃料量が算出される。
また希釈燃料が蒸発して筒内(燃焼室)に流れ込むと、その分だけオイル希釈燃料量は減少することになるため、オイル希釈燃料量から燃料蒸発吸入量を減算することで、オイル希釈燃料量の値を更新している。
具体的には、まず希釈燃料の蒸発率が算出される。この燃料蒸発率の算出方法は、特に限定されないが、例えば、図9に示すように、油温と燃料蒸発率との関係を規定するマップから算出される。そして、PCVバルブ46から吸気マニホールド22(吸気管29)に流れ込むガス流量の補正係数であるPCV流量補正係数が算出される。このPCV流量補正係数の算出方法は、特に限定されないが、例えば、図10に示すように、クランクケース14内の圧力(大気圧)と吸気マニホールド22(吸気管29)内の圧力との差圧とPCV流路補正係数との関係を規定するマップから算出される。
なお、油温は、例えば水温センサ54の出力に基づく推定により検出でき(油温検出手段)、吸気マニホールド22(吸気管29)内の圧力は例えば内圧を検知する吸気管内圧検出手段としての圧力センサを設けることで検出できる。これらは、従来から提供されている様々の手法を適用できる。
これら燃料蒸発率及びPCV流量補正係数と、オイル希釈燃料量とに基づいて、筒内(燃焼室)に流れ込む希釈燃料の量である燃料蒸発吸入量が算出される。そして、この燃料蒸発吸入量がオイル希釈燃料量から減算されてオイル希釈燃料量が更新される。
次いで、これらステップS33及びステップS34で算出したオフセット量に基づいて、補正基準値のオフセット値KI_OFSを算出する(ステップS35)。さらにステップS35で算出したオフセット値KI_OFSに対する不感帯を算出する(ステップS36)。つまり上述のステップで算出した不感帯の最大値及び最小値を不感帯(KI_DH,KI_DL)として設定する。
そして、これらの値に基づいて、ステップS37で補正基準値を算出する。つまり、変更手段58が運転状態に応じて補正基準値を変更する。なお、不感帯の設定方法は、特に限定されず、例えば、図11に示すように、オフセット量のフィルタ値KI_OLOFと不感帯との関係を規定するマップから算出して設定してもよい。また不感帯は必ずしも設定しなくてもよい。
一方、ステップS32で高温再始動時であると判定された場合には(ステップS32:Yes)、ステップS38に進み、高温再始動時の燃料ベーパ発生に伴う補正基準値のオフセット量KI_HSOF及びオフセット値に対する不感帯KI_HSDH/Lを、例えば、図12に示すような始動後経過時間と補正基準値及び不感帯との関係を示すマップから算出する。
なおエンジン11の始動後経過時間は、例えば、期間検出手段として機能するECU52のタイマカウンタ(図示なし)等によって検出すればよい。また図12に示すマップは、例えば、始動後経過時間と補正基準値との関係を示すマップ(図13参照)と、始動後経過時間と不感帯との関係を示すマップ(図14参照)とを合成することによって作成される。
その後、ステップS39及びステップS40で、ステップS33及びステップS34と同様に、各種のオフセット量(KI_WPOF,KI_OLOF)及び不感帯(KI_WPDH/L,KI_OLDH/L)を算出する。そしてこれらの値に基づいて、ステップS41で補正基準値オフセット値KI_OFSを算出すると共にステップS42で不感帯KI_DH/Lを算出する。その後ステップS37に進み、補正基準値を算出(変更)する。これにより、アルコール濃度推定オフセット処理が終了する。
このようにアルコール濃度推定オフセット処理が終了した後は、ステップS13に進み、補正値変化度合演算手段56が、空燃比フィードバック制御のフィードバック補正値の変化度合を演算する。例えば、本実施形態では、補正値変化度合演算手段56は、Oセンサ51によって検出された排気空燃比に基づいて、補正値の変化度合として補正値の変化割合ΔKを演算する。
補正値変化度合演算手段56は、具体的には下記(I)〜(III)の手順で空燃比のフィードバック補正値(A/F補正値)の変化割合ΔKを算出する(ステップS13)。
(I)A/F補正値KPRSTを下記式(1)によって算出する。
KPRST={KI_AVE+(KLRN−1)}×KALCH・・・(1)
なお「KLRN」はA/F学習が禁止された際に固定値として記憶されたA/F補正値であり、「KALCH」はアルコール濃度補正値であり、初期設定では「1」であると擬制される。
(II)A/F補正ベース値KBASEを下記式(2)によって算出する。
KBASE={KI_STD+(KLRN−1)}×KALCH・・・(2)
(III)A/F補正値の変化割合ΔKを下記式(3)によって算出する。
ΔK=(KPRST−KBASE)/KBASE・・・(3)
このように補正値の変化割合ΔKを算出することで、補正値の変化割合ΔKを極めて正確に算出することができる。具体的には、上述したアルコール濃度推定オフセット処理によって得た補正基準値KI_STDに基づいてA/F補正ベース値が算出されている。すなわち、変更された補正基準値(オフセット値:図5,図12参照)を基準として補正値の変化量が算出される。なお本実施形態では不感帯を設定しているため、不感帯の境界値を基準として補正値の変化量が算出される。そして、このA/F補正ベース値に基づいてA/F補正値の変化割合ΔKを算出することで、変化割合ΔKを正確に算出することができる。
このようにA/F補正値の変化割合ΔKが演算された後は、ステップS14で濃度推定値更新手段57によるアルコール濃度推定値が一回以上更新されたか否かが判定される。具体的には濃度変化フラグがオフに設定されている否かが判定される。この濃度変化フラグとは、アルコール濃度推定値が更新されるとオンに設定されるフラグである。
次いでステップS14の判定結果に応じて補正値の変化割合ΔKの判定閾値が設定される。濃度変化フラグがオフに設定されている場合、つまりアルコール濃度推定値の更新が一回目であると判定された場合には(ステップS14:Yes)、ステップS15で第1の閾値が判定閾値として設定される。一方、濃度変化フラグがオンに設定されている場合、つまりアルコール濃度推定値の更新が二回目以降であると判定された場合には(ステップS14:No)、ステップS16で第1の閾値よりも小さい値である第2の閾値が判定閾値として設定される。
そして、ステップS17で補正値の変化割合の絶対値(|ΔK|)が、判定閾値(第1の閾値又は第2の閾値)よりも大きいか否かが判定される。ここで|ΔK|>「判定閾値」である場合には(ステップS17:Yes)、ステップS18で濃度変化フラグがオンに設定された後、アルコール濃度補正値KALCHが更新される(ステップS19)。
その後、濃度推定値更新手段57が、例えば、燃料のアルコール濃度とアルコール濃度補正値との関係を示すマップ等を参照し、ステップS19で更新されたアルコール濃度補正値KALCHに基づいて燃料のアルコール濃度推定を実行して燃料のアルコール濃度推定値を更新し(ステップS20)、リターンされる。なおステップS17で、|ΔK|≦「判定閾値」である場合には(ステップS17:No)、アルコール濃度推定値が更新されることなく、リターンされる。
またステップS1に戻り、給油フラグがオンに設定されている場合には(ステップS1:Yes)、ステップS6で給油後燃料消費量ΣFL(k)が徐々に増加する。そしてステップS7で給油後燃料消費量ΣFL(k)が第2の所定値よりも大きくなると、次いでステップS21で濃度推定実行条件フラグがオンにセットされているか否かが判定される。ここで濃度推定実行条件フラグがオンに設定されていない場合、つまりアルコール濃度推定実行条件が一度も成立していない場合には(ステップS21:No)、ステップS8に進む。ステップS21からステップS8に進んだ場合、給油後燃料消費量ΣFL(k)は第1の所定値以上であるため(ステップS8:Yes)、その後ステップS9以降の処理が実行される。
すなわち本実施形態では、アルコール濃度推定が一度も実行されていない場合には、給油後燃料消費量ΣFL(k)が第2の所定値を超えた場合でも、所定のタイミングで、アルコール濃度推定が実行されるようにしている。
また濃度推定実行条件フラグがオンに設定されている場合、つまりアルコール濃度推定実行条件が成立している場合には(ステップS21:Yes)、次いでステップS22で燃料給油フラグがオフに設定されると共に、ステップS23で給油後燃料消費量ΣFL(k)がリセットされる。またステップS24でA/F学習が許可されると共に、パージ周期が通常設定に切り替えられる。さらに濃度変化フラグがオフに設定されると共に、濃度推定実行条件フラグがオフに設定されて、その後、リターンされる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、勿論本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、補正値の変化度合として補正値の変化割合ΔKを算出し、この変化割合ΔKに基づいてアルコール濃度を推定するようにしたが、変化割合ΔKを必ずしも算出しなくてもよく、補正値の変化量に基づいてアルコール濃度を推定するようにしてもよい。また例えば、上述の実施形態では、吸気管噴射型のエンジンを例示して本発明を説明したが、勿論、本発明は、例えば、筒内噴射型等、他のタイプのエンジンにも採用することができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンシステムの概略構成図である。 本発明に係る燃料のアルコール濃度推定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る燃料のアルコール濃度推定処理を示すフローチャートである。 本発明に係る燃料のアルコール濃度推定処理を示すフローチャートである。 水温と補正基準値及び不感帯との関係を示すマップである。 水温と補正基準値との関係を示すマップである。 水温と不感帯との関係を示すマップである。 始動時水温及びアルコール濃度と始動時希釈量との関係を規定するマップである。 油温と燃料蒸発率との関係を規定するマップである。 差圧とPCV流量補正係数との関係を規定するマップである。 A/F補正値のオフセット量のフィルタ値と不感帯との関係を規定するマップである。 高温再始動時の始動後経過時間と補正基準値及び不感帯との関係を示すマップである。 高温再始動時の始動後経過時間と補正基準値との関係を示すマップである。 高温再始動時の始動後経過時間と不感帯との関係を示すマップである。
符号の説明
11 エンジン
12 シリンダヘッド
13 シリンダブロック
14 クランクケース
15 シリンダ
16 ピストン
17 燃焼室
18 コンロッド
19 クランクシャフト
21 吸気ポート
22 吸気マニホールド
23 吸気弁
24 燃料パイプ
25 燃料タンク
26 燃料噴射弁
27 キャニスタ
28 パージ通路
29 吸気管
31 パージ弁
32 燃料レベルセンサ
33 排気ポート
34 排気マニホールド
35 排気管
36 排気弁
37 点火プラグ
38 点火コイル
39 サージタンク
41 スロットルバルブ
42 スロットルポジションセンサ
43 エアフローセンサ
44 ヘッドカバー
45 連通路
46 PCVバルブ
47,48 ホース
49 三元触媒
51 Oセンサ
52 ECU
53 クランク角センサ
54 水温センサ

Claims (7)

  1. アルコールを混合した燃料を使用可能なエンジンの排気空燃比を検出する排気空燃比検出手段と、
    該排気空燃比検出手段が検出した排気空燃比に基づき空燃比フィードバック制御を実行するフィードバック制御手段と、
    該フィードバック制御手段によって実行される空燃比フィードバック制御のフィードバック補正値の基準値に対する変化量に基づいて燃料のアルコール濃度推定値を更新する濃度推定値更新手段と、
    前記フィードバック補正値の基準値を前記エンジンの運転状態に応じて変更する変更手段と、
    を具備することを特徴とする燃料のアルコール濃度推定装置。
  2. 前記フィードバック補正値の基準値に対する変化量に基づいて補正値の変化度合を演算する補正値変化度合演算手段をさらに具備し、
    前記濃度推定値更新手段が、前記補正値変化度合演算手段によって演算された補正値の変化度合に基づいて燃料のアルコール濃度推定値を更新することを特徴とする請求項1に記載の燃料のアルコール濃度推定装置。
  3. 前記変更手段が、前記エンジンの温度に相関する相関値に応じて前記基準値を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料のアルコール濃度推定装置。
  4. 前記エンジンの冷却水温を検出する冷却水温検出手段を備え、
    前記変更手段が、前記相関値として前記冷却水温検出手段の検出結果を用い、この検出結果に応じて前記基準値を変更することを特徴とする請求項3に記載の燃料のアルコール濃度推定装置。
  5. 前記エンジンの潤滑油温を検出する油温検出手段と、
    前記エンジンの吸気管内圧を検出する吸気管内圧検出手段と、を備え、
    前記変更手段が、前記相関値として前記冷却水温検出手段と前記油温検出手段との検出結果を用いるとともに、前記吸気管内圧検出手段の検出結果を用い、これらの検出結果に応じて前記基準値を変更することを特徴とする請求項4に記載の燃料のアルコール濃度推定装置。
  6. 前記エンジンの吸入空気の温度を検出する吸気温検出手段と、
    前記エンジンの始動後経過期間を検出する期間検出手段と、を備え、
    前記変更手段が、前記相関値として前記冷却水温検出手段と前記吸気温検出手段との前記エンジンの始動時の検出結果を用いるとともに、前記期間検出手段の検出結果を用い、これらの検出結果に応じて前記基準値を変更することを特徴とする請求項4に記載の燃料のアルコール濃度推定装置。
  7. 前記変更手段が、前記基準値を変更すると共に変更した基準値に対して不感帯を設定することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の燃料のアルコール濃度推定装置。
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