JP2010110114A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単で安価な回路で位相をずらした並列動作を実現するスイッチング電源装置。
【解決手段】直流電源の両端にスイッチング素子Q11とQ12が直列接続され、Q12の両端に補助巻線Na1を有するトランスT1aの一次巻線Np1とコンデンサCi1が直列接続され、トランスT1aの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備えた第1コンバータ3、直流電源の両端にスイッチング素子Q21とQ22が直列接続され、Q22の両端にトランスT2の一次巻線Np2とコンデンサCi2が直列接続され、トランスT2の二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備えた第2コンバータ4、第1整流回路と第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路Co1、補助巻線に接続された共振リアクトルL1と共振コンデンサC1とからなる直列共振回路1の電流に応じてスイッチング素子Q21とQ22をオン/オフさせる制御回路11を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、簡単で安価なスイッチング電源装置に関する。
図12は従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図12に示すスイッチング電源装置は、電流共振型スイッチング電源装置と呼ばれる方式で、例えば商用電源からの交流電圧を整流平滑した直流電圧を直流入力電圧Vinとして入力する。直流入力電圧Vinを供給する直流電源Vinの両端にはMOSFETからなるスイッチング素子Q11(第1スイッチング素子)とMOSFETからなるスイッチング素子Q12(第2スイッチング素子)とが直列に接続されている。
スイッチング素子Q12のドレイン−ソース間(又はスイッチング素子Q11のドレイン−ソース間でも良い)には電圧共振コンデンサCv1が接続されるとともに、共振リアクトルLr1とトランスT1の一次巻線Np1と電流共振コンデンサCi1とからなる第1共振回路が接続されている。共振リアクトルLr1は例えばトランスT1のリーケージインダクタンスによって代用される。
スイッチング素子Q12のドレイン−ソース間にはダイオードD1が接続され、スイッチング素子Q11のドレイン−ソース間にはダイオードD2が接続されている。ダイオードD1,D2は、スイッチング素子Q11,Q12の寄生ダイオードであってもよい。
また、トランスT1の二次側には、それぞれが逆相となるように巻回された二次巻線Ns11,Ns12が直列に接続されている。二次巻線Ns11,Ns12に発生する電圧はダイオードD11,D12により整流され、出力平滑コンデンサCo1により平滑されて出力電圧Vo1として出力される。
スイッチング素子Q11,Q12が同時にオンとなるのを防止するデッドタイムを設けたゲート信号が、制御回路10からスイッチング素子Q11,Q12のゲートに交互に同じオン幅で入力される。
スイッチング素子Q11,Q12が交互にオン/オフすると、スイッチング素子Q11,Q12には図13に示すような共振電流Q11i,Q12iが流れ、トランスT1の二次側にはダイオードD11,D12を通して正弦波状の共振電流D11i,D12iが放出される。
出力電圧Vo1は、図示しないフォトカプラなどの絶縁手段を介して一次側の制御回路10に帰還され、制御回路10により出力電圧Vo1が所定値となるようにスイッチング素子Q11,Q12のスイッチング周波数が制御される。
この電流共振型スイッチング電源装置では、図13に示すようにそれぞれのスイッチング素子Q11,Q12のオン時には、電流がマイナス方向(ダイオードD2,D1に流れる電流)に流れているため、スイッチング損失が発生しない。また、共振動作を行っているため、スイッチング素子Q11,Q12のオフ時のサージ電圧も発生しない。このため、低耐圧のスイッチング素子を使用でき、高効率の電源を構成するのに極めて有効な方式である。
しかしながら、図12に示す電流共振型スイッチング電源装置では、二次側には正弦波状の電流D11i,D12iが交互に流れるため、電流D11i,D12iは不連続動作となる。このため、出力平滑コンデンサCo1に流れるリップル電流Co1iは、出力電流のおよそ5〜7割程度となり、電流が連続的に流れるフォワードコンバータなどと比較すると大きい。出力平滑コンデンサCo1に一般的に使用される電解コンデンサは、許容リップル電流の規定があり、この規定を満足するためには電解コンデンサを何本か並列接続しなければならない。このため、コスト及び実装面積が増加するという課題を有していた。
この課題を解決するものとして、特許文献1は、複数の回路を並列に接続し、それぞれの回路の位相をずらして動作させることにより電解コンデンサのリップル電流を軽減する方法を開示している。
特開平4−105552号公報
しかしながら、特許文献1の方式では、制御回路内の高周波発振回路の出力するパルス信号を分周する回路などが必要になり、制御回路が複雑化するとともに高価になるという課題を有していた。
本発明は、簡単で且つ安価な回路により位相をずらした並列動作を実現することができるスイッチング電源装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、第1の発明は、直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に補助巻線を有する第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、前記補助巻線に直列に接続された共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路と、前記直列共振回路に流れる電流に応じて前記第3スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に互いに逆極性に巻回された第1補助巻線と第2補助巻線とを有する第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、前記第1補助巻線に直列に接続された第1共振リアクトルと第1共振コンデンサとからなる第1直列共振回路と、前記第1直列共振回路の電流に応じて前記第3スイッチング素子をオン/オフさせる第1制御回路と、前記第2補助巻線に直列に接続された第2共振リアクトルと第2共振コンデンサとからなる第2直列共振回路と、前記第2直列共振回路の電流に応じて前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる第2制御回路とを備えることを特徴とする。
第3の発明は、直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に接続された共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路と、前記直列共振回路に流れる電流に応じて前記第3スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路とを備えることを特徴とする。
第4の発明は、直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に互いに逆極性に巻回された第1の二次巻線及び第2の二次巻線を有する第3トランスの一次巻線と第3コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、前記第3トランスの第1の二次巻線に直列に接続された第1共振リアクトルと第1共振コンデンサとからなる第1直列共振回路と、前記第1直列共振回路の電流に応じて前記第3スイッチング素子をオン/オフさせる第1制御回路と、前記第3トランスの第2の二次巻線に直列に接続された第2共振リアクトルと第2共振コンデンサとからなる第2直列共振回路と、前記第2直列共振回路の電流に応じて前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる第2制御回路とを備えることを特徴とする。
第5の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のスイッチング電源装置において、前記直流電源に代えて、第1力率改善回路と第2力率改善回路とを設け、前記第1力率改善回路は、交流電源の交流電圧を整流した整流電圧を第1スイッチによりオン/オフして力率を改善するとともに所定の直流電圧に変換して前記第1コンバータに供給し、前記第2力率改善回路は、前記交流電圧を整流した整流電圧を第2スイッチによりオン/オフして力率を改善するとともに前記第1力率改善回路の第1スイッチのオン幅と同じオン幅で直流電圧に変換して前記第2コンバータに供給することを特徴とする。
第6の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のスイッチング電源装置において、前記直流電源に代えて、分圧用直流電源を設けるとともに、前記分圧用直流電源の両端に第1分圧コンデンサと第2分圧コンデンサとが直列に接続され、前記第1分圧コンデンサの直流電圧が前記第1コンバータに供給され、前記第2分圧コンデンサの直流電圧が前記第2コンバータに供給されることを特徴とする。
第7の発明は、共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路と、前記直列共振回路に直列に接続される巻線を有する第1トランスを少なくとも1つ備え、第1スイッチ回路のオン/オフ動作により第1直流電源から入力電力を入力し、前記第1トランスの二次側から、又は他のトランスの二次側から出力電力を出力する第1コンバータと、第2トランスを備え、第2スイッチ回路のオン/オフ動作により前記第1直流電源又は第2直流電源から入力電力を入力し、前記第2トランスの二次側から出力電力を出力する第2コンバータと、前記第1コンバータと前記第2コンバータとから出力される出力電力を整流平滑して直流出力を取り出す整流平滑回路と、前記直列共振回路の電流に応じて前記第2スイッチ回路のオン/オフ動作を制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、制御回路は、共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路の電流に応じて第2コンバータのスイッチング素子をオン/オフさせる。このため、第2コンバータから出力に放出される電流は、第1コンバータから出力される電流に対して位相がずれた電流となる。このため、簡単な回路を追加するのみで、位相をシフトさせた並列動作を実現でき、出力平滑コンデンサのリップル電流を大幅に軽減できる。
以下、本発明のスイッチング電源装置の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図1に示すスイッチング電源装置は、直流電源Vin(第1直流電源)、第1コンバータ3、第2コンバータ4、出力平滑コンデンサCo1を有している。
第1コンバータ3は、図12に示す従来のスイッチング電源装置に対して、一次巻線Np1と二次巻線Ns11,Ns12と補助巻線Na1とを有するトランスT1a(第1トランス)を設けた点が異なるのみであり、その他の構成は同じであるので、その説明は省略する。
第2コンバータ4は、第1コンバータ3と同様に、直流電源Vinの両端にはMOSFETからなるスイッチング素子Q21(第3スイッチング素子)とMOSFETからなるスイッチング素子Q22(第4スイッチング素子)とが直列に接続されている。
なお、スイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12とは、第1スイッチ回路を構成し、スイッチング素子Q21とスイッチング素子Q22とは、第2スイッチ回路を構成する。
スイッチング素子Q22のドレイン−ソース間(又はスイッチング素子Q21のドレイン−ソース間でもよい)には電圧共振コンデンサCv2が接続されるとともに、共振リアクトルLr2とトランスT2(第2トランス)の一次巻線Np2と電流共振コンデンサCi2とからなる第2共振回路が接続されている。共振リアクトルLr2は例えばトランスT2のリーケージインダクタンスによって代用される。
スイッチング素子Q22のドレイン−ソース間にはダイオードD3が接続され、スイッチング素子Q21のドレイン−ソース間にはダイオードD4が接続されている。ダイオードD3,D4は、スイッチング素子Q21,Q22の寄生ダイオードであってもよい。
また、トランスT2の二次側には、それぞれが逆相(逆極性)となるように巻回された二次巻線Ns21,Ns22が直列に接続されている。二次巻線Ns21,Ns22に発生する電圧はダイオードD21,D22により整流され、出力平滑コンデンサCo1により平滑されて出力電圧Vo1として出力される。
なお、ダイオードD11,D12,D21,D22と出力平滑コンデンサCo1とは、整流平滑回路を構成する。
スイッチング素子Q21,Q22のゲートには制御回路11が接続され、制御回路11には、トランスT1aの補助巻線Na1に接続された共振リアクトルL1と共振コンデンサC1とからなる直列共振回路1(直列共振回路)が接続されている。
図2は実施例1に係るスイッチング電源装置の制御回路11の内部回路図である。図2に示す制御回路11において、トランジスタQ1のベース−エミッタ間には、転流用のダイオードD5が接続されるとともに、直列共振回路1とトランスT1aの補助巻線Na1との直列回路が接続されている。
トランジスタQ1のコレクタは、例えば制御回路11の動作電源Vcc1に抵抗R1を介して接続されている。トランジスタQ1のコレクタと抵抗R1との接続点にはドライバ14が接続され、ドライバ14の出力はスイッチング素子Q22のゲートに接続されている。
また、トランジスタQ1のコレクタと抵抗R1との接続点にはインバータ回路12が接続され、インバータ回路12の出力はドライバ13を介してスイッチング素子Q21のゲートに接続されている。ドライバ13は、図示していないが、内部でレベルシフト回路が構成され、グランド電位を基準とした信号をスイッチングQ21とスイッチングQ22との接続点を基準にした信号に変換している。
次にこのように構成された実施例1のスイッチング電源装置の動作について、図3に示す動作波形図を参照しながら説明する。
まず、第1コンバータ3は、図12に示す従来例と同様にスイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12とが交互に同じオン幅でオン/オフを繰り返して、トランスT1aの二次側には正弦波状の共振電流D11i,D12iが放出される。
スイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12とが交互にオン/オフすることにより、トランスT1aの補助巻線Na1には正負対称の方形波状の交流電圧Na1vが発生する。この交流電圧Na1vが共振リアクトルL1と共振コンデンサC1との直列共振回路1に印加されることにより、直列共振回路1にはトランジスタQ1のベース−エミッタ間、又はダイオードD5を通して三角波状の電流L1iが流れる。
このような共振リアクトルL1と共振コンデンサC1との直列共振回路1に交流電圧Na1vを印加した場合、電流は電圧に対して90°位相が遅れる。このため、直列共振回路1に流れる電流L1iは、スイッチング素子Q11,Q12のオン期間の中間点(例えば時刻t2)で正負が切り替わる。
この電流L1iはトランジスタQ1のベース電流として流れるため、トランジスタQ1のコレクタ電圧Q1vceは、スイッチング素子Q11,Q12のオン期間の中間点(例えば時刻t2)で電圧レベルが切り替わる。
トランジスタQ1のコレクタ電圧は、ドライバ14を通してスイッチング素子Q22のゲート信号Q22vgsとして出力される。また、インバータ回路12によって反転されたトランジスタQ1のコレクタ電圧は、ドライバ13を介してスイッチング素子Q21のゲート信号Q21vgsとして出力される。
なお、ドライバ13,14は、図示していないが、スイッチング素子Q21,Q22の同時オンを防止するための遅延回路を内部に有している。
このようなゲート信号Q21vgs,Q22vgsがスイッチング素子Q21,Q22のゲートに入力されることにより、第2コンバータ4は、第1コンバータ3に対して周波数が等しく、位相が90°ずれた動作となる。
第2共振回路を構成する共振リアクトルLr2とトランスT2の一次巻線Np2と電流共振コンデンサCi2との共振時定数を、第1共振回路を構成する共振リアクトルLr1とトランスT1aの一次巻線Np1と電流共振コンデンサCi1との共振時定数と同様の値とした場合には、第2コンバータ4から出力に放出される電流D21i,D22iは、第1コンバータ3から出力される電流D11i,D12iに対して位相が90°ずれた電流となる。このため、出力平滑コンデンサCo1に流れるリップル電流Co1iは、図12に示すような従来の1つのコンバータで構成した場合に比べて、およそ5分の1程度に軽減される。
このように実施例1のスイッチング電源装置によれば、制御回路11は、共振リアクトルL1と共振コンデンサC1とからなる直列共振回路1の電流L1iに応じて第2コンバータ4のスイッチング素子Q21,Q22をオン/オフさせる。即ち、簡単な回路を追加するのみで、位相をシフトさせた並列動作を実現でき、出力平滑コンデンサCo1のリップル電流Co1iを大幅に軽減できる。
図4は本発明の実施例2に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図4に示す実施例2のスイッチング電源装置は、図1に示す実施例1のスイッチング電源装置に対して、トランスT1b、トランジスタQ1,Q2、ダイオードD5,D6のみが異なるので、この部分のみを説明する。
トランスT1b(第1トランス)は、一次巻線Np1と二次巻線Ns11,Ns12と補助巻線Nb1,Nb2とを有している。補助巻線Nb1(第1補助巻線)と補助巻線Nb2(第2補助巻線)とは、互いに逆相(逆極性)となるように巻回されている。
トランジスタQ1(第1制御回路)のベース−エミッタ間には、転流用のダイオードD5が接続されるとともに、共振リアクトルL1と共振コンデンサC1とからなる直列共振回路1(第1直列共振回路)と、トランスT1bの補助巻線Nb1との直列回路が接続されている。トランジスタQ1のエミッタは、スイッチング素子Q21のソースに接続され、トランジスタQ1のコレクタは、スイッチング素子Q21のゲートに接続されている。トランジスタQ1のコレクタは、抵抗R1を介して、スイッチング素子Q21とスイッチング素子Q22との接続点を基準とした動作電源Vcc2に接続されている。
トランジスタQ2(第2制御回路)のベース−エミッタ間には、転流用のダイオードD6が接続されるとともに、共振リアクトルL2と共振コンデンサC2とからなる直列共振回路2(第2直列共振回路)と、トランスT1bの補助巻線Nb2との直列回路が接続されている。トランジスタQ2のエミッタは、スイッチング素子Q22のソースに接続され、トランジスタQ2のコレクタは、スイッチング素子Q22のゲートに接続されている。トランジスタQ2のコレクタは、抵抗R2を介して、グランドを基準とした動作電源Vcc3に接続されている。
次にこのように構成された実施例2のスイッチング電源装置の動作について、図5に示す動作波形図を参照しながら説明する。
まず、第1コンバータ3aは、図12に示す従来例と同様にスイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12とが交互に同じオン幅でオン/オフを繰り返して、トランスT1bの二次側には正弦波状の共振電流D11i,D12iが放出される。
スイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12とが交互にオン/オフすることにより、トランスT1bの補助巻線Nb1,Nb2には正負対称の方形波状の交流電圧Nb1v,Nb2vがそれぞれ正負反転した波形として発生する。この交流電圧Nb1v,Nb2vが共振リアクトルL1,L2と共振コンデンサC1,C2の直列共振回路1,2に印加されることにより、直列共振回路1,2にはトランジスタQ1,Q2のベース−エミッタ間、又はダイオードD5,D6を通して三角波状の電流L1i,L2iが流れる。
このような共振リアクトルL1,L2と共振コンデンサC1,C2との直列共振回路1,2に交流電圧Nb1v,Nb2vを印加した場合、電流は電圧に対して90°位相が遅れる。このため、直列共振回路1,2に流れる電流L1i,L2iは、スイッチング素子Q11,Q12のオン期間の中間点(例えば時刻t2)で正負が切り替わる。
この電流L1i,L2iはトランジスタQ1,Q2のベース電流として流れるため、トランジスタQ1,Q2は、直列共振回路1,2に正の電流が流れている期間のみオンとなる。トランジスタQ1,Q2がオフの期間には抵抗R1,R2によりスイッチング素子Q21,Q22にゲート信号が入力される。
即ち、図4に示す構成を採用することにより、直列共振回路1,2の電流L1i,L2iは正負反転した電流であるので、スイッチング素子Q21,Q22には第1コンバータ3aに対して周波数が等しく、位相が90°ずれたゲート信号Q21vgs,Q22vgsが交互に入力される。
これにより、実施例1と同様に出力平滑コンデンサCo1のリップル電流Co1iを軽減することができる。また、デッドタイムは、抵抗R1,R2とスイッチング素子Q21,Q22のゲート容量との時定数により、オン時刻を遅らせることにより生成でき、実施例1に比べて、遅延回路やレベルシフト回路を削除できる。
図6は本発明の実施例3に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図6に示す実施例3のスイッチング電源装置は、図4に示す実施例2のスイッチング電源装置に対して、トーテムポール型接続されたトランジスタQ1,Q3(第1ドライブ回路)と、トーテムポール型接続されたトランジスタQ2,Q4(第2ドライブ回路)とを設けた点が異なる。
共振リアクトルL1と共振コンデンサC1との直列共振回路1の一端は、トランジスタQ1,Q3のベースに接続され、トランジスタQ1,Q3のエミッタは、スイッチング素子Q21のゲートに接続されている。トランジスタQ3のコレクタは、スイッチング素子Q21のソースに接続され、トランジスタQ1のコレクタは、抵抗R1を介して動作電源Vcc2に接続されている。
共振リアクトルL2と共振コンデンサC2との直列共振回路2の一端は、トランジスタQ2,Q4のベースに接続され、トランジスタQ2,Q4のエミッタは、スイッチング素子Q22のゲートに接続されている。トランジスタQ4のコレクタは、スイッチング素子Q22のソースに接続され、トランジスタQ2のコレクタは、抵抗R2を介して動作電源Vcc3に接続されている。
このような構成において、直列共振回路1,2には実施例2と同様に第1コンバータ3aに対して90°位相のずれた正負対称の三角波状の電流が、トランジスタQ1,Q3及びトランジスタQ2,Q4のベース−エミッタ間に流れる。
直列共振回路1,2の電流が正の期間にはトランジスタQ1,Q2にベース電流が流れ、トランジスタQ1,Q2の増幅作用によって動作電源Vcc2,Vcc3からスイッチング素子Q21,Q22のゲートに電圧が印加される。
一方、直列共振回路1,2の電流が負の期間にはトランジスタQ3,Q4にベース電流が流れ、トランジスタQ3,Q4の増幅作用によってスイッチング素子Q21,Q22のゲート電圧が引き抜かれる。
即ち、スイッチング素子Q21,Q22には第1コンバータ3aに対して周波数が等しく、位相が90°ずれたゲート信号が交互に入力される。これにより、実施例1と同様に出力平滑コンデンサCo1のリップル電流を軽減することができる。
次に、実施例3のトーテムポール型接続したトランジスタによるドライブ回路の変形例について説明する。飽和状態のトランジスタがオフに切り替わるとき、少数キャリアの影響でトランジスタのオフに遅延時間が生じる。トーテムポール型接続されたトランジスタに矩形波状の電圧を入力した場合、入力電圧の切り替わり時にトランジスタのベース−エミッタ間が逆バイアスされる。このため、少数キャリアが急速に引き抜かれ、出力の遅延時間を短くでき、スイッチング電源のドライブ回路として広く用いられている。
しかし、本発明の実施例3では、トーテムポール型のドライブ回路への入力信号は、電圧源ではなく、直列共振回路1,2からの電流源であるので、直列共振回路1,2の電流が反転しても、その電流値がトランジスタのベースに蓄積された少数キャリアの電荷量に達するまではトランジスタがオフできず、電流の向きの切り替わりに対して遅延時間が生じる。
図7は実施例3に係るスイッチング電源装置の第1変形例の回路図である。この第1変形例は、ドライブ回路の遅延時間を解消したものである。図7の第1変形例は、図6に示す実施例3に対してドライブ回路のみが異なるため、その他の共通部分については説明を省略する。
図7において、トランジスタQ1,Q3のコレクタ−ベース間に、例えばショットキバリアダイオードなどの順方向電圧降下の低いダイオードD7,D8を追加している。なお、図示していないが、トランジスタQ2,Q4についても同様にダイオードを追加する。
このように構成することで、トランジスタQ1,Q3がオンに切り替わったときにベースに流れている直列共振回路1,2の電流は、追加したダイオードD7,D8(第1ダイオード)を通り、コレクタ−エミッタ間を流れることになる。このため、トランジスタQ1,Q3のベースには余分な電荷が蓄積されず、直列共振回路1,2の電流が反転してからの遅延時間を短くすることができる。
図8は実施例3に係るスイッチング電源装置の第2変形例の回路図である。図8に示す第2変形例は、図7に示す第1変形例に対して、直列共振回路1とトランジスタQ1,Q3のベースとの間にダイオードD9,D10(第2ダイオード)を追加し、トランジスタQ1のベース−エミッタ間に抵抗R3を追加している。なお、図示していないが、トランジスタQ2,Q4にも同様にダイオードと抵抗を追加している。
このような構成することで、トランジスタQ1,Q3のオフについては図7に示すドライブ回路と同様に遅延時間を短くできる。また、直列共振回路1,2の電流が負から正に切り替わるとき、始めは抵抗R3に電流が流れるため、トランジスタQ1は直ちにオンしない。抵抗R3の電圧降下がトランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧に達した後にベース電流が流れ込み、トランジスタQ1がオンとなる。従って、抵抗R1,R2の抵抗値によりスイッチング素子Q21,Q22がオフからオンに切り替わるタイミング、即ち、デッドタイムを調整することができる。
図9は本発明の実施例4に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図6に示す実施例3では、直列共振回路1,2をトランスT1bの補助巻線Nb1、Nb2に接続していた。
これに対して、図9に示す実施例4では、一次巻線Np3と二次巻線Ns31,Ns32とを有するトランスT3(第1トランス)を設け、トランスT3の二次巻線Ns31の一端に直列共振回路1の一端を接続し、トランスT3の二次巻線Ns32の一端に直列共振回路2の一端を接続している。スイッチング素子Q12の両端に、コンデンサC3とトランスT3の一次巻線Np3との直列回路を接続している。なお、トランスT1は、他のトランスを構成する。
このような構成においても、トランスT3の二次巻線Ns31,Ns32に発生する電圧は、正負対称の交流電圧であるので、実施例3の効果と同様の効果が得られる。
実施例1乃至実施例4では、第1コンバータと第2コンバータとを位相をずらして並列運転する方法について説明した。第1,第2コンバータは、共振リアクトルLr1,Lr2、トランスT1a,T2の一次巻線Np1,Np2、電流共振コンデンサCi1,Ci2による第1共振回路及び第2共振回路の共振動作により、電流共振コンデンサCi1,Ci2を振幅させ、その電圧を二次巻線Ns11,Ns12,Ns21,Ns22に発生させてエネルギーを伝達している。
このため、共振リアクトルLr1,Lr2、一次巻線のインダクタンス、電流共振コンデンサCi1,Ci2の容量等のばらつきにより、トランスT1a,T2の二次巻線Ns11,Ns12,Ns21,Ns22に発生する電圧が大きく異なる場合がある。トランスT1a,T2の二次側は整流ダイオードD11,D12,D21,D22と出力平滑コンデンサCo1との間に電流を制御するものがないため、二次巻線電圧が低い側は二次巻線電圧が出力平滑コンデンサCo1の電圧より低い電圧となる。このため、整流ダイオードD11,D12又はD21,D22が導通せずに、2つのコンバータ3,4の内の一方のコンバータのみで電力を供給することになる。即ち、本来、2つのコンバータ3,4で供給する電力を1つのコンバータが背負うことになり、各スイッチング素子の発熱等の虞れがある。
そこで、実施例5のスイッチング電源装置は、この課題を解決したものである。図10は本発明の実施例5に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図10に示す実施例5のスイッチング電源装置は、図9に示す実施例4のスイッチング電源装置の直流電源Vinに代えて、交流電源AC、全波整流回路DB、昇圧リアクトルL31とMOSFETからなるスイッチング素子Q31(第1スイッチ)とダイオードD31とコンデンサC31(第1直流電源)とからなる第1PFC回路23(第1力率改善回路)、昇圧リアクトルL41とMOSFETからなるスイッチング素子Q41(第2スイッチ)とダイオードD41とコンデンサC41(第2直流電源)とからなる第2PFC回路24(第2力率改善回路)、制御回路15を設けた点が異なる。
第1PFC回路23は、スイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12との直列回路の両端に接続され、交流電源ACの交流電圧を全波整流回路DBで整流した整流電圧を、スイッチング素子Q31を制御回路15の制御によりオン/オフして力率を改善するとともに所定の直流電圧に変換する。
第2PFC回路24は、スイッチング素子Q21とスイッチング素子Q22との直列回路の両端に接続され、交流電源ACの交流電圧を全波整流回路DBで整流した整流電圧を、スイッチング素子Q41を制御回路15の制御によりオン/オフして力率を改善するとともに第1PFC回路23のオン幅と同じオン幅で直流電圧に変換する。
2つのPFC回路23,24は、1つの制御回路15により制御される。即ち、第1コンバータ3bに接続される側の第1PFC回路23の出力電圧のみ制御回路15により制御され、第2PFC回路24の出力電圧は監視されず、電圧制御される第1PFC回路23のオン幅(スイッチング素子Q31のオン幅)と同じオン幅(スイッチング素子Q41のオン幅)で動作させている。
以上の構成において、第1共振回路と第2共振回路にばらつきがない場合、2つのPFC回路23,24の出力電圧はおよそ同じ電圧となる。しかし、第1共振回路と第2共振回路にばらつきが生じた場合、トランスT1,T2の二次側に放出される電力が第1コンバータ3bと第2コンバータ4とで異なってくる。
第1コンバータ3bに比較して、第2コンバータ4が出力する電力が大きい場合、第2PFC回路24の出力電圧は第1PFC回路23の出力電圧よりも低くなる。これに対して、第1コンバータ3bに比較して、第2コンバータ4が出力する電力が小さい場合、第2PFC回路24の出力電圧は第1PFC回路23の出力電圧よりも高くなる。
このように第1コンバータ3bと第2コンバータ4とに入力される電圧が変化すると、電流共振コンデンサCi2の電圧が変化し、トランスT2の二次巻線Ns21,Ns22に発生する電圧に変化が生ずる。例えば、第1コンバータ3bに比較して、第2コンバータ4が出力する電力が大きい場合、第2PFC回路24の出力電圧が低下し、併せてトランスT2の二次巻線Ns21,Ns22に発生する電圧が低下して、第2コンバータ4から出力される電力が低下する。このため、第1コンバータ3bと第2コンバータ4との出力する電力が釣り合ったところで安定した動作となる。即ち、複雑な制御を行うことなく、PFC回路23,24を追加するのみで、2つのコンバータ3b,4の電流バランスを実現することができる。
図11は本発明の実施例6に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。実施例6では、直流電源Vinの両端には、分圧コンデンサC33(第1分圧コンデンサ、第1直流電源)と分圧コンデンサC43(第2分圧コンデンサ、第2直流電源)とが直列に接続されている。
スイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12との直列回路は、分圧コンデンサC33の両端に接続され、スイッチング素子Q21とスイッチング素子Q22との直列回路は、分圧コンデンサC43の両端に接続されている。
第1コンバータ3bと第2コンバータ4とが出力に供給する電力が等しい場合、分圧コンデンサC33,C43の両端電圧は、直流電源Vinの直流電圧を半分に分圧した電圧となる。
しかし、第1共振回路と第2共振回路にばらつきが生じ、それぞれのコンバータ3b,4から出力に供給される電力が異なった場合、分圧コンデンサC33と分圧コンデンサC43との分圧比に差が生ずる。例えば、第1コンバータ3bに比較して、第2コンバータ4が出力する電力が大きい場合、分圧コンデンサC33の両端電圧に比較して分圧コンデンサC43の両端電圧が低下する。
即ち、第2コンバータ4の入力電圧が低下することになり、トランスT2の二次巻線Ns21,Ns22に発生する電圧が低下して、第2コンバータ4から出力される電力が低下する。このため、第1コンバータ3bと第2コンバータ4との出力する電力が釣り合ったところで安定した動作となる。
これに対して、第1コンバータ3bに比較して、第2コンバータ4が出力する電力が小さい場合、分圧コンデンサC33の両端電圧に比較して分圧コンデンサC43の両端電圧が上昇する。即ち、第2コンバータ4の入力電圧が上昇することになり、トランスT2の二次巻線Ns21,Ns22に発生する電圧が上昇して、第2コンバータ4から出力される電力が増加する。このため、第1コンバータ3bと第2コンバータ4との出力する電力が釣り合ったところで安定した動作となる。即ち、簡単な構成で、2つのコンバータ3b,4の電流バランスを実現することができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではない。実施例1乃至実施例6では電流共振型スイッチング電源装置を例示したが、プッシュプル型のスイッチング電源装置などにも適用できる。
また、図10に示す実施例5のスイッチング電源装置の第1PFC回路23及び第2PFC回路24は、実施例1乃至実施例3のいずれかのスイッチング電源装置に適用しても良い。
また、図11に示す実施例6のスイッチング電源装置の分圧コンデンサC33及び分圧コンデンサC43は、実施例1乃至実施例3のいずれかのスイッチング電源装置に適用しても良い。
本発明の実施例1に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 実施例1に係るスイッチング電源装置の制御回路11の内部回路図である。 実施例1に係るスイッチング電源装置の動作を示す波形図である。 本発明の実施例2に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 実施例2に係るスイッチング電源装置の動作を示す波形図である。 本発明の実施例3に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 実施例3に係るスイッチング電源装置の第1変形例の回路図である。 実施例3に係るスイッチング電源装置の第2変形例の回路図である。 本発明の実施例4に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施例5に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施例6に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 従来のスイッチング電源装置の動作を示す波形図である。
符号の説明
1,2 直列共振回路
3,3a,3b 第1コンバータ
4 第2コンバータ
10,11,15 制御回路
12 インバータ回路
13,14 ドライバ
23 第1PFC回路
24 第2PFC回路
Vin 直流電源
Q11,Q12,Q21,Q22,Q31,Q41 スイッチング素子
Q1〜Q4 トランジスタ
D1〜D12,D21,D22,D31,D41 ダイオード
T1,T1a,T1b,T2,T3 トランス
Np1,Np2,Np3 一次巻線
Ns11,Ns12,Ns21,Ns22,Ns31,Ns32 二次巻線
Na1,Nb1,Nb2 補助巻線
C33,C43 分圧コンデンサ
Co1 出力平滑コンデンサ
L31,L41 昇圧リアクトル
Lr1,Lr2,L1,L2 共振リアクトル
C1,C2 共振コンデンサ
Ci1,Ci2 電流共振コンデンサ
Cv1,Cv2 電圧共振コンデンサ
R1,R2 抵抗
AC 交流電源
DB 全波整流回路

Claims (11)

  1. 直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に補助巻線を有する第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、
    前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、
    前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、
    前記補助巻線に直列に接続された共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路と、
    前記直列共振回路に流れる電流に応じて前記第3スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記制御回路は、前記直列共振回路に流れる電流が正のときに前記第3スイッチング素子をオンさせ、前記直列共振回路に流れる電流が負のときに前記第4スイッチング素子をオンさせることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に互いに逆極性に巻回された第1補助巻線と第2補助巻線とを有する第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、
    前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、
    前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、
    前記第1補助巻線に直列に接続された第1共振リアクトルと第1共振コンデンサとからなる第1直列共振回路と、
    前記第1直列共振回路の電流に応じて前記第3スイッチング素子をオン/オフさせる第1制御回路と、
    前記第2補助巻線に直列に接続された第2共振リアクトルと第2共振コンデンサとからなる第2直列共振回路と、
    前記第2直列共振回路の電流に応じて前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる第2制御回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  4. 前記第1制御回路は、トーテムポール接続された第1及び第2トランジスタを有し、前記第1及び第2トランジスタの各ベース端子が前記第1直列共振回路と前記第1補助巻線とからなる直列回路の一端に接続され、各エミッタ端子が前記第1直列共振回路と前記第1補助巻線とからなる直列回路の他端と前記第3スイッチング素子の制御端子とに接続された第1ドライブ回路を備え、
    前記第2制御回路は、トーテムポール接続された第3及び第4トランジスタを有し、前記第3及び第4トランジスタの各ベース端子が前記第2直列共振回路と前記第2補助巻線とからなる直列回路の一端に接続され、各エミッタ端子が前記第2直列共振回路と前記第2補助巻線とからなる直列回路の他端と前記第4スイッチング素子の制御端子とに接続された第2ドライブ回路を備えることを特徴とする請求項3記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記第1ドライブ回路及び前記第2ドライブ回路の各々は、各トランジスタについてベース端子とコレクタ端子との間に接続されたダイオードを備えることを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記第1制御回路は、トーテムポール接続された第1及び第2トランジスタを有し、前記第1及び第2トランジスタの各ベース端子及び各コレクタ端子がそれぞれにダイオードを介して前記第1直列共振回路と前記第1補助巻線とからなる直列回路の一端に接続され、各エミッタ端子が前記第1直列共振回路と前記第1補助巻線とからなる直列回路の他端と前記第3スイッチング素子の制御端子とに接続され、前記第1トランジスタのベース端子及びエミッタ端子間に抵抗が接続された第1ドライブ回路を備え、
    前記第2制御回路は、トーテムポール接続された第3及び第4トランジスタを有し、前記第3及び第4トランジスタの各ベース端子及び各コレクタ端子がそれぞれにダイオードを介して前記第2直列共振回路と前記第2補助巻線とからなる直列回路の一端に接続され、各エミッタ端子が前記第2直列共振回路と前記第2補助巻線とからなる直列回路の他端と前記第4スイッチング素子の制御端子とに接続され、前記第3トランジスタのベース端子及びエミッタ端子間に抵抗が接続された第2ドライブ回路を備えることを特徴とする請求項3記載のスイッチング電源装置。
  7. 直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、
    前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、
    前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、
    前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に接続された共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路と、
    前記直列共振回路に流れる電流に応じて前記第3スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる制御回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  8. 直流電源の両端に第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に第1トランスの一次巻線と第1コンデンサとが直列に接続され、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子の両端に互いに逆極性に巻回された第1の二次巻線及び第2の二次巻線を有する第3トランスの一次巻線と第3コンデンサとが直列に接続され、前記第1トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第1整流回路を備える第1コンバータと、
    前記直流電源の両端に第3スイッチング素子と第4スイッチング素子とが直列に接続され、前記第3スイッチング素子又は前記第4スイッチング素子の両端に第2トランスの一次巻線と第2コンデンサとが直列に接続され、前記第2トランスの二次巻線に発生した電圧を整流する第2整流回路を備える第2コンバータと、
    前記第1整流回路と前記第2整流回路とから出力される電流を平滑する平滑回路と、
    前記第3トランスの第1の二次巻線に直列に接続された第1共振リアクトルと第1共振コンデンサとからなる第1直列共振回路と、
    前記第1直列共振回路の電流に応じて前記第3スイッチング素子をオン/オフさせる第1制御回路と、
    前記第3トランスの第2の二次巻線に直列に接続された第2共振リアクトルと第2共振コンデンサとからなる第2直列共振回路と、
    前記第2直列共振回路の電流に応じて前記第4スイッチング素子をオン/オフさせる第2制御回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  9. 前記直流電源に代えて、第1力率改善回路と第2力率改善回路とを設け、
    前記第1力率改善回路は、交流電源の交流電圧を整流した整流電圧を第1スイッチによりオン/オフして力率を改善するとともに所定の直流電圧に変換して前記第1コンバータに供給し、
    前記第2力率改善回路は、前記交流電圧を整流した整流電圧を第2スイッチによりオン/オフして力率を改善するとともに前記第1力率改善回路の第1スイッチのオン幅と同じオン幅で直流電圧に変換して前記第2コンバータに供給することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のスイッチング電源装置。
  10. 前記直流電源に代えて、分圧用直流電源を設けるとともに、前記分圧用直流電源の両端に第1分圧コンデンサと第2分圧コンデンサとが直列に接続され、前記第1分圧コンデンサの直流電圧が前記第1コンバータに供給され、前記第2分圧コンデンサの直流電圧が前記第2コンバータに供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のスイッチング電源装置。
  11. 共振リアクトルと共振コンデンサとからなる直列共振回路と、
    前記直列共振回路に直列に接続される巻線を有する第1トランスを少なくとも1つ備え、第1スイッチ回路のオン/オフ動作により前記第1直流電源から入力電力を入力し、前記第1トランスの二次側から、又は他のトランスの二次側から出力電力を出力する第1コンバータと、
    第2トランスを備え、第2スイッチ回路のオン/オフ動作により第1直流電源又は第2直流電源から入力電力を入力し、前記第2トランスの二次側から出力電力を出力する第2コンバータと、
    前記第1コンバータと前記第2コンバータとから出力される出力電力を整流平滑して直流出力を取り出す整流平滑回路と、
    前記直列共振回路の電流に応じて前記第2スイッチ回路のオン/オフ動作を制御する制御回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
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