JP2010105561A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】優れたウエットグリップ性能を発揮しつつ、操縦安定性と耐偏摩耗性とを改善する。
【解決手段】タイヤ軸方向外側に向かって、タイヤ周方向に対する傾斜角度αを増加しながらタイヤ回転方向後着側に傾斜してのびる傾斜横溝3と、その間を継ぐ複数本の周方向継ぎ溝4とで区分される平行四辺形状のブロック6を具える。傾斜横溝3が、最内の周方向継ぎ溝4iと交わる最内交差位置Piよりもタイヤ軸方向外側かつ最外の周方向継ぎ溝4oと交わる最外交差位置Poよりもタイヤ軸方向内側の領域範囲において、傾斜横溝3の溝深さDyは、実質的に一定をなす。少なくとも1本の周方向継ぎ溝4は、その溝深さDgを、後着側端Erから先着側端Efに向かって漸減させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向後着側に傾斜してのびる傾斜横溝と、この傾斜横溝間を継ぐ周方向継ぎ溝とによって、トレッド部に、多数の平行四辺形状のブロックを形成した方向性パターンを有する空気入りタイヤに関する。
例えば図10(A)に例示するように、トレッド部に、タイヤ赤道Cの近傍位置からタイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向後着側に傾斜してのびる傾斜横溝aと、タイヤ周方向に隣り合う前記傾斜横溝a、a間を継ぐ周方向継ぎ溝bとを設け、しかも前記傾斜横溝aのタイヤ周方向に対する傾斜角度αをタイヤ軸方向外側に向かって順次増加させた方向性パターンを有するタイヤが知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開平5−246214号公報(図1)
このようなパターンのタイヤは、タイヤ回転時、前記傾斜横溝aがそのタイヤ軸方向内端a1から順次接地するため、溝内の水を、タイヤ赤道側からトレッド端側に向かって流水線に沿って効率よく排出することが可能であり、優れたウエットグリップ性能を発揮できる。しかも、傾斜横溝aの傾斜角度αがタイヤ軸方向外側に向かって順次増加するため、タイヤ赤道側では周方向のパターン剛性が高く、又トレッド端側では横方向のパターン剛性が高く設定されるため、優れたドライ操縦安定性も発揮しうるという利点を有する。
しかしながら、前記パターンでは、傾斜横溝aと周方向継ぎ溝bによって区分されるブロックjが、図10(B)に拡大する如く、鋭角コーナ部d1と、鈍角コーナ部d2とを有する平行四辺形状に形成されることとなる。そして前記鋭角コーナ部d1では、必然的に剛性が低下するため、この鋭角コーナ部d1を起点として偏摩耗を誘発するという問題がある。特に、先着側の鋭角コーナ部d1fは、圧縮歪みを受けるため、引張歪みを受ける後着側の鋭角コーナ部d1rに比して、偏摩耗がより顕著に発生するという問題がある。
なお従来においては、前記鋭角コーナ部d1に面取りeを施すことで、鋭角コーナ部d1の剛性確保を図っているが、この面取りeが小さいと偏摩耗抑制が不充分となり、逆に大きいと、接地面積が減少して操縦安定性を低下させるという問題がある。
そこで本発明は、優れたウエットグリップ性能を発揮しつつ、特に偏摩耗が顕著となる先着側の鋭角コーナ部において、面取りを小さく抑えながら該鋭角コーナ部の剛性を確保でき、操縦安定性と耐偏摩耗性とを改善しうる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部に、
タイヤ赤道の近傍位置からトレッド接地端を越えた位置まで、タイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向後着側に傾斜してのび、かつタイヤ周方向に隔置される複数の傾斜横溝と、
タイヤ周方向に隣り合う前記傾斜横溝間を継き、かつタイヤ軸方向に隔置される複数本の周方向継ぎ溝とを設けることにより、
前記トレッド部に、前記傾斜横溝と周方向継ぎ溝とで区分される多数の平行四辺形状のブロックを形成した空気入りタイヤであって、
前記傾斜横溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度αは、タイヤ軸方向外側に向かって順次増加し、
かつ前記傾斜横溝が、前記複数本の周方向継ぎ溝のうちで最もタイヤ赤道側に配される最内の周方向継ぎ溝と交わる最内交差位置よりもタイヤ軸方向外側かつ最もトレッド接地端側に配される最外の周方向継ぎ溝と交わる最外交差位置よりもタイヤ軸方向内側の領域範囲において、前記傾斜横溝の溝深さは、実質的に一定をなすとともに、
前記複数本の周方向継ぎ溝のうちの少なくとも1本の周方向継ぎ溝は、タイヤ回転方向の先着側端の溝深さDgfを、後着側端の溝深さDgrよりも小とし、かつ先着側端に向かって溝深さを漸減させたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記周方向継ぎ溝の先着側端の溝深さDgfは、後着側端の溝深さDgrの20〜80%としたことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記傾斜横溝は、タイヤ軸方向内端におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度αiを10〜35°、かつ前記トレッド接地端の位置におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度αoを40〜90°としたことを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記最内の周方向継ぎ溝は、先着側端から後着側端に至り溝深さDgが一定であり、かつその溝深さDgを、前記最内交差位置における傾斜横溝3の溝深さDyの20〜80%の範囲としたことを特徴としている。
又請求項5の発明では、前記周方向に隣り合う前記傾斜横溝間には、3本以上の周方向継ぎ溝が配されるとともに、各周方向継ぎ溝のタイヤ周方向に対する角度βは、タイヤ軸方向外側の周方向継ぎ溝ほど大としたことを特徴としている。
又請求項6の発明では、前記傾斜横溝の溝巾Wyは、前記最外交差位置における溝巾Wyoが、前記最内交差位置における溝巾Wyiの1.0倍より大かつ3倍以下であることを特徴としている。
又請求項7の発明では、前記平行四辺形状のブロックは、鋭角側コーナ部と鈍角側コーナ部とを有し、しかも前記傾斜横溝は、その後着側の溝壁面のトレッド踏面の法線に対する傾斜角度θrを、前記鈍角側コーナ部から鋭角側コーナ部に向かって漸増させたことを特徴としている。
又請求項8の発明では、前記平行四辺形状のブロックは、鋭角側コーナ部と鈍角側コーナ部とを有し、しかも前記傾斜横溝は、その後着側の溝壁面のトレッド踏面の法線に対する傾斜角度θrを、前記鋭角側コーナ部から鈍角側コーナ部に向かって漸増させたことを特徴としている。
又前記傾斜横溝の傾斜角度α、溝巾Wy等は、トレッド踏面側にて特定された値とする。
なお前記「トレッド接地端」とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態のタイヤに正規荷重を負荷した時に接地するトレッド接地面のタイヤ軸方向外端を意味する。又前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。前記「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
叙上の如く、傾斜横溝は、タイヤ赤道の近傍位置からタイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向後着側に傾斜してのび、そのとき、タイヤ周方向に対する傾斜角度αをタイヤ軸方向外側に向かって増加させている。従って、この傾斜横溝間を継ぐ周方向継ぎ溝と協働して、ウエットグリップ性能とドライ操縦安定性とを高レベルで発揮することができる。
他方、周方向継ぎ溝のうちの少なくとも1本は、周方向継ぎ溝の先着側端の溝深さDgfを、後着側端の溝深さDgrよりも小とし、しかも先着側端に向かって溝深さを漸減している。これにより、平行四辺形状をなすブロックにおける先着側の鋭角側コーナ部の剛性を相対的に高めることができ、耐偏摩耗性を改善しうる。又面取りの大きさを最小限に抑えうるため、その分、操縦安定性の低下を抑制できる。さらに、周方向継ぎ溝における溝深さの変化が滑らかであるため、優れたウエットグリップ性能を維持することが可能となる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の空気入りタイヤのトレッド面を平面に展開した展開図である。
図1において、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2に、タイヤ赤道Cの近傍位置からトレッド接地端Teを越えた位置までのびかつタイヤ周方向に隔置される複数の傾斜横溝3と、タイヤ周方向に隣り合う前記傾斜横溝3,3間を継きかつタイヤ軸方向に隔置される複数本の周方向継ぎ溝4とを設けている。
なお前記「タイヤ赤道Cの近傍位置」とは、タイヤ赤道Cを中心としたトレッド接地巾TWの10%以下の巾Yの領域を意味する。タイヤ赤道Cから前記傾斜横溝3のタイヤ軸方向内端3iまでの距離hが、Y/2を越えると、タイヤ赤道側で排水性が不足し、ウエットグリップ性能の低下を招く。
次に、各前記傾斜横溝3は、タイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向後着側Rに傾斜してのび、そのとき傾斜横溝3のタイヤ周方向に対する傾斜角度αは、タイヤ軸方向外側に向かって順次増加している。従って、傾斜横溝3は、タイヤ回転時、タイヤ軸方向内端3i側から外端3o側に向かって順次接地し、溝内の水を、流水線に沿ってトレッド接地端Teの外側に効率よく排出しうる。即ち、優れたウエットグリップ性能を発揮できる。しかも、前記傾斜角度αがタイヤ軸方向外側に向かって順次増加するため、タイヤ赤道側では周方向のパターン剛性が、又トレッド接地端側では横方向のパターン剛性が夫々高く設定でき、ドライ操縦安定性も高レベルで設定しうる。
本例では図2、3に示すように、前記傾斜横溝3が、前記傾斜角度αを段階的に増加させた場合が例示される。具体的には、傾斜横溝3が、前記傾斜角度をα1とした最もタイヤ赤道側の第1の傾斜部3Aと、その外側で連なる傾斜角度がα2の第2の傾斜部3Bと、その外側で連なる傾斜角度がα3の第3の傾斜部3Cと、そのさらに外側で連なる傾斜角度がα4の第4の傾斜部3Dとからなる屈曲溝として形成される。前記傾斜角度αは、α1<α2<α3<α4である。なお傾斜横溝3としては、傾斜角度αが連続的に変化する円弧状溝であっても良い。
次に、タイヤ周方向で隣り合う傾斜横溝3,3間には、この隣り合う傾斜横溝3,3同士を互いに連結する複数本の周方向継ぎ溝4がタイヤ軸方向に隔設される。これによりトレッド部2には、前記傾斜横溝3と周方向継ぎ溝4とで区分される多数の平行四辺形状のブロック6が形成される。
排水性の観点から、傾斜横溝3,3間に配する周方向継ぎ溝4の本数は3本以上が好ましく、特に排水性とブロック剛性とのバランスの観点から、3本或いは4本であるのが好ましい。
本例では4本の周方向継ぎ溝4が配される場合を例示する。具体的には、傾斜横溝3,3間に、
・前記第1の傾斜部3Aの内端3i同士を継ぐ第1の周方向継ぎ溝4A、
・前記第1の傾斜部3Aと第2の傾斜部3Bとの屈曲部の近傍同士を継ぐ第2の周方向継ぎ溝4B、
・前記第2の傾斜部3Bと第3の傾斜部3Cとの屈曲部の近傍同士を継ぐ第3の周方向継ぎ溝4C、及び
・前記第3の傾斜部3Cと第4の傾斜部3Dとの屈曲部の近傍同士を継ぐ第4の周方向継ぎ溝4Dを形成している。
これにより、前記第1の周方向継ぎ溝4A,4A間には、タイヤ赤道C上を連続してのびる周方向リブ5が形成される。又第1,第2の周方向継ぎ溝4A,4B間、第2,第3の周方向継ぎ溝4B,4C間、および第3,第4の周方向継ぎ溝4C,4D間には、それぞれ、頂角が90°より小の鋭角側コーナ部C1と、頂角が90°以上の鈍角側コーナ部C2とを有する平行四辺形状をなす第1のブロック6A,第2のブロック6B,および第3のブロック6Cが形成される。
本例のトレッドパターンの場合、各傾斜部3A〜3Dが、水流への抵抗が小さい直線状をなす一方、抵抗が増加する屈曲部の近傍同士が、周方向継ぎ溝4によって連結される。そのため、この屈曲部における抵抗の影響が緩和され、溝全体として水の流れを円滑化しうるなど、より優れた排水性を確保できるという利点が得られる。なお屈曲部の近傍とは、図3に示すように、傾斜横溝3の溝中心線iが屈曲する屈曲点ipをそれぞれ中心とした、トレッド接地巾Twの11%以下の巾の領域範囲Jを意味する。
又図4に示すように、前記傾斜横溝3が、最もタイヤ赤道側に配される最内の周方向継ぎ溝4iと交わる位置を最内交差位置Piと定義し、かつ前記傾斜横溝3が、最もトレッド接地端側に配される最外の周方向継ぎ溝4oと交わる位置を最外交差位置Poと定義する。このとき、排水性の観点から、前記傾斜横溝3は、前記最内交差位置Piよりもタイヤ軸方向外側、かつ最外交差位置Poよりもタイヤ軸方向内側の領域範囲において、溝深さDy(図5に示す)を実質的に一定としている。即ち、傾斜横溝3は、前記領域範囲内においては、水の抵抗となりうる例えばタイバーなどの部分的な***部がなく、溝底が一定深さで平滑に形成されている。本例では、前記最内の周方向継ぎ溝4iは、第1の周方向継ぎ溝4Aに相当し、又前記最外の周方向継ぎ溝4oは、第4の周方向継ぎ溝4Dに相当する。
ここで、本例の如く、前記最外の周方向継ぎ溝4oがタイヤ周方向に対して傾斜し、その先着側端Efでの傾斜横溝3との交差位置Pofと、後着側端Erでの傾斜横溝3との交差位置Porとがタイヤ軸方向に位置ズレする場合には、よりタイヤ軸方向外側に位置する交差位置(本例では、後着側端Erでの交差位置Por)を、最外交差位置Poとして採用する。又本例では、前記最内の周方向継ぎ溝4iがタイヤ周方向と平行に配されている場合が例示されているが、もし傾斜している場合には、よりタイヤ軸方向内側に位置する交差位置を、最内交差位置Piとして採用する。
又傾斜横溝3では、タイヤ軸方向内端3iにおける傾斜角度αi(本例では、前記傾斜角度α1に相当する。)が10〜35°の範囲であり、かつ前記トレッド接地端Teの位置におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度αo(本例では、前記傾斜角度α4に相当する。)が40〜90°の範囲であることも、水を流水線に沿ってより円滑に排出する上で好ましい。このとき、前記傾斜角度αi、αoの差(αo−αi)が、20°以上であるのがさらに好ましい。
次に、本実施形態のタイヤでは、前記周方向継ぎ溝4A〜4Dのうちの少なくとも1本、本例では第2,第3の周方向継ぎ溝4B,4Cは、それぞれ、先着側端Efの溝深さDgfを、後着側端Erの溝深さDgrよりも小とし、かつ先着側端Efに向かって溝深さDgを漸減させた、深さ変化溝10として形成している。
図5に、第2の周方向継ぎ溝4Bの溝中心線に沿った断面図(図4のI−I断面図)を代表して示す。図5の如く、深さ変化溝10の先着側端Efの溝深さDgfは、後着側端Erの溝深さDgrよりも小であり、かつ溝深さDgは、後着側端Erから先着側端Efに向かって漸減している。なお漸減として、本例の如く、減少の比率が一定、即ち一次関数的に溝深さDgを変化させることができるが、例えば二次関数的に溝深さDgを変化させることもできる。
このように、第2の周方向継ぎ溝4Bを前記深さ変化溝10とすることで、前記第2のブロック6Bにおける4つのコーナ部のうち、先着側の鋭角側コーナ部C1fの剛性を相対的に高めることができる。又第3の周方向継ぎ溝4Cを深さ変化溝10とすることにより、前記第3のブロック6Cにおける先着側の鋭角側コーナ部C1fの剛性を相対的に高めることができる。そしてこの剛性アップにより、前記先着側の鋭角側コーナ部C1fの偏摩耗の発生を抑制しうる。又、前記深さ変化溝10における溝深さDgの変化が滑らかであるため、ウエットグリップ性能を高く維持することができる。
前記効果のために、深さ変化溝10において、先着側端の溝深さDgfを、後着側端の溝深さDgrの20〜80%とするのが好ましい。もし80%を越えた場合には、鋭角側コーナ部C1fへの剛性アップが不充分となる。逆に20%未満の場合、傾斜横溝3からの水が流れ込み難くなるなど排水性能が低下する傾向となる。そのため、前記溝深さDgfの下限値は、溝深さDgrの40%以上がより好ましく、上限値は、溝深さDgrの60%以下がより好ましい。なお後着側端の溝深さDgrは、前記傾斜横溝3の溝深さDyの90〜100%の範囲であって、特に、Dgr=Dyとすることが、排水性とブロック剛性とのバランスの観点からより好ましい。
他方、本例では、第1の周方向継ぎ溝4A(最内の周方向継ぎ溝4iに相当する。)として、先着側端Efから後着側端Erに至り溝深さDgを一定とした深さ一定溝11で形成している。この深さ一定溝11の溝深さDgは、前記最内交差位置Piにおける傾斜横溝3の溝深さDyの90〜100%の範囲、本例では100%に設定される。これは、排水性の重要度が、タイヤ赤道側で最も高いためであり、従って、本例では、第1のブロック6Aにおける先着側の鋭角側コーナ部C1fの偏摩耗は、従来と同様の面取り13に委ね、敢えて第1の周方向継ぎ溝4Aを深さ一定溝11とすることで、排水性、ひいてはウエットグリップ性能の確保を図っている。
なお本例では、第4の周方向継ぎ溝4D(最外の周方向継ぎ溝4oに相当する。)も、深さ一定溝11にて形成している。これは、前記傾斜横溝3の傾斜角度αが、タイヤ軸方向外側に向かって増加するためである。即ち、前記第4の周方向継ぎ溝4Dとトレッド接地端Teとの間に形成される台形状のショルダブロック14における先着側の鋭角側コーナ部C1fの頂角は、他のブロック6A〜6Cにおける鋭角側コーナ部C1fの頂角よりも大であり、剛性が高く偏摩耗が起こり難いからである。しかしながら、要求により、この第4の周方向継ぎ溝4Dを、前記第2,第3の周方向継ぎ溝4B,4Cと同様、深さ変化溝10にて形成することもできる。
又本例では、4本の周方向継ぎ溝4A〜4Dにおいて、その溝巾中心のタイヤ周方向に対する角度βは、タイヤ軸方向外側の周方向継ぎ溝ほど大に設定している。これにより、ブロック6A〜6C、14のタイヤ軸方向のブロック剛性がタイヤ軸方向外側のブロックほど順次高まり、旋回性能が増すなど操縦安定性を向上させることができる。なお第1の周方向継ぎ溝4Aの前記角度βaは0〜5°の範囲であって、本例では0°とし、第4の周方向継ぎ溝4Dの前記角度βdは8〜20°の範囲であって、本例では10°としている。
又図6に、前記深さ変化溝10の溝中心線と直角な断面図(図4のII−II線断面図である。)を例示する。この図6に示すように、本例では、深さ変化溝10に配される両側の溝壁面10sのうち、トレッド接地端側の溝壁面10sbの、トレッド踏面の法線に対する傾斜角度γbを、タイヤ赤道側の溝壁面10saの傾斜角度γaに比して小に設定している。これにより第2,第3のブロック6B,6Cにおける先着側の鋭角側コーナ部C1fの剛性を確保しつつウエットグリップ性を向上しうる。なお前記深さ変化溝10と同様、深さ一定溝11においても、トレッド接地端の溝壁面の傾斜角度γbを、タイヤ赤道側の溝壁面の傾斜角度γaに比して小に設定することも好ましい。
次に、排水性の観点から、前記傾斜横溝3の溝巾Wyにおいては、図3のように、前記最外交差位置Poにおける溝巾Wyoが、前記最内交差位置Piにおける溝巾Wyiの1.0倍より大かつ3倍以下であることが好ましい。このとき前記溝巾Wyは、タイヤ軸方向外側に向かって順次増加させるのが好ましい。本例では、第2の傾斜部3Bの溝巾WyBが、第3の傾斜部3Cの溝巾WyCと等しく、しかも、第1の傾斜部3Aの溝巾WyAより大、かつ第4の傾斜部3Dの溝巾WyDより小とした場合が示されている。WyA<WyB=WyC<WyD。なお溝巾の比(WyD/WyA)即ち比(Wyo/Wyi)が1.0より小の場合、排水性が低下し、3.0を越えると、ショルダーブロック14の剛性が減じて操縦安定性の低下を招く。
次に、図7(A)、(B)に、前記第2のブロック6Bを代表して示すように、各ブロック6A〜6C,14の鋭角側コーナ部C1には、それぞれ、その頂部pを斜めに切除した面取り13を形成し、鋭角側コーナ部C1の剛性を高めている。しかしながら前記第2,第3のブロック6B,6Cにおいては、前述の如く、第2,第3の周方向継ぎ溝4B,4Cを深さ変化溝10とすることで、先着側の鋭角側コーナ部C1fの剛性が高められている。従って、第2,第3のブロック6B,6Cの先着側の鋭角側コーナ部C1fに形成される面取り13fは、後着側の鋭角側コーナ部C1rに形成される面取り13r、或いは他のブロック6A,14の鋭角側コーナ部C1に形成される面取り13に比して、充分小に形成できる。これにより、接地面積を高めることができ、操縦安定性の向上に役立つ。
なお図8に傾斜横溝3の他の実施例を示す。図8(A)は、傾斜横溝3の一部を示す平面図、図8(B)はそのIII−III断面図である。図8のように、本例では、傾斜横溝3に配される両側の溝壁面3sのうち、少なくとも後着側の溝壁面3srの、トレッド踏面の法線に対する傾斜角度θrを、前記鈍角側コーナ部C2fから鋭角側コーナ部C1fに向かって漸増させている。これにより先着側の鋭角側コーナ部C1fの剛性をさらに高めることができる。このとき、先着側の溝壁面3sfの、トレッド踏面の法線に対する傾斜角度θfも、前記鈍角側コーナ部C2rから鋭角側コーナ部C1rに向かって漸増させることが好ましい。これにより後着側の鋭角側コーナ部C1rの剛性を高めることができる。
しかしながら、図9(A)、(B)に示すように、後着側の溝壁面3srの、トレッド踏面の法線に対する傾斜角度θrを、前記鋭角側コーナ部C1fから鈍角側コーナ部C2fに向かって漸増させることもできる。この場合、前記鋭角側コーナ部C1fによる水膜の除去効果がアップされ、ウエットグリップ性が向上されるとともに、鋭角側コーナ部C2fにおける剛性を向上しうる。排水性のために、先着側の溝壁面3sfの、トレッド踏面の法線に対する傾斜角度θfも、前記鋭角側コーナ部C1rから鈍角側コーナ部C2rに向かって漸増させることが好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示すトレッドパターンを基準パターンとし、表1に示す仕様にてタイヤサイズが225/45R17の乗用車用ラジアルタイヤを試作した。そして、各試供タイヤについて、ウエットグリップ性能、および耐偏摩耗性をテストし、その結果を互いに比較した。
なお表1の仕様以外は、各タイヤとも実質的に同仕様であり、その一部を以下に示す。
<傾斜横溝>
・傾斜角度α1(=αi):20度
・傾斜角度α2:38度
・傾斜角度α3:55度
・傾斜角度α4(=αo):80度
(差αo−αi):60度
・溝深さDy:8.0mm
<周方向継ぎ溝>
・本数:4本
<ブロック>
・第1のブロック(平行四辺形状)
・・・鋭角側コーナ部C1fの頂角:20度
・第2のブロック(平行四辺形状)
・・・鋭角側コーナ部C1fの頂角:33度
・第3のブロック(平行四辺形状)
・・・鋭角側コーナ部C1fの頂角:47度
・ショルダブロック(台形形状)
・・・鋭角側コーナ部C1fの頂角:70度
表1において、ブロックにおける「先着側の鋭角コーナ部の面取りの大きさ」については、比較例1のタイヤに形成した面取りの大きさを基準として、大小で比較した。
(1)ウエットグリップ性能:
試供タイヤを、リム(7.5×17)、内圧(180kPa)の条件にて、車両(3000CC、FR車)の全輪に装着し、半径100mのアスファルト路面に、水深5mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した(ラテラル・ハイドロプレーニングテスト)。結果は、比較例1を100とする指数で表示し、数値が大きい程良好である。
(2)耐偏摩耗性:
前記車両を用い、ドライアスファルト路面のテストコースを8000km走行し、走行後の偏摩耗状態を目視によって評価した。結果は、比較例1を100とする指数で表示し、数値が大きい程、耐偏摩耗性に優れている。
Figure 2010105561
本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンの一実施例を平面に展開して示す展開図である。 その一部を拡大して示す展開図である。 傾斜横溝の形状を説明する略図である。 傾斜横溝および周方向継ぎ溝をさらに説明するトレッドパターンの展開図である。 周方向継ぎ溝の溝中心線に沿った断面を示す図4のI−I断面図である。 深さ変化溝の溝中心線と直角な断面を示す図4のII−II断面図である。 (A)は、第2のブロックを拡大した平面図、(B)はその面取り13を示す部分斜視図である。 (A)は傾斜横溝の他の実施例を示す平面図、(B)はそのIII−III断面図である。 (A)は傾斜横溝のさらに他の実施例を示す平面図、(B)はそのIV−IV断面図である。 (A)は、従来のトレッドパターンの一例を示す展開図、(B)はその問題点を説明するブロックの拡大図である。
符号の説明
2 トレッド部
3 傾斜横溝
4 周方向継ぎ溝
4i 最内の周方向継ぎ溝
4o 最外の周方向継ぎ溝
6 ブロック
C タイヤ赤道
C1 鋭角側コーナ部
C2 鈍角側コーナ部
Ef 先着側端
Er 後着側端
Te トレッド接地端
Pi 最内交差位置
Po 最外交差位置

Claims (8)

  1. トレッド部に、
    タイヤ赤道の近傍位置からトレッド接地端を越えた位置まで、タイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向後着側に傾斜してのび、かつタイヤ周方向に隔置される複数の傾斜横溝と、
    タイヤ周方向に隣り合う前記傾斜横溝間を継き、かつタイヤ軸方向に隔置される複数本の周方向継ぎ溝とを設けることにより、
    前記トレッド部に、前記傾斜横溝と周方向継ぎ溝とで区分される多数の平行四辺形状のブロックを形成した空気入りタイヤであって、
    前記傾斜横溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度αは、タイヤ軸方向外側に向かって順次増加し、
    かつ前記傾斜横溝が、前記複数本の周方向継ぎ溝のうちで最もタイヤ赤道側に配される最内の周方向継ぎ溝と交わる最内交差位置よりもタイヤ軸方向外側かつ最もトレッド接地端側に配される最外の周方向継ぎ溝と交わる最外交差位置よりもタイヤ軸方向内側の領域範囲において、前記傾斜横溝の溝深さは、実質的に一定をなすとともに、
    前記複数本の周方向継ぎ溝のうちの少なくとも1本の周方向継ぎ溝は、タイヤ回転方向の先着側端の溝深さDgfを、後着側端の溝深さDgrよりも小とし、かつ先着側端に向かって溝深さを漸減させたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記周方向継ぎ溝の先着側端の溝深さDgfは、後着側端の溝深さDgrの20〜80%としたことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記傾斜横溝は、タイヤ軸方向内端におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度αiを10〜35°、かつ前記トレッド接地端の位置におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度αoを40〜90°としたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記最内の周方向継ぎ溝は、先着側端から後着側端に至り溝深さDgが一定であり、かつその溝深さDgを、前記最内交差位置における傾斜横溝3の溝深さDyの20〜80%の範囲としたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記周方向に隣り合う前記傾斜横溝間には、3本以上の周方向継ぎ溝が配されるとともに、各周方向継ぎ溝のタイヤ周方向に対する角度βは、タイヤ軸方向外側の周方向継ぎ溝ほど大としたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記傾斜横溝の溝巾Wyは、前記最外交差位置における溝巾Wyoが、前記最内交差位置における溝巾Wyiの1.0倍より大かつ3倍以下であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記平行四辺形状のブロックは、鋭角側コーナ部と鈍角側コーナ部とを有し、しかも前記傾斜横溝は、その後着側の溝壁面のトレッド踏面の法線に対する傾斜角度θrを、前記鈍角側コーナ部から鋭角側コーナ部に向かって漸増させたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記平行四辺形状のブロックは、鋭角側コーナ部と鈍角側コーナ部とを有し、しかも前記傾斜横溝は、その後着側の溝壁面のトレッド踏面の法線に対する傾斜角度θrを、前記鋭角側コーナ部から鈍角側コーナ部に向かって漸増させたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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