JP2010094973A - 液体噴射ヘッドの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルターの所定位置への位置決めを良好に行うことができ、ヘッドの小型化
も図ることができる液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】 液体供給路36が形成された供給部材本体31及び供給部材本体31の一
方面側に配設されて液体供給路36に連通する液体供給路38を有する供給針32におけ
る液体供給路36,38の間にフィルター33を配置するに際し、フィルター33の位置
決め孔40を用いて供給部材本体31又は供給針32に対しフィルター33の位置決め配
置を行う位置決め配置工程と、位置決め孔40に対して液体供給路36,38を挟む位置
に設けられた金型200の注入部ゲート202から樹脂材料を注入して固定部34,44
を成型することで、少なくとも供給部材本体31と供給針32とを一体化する一体化工程
とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は液体噴射ヘッドの製造方法に関し、特にインクジェット式記録装置に搭載する
インクジェット式記録ヘッドの製造に適用して有用なものである。
液体噴射ヘッドの代表例であるインクジェット式記録ヘッドでは、一般にインクが充填
された液体貯留手段であるインクカートリッジから、このインクカートリッジに着脱可能
に挿入されるインク供給体となるインク供給針及びインクカートリッジが保持されるカー
トリッジケース等の供給部材に形成されたインク流路を介してヘッド本体にインクが供給
され、ヘッド本体に設けられた圧電素子等の圧力発生手段を駆動させることによりヘッド
本体に供給されたインクがノズルから吐出される。
このようなインクジェット式記録ヘッドでは、インクカートリッジのインク内に存在す
る気泡、あるいはインクカートリッジを着脱する際にインク内に混入した気泡がヘッド本
体に供給されてしまうと、この気泡によるドット抜け等の吐出不良が発生するという問題
がある。このような問題を解決するために、インクカートリッジに挿入されるインク供給
針と供給部材との間にインク内の気泡やゴミ等を除去するためのフィルターを設けたもの
がある(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなフィルターと供給部材とは、熱溶着等により固定され、インク供給針
と供給部材とは超音波溶着等により固定されている。
特開2000−211130号公報
しかしながら、特許文献1のような構成では、供給部材のインク供給針が固定される領
域にフィルターが設けられているため、フィルターの面積に応じた領域が必要であると共
に、供給部材にインク供給針及びフィルターをそれぞれ個別に溶着するための領域が必要
であるため、隣り合うインク供給針の間隔を短くすることができず、ヘッドが大型化して
しまうという問題がある。
また、特許文献1のような構成で、ヘッドの小型化を図るためにフィルターの面積を過
度に小さくすると、動圧が上がるため、圧電素子や発熱素子等の圧力発生手段を駆動する
駆動電圧を上げなくてはならないという問題がある。
さらに、フィルターを供給部材に熱溶着等により固定する際にフィルターが位置ずれを
生起する場合があり、その程度によってはフィルターにおける円滑なインクの流通が阻害
される場合が発生する。
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体
を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明は、上述の如き従来技術の問題点に鑑み、フィルターの所定位置への位置決めを
良好に行うことができ、ヘッドの小型化も図ることができる液体噴射ヘッドの製造方法を
提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の態様は、液体を貯留する液体貯留手段から液体供給路を介
して供給された前記液体を噴射するノズル開口を有する液体噴射ヘッドの製造方法であっ
て、前記液体供給路の一部である第1液体供給路が形成された第1供給部材及び前記第1
供給部材の一方面側に配設されて前記第1液体供給路に連通する前記液体供給路の他の一
部である第2液体供給路を有する第2供給部材における前記第1及び第2液体供給路の間
にフィルターを配置するに際し、位置決めピンを用いて前記第1供給部材又は前記第2供
給部材に対し前記フィルターの位置決め配置を行う位置決め配置工程と、前記位置決めピ
ンに対して前記第1及び第2液体供給路を挟む位置に設けられた型枠の注入部から樹脂材
料を注入して固定部を成型することで、少なくとも前記第1供給部材と前記第2供給部材
とを一体化する一体化工程とを備えることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法にある
本態様によれば、型枠の注入部から樹脂材料を注入して固定部を成型することでフィル
ターとともに、第1供給部材及び前記第2供給部材を一体化しているので、第1供給部材
に第2供給部材及びフィルターを個別に溶着するための領域が不要となり、フィルターの
有効面積を広げて隣り合う第2供給部材の間隔を小さくすることで当該ヘッドの小型化に
資することができる。また、ヘッドの小型化を図るためにフィルターの面積を小さくする
必要がないので、動圧が上昇するのを防止できる。この結果、圧電素子や発熱素子等の圧
力発生手段の駆動電圧を上げる必要がなくなる。
さらに、フィルターは位置決めピンを用いて所定位置に規制されるので、所定位置に良
好に位置決めされる。この結果、液体を確実にフィルターを通過させることができる。し
かも、樹脂材料を注入する注入口は前記位置決めピンに対して前記液体供給路を挟む位置
に設けられているので、樹脂材料の流通性は阻害されることなく良好な成型を行うことが
できる。
ここで、前記位置決め配置工程は前記フィルターの位置決め孔に前記位置決めピンを挿
入することにより行い、前記一体化工程は、型枠の注入部から樹脂材料を注入して前記位
置決めピンを溶かしながら固定部を成型するのが望ましい。このことにより、フィルター
の位置を位置決め孔を用いて所定位置に規制することができ、フィルターを所定位置に良
好に位置決めすることができる。この結果、液体を確実にフィルターを通過させることが
できる。しかも、注入した樹脂材料で位置決め部材を溶かしながら充填するようにしたの
で、型枠内での樹脂の流通性が位置決め部材で阻害されることはなく、固定部の良好な成
型を行うことができる。
また、前記位置決めピンは、前記第1供給部材及び前記第2供給部材よりも融点が低い
部材で作られて、前記第1供給部材又は前記第2供給部材に取り付けられていても良い。
このことにより樹脂材料の充填の際に位置決めピンのみを選択的に容易に溶融させること
ができる。さらに、前記位置決めピンは、前記第1供給部材又は前記第2供給部材に設け
られていても良い。この場合には、前記位置決めを前記第1供給部材又は前記第2供給部
材に設けられた位置決めピンを前記フィルターに設けられた位置決め孔に挿入することに
より好適に行うことができる。
前記位置決め配置工程において、前記位置決め配置をした前記フィルターを前記第1供
給部材に固着しても良い。このことにより、フィルターの第1供給部材に対する位置決め
をさらに確実に行うことができる。この場合の固着手段としては熱溶着を好適に適用し得
る。
また、前記一体化工程では、前記第2供給部材の一部を覆うように前記第1供給部材
の前記一方面側に前記樹脂材料を注入して前記固定部を成型することができる。この場合
には、第1供給部材の一方面側と型枠の内周面との間に大きな成型樹脂の流路を確保する
ことができるので、その分樹脂の良好な流動性を確保して固定部の成型を良好に行うこと
ができる。
さらに、前記一体化工程において、開口部が前記第2供給部材で一部が塞がれた前記第
1供給部材に設けた凹部に、前記樹脂を前記第1供給部材の前記一方面側から流入させる
ようにすることができる。この場合には、凹部に入り込んだ樹脂が第2供給部材との間で
アンカー効果を発揮し、前記固定部による第1供給部材、フィルター及び第2供給部材の
一体化をより確実なものとすることができる。
また、前記一体化工程は、前記第1供給部材と前記第2供給部材との外周部において前
記第1供給部材と前記第2供給部材とに跨る部分を前記固定部が有するように前記樹脂材
料を注入して成型しても良い。この場合には、第1供給部材と第2供給部材とが確実に固
定部で固定され、このことによりフィルターも第1供給部材と第2供給部材との間に確実
に固定される。
本発明の実施形態に関連する記録装置の概略斜視図である。 本発明の実施形態に関連する記録ヘッドの分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に関連する供給部材の上面図である。 図3のA−A′線に沿う拡大断面図である。 フィルター部分を抽出して示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に関連するヘッド本体を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に関連するヘッド本体を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に関連する供給部材の上面図である。 図11のB−B′線に沿う拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に関連する供給部材の上面図である。 図16のC−C′線に沿う拡大断面図である。 フィルター部分を抽出して示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に関連する供給部材の上面図である。 図22のD−D′線に沿う拡大断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る製造方法を示す断面図である。
以下本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る液体噴射ヘッドの製造方法により得る液体噴
射ヘッドを搭載した液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略斜視図で
ある。同図に示すように、インクジェット式記録装置10は、インク滴を吐出する液体噴
射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッドとも言う)11が
キャリッジ12に固定され、この記録ヘッド11には、ブラック(B)、ライトブラック
(LB)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)等の複数の異なる色のインク
が貯留された液体貯留手段であるインクカートリッジ13がそれぞれ着脱可能に固定され
ている。
記録ヘッド11が搭載されたキャリッジ12は、装置本体14に取り付けられたキャリ
ッジ軸15に軸方向移動自在に設けられている。そして、駆動モーター16の駆動力が図
示しない複数の歯車およびタイミングベルト17を介してキャリッジ12に伝達されるこ
とで、キャリッジ12はキャリッジ軸15に沿って移動される。一方、装置本体14には
キャリッジ軸15に沿ってプラテン18が設けられており、図示しない給紙装置等により
給紙された紙等の被記録媒体Sがプラテン18上を搬送されるようになっている。
また、キャリッジ12のホームポジションに対応する位置、すなわち、キャリッジ軸1
5の一方の端部近傍には、記録ヘッド11のノズル形成面を封止するキャップ部材19を
有するキャッピング装置20が設けられている。このキャップ部材19によってノズル開
口が形成されたノズル形成面を封止することにより、インクの乾燥を防止している。また
、このキャップ部材19は、フラッシング動作時のインク受けとしても機能する。
ここで、記録ヘッド11についてさらに詳説する。図2は、液体噴射ヘッドの一例であ
るインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図である。同図に示すように、記録ヘッド11
は、液体貯留手段であるインクカートリッジ13が固定されるカートリッジケース等の供
給部材30と、供給部材30のインクカートリッジ13とは反対側の面に固定されたヘッ
ド本体220と、ヘッド本体220の液体噴射面側に設けられたカバーヘッド240とを
具備する。
これらのうち、供給部材30について、図3及び図4に基づき詳細に説明する。ここで
、図3は供給部材の上面図であり、図4は図3をA−A′線で切った拡大断面図である。
両図に示すように、供給部材30は、第1供給部材である供給部材本体31と、供給部
材本体31の一方面側に設けられた第2供給部材である供給針32と、供給部材本体31
と供給針32との間に配設されたフィルター33と、フィルター33とともに供給部材本
体31と供給針32とを一体化するよう供給部材本体31の一方面側に設けた固定部34
とを具備する。
供給部材30は、一方面側に上述したインクカートリッジ13がそれぞれ装着される供
給体形成部35を有する。この供給体形成部35は、必ずしもインクカートリッジ13が
装着されるものである必要はなく、液体貯留手段からチューブを介して供給体形成部35
にインクが導かれる態様のものであってもよい。
供給部材本体31には、後述するフィルター33よりも下流側にあって、一端が各供給
体形成部35に開口し、他端がヘッド本体220側に開口して、インクカートリッジ13
からのインクをヘッド本体220に供給するための第1液体供給路である液体供給路36
が設けられている。ここで、液体供給路36は、供給部材本体31の長手方向に並設され
て複数設けられており、液体供給路36は、インクの色毎に設けられたインクカートリッ
ジ13に対してそれぞれ独立して設けられている。
供給針32は、供給部材本体31の表面(一方面側)に固定されるものであり、液体供
給路36に連通する第2液体供給路である液体供給路38を有する。この供給針32は、
インクカートリッジ13から供給されたインクを供給部材本体31に供給するための部材
である。供給針32は、供給部材本体31側の端部近傍にフランジ部39を有しており、
このフランジ部39と供給部材本体31との間でフィルター33を挟持している。
また、液体供給路38の液体供給路36との接続領域には、他の領域よりも内径の大き
い空間、すなわち、幅広部であるフィルター室41が設けられている。このフィルター室
41は、例えば、本実施形態では、供給部材本体31側ほど内径が大きくなるように形成
されている。なお、このフィルター室41は、フィルター33の面積を大きくしてインク
が通過する際の抵抗をできるだけ小さくするために、液体供給路38の他の領域よりも大
きい内径で形成されている。
フィルター33は、金属が細かく編みこまれたシート状のものであり、供給部材本体3
1と供給針32とで挟持されている。ここで、本実施形態におけるフィルター33は、こ
のフィルター33の部分を抽出した図5(フィルター33部分の平面図)にも示すように
、液体供給路36,38の間の領域の外側に突出する大きさを有しており、その外側の端
部には位置決め用のピン37が挿入される2個の位置決め孔40が形成されている。ここ
で、位置決め用のピン37は供給部材本体31の表面から突出させて形成してある。また
、フィルター33は大まかな位置決めができれば良いので、位置決め孔40は大き目の孔
として形成しておいても良い。大き目の孔とすることによりフィルター33をピン37に
挿入する際の作業性が向上するからである。かかるフィルター33は、1つの液体供給路
36毎に独立して設けてある。
なお、フィルター33はピン37に挿入して位置決めを行った状態で供給部材本体31
に熱溶着により固定しておく。
固定部34は、フィルター33の位置決め孔40に対して液体供給路36,38を挟む
位置(図4に示す場合は二つの供給針32の間)に設けられた金型のゲート(後に詳述す
る)から供給針32の一部を覆うように供給部材本体31の一方面側(図4における表面
側)から樹脂材料を注入してモールド成型したものである。ここで、成型用の前記樹脂材
料は、開口部が供給針32で一部が塞がれて供給部材本体31に設けた凹部45に、供給
部材本体31の表面側から流入させている。かくして凹部45に入り込んだ樹脂材料が固
化して形成される固定部34により供給針32との間でアンカー効果が発揮される。かか
るアンカー効果とも相俟って供給部材本体31、供給針32及びフィルター33は固定部
34により強固に一体化される。なお、ピン37は供給針32に設けても良い。
ここで、かかるインクジェット式記録ヘッド11、特に供給部材30の製造方法につい
て詳細に説明する。なお、図6乃至図8は、供給部材の製造方法を示す断面図である。
まず、フィルター33の位置決め孔40にピン37を挿入することによりこのフィルタ
ー33を供給部材本体31に位置決めした状態でフィルター33を供給部材本体31に熱
溶着する。その後、図6に示すように、供給部材本体31と供給針32と間でフィルター
33を挟持させるようフィルター33上の所定位置に供給針32を載置する。なお、ここ
で、フィルター33を供給部材本体31に熱溶着させることは必須ではなく、位置決め孔
40を用いて位置決めをした後、単にフィルター33上に供給針32を載置するだけでも
良い。
次に、図7に示すように、供給部材本体31の一方面側(図の上側)の上方から金型2
00をセットする。この金型200は供給針32の一部を含み供給部材本体31の一方面
側を覆う内部空間を有するとともに、ピン37及び位置決め孔40に対して液体供給路3
6,38を挟む位置に樹脂材料の注入口であるゲート202が設けられている。
かかる状態で、図8に示すように、固定部34を一体成形により成型する。具体的には
、溶融した注入樹脂を金型200のゲート202を介して金型200のキャビティー20
1内に充填することで、固定部34をモールド成型する。ここで、注入樹脂はキャビティ
ー201から凹部45に流入する。この結果、凹部45に充填された樹脂により前述のア
ンカー効果が発揮される。
ここで、ピン37及び位置決め孔40はゲート202に対し液体供給路36,38を挟
んだ反対側にある。したがって、ゲート202を介してキャビティー201内に注入され
る注入樹脂のキャビティー201内での流動性に悪影響をあたえることはない。加えて、
この場合のキャビティー201は比較的大きな空間となっているので、金型200の内周
面との間に大きな成型樹脂の流路を確保することができ、その分樹脂の良好な流動性を確
保し得る。
また、本実施形態によれば、樹脂成型品である固定部34で、フィルター33とともに
、供給部材本体31及び供給針32を一体化しているので、フィルター33の有効面積を
広げて隣り合う供給針32の間隔を小さくすることで当該ヘッドを小型化することができ
る。
なお、本形態において、ピン37は供給部材本体31に設けられているが、供給針32
にピン37が設けられ、フィルターは供給針32に対して位置決めされ熱溶着されても良
い。さらに、ピン37は供給部材本体31や供給針32と一体で形成されていても良いが
、供給部材本体31や供給針32と別にピン37を形成し、供給部材本体31又は供給針
32にピン37を取り付けるようにしても良い。
上述の如き供給部材30の液体供給路36の他方側、すなわち供給針32の反対側には
ヘッド本体220が設けられている。ここで、ヘッド本体220について説明する。なお
、図9はヘッド本体の分解斜視図であり、図10は、ヘッド本体の断面図である。
両図に示すように、ヘッド本体220を構成する流路形成基板60は、本実施形態では
、シリコン単結晶基板からなり、その一方面には二酸化シリコンからなる弾性膜50が形
成されている。この流路形成基板60には、その他方面側から異方性エッチングすること
により、複数の隔壁によって区画された圧力発生室62が、幅方向に並設された列が2列
形成されている。また、各列の圧力発生室62の長手方向外側には、後述するリザーバー
形成基板80に設けられるリザーバー部81と連通し、各圧力発生室62の共通のインク
室となるリザーバー100を構成する連通部63が形成されている。また、連通部63は
、インク供給路64を介して各圧力発生室62の長手方向一端部とそれぞれ連通されてい
る。すなわち、本実施形態では、流路形成基板60に形成された液体流路として、圧力発
生室62、連通部63及びインク供給路64が設けられている。
また、流路形成基板60の開口面側には、ノズル開口71が形成されたノズルプレート
70が接着剤400を介して固着されている。具体的には、複数のヘッド本体220に対
応するように複数のノズルプレート70が設けられており、当該ノズルプレート70は後
で詳述するカバーヘッド240の露出開口部241よりも若干広い面積を有してカバーヘ
ッド240と重畳する領域で接着剤等によって固定されている。なお、ノズルプレート7
0のノズル開口71は、各圧力発生室62のインク供給路64とは反対側で連通する位置
に穿設されている。本実施形態では、流路形成基板60に圧力発生室62が並設された列
を2列設けたため、1つのヘッド本体220にノズル開口71の並設されたノズル列71
Aが2列設けられている。そして、本実施形態では、このノズルプレート70のノズル開
口71が開口する面が液体噴射面となっている。このようなノズルプレート70としては
、例えば、シリコン単結晶基板やステンレス鋼(SUS)等の金属基板などが挙げられる
一方、流路形成基板60の開口面とは反対側には、弾性膜50上に、金属からなる下電
極膜と、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の圧電材料からなる圧電体層と、金属からな
る上電極膜とを順次積層することで形成された圧電素子300が形成されている。
このような圧電素子300が形成された流路形成基板60上には、リザーバー100の
少なくとも一部を構成するリザーバー部81を有するリザーバー形成基板80が接合され
ている。このリザーバー部81は、本実施形態では、リザーバー形成基板80を厚さ方向
に貫通して圧力発生室62の幅方向に亘って形成されており、上述のように流路形成基板
60の連通部63と連通されて各圧力発生室62の共通のインク室となるリザーバー10
0を構成している。
また、リザーバー形成基板80の圧電素子300に対向する領域には、圧電素子300
の運動を阻害しない程度の空間を有する圧電素子保持部82が設けられている。
さらに、リザーバー形成基板80上には、各圧電素子300を駆動するための半導体集
積回路(IC)等からなる駆動回路110が設けられている。この駆動回路110の各端
子は、図示しないボンディングワイヤ等を介して各圧電素子300の個別電極から引き出
された引き出し配線と接続されている。そして、駆動回路110の各端子には、フレキシ
ブルプリント基板(FPC)等の外部配線111を介して外部と接続され、外部から外部
配線111を介して印刷信号等の各種信号を受け取るようになっている。
また、このようなリザーバー形成基板80上には、コンプライアンス基板140が接合
されている。コンプライアンス基板140のリザーバー100に対向する領域には、リザ
ーバー100にインクを供給するためのインク導入口144が厚さ方向に貫通することで
形成されている。また、コンプライアンス基板140のリザーバー100に対向する領域
のインク導入口144以外の領域は、厚さ方向に薄く形成された可撓部143となってお
り、リザーバー100は、可撓部143により封止されている。この可撓部143により
、リザーバー100内にコンプライアンスを与えている。
また、コンプライアンス基板140上には、ヘッドケース230が固定されている。
ヘッドケース230は、インク導入口144に連通すると共に供給部材30の液体供給
路36に連通して、供給部材30からのインクをインク導入口144に供給するインク供
給連通路231が設けられている。このヘッドケース230には、コンプライアンス基板
140の可撓部143に対向する領域に溝部232が形成され、可撓部143の撓み変形
が適宜行われるようになっている。また、ヘッドケース230には、リザーバー形成基板
80上に設けられた駆動回路110に対向する領域に厚さ方向に貫通した駆動回路保持部
233が設けられており、外部配線111は、駆動回路保持部233を挿通して駆動回路
110と接続されている。
また、ヘッドケース230を介して供給部材30に保持されたヘッド本体220は、図
2に示すように、5個のヘッド本体220の液体噴射面側を覆うように箱形状を有するカ
バーヘッド240によって相対的に位置決めされて保持されている。カバーヘッド240
は、ノズル開口71を露出する露出開口部241と、露出開口部241を画成すると共に
ヘッド本体220の液体噴射面の少なくともノズル列71Aの並設されたノズル開口71
の両端部側に接合される接合部242とを具備する。
接合部242は、本実施形態では、複数のヘッド本体220に亘って液体噴射面の外周
に沿って設けられた枠部243と、隣接するヘッド本体220の間に延設されて露出開口
部241を分割する梁部244とで構成されており、枠部243及び梁部244がヘッド
本体220の液体噴射面、すなわちノズルプレート70の表面に接合されている。
また、カバーヘッド240には、ヘッド本体220の液体噴射面の側面側に、液体噴射
面の外周縁部に亘って屈曲するように延設された側壁部245が設けられている。
このようにカバーヘッド240は、接合部242をヘッド本体220の液体噴射面に接
着するようにしたため、液体噴射面とカバーヘッド240との段差を減少させることがで
き、液体噴射面のワイピングや吸引動作などを行っても、液体噴射面にインクが残留する
のを防止することができる。また、梁部244によって隣接するヘッド本体220の間が
塞がれているため、隣接するヘッド本体220の間にインクが侵入することがなく、圧電
素子300や駆動回路110などのインクによる劣化及び破壊を防止することができる。
また、ヘッド本体220の液体噴射面とカバーヘッド240との間は、接着剤によって隙
間なく接着されているため、隙間に被記録媒体Sが入り込むのを防止してカバーヘッド2
40の変形及び紙ジャムを防止することができる。さらに、側壁部245が、複数のヘッ
ド本体220の外周縁部を覆うことで、ヘッド本体220の側面へのインクの回り込みを
確実に防止することができる。また、カバーヘッド240に、ヘッド本体220の液体噴
射面と接合される接合部242を設けるようにしたため、複数のヘッド本体220の各ノ
ズル列71Aをカバーヘッド240に対して高精度に位置決めして接合することができる
このようなカバーヘッド240としては、例えば、ステンレス鋼などの金属材料が挙げ
られ、金属板をプレス加工により形成してもよく、成形により形成するようにしてもよい
。また、カバーヘッド240を導電性の金属材料とすることで、接地することができる。
なお、カバーヘッド240とノズルプレート70との接合は、特に限定されず、例えば、
熱硬化性のエポキシ系接着剤や、紫外線硬化型の接着剤による接着などが挙げられる。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッド11は、インクカートリッジ13
からのインクを液体供給路36から取り込み、インク供給連通路231及びインク導入口
144を介して、リザーバー100からノズル開口71に至るまで内部をインクで満たし
た後、駆動回路110からの記録信号に従い、各圧力発生室62に対応するそれぞれの圧
電素子300に電圧を印加し、弾性膜50及び圧電素子300をたわみ変形させることに
より、各圧力発生室62内の圧力が高まりノズル開口71からインク滴が吐出する。
(第2の実施の形態)
以上、本発明の第1の実施の形態により製造される液体噴射ヘッドを説明したが、固定
部34の構造は、図2乃至図4に示すものに限られない。固定部の構造が異なる第2の実
施の形態に関し、図11乃至図15に基づき説明する。なお、前記実施の形態と同一部分
には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図11は供給部材の上面図であり、図12は図11をB−B′線で切った拡大断面図で
ある。
両図に示すように、本実施形態における固定部44は、供給部材本体31と供給針32
との外周部において供給部材本体31と供給針32とに跨る部分を有するように供給針3
2の周囲を取り囲んで成型してある。この結果、供給部材本体31と供給針32とが確実
に固定部44で固定され、このことによりフィルター33も供給部材本体31と供給針3
2との間に確実に固定される。
ここで、かかる固定部44を有する供給部材の製造方法について図13乃至図15に基
づき詳細に説明する。なお、図13乃至図15は、供給部材の製造方法を示す断面図であ
るが、同図中図6乃至図8と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、前記実施形態と同様に供給部材本体31に位置決めした状態でフィルター33を
供給部材本体31に熱溶着するとともに、その後、図13に示すように、供給部材本体3
1と供給針32と間でフィルター33を挟持させるようフィルター33上の所定位置に供
給針32を載置する。
次に、図14に示すように、供給部材本体31の一方面側(図の上側)の上方から金型
203をセットするとともに供給部材本体31の他方面側(図の下側)の下方から金型2
04をセットする。このことにより、金型203,204により供給部材本体31の他方
面側(図の下側)と供給部材本体31の一方面側に設けた供給針32に跨るキャビティー
206を形成することができる。一方、金型203には、ピン37及び位置決め孔40に
対して液体供給路36,38を挟む位置に樹脂材料の注入口であるゲート205が設けら
れている。
かかる状態で、図15に示すように、固定部44を一体成形により成型する。具体的に
は、溶融した注入樹脂を金型203のゲート205を介して金型200のキャビティー2
06内に充填することで、固定部44をモールド成型する。
ここで、ピン37及び位置決め孔40はゲート202に対し液体供給路36,38を挟
んだ反対側にある。したがって、ゲート202を介してキャビティー201内に注入され
る注入樹脂のキャビティー201内での流動性に悪影響をあたえることはない。
また、本実施形態によれば、樹脂成型品である固定部44で、供給部材本体31と供給
針32とに跨がって両者を固定しているので、両者は安定的に一体化される。
なお、本形態において、ピン37は供給部材本体31に設けられているが、供給針32
にピン37が設けられ、フィルターは供給針32に対して位置決めされ熱溶着されても良
い。さらに、ピン37は供給部材本体31や供給針32と一体で形成されていても良いが
、供給部材本体31や供給針32と別にピン37を形成し、供給部材本体31又は供給針
32にピン37を取り付けるようにしても良い。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、第1及び第2の実施の形態に対し供給部材の構造が異なるものである
。すなわち、図2に示す記録ヘッドにおける供給部材の構造のみが異なり、他の構造は同
様である。そこで、図1及び図2と同一部分には同一番号を使用して、供給部材30Aに
関し、図16及び図17に基づき詳細に説明する。ここで、図16は供給部材の上面図で
あり、図17は図16をC−C′線で切った拡大断面図である。
両図に示すように、供給部材30Aは、第1供給部材である供給部材本体31Aと、供
給部材本体31Aの一方面側に設けられた第2供給部材である供給針32Aと、供給部材
本体31Aと供給針32Aとの間に配設されたフィルター33Aと、フィルター33Aと
ともに供給部材本体31Aと供給針32Aとを一体化するよう供給部材本体31Aの一方
面側に設けた固定部34Aとを具備する。
供給部材30Aは、一方面側に上述したインクカートリッジ13がそれぞれ装着される
供給体形成部35Aを有する。この供給体形成部35Aは、必ずしもインクカートリッジ
13が装着されるものである必要はなく、液体貯留手段からチューブを介して供給体形成
部35Aにインクが導かれる態様のものであってもよい。
供給部材本体31Aには、後述するフィルター33Aよりも下流側にあって、一端が各
供給体形成部35Aに開口し、他端がヘッド本体220側に開口して、インクカートリッ
ジ13からのインクをヘッド本体220に供給するための第1液体供給路である液体供給
路36Aが設けられている。ここで、液体供給路36Aは、供給部材本体31Aの長手方
向に並設されて複数設けられており、液体供給路36Aは、インクの色毎に設けられたイ
ンクカートリッジ13に対してそれぞれ独立して設けられている。
供給針32Aは、供給部材本体31Aの表面(一方面側)に固定されるものであり、液
体供給路36Aに連通する第2液体供給路である液体供給路38Aを有する。この供給針
32Aは、インクカートリッジ13から供給されたインクを供給部材本体31Aに供給す
るための部材である。供給針32Aは、供給部材本体31A側の端部近傍にフランジ部3
9Aを有しており、このフランジ部39Aと供給部材本体31Aとの間でフィルター33
Aを挟持している。
また、液体供給路38Aの液体供給路36Aとの接続領域には、他の領域よりも内径の
大きい空間、すなわち、幅広部であるフィルター室41Aが設けられている。このフィル
ター室41Aは、例えば、本実施形態では、供給部材本体31A側ほど内径が大きくなる
ように形成されている。なお、このフィルター室41Aは、フィルター33Aの面積を大
きくしてインクが通過する際の抵抗をできるだけ小さくするために、液体供給路38Aの
他の領域よりも大きい内径で形成されている。
フィルター33Aは、金属が細かく編みこまれたシート状のものであり、供給部材本体
31Aと供給針32Aとで挟持されている。ここで、本実施形態におけるフィルター33
Aには、このフィルター33Aの部分を抽出した図18(a)(フィルター33A部分の
平面図)にも示すように、供給部材本体31Aと供給針32Aとで挟持された部分よりも
外側に突出する部分が形成されており、その製造途中で位置決め用のピン37A(図17
には図示せず)が挿入される2個の位置決め孔40Aが形成されている。ここで、前記ピ
ン37Aは供給部材本体31Aの表面から細く突出させて形成してある(図17に示す場
合は、このピン37Aが溶けてなくなっている場合である)。また、フィルター33Aは
大まかな位置決めができれば良いので、位置決め孔40Aは大き目の孔として形成してお
いても良い。大き目の孔とすることによりフィルター33Aをピン37Aに挿入する際の
作業性が向上するからである。かかるフィルター33Aは、1つの液体供給路36A毎に
独立して設けてある。
フィルター33Aの配置形状、特に位置決め孔40Aの位置には特別な制限はない。し
たがって、図18(a)に示す以外にも種々考えられる。ただ、位置決め用のピン37A
は樹脂材料の充填時に溶ける必要があるので、樹脂材料を注入するための供給口であるゲ
ート202Aの近傍に配設するのが好ましい。この点を考慮したフィルター33Aの他の
配置形状を図18(b)及び図18(c)に示す。図18(b)はゲート202Aに対し
て点対称の位置に配設したものである。また、図18(c)は一個のピン37Aを二個の
フィルター33Aで兼用した場合である。すなわち、この場合の各ピン37Aには二個の
フィルター33Aの一方の位置決め孔40A及び他方の位置決め孔40Aがそれぞれ挿入
されている。
固定部34Aは、フィルター33Aの位置決め孔40Aに対して液体供給路36A,3
8Aを挟む位置(図17に示す場合は二つの供給針32Aの間)に設けられた金型のゲー
ト202A(図18参照)から供給針32Aの一部を覆うように供給部材本体31Aの一
方面側(図17における表面側)から樹脂材料を注入してモールド成型したものである。
ここで、成型用の前記樹脂材料は、開口部が供給針32Aで一部が塞がれて供給部材本体
31Aに設けた凹部45Aに、供給部材本体31Aの表面側から流入させている。かくし
て凹部45Aに入り込んだ樹脂材料が固化して形成される固定部34Aにより供給針32
Aとの間でアンカー効果が発揮される。かかるアンカー効果とも相俟って供給部材本体3
1A、供給針32A及びフィルター33Aは固定部34Aにより強固に一体化される。
ここで、かかるインクジェット式記録ヘッド11、特に供給部材30Aの製造方法につ
いて詳細に説明する。なお、図19乃至図21は、供給部材の製造方法を示す断面図であ
る。
まず、フィルター33Aの位置決め孔40Aにピン37Aを挿入することによりこのフ
ィルター33Aを供給部材本体31Aに位置決めした状態でフィルター33Aを供給部材
本体31Aに熱溶着する。その後、図19に示すように、供給部材本体31Aと供給針3
2Aと間でフィルター33Aを挟持させるようフィルター33A上の所定位置に供給針3
2Aを載置する。なお、ここで、フィルター33Aを供給部材本体31Aに熱溶着させる
ことは必須ではなく、位置決め孔40Aを用いて位置決めをした後、単にフィルター33
A上に供給針32Aを載置するだけでも良い。この場合、ピン37Aは供給針32Aに設
けても良い。
次に、図20に示すように、供給部材本体31Aの一方面側(図の上側)の上方から金
型200Aをセットする。この金型200Aは供給針32Aの一部を含み供給部材本体3
1Aの一方面側を覆う内部空間を有するとともに、二つの供給針32A,32Aの間に配
設された樹脂材料の注入口であるゲート202Aを有している。かかるゲート202Aの
位置に特別な制限はないが、注入樹脂の流動性を考慮した場合、本実施形態の如く供給部
材本体31Aの中央部に対応する位置に設けるのが好ましい。また、ゲート202Aは複
数個所に設けることも可能である。
かかる状態で、図21に示すように、固定部34Aを一体成形により成型する。具体的
には、溶融した注入樹脂を金型200Aのゲート202Aを介して金型200Aのキャビ
ティー201A内に充填することで、固定部34Aをモールド成型する。この場合ピン3
7Aは注入された樹脂の熱で溶けるように細く構成されているので、流入する樹脂に接触
することで溶けてなくなり、その後は樹脂の流通の障害となることはない。
また、注入樹脂はキャビティー201Aから凹部45Aにも流入する。この結果、凹部
45Aに充填された樹脂により前述のアンカー効果が発揮される。
この場合のキャビティー201Aは比較的大きな空間となっているので、金型200A
の内周面との間に大きな成型樹脂の流路を確保することができ、その分樹脂の良好な流動
性を確保し得る。
また、本実施形態によれば、樹脂成型品である固定部34Aで、フィルター33Aとと
もに、供給部材本体31A及び供給針32Aを一体化しているので、フィルター33Aの
有効面積を広げて隣り合う供給針32Aの間隔を小さくすることで当該ヘッドを小型化す
ることができる。
上述の如き供給部材30Aの液体供給路36Aの他方側、すなわち供給針32Aの反対
側にはヘッド本体220が設けられている。かかるヘッド本体220は図9及び図10に
基づき説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
なお、本実施の形態では、ピン37Aは供給部材本体31Aに設けられているが、供給
針32Aにピン37Aが設けられ、フィルター33Aは供給針32Aに対して位置決めさ
れ熱溶着されても良い。さらに、ピン37Aは供給部材本体31Aや供給針32Aと一体
で形成されていても良いが、供給部材本体31A及び供給針32Aよりも融点が低い部材
でピン37Aを別に形成し、供給部材本体31A又は供給針32Aにピン37Aを取り付
けるようにしても良い。ピン37Aの融点が低いことにより、ピン37Aをさほど細くし
なくても、より容易に溶かすことができ、供給部材本体31A及び供給針32Aは融点が
高いことにより、樹脂を注入しても変形をしないようにすることができる。
(第4の実施の形態)
固定部34Aの構造は、図16及び図17に示すものに限られない。固定部の構造が異
なる第4の実施の形態に関し、図22乃至図26に基づき説明する。なお、第3の実施の
形態と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図22は供給部材の上面図であり、図23は図22をD−D′線で切った拡大断面図で
ある。
両図に示すように、本実施形態における固定部44Aは、供給部材本体31Aと供給針
32Aとの外周部において供給部材本体31Aと供給針32Aとに跨る部分を有するよう
に供給針32Aの周囲を取り囲んで成型してある。この結果、供給部材本体31Aと供給
針32Aとが確実に固定部44Aで固定され、このことによりフィルター33Aも供給部
材本体31Aと供給針32Aとの間に確実に固定される。
ここで、かかる固定部44Aを有する供給部材の製造方法について図24乃至図26に
基づき詳細に説明する。なお、図24乃至図26は、供給部材の製造方法を示す断面図で
あるが、同図中図19乃至図21と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略す
る。
まず、第3の実施の形態と同様に供給部材本体31Aに位置決めした状態でフィルター
33Aを供給部材本体31Aに熱溶着するとともに、その後、図24に示すように、供給
部材本体31Aと供給針32Aと間でフィルター33Aを挟持させるようフィルター33
A上の所定位置に供給針32Aを載置する。なお、ここで、フィルター33Aを供給部材
本体31Aに熱溶着させることは必須ではなく、位置決め孔40Aを用いて位置決めをし
た後、単にフィルター33A上に供給針32Aを載置するだけでも良い。この場合、ピン
37Aは供給針32Aに設けても良い。
次に、図25に示すように、供給部材本体31Aの一方面側(図の上側)の上方から金
型203Aをセットするとともに供給部材本体31Aの他方面側(図の下側)の下方から
金型204Aをセットする。このことにより、金型203A,204Aにより供給部材本
体31Aの他方面側(図の下側)と供給部材本体31Aの一方面側に設けた供給針32A
に跨るキャビティー206Aを形成することができる。一方、金型203Aには、ピン3
7A及び位置決め孔40Aに対して液体供給路36A、38Aを挟む位置に樹脂材料の注
入口であるゲート205Aが設けられている。かかるゲート205Aの位置に特別な制限
はないが、注入樹脂の流動性を考慮した場合、本実施形態の如く供給部材本体31Aの中
央部に対応する位置に設けるのが好ましい。また、ゲート205Aは複数個所に設けるこ
とも可能である。
かかる状態で、図26に示すように、固定部44Aを一体成形により成型する。具体的
には、溶融した注入樹脂を金型203Aのゲート205Aを介して金型200Aのキャビ
ティー206A内に充填することで、固定部44Aをモールド成型する。
この場合ピン37Aは注入された樹脂の熱で溶けるように構成されているので、流入す
る樹脂に接触することで溶けてなくなり、その後は樹脂の流通の障害となることはない。
また、本実施形態によれば、樹脂成型品である固定部44Aで、供給部材本体31Aと
供給針32Aとに跨がって両者を固定しているので、両者は安定的に一体化される。
なお、本実施の形態では、ピン37Aは供給部材本体31Aに設けられているが、供給
針32Aにピン37Aが設けられ、フィルター33Aは供給針32Aに対して位置決めさ
れ熱溶着されても良い。さらに、ピン37Aは供給部材本体31Aや供給針32Aと一体
で形成されていても良いが、供給部材本体31A及び供給針32Aよりも融点が低い部材
でピン37Aを別に形成し、供給部材本体31A又は供給針32Aにピン37Aを取り付
けるようにしても良い。ピン37Aの融点が低いことにより、ピン37Aをさほど細くし
なくても、より容易に溶かすことができ、供給部材本体31A及び供給針32Aは融点が
高いことにより、樹脂を注入しても変形をしないようにすることができる。
(他の実施の形態)
上述した第1乃至第4の実施の形態では、液体貯留手段であるインクカートリッジ13
を供給部材30,30Aに着脱自在となるように設けるようにしたが、特にこれに限定さ
れず、例えば、液体貯留手段として、インクタンク等を記録ヘッド11とは異なる位置に
設け、液体貯留手段と記録ヘッド11とをチューブなどの供給管を介して接続するように
してもよい。すなわち、上述した実施形態では、供給体として針状の供給針32,32A
を例示したが、供給体は、針状のものに限定されるものではない。
さらに、上述した実施の形態では、複数の液体供給路36,36Aに対して1つのヘッ
ド本体220が設けられた構成を例示したが、インクの色毎に複数のヘッド本体を設ける
ようにしてもよい。このような場合には、各液体供給路36,36Aが、各ヘッド本体に
連通する、すなわち、各液体供給路36,36Aが、各ヘッド本体に設けられたノズル開
口が並設されたノズル列毎に連通するように設けられていてもよい。もちろん、液体供給
路36,36Aは、ノズル列毎に連通しなくてもよく、1つの液体供給路36,36Aが
複数のノズル列に連通していてもよく、また1列のノズル列を2つに分け、それぞれに液
体供給路36,36Aが連通していてもよい。すなわち、液体供給路36,36Aは、複
数のノズル開口からなるノズル開口群に連通していればよい。
さらに、上述の実施の形態では、インク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッド11
を例示して本発明を説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたもので
ある。液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる記録
ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有
機ELディスプレー、FED(電界放出ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材
料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を挙げることが
できる。
10 インクジェット式記録装置、11 インクジェット式記録ヘッド、30,30A
供給部材、31,31A 供給部材本体、32,32A 供給針(供給体)、33,3
3A フィルター、34,34A、44,44A 固定部、37,37A ピン、40、
40A 位置決め孔、45,45A 凹部、200,203,204、200A,203
A,204A 金型、202,205,202A,205A ゲート

Claims (9)

  1. 液体を貯留する液体貯留手段から液体供給路を介して供給された前記液体を噴射するノ
    ズル開口を有する液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    前記液体供給路の一部である第1液体供給路が形成された第1供給部材及び前記第1供
    給部材の一方面側に配設されて前記第1液体供給路に連通する前記液体供給路の他の一部
    である第2液体供給路を有する第2供給部材における前記第1及び第2液体供給路の間に
    フィルターを配置するに際し、位置決めピンを用いて前記第1供給部材又は前記第2供給
    部材に対し前記フィルターの位置決め配置を行う位置決め配置工程と、
    前記位置決めピンに対して前記第1及び第2液体供給路を挟む位置に設けられた型枠の
    注入部から樹脂材料を注入して固定部を成型することで、少なくとも前記第1供給部材と
    前記第2供給部材とを一体化する一体化工程とを備えることを特徴とする液体噴射ヘッド
    の製造方法。
  2. 請求項1に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記位置決め配置工程は前記フィルターの位置決め孔に前記位置決めピンを挿入するこ
    とにより行い、前記一体化工程は、型枠の注入部から樹脂材料を注入して前記位置決めピ
    ンを溶かしながら固定部を成型することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  3. 請求項2に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記位置決めピンは、前記第1供給部材及び前記第2供給部材よりも融点が低い部材で
    作られて、前記第1供給部材又は前記第2供給部材に取り付けられることを特徴とする液
    体噴射ヘッドの製造方法。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記位置決めピンは、前記第1供給部材又は前記第2供給部材に設けられていることを
    特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記位置決め配置工程において、前記位置決め配置をした前記フィルターを前記第1供
    給部材に固着することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  6. 請求項5に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記フィルターは、前記第1供給部材に熱溶着によって固着されることを特徴とする液
    体噴射ヘッドの製造方法。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記一体化工程は、前記第2供給部材の一部を覆うように前記第1供給部材の前記一方
    面側に前記樹脂材料を注入して前記固定部を成型したことを特徴とする液体噴射ヘッドの
    製造方法。
  8. 請求項7に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記一体化工程において、開口部が前記第2供給部材で一部が塞がれた前記第1供給部
    材に設けた凹部に、前記樹脂材料を前記第1供給部材の前記一方面側から流入させること
    を特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  9. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載する液体噴射ヘッドの製造方法において、
    前記一体化工程は、前記第1供給部材と前記第2供給部材との外周部において前記第1
    供給部材と前記第2供給部材とに跨る部分を前記固定部が有するように前記樹脂材料を注
    入して成型したことを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
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