JP2010089955A - Sheet feeder and image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シート給送装置およびこれを有する画像形成装置に関し、さらに詳しくは、エアを吹き付けることにより積載されたシート束からシート同士を分離させ、分離された最上位の1枚のシートをエア吸引しつつ給送するエア吸引式のシート給送装置およびこれを有する、孔版印刷装置等を含む印刷装置、電子写真方式の複写機を含む複写機、ファクシミリ、プリンタ、インクジェット記録装置、プロッタ等またはそれら複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に関する。 The present invention relates to a sheet feeding apparatus and an image forming apparatus having the same, and more specifically, separates sheets from a stack of stacked sheets by blowing air, and removes the separated uppermost sheet as air. An air suction type sheet feeding device that feeds while sucking and a printing device including this, including a stencil printing device, a copying machine including an electrophotographic copying machine, a facsimile, a printer, an inkjet recording device, a plotter, etc. The present invention relates to an image forming apparatus such as a multifunction peripheral having a plurality of functions.
シートを積載して昇降可能なシート積載手段としての給紙台もしくは給紙トレイに積載されたシート束からシートを1枚ずつ取り出し給送するシート給送装置(給紙装置)には、周知のとおり、摩擦式およびエア式のものがある(摩擦式については図22参照)。エア式の給紙装置は、シート束の先端面ないし少なくとも一方の側端面にエアを吐出し吹き付けることによりシート束からシート同士を分離させ、分離された最上位の1枚のシートをエア吸引しつつ給送するものである(例えば、特許文献1参照)。
以下、給紙トレイ上に残り少なくなった1枚のシートもしくは複数枚のシートからなるシート束を、総括的にシート束ともいう。シート束の前部とは、シート束を構成しているシートの先端面もしくは前端面とその角部(エッジ部)とを含む広い概念用語を意味し、シート束の側部とは、シート束を構成しているシートの側端面とその角部(エッジ部)とを含む広い概念用語を意味する。以下、説明の簡明化のため、シート束の前部のことを、単にシートもしくはシート束の「先端面」もしくは「前端面」と、シート束の側部のことを、シートもしくはシート束の「側端面」ともいう。
A sheet feeding device (sheet feeding device) that picks up and feeds sheets one by one from a sheet bundle loaded on a sheet feeding tray or a sheet feeding tray as a sheet stacking unit that can stack and move up and down is well known. As shown, there are friction type and air type (see FIG. 22 for the friction type). The air-type paper feeder separates sheets from the sheet bundle by discharging and blowing air to the leading end surface or at least one side end surface of the sheet bundle, and sucks the separated uppermost sheet by air. (For example, refer patent document 1).
Hereinafter, a sheet bundle consisting of one sheet or a plurality of sheets remaining on the sheet feeding tray is also collectively referred to as a sheet bundle. The front part of the sheet bundle means a broad concept term including the front end surface or front end face of the sheets constituting the sheet bundle and the corner (edge part) thereof, and the side part of the sheet bundle refers to the sheet bundle. Is a broad concept term including the side end face of the sheet and the corners (edge portions) thereof. Hereinafter, for the sake of simplicity of explanation, the front part of the sheet bundle is simply referred to as “the front end face” or “front end face” of the sheet or sheet bundle, and the side part of the sheet bundle is referred to as “ Also referred to as “side end face”.
図19および図20に、従来のエア式の給紙装置500(以下、「エア給紙装置500」ともいう)の一例を示す。エア給紙装置500の原理は、概略以下の(1)〜(3)の工程・動作で行われる。
(1)シート束2の先端面および両側端面にエアaを吹き付けることで、シート間にエアが入り、図19に示すようにシート束2のシートS同士が1枚ずつに分離しバラける。
(2)分離したシートS1,Sの最上位シートS1を1枚のみ吸引することで、吸引ベルト11にシートS1が貼り付き・保持される。
(3)吸引ベルト11が回転・走行することで、シートS1を1枚給送・搬送する。
19 and 20 show an example of a conventional air-type paper feeder 500 (hereinafter also referred to as “
(1) By blowing air a to the front end surface and both end surfaces of the
(2) By sucking only one uppermost sheet S1 of the separated sheets S1 and S, the sheet S1 is adhered and held on the
(3) As the
シート束2の先端面(前部)および両側端面(両側部)にエアaを吹き付ける工程(1)で機能する構成部品(構成要素)の動作は、次のようである。図19に示すように、シート束2の前方からはフロントエア吐出駆動源としてのDCファンからなるフロントエア吐出ファン23によりエアaの流れを作り、このエアaがフロント吐出チャンバ20を通りフロントエア吐出口21から外に出て、シート束2の先端面に吹き付ける。ここで、フロントエア吐出口21を備えたフロント吐出チャンバ20およびフロントエア吐出ファン23は、フロント吐出ユニット22を構成している。
The operation of the components (components) that function in the step (1) of blowing air a to the front end surface (front portion) and both end surfaces (both side portions) of the
また、図19および図20に示すように、シート束2の左右の両側端面からも同様に、サイドエア吐出駆動源としてのDCファンからなる左右一対のサイドエア吐出ファン41,41よりエア(以下、「サイドエア」ともいう)aの流れを作り、このエアaが各サイド吐出チャンバ42a,42bを通り外に出て、シート束2の各側端面に吹き付ける。上記各エアがシート束2の先端面および両側端面に吹き付けることで、シート束2の上部が図19に示すように1枚ずつ分離しバラける。
ここで、サイドエア吐出ファン41およびサイド吐出チャンバ42a、サイドエア吐出ファン41およびサイド吐出チャンバ42bは、サイド吐出ユニット40を構成している。サイド吐出ユニット40は、給紙トレイ3上の最上位近傍の複数枚のシートSの側端面にエアaを吹き付けて浮上させるサイドエア吹付手段として機能する。フロント吐出ユニット22およびサイド吐出ユニット40は、給紙トレイ3上に積載されたシート束2の先端面および両側端面にエアを吹き付けることによりシートSを1枚ずつ分離させるエア分離手段を構成している。
Further, as shown in FIGS. 19 and 20, air (hereinafter referred to as “air flow”) from a pair of left and right side
Here, the side
給紙トレイ3は、シートSもしくはシート束2を積載して昇降可能なシート積載手段としての機能・構成を有する。給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が給送可能となる所定の位置(給送位置もしくは給紙位置)に達することを含め、給紙トレイ3を昇降させる昇降手段としては、公知の種々の昇降機構が用いられる。ここで、給送位置もしくは給紙位置とは、給紙トレイ3上の最上位シートS1が上記給送手段によって給送(給紙)可能となるよう給紙トレイ3が高さ方向(昇降方向)Zの所定の位置を占めることを意味する。
給紙トレイ3の上方には、給紙トレイ3上に積載されているシート束2の最上位のシートSの後端部に当接して、分離された1枚の最上位シートS1をエア吸引・保持し給紙可能とする給紙位置を占めるようにするための上限検知センサ(図示せず、例えば、コロ状部材とこれを回転可能に支持するブラケットに設けられたフィラーで透過型フォトセンサをオン/オフする構成)が配設されている。この図示しない上限検知センサからの信号に基づいて、図示しない制御手段は給紙トレイ3がシート束2の積載高さに応じた適正高さを保持するように上記図示しない昇降モータを制御するようになっている。
給紙トレイ3におけるシート給送方向Xあるいはシート搬送方向Xと直交するシート幅方向Yには、シート束2の両側端もしくは両側端面の位置を規制することで位置決め揃えるための図示しない一対のサイドフェンス(シート側端位置規制手段)がシート幅方向Yに移動可能に設けられている。各サイドフェンスにはサイドエアを通過させる開口部が形成されている。
The
Above the
In the sheet feeding direction X in the
分離した最上位シートS1を1枚のみ吸引する工程(2)および吸引ベルト11が回転・走行することでシートS1を1枚搬送する工程(3)で機能する構成部品(構成要素)は、吸引ベルト11、駆動ローラ14a、従動ローラ14b、吸引チャンバ12、吸引中継管(ダクト)13、エア吸引駆動ファン15、吸引駆動源チャンバ17、吸引ベルト駆動モータ47である。
シート束2における最上位シートS1の上方に、一対の回転部材としての駆動ローラ14aと従動ローラ14bとの間に巻き掛けられた無端ベルトからなる吸引ベルト11が有り、吸引ベルト11には、エア吸引用の多数の孔11aが形成されている。なお、図20においては、図示の簡明化を図るため、孔11aの形成箇所を駆動ローラ14aと従動ローラ14bとの間の吸引ベルト11の特定の範囲に形成されているように描かれているが、孔11aが吸引ベルト11におけるシート給送方向Xおよびこれと直交するシート幅方向Yの全体に亘って、当然吸引ベルト11の下側および各ローラ上14a,14bにも等ピッチで形成されていることは無論である(後述する実施形態等の吸引ベルト11の平面図でも同様)。
シート束2が積載されている給紙トレイ3の左右外側には、後述する給紙ユニット500A(該給紙トレイ3を含め上記工程(1)〜(3)で機能するほぼ全ての構成部品で構成される)を構成する図示しない一対のユニット側板が配設されていて、駆動ローラ14aと従動ローラ14bとは、上記一対のユニット側板に図19中矢印方向(時計回り方向)に回転可能に軸支されている。また、給紙ユニットを構成しないエア給紙装置にあっては、駆動ローラ14aと従動ローラ14bとは、装置本体に固着された図示しない一対の側板に図19中矢印方向(時計回り方向)に回転可能に軸支される。
駆動ローラ14aの軸の一端は、カップリング14cを介して、上記一方のユニット側板側に固設された、ベルト駆動手段としての吸引ベルト駆動モータ47の出力軸47aに接続されている。吸引ベルト駆動モータ47は、速度可変制御および回転による搬送距離の制御が容易で正確な、例えばステッピングモータからなる。
Components (components) that function in the step (2) of sucking only one separated uppermost sheet S1 and the step (3) of conveying one sheet S1 by rotating and running the
Above the uppermost sheet S1 in the
On the left and right outer sides of the
One end of the shaft of the
駆動ローラ14aと従動ローラ14bとの間であって、上下の吸引ベルト11で囲まれた空間には、下向きに開口12aを形成されほぼ箱状をなす、エアaを吸引する吸引チャンバ12が設けられている。吸引チャンバ12の一側には、吸引中継管13が図20に示す吸引口13aを介して連通・接続されている。
エア吸引をする駆動源は、エア吸引駆動源としてのエア吸引駆動ファン15であり、このエア吸引駆動ファン15には、吸引駆動源チャンバ17が連通・接続されている。従って、吸引チャンバ12とエア吸引駆動ファン15とは、吸引中継管(ダクト)13と吸引駆動源チャンバ17とを介して連通・接続されている。
上記した吸引ベルト11、駆動ローラ14a、従動ローラ14b、吸引チャンバ12、吸引中継管13、エア吸引駆動ファン15、吸引駆動源チャンバ17、吸引ベルト駆動モータ47は、吸引ユニット10を構成している。
上記した吸引ユニット10中、吸引ベルト11、吸引チャンバ12、吸引中継管13、エア吸引駆動ファン15、吸引駆動源チャンバ17は、給紙トレイ3(シート積載手段)上の最上位シートS1をエア吸引・保持(以下、「吸着」ともいう)するシート吸引手段を構成している。
また、上記した吸引ユニット10中、吸引ベルト11、駆動ローラ14a、従動ローラ14b、吸引ベルト駆動モータ47は、上記シート吸引手段により吸引・保持されたシートS1をシート給送方向Xに給送するシート給送手段を構成している。
In the space between the
A drive source for sucking air is an air
The
In the above-described
In the
上記工程(2)および(3)での動作は、次のようである。すなわち、エア吸引駆動ファン15を駆動させることにより、吸引駆動源チャンバ17および吸引中継管13を介して、吸引チャンバ12によりエアaが吸引されると、吸引チャンバ12の内部が負圧になり、吸引チャンバ12の開口12a面に対向した範囲の吸引ベルト11の孔11aからエアaが吸引されるので、上記(1)の工程で1枚に分離された最上位シートS1が吸引ベルト11に貼り付け・吸着保持される。
シートS1が吸引ベルト11に貼り付いたら、吸引ベルト駆動モータ47を駆動させて、駆動ローラ14aを図19中矢印方向に回転させ、吸引ベルト11を走行させることで、シート給送方向Xの下流側に配設された上下一対のレジストローラ113a,113bまでシートS1を搬送する。レジストローラ対113a,113bまでシートS1を搬送後、吸引ベルト駆動モータ47の駆動を停止させることにより、吸引ベルト11の走行を停止させ、所定時間、吸引動作待ちをする。残りのシートS1の搬送は、レジストローラ対113a,113bの回転により行う。シートS1の後端がシート束2の先端面を突き当てている前面板4の近傍にくると、上記したと同様の動作によって次の1枚に分離されたシートSが吸引ベルト11に貼り付く。この工程・動作を繰り返すことで給紙をするのが、エア給紙のシステムである。なお、前面板4には、フロントエア吐出口21から吹き付けるエアaを通過させるための図示しない縦長状の複数のスリットが開けられている。
The operations in the above steps (2) and (3) are as follows. That is, by driving the air
When the sheet S1 adheres to the
図19および図20において、500Aはエア給紙装置500を構成する構成部品(構成要素)のうち、レジストローラ対113a,113bを除いて一体的に構成された給紙ユニットを示している。給紙ユニット500Aは、図示しないネジ等の締結手段を含む着脱手段を介して、例えば後述する図22に示す孔版印刷装置の装置本体50に対して着脱自在に構成されている。
In FIG. 19 and FIG. 20,
しかしながら、図19および図20に示した従来のエア給紙装置500(シート給送装置)等にあっては、給紙トレイ3上に積載されたシート束2に対するエア吹出方向が常に一定であるために、仮に給紙トレイ3上に積載されたシートSにカール癖が付いてシートS全体が上向きに湾曲したり下向きに湾曲してしまっているような場合には、シートSの端面(シートSの側端面や先端面)の高さ位置が所定のエア吹付位置(シート給送装置)からずれてしまってシート端面に適切にエアが吹き付けられず、シート束2が十分にさばかれないといった問題点があった。
However, in the conventional air feeding device 500 (sheet feeding device) shown in FIGS. 19 and 20, the air blowing direction with respect to the
上記問題点に関して、例えば特許文献1記載の給紙装置では、サイドエアの吹付け位置をシートの上面位置に可動して吹き付けを行っていることにより、シート側端面に確実にエアを吹き付けられるが、サイドエアの吹付け位置を可動にするための駆動機構が追加となり、装置の大型化を来たすと共にコストアップになってしまうという新たな問題点がある。
Regarding the above problem, for example, in the paper feeding device described in
本発明は、上述の問題点・事情に鑑みてなされたものであり、装置の大型化およびコストアップすることなく、カール癖の付いたシートであってもその側部に向かって適切にエアを吹き付けることでシートを十分にさばき・分離して安定したシート給送が可能なシート給送装置および画像形成装置を実現し提供することを主な目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems and circumstances, and even if a sheet with a curled ridge is appropriately blown toward the side thereof without increasing the size and cost of the apparatus. The main object is to realize and provide a sheet feeding apparatus and an image forming apparatus capable of stably feeding and separating a sheet sufficiently by blowing.
上述した課題を解決するとともに上述した目的を達成するために、請求項ごとの発明では、以下のような特徴ある手段・構成を採っている。
請求項1記載の発明は、シートを積載して昇降可能なシート積載手段と、前記シート積載手段上の最上位のシート上面が所定の位置に達するまで該シート積載手段を昇降させる昇降手段と、前記シート積載手段上の最上位近傍の複数枚のシートの側部にエアを吹き付けて浮上させるサイドエア吹付手段と、前記シート積載手段上の最上位のシートをエア吸引・保持するシート吸引手段と、前記シート吸引手段によりエア吸引・保持されたシートをシート給送方向に給送するシート給送手段とを具備するシート給送装置において、前記シート積載手段上の最上位のシート上面が前記所定の位置になるように前記シートの側部を検知する第1の検知手段を前記サイドエア吹付手段の近傍に配置したことを特徴とする。
In order to solve the above-described problems and achieve the above-described object, the invention according to each claim employs the following characteristic means and configuration.
The invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、前記シート積載手段上の最上位のシート後端部に当接し、該シート後端部の高さ位置を所定の範囲で多段に検知可能な第2の検知手段を有し、シート給送中は、第2の検知手段を使用していることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to the first aspect, the uppermost sheet rear end portion on the sheet stacking means is abutted, and the height position of the sheet rear end portion is within a predetermined range. It has the 2nd detection means which can be detected in multiple stages, and it is characterized by using the 2nd detection means during sheet feeding.
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のシート給送装置において、第1の検知手段が、前記サイドエア吹付手段に一体的に設けられ、第1の検知手段と該サイドエア吹付手段とを同時に昇降変位させる昇降変位手段を有することを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to the first or second aspect, the first detection means is provided integrally with the side air blowing means, and the first detection means and the side air blowing are provided. It is characterized by having an up-and-down displacement means for moving up and down simultaneously with the means.
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一つに記載のシート給送装置において、第1の検知手段と前記サイドエア吹付手段とを、シートの側端位置を規制するシート側端位置規制手段に設置したことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the sheet feeding apparatus according to any one of the first to third aspects, wherein the first detecting means and the side air blowing means are configured to restrict a side end position of the sheet. It is characterized in that it is installed in the side end position regulating means.
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一つに記載のシート給送装置において、前記シート積載手段の昇降移動距離を検知する昇降移動距離検知手段を有し、第1の検知手段により前記シート積載手段上の最上位のシート側部を検知した後に、前記昇降移動距離検知手段による検知によって、前記シート積載手段を任意の昇降位置に停止させることを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to any one of the first to fourth aspects, there is provided a lift movement distance detecting means for detecting a lift movement distance of the sheet stacking means. After detecting the uppermost sheet side portion on the sheet stacking means by the detecting means, the sheet stacking means is stopped at an arbitrary lift position by the detection by the lift movement distance detecting means.
請求項6記載の発明は、請求項5記載のシート給送装置において、前記シート積載手段を任意の昇降位置へ停止させる昇降移動距離は、シートの厚さによって変えることが可能であることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to the fifth aspect, the lifting / lowering moving distance for stopping the sheet stacking means to an arbitrary lifting / lowering position can be changed depending on the thickness of the sheet. And
請求項7記載の発明は、請求項1または2記載のシート給送装置において、第1の検知手段を、シートの厚さによって昇降変位させる第1の検知手段昇降変位手段を有することを特徴とする。 According to a seventh aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to the first or second aspect, the first detection means includes a first detection means raising / lowering displacement means for moving up and down depending on the thickness of the sheet. To do.
請求項8記載の発明は、請求項4ないし7の何れか一つに記載のシート給送装置において、前記シート積載手段上のシートの有無を検知するシート有無検知手段を有し、該シート有無検知手段を前記シート積載手段のシート積載面であって、かつ、前記シート側端位置規制手段のシート幅方向の移動に連動して移動可能に前記シート側端位置規制手段近傍に配置したことを特徴とする。
The invention according to
請求項9記載の発明は、請求項4ないし7の何れか一つに記載のシート給送装置において、前記シート吸引手段の中央部上流側であって、前記シート吸引手段より低い位置に、前記シート積載手段上の最上位のシートを検知するシート上面限界検知手段を配置したことを特徴とする。 According to a ninth aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to any one of the fourth to seventh aspects, the central portion of the sheet suction unit is upstream of the sheet suction unit at a position lower than the sheet suction unit. A sheet upper surface limit detecting means for detecting the uppermost sheet on the sheet stacking means is arranged.
請求項10記載の発明は、請求項1ないし9の何れか一つに記載のシート給送装置において、第1の検知手段は、前記シート積載手段上の最上位のシートの側縁部上面に当接可能なリンクと、該リンクの一部と係合することによって前記最上位のシートの側縁部上面を検知する透過型のフォトセンサとで構成されていることを特徴とする。 According to a tenth aspect of the present invention, in the sheet feeding apparatus according to any one of the first to ninth aspects, the first detection means is provided on the upper surface of the side edge of the uppermost sheet on the sheet stacking means. It is characterized by comprising a contactable link and a transmissive photosensor that detects the upper surface of the side edge of the uppermost sheet by engaging a part of the link.
請求項11記載の発明は、給送されたシートに画像を形成する画像形成手段を具備する画像形成装置において、請求項1ないし10の何れか一つに記載されたシート給送装置を有することを特徴とする画像形成装置である。 According to an eleventh aspect of the present invention, there is provided an image forming apparatus including an image forming unit that forms an image on a fed sheet, the sheet feeding apparatus according to any one of the first to tenth aspects. An image forming apparatus characterized by the above.
本発明によれば、上記課題を解決して上記目的を達成することが可能な新規なシート給送装置およびこれを有する画像形成装置を実現し提供することができる。すなわち、本発明によれば、上記構成により、装置の大型化およびコストアップすることなく、カール癖の付いたシートであってもその側部(側端面)に向かって適切にエアを吹き付けることでシートを十分にさばき・分離して安定したシート給送が可能なシート給送装置およびこれを有する画像形成装置を実現し提供することができる。 According to the present invention, it is possible to realize and provide a novel sheet feeding apparatus and an image forming apparatus having the same that can solve the above-described problems and achieve the above-described object. That is, according to the present invention, with the above configuration, air can be appropriately blown toward the side portion (side end surface) of a sheet with a curled ridge without increasing the size and cost of the apparatus. It is possible to realize and provide a sheet feeding apparatus capable of stably feeding and separating sheets sufficiently and stably feeding the sheet, and an image forming apparatus having the sheet feeding apparatus.
以下、図を参照して、本発明を実施するための最良の形態および実施例を含む実施形態を説明する。上述した背景技術例、実施形態および変形例等に亘り、同一の機能を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がないものは適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素をそのまま引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、実施形態等のそれと区別するものとする。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments including the best mode and examples for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings. Regarding the constituent elements such as members and components having the same function over the above-described background art examples, embodiments and modifications, etc., once described by attaching the same reference numerals as much as possible, the description will be given. Omitted. In order to simplify the drawings and the description, even components that are to be represented in the drawings may be omitted as appropriate without being specifically described in the drawings. When a constituent element such as a published patent publication is cited and explained as it is, the reference numeral is attached with parentheses to distinguish it from that of the embodiment.
まず、図21および図22を参照して、本発明を適用する印刷装置の一例としてのデジタル感熱式の孔版印刷装置の全体構成を説明する。図21は、上記デジタル感熱式の孔版印刷装置の全体構成を模式的に示し、図22は、図21における主として孔版印刷装置本体200の全体構成を示している。
図21および図22に示す孔版印刷装置では、活性エネルギー線硬化型インキの使用が可能であるため、その活性エネルギー線硬化型のインキを硬化させるための活性エネルギー線硬化定着装置201が図21の孔版印刷装置本体200の排紙側に併設されている。活性エネルギー線硬化型インキとしては、その一例として紫外線硬化型インキが用いられ、活性エネルギー線硬化定着装置としては、その一例として紫外線硬化定着装置が用いられる。
First, an overall configuration of a digital thermal stencil printing apparatus as an example of a printing apparatus to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. FIG. 21 schematically shows the overall configuration of the digital thermal stencil printing apparatus, and FIG. 22 mainly shows the overall configuration of the stencil printing apparatus
The stencil printing apparatus shown in FIGS. 21 and 22 can use an active energy ray curable ink. Therefore, the active energy ray
図21および図22において、孔版印刷装置本体200の右側には給紙部110が設けられている。上記したように、孔版印刷装置本体200の排紙側に、活性エネルギー線硬化定着装置201が併設されている。この活性エネルギー線硬化定着装置201内には、活性エネルギー線ランプや用紙等のシートを搬送するモータやベルト、吸着ファン等が組み込まれている。そして、活性エネルギー線硬化定着装置201内で活性エネルギー線硬化型インキを用紙上に定着させ、ベルト・吸着搬送で排紙台52へ印刷・定着済み用紙を排紙させるように構成されている。
活性エネルギー線硬化定着装置201の内部構成は、例えば本出願人が提案した特開2006−281658号公報の図1に示されている紫外線照射装置としてのUV照射装置(2)と同様である。これとの関連で、図22に示す孔版印刷装置本体200側には、上記特開2006−281658号公報の図4等に記載されている孔版印刷制御装置(55)と同様の構成が配設されている。
21 and 22, a
The internal configuration of the active energy ray
次に、図22を参照して、孔版印刷装置本体200側の全体構成について説明する。図22において、50は、孔版印刷装置本体200側の骨組みをなす装置本体を示す。同図に示すように、装置本体50の上部にある、80で示す部分は原稿読取装置としての原稿読取部を、その下方の100で示す部分はデジタル感熱孔版式の製版装置としての製版部を、製版部100の左側に129で示す部分は多孔性円筒状の版胴を外周部に備えた印刷ドラム121が配置された印刷ドラム装置としての印刷ドラム部を、印刷ドラム121の下方の120で示す部分は印圧装置としての印圧部を、印刷ドラム121の左側に70で示す部分は排版装置としての排版部を、製版部100の下方の110で示す部分は給紙装置としての給紙部を、印圧装置120の左側であって排版装置70の下方の130で示す部分は排紙装置としての排紙部を、それぞれ示している。
Next, with reference to FIG. 22, the overall configuration on the stencil printing apparatus
図21および図22において、孔版印刷装置本体200の符号と共に、括弧を付して示す150は後述する第1および第2の実施形態、変形例1〜7に係る孔版印刷装置本体であることを表しており、本発明を適用する孔版印刷装置本体200と区別している。
In FIG. 21 and FIG. 22,
原稿読取部80は、図示しない原稿載置台上から移送される原稿60の表面の画像を読み取る機能を、製版部100は、ロール状に巻かれたマスタ101を製版し給版搬送する機能を、印刷ドラム部129は、製版済みのマスタ101をその外周面に巻装し印刷ドラム121上の製版済みのマスタ101にインキを供給する機能を、印圧部120は、後述する押圧手段により印刷ドラム121に対してシート状の記録媒体・被印刷媒体としてのシートSを押し付けてシートS上に印刷画像を形成する機能を、排版部70は、印刷ドラム121の外周面から使用済みのマスタ101を剥ぎ取りこれを排版ボックス74内に排出・排版する機能を、給紙部110は、シート積載台もしくは給紙台としての給紙トレイ51上に積載されたシートSを印刷ドラム部129と印圧部120との間に給送する機能を、排紙部130は、印刷ドラム部129と印圧部120にて印刷されたシートSを排紙台52に排出する機能を、それぞれ有する。
なお、シート状の記録媒体(以下、単に「シート」ともいう)・被印刷媒体としては、印刷用紙としての用紙(厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙等を含む)、塗工紙(コート紙やアート紙等を含む)、OHPシートもしくはOHPフィルム、トレーシングペーパ等を含む。
The
Sheet-like recording media (hereinafter also simply referred to as “sheets”) and printing media include printing paper (including cardboard, postcards, envelopes, plain paper, thin paper, etc.), coated paper (coated Paper, art paper, etc.), OHP sheets or films, and tracing paper.
図22および図23を参照して、孔版印刷装置本体200での基本的な全体動作について、説明する。先ず、使用者が、原稿読取部80の上部に配置された図示しない原稿載置台に印刷すべき画像を持った原稿60を載置・セットし、図23に示す操作パネル90の製版スタートキー91を押す。この製版スタートキー91の押下に伴い、製版スタート信号が生成されこれがトリガとなって、先ず排版工程が実行される。すなわち、この状態においては、印刷ドラム121の外周面(版胴の外周面)に前回の印刷で使用された使用済みのマスタ101が装着されたまま残っている。印刷ドラム121は、図示しない駆動機構を介して印刷ドラム駆動手段(図示せず、例えばメインモータ等)に連結されていて、印刷ドラム駆動手段によって回転駆動される。
With reference to FIGS. 22 and 23, the basic overall operation of the stencil printing apparatus
印刷ドラム121が図中矢印方向Aと反対方向に回転し、印刷ドラム121の外周面に装着されていた使用済みのマスタ101の後端部が排版部70の排版剥離ローラ対71a,71bに近づくと、同ローラ対71a,71bは回転しつつ一方の排版剥離ローラ71bで使用済みのマスタ101の後端部をすくい上げ、排版剥離ローラ対71a,71bの左方に配設された排版コロ対73a,73bと排版剥離ローラ対71a,71bとの間に掛け渡された排版搬送ベルト対72a,72bで構成される排版剥離搬送装置により、使用済みのマスタ101は印刷ドラム121の外周面から漸次剥され矢印方向X1方向へ搬送されつつ排版ボックス74内へ排出されていわゆる排版工程が終了する。この時印刷ドラム121は反時計回り方向への回転を続けている。排出された使用済みのマスタ101は、その後、圧縮板75によって排版ボックス74の内部で圧縮される。
The
排版工程と並行して、原稿読取部80が作動して原稿読み取りが行われる。すなわち、図示しない原稿載置台に載置された原稿60は、分離ローラ81、前原稿搬送ローラ対82a,82bおよび後原稿搬送ローラ対83a,83bのそれぞれの回転により矢印X2からX3方向(以下、「原稿搬送方向X2」という)に搬送されつつ露光読み取りに供される。このとき、原稿60が多数枚あるときは、分離ブレード84の作用でその最下部の原稿のみが搬送される。
上側の後原稿搬送ローラ83aは、例えばステッピングモータからなる原稿搬送モータ(図示せず)によって回転駆動される。上側の前原稿搬送ローラ82aは、上側の搬送ローラ83aと搬送ローラ82aとの間に掛け渡されたタイミングベルト(図示せず)を介して上記原稿搬送モータによって回転駆動され、各ローラ82b,83bはそれぞれ従動回転する。
In parallel with the plate removal process, the
The upper rear
原稿60の画像読み取りは、コンタクトガラス85上を搬送されつつ、蛍光灯86により照明された原稿60の表面からの反射光を、ミラー87で反射させレンズ88を通して、CCD(電荷結合素子等の光電変換素子)からなる画像センサ89に入射させることにより行われる。その画像が読み取られた原稿60は原稿トレイ80A上に排出される。
When reading the image of the original 60, the reflected light from the surface of the original 60 illuminated by the
原稿60の光学情報(画像データ)は画像センサ89で光電変換され、そのアナログの電気信号はアナログ/デジタル(A/D)変換部(図示せず)に入力されデジタルの画像信号に変換される。このデジタルの画像信号は図示しない制御部内の画像処理部で孔版用に画像処理を施され、こうして画像処理を施された2値の黒画素および白画素に関するデジタル画像信号は、図示しないサーマルヘッド駆動制御部に入力される。このサーマルヘッド駆動制御部は、主としてサーマルヘッド駆動回路(図示せず)を介して図22に示すサーマルヘッド102の個々の発熱体102aを制御するものであり、図示しない制御手段からの指令を受けて制御動作を行う。
Optical information (image data) of the document 60 is photoelectrically converted by the
なお、上記A/D変換部へ入力される光学情報(画像データ)は上記CCDで読み取ったものに限らず、例えば密着イメージセンサ(CIS)等からのものでも構わない。また、上記図示しない制御部内のサーマルヘッド駆動制御部に入力されるデジタル画像データは、パソコン等のコンピュータから送信されるデジタル画像信号であっても構わない。
上記図示しない制御部内のサーマルヘッド駆動制御部に入力したデジタル画像信号は、サーマルヘッド駆動用の信号としてデジタル画像データ信号等を生成されて、サーマルヘッド駆動回路(図示せず)を介してサーマルヘッド102に送信される。
The optical information (image data) input to the A / D conversion unit is not limited to that read by the CCD, and may be information from a contact image sensor (CIS) or the like, for example. The digital image data input to the thermal head drive control unit in the control unit (not shown) may be a digital image signal transmitted from a computer such as a personal computer.
The digital image signal input to the thermal head drive control unit in the control unit (not shown) generates a digital image data signal or the like as a thermal head drive signal and passes through a thermal head drive circuit (not shown). 102.
一方、このような原稿走査および画像読み取り動作と並行して、デジタル信号化された画像情報(デジタル画像信号)に基づき製版および給版工程が行われる。すなわち、上記製版スタート信号がトリガとなって、プラテンローラ103に連結されたステッピングモータ(図示せず)が回転駆動されることにより、図示しないマスタ支持部材を介してマスタ101を繰り出し可能にセットされ、芯管101aの周りにロール状に巻かれて形成されたマスタロール101Aからマスタ101が引き出される。この時、マスタ101は、マスタ101を介してサーマルヘッド102に押し付けられているマスタ搬送手段としてのプラテンローラ103およびテンションローラ対105a,105bの一定速度の回転により、図中矢印X4で示す副走査方向X4(以下、「マスタ搬送方向X4」ともいう)の下流側に搬送される。
搬送されるマスタ101に対して、サーマルヘッド102の主走査方向にライン状に並んで配列された多数の微小な発熱体102aが、上記図示しない制御部内のサーマルヘッド駆動制御部から送られてくるデジタル画像データ信号に応じて各々位置選択的に発熱し、発熱した発熱体102aに接触しているマスタ101の熱可塑性樹脂フィルム部分が加熱溶融穿孔される。このようにして、画像情報に応じたマスタ101の位置選択的な溶融穿孔により、画像情報が穿孔パターンとしてマスタ101に書き込まれる。
On the other hand, in parallel with such document scanning and image reading operations, plate making and plate feeding processes are performed based on digital signalized image information (digital image signal). That is, when the plate making start signal is used as a trigger and a stepping motor (not shown) coupled to the platen roller 103 is driven to rotate, the
A large number of
プラテンローラ103は、タイミングベルトおよびギヤ等の回転伝達部材(図示せず)を介して上記図示しないステッピングモータに連結されていて、ステッピングモータにより回転される。上記ステッピングモータの回転駆動力は、ギヤ等の回転伝達部材(図示せず)を介して、テンションローラ対105a,105bおよび電磁クラッチ(図示せず)を介して上下一対の反転ローラ107a,107bに伝達されるようになっている。なお、上記電磁クラッチに代えて、反転ローラ対107a,107bの駆動ローラを回転させる、上記ステッピングモータとは別のステッピングモータを配設した装置もある。
The platen roller 103 is connected to a stepping motor (not shown) via a rotation transmission member (not shown) such as a timing belt and a gear, and is rotated by the stepping motor. The rotational driving force of the stepping motor is applied to a pair of upper and lower reversing
サーマルヘッド102は、上記したように画像センサ89、それぞれ図示しない、上記A/D変換部、上記画像処理部等を経由して、あるいは図示しないパソコン等からのデジタル画像信号を受信するための図示しないパソコン・コントローラやインターフェース装置、データ展開部等を経由して上記画像処理部を介して、図示しない制御部のサーマルヘッド駆動制御部で処理されて送出されるデジタル画像データ信号を含むサーマルヘッド駆動用の信号に基づいて、多数の発熱体102aを位置選択的に加熱することにより、マスタ101を位置選択的に加熱溶融穿孔し製版する製版手段としての機能を有する。サーマルヘッド102は、図示しない周知の接離手段により、マスタ101を介してプラテンローラ103に接離自在となっている。
The
図21および図22で使用されるマスタ101としては、例えば熱可塑性樹脂フィルムと、和紙繊維とか合成繊維あるいは和紙繊維および合成繊維を混抄したもの等からなる多孔質支持体とを貼り合わせたラミネート構造のものが挙げられる。熱可塑性樹脂フィルムとしては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)系のものが用いられる。
製版部100は、装置本体50に対して周知の着脱手段を介して着脱自在な製版ユニットを構成している。上記着脱手段としては、例えば、装置本体50側に設けられ製版ユニットを案内する断面コ字形状の案内部材と、製版ユニット側に設けられ上記案内部材に対して摺動可能な凸状部材との組合せが挙げられる。このように装置本体50側には、図示しない案内部材等が配設されることからも、給紙ユニット110Aにおける高さ方向Zの省スペース化および小型化が要望されている。
As the
The
画像情報が書き込まれた製版済みのマスタ101の先端は、反転ローラ対107a,107bにより印刷ドラム121の版胴外周部側へ向かって送り出され、さらに給版ガイド板108により進行方向を下方へ変えられ、図22に二点鎖線で示す給版位置状態にある印刷ドラム121の拡開したマスタクランパ122へ向かって垂れ下がる。このとき印刷ドラム121は、排版工程により使用済みのマスタ101を既に除去されている。
そして、装置本体50側に配設されマスタクランパ122を開閉する図示しない開閉装置の作動により、製版済みのマスタ101の先端が一定のタイミングでマスタクランパ122によってクランプ・保持されると、印刷ドラム121は図中矢印A方向(時計回り方向)に回転しつつ外周面に製版済みのマスタ101を徐々に巻き付けていく。製版済みのマスタ101の後端部は、製版完了後にカッタ104により一定の長さに切断されて、1版の製版済みのマスタ101が印刷ドラム121の外周面に完全に巻装された段階で製版および給版工程が終了する。
The leading end of the
When the leading end of the
その後、プラテンローラ103、テンションローラ対105a,105bおよび反転ローラ対107a,107bの回転により、切断された上流側の残りのマスタ101の先端が反転ローラ対107a,107bのニップ部に向けて搬送される。こうして搬送されたマスタ101の先端が図示しないマスタ先端検知センサによって検知され、マスタ101の先端が初期位置を占めたと判断されると、プラテンローラ103、テンションローラ対105a,105bおよび反転ローラ対107a,107bの回転が停止し、次の製版に備えた製版待機状態になる。マスタ101の初期位置は、例えば、反転ローラ対107a,107bのニップ部で挟持された位置から少し前方にはみ出た位置に予め設定されている。
After that, the rotation of the platen roller 103, the pair of
次いで、印刷工程が開始される。先ず、給紙トレイ51上に積載されたシートSのうちの最上位の1枚が、給紙コロ111により引き出され、さらに分離コロ対112a,112bの協働作用により1枚に分離されてレジストローラ対113a,113bに向けてシート給送方向(給紙方向)Xに給送され、さらにレジストローラ対113a,113bにより印刷ドラム121の回転と同期した所定のタイミングで印圧部120における印刷ドラム121とプレスローラ123との間に給送される。このプレスローラ123は、図示しない公知のプレスローラ変位手段により印刷ドラム121の外周面に接離自在になされており、外周面に製版済みのマスタ101が巻装された印刷ドラム121に対して給送されてきたシートSを押し付けて印刷画像をシートS上に形成する押圧手段として機能する。そして、給送されてきたシートSが、印刷ドラム121とプレスローラ123との間に挿入されてくると、印刷ドラム121の外周面下方に離間していたプレスローラ123が揺動・上昇されることにより、印刷ドラム121の外周面に巻装されている製版済みのマスタ101に押し付けられる。こうして、印刷ドラム121の多孔部から滲み出たインキの粘性による付着力によって、製版済みのマスタ101が印刷ドラム121の外周面上に密着すると同時に、さらに製版済みのマスタ101の穿孔パターン部からインキが滲み出し、この滲み出たインキがシートSの表面に転移されて、印刷画像が形成される。
Next, the printing process is started. First, the uppermost one of the sheets S stacked on the
この時、印刷ドラム121の内周側では、支軸124を兼ねるインキ供給管124からインキローラ125とドクターローラ126との間に形成されるインキ溜まり127にインキが供給され、印刷ドラム121の回転方向と同一方向に、かつ、印刷ドラム121の回転速度と同期して回転しながら内周面に転接するインキローラ125により、インキが印刷ドラム121の内周側に供給される。
なお、インキ供給管124、インキローラ125およびドクターローラ126は、印刷ドラム121上の製版済みのマスタ101にインキを供給するインキ供給手段を構成する。押圧手段は、プレスローラ123に限らず、印刷ドラム(版胴)121の直径とほぼ同径の圧胴等も用いられ、このような圧胴方式の孔版印刷装置でも無論、本発明は適用される。
上記したとおり、印刷ドラム121、上記インキ供給手段およびプレスローラ123は、印刷部110により給送されてきたシートSにインキによる印刷画像を形成する印刷画像形成手段(画像形成手段)を構成している。
At this time, ink is supplied to the
The
As described above, the
上質紙等への非コート紙に印刷する場合に使用するインキとしては、例えばW/O型のエマルジョンインキが好ましく用いられる。以下、図21および図22に示す孔版印刷装置例においては、説明の簡明化を図るために活性エネルギー線硬化型インキとしての紫外線硬化型インキが用いられるものとして説明する。以下、単にインキというときは、活性エネルギー線硬化型インキ(紫外線硬化型インキ)を意味するものとする。 For example, W / O type emulsion ink is preferably used as the ink used when printing on uncoated paper such as high-quality paper. Hereinafter, in the example of the stencil printing apparatus shown in FIG. 21 and FIG. 22, it is assumed that an ultraviolet curable ink as an active energy ray curable ink is used in order to simplify the description. Hereinafter, the simple ink means an active energy ray curable ink (ultraviolet curable ink).
印圧部120において印刷画像が形成されたシートSは、排紙部130における排紙剥離爪114により印刷ドラム121から剥がされ、吸引用ファン118に吸引されつつ、吸着排紙入口ローラ115および吸着排紙出口ローラ116に掛け渡された多孔性の搬送ベルト117に吸着され、この搬送ベルト117の反時計回り方向の回転・走行により、矢印X5のように排紙台52へ向かって搬送され、排紙台52上に順次排出積載される。このようにしていわゆる版付け印刷が終了する。
版付け印刷終了後、プレスローラ123は印刷ドラム121から離間し、印刷ドラム121は図22においてマスタクランパ122が略真上となる初期位置(ホームポジション)に復帰して、印刷待機状態となる。
The sheet S on which the printing image is formed in the
After the plate printing is completed, the
次に、図23に示す操作パネル90に配置されている図示しない印刷速度設定キーを押下することにより、所望する印刷速度値を設定し、これに前後して操作パネル90のテンキー93で印刷枚数をセットし、印刷スタートキー92を押すと上記版付け印刷と同様の工程で、給紙、印刷および排紙の各工程が設定された印刷速度でセットした印刷枚数分繰り返して行われ、孔版印刷の全工程が終了する。
Next, a desired print speed value is set by pressing a print speed setting key (not shown) arranged on the
図22において、レジストローラ対113a,113bを除き二点鎖線で囲んだ部分は、図示しないネジ等の締結手段を含む着脱手段を介して、装置本体50に対して着脱自在に構成された給紙ユニット110Aを示している。給紙ユニット110Aは、上述した摩擦方式によるシート給送装置として構成されている。給紙ユニット110Aでは、分離手段として分離コロ対112,112bを用いたが、給紙ローラと摩擦部材である摩擦パッドとの組み合わせたものなども用いられる。
図22において、給紙ユニット110Aの符号と共に括弧を付して示す1Aは、図示しないネジ等の締結手段を含む着脱手段を介して、装置本体50に対して着脱自在に構成された後述する第1の実施形態等に係る給紙ユニットを表している。
また、エア給紙装置は、例えば大量給紙が可能な大量給紙ユニットと組み合わせ、印刷装置本体に対し外付けオプションとして装着可能なように構成してもよい。
In FIG. 22, a portion surrounded by a two-dot chain line except for the
In FIG. 22,
Further, the air feeding device may be configured so as to be mounted as an external option on the printing apparatus main body in combination with a mass feeding unit capable of mass feeding.
ここで、図23に示した操作パネル90を補説する。操作パネル90は、原稿読取部80の上部の一側部に配置されている。操作パネル90には、図23に詳しく示すように、周知の製版スタートキー91、印刷スタートキー92、テンキー93、試し刷りキー94、エンターキー95、モードクリアキー96、タッチパネル98および表示器99等が配設されている。また、操作パネル90には、報知手段およびシートの種類を認識するシート種類認識手段として機能するものも配設されている。
製版スタートキー91は、原稿の画像の読み取りから排版、製版、給版、給紙、版付け印刷、排紙工程に至るまでの一連の工程(動作)を起動するための動作起動手段としての機能を、テンキー93は、印刷枚数等を入力・設定する機能を、印刷スタートキー92は、テンキー93で入力・設定された印刷枚数分の印刷動作の起動等を行う機能を、試し刷りキー94は、試し刷り印刷動作を起動する機能を、それぞれ有する。エンターキー95は、各種設定時に数値等を確定・設定する機能を、モードクリアキー96は、各種モード設定状態を消去・クリアする機能を有し、それぞれそれらの機能を発揮させたい場合等に押下される。
Here, the
The plate making start key 91 functions as an operation starting means for starting a series of steps (operations) from reading of an image of a document to plate discharge, plate making, plate feeding, paper feeding, plate printing, and paper discharge steps. The
タッチパネル98は、図示しないタッチパネル駆動回路を含むLCD(液晶表示装置)駆動回路により駆動され、周知のタッチパネル方式で画面表示された各種モードや種々の選択設定手段(上述のシート種類設定手段)を白黒反転表示させて選択設定できるように構成されている。
タッチパネル98に配設されたLCD画面からなる表示手段ないしは報知手段は、使用するインキが薄紙、普通紙、コート紙あるいは厚紙に見合っていない場合に、それを表示ないしは報知するものである。
シート種類設定手段は、シートとして、薄紙、普通紙、コート紙、厚紙等を選択設定することにより、シート種類を認識することが可能なシート種類認識手段に含まれる。シート種類設定手段は、具体的にはタッチパネル98に設けられた薄紙設定キー131、普通紙設定キー132、コート紙設定キー133および厚紙設定キー134で構成されている。
The
The display means or notification means comprising an LCD screen disposed on the
The sheet type setting means is included in the sheet type recognition means capable of recognizing the sheet type by selecting and setting thin paper, plain paper, coated paper, thick paper and the like as the sheet. Specifically, the sheet type setting means includes a thin
例えば、コート紙設定キー133でコート紙(アート紙等を含む)を選択設定した場合、その表面の平滑度が高い(ツルツル状態)ため、図21および図22に示した給紙ユニット110Aの摩擦分離方式では1枚ずつシートSを分離することができない。そのため、コート紙設定キー133からのコート紙設定に係る信号に基づいて、図示しない制御手段がその旨(エア給紙装置の給紙ユニットを装着する旨)をタッチパネル98の上記LCD画面に表示・報知させると共に、給紙部110を含む孔版印刷装置本体200の印圧部120、印刷ドラム部129および排紙部130等を非作動状態にさせることで、給紙、印刷、排紙動作を禁止するように構成される。
For example, when coated paper (including art paper or the like) is selected and set with the coated
(第1の実施形態)
図1〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する(請求項1および2)。図1および図2では、給紙トレイ3およびこの給紙トレイ3上のシート束2におけるシート給送方向Xの長さを同方向Xに長く誇張して示す。各図において、構成要素(センサや各種部材等)の配置位置を端的に表現するために、シート給送方向Xに見てその左右を表すものとする。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 6 (
第1の実施形態は、図19および図20に示したエア給紙装置500と比較して、給紙ユニット500Aに代えて、図1および図2に示すように、エア給紙装置1の給紙ユニット1Aを用いることのみ相違する。すなわち、本実施形態の孔版印刷装置状態としては、図21および図22に示す孔版印刷装置本体150の給紙部110として、給紙ユニット110Aに代えて、括弧を付して示した給紙ユニット1Aが装着・セットされている。
In the first embodiment, as compared with the
エア給紙装置1の給紙ユニット1Aは、従来のエア給紙装置500の給紙ユニット500Aと比較して、給紙トレイ3の昇降機構を明定した点、給紙トレイ3の昇降移動距離を検知する昇降移動距離検知手段としての給紙トレイ高さセンサ6およびその被移動距離検知手段・被移動距離検知部材としての給紙トレイエンコーダ7を有する点、シート上限センサ43を後述するように配置した点、後で詳述するシート後端上限センサユニット45を有する点が主に相違する。
エア給紙装置1の給紙ユニット1Aは、上記相違点の構成を除き、エア給紙装置500の給紙ユニット500Aと同様である。
The
The
給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が給送可能となる所定の位置(給送位置もしくは給紙位置、以下同じ)に達するように高さ方向Zに上昇することを含め、給紙トレイ3を昇降させる昇降手段としては、例えば、特許第4121209号公報の図1に示され、段落「0037」等に記載のラック(60)と噛み合うピニオンギヤ(61)と、このピニオンギヤ(61)を回転駆動する駆動手段としての給紙台昇降モータ(59)とを備えた昇降機構を挙げることができる。本実施形態ではこの昇降機構を採用しているものとして説明する(以下の実施形態等でも同じ)。
Including a rise in the height direction Z so that the upper surface of the uppermost sheet S1 on the
給紙トレイ高さセンサ6は、図1に簡略的に、図6(a)、図6(b)に詳しく示すように、透過型のフォトセンサからなり、エア給紙装置1の本体側板(図示せず、図22の装置本体50と同じ)に取り付け・固定されている。給紙トレイエンコーダ7は、給紙トレイ3の底壁に実質一体的に取り付け・固定されており、給紙トレイ3と一緒に昇降する。
給紙トレイエンコーダ7は、図6(a)、図6(b)に詳しく示すように、例えば板厚0.3mmのステンレススチール製で、高さ方向Zに0.5mmの矩形状の孔7aが開いており、その上下に隣る孔7aの間隔は1.0mmになっている。
The paper feed
As shown in detail in FIGS. 6A and 6B, the paper
給紙トレイ高さセンサ6は、その発光部と受光部とで給紙トレイエンコーダ7を挟む状態で配置されており、給紙トレイエンコーダ7の上記発光部からの射出光を透過する孔7aの部分と、射出光を遮光する部分とで光電変換を行うことでオン/オフすることで検知できるようになっている。すなわち、給紙トレイエンコーダ7の孔7aの開いていない部分から孔7aの開いている部分に変位することでオフ→オンし、続いて孔7aの開いている部分から孔7aの開いていない部分に変位することでオン→オフすることで、0.5mmの変位・移動量を検知し、さらに続けて同方向にオフ→オンになると1.0mmの移動量を検知できるようになっている。この繰り返しで給紙トレイ3の昇降移動量を制御するようになっている。このように、給紙トレイ高さセンサ6によって給紙トレイエンコーダ7は0.5mmずつのピッチでカウントできる構成である。
The paper feed
給紙トレイ高さセンサ6を始めとしてシート上限センサ43、シート後端上限センサユニット45を構成するシート後端上限センサ45a〜45d等の本実施形態に配設された各種センサ(後述する他の実施形態等の各種センサも含む)等は、図示しないセンサ入力回路、入力ポート等を介してCPU、ROM、RAMおよびタイマ等を備えたマクロコンピュータを具備した制御手段(図示せず)に電気的に接続されている。一方、図示しない制御手段は、出力ポートおよびモータ駆動回路等を介して上記昇降モータに電気的に接続されていて上記昇降モータを制御することで、給紙トレイ3の昇降動作を制御するようになっている。本願発明は、細かい制御動作を要部とするものでなく、主として給紙トレイ3の昇降動作等を制御する基本的な制御構成部品・要素の配置等にあるため、詳細な制御構成の説明はこの程度に留めることとする。
Various sensors (such as other sensors to be described later) such as a sheet
シート上限センサ43は、給紙トレイ3の上昇目標位置を設定するために、すなわち給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が所定の位置(給送位置)を占めるようにするために、給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が所定の位置(給送位置)になるようにシート束2の側部(側端面)を検知する第1の検知手段として機能し、図2においてシート給送方向Xの左側におけるサイド吐出ユニット40のサイド吐出チャンバ42a近傍に配置されている。シート上限センサ43は、サイド吐出チャンバ42a近傍のエア給紙装置1の本体側板(図示せず、図22の装置本体50と同じ)に取り付け・固定されている。シート上限センサ43は、本実施形態の図1〜図5において簡略的に示すように、反射型のフォトセンサを使用している。ここで、サイド吐出チャンバ42a近傍に配置されたシート上限センサ43とは、シート上限センサ43がサイド吐出チャンバ42aに近接して配置されていることを含む。
第1の検知手段は、コストアップが許されるのであればシート上限センサ43のような反射型のフォトセンサに限らず、例えば、透過型のフォトセンサと、給紙トレイ3上の最上位シートS1上面側縁部に当接可能に、かつ、上記透過型のフォトセンサと遮光的に係合可能に構成された遮光部材としてのセンサフィラーとからなるもの等でもよい。
The sheet
The first detection means is not limited to the reflection type photosensor such as the sheet
シート後端上限センサユニット45は、図1〜図3に示すように、給紙トレイ3上の最上位シートS1後端部に当接するセンサフィラー47および給紙トレイ3上のシート束2後端部の高さ位置を所定の範囲で多段に検知可能な第2の検知手段として機能するシート後端上限センサ46a,46b,46c,46d(以下、これらのセンサを総括的に「シート後端上限センサ群46」ともいう)等を有して構成されている。
シート後端上限センサユニット45は、エア給紙装置1の本体側板(図示せず、図22の装置本体50と同じ)に対して、シートサイズに応じて、シート給送方向Xの前後方向(以下、単に「シート給送方向Xa」と略記する)に移動可能に支持された図1にのみ二点鎖線で示すセンサユニット取付ブラケット30に取り付けられている。センサユニット取付ブラケット30をシート給送方向Xaに移動する構成は、手動でも自動であってもよく、要するにシート後端上限センサユニット45が、シートサイズに応じて、給紙トレイ3上のシート束2後端部の高さ位置を所定の範囲で多段に検知可能であればよい。
As shown in FIGS. 1 to 3, the sheet trailing edge upper
The sheet rear end upper
シート後端上限センサ46a〜46dは、透過型のフォトセンサからなり、センサユニット取付ブラケット30に取り付け・固定されている。そして、吸引ユニット10の作動によるシート給送中は、シート後端上限センサユニット45を使用して給紙トレイ3上の最上位面のシート上面検知を行うように構成されている点が本実施形態の一つの特徴となっている。
The sheet rear end
センサフィラー47は、最上位シートS1の上面後端部に生じるカール癖を検知できるように、概略三角形状に形成されている。センサフィラー47は、左上側の角端部に設けられた支軸49がセンサユニット取付ブラケット30に揺動可能に支持されていると共に、図において下側の角端部が転動可能なローラ48をもって給紙トレイ上の最上位シートS1の後端上面に当接するように支持され、図において右上側の角端部(センサフィラー47の自由端)がシート給送方向Xの上流側に延びてセンサ遮光片47aを一体的に形成している。
The
センサユニット取付ブラケット30をシート給送方向Xaに移動可能に案内する構成例としては、例えばエア給紙装置1の上記図示しない本体側板側に固設された案内手段としての凹状部材(図示せず)と、センサユニット取付ブラケット30に取り付けられ上記図示しない凹状部材に遊嵌され案内支持される被案内手段としての凸状部材(図示せず)との組み合わせなどが想定される。
このような構成例において、手動の場合には、例えば、シートサイズに対応した位置の上記凹状部材に対して上記凸状部材をネジ等の締結手段で固定すればよい。
As a configuration example for guiding the sensor
In such a configuration example, in the case of manual operation, for example, the convex member may be fixed to the concave member at a position corresponding to the sheet size by a fastening means such as a screw.
自動の場合の移動手段としては、例えば、ラック&ピニオン等の回転運動を直線運動に変換する移動機構やネジ機構などを採用することが想定される。移動機構として例えばラック&ピニオンを採用した場合、シートサイズに対応した給紙トレイ上の最上位シートS1の後端上面位置にローラ48が位置するように、エア給紙装置1の本体側板(図示せず)に、センサユニット取付ブラケット30の初期位置としてのホームポジションを検知する初期位置検知手段としての例えば透過型のフォトセンサからなる図示しないホームポジションセンサを設け、センサユニット取付ブラケット30側に上記ホームポジションセンサと選択的に係合して遮光する被検知手段としての図示しない遮光部材を設ける。そして、上記ピニオンを出力軸に固設した駆動手段としての例えばステッピングモータをセンサユニット取付ブラケット30に固設し、図示しない制御手段により上記ステッピングモータに付与する駆動パルス数を制御することによって、センサユニット取付ブラケット30をシート給送方向Xaに所定量移動させればよい。なお、上記ステッピングモータの出力軸や上記ピニオンの軸には該ピニオンの回転数、すなわちセンサユニット取付ブラケット30の移動量を検出するパルスエンコーダ(円周部に多数のスリットを有するエンコーダ板とこれを挟む態様で設けられたエンコーダセンサとの組み合わせ)を付設することが望ましい。
As a moving means in the case of automatic, for example, it is assumed that a moving mechanism or a screw mechanism that converts a rotational motion such as a rack and pinion into a linear motion is adopted. For example, when a rack and pinion is employed as the moving mechanism, the main body side plate (see FIG. 5) of the
上述したとおり、本実施形態のシート給送装置としてのエア給紙装置1は、シート束2を積載して昇降可能なシート積載手段としての給紙トレイ3と、給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が所定の位置である給送位置に達するまで給紙トレイ3を昇降させる上記昇降手段と、給紙トレイ3上の最上位近傍の複数枚のシートSの側部(側端面)にサイドエアaを吹き付けて浮上させるサイドエア吹付手段としてのサイド吐出ユニット40と、給紙トレイ3上の最上位シートS1をエア吸引・保持(吸着)するシート吸引手段(吸引ベルト11、吸引チャンバ12、吸引中継管13、エア吸引駆動ファン15、吸引駆動源チャンバ17)と、前記シート吸引手段により吸着されたシートS1をシート給送方向Xに給送するシート給送手段(吸引ベルト11、駆動ローラ14a、従動ローラ14b、吸引ベルト駆動モータ47)とを有し、給紙トレイ3の上昇目標位置を設定するために、給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が所定の位置である給送位置になるように給紙トレイ3上のシート束2の側部(側端面)を検知する第1の検知手段としてのシート上限センサ43をサイド吐出ユニット40(サイドエア吹付手段)の近傍に配置したことを特徴とするものである。
As described above, the
本実施形態のエア給紙装置1は、上述したとおり、シートサイズに応じて、給紙トレイ3上の最上位シートS1後端部に当接し、シートS1後端部の高さ位置を所定の範囲で多段に検知可能な第2の検知手段としてのシート後端上限センサユニット45を有し、シート給送中は、シート後端上限センサユニット45を使用していることを特徴とするものである。
As described above, according to the sheet size, the
次に、本実施形態のエア給紙装置1の動作を工程番号順に説明するが、説明の都合上から一部工程の順番が前後している箇所があることを付記しておく。
(1)給紙トレイ3上にはシート束2が積載されており、図22の孔版印刷装置本体150では上述した版付け印刷が既に終了しているものとする。使用者が図23の操作パネル90のテンキー93で印刷枚数をセットし、給紙開始のボタンである印刷スタートキー92を押すと、
(2)上記した図示しない昇降機構を介して、給紙トレイ3が上昇し、この際給紙トレイ3と共にシート束2も上昇する。
Next, the operation of the air
(1) It is assumed that the
(2) The
(3)給紙トレイ3と共にシート束2が上昇すると、シート束2の最上位シートS1がシート上限センサ43により検知される。
(4)シート上限センサ43がオン・検知後に、給紙トレイ高さセンサ6が給紙トレイエンコーダ7を0.5mmずつのピッチでカウントする。
(5)給紙トレイ高さセンサ6が給紙トレイエンコーダ7をパルスカウントし、この際、実施例的には20ピッチカウント(すなわち給紙トレイ3が10mm上昇)後に、図示しない制御手段からの指令によって給紙トレイ3が停止する。
(6)つまり、図5に示すように、給紙トレイ3上の最上位シートS1上面がシート上限センサ43の設置位置中心から高さ方向Zに10mm上昇した位置を占めるように、すなわち給紙トレイ3上の最上位シートS1上面が所定の位置となる給送位置を配置する。この給送位置は、サイド吐出チャンバ42aのサイドエア吐出口42c下端から高さ方向Zに3(2〜4)mm上昇した位置である。図5において、サイド吐出チャンバ42aのサイドエア吐出口42cから吐出し吹き付けるサイドエアaは、シート束2上部のシートS,S1の分離動作状態を主として示すものでないため、二点鎖線で示している。シート束2上部のシートS,S1の分離動作状態は、図4で示す。
図5においては、右側に配置されているサイド吐出ユニット40のサイド吐出チャンバ42bの図示は省略されているが、サイド吐出チャンバ42bが高さ方向Zにおいてサイド吐出チャンバ42aと同じ高さ位置に配置されていることは無論である(これは、後述の第2の実施形態や変形例1〜7等の側面図においても同様である)。
(3) When the
(4) After the sheet
(5) The paper feed
(6) That is, as shown in FIG. 5, the upper surface of the uppermost sheet S1 on the
In FIG. 5, the
(7)次に、後端のシート後端上限センサ46a〜46dについてであるが、給紙トレイ3が上記(6)において上昇後停止した時、図1および図3に示すように、シート束2の最上位シートS1後端側に当接しているローラ48を介してセンサフィラー47が支軸49を中心として揺動する。この際、最上位シートS1後端の高さ方向Zの位置によってセンサフィラー47の揺動角度が変化するから、センサフィラー47のセンサ遮光片47aが揺動して停止した位置をシート後端上限センサ46a〜46dのどの部分にあるかの検知を行うことで、最上位シートS1後端の高さ方向Zの位置を正確に知ることができる。図1および図3(b)においては、シート後端上限センサ46cがオンしている。このシート後端上限センサ46cを基準とし、シート給送(給紙)中はこのセンサ46cが常にオンになるように給紙トレイ3を微上昇する。すなわち、シート給送(給紙)中はシート束2のシートSが少なくなっていくのでシート後端上限センサ46cがオン⇒オフになる。オフ後に給紙トレイ3をオンになるまで上昇させる制御を行うこととなる。
なお、図3(a)は、最上位シートS1後端が下向きのカール癖状態にあるので、シート後端上限センサ46dがオンしている状態を、図3(c)は、最上位シートS1後端が上向きのカール癖状態にあるので、シート後端上限センサ46bがオンしている状態を示している。このように、最上位シートS1後端はそのカール状態によって、シート後端上限センサ46a〜46dによる最上位シートS1上面の検知位置が異なる。
(7) Next, regarding the trailing edge
3A shows a state in which the rear end of the uppermost sheet S1 is in the curled state where the uppermost sheet S1 is facing downward. FIG. 3C shows a state in which the
(8)説明の順序が一部逆になったが、シート後端上限センサ46a〜46dの何れかを基準にした後は、従来と同様のエア吹き付け動作が行われる。すなわち、図1および図4に示すように、シート束2の前面板4側よりフロント吐出ユニット22からのフロントエアaと、シート束2の両側面側よりサイド吐出ユニット40からのサイドエアaとがそれぞれ吐出され、シート束2の上部のシートS同士を分離し、吸引ユニット10にてシート束2の最上位の1枚のシートS1のみ搬送することとなる。
(8) Although the order of the explanation is partially reversed, the air blowing operation similar to the conventional one is performed after any one of the sheet rear end
シート後端上限センサ群46の4つのシート後端上限センサ46a〜46dは、これに限らず、さらに精度アップさせるには、例えば1mm以下の間隔でセンサ数も多くした方がよい。また、他の検知方式としては、特開2007−169064号公報の図1および図2等に示されている光学式アナログセンサを使用してもよい。
The four sheet rear end
以上説明したとおり、本実施形態ではシートSにカール癖が付いていても、確実に、サイドエア吐出口42c下端から高さ方向Zに3mm上昇した位置に、給紙トレイ3上の最上位シートS1上面をセットできる。サイドエア吐出口42c下端から3mm上昇した位置に給送位置を合わせるのは、実験の結果、シートを1枚1枚分離するのに最適であったからである(図5で説明した内容を参照)。
しかしながら、サイドエア吐出口42cの3mmの位置に給送位置を合わせても、シート後端部はカール癖などで最上位シートS1上面高さ位置がばらばらである。これを、シート後端上限センサ46a〜46dによって、上記(7)で説明したようにある程度の幅を持たせて検知することで、この問題を解消することができる(図3で説明した内容を参照)。
As described above, in the present embodiment, even if the sheet S has a curled ridge, the uppermost sheet on the
However, even when the feeding position is aligned with the position of 3 mm of the side
以上説明したとおり、本実施形態によれば、特許文献1のように装置の大型化およびコストアップすることなく、カール癖の付いたシートであってもその側部(側端面)に向かって適切にエアを吹き付けることでシートを十分にさばき・分離して安定したシート給送が可能なエア給送装置1およびこれを有する孔版印刷装置を実現し提供することができる。
以下、後述する変形例1〜7および第2の実施形態等では、上記第1の実施形態の効果を奏することについては重複説明を避ける上から省略しているが、基本的に上記第1の実施形態の効果を奏することは無論である。
As described above, according to the present embodiment, a sheet with a curled ridge is appropriate toward the side portion (side end face) without increasing the size and cost of the apparatus as in
Hereinafter, in the
(第1の実施形態の変形例1)
図7を参照して、第1の実施形態の変形例1を説明する(請求項10)。変形例1は、図1〜図6の第1の実施形態と比較して、反射型のフォトセンサからなるシート上限センサ43に代えて、透過型のフォトセンサ143を用いる点、および給紙トレイ3上の最上位シートS1の側縁部上面に当接可能なリンクとしてのシート押さえリンク145を新たに用いる点が主に相違する。変形例1は、前記相違点を除き、第1の実施形態と同様である。
(
A first modification of the first embodiment will be described with reference to FIG. 7 (claim 10). As compared with the first embodiment shown in FIGS. 1 to 6,
シート押さえリンク145は、エア給紙装置1の本体側板(図示せず、図22の装置本体50と同じ)に設けられた支点軸144に揺動可能に支持された薄板状かつ軽量部材で形成されている。シート押さえリンク145は、支点軸144を中心として、給紙トレイ3上の最上位シートS1の側縁部上面に常に当接するように、図において左側のセンサ遮光部145aよりも右側のシート当接部145b側が長く(重量が重く)なるよう形成されている。換言すれば、シート押さえリンク145の重心が、支点軸144よりも右側のシート当接部145b側に偏倚するように、かつ、最上位シートS1の側縁部上面に生じるカール癖などのシート変形を矯正して正規の最上位シートS1上面を検知できるようPET等の樹脂で軽量化されて構成されている。
The sheet
変形例1によれば、図7(a)に示すように最上位シートS1の1枚目のみその側縁部がカールしている場合でも、図7(b)に示すようにシートS1の側縁部上面に当接して押えて矯正することで正規の最上位シートS1上面を検知可能であるので、最上位シートS1上面を正確かつ確実に検知できる。反射型のフォトセンサであると、最上位シートS1の1枚のみその側縁部上面がカールしているような場合、それを検知することができず、最上位シートS1の側縁部上面を正確に検知することができない。 According to the first modification, even when only the first sheet of the uppermost sheet S1 is curled as shown in FIG. 7A, the side of the sheet S1 as shown in FIG. Since the upper surface of the regular uppermost sheet S1 can be detected by making contact with the upper surface of the edge and correcting it, the upper surface of the uppermost sheet S1 can be detected accurately and reliably. In the case of a reflection type photosensor, when only one of the uppermost sheet S1 is curled on the upper surface of the side edge, it cannot be detected, and the upper surface of the side edge of the uppermost sheet S1 is not detected. It cannot be detected accurately.
(第2の実施形態)
図8を参照して、第2の実施形態を説明する(請求項4)。第2の実施形態は、図1〜図6の第1の実施形態と比較して、シート束2の側端位置を規制するシート側端位置規制手段としての左右一対のサイドフェンス5,5を有することを明定した点、シート上限センサ43(第1の検知手段)が図において左側のサイド吐出ユニット40(サイドエア吹付手段)のサイド吐出チャンバ42aに一体的に設けられていて、かつ、サイド吐出ユニット40(サイドエア吹付手段)とシート上限センサ43とがサイドフェンス5に設置・固定されている点が主に相違する。第2の実施形態は、上記相違点を除き、第1の実施形態(エア給紙装置1の給紙ユニット1A)と同様である。
(Second Embodiment)
A second embodiment will be described with reference to FIG. 8 (Claim 4). Compared with the first embodiment of FIGS. 1 to 6, the second embodiment includes a pair of left and right side fences 5, 5 as sheet side end position regulating means for regulating the side end position of the
以下、上記相違点を含め、これに関連する給紙トレイ3およびサイドフェンス5周りの特徴的な構成について説明する。
各サイドフェンス5は、シートサイズに応じて、シート幅方向Yにおけるシート束2の各側端面に当接してシート束2の両側端の位置を規制し位置決め揃えるシート側端位置規制部材であり、シート幅方向Yに同期して移動可能に一対配設されている。各サイドフェンス5を、シート幅方向Yに同期して移動可能とする機構は、例えば各サイドフェンス5の下部に固設されたラックと、このラックとそれぞれ対向して噛み合うピニオンとからなる周知の構成が挙げられる。
Hereinafter, the characteristic structure around the
Each side fence 5 is a sheet side end position regulating member that abuts on each side end surface of the
本実施形態の給紙トレイ3には、左右の2箇所が切り欠かれて切欠部3a,3bが形成されている。各サイドフェンス5は、給紙トレイ3の各切欠部3a,3b範囲内でシート幅方向Yに移動するように構成されている。
切欠部3a,3b範囲内で各サイドフェンス5を摺動・移動可能とする移動機構としては、給紙トレイ3の下方に設けられたエア給紙装置1の図示しない側板に固設された凹部(図示せず)と各サイドフェンス5の下部に一体的に形成された凸部(図示せず)とがシート幅方向Yに延在して緩く嵌合する周知の構成からなる。
なお、各サイド吐出ユニット40は、各サイドフェンス5のシート幅方向Yの移動と連動して同方向に移動するように構成されているので、各サイド吐出チャンバ42a,42bから吐出・吹き出すサイドエアの反力によって、各サイドフェンス5によって位置決めされた規制位置がずれないように、クリップなどのロック手段等によって各サイドフェンス5を規制位置に固定保持するようにすることが好ましい。
In the
As a moving mechanism that allows each side fence 5 to slide and move within the range of the
Since each
サイドフェンス5は、吸引ユニット10(吸引ユニット10を構成する吸引ベルト11、駆動ローラ14a、従動ローラ14b、吸引中継菅13等の構成要素・部品を指す。以下、同様)に干渉しない場所、位置に設置されている。その理由としては、吸引ベルト11のシート幅方向より小さいサイズの用紙も通紙・給送できるようにしたためである。
また、サイドフェンス5は、エア給紙装置1の上記図示しない側板にシート幅方向Yに摺動・移動可能に支持されているが、給紙トレイ3と一緒に昇降しないようになっている。これは、同図に示すように、各サイド吐出チャンバ42a,42bの高さ方向Zの位置を定位置に固定することで、昇降自在な給紙トレイ3上に残り少なくなった最後のシートSの数枚までも各サイド吐出チャンバ42a,42bからのサイドエアによって確実に1枚ずつに分離できるようにしたためである。
The side fence 5 refers to components / parts such as the
The side fence 5 is supported on the side plate (not shown) of the
各サイド吐出チャンバ42a,42bは、各サイドフェンス5の外側面に固定されていて、サイドフェンス5のシート幅方向Yの移動と連動して同方向に移動するようになっている。シート上限センサ43は、サイド吐出チャンバ42aに取り付け・固定されている。
Each of the
上述したとおり、第2の実施形態によれば、サイド吐出チャンバ42aとシート上限センサ43とがサイドフェンス5に取り付け・固定されていることで、シートサイズ(幅方向)に関係なく、シート束2の側部(側端面)に確実にサイドエアを吐出することができる。
As described above, according to the second embodiment, the
(第2の実施形態の変形例2)
図9〜図11を参照して、第2の実施形態の変形例2について説明する(請求項3)。図9および図10においては、図の簡明化を図るため第2の実施形態で明定したサイドフェンス5および給紙トレイ3を省略すると共に、右側のサイド吐出ユニット40を省略して簡略的に示されている。
変形例2は、図11に示すように、図8の第2の実施形態と比較して、シート上限センサ43(第1の検知手段)が図において左側のサイド吐出ユニット40(サイドエア吹付手段)のサイド吐出チャンバ42aに一体的に設けられていて、これらシート上限センサ43と左側のサイド吐出ユニット40とを、またこれに同期して右側のサイド吐出ユニット40も同時に昇降変位させる昇降変位手段を有する点が主に相違する。変形例2は、上記相違点を除き、第2の実施形態と同様である。
(
With reference to FIGS. 9-11, the
In the second modification, as shown in FIG. 11, the sheet upper limit sensor 43 (first detection means) is compared with the second embodiment shown in FIG. ) Is provided integrally with the
ここで、図9および図10を参照して、図8に示した第2の実施形態における問題点に鑑みて変形例2を創作した背景を説明する。通常のサイド吐出チャンバ42aのサイドエア吐出口42c、シート束2および吸引ユニット10のレイアウトは、上述した図5と同様に図9に示すようである。すなわち、図示しない給紙トレイ上のシート束2の最上位面を高さ方向Zの基準とすると、吸引ユニット10はシート束2の最上位面基準から8〜14mm上方に配置され、サイド吐出ユニット40におけるサイド吐出チャンバ42aは前述したがサイドエア吐出口42c下端から3(2〜4)mmの位置に配置されている。この配置でサイドエアaを吐出すると、シートSは1枚ずつ分離し、分離した上方のシートSは吸引ユニット1Oまで到達し、その後吸引・保持されて搬送される。吸引ユニット10はシートSを下から吸い上げるのでなく、分離したシートSを吸引ベルト(図示せず)に密着させるだけである。そのためシートサイズが大きいもの(以下、「大サイズシート」ともいう)や重いシートでも確実に搬送することができる。
Here, with reference to FIG. 9 and FIG. 10, the background which created the
しかしながら、図9に示した配置では、薄い用紙や小サイズ(特に小サイズで薄紙)のシートSとなると、サイドエアaによって、シートSの吹き上げ枚数が多くなり、吸引ユニット10部にシート塊(用紙塊)を作ってしまう場合がある。その状態になるとシート塊全体を吸引ユニット10で搬送することとなり、重送が発生してしまう。
上述の不具合対策として、図10および図11に示すように、サイド吐出ユニット40におけるサイド吐出チャンバ42aのサイドエア吐出口42cおよびシート上限センサ43を約8mm下げることで、シート束2の最上位面と吸引ユニット10との間隔を16〜22mmにすることができる。
However, in the arrangement shown in FIG. 9, when the sheet S is a thin sheet or a small size (especially a small size and a thin sheet), the number of sheets S blown up is increased by the side air a, and the sheet block ( Paper mass). In this state, the entire sheet block is conveyed by the
As a countermeasure against the above-mentioned problem, as shown in FIGS. 10 and 11, the uppermost surface of the
下げる方式としては、図11を参照して上述したように、上記昇降変位手段が挙げられる。昇降変位手段は、サイド吐出ユニット40にリンク25の一端部を取り付け、サイドフェンス5に支持された支点軸26を揺動中心として、リンク25の他端部を手動または図示しないソレノイド等で力を加えて変位可能に構成する。このような昇降変位手段によって、サイド吐出チャンバ42aのサイドエア吐出口42cおよびシート上限センサ43を図11に二点鎖線で示すように下げることで、図10に示すようにたとえ小サイズで薄紙のシートSであっても、例えばシート束2の最上位面と吸引ユニット10との間隔を16〜22mmにして、サイドエアaによって吹き上げた上方のシートS群を吸引ベルトに接触させなくすることで、その離れた状態で、吸引ユニットでシート束2における上部の分離された最上位シートS1の1枚のみ吸い上げることで、重送なく搬送することができる。しかし、本変形例の配置構成おいては、吸引力に限りがあるので、吸い上げやすい薄紙や小サイズのみの対応である。
As a method of lowering, as described above with reference to FIG. The lifting / displacement means attaches one end portion of the
(第1の実施形態の変形例3)
第1の実施形態の変形例3を説明する(請求項5および6)。第1の実施形態では、給紙トレイ3(シート積載手段)の昇降移動距離を検知する給紙トレイ高さセンサ6および給紙トレイエンコーダ7(昇降移動距離検知手段および被移動距離検知手段)を有し、シート上限センサ43(第1の検知手段)により給紙トレイ3上の最上位のシート側部(側端面)を検知した後に、給紙トレイ高さセンサ6および給紙トレイエンコーダ7による検知によって、給紙トレイ3を任意の昇降位置に停止させることを特徴とする構成であった。
(
A third modification of the first embodiment will be described (claims 5 and 6). In the first embodiment, the paper feed
本変形例では、第1の実施形態の給紙トレイ3の昇降停止制御構成において、給紙トレイ3を任意の昇降位置へ停止させる昇降移動距離を、シートの厚さによって変えることを特徴とするものである。
本変形例の具体例を説明する。シート上限センサ43のオン後は、給紙トレイエンコーダ7を20ピッチカウント後(10mm)に給紙トレイ3を停止させることで、シート束2の最上位シートS上面をサイドエア吐出口42s下端より3mm上方に位置させる。これをシート種類、特にはシートの厚さによって給紙トレイエンコーダ7のピッチ数を可変する。
In this modification, in the lifting / lowering stop control configuration of the
A specific example of this modification will be described. After the sheet
変形例2でも説明したが、薄紙を用いる場合、シート束2の上部に対するサイドエアによる吹き上げ量が多いと吸引ユニットによる吸着でシート(用紙)塊が発生する。その対策としてサイドエア吹付け位置をサイドエア吐出口42s下端より2mmになるように変更する。つまり給紙トレイエンコーダ7のピッチを18ピッチ(9mm)にすることで、シート吹き上げ枚数を少なくし、シート(用紙)塊ができないようにする。逆に厚紙を用いる場合は、サイドエアを吹き付けても厚紙は吹き上げづらく吸引ユニット近傍まで行かない。そこで、サイドエア吹付け位置をサイドエア吐出口42s下端より4mmになるように変更する。具体的には、給紙トレイエンコーダ7のピッチを22ピッチ(11mm)にし、吸引ユニット近傍まで吹き上がるようにする。
As described in the modified example 2, when thin paper is used, if the amount of blown air by the side air with respect to the upper part of the
(第2の実施形態の変形例4)
図10を参照して、第2の実施形態の変形例4を説明する(請求項7)。変形例4は、第2の実施形態と比較して、シート上限センサ43(第1の検知手段)を、シートの厚さによって昇降変位させる第1の検知手段昇降変位手段を有することのみ相違する。
(
A
第1の検知手段昇降変位手段としては、手動式または電動式で変位させるものが考えられる。手動式としては、例えば、サイド吐出ユニット40に高さ方向Zに沿って延びた貫通溝を備えた図示しない昇降案内部材を取り付け・固定しておき、シート上限センサ43を蝶ボルトとナットで貫通溝をスライドさせて図12に二点鎖線で示す所定の位置に固定するものが想定される。また、電動式としては、例えば、回転運動を直線運動に変換する種々の周知の機構(例えばピニオン&ラック機構等)と電動モータとの組合せで所定の位置に停止・保持するものが想定される。手動式の場合には、昇降変位量とシートの厚さの関係を予め実験等によってデータ取得して、昇降案内部材に前記データに対応した昇降位置を示す目盛り等を標示する例が想定される。また、電動式の場合には、前記データをROMに記憶させておき、昇降変位量を検出するためのセンサを設けて、該センサからの信号に基づいて前記ROM内の前記データを呼出し参照しつつ、上記制御手段により上記電動モータを制御する一般的な制御方式が想定される。
上述のとおり、第1の検知手段昇降変位手段によって、シート上限センサ43のみを高さ方向Zに昇降変位させることで、上述した変形例3と同様の効果を得ることができる。
As the first detecting means raising / lowering displacement means, one that is displaced manually or electrically is conceivable. As the manual type, for example, a lifting guide member (not shown) having a through groove extending along the height direction Z is attached to and fixed to the
As described above, it is possible to obtain the same effect as that of the above-described modification example 3 by moving only the seat
(第2の実施形態の変形例5)
図13〜図16を参照して、第2の実施形態の変形例5を説明する(請求項8)。変形例5は、第2の実施形態と比較して、図13に示すように、給紙トレイ3(シート積載手段)上のシート束2ないしシートSの有無を検知するシート有無検知手段としてのシート有無センサ8を有する点、およびシート有無センサ8を給紙トレイ3のシート積載面であって、かつ、サイドフェンス5のシート幅方向Yの移動に連動して移動可能にサイドフェンス5近傍に配置したことを特徴とするものである。
(Modification 5 of the second embodiment)
A modification 5 of the second embodiment will be described with reference to FIGS. 13 to 16 (claim 8). As shown in FIG. 13, the modified example 5 is a sheet presence / absence detection unit that detects the presence / absence of the
シート有無センサ8は、例えば反射型のフォトセンサからなり、給紙トレイ3のシート積載面を臨むことが可能に、かつ、給紙トレイ3のシート幅方向Yに沿って形成された凹部状の溝内をシート幅方向Yに移動可能に構成されていると共に、サイドフェンス5とサイド吐出チャンバ42aを備えたサイド吐出ユニット40と図示しない連結部材で一体的に連結されたサイドフェンスユニット9を構成していて、サイドフェンスユニット9ごとシート幅方向Yに移動可能となっている。サイドフェンスユニット9を構成しているシート有無センサ8、サイド吐出チャンバ42aを備えたサイド吐出ユニット40およびサイドフェンス5は、シート給送方向Xと平行な略同一ライン近傍に配置されている。
The sheet presence /
変形例5の動作と共に構成を補説する。図14に示すように、給紙トレイ3のシート積載面上にシート有無センサ8があり、このシート有無センサ8は上述したようにサイドフェンス5のシート幅方向Yの移動と連動している。ここで、例えば同図に二点鎖線で示すようなA3サイズのシート束2やシートS(以下、「シート束2」という)をセットする際は、サイドフェンス5をシート幅方向Yの外側に大きく開いてセットする。サイドフェンス5を大きく開いた場合、サイドフェンスユニット9ごと、すなわちシート有無センサ8もサイドフェンス5に連動して移動する。
上記の場合は、シート束2の下にシート有無センサ8があるため、シート束2有りと判断し、給紙動作信号(上記したような操作パネル90の印刷スタートキー92の押下によって生成される信号)が上記制御手段に入力されると、給紙トレイ3が上昇し、シート上限センサ43がオンになり、給紙トレイエンコーダ7がカウントすることで給紙トレイ3が停止し、その後図示しない吸引ユニットの吸引ベルトが作動して給紙する。
The configuration will be supplemented together with the operation of the fifth modification. As shown in FIG. 14, there is a
In the above case, since there is the
一方、図15に示すように、サイドフェンス5がA3サイズのシート束2位置決め移動位置にて、A3サイズより小さいサイズ、例えば同図に二点鎖線で示すようなA4サイズのシート束2をサイドフェンス5に積載セットしただけで、サイドフェンス5をシート幅方向Yの内側に移動させないような場合には、シート有無センサ8がオフになっていることから、上記制御手段からの指令により給紙動作はしないように制御される。
On the other hand, as shown in FIG. 15, when the side fence 5 is positioned at the A3
もし、図16示すように、シート有無センサ8がサイドフェンス5の移動に連動する構成でなく、給紙トレイ3の中央付近に固定配置されている場合は、シート有無センサ8はシートサイズに関わらずシート束2を給紙トレイ3に積載セットすると、必ずオンとなり、上記制御手段からの指令により給紙動作可能状態となってしまう。つまり、上記給紙動作信号が上記制御手段に入力されると、給紙トレイ3は上昇してしまう。しかしながら、サイドフェンス5がシート幅方向Yの外側に大きく開いた状態であると、シート上限センサ43がシート束2の側端面を検知することができないので、給紙トレイ3は上昇し続けて、終いには図示しない吸引ユニットの吸引ベルトに衝突して装置破損等の重大不具合となってしまう。
If the sheet presence /
(変形例6)
図17を参照して、変形例5とは別の変形例6を説明する。この変形例6は、図7に示した第1の実施形態の変形例1と図8に示した第2の実施形態とを組み合わせた構成に、変形例5相当の特徴的な構成を付加したものに相当する。
図17において、シート上限センサである透過型のフォトセンサ143とシート押さえリンク145とは、図示しない連結部材を介してサイドフェンス5に一体的に設置されている。すなわち、シート上限センサである透過型のフォトセンサ143、シート有無センサ8、シート押さえリンク145、図17ではその図示を省略しているサイド吐出チャンバ42aを備えたサイド吐出ユニット40およびサイドフェンス5は、図示しない連結部材で一体的に連結されたサイドフェンスユニット149を構成していて、サイドフェンスユニット149ごとシート幅方向Yに移動可能となっている。
このため、同図のように給紙トレイ3に例えば中サイズのシート束2が積載セットされていて、サイドフェンス5内面とシート束2の側端面とが離れている場合には、シート上限センサである透過型のフォトセンサ143による上限検知(給紙トレイ3上の最上位シートS1の側縁部上面検知)ができず、給紙トレイ3は停止することなく、上昇し続け、最終的には吸引ユニット10の吸引ベルトに衝突して装置破損等の重大不具合となってしまう。
(Modification 6)
With reference to FIG. 17, the
In FIG. 17, a
For this reason, as shown in the figure, when, for example, a medium-
そこで、上記不具合防止策として、シート有無センサ8を給紙トレイ3上であって、かつ、サイドフェンス5近傍に配置すると共に、サイドフェンス5と連動するように上記サイドフェンスユニット149として構成する。この構成では、シート有無センサ8はサイドフェンス5と連動してシート幅方向Yに移動自在であるから、サイドフェンス5をシート束2のサイズに合わせて移動させても、シート有無センサ8とサイドフェンス5との位置関係は変わらない。正確に言えば、透過型のフォトセンサ(シート上限センサ)143がシート束2の最上位シートS1の上面を確実に検知できる距離に、シート有無センサ6を配置するレイアウト構成にすることで、サイドフェンス5とシート束2とが接触していないと透過型のフォトセンサ(シート上限センサ)143がシート無しと検知するから、給紙トレイ3が上昇し続けるようなことはなくなり、吸引ユニット10破損等の上記不具合を未然に防止することができる。
Therefore, as a measure for preventing the above problem, the
(変形例7)
図18を参照して、変形例6の別の変形例7を説明する。変形例7は、図17の変形例6と比較して、シート吸引手段を備えた吸引ユニット10の中央部上流側であって、シート吸引手段より低い位置に、給紙トレイ3上のシート束2の最上位シートS1上面を検知するシート上面限界検知手段としてのシート上面限界センサ16を配置した点のみ相違する。
変形例7は、前記相違点以外は変形例6と同様である。シート上面限界センサ16は、例えば反射型のフォトセンサからなる。
変形例7によれば、万一、給紙トレイ3が上昇し続けても、シート上面限界センサ16で給紙トレイ3上のシート束2の最上位シートS1上面を検知することで、この信号に基づいて上記制御手段による上記昇降モータの駆動停止制御によって、給紙トレイ3を緊急停止させることができる。これにより、吸引ユニット10破損等の上記不具合を未然に防止することができる。
(Modification 7)
With reference to FIG. 18, another
According to the modified example 7, even if the
本発明は、孔版印刷機(孔版印刷装置)やオフセット印刷機等を含む印刷装置に限らず、電子写真方式の複写機、プリンタ、インクジェット記録装置、あるいはこれらの少なくとも複数から構成される複合機等の画像形成装置にも適用できることは無論である。本発明を画像形成装置に適用した場合、「印刷装置」を「画像形成装置」と、「印刷画像形成手段」を「画像形成手段」とそれぞれ読み替えればよい。 The present invention is not limited to a printing apparatus including a stencil printing machine (stencil printing apparatus), an offset printing machine, and the like, but an electrophotographic copying machine, a printer, an ink jet recording apparatus, or a complex machine including at least a plurality of these. Of course, the present invention can also be applied to other image forming apparatuses. When the present invention is applied to an image forming apparatus, “printing apparatus” may be read as “image forming apparatus”, and “print image forming means” may be read as “image forming means”.
以上説明したとおり、本発明を実施例を含む特定の実施形態や、変形例等について説明したが、本発明が開示する技術的範囲は、上述した実施形態や変形例等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。 As described above, the present invention has been described with reference to specific embodiments including examples, modifications, etc., but the technical scope disclosed by the present invention is exemplified in the above-described embodiments, modifications, etc. The present invention is not limited thereto, and may be configured by appropriately combining them, and various embodiments, modifications, and examples may be configured within the scope of the present invention according to the necessity and application. Will be apparent to those skilled in the art.
1 エア給紙装置(シート給送装置)
1A 給紙ユニット
2 シート束
3 給紙トレイ(シート積載手段、給紙台)
4 前面板
5 サイドフェンス(シート側端位置規制手段、シート側端位置規制部材)
6 給紙トレイ高さセンサ(シート積載手段移動距離検知手段)
7 給紙トレイエンコーダ(移動距離被検知手段・移動距離被検知部材)
8 シート有無センサ(シート有無検知手段)
9 サイドフェンスユニット
10 吸引ユニット(シート吸引手段を構成)
11 吸引ベルト(シート吸引手段を構成)
12 吸引チャンバ(シート吸引手段を構成)
13 吸引中継管(シート吸引手段を構成)
14a 駆動ローラ(シート給送手段を構成)
14b 従動ローラ(シート給送手段を構成)
15 エア吸引駆動ファン(エア吸引駆動源、シート吸引手段を構成)
16 シート上面限界センサ(シート上面限界検知手段)
17 吸引駆動源チャンバ(シート吸引手段を構成)
30 センサユニット取付ブラケット
40 サイド吐出ユニット(サイドエア吹付手段)
41 サイドエア吐出ファン(サイドエア吹付手段を構成)
42a,42b サイド吐出チャンバ(サイドエア吹付手段を構成)
42c サイドエア吐出口(サイドエア吹付手段を構成)
43 シート上限センサ(第1の検知手段)
45 シート後端上限センサユニット(第2の検知手段)
46a,46b,46c,46d シート後端上限センサ(第2の検知手段を構成)
47 センサフィラー(第2の検知手段を構成、第2の被検知手段・部材)
50 装置本体
110 給紙部
121 印刷ドラム(印刷画像形成手段を構成)
123 プレスローラ(印刷画像形成手段を構成)
150 孔版印刷装置本体(印刷装置)
S シート(シート状の記録媒体、被印刷媒体)
S1 最上位シート
X シート給送方向
Y シート幅方向
Z 高さ方向
1 Air feeding device (sheet feeding device)
1A
4 Front plate 5 Side fence (sheet side end position restricting means, sheet side end position restricting member)
6. Paper feed tray height sensor (sheet stacking means movement distance detection means)
7 Feed tray encoder (moving distance detected means / moving distance detected member)
8 Sheet presence sensor (sheet presence detection means)
9
11 Suction belt (constitutes sheet suction means)
12 Suction chamber (constitutes sheet suction means)
13 Suction relay pipe (composed of sheet suction means)
14a Drive roller (constitutes sheet feeding means)
14b Follower roller (constitutes sheet feeding means)
15 Air suction drive fan (composed of air suction drive source and sheet suction means)
16 Sheet upper limit sensor (sheet upper limit detection means)
17 Suction drive source chamber (constitutes sheet suction means)
30 Sensor
41 Side air discharge fan (constitutes side air blowing means)
42a, 42b Side discharge chamber (constitutes side air spraying means)
42c Side air discharge port (constitutes side air spraying means)
43 Seat upper limit sensor (first detection means)
45 Seat rear end upper limit sensor unit (second detecting means)
46a, 46b, 46c, 46d Seat rear end upper limit sensor (constitutes second detection means)
47 Sensor filler (constitutes second detection means, second detected means / member)
50
123 Press roller (constitutes printing image forming means)
150 Stencil Printer (Printer)
S sheet (sheet-like recording medium, printing medium)
S1 Top sheet X Sheet feeding direction Y Sheet width direction Z Height direction
Claims (11)
前記シート積載手段上の最上位のシート上面が所定の位置に達するまで該シート積載手段を昇降させる昇降手段と、
前記シート積載手段上の最上位近傍の複数枚のシートの側部にエアを吹き付けて浮上させるサイドエア吹付手段と、
前記シート積載手段上の最上位のシートをエア吸引・保持するシート吸引手段と、
前記シート吸引手段によりエア吸引・保持されたシートをシート給送方向に給送するシート給送手段とを具備するシート給送装置において、
前記シート積載手段上の最上位のシート上面が前記所定の位置になるように前記シートの側部を検知する第1の検知手段を前記サイドエア吹付手段の近傍に配置したことを特徴とするシート給送装置。 Sheet stacking means capable of moving up and down by stacking sheets;
Elevating means for elevating the sheet stacking means until the uppermost sheet upper surface on the sheet stacking means reaches a predetermined position;
Side air spraying means for blowing air to the side portions of a plurality of sheets near the uppermost position on the sheet stacking means;
Sheet suction means for sucking and holding the uppermost sheet on the sheet stacking means;
In a sheet feeding apparatus comprising a sheet feeding unit that feeds a sheet sucked and held by the sheet suction unit in a sheet feeding direction,
The sheet is characterized in that first detection means for detecting a side portion of the sheet is arranged in the vicinity of the side air blowing means so that the uppermost sheet upper surface on the sheet stacking means is at the predetermined position. Feeding device.
前記シート積載手段上の最上位のシート後端部に当接し、該シート後端部の高さ位置を所定の範囲で多段に検知可能な第2の検知手段を有し、
シート給送中は、第2の検知手段を使用していることを特徴とするシート給送装置。 The sheet feeding apparatus according to claim 1,
A second detection means that contacts the uppermost sheet rear end portion on the sheet stacking means and can detect the height position of the sheet rear end portion in a predetermined range in multiple stages;
A sheet feeding apparatus characterized in that the second detection means is used during sheet feeding.
第1の検知手段が、前記サイドエア吹付手段に一体的に設けられ、第1の検知手段と該サイドエア吹付手段とを同時に昇降変位させる昇降変位手段を有することを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to claim 1 or 2,
A sheet feeding apparatus characterized in that the first detection means is provided integrally with the side air spraying means, and has an up-and-down displacement means for simultaneously moving up and down the first detection means and the side air spraying means. .
第1の検知手段と前記サイドエア吹付手段とを、シートの側端位置を規制するシート側端位置規制手段に設置したことを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to any one of claims 1 to 3,
The sheet feeding apparatus according to claim 1, wherein the first detection unit and the side air blowing unit are installed in a sheet side end position regulating unit that regulates a side end position of the sheet.
前記シート積載手段の昇降移動距離を検知する昇降移動距離検知手段を有し、
第1の検知手段により前記シート積載手段上の最上位のシート側部を検知した後に、前記昇降移動距離検知手段による検知によって、前記シート積載手段を任意の昇降位置に停止させることを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to any one of claims 1 to 4,
An elevating movement distance detecting means for detecting the elevating movement distance of the sheet stacking means;
After detecting the uppermost sheet side portion on the sheet stacking means by the first detecting means, the sheet stacking means is stopped at an arbitrary lifting position by the detection by the lifting and moving distance detecting means. Sheet feeding device.
前記シート積載手段を任意の昇降位置へ停止させる昇降移動距離は、シートの厚さによって変えることが可能であることを特徴とするシート給送装置。 The sheet feeding apparatus according to claim 5, wherein
The sheet feeding apparatus according to claim 1, wherein a lifting / lowering moving distance for stopping the sheet stacking unit to an arbitrary lifting / lowering position can be changed according to a thickness of the sheet.
第1の検知手段を、シートの厚さによって昇降変位させる第1の検知手段昇降変位手段を有することを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to claim 1 or 2,
A sheet feeding apparatus comprising: first detecting means for moving up and down to displace the first detecting means depending on the thickness of the sheet.
前記シート積載手段上のシートの有無を検知するシート有無検知手段を有し、該シート有無検知手段を前記シート積載手段のシート積載面であって、かつ、前記シート側端位置規制手段のシート幅方向の移動に連動して移動可能に前記シート側端位置規制手段近傍に配置したことを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to any one of claims 4 to 7,
A sheet presence / absence detection unit that detects the presence / absence of a sheet on the sheet stacking unit, the sheet presence / absence detection unit being a sheet stacking surface of the sheet stacking unit, and a sheet width of the sheet side end position regulating unit A sheet feeding apparatus, wherein the sheet feeding apparatus is disposed in the vicinity of the sheet side end position restricting means so as to be movable in conjunction with a movement in a direction.
前記シート吸引手段の中央部上流側であって、前記シート吸引手段より低い位置に、前記シート積載手段上の最上位のシートを検知するシート上面限界検知手段を配置したことを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to any one of claims 4 to 7,
A sheet feeding upper limit detecting means for detecting the uppermost sheet on the sheet stacking means is disposed upstream of the sheet suction means at a position lower than the sheet suction means. Feeding device.
第1の検知手段は、前記シート積載手段上の最上位のシートの側縁部上面に当接可能なリンクと、該リンクの一部と係合することによって前記最上位のシートの側縁部上面を検知する透過型のフォトセンサとで構成されていることを特徴とするシート給送装置。 In the sheet feeding apparatus according to any one of claims 1 to 9,
The first detection means includes a link capable of contacting an upper surface of a side edge of the uppermost sheet on the sheet stacking means, and a side edge of the uppermost sheet by engaging a part of the link. A sheet feeding device comprising a transmissive photosensor for detecting an upper surface.
請求項1ないし10の何れか一つに記載されたシート給送装置を有することを特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus including an image forming unit that forms an image on a fed sheet,
An image forming apparatus comprising the sheet feeding device according to claim 1.
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