JP2010083375A - 車両のシート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後部で前記車両のリヤウィンドウが形成されたリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両、特に小型バスの最後列シートのシート構造において、前記車両最後列シートへの3点式シートベルトの装着を、トランクルームへの荷物の搭載性を悪化させることなく、さらに車体構造の大幅な変更、重量増加を生じることなく可能とすること。
【解決手段】車幅方向に隣接するシートバックフレーム27間を連結して固着されるリヤボデー取付ブラケット65と、リヤボデー取付ブラケット65に取り付けられたシート側ブラケット67と、シート側ブラケット67係合するボデー側のボデー側ブラケット69と、シートバックフレーム27に連結してリトラクタ37を取り付ける補強フレーム35とを備え、リヤボデー取付ブラケット65を介して車体側に取り付けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後部で車両のリヤウィンドウが形成されたリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両、特に小型バスの最後列シートのシート構造に関する。
図6、7に示すように、小型バス1のA部分の最後列シート3は、左右に2人掛け用のシートS1、S2が設置され、そのシートS1、S2の後方でリヤウィンドウ6が形成されたリヤボデー5には、図7に示すようにリヤウィンドウガラス7が取り付けられ、その下方にはシートクッション01の下部に形成されたトランクルーム11に通じる開口部13を開閉するトランクリッド15が設けられている。図7はトランクリッド15が開いた状態を示している。
このような最後列のシートS1、S2に3点式シートベルトを装着する場合には、シートベルトへの荷重入力を支持するために後脚03を設けて該後脚03によってリトラクタ05への入力荷重を床構造部材17へと伝達するようにしている。
図8を参照して、従来のシートS1、S2のフレーム構造について説明する。なお片側の2人掛けシートS1だけについて説明する。
車幅方向へ略U字状に形成されて下方が開口して配置される左右のシートバックフレーム07、07を隣接して配置し、隣接する前記シートバックフレーム07、07の夫々の開口端をシートクッションフレーム09によって結合する。また、シートバックフレーム07の頂部中央にはそれぞれヘッドレストフレーム011、011が取り付けられ、片側の肩部にはシートベルトの折返部を形成するシートベルトショルダ013、013が設けられている。
シートクッションフレーム09は、フロントシートクッションフレーム015とリヤシートクッションフレーム017とを有し、車幅方向の両側にはサイドフレーム019a、019bがそれぞれ設けられて、略四角形状態のフレーム構造を形成している。左右のサイドフレーム019a、019bにはそれぞれシートベルトバックル021、021が取り付けられ、車幅方向の中央部に設けられたセンターフレーム023には、3点式シートベルトのファイナルアンカ025が左右用それぞれ取り付けられている。
また、前記後脚03は、センターフレーム023とリヤシートクッションフレーム017との接合部分に取り付けられて床面に向かって立設されている。3点式シートベルトのリトラクタ05を取り付けるトラクタブラケット027は前記後脚03の近傍のリヤシートクッションフレーム017に固着されて下方に伸びて取り付けられている。
シートS1の車体への取り付け構造は、車体内側のサイドフレーム019aは、該サイドフレーム019aに固着された中央脚029によって床構造部材17に取り付けられ、車体外側のサイドフレーム019bは、該サイドフレーム019bに固着されたサイドボデー取付ブラケット031によってサイドボデー19(図6参照)の側壁面の強度部材に直接ボルトによって取り付けられる。
一方、バスの車両において、車体に直接シートを取り付ける例として、特許文献1(特開2000−272388号公報)がある。この公報には、バスのフェンダ部等の斜面上に取り付けられる座席に用いて好適なシートフレーム構造について示されている。
また、特許文献2(2002−102002号公報)には、路線バスにおいて、タイヤハウスの上や段差部分に取り付けることができる折りたたみ式のシート構造について示されている。
特開2000−272388号公報 特開2002−102002号公報
前記のように、図6〜図8に示す従来技術の最後列シート3においては、3点式シートベルトへの入力荷重を支持するため、後脚03を車体強度部材に取り付ける必要があり、この後脚03はシートS1の車幅方向の略中央に位置するため、シートクッション01の下方に形成されるトランクルーム11の内部空間を上下方向に貫通して取り付けなければならず、トランクルーム11を左右に2分割する構造となり、トランクルーム11への荷物の搭載性が悪化する問題を有していた。
また、後脚03を採用せずに、前記中央脚029とサイドボデー取付ブラケット031だけによって、車体強度部材に取り付けようとすると、トランクルーム11回りの床構造やサイドボデー構造を補強しなければならず車両の重量増加を招く。
一方、前記特許文献1、2には、バス車体へ脚部を介さずに、又は前側の脚部だけでシートを固定する技術が示されているだけであり、リトラクタ内蔵のシート構造やシートクッションの下方にトランクルームを形成するシート構造までは示されていない。
そこで、本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後部で前記車両のリヤウィンドウが形成されたリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両、特に小型バスの最後列シートのシート構造において、前記車両最後列シートへの3点式シートベルトの装着を、トランクルームへの荷物の搭載性を悪化させることなく、さらに車体構造の大幅な変更、重量増加を生じることなく可能とするシート構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明にかかる車両のシート構造は、車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後部で前記車両のリヤウィンドウが形成されたリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両のシート構造において、下方が開口し車幅方向に略U字状に配置されるシートバックフレームと、隣接する前記シートバックフレームの夫々の開口端を結合するシートクッションフレームと、車幅方向に隣接する前記シートバックフレーム間を連結して固着される第1ブラケットと、該第1ブラケットに形成されて、第1ブラケットに対向する前記リヤボデーの位置に取り付けられた第2ブラケットの第2係合部に係合する第1係合部と、前記シートバックフレームの上下方向中間部に車幅方向へ配設されて前記シートバックフレームに連結し、シートベルト用のリトラクタを取り付けるリトラクタブラケットが設けられた補強フレームとを備え、前記シートが前記シートクッションフレームの両側のサイドフレーム及び前記第1ブラケットを介して車体側に取り付けられることを特徴とする。
かかる発明によれば、車幅方向に隣接するシートバックフレーム間を連結し、さらにリヤボデーと連結するために第1ブラケットを設け、さらに、隣接する前記シートバックフレームの夫々の開口端をシートクッションフレームで連結し、シートバックフレームの上下方向中間部に車幅方向へ配設されて前記シートバックフレームに連結し、シートベルト用のリトラクタを取り付けるリトラクタブラケットが設けられた補強フレームを配したので、リトラクタの取り付け部の剛性および強度が高く、シートベルトの性能が十分発揮される。
また、第1ブラケットとリヤボデー側の第2ブラケットとを係合させて、リトラクタへの入力荷重をリヤボデー側に伝えるようにしたことで、従来技術のような後脚を設置せずに3点式シートベルトの装着が可能になるため、トランクルームへの荷物の搭載性を悪化させることなく、さらに車体構造の大幅な変更、重量増加を生じることがない。
また、本発明において好ましくは、前記リトラクタブラケットは前記補強フレームとシートバックフレームとの2個所で支持されるとよい。
かかる構成によれば、リトラクタブラケットは、補強フレームとシートバックフレームとの2個所によって結合されているので、取付剛性が高くシートベルトの性能を十分発揮できる。
また、本発明において好ましくは、前記第1係合部および第2係合部は夫々略平板状で、且つ締結用孔が形成され、該締結用孔は上下方向に重合されて締結部材で締結されるとよい。かかる構成によれば、締結ボルトを上方からを挿入できるので、締結作業が容易となる。
さらに、前記第1係合部および第2係合部は締結時、前記第2係合部の上側に前記第1係合部が載置され、前記締結部材であるボルトの挿入側と反対側の面には前記ボルトに対してナットが溶着されているとよい。
かかる構成によれば、シートを車体側に組み付ける際に、第2係合部の上側に第1係合部が載置されるようにしたので、シートの上下の位置決めが容易になり、組み付け性が向上する。
また、本発明において好ましくは、前記シートベルト用のリトラクタは3点式シートベルトのリトラクタであり、前記第1ブラケットの近傍の配置されるように取り付けられるとよい。
かかる構成によれば、第1ブラケットとリヤボデー側の第2ブラケットとを係合させて、リトラクタへの入力荷重をリヤボデー側に伝えるようにしたので、この係合個所である第1ブラケットの近傍の配置することで、リトラクタへの入力荷重をシートバックフレームおよびシートクッションフレームを介さずに車体側に効率よく伝達できようになる。
本発明によれば、車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後部でリヤウィンドウが形成されたリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両、特に小型バスの最後列シートのシート構造において、前記車両最後列シートへの3点式シートベルトの装着を、トランクルームへの荷物の搭載性を悪化させることなく、さらに車体構造の大幅な変更、重量増加を生じることなく可能とするシート構造を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本発明に係る車両のシート構造の実施形態について説明する。
図6は小型バス1の全体図であり、該小型バス1のA部分の最後列シート13は、左右に2人掛け用のシートS11、S12が設置され、そのシートS11、S12の後方でリヤウィンドウ6が形成されたリヤボデー5には、図5に示すようにリヤウィンドウガラス7が取り付けられ、その下方にはシートクッション6の下部に形成されたトランクルーム11に通じる開口部13を開閉するトランクリッド15が設けられている。図5はトランクリッド15が開いた状態を示している。
図1を参照して、本実施形態のシートS11、S12のフレーム構造について説明する。なお片側の2人掛けシートS11だけについて説明する。シートS11はシートクッション6とシートバック8とからなっている。
略U字状に形成されて下方が開口して配置される左右のシートバックフレーム27、27を隣接して配置し、隣接する前記シートバックフレーム27、27の夫々の開口端をシートクッションフレーム29によって結合する。また、シートバックフレーム27の頂部中央にはそれぞれヘッドレストフレーム31、31が取り付けられ、片側の肩部にはシートベルトの折返部を形成するシートベルトショルダ33、33が設けられている。
さらに、シートバックフレーム27の上下方向中間部に車幅方向へ補強フレーム35が配設されて両端部がシートバックフレーム27に連結し、シートベルト用のリトラクタ37がボルト固定されるリトラクタブラケット39が設けられている。
このリトラクタブラケット39は、図1に示すように下端部が補強フレーム35に溶接、ボルト等で取り付けられ更に、図2の示すようにリトラクタブラケット39の側部をさらにシートバックフレーム27を構成する縦フレーム部41の部分に溶接、ボルト等で固着されている。このように、リトラクタブラケット39を、補強フレーム35と縦フレーム部41の部分との2個所によって、すなわち、補強フレームの横方向と縦フレーム部41の縦方向との2方向にわたって結合方向を異ならせて結合することで、取付剛性が高くなり、リトラクタ37からリトラクタブラケット39に入力されるシートベルトの荷重を確実にシートバックフレーム27、シートクッションフレーム29に伝達して支持することができシートベルト性能を十分発揮できる。
シートクッションフレーム29は、フロントシートクッションフレーム43とリヤシートクッションフレーム45とを有し、車幅方向の両側にサイドフレーム47a、47bがそれぞれ設けられて、平面視略四角形状態のフレーム構造を形成している。左右のサイドフレーム47a、47bにはそれぞれシートベルトバックル49、49が取り付けられ、車幅方向の中央部のセンターフレーム51には、3点式シートベルトのファイナルアンカ53、53が左右用それぞれ取り付けられている。また、シートベルト55、55にはシーベルトタング57、57が遊嵌しており、前記シートベルトバックル49、49に係合して3点式シートベルトの装着がなされるようになっている。
シートS11の車体への取り付け構造は、図3に示すように、車体内側(中央寄り)のサイドフレーム47aには、略L字状の中央脚59が設けられ、該中央脚59によって床構造部材17に取り付けられて支持されるようになっている。また、車体外側のサイドフレーム47bには、サイドボデー取付ブラケット61が設けられて、該サイドボデー取付ブラケット61によってサイドボデー19の側壁面の強度部材に直接ボルトによって取り付けられる。
また、車幅方向に隣接する前記シートバックフレーム27間をシートバックフレーム27の高さ方向の中央部から上端部の間において連結するリヤボデー取付ブラケット65を設け、該リヤボデー取付ブラケット65は略コ字状断面形状をして対向辺部分がそれぞれのシートバックフレーム27の縦フレーム部41の部分で結合している。
図1のB矢視図を示す図4(a)および図4(a)のC−C線断面図を示す図4(b)のように、リヤボデー取付ブラケット65にはL字断面形状をしたシート側ブラケット67の一辺部がボルト68で取り付けられ、他の一辺(第1係合部)がリヤボデー5側に張り出すようにして取り付けられている(前記リヤボデー取付ブラケット65とシート側ブラケット67とで第1ブラケットを構成している)。
また、シート側ブラケット67に対向するリヤボデー5側には、L字断面形状をしたボデー側ブラケット(第2ブラケット)69が、その一辺部をリヤボデー5の図示しない補強部材にボルト70で取り付け、他の一辺(第2係合部)をシート側に張り出すようにして取り付けられている。そして、シート側ブラケット67の他の一辺(第1係合部)と、ボデー側ブラケット69の他の一辺(第2係合部)とはそれぞれ略L字状の1辺部で略平板状に形成されて、且つ締結用孔71が形成され、該締結用孔71は上下方向に重合されて締結用のボルト73で締結されるようになっている。
この上下方向の重合はボデー側ブラケット69の他の一辺の上側にシート側ブラケット67の他の一辺が載置される。そして、ボルトの挿入側と反対側の面、すなわち、ボデー側ブラケットの他の一辺の裏側にはナットが溶着されている。
このように、締結用のボルト73を横方向でなく上方からを挿入できるので、ボルト挿入のためのスペースの確保が不要となるとともに、上からの挿入作業のため締結作業が容易となる。
さらに、上下方向の重合はボデー側ブラケット69の他の一辺の上側にシート側ブラケット67の他の一辺が載置されるように重なり、シートS11を車体に組み付ける際に、シートS11の上下の位置決めが容易になり、組み付け性が向上する。すなわち、シート側を持ち上げて車体側の受け側のボデー側ブラケット69の他の一辺の上に載るように組み立てればよいため、シートの上下の位置決めが容易になり、組み付け性が向上する。
また、ボルトの挿入側と反対側の面、すなわち、ボデー側ブラケット69の他の一辺の裏側にはナットが溶着されているので、片手で上から締結用のボルト73をねじ込んでいく作業だけで締結できるので締結作業が容易となる。
また、本実施形態では、シートベルト用のリトラクタ37はリヤボデー取付ブラケット65の近傍に配置されている。すなわち、このようにリトラクタ37をリヤボデー取付ブラケット65になるべく近い位置に設置すると、リトラクタ37への入力荷重を直接的にリヤボデー5側に伝えることができるので、リトラクタ37への入力荷重をシートバックフレーム27およびシートクッションフレーム29を介さずに車体側に効率よく伝達できようになる。
以上のように本実施形態によれば、車幅方向に隣接するシートバックフレーム27間を連結し、さらにリヤボデー5と連結するためにリヤボデー取付ブラケット65とシート側ブラケット67とボデー側ブラケット69とを設け、さらに、隣接する前記シートバックフレーム27の夫々の開口端をシートクッションフレーム29で連結し、シートバックフレーム27の上下方向中間部に車幅方向へ配設されてシートバックフレーム27に連結し、シートベルト用のリトラクタ37を取り付けるリトラクタブラケット39が設けられた補強フレーム35を配したので、リトラクタ37の取り付け部の剛性および強度が高く、シートベルトの性能が十分発揮される。
また、シート側ブラケット67とボデー側ブラケット69とを係合させて、リトラクタ37への入力荷重をリヤボデー5側に伝えるようにしたことで、従来技術のような後脚03(図7、8参照)を設置せずに3点式シートベルトの装着が可能になるため、トランクルーム11への荷物の搭載性を悪化させることなく、さらに車体構造の大幅な変更、重量増加を生じることがない。
本発明によれば、車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後方のリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両、特に小型バスの最後列シートのシート構造において、前記車両最後列シートへの3点式シートベルトの装着を、トランクルームへの荷物の搭載性を悪化させることなく、さらに車体構造の大幅な変更、重量増加を生じることなく可能となるため、小型バスの最後列シート構造への適用に際して有益である。
本願発明の実施形態を示す全体フレーム構成図である。 リトラクタブラケットの取付け構造の変形例である。 最後列シートの後方斜視説明図である。 (a)は図1のB矢視図を示す説明図であり、(b)は(a)のC−C線断面図である。 実施形態を示すシート構造の全体側面図である。 小型バスの全体斜視図である。 従来技術を示すシート構造の全体側面図である。 従来技術を示す図1対応の全体フレーム構成図である。
符号の説明
1 小型バス
3、31 最後列シート
5 リヤボデー
7 リヤウィンドウガラス
11 トランクルーム
13 開口部
17 床構造部材
19 サイドボデー
27 シートバックフレーム
29 シートクッションフレーム
35 補強フレーム
37 リトラクタ
39 リトラクタブラケット
41 縦フレーム部
47a、47b サイドフレーム
59 中央脚
65 リヤボデー取付ブラケット(第1ブラケット)
67 シート側ブラケット(第1ブラケット)
69 ボデー側ブラケット(第2ブラケット)
71 締結用孔
70、73 ボルト(締結部材)

Claims (5)

  1. 車両最後列シートのシートクッション下部にトランクルームを配設し、該トランクルーム後部で前記車両のリヤウィンドウが形成されたリヤボデーにトランクリッドが設けられた車両のシート構造において、
    下方が開口し車幅方向に略U字状に配置されるシートバックフレームと、隣接する前記シートバックフレームの夫々の開口端を結合するシートクッションフレームと、車幅方向に隣接する前記シートバックフレーム間を連結して固着される第1ブラケットと、該第1ブラケットに形成されて、第1ブラケットに対向する前記リヤボデーの位置に取り付けられた第2ブラケットの第2係合部に係合する第1係合部と、前記シートバックフレームの上下方向中間部に車幅方向へ配設されて前記シートバックフレームに連結し、シートベルト用のリトラクタを取り付けるリトラクタブラケットが設けられた補強フレームとを備え、前記シートが前記シートクッションフレームの両側のサイドフレーム及び前記第1ブラケットを介して車体側に取り付けられることを特徴とする車両のシート構造。
  2. 前記リトラクタブラケットは前記補強フレームとシートバックフレームとの2個所で支持されることを特徴とする請求項1記載の車両のシート構造。
  3. 前記第1係合部および第2係合部は夫々略平板状で、且つ締結用孔が形成され、該締結用孔は上下方向に重合されて締結部材で締結されることを特徴とする請求項1記載の車両のシート構造。
  4. 前記第1係合部および第2係合部は締結時、前記第2係合部の上側に前記第1係合部が載置され、前記締結部材であるボルトの挿入側と反対側の面には前記ボルトに対してナットが溶着されていることを特徴とする請求項3記載の車両のシート構造。
  5. 前記シートベルト用のリトラクタは3点式シートベルトのリトラクタであり、前記第1ブラケットの近傍に配置されるように取り付けられることを請求項1記載の車両のシート構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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