JP2010082834A - シリンダ洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラシと洗浄布を組み合わせたシリンダ洗浄において、洗浄液の量の制御と供給の均一性を維持し、洗浄を確実にかつ短時間で完了させること。
【解決手段】洗浄布6を洗浄パッド9でシリンダ1の外周に押し付けてシリンダの表面を拭き取り、使用済みの洗浄布を巻取りロール8に巻き取る洗浄布ユニット4、シリンダの回転方向に関連して洗浄布ユニットより上流側のシリンダ外周面に接触する回転ブラシ10を備えたブラシユニット5、このブラシユニットの回転ブラシに洗浄液を扇状のスプレーパターンとしてスプレーする第1のノズル14および第2のノズル15からなるスプレーノズルを設けた洗浄液供給手段13を備えている。これにより、洗浄液は扇状のスプレーパターンとして供給されるため、ブラシに均等に洗浄液を供給することができ、洗浄液の供給量が十分な範囲で制御可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】洗浄布6を洗浄パッド9でシリンダ1の外周に押し付けてシリンダの表面を拭き取り、使用済みの洗浄布を巻取りロール8に巻き取る洗浄布ユニット4、シリンダの回転方向に関連して洗浄布ユニットより上流側のシリンダ外周面に接触する回転ブラシ10を備えたブラシユニット5、このブラシユニットの回転ブラシに洗浄液を扇状のスプレーパターンとしてスプレーする第1のノズル14および第2のノズル15からなるスプレーノズルを設けた洗浄液供給手段13を備えている。これにより、洗浄液は扇状のスプレーパターンとして供給されるため、ブラシに均等に洗浄液を供給することができ、洗浄液の供給量が十分な範囲で制御可能になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、オフセット印刷機など印刷機を構成するシリンダを洗浄するシリンダ洗浄装置に関するもので、特にシリンダの表面に付着したインキや紙粉の除去を行うシリンダ洗浄装置に関する。
オフセット印刷機に限定はされないが、オフセット印刷機で代表される印刷機では、運転の工程の中に、シリンダの洗浄工程が含まれる。シリンダの洗浄工程とは、シリンダに付着したインキや紙粉を除去する工程である。シリンダの洗浄工程は、作業者が手作業で行うことができる。手作業によるシリンダの洗浄は、シリンダを低速で回転させながら、洗浄布に洗浄液を含ませて、シリンダの表面を拭き取るようにして行う。ただし、実際には、手作業でシリンダの洗浄を行うことは少ない。印刷機には多数のシリンダがあるため、シリンダの洗浄工程の時間を短縮したり、あるいは作業者の安全を確保する目的で、印刷機はシリンダ洗浄装置を備えている。シリンダ洗浄装置は、印刷機の構成要素として一体に組み込まれており、必要に応じて自動的にシリンダの洗浄を行うことができる。
シリンダ洗浄装置は、構造の違ういくつかの形式がある。ひとつは、洗浄布を使う形式であり、他のひとつはブラシを使う形式である。洗浄布を使う形式は、洗浄液を浸した布をシリンダの外周に押し付けて、シリンダの洗浄を行う。ブラシを使う形式は、回転するブラシや往復動作するブラシによってシリンダの表面をこするようにしたもので、同時に洗浄液や水を供給することが多い。
洗浄布を使用する形式のシリンダ洗浄装置もブラシを使用する形式の洗浄装置も目的は同じであるが、それぞれ特徴がある。洗浄布を使用する形式は、インキなどの拭き取りに向くが、シリンダ表面に紙粉などと一体に固着した異物を除去できないことがある。ブラシ式は、異物の除去には向くが、シリンダ表面に残留物が残ることがある。
特許文献1には、洗浄布とブラシが連携して動作するように組み合わせたシリンダ洗浄装置が記載されている。ここに示された装置は、シリンダの回転方向について、上流側に回転ブラシ、下流側に洗浄布が配置されている。まず回転するブラシによってシリンダの表面をこすり、次に洗浄布でシリンダ表面を拭く。洗浄液は、回転するブラシ付近に供給する。ここに示された装置は、洗浄液の供給に問題があり、ブラシとシリンダが接触する部分の洗浄液の量が制御されない。洗浄液は、多すぎるか、少なすぎるか、あるいは供給ムラが存在する。
特許文献2には、同様にブラシと布を組み合わせたシリンダ洗浄装置の構成が示されている。特許文献2に示された装置では、洗浄液を洗浄布の部分に供給する。しかし、ここに示された装置もやはり、洗浄液は、多すぎるか、少なすぎるか、あるいは供給ムラが存在する。
特許文献1に示された装置も特許文献2に示された装置も洗浄液の供給の制御が不完全である。洗浄液が多すぎた場合は、洗浄液が可燃性の溶剤であるとき、印刷用紙に付着したまま乾燥工程に至ると発火の危険がある。また、洗浄液が水溶性であると、印刷用紙に付着したとき用紙の破断の原因となる。一方、洗浄液が不足すると、ブラシが異常磨耗したり、シリンダの洗浄効果が得られないことがある。洗浄液の供給ムラは、洗浄液の供給過多と供給不足の両方の問題が同時に発生することがある。また、洗浄液の供給ムラは、洗浄液がシリンダの表面で均一になじむまでに時間がかかるため、シリンダの回転速度を必要以上に低下させる必要があったり、洗浄装置の寸法が大型化する。
特許文献3には、ブラシのみを使用した形式の洗滌装置が示されている。ここに示された装置は、洗浄液をスプレーするようになっており、洗浄液の供給量が制御可能である。しかし、洗浄布を持たない形式であるため、適用可能な印刷機が制限される。
シリンダ洗浄装置は、構造の違ういくつかの形式がある。ひとつは、洗浄布を使う形式であり、他のひとつはブラシを使う形式である。洗浄布を使う形式は、洗浄液を浸した布をシリンダの外周に押し付けて、シリンダの洗浄を行う。ブラシを使う形式は、回転するブラシや往復動作するブラシによってシリンダの表面をこするようにしたもので、同時に洗浄液や水を供給することが多い。
洗浄布を使用する形式のシリンダ洗浄装置もブラシを使用する形式の洗浄装置も目的は同じであるが、それぞれ特徴がある。洗浄布を使用する形式は、インキなどの拭き取りに向くが、シリンダ表面に紙粉などと一体に固着した異物を除去できないことがある。ブラシ式は、異物の除去には向くが、シリンダ表面に残留物が残ることがある。
特許文献1には、洗浄布とブラシが連携して動作するように組み合わせたシリンダ洗浄装置が記載されている。ここに示された装置は、シリンダの回転方向について、上流側に回転ブラシ、下流側に洗浄布が配置されている。まず回転するブラシによってシリンダの表面をこすり、次に洗浄布でシリンダ表面を拭く。洗浄液は、回転するブラシ付近に供給する。ここに示された装置は、洗浄液の供給に問題があり、ブラシとシリンダが接触する部分の洗浄液の量が制御されない。洗浄液は、多すぎるか、少なすぎるか、あるいは供給ムラが存在する。
特許文献2には、同様にブラシと布を組み合わせたシリンダ洗浄装置の構成が示されている。特許文献2に示された装置では、洗浄液を洗浄布の部分に供給する。しかし、ここに示された装置もやはり、洗浄液は、多すぎるか、少なすぎるか、あるいは供給ムラが存在する。
特許文献1に示された装置も特許文献2に示された装置も洗浄液の供給の制御が不完全である。洗浄液が多すぎた場合は、洗浄液が可燃性の溶剤であるとき、印刷用紙に付着したまま乾燥工程に至ると発火の危険がある。また、洗浄液が水溶性であると、印刷用紙に付着したとき用紙の破断の原因となる。一方、洗浄液が不足すると、ブラシが異常磨耗したり、シリンダの洗浄効果が得られないことがある。洗浄液の供給ムラは、洗浄液の供給過多と供給不足の両方の問題が同時に発生することがある。また、洗浄液の供給ムラは、洗浄液がシリンダの表面で均一になじむまでに時間がかかるため、シリンダの回転速度を必要以上に低下させる必要があったり、洗浄装置の寸法が大型化する。
特許文献3には、ブラシのみを使用した形式の洗滌装置が示されている。ここに示された装置は、洗浄液をスプレーするようになっており、洗浄液の供給量が制御可能である。しかし、洗浄布を持たない形式であるため、適用可能な印刷機が制限される。
従来のブラシと洗浄布を組み合わせたシリンダ洗浄装置は、洗浄液の供給量及び供給形態の制御が不完全であり、安定したシリンダの洗浄ができないという課題があった。
本発明の目的は、ブラシと洗浄布を組み合わせたシリンダ洗浄において、洗浄液の量の制御と供給の均一性を維持し、洗浄を確実にかつ短時間で完了させることができるシリンダ洗浄装置を提供することにある。
本発明の目的は、ブラシと洗浄布を組み合わせたシリンダ洗浄において、洗浄液の量の制御と供給の均一性を維持し、洗浄を確実にかつ短時間で完了させることができるシリンダ洗浄装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は印刷機のシリンダの外周を洗浄するためのシリンダ洗浄装置において、供給ロールから洗浄布を供給し、前記供給ロールから供給された前記洗浄布を前記シリンダの外周に押し付けることによって、前記シリンダの表面を拭き取り、前記シリンダの表面を拭き取った前記洗浄布を巻取る巻取りロールを備えた洗浄布ユニットと、前記シリンダの回転方向に関連して前記洗浄布ユニットより上流側に配置され前記シリンダの外周にブラシの先端が接触するブラシを備えたブラシユニットと、前記ブラシユニットのブラシに、洗浄液を供給する洗浄液供給手段を備え、前記洗浄液供給手段は、洗浄液を供給する洗浄液供給源と、前記洗浄液供給源から供給される洗浄液を通過あるいは遮断する制御バルブと、前記制御バルブを通過してきた前記洗浄液を霧状にして扇状に広がるスプレーパターンとして前記ブラシユニットの前記ブラシにスプレーするスプレーノズルを備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、スプレーノズルは、前記ブラシの長手方向に沿って複数個並んでおり、スプレーノズルのスプレーパターンは、隣接するスプレーノズルのスプレーパターンと交差することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、ブラシユニットの前記ブラシは円筒状の回転ブラシであり、前記シリンダの表面に対する回転速度が制御可能であり、かつ、前記洗浄液供給手段は、前記洗浄液の供給量が制御可能であり、前記回転速度、前記洗浄液の供給量を制御する制御ユニットを備えていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2において、制御ユニットは、前記回転ブラシの回転速度、前記洗浄液の供給量をプリセット値として、複数通りのパターンを記憶していることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、洗浄液は、霧状にして扇状のパターンとして供給される。この決まったパターンであれば、ブラシに均等に洗浄液を供給することができる。さらに、洗浄液の供給量は、十分な範囲で制御可能である。
請求項2の発明によれば、隣接するスプレーパターンが交叉するようにスプレーすることによりブラシには洗浄液が均一量で供給される。
請求項3の発明よれば、回転ブラシの回転速度と洗浄液の供給量を制御対象としたので、印刷機の状態や印刷対象などに合わせて幅広い範囲での最適化が可能である。
請求項4の発明によれば、よく使用するパターンを予めプリセット値として記憶しておくことにより、より迅速で確実なシリンダの洗浄が可能なシリンダ洗浄装置を実現することが可能である。
本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の最良の形態を示した側面図である。1は、洗浄の対象となる印刷機のシリンダである。シリンダ1は時計方向に回転する。2は、シリンダの表面である。3はシリンダ洗浄装置である。シリンダ洗浄装置3は、シリンダ1の支軸が設けられるフレームに取り付けられている。シリンダ洗浄装置3は、洗浄布を使用してシリンダ1を洗浄する洗浄布ユニット4と、ブラシを使用してシリンダ1を洗浄するブラシユニット5から構成されている。
洗浄布ユニット4に関連して示す6は洗浄布である。7は供給ロールである。8は巻取りロールである。9は洗浄パッドである。洗浄布6は、シリンダ1とほぼ同じ幅を持った不織布である。洗浄布6は、供給ロール7から供給され、洗浄パッド9とシリンダ1の表面2の間を通過し、巻取りロール8にいたる。洗浄布ユニット4は、全体がシリンダ1に対して進退動作をするか、あるいは洗浄パッド9のみがシリンダ1に対して進退動作をすることにより、必要に応じて洗浄布6をシリンダ1に押し付ける。図1に示した状態は、洗浄パッド9が洗浄布6をシリンダ1の表面2に押し付けている状態を示している。
ブラシユニット5に関連して示す10は回転ブラシである。回転ブラシ10は、シリンダ1とほぼ同じ長さの円筒形のブラシであり、時計方向に回転可能である。回転ブラシ10は、必要に応じて、シリンダ1に対して進退動作可能であり、シリンダ1の外周2をブラッシングすることができる。11は、スクレーパであり、12はドレインパンである。スクレーパ11は、回転する回転ブラシ10の外周に接触して、回転ブラシ10がシリンダ1の表面2から捕捉したインキや紙粉を強制的にはじき飛ばす。ドレインパン12は、回転ブラシ10の下部に設けた容器であり、主としてスクレーパ11によって弾き飛ばされたインキや紙粉を受け取る。
13は、洗浄液供給手段である。洗浄液供給手段13は、第1のノズル14を備えている。洗浄液供給手段13は、必要に応じて回転ブラシ10の外周面に洗浄液をスプレーする。
13は、洗浄液供給手段である。洗浄液供給手段13は、第1のノズル14を備えている。洗浄液供給手段13は、必要に応じて回転ブラシ10の外周面に洗浄液をスプレーする。
図2は、洗浄液供給手段13の構成を示したものである。16はスプレーバーである。スプレーバー16は中空の管であり、第1のノズル14が等間隔に、回転ブラシ10に沿って取り付けられている。17は、第1のノズル14のスプレーパターンである。第1のノズル14から噴射される洗浄液は、霧状になっており、かつ扇状に広がる。スプレーパターン17は、隣り合う第1のノズル14と一部が重なる程度になっている。第1のノズル14からスプレーされる洗浄液は、回転ブラシ10の外周をほぼ均等に濡らす。
18は制御バルブたる電磁バルブである。19は、洗浄液の供給源である。20は、バルブ制御である。バルブ制御20は、電磁バルブ18を制御する。制御バルブたる電磁バルブ18は、洗浄液を通過させたたり遮断したりする。洗浄液の供給源19は、洗浄液のタンクと送り出しポンプを含んでいる。電磁バルブ18は、開閉周期が0.1秒以下の応答速度を持っており、開閉のタイミングを制御することにより、単位時間あたりのスプレーの量を幅広く制御することができる。
図3は、図2に示した制御バルブたる電磁バルブ18の動作を模式的に示したものである。横軸は時間の経過、縦軸は電磁バルブ18の状態を示している。電磁バルブ18は、OPENの状態で開き、CLOSEの状態で閉じる。すなわち、T1−T2、T3−T4、T5−T6の間で開き、そのほかの時間は閉じている。電磁バルブ18の状態を制御するには、このようにOPEN、CLOSEの時間の比率を制御して行う。OPENとCLOSEの比率は、OPENの時間を一定にして、CLOSEの時間を変化させる方法や、OPENの時間とCLOSEの時間の両方を変化させる方法などがあるが、電磁バルブ18の応答速度が速ければ、どちらでも自由に選択することができる。
図4は、本発明の構成のブロック図である。洗浄布ユニット4、洗浄液供給手段13、ブラシユニット5は、それぞれ制御ユニット30に接続されている。
制御ユニット30には、制御インターフェース31が接続される。制御インターフェース31は、単独のコンピュータあるいは印刷機本体のコンピュータの制御下に置かれる。制御ユニット30は、図2に示したバルブ制御20を含んでいる。制御ユニット30は、各種の設定値が存在するが、それらは制御インターフェース31を介して受け取ることができる。
制御ユニット30には、制御インターフェース31が接続される。制御インターフェース31は、単独のコンピュータあるいは印刷機本体のコンピュータの制御下に置かれる。制御ユニット30は、図2に示したバルブ制御20を含んでいる。制御ユニット30は、各種の設定値が存在するが、それらは制御インターフェース31を介して受け取ることができる。
洗浄布ユニット4において、8は、洗浄布6を巻き取るための巻取りロールであり、32は、巻取り駆動源である。33は、洗浄布進退駆動源である。洗浄布進退駆動源33は、洗浄布ユニット4全体又は少なくとも洗浄パッド9をシリンダ1に対して進退動作させるもので、例えばエアシリンダで実現可能である。巻取り駆動源32は、単独のモータでも良いが、洗浄布進退駆動源33の動作と機械的に連動している場合が多い。この場合は、巻取り駆動源32は、制御ユニット30の制御対象から外すことができる。
ブラシユニット5において、34は、ブラシの進退駆動源である。ブラシの進退駆動源34は、少なくとも回転ブラシ10をシリンダ1に対して進退動作させる。ブラシの進退駆動源34は、エアシリンダで実現することができる。35は、ブラシ駆動源である。ブラシ駆動源35は、回転ブラシ10を回転駆動する。ブラシ駆動源35は、電動機で実現できる。いずれも、制御ユニット30によって制御されることができる。
洗浄液供給手段13は、図2では、第1のノズル14のみを説明したが、他に第2のノズル15を備えることができる。36は、電磁バルブ18と同様の第2の電磁バルブであり、37は、洗浄液供給源19と同様な第2の洗浄液供給源である。ノズルが14、15と2つある場合は、ブラシ10の供給する溶剤を簡単に変更することができる。シリンダ1の外周2で洗浄の対象となるのは、例えば油性のインキであり、あるいは水で軟化する紙粉である。洗浄液供給源19には、油性のインキを溶解する溶剤系の洗浄液を、洗浄液供給源37には水溶系の洗浄液を入れることができる。
38は、洗浄布用洗浄液の供給ノズルである。供給ノズル38は、洗浄液が通る穴のあいたパイプであって、その側面に等間隔に***を設けたものである。そして、図1に示すように洗浄布6の通過経路にあって、必要に応じて、洗浄布6に洗浄布用洗浄液を供給できるようになっている。
39は、電磁バルブであり、40は布用洗浄液の供給源である。布用洗浄液の供給源40は、洗浄液供給源19と同様の構造で構成可能である。また電磁バルブ39も、電磁バルブ18と同様にして実現できる。布用洗浄液は、油性のインキを軟化させる溶剤系の洗浄液を入れてもよく、場合によっては水溶系でもよい。
39は、電磁バルブであり、40は布用洗浄液の供給源である。布用洗浄液の供給源40は、洗浄液供給源19と同様の構造で構成可能である。また電磁バルブ39も、電磁バルブ18と同様にして実現できる。布用洗浄液は、油性のインキを軟化させる溶剤系の洗浄液を入れてもよく、場合によっては水溶系でもよい。
1 シリンダ
3 シリンダ洗浄装置
4 洗浄布ユニット
5 ブラシユニット
6 洗浄布
9 洗浄パッド
10 回転ブラシ
11 スクレーパ
13 洗浄液供給手段
14 第1のノズル
15 第2のノズル
18 制御バルブ
19 洗浄液供給源
20 バルブ制御
30 制御ユニット
31 制御インターフェース
3 シリンダ洗浄装置
4 洗浄布ユニット
5 ブラシユニット
6 洗浄布
9 洗浄パッド
10 回転ブラシ
11 スクレーパ
13 洗浄液供給手段
14 第1のノズル
15 第2のノズル
18 制御バルブ
19 洗浄液供給源
20 バルブ制御
30 制御ユニット
31 制御インターフェース
Claims (4)
- 印刷機のシリンダの外周を洗浄するためのシリンダ洗浄装置において、
供給ロールから洗浄布を供給し、前記供給ロールから供給された前記洗浄布を前記シリンダの外周に押し付けることによって、前記シリンダの表面を拭き取り、前記シリンダの表面を拭き取った前記洗浄布を巻取る巻取りロールを備えた洗浄布ユニットと、
前記シリンダの回転方向に関連して前記洗浄布ユニットより上流側に配置され前記シリンダの外周にブラシの先端が接触するブラシを備えたブラシユニットと、
前記ブラシユニットのブラシに、洗浄液を供給する洗浄液供給手段を備え、
前記洗浄液供給手段は、洗浄液を供給する洗浄液供給源と、前記洗浄液供給源から供給される洗浄液を通過あるいは遮断する制御バルブと、前記制御バルブを通過してきた前記洗浄液を霧状にして扇状に広がるスプレーパターンとして前記ブラシユニットの前記ブラシにスプレーするスプレーノズルを備えていることを特徴とするシリンダ洗浄装置。 - 前記スプレーノズルは、前記ブラシの長手方向に沿って複数個並んでおり、スプレーノズルのスプレーパターンは、隣接するスプレーノズルのスプレーパターンと交差することを特徴とする請求項1に記載のシリンダ洗浄装置。
- 前記ブラシユニットの前記ブラシは円筒状の回転ブラシであり、前記シリンダの表面に対する回転速度が制御可能であり、かつ、前記洗浄液供給手段は、前記洗浄液の供給量が制御可能であり、前記回転速度、前記洗浄液の供給量を制御する制御ユニットを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ洗浄装置。
- 前記制御ユニットは、前記回転ブラシの回転速度、前記洗浄液の供給量をプリセット値として、複数通りのパターンを記憶していることを特徴とする請求項2に記載のシリンダ洗浄装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2008251817A JP2010082834A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | シリンダ洗浄装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008251817A JP2010082834A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | シリンダ洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010082834A true JP2010082834A (ja) | 2010-04-15 |
Family
ID=42059770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008251817A Pending JP2010082834A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | シリンダ洗浄装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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WO (1) | WO2010035772A1 (ja) |
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JPH08142315A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-04 | Koike Seisakusho:Kk | 印刷機のブランケツト洗浄装置 |
JP4234881B2 (ja) * | 2000-05-02 | 2009-03-04 | 清水製作株式会社 | ブランケット胴洗浄方法およびその装置 |
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2008
- 2008-09-29 JP JP2008251817A patent/JP2010082834A/ja active Pending
-
2009
- 2009-09-25 WO PCT/JP2009/066604 patent/WO2010035772A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2010035772A1 (ja) | 2010-04-01 |
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