JP2010079694A - 自動取引装置、自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法 - Google Patents

自動取引装置、自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法 Download PDF

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Abstract

【課題】紙幣の改刷直後において、新札の供給量を減らすことなしに、顧客の希望に応じて新券紙幣と旧札紙幣のいずれをも払い出すことができる自動取引装置を提供する。
【解決手段】自動取引装置内に備えた紙幣の補充部に、新券紙幣もしくは旧札紙幣を含む複数種類の紙幣を装填するとともに、顧客から新券紙幣もしくは旧札紙幣の払い出し希望があった場合には、当該紙幣が装填された入出金カセットもしくは前記補充部から払い出すようにする。このとき、補充部から繰り出される紙幣の内、払い出しの対象とならなかった紙幣は、入出金カセットもしくは回収部に搬送して集積する。
【選択図】図8

Description

本発明は、自動取引装置(以下、ATM:Automated Teller Machine、とも略記する)に係り、特に紙幣の改刷に伴い新旧の紙幣を混在して取り扱う期間における紙幣の払い出し方法に関する。
日本銀行は、主に偽造抵抗力強化のため、概ね20年毎に紙幣の改刷を行っている。最近では、平成16年に千円、五千円、一万円の3種類の紙幣が同時に改刷された。改刷により新たに発行された紙幣は「新札紙幣」もしくは「新札」と呼ばれ、改刷前の紙幣は「旧札紙幣」もしくは「旧札」と呼ばれる。広義の旧札には2世代以上前の紙幣も含まれるが、2世代以上前の旧札をATMで取り扱う必要性は低いため、本発明では1世代前の紙幣だけを対象としており、以後当明細書において「旧札」なる用語は1世代前の紙幣を指すものとする。
ところで、慶事のお祝い金等に使用される未使用の紙幣は「新券紙幣」もしくは「新券」と呼ばれ、一定の需要がある。これに対して市場から還流してくる使用済みの紙幣は「通常券」と呼ばれる。
改刷が行われた場合、各金融機関は新札の流通を促進するために、市場から還流してくる旧札を回収して日本銀行に返却し、日本銀行から新札の新券紙幣を入手して営業店窓口やATM等を通じて市場に供給する。
改刷直後においては、各金融機関から大量の新券紙幣が供給されるため、新券紙幣を入手するのは比較的容易である。しかし、改刷から時が経つにつれて新券紙幣の発行量は徐々に減少していき、やがては、金融機関の窓口に出向くか、新券紙幣が装填された両替機に並ばないと、新券紙幣が入手できないという事態になる。
そのような不便を解消するものとして、特許文献1では、補充回収カセットの補充部に新券紙幣を装填しておくことで、顧客の希望に応じて新券紙幣を払い出したり、通常券を新券紙幣に交換することができるATMが提案されている。また、新券紙幣の装填有無によって顧客操作画面への「新券払出キー」の表示/非表示を切り換える技術が開示されている。
また特許文献2では、入出金カセットの一部を新券紙幣の払い出し用に使用するATMが提案されている。
一方、葬儀等の弔事においてはある程度使用感のある通常券が利用される。改刷直後においては、弔事に利用できる通常券を新札の中から探し出すことは難しいので、ATMにて旧札の通常券を入手できれば便利である。特許文献3では、入出金カセットを新札用と旧札用とに割り当てておくことで、顧客が新札または旧札のいずれかを選択して払い出しができるATMが提案されており、そのようなカセットの割り当てを行えば旧札を払い出し可能である。
特開平7−282320号公報 特開平11−272922号公報 特開2004−355062号公報
しかしながら、紙幣の改刷直後においては、大部分のATMにおいて、大量の新札を市場に供給するために、入出金カセットはすべて新札の新券紙幣の払い出し専用もしくは新札の還流用に割り当てられ、上記特許文献3のように旧札用の入出金カセットを割り当てることができず、旧札の払い出しを行うことができなかった。仮に、入出金カセットの1つを旧札用に割り当てて旧札の払い出しを可能とした場合には、その分だけ新札の供給量が減ってしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、紙幣の改刷直後において、新札の供給量を減らすことなしに、顧客の希望に応じて新券紙幣と旧札紙幣のいずれをも払い出すことができる自動取引装置(ATM)を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、自動取引装置内に備えた入出金カセットを新券紙幣の払い出し用に割り当て可能とするとともに、紙幣の補充部に、旧札紙幣および新札の新券紙幣を含む複数種類の紙幣を装填し、顧客から新券紙幣もしくは旧札紙幣の払い出し希望があった場合に、当該紙幣が装填された入出金カセットもしくは前記補充部から払い出すことにより、顧客の希望に応じて新札の新券紙幣と旧札紙幣とのいずれをも払い出し可能とした。このとき、払い出し制御手段は、補充回収カセットの補充部から繰り出される紙幣の内、払い出しの対象とならなかった紙幣は、その紙幣を集積可能な入出金カセットがあればそこへ集積し、なければ回収部に搬送して集積することにより、指定された特定種類の紙幣の払い出しを行う。
本発明によれば、入出金カセットに加え、紙幣の補充部から旧札紙幣もしくは新札の新券紙幣の払い出しが可能なため、紙幣の改刷直後において、新札の供給量を減らすことなしに、顧客の希望に応じて新券紙幣と旧札紙幣のいずれをも払い出し可能な自動取引装置(ATM)を提供することができる。
また、本発明によれば、紙幣の補充部に、旧札紙幣と新券紙幣以外の他の紙幣(例えば五千円札や二千円札)を装填しておくことにより、1台の自動取引装置で払い出し可能な紙幣の種類を増やすことができるため、それぞれの紙幣の保有状況に応じて各自動取引装置のサービスを細かく調整することで、より顧客の利便性を向上することができる。
以下、本発明に係る自動取引装置、自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る自動取引装置(ATM)の一例を示す外観図である。
図1において、自動取引装置1は、顧客の取引カードを処理するカード処理部11と、取引明細票を発行する明細票発行部12と、通帳を処理する通帳処理部13と、タッチパネル式のディスプレイからなる顧客操作部14と、紙幣の入出金を行う紙幣入出金機16と、新券での払い出しの可否を示す新券サービス表示部17と、を備えて構成される。また、入出金口15は、顧客が紙幣入出金機16との間で紙幣の出し入れを行うための開口部である。
図2は、自動取引装置1の機能ブロック図である。
図2に示すように、自動取引装置1には、カード処理部11と、明細票発行部12と、通帳処理部13と、顧客操作部14と、紙幣入出金機16と、新券サービス表示部17と、係員操作部18と、通信インタフェース22と、記憶部23と、これら各部を制御する主制御部21と、を備える。
主制御部21及び記憶部23は、CPU、メモリ、ハードディスク等から構成されるコンピュータであり、ハードディスク等に記録されたプログラムを実行することにより、自動取引装置としての各種機能を果たす。
また、自動取引装置1は、通信ネットワーク4を介してホストコンピュータ3と接続され、顧客の口座に対する取引処理を実行する。自動取引装置1は、通信インタフェース22を経由して情報管理サーバ2とも接続され、情報管理サーバ2との間で各種情報の送受信を行う。
図3は、自動取引装置1内に備えられる紙幣入出金機16の概略機構の一例を示す側面図である。
図3に示すように、紙幣入出金機16には、複数個の入出金カセット32が備えられる。各入出金カセット32には、それぞれ1種類の紙幣だけが収納され、紙幣の集積、払い出しとも上部から行われる(先入れ後出し)。各入出金カセット32は、装置の運用に合わせてそれぞれが収納する紙幣の種類と動作モードとが決められる。各入出金カセット32への紙幣の種類と動作モードの割り当ては、係員が設定するかもしくは情報管理サーバ等からの指示により行われる。
装置が取り扱う紙幣の種類は、額面金額に相当する「金種」と、新札か旧札かの区別である「新旧」と、新券か通常券かの区別と、の3つの要素からなり、例えば金種として千円と万円の2種類を取り扱う場合、紙幣の種類は全部で8通りとなる。
また動作モードには、新券の供給時に使用される払い出し専用のモード(「新券」モード)と、市場から還流してくる紙幣を集積して再供給するモード(「通常券」モード)と、市場から還流してくる紙幣を集積して回収するモード(「回収」モード)と、の3種類がある。上記した新券か通常券かの区別はこの各動作モードによって決まるため、以下では、各入出金カセットへの紙幣の種類と動作モードの割り当てを、金種と新旧と動作モードとの3つの要素の組み合わせで表現する。
図3において、入出金口15の反対側上部に備えられる補充回収カセット33は、係員が紙幣の補充と回収を行うためのカセットであり、同時に複数種類の紙幣を混在して収納することができるようになっている。補充回収カセット33の上部の空間は、可動式の仕切り板331によって、補充部332と回収部333とに分割される。補充部332は、係員が入出金カセット32に補充すべき紙幣をまとめて装填するための空間であり、装填された紙幣は補充部332の上部から1枚ずつ搬送路35に繰り出される。
回収部333は、入金された紙幣の中で市場への再供給を行わない紙幣(五千円札、二千円札、旧札、傷みの激しい紙幣等)を集積するための空間である。また、補充回収カセット33の下部には、リジェクト庫334が備えられ、入出金カセット32もしくは補充回収カセット33から繰り出された紙幣の内、認識部31で正しく認識できなかった紙幣が集積保管される。
入出金口15から投入された紙幣は、1枚ずつ搬送路35を経由して認識部31に搬送され、認識部31において金種、正損、真偽の判定が行われ、判定結果に応じて収納先が決定され、仕分けが行われる。入出金カセット32及び補充回収カセット33から繰り出される紙幣もまた認識部31を経由することにより、正しく認識できなかった紙幣はリジェクト庫334に集積される。
表裏反転部34は、紙幣を入出金口15に払い出すときに、裏返っている紙幣を表向きに反転させるための機構である。
本実施形態は、通常は紙幣を補充する目的で利用される補充回収カセット33の補充部332に、払い出すべき特定種類の紙幣を装填しておくことにより、従来のATMよりも払い出し可能な紙幣の種類を増やすものである。この補充部332への払い出すべき特定紙幣の装填は、後記する入出金カセット32への紙幣の自動装填が終了した時点等に係員によって行われ、同時に回収部333に集積された紙幣の回収も行われる。
(補充回収カセットへの紙幣の装填方法)
図4は、図3に示した補充部332への紙幣の装填例を示したものである。装填例41は、紙幣aと紙幣bの2種類の紙幣を装填する場合、装填例42は、紙幣aと紙幣bと紙幣cの3種類の紙幣を装填する場合を示している。それぞれの種類の紙幣はk枚単位で規則的に積み重ねられる。kの値は、1以上の任意の値に設定可能であるが、5もしくは10とするのが好適と考えられる。
図4に示した装填例のように補充部332に紙幣を装填しておくことにより、例えば顧客により特定種類の紙幣である紙幣bの払い出しが要求された場合には、上から順に要求枚数分の紙幣bが払い出されるまで紙幣を1枚ずつ繰り出し、b以外の紙幣は入出金カセット32もしくは回収部333に搬送して集積するようにする。それによって、装填例41であれば2種類、装填例42であれば3種類の紙幣の払い出しが可能となる。同様にして、さらに多くの種類の紙幣を払い出すことも容易に実現可能である。
例えば、上から順に一万円の旧札と千円の旧札とを5枚ずつ交互に重ねて装填しておいたとき、一万円の旧札を10万円分払い出すときには、途中に挟まれた5枚の千円札が入出金カセット32もしくは回収部333に移送され、その次に千円の旧札を1万円分払い出すときには、途中に挟まれた5枚の一万円札が入出金カセット32もしくは回収部333に移送される。これらの払い出し制御は、紙幣入出金機16内に備えられた不図示の払い出し制御手段によって実行される。
(入出金カセットへの新券の装填方法)
新券モードに設定された入出金カセット32への新券の装填方法には、係員が直接当該カセットを装置から取り出して新券を手作業で装填する方法(手動装填)と、係員が新券を一旦補充回収カセット33の補充部332に手作業で装填し、そこから一枚ずつ繰り出して自動で入出金カセット32に装填する方法(自動装填)とがある。前者の方法では、装填された新券の枚数は、係員が係員操作部から手動で設定するため、入力ミスが発生する可能性がある。後者の方法では、装填される新券が認識部31による正損の判定の後に入出金カセットに搬送され、収納枚数も自動でカウントされる。
(自動取引装置における払い出しの方法)
続いて、紙幣の改刷時における払い出しの方法について、自動取引装置1における具体的な運用例を説明する。
図5は、本実施形態に係る自動取引装置1におけるカセットの割り当て例を、記憶部23に記憶される入出金カセット情報51と補充回収カセット情報52のデータによって示したものである。図5の入出金カセット情報51は、カセット1には一万円の新札を新券払い出し用に(データ511)、カセット2には一万円の旧札を回収用に(データ512)、カセット3には千円の新札を新券払い出し用に(データ513)、それぞれ収納することを示している。各データの最下段の保有枚数の部分には、各カセットに収納されている当該紙幣の枚数が記憶されており、カセット1には351枚、カセット2には932枚、カセット3には583枚の紙幣がそれぞれ収納されていることを表している。この保有枚数は、当該カセットへの紙幣の繰り入れ及び繰り出しの都度逐次更新される。
また補充回収カセット情報52には、補充部332にて払い出し可能な紙幣の情報が記憶されており、種別数521は、払い出し可能な紙幣の種類が3種類であること、連続枚数522は、補充部332に装填されている同一種類の紙幣の連続枚数が5枚であることを表している。また払い出し可能な3種類の紙幣は、一万円の旧札の通常券(データ523)、千円の旧札の通常券(データ524)、一万円の新札の新券(データ525)であり、それぞれの保有枚数が順番に220枚、223枚、225枚であることを表している。この保有枚数は、係員が図4に示した装填例のように補充部332に紙幣の束を装填したときに、係員操作部18から種別数と連続枚数と装填枚数を入力することによって初期設定が行われ、当該カセットからの紙幣の繰り出しの都度逐次更新される。
次に、ある顧客が新券を払い出す場合を例にとって、自動取引装置1における払い出しの操作手順とそのときの自動取引装置1内部における紙幣の払い出し処理の動作について説明する。
図6は、図1に示した顧客操作部14に表示される操作画面の一例を示したものである。
取引開始時には、まず取引選択画面61が表示されるので、顧客は「ご出金」キーを押下する。続いて、操作画面(不図示)の指示にしたがって顧客カードの挿入、暗証番号の入力、通帳の挿入等を行った後に、払い出し金額入力画面62が表示される。そこで、顧客は払い出し金額として例えば「10万円」をテンキーから入力し、新券を払い出すために「新券/旧紙幣」キーを押下する。
すると紙幣種別選択画面63が表示されるので、顧客は新券のみで払い出しをしたい場合には「新券のみ」キーを、新券の枚数を指定して払い出しをしたい場合には「新券枚数」キーを押下する。
「新券のみ」キーが押下され、その時点で当該ATMに払い出し金額以上の新券が保有されていれば、全額が新券で払い出され取引結果が通帳及び取引明細票に印刷されて取引は完了する。
他方「新券のみキー」が押下されたときに当該ATMに払い出し金額に満たない数の新券しか保有されていなかった場合、並びに、「新券枚数」キーを押下された場合には、希望枚数入力画面64が表示され、そこに払い出し可能枚数が表示されるので、顧客は払い出し可能枚数以内でテンキーから希望枚数を入力する。それにより、入力した希望枚数の新券が払い出され、残額は通常券で払い出しが行われる。
希望枚数入力画面64に表示された払い出し可能枚数が希望枚数に満たない場合には、顧客が「他装置案内」キーを押下すると指定された払い出し金額以上の新券の払い出しが可能な他のATMの検索が実行され、その結果が操作画面に表示されるとともに取引明細票にも印刷されて取引は完了する。他のATMの案内処理については後記にて詳細を説明する。
上記の例では、新券を払い出す場合について説明したが、顧客が旧札の通常券を払い出す場合についても同様であり、説明は省略する。
(新券サービス表示部の動作)
また図7は、図1に示したように自動取引装置1の前面に備えられ、顧客に新券の払い出しが可能かどうかを知らせるための新券サービス表示部17の表示例を示したものである。表示例71は、一万円の新券の払い出しが可能なときのみにランプを点灯する例であり、同様に千円の新券サービス中ランプを設けてもよい。表示例72は、一万円と千円の両方の新券の払い出しの可否をランプ表示する例である。また表示例73は、それぞれの新券の払い出し可能枚数を表示する例である。
この新券サービス表示部17の表示制御は、図5の入出金カセット情報51及び補充回収カセット情報52に記憶される各新券の保有枚数に基づいて行われる。
(紙幣の払い出し制御処理)
図8は、図2に示した主制御部21によって実行される紙幣の払い出し制御処理の内容を説明するためのフローチャートであり、顧客からの新券の払い出し要求枚数と、そのときの入出金カセット32および補充回収カセット33での新券保有枚数に対応して、どのような払い出し制御が行われるかを示している。
以下、図8のフローチャートに沿って説明する。
ステップS11では、顧客が前記した新券の払い出し操作を行った場合の新券の要求枚数を変数rに、そのときの入出金カセットの新券保有枚数を変数nに、補充回収カセットの新券保有枚数を変数sにセットする。ステップS12では、n+s≧rすなわち新券保有枚数が要求枚数以上であれば、ステップS16に分岐して、さらにn≧rすなわち入出金カセットの新券保有枚数が要求枚数以上であれば、ステップS17に分岐して要求枚数r枚すべてを入出金カセット32から払い出す。
ステップS16においてn<rすなわち入出金カセットの新券保有枚数が要求枚数に満たない場合には、ステップS18に分岐して入出金カセット32に保有している新券n枚すべてを払い出し、ステップS19において残りのr−n枚の新券を補充回収カセット33から払い出す。この補充回収カセット33からの払い出しの詳細については、前記した通りであり、要求された新券以外の紙幣は適宜入出金カセット32または回収部333に集積され、要求された新券のみが入出金口15に搬送される。
またステップS12でn+s<rすなわち新券保有枚数が要求枚数に満たないときには、ステップS13に分岐して、前記した図6の希望枚数指定画面64に払い出し可能枚数を表示し、希望枚数が入力された場合(ステップS14で”Yes”)には、入力された希望枚数を変数rにセットしてステップS16に分岐し、以下前記と同様の処理により新券の払い出しを行う。
また図6の希望枚数指定画面64において「他装置案内」キーが押下された場合(ステップS14で”No”、ステップS20で”Yes”)には、ステップS21に分岐して要求枚数r枚以上の新券を保有する他の装置を案内した後、顧客の終了操作により(ステップS22で”Yes”)取引を終了する。また図6の希望枚数指定画面64において顧客が終了操作を行った場合(ステップS14で”No”、ステップS20で”No”、ステップS22で”Yes”)取引を終了する。
上記の例では、新券を払い出す場合について説明したが、顧客が旧札の通常券を払い出す場合についても同様であり、説明は省略する。
(新券と旧札の双方を払い出すためのATMの運用パターン例)
図9は、紙幣の改刷に伴って新札と旧札を混在して取り扱う期間におけるATMの運用方法を説明するための図であり、入出金カセット32が3個装備されたATMにおいて、補充回収カセット33から2種類の紙幣を払い出す場合の、カセット設定パターンの例を示している。このカセット設定パターン90において、それぞれのカセットに対応して列記されている3つの項目は、左から順に金種、新旧、動作モードを表している。
パターンAは、紙幣の改刷が行われた直後に適したパターンであり、3つの入出金カセットはいずれも新札の新券の払い出しに使用し(データ91、92、93)、補充回収カセットからは一万円と千円の旧札の通常券を払い出すものである(データ94、95)。
パターンBは、改刷後に供給する新券と同程度の旧札を市場から回収する期間に適したパターンであり、入出金カセット2を一万円の旧札の回収に使用し(データ92)、補充回収カセットからは一万円と千円の旧札の通常券を払い出すものである。
パターンCは、旧札の回収量が減り、新札が市場が還流されてくるようになってきた期間に適したパターンであり、入出金カセット2を一万円の新札の通常券の還流に使用し(データ92)、やはり補充回収カセットからは一万円と千円の旧札の通常券を払い出すものである。
パターンDは、市場にほぼ新札が浸透し新券の供給量が減ってきた期間に適したパターンであり、入出金カセット2を一万円の新札の通常券の還流に使用し(データ92)、入出金カセット3を千円の新札の通常券の還流に使用し(データ93)、補充回収カセットからは一万円の旧札の通常券(データ94)と、千円の新札の新券(データ95)を払い出すものである。
またパターンEは、市場での旧札の流通がほぼ終了し、旧札の供給が不要となったときに適したパターンであり、3つの入出金カセットはいずれも新札の通常券の還流に使用し(データ91、92、93)、一万円と千円の新札の新券を補充回収ッカセットから払い出すものである(データ94、95)。
上記に説明したように、本実施形態に係るATMでは、紙幣の改刷が行われてから旧札の取り扱いが不要となるまでのいずれの期間においても、顧客の希望に応じて新券と旧札もしくは新札の通常券とのいずれをも払い出しを行うことができる。
(他装置案内処理)
次に、図6に示した希望枚数入力画面64において「他装置案内」キーが押下された場合に実行される、図8のステップS21の処理について詳細に説明する。
図10は、本発明の実施形態に係る自動取引システムの全体構成図である。各支店には、複数台のATM1が設置され、それらはLAN5を介して情報管理サーバ2に接続される。また各支店の各装置は、通信制御装置6を経由して、通信ネットワーク4に接続されたホストコンピュータ3及び上位情報管理サーバ7と情報の送受信を行う。
情報管理サーバ2は、図11に示すようなATM稼動管理情報110を不図示の記憶部に記憶しており、支店内の全ATM1について、装置が稼動中であることを示す稼動中フラグ(データ111)と、装置が現在顧客によって使用されていないことを示すアイドルフラグ(データ112)と、紙幣の種類毎の払い出し可能枚数(データ113〜118)とを、それぞれのATM1からLAN5を介して情報を入手することにより、適宜更新する。これらの情報の更新は、各ATM1において顧客が取引操作を開始した時点と、その顧客に対する取引が完了した時点で、各ATM1から情報管理サーバ2に必要な情報を送信することによって行われる。
図11の例は、ATM#1、ATM#2、ATM#4、ATM#5の4台が稼動中であり、ATM#2とATM#4はアイドル中であることを表している。またデータ113〜118は各ATMから最後に送信された紙幣の種類毎の払い出し可能枚数であり、これらのデータを参照することによって、情報管理サーバ2は、特定種類の紙幣が支店内のどのATMでどれだけ払い出し可能かを把握することができる。
前記の図6に示した希望枚数入力画面64において「他装置案内」キーが押下された場合に実行される図8のステップS21の処理においては、当該ATMから払い出し対象の紙幣の種類が一万円の新札の新券であることと、払い出し要求枚数とが、情報管理サーバ2に送信される。そのときに情報管理サーバ2において実行される他装置案内処理のフローチャートを図12に示す。
以下、図12のフローチャートに沿って、情報管理サーバ2において実行される他装置案内処理の詳細を説明する。
ATM1から他装置案内のリクエストを受け取ると、情報管理サーバ2は、まずステップS31において、前記のATM稼動管理情報110から、同一支店内で取引可能、すなわち、要求された特定種類の紙幣を払い出し要求枚数以上払い出し可能な他ATMを抽出し、取引可能な他ATM有の場合(ステップS32で”Yes”)には、ステップS33に分岐してその中からさらにアイドル状態の他ATMを検索する。そして、アイドル状態の他ATM有であれば(ステップS34で”Yes”)、ステップS35に分岐してアイドル状態の他ATMを、要求された特定紙幣の払い出し可能枚数の大きい順にソートし、ソート結果を出力リストに追加する。続いて、ステップS36では、ステップS33で抽出されなかった非アイドル状態の他ATMを同様に払い出し可能枚数順にソートして出力リストに追加し、最後にステップS37において出力リストの順に他ATMの情報を要求元のATM1に送信して処理を終了する。
また、ステップS33でアイドル状態の他ATMが抽出できなかったときには(ステップS34で”No”)、ステップS36に分岐して、アイドル状態ではない他ATMの情報だけをソートして要求元のATM1に返送する(ステップS37)。
上位情報管理サーバ7は、対象となるすべての支店と他店舗のATMについて、図11に示したATM稼動管理情報110と同様な情報を不図示の記憶部に記憶し、更新しており、各支店と店舗の位置情報のデータベースを有するので、情報管理サーバ2から図10のステップS38の処理によって他装置案内のリクエストを受け取った場合には、当該位置情報データベースを検索して、取引可能な他のATMを要求元の支店に近い順にソートした場所情報リストを作成して要求元の情報管理サーバ2に返送する(ステップS39)。
尚、上位情報管理サーバ7において、他ATMの案内を行う際には、顧客がその場所まで移動するのに相当の時間を要するものと考えられるので、図10に示したアイドルフラグ(データ112)は不要である。また顧客が移動中に払い出し可能枚数が減って所望の取引ができなくなる恐れがあるため、払い出し要求枚数に一定のマージンを加えて取引可否の判定を行うことを推奨する。
図13は、上記の処理により、情報管理サーバ2からATM1に返送された他ATMの情報の操作画面への表示例を示すものである。店内他ATM案内画面131は、同一の店内に取引可能な他ATMがあったときの表示例であり、店外他ATM案内画面132は、店外の他支店または他店舗にしか取引可能な他ATMがなかったときの表示例である。
以上説明したように、本実施形態に係る自動取引システム10によれば、顧客は各ATM1に備えられた新券サービス表示部17を確認することで、前もって新券の払い出しが可能なATMを把握することができ、仮に払い出し操作中に当該ATMでは所望の紙幣の払い出しができないことが判明した場合にも、払い出しが可能な支店内の他ATMもしくは近隣の他支店あるいは他店舗のATMが案内されるので、大きく利便性が向上する。
自動取引装置の一例を示す外観図である。 自動取引装置の機能ブロック図である。 自動取引装置内に備えられる紙幣入出金機の概略機構を示す側面図である。 補充回収カセットの補充部への紙幣の装填例を示した図である。 自動取引装置におけるカセットの割り当て例の説明図である。 顧客操作部に表示される操作画面の一例を示した図である。 新券サービス表示部の表示例を示した図である。 紙幣の払い出し制御処理の内容を示したフローチャートである。 新札と旧札を混在して取り扱う期間における自動取引装置(ATM)の運用方法を説明するための図である。 自動取引システムの全体構成図である。 情報管理サーバが記憶するATM稼動管理情報の例を示した図である。 情報管理サーバにおいて実行される他装置案内処理のフローチャートである。 払い出しが可能な他ATMの情報の表示例である。
符号の説明
1 自動取引装置(ATM)
2 情報管理サーバ
3 ホストコンピュータ
4 通信ネットワーク
5 LAN
6 通信制御装置
7 上位情報管理サーバ
10 自動取引システム
11 カード処理部
12 明細票発行部
13 通帳処理部
14 顧客操作部
15 入出金口
16 紙幣入出金機
17 新券サービス表示部
18 係員操作部
21 主制御部
22 通信インタフェース
23 記憶部
31 認識部
32 入出金カセット
33 補充回収カセット
332 補充部
333 回収部
51 入出金カセット情報
52 補充回収カセット情報
61 取引選択画面
62 払い出し金額入力画面
63 紙幣種別選択画面
64 希望枚数入力画面
110 ATM稼動管理情報
131 店内他ATM案内画面
132 店外他ATM案内画面

Claims (9)

  1. 特定種類の紙幣の集積と払い出しが可能な1個以上の入出金カセットと、複数種類の紙幣を装填可能な補充部と、複数種類の紙幣を集積可能な回収部とを備えた自動取引装置において、
    顧客が新券紙幣もしくは旧札紙幣での払い出しを選択するための顧客操作部と、
    前記補充部に、前記顧客によって払い出しが選択された種類の紙幣が装填されているときには、前記補充部に装填されている複数種類の紙幣の中から、前記選択された種類の紙幣を払い出すとともに、前記補充部に装填されているそれ以外の種類の紙幣を、前記入出金カセットもしくは前記回収部に搬送して集積する、払い出し制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動取引装置 。
  2. 前記補充部に新券紙幣もしくは旧札紙幣を含む複数種類の紙幣が装填されるときに、同一種類の紙幣が所定の枚数だけ連続し、かつ、それらの連続した紙幣の種類が一定の順序の繰り返しとなるように積み重ねられて装填されることを特徴とする、
    請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 支店内に、請求項1に記載の2台以上の自動取引装置と、情報管理サーバとを備えた自動取引システムにおいて、
    前記情報管理サーバは、
    すべての前記自動取引装置の稼動状況と各種紙幣の払い出し可能枚数を記憶する記憶部を備え、
    顧客がある1台の前記自動取引装置において新券紙幣もしくは旧札紙幣での払い出しを選択し、かつ、その自動取引装置では顧客が希望する枚数の払い出しが不可能な場合に、前記記憶部の記憶内容を参照して払い出しが可能な他の自動取引装置を検索し、
    前記自動取引装置は、前記顧客が操作している顧客操作部に前記検索結果を画面表示する、
    ことを特徴とする自動取引システム。
  4. 前記払い出しが可能な他の自動取引装置が複数存在するときに、アイドル状態の装置を優先し、アイドル状態の装置が複数存在するときには、顧客が選択した紙幣の払い出し可能枚数がより多い装置を優先して前記検索結果を表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動取引システム。
  5. 前記自動取引装置は、前記検索結果を取引明細票にも印刷する、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動取引システム。
  6. 請求項3に記載の2つ以上の自動取引システムと、上位情報管理サーバとを備えた、自動取引システムにおいて、
    前記上位情報管理サーバは、
    すべての支店及び他店舗の自動取引装置の稼動状況と各種紙幣の払い出し可能枚数を記憶する記憶部を備え、
    前記情報管理サーバは、
    顧客がある1台の前記自動取引装置において新券紙幣もしくは旧札紙幣での払い出しを選択し、かつ、その自動取引装置でも同一支店内の他の自動取引装置でも顧客が希望する数の払い出しが不可能な場合に、前記上位情報管理サーバから、払い出しが可能な近隣の他支店もしくは他店舗の自動取引装置の場所情報リストを入手し、
    前記自動取引装置は、前記場所情報リストを顧客の操作画面に表示する、
    ことを特徴とする自動取引システム。
  7. 前記自動取引装置は、前記場所情報リストを取引明細票にも印刷する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の自動取引システム。
  8. 支店内のすべての自動取引装置の稼動状況と各種紙幣の払い出し可能枚数を記憶する記憶部を備え、
    支店内の自動取引装置から特定種類の紙幣の払い出しが可能な他の装置の検索要求を受け付けて、前記記憶部の記憶内容を参照して払い出しが可能な支店内の他の自動取引装置を検索して要求元の自動取引装置に返送し、
    支店内に払い出しが可能な他の自動取引装置がないときには、上位情報管理サーバから払い出しが可能な近隣の支店及び他店舗の自動取引装置の場所情報を入手して要求元の自動取引装置に返送する、
    ことを特徴とする情報管理サーバ。
  9. 特定種類の紙幣の集積と払い出しが可能な1個以上の入出金カセットと、複数種類の紙幣を装填可能な補充部と、複数種類の紙幣を集積可能な回収部と、を備えた自動取引装置における自動取引方法であって、
    係員が前記補充部に新券紙幣もしくは旧札紙幣を含む複数種類の紙幣を装填する工程と、
    顧客が新券紙幣もしくは旧札紙幣での払い出しを選択する工程と、
    前記補充部に、前記顧客によって払い出しが選択された種類の紙幣が装填されているときには、前記補充部に装填されている複数種類の紙幣の中から、前記選択された種類の紙幣を払い出すとともに、前記補充部に装填されているそれ以外の種類の紙幣を、前記入出金カセットもしくは前記回収部に搬送して集積する、払い出し工程と、
    を備えたことを特徴とする自動取引方法 。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013073538A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Fujitsu Frontech Ltd 自動取引システム、管理装置、自動取引方法、および、自動取引制御プログラム
JP2016012183A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 沖電気工業株式会社 媒体取引装置
JP2016076177A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 沖電気工業株式会社 自動取引装置

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