JP3758212B2 - 貨幣取扱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行等で使用される現金自動取引装置に組み込まれた貨幣取扱装置に係り、特に払出し或いは両替の貨幣を顧客の希望する新貨幣で出金することができる貨幣取扱装置に関するものである。
【0002】
近来、銀行等の金融機関において、自動預金払出し兼用機(Automatic Teller Machine:以下ATMという)や現金自動払出し機(Cash Dispenser:CD)等の現金自動取引装置が急速に普及してきた。また、両替を自動的に行う自動両替機も利用されている。
【0003】
現金自動取引装置では入金(預金)処理や出金(払出し)処理、更には振込処理も行われており、これらの現金自動取引装置には現金の入出金を行う紙幣取扱装置が組み込まれている。
【0004】
しかし、従来の紙幣取扱装置には、貨幣の各金種に対してスタッカを1つしか備えていないので、新紙幣も流通紙幣も同じスタッカに収納され、冠婚葬祭等で必要となる新紙幣(未使用紙幣)や流通紙幣(既に使用されて流通している紙幣)の選択(結婚式では新紙幣、葬式では流通紙幣等)して出金させることができない。また、両替を行う自動両替機でも、両替した紙幣を新紙幣で出金させることはできない。
【0005】
そこで、顧客は銀行の窓口が開設されている時間内に窓口へ出向いて必要な紙幣種別(新紙幣或いは流通紙幣)を入手しなければならない。
従って、顧客が希望する新紙幣或いは流通紙幣が出金できる方法、及び希望する新紙幣或いは流通紙幣に両替できる方法が望まれている。
【0006】
【従来の技術】
図12はリサイクル型のATMに組み込まれた紙幣取扱装置の内部側面図で、図に示すように、スタッカ2a〜2c、リジェクトボックス2d、繰出しローラR1〜R4、鑑別部3、反転部4、プール部5,6、収納ローラR5〜R7、入出金口7及び搬送路8で構成されている。搬送路8の要所に送りローラR及びゲートGが設けられている。
【0007】
スタッカ2a,2b には予め所定量の紙幣1が金種別(例えば、千円札、万円札) に収納され、装置に着脱自在に装着されている。スタッカ2cには入金の五千円札が収納される。
【0008】
鑑別部3は入出金口7に投入されて繰出しローラR1によって繰り出された紙幣1の正否、表裏、金種を鑑別し、正紙幣と鑑別された時は図示していない制御部へ信号が送られて金額が計数され、紙幣はプール部5へプールされる。鑑別不能やダブルフィード等の紙幣はリジェクトされてプール部6に搬送される。
【0009】
また、スタッカ2a,2b から繰出ローラR2,R3 によって繰り出された紙幣1の金種を鑑別して出金額を計数し、ダブルフィード等を鑑別してリジェクトする。
リジェクトボックス2dは出金繰り出し中にダブルフィード等でリジェクトされた紙幣1を収納し、装置から引き出し可能に構成されている。
【0010】
反転部4は、鑑別された裏紙幣の表裏を反転させる。
このような構成を有するので、入金時に入出金口7に投入された紙幣1は、繰り出されて鑑別部3で鑑別して計数されてプール部5にプールされ、金額確認後に再び繰り出されてスタッカ2a〜2cに収納される。鑑別部3で鑑別不良となった紙幣1aはプール部6に集積され、一取引分の紙幣1aがすべてプール部5にプールされた時に入出金口7へ返却される。
【0011】
また、出金時には、出金要求によりスタッカ2a,2b から繰り出された紙幣1aは、鑑別部3で鑑別して計数されて、プール部5にプールされた後、入出金口7へ送られる。
【0012】
スタッカ2a〜2c内の紙幣量は、図示省略した管理パネルの表示部に金種別に表示される。
実際にATMで入出金等の取引を行う場合には、取引カードや通帳の挿入及び暗証番号の確認等が行われ、取引結果が通帳或いはレシートに印字されて送出される。
【0013】
このような取引の進行によって、スタッカ2a,2b は入出金のアンバランス (スタッカ2cは入金だけ) により収納されている紙幣1が増減する。スタッカ2a〜2cの紙幣1が増加して所定量に達した時は、紙幣1の一部がリジェクトボックス2dに回収され、また、スタッカ2a,2b の紙幣1aが所定量以下に減少した時は、管理パネルの表示部の補充すべき金種の表示、警報ランプの点灯、或いはブザーの鳴動等によって報知し、係員によって紙幣が補充される。
【0014】
即ち、スタッカ2a,2b の図示していないニアエンドセンサが紙幣1の減少したことを検出した時は、管理パネルの報知によって係員が装置の稼動を停止し、管理パネルの補充釦を押下して、補充すべき金種の紙幣を入出金口7(或いは図示省略した補充紙幣投入口)に投入すると、繰り出された紙幣は鑑別部3で鑑別されてスタッカ2a,2b のいずれかに補充される。或いは他の方法として、いずれか該当するスタッカ2a,2b を装置から外して、紙幣を補充して再び装置に装着するか、紙幣を収容したスタッカと交換する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来方法によれば、複数のスタッカには金種別に紙幣が収納されているが、「新紙幣」及び「流通紙幣」は区別されていないので、顧客が新紙幣或いは流通紙幣のどちらかを必要とした時(結婚の結納金や祝い金等で新紙幣が欲しい場合や、葬式の香奠等で流通紙幣が欲しい場合)には、現金自動取引装置では所望の紙幣は得られない。また、同様に自動両替機で両替する時にも、所望の紙幣を得ることはできない。そこで、窓口が開設されている時間内に銀行へ出向いて、必要な紙幣をテラーから入手しなければならない。また、テラーの作業負担にもなっている。
【0016】
なお、新紙幣による出金の公知例として、特開平03−151954号公報によって提案されているが、この方法は、予め登録しておいた特定の顧客が希望する場合に、新紙幣による出金を行うもので、予め新紙幣の出金を希望する顧客は、銀行に登録しておかねばならず、特定の顧客だけに対するサービスとなるので、上記の問題点を解決する手段とは成り得ない。
という問題点がある。
【0017】
本発明は、顧客が希望する新貨幣或いは流通貨幣を金種別に払出し/両替することができる貨幣取扱装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
図1及び図2は本発明の原理説明図で、図1は請求項1に対応し、図2は請求項2に対応する。
【0019】
図1において、
2は複数設けられ、新貨幣が金種別に少なくとも1個づつに収容された第1スタッカ、
20は複数設けられ、流通貨幣を金種別に少なくとも1個づつに収容された第2のスタッカ、
9は金額を含む出金要求を指示する第1の指示手段、
10は新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示する第2の指示手段である。
【0020】
第1の指示手段9による指示及び第2の指示手段10の選択指示に基づいて、第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20から貨幣を繰り出して金種鑑別及び計数して出金するように構成されている。
【0021】
このような構成を有するので、第1の指示手段9によって金額を含む出金要求を指示し、第2の指示手段10によって新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示することにより、指定金種の新紙幣、流通紙幣のいずれかの紙幣が第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20から繰り出されて出金されるので、顧客が希望する新貨幣或いは流通貨幣を出金することができる。従って、顧客が窓口等の開設時間内に出向いて希望する貨幣をテラーから入手する必要がなくなり、顧客へのサービスの向上及びテラーの作業負担の軽減を図ることができる。
【0022】
また、図2において、
7は入金貨幣が投入され、両替貨幣が出金される入出金口、
2は複数設けられ、新貨幣を金種別に少なくとも1個づつに収容した第1のスタッカ、
20は複数設けられ、流通貨幣を金種別に少なくとも1個づつに収容し、且つ、入金貨幣の収納機構を有する第2のスタッカ、
90は入金額の分割金額及び夫々に対する出金金種を含む両替要求を指示する第1の指示手段、
10は新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示する第2の指示手段である。
【0023】
入出金口7から投入された貨幣を金種鑑別及び計数して該当する金種の第2のスタッカ20に収納し、該第1の指示手段90による指示及び第2の指示手段10の選択指示に基づいて、選択指示された新貨幣或いは流通貨幣の指定金種を収容した第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20から貨幣を繰り出して入金相当金額の両替貨幣を入出金口7から出金するように構成されている。
【0024】
従って、第1の指示手段90により入金額の分割金額及び夫々に対する出金金種を含む両替要求を指示し、第2の指示手段10により新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示することにより、新貨幣或いは流通貨幣の指定金種の貨幣が第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20から出金することができるので、顧客が希望する新貨幣或いは流通貨幣に両替することができる。
【0025】
従って、顧客が窓口等の開設時間内に出向いて希望する両替貨幣をテラーから入手する必要がなくなり、顧客へのサービスの向上及びテラーの作業負担の軽減を図ることができる。
【0026】
2の指示手段10は、各金種を一括して新貨幣の出金か流通貨幣の出金かを選択指示する構成を有しても良い。その場合、第2の指示手段10に選択指示により各金種を一括して新貨幣或いは流通貨幣で出金させることができ、操作が簡単になる。
【0027】
また、第2の指示手段10は、各金種毎に新貨幣の出金か流通貨幣の出金かを指示する構成を有しても良い。その場合、第2の指示手段10に選択指示により各金種毎に新貨幣或いは流通貨幣で出金させることができ、顧客のきめ細かな希望に対応することができる。
【0028】
請求項1および請求項2:第1のスタッカ2及び第2のスタッカ20のいずれかに収容された貨幣が出金によって減少して所定量に達した時、或いは各第1のスタッカ2及び各第2のスタッカ20に夫々対応する機構に異常が発生して出金不能状態となった時に、該当する第1のスタッカ2及び第2のスタッカ20の状態を報知すると共に、第2の指示手段10による新貨幣或いは流通貨幣の選択指示を無効として、同じ金種の正常な第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20から出金するように構成されている。
【0029】
従って、出金する貨幣が払底したり、機構異常で出金不能状態となった時に、第2の指示手段10による選択指示を無効として、その旨を報知し、同じ金種の正常なスタッカから出金することにより、装置の稼動を停止せずに、運用を継続することができる。
【0030】
請求項3および請求項4:補充貨幣を投入する投入口と、第1のスタッカ2及び第2のスタッカ20に夫々貨幣を収納する収納機構と、第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20のいずれかに収容された貨幣が出金によって減少して所定量に達した時に、該当する第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20が所定量に達したことを報知する報知手段と、装置管理者によって操作され、新貨幣の補充か或いは流通貨幣の補充かを選択指示する第3の指示手段とを備え、報知手段によって報知された時に、第3の指示手段による選択指示に基づいて、投入口から投入された貨幣を金種鑑別して該当する第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20に収納して補充するように構成されている。
【0031】
従って、新貨幣或いは流通貨幣を収容した第1のスタッカ2或いは第2のスタッカ20の収容貨幣が払底した時に、投入口から補充貨幣を投入して、第3の指示手段による選択指示で、新貨幣或いは流通貨幣を該当するスタッカに容易に補充することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図3〜図11により本発明の一実施例を説明する。図3及び図4は本発明の実施例を示す構成図(紙幣取扱装置の内部側面図、及びATMの制御ブロック図)、図5は実施例の説明図、図6〜図8は実施例のフローチャート、図9〜図11は実施例の画面表示フローを示す図を示す。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0033】
図3及び図4のスタッカ2A,2C 及びスタッカ2B,2D は、図1及び図2の第1のスタッカ2及び第2のスタッカ20に夫々対応し、また図3及び図4のタッチパネル9aは、図1及び図2の第1の指示手段9及び第2の指示手段10に対応している。
【0034】
図3に示すように、金種別に新紙幣及び流通紙幣を夫々収容したスタッカ2A〜2D (ここでは、千円札の新紙幣はスタッカ2A、流通紙幣はスタッカ2B、万円札の新紙幣はスタッカ2C、流通紙幣はスタッカ2Dに収容)が設けられている。
【0035】
スタッカ2A〜2Dには、収容された紙幣1を繰り出す繰出しローラRa〜Rd、及び紙幣1を収納する収納ローラRA〜RDを夫々備えており、収容された紙幣1が所定量以下に減少した時に、これを検出するニアエンドセンサS1〜S4が設けられている。
【0036】
また、装置の背面扉の内側に、補充する紙幣1を投入する投入口70が設けられ、投入口70に投入された紙幣1を繰り出す繰出しローラR9、及び繰り出された紙幣1が搬送される搬送路80が設けられている。搬送路80は搬送路8へ合流する。
【0037】
なお、図3では、ATMに組み込まれた紙幣取扱装置だけを示し、カード/レシートのリード/ライト、通帳の磁気ストライプのリード/ライト及び記帳等の機構は省略している。
【0038】
図4において、11はCPU、12はROM、13はRAM、14は表示部(以下CRTという)、9aはタッチパネル、15は紙幣処理機構部、16はカード/レシート処理機構部、17は通帳処理機構部、18はインタフェース回路、19はターミナルコントローラ (以下T/Cという)、21は管理CRT、22は管理タッチパネル、23は報知部を示す。
【0039】
CPU11は、ROM12に格納されたプログラムに従って各部を制御する。
ROM12は、I/O制御部120 、取引処理制御部121 及び紙幣補充制御部122 の制御プログラムと、表示データファイル123 を備えている。
【0040】
I/O制御部120 は、各機構部と取引処理制御部121 との間にあって、取引処理制御部121 の指示により各機構部を制御し、機構情報を取引処理制御部121 に送信するプログラムで、顧客が操作する取引画面の表示/入力を制御する顧客画面/入力制御部120a、管理者が操作する画面の表示/入力を制御する管理画面/入力制御部120b、紙幣処理機構部15の入出金/搬送、及び紙幣1のニアエンド等の異常発生時に、報知部23による異常の報知、及びエラーメッセージの表示を制御する紙幣処理制御部120c、カード/レシート処理機構部16を制御するカード/レシート制御部120d、通帳処理機構部17を制御する通帳処理制御部120e、及びインタフェース回路18を介して行われるT/C19やT/C19を介して図示していないホストコンピュータ (以下ホストという) との通信を制御する回線制御部120fを備えている。
【0041】
取引処理制御部121 は、装置電源ONで起動し、ユーザ固有の処理の流れ、画面表示、顧客へのガイダンス等の指示方法を設定して、I/O制御部120 に指令し、ユーザ固有の取引等を実現させるためのアプリケーションプログラムで、入金取引部121a、出金取引部121b、及び両替取引部121cの取引の制御プログラムを備えている。
【0042】
入金取引部121aは、画面表示の入金モードの指示で起動し、従来例で説明した入金時と同様の制御を行う。
出金取引部121bは、画面表示の出金モードの指示で起動し、出金紙幣を新紙幣とするか流通紙幣とするかの画面表示を行って、金種毎に顧客が選択指示した新紙幣か流通紙幣かに基づいて出金を制御する。
【0043】
両替取引部121cは、画面表示の両替モードの指示で起動し、入金された紙幣1を鑑別して計数し、両替紙幣を新紙幣とするか流通紙幣とするかの画面表示を行って、顧客が指示した金種毎の金額と、選択指示した新紙幣か流通紙幣かに基づいて両替出金を制御する。
【0044】
紙幣補充制御部122 は、管理CRT21の画面表示の紙幣補充モードの指示で起動し、補充紙幣を新紙幣とするか流通紙幣とするかの画面表示を行って、管理者が選択指示した新紙幣か流通紙幣かに基づいて、投入された紙幣を鑑別、計数して該当スタッカに収納して補充する。
【0045】
表示データファイル123 は、ユーザ固有の各種データが格納されたファイルで、CRT14或いは管理CRT21に表示される画面データが格納された画面データファイル123a及びガイダンス/エラーメッセージファイル123bを備えている。
【0046】
画面データファイル123aは、各取引及び紙幣補充のフローに必要な画面データを格納している。ガイダンス/エラーメッセージファイル123bは、各取引及び紙幣補充のフローや異常報知に必要なガイダンス/エラーメッセージのためのデータを記憶している。
【0047】
RAM13は、機構部の異常情報を一時記憶する機構情報記憶部130 、顧客入力データを一時記憶する入力データ記憶部131 及びカウンタ132 を備えている。
機構情報記憶部130 は、各スタッカ2A〜2D,2c 、リジェクトボックス2dに関わる機構部から通知される異常状態を一時記憶するスタッカ状態記憶部130a、及び図示していないレシート用紙カセットから通知される用紙のエンプティ(或いはニアエンド)状態等を記憶するカセット状態記憶部130bを備えている。
【0048】
スタッカ状態記憶部130aは、図5(a) に示すように、スタッカ2A〜2Dの各々について、正常、機構異常及び紙幣ニアエンド(或いはエンプティ)を夫々の領域にフラグの有無〔1〕〔0〕で記憶する。スタッカ2c及びリジェクトボックス2dについては、図示していないが、正常及び機構異常をフラグの有無〔1〕〔0〕で記憶する。 (異常時には異常を示すフラグが立てられると共に、図示していない報知部に通知するが、代替紙幣で出金或いは両替できる時は、装置の稼動を停止せずに、キー表示の変更及びガイダンス表示して取引可能状態にしておく。)
カセット状態記憶部130bは、図5(b) に示すように、レシート用紙カセットの正常、用紙エンプティ及び装置(レシート印字機構等)の異常を夫々の領域にフラグの有無〔1〕〔0〕で記憶する。 (異常時には異常を示すフラグが立てられると共に、紙幣処理制御部120cへ通知し、紙幣処理制御部120cの指令で報知部23は警報ランプ及びブザーで警報し、装置の稼動を停止して、管理者により異常復旧処置が取られる。)
入力データ記憶部131 は、カードから読み取った口座番号及び操作入力された暗証データを一時記憶する口番/暗証記憶部131a、金額入力データを一時記憶する金額入力データ記憶部131b、及び新紙幣か流通紙幣かの選択指示データを一時記憶する新紙幣/流通紙幣指示データ記憶部131cを備えている。
【0049】
新紙幣/流通紙幣指示データ記憶部131cは、図5(c) に示すように、選択指示されたデータに基づいて、「千円札のみ新紙幣」「万円札のみ新紙幣」「全て新紙幣」及び「全て流通紙幣」を夫々の領域にフラグの有無〔1〕〔0〕で記憶する。但し、選択指示がない場合には、「全て流通紙幣」の指示として記憶する。
【0050】
カウンタ132 は、入出金及び紙幣補充時に、鑑別部3からの鑑別信号により、紙幣1を金種別にカウントし、枚数及び取引処理制御部121 の演算による合計金額を記憶する。
【0051】
CRT14は、顧客画面/入力制御部120aの制御により、表示データファイル123 に格納された顧客に対する画面データ及びガイダンス/エラーメッセージが表示される。
【0052】
タッチパネル(第1の指示手段及び第2の指示手段)9a は、CRT14の表示面に装着され、表示された画面にタッチしてデータ入力及び選択指示入力を行う。
管理CRT21は、管理画面/入力制御部120bの制御により、表示データファイル123 に格納された装置管理者に対する画面データ及びガイダンス/エラーメッセージが表示される。
【0053】
管理タッチパネル(第3の指示手段)22 は、管理CRT21の表示面に装着され、表示された画面にタッチしてデータ入力及び選択指示入力を行う。
紙幣処理機構部15は、図3で説明した紙幣処理装置の機構を一括して示したもので、紙幣処理制御部120cの制御により動作する紙幣処理機構である。
【0054】
報知部23は、図示省略した警報ランブ及びブザーを備え、スタッカ2A〜2D内の紙幣が所定量以下に減少してニアエンドセンサS1〜S4のいずれかが検出した時、、カード/レシート処理機構部16及び通帳処理機構部17に異常が発生(図示していないが異常検出手段が検出)した時に、紙幣処理制御部120cの指令により、警報ランブを点灯及びブザーを鳴動させる。
【0055】
カード/レシート処理機構部16は、カード取引の場合に、カード/レシート制御部120dの制御により、カードデータ(口座番号、残高等)のリード/ライト、レシートへの取引明細の印字を行う等の処理機構である。
【0056】
通帳処理機構部17は、通帳取引の場合に、通帳処理制御部120eの制御により、通帳の磁気ストライプデータ(口座番号、残高等)のリード/ライト、取引明細の記帳を行う等の処理機構である。
【0057】
インタフェース回路18は、T/C19及びホストとの通信の接続回路である。
T/C19は、複数のATMが接続され、ホストとATM間の交信の中継及びホストの指令でATMを制御する。
【0058】
このような構成を有しており、次に図6〜図8のフローチャート及び図9〜図11の画面フローを示す図により作用をカード出金、両替及び紙幣補充の場合について夫々説明する。
【0059】
1)出金の場合(図6及び図9参照)
▲1▼装置電源をONすると、図9(a) に示すように、取引指定及びガイダンスによる客待ち画面を表示する。(なお、図では通帳記入、残高照会及び振込が表示されているが、ここでは説明を省略する。)
▲2▼顧客が取引(ここでは「払出し」)を指定すると、取引処理制御部121 の出金取引部121bが起動し、(b) に示すように、カード挿入を促すガイダンスを表示する。
【0060】
▲3▼カードを図示省略した挿入口から挿入すると、カードから口座番号等のデータを読み取り、(c) に示すように、通帳挿入/暗証入力画面を表示する。そこで、暗証番号を入力すると、口座番号と暗証番号をホストへ送り暗証番号を確認する。
【0061】
▲4▼確認が応答されると、(d) に示すように、金額入力画面を表示する。金額入力画面には、出金紙幣の種類を指定する「万円のみ新紙幣」「千円のみ新紙幣」「全て新紙幣」「全て流通紙幣」の選択指示領域(以下キーという、以下他の指示領域も同様である。)を表示する。(図9では、新紙幣を新札、流通紙幣を流通札と表示している。)但し、スタッカ状態記憶部130a或いはカセット状態記憶部130bに異常を示すフラグが立っている時には、図示していないが、該当するキーは消滅しており、顧客が選択指示することはできない。
【0062】
また、図示のように、「全て流通紙幣」はデフォルト表示しており、選択指示がない場合には、「全て流通紙幣」が選択指示されたものと判断する。
▲5▼まず、出金紙幣の種類をキーによって選択指示すると、新紙幣/流通紙幣指示データ記憶部131cの対応する領域にフラグを立て、画面には指示したキー表示だけが残り、他のキーは消滅する。次いで、払出し金額を入力すると、入力データは金額入力データ記憶部131bに記憶され、(e) に示すように、金額を画面表示する。
【0063】
▲6▼顧客が表示された金額を確認して、確認キーを押下すると、(f) に示すように、取引処理中画面を表示し、ホストへ取引データを送って顧客ファイル更新処理を行う。一方、スタッカ2A〜2Dより指定金種の新紙幣或いは流通紙幣を繰り出してブール部5を経て入出金口7へ送出する。
【0064】
▲7▼すると、(g) に示すように、カードとレシート送出画面を表示し、顧客がカードとレシートを受け取ると、続いて(h) に示すように、現金送出画面を表示し、入出金口7の図示していないシャッタが開いて、顧客が現金を取り出して取引が終了する。
【0065】
2)両替(紙幣両替)の場合(図7及び図10参照)
▲1▼装置電源をONすると、図10(a) に示すように、取引指定及びガイダンスによる客待ち画面を表示する。
【0066】
▲2▼顧客が取引(ここでは「両替」)を指定すると、取引処理制御部121 の両替取引部121cが起動し、入出金口7のシャッタが開いて、(b) に示すように、両替する紙幣の投入を促すガイダンスを表示する。
【0067】
▲3▼入出金口7に紙幣を投入すると、シャッタが閉まり、紙幣を繰り出して鑑別計数し、(c) に示すように、投入金額(預かり金額)を表示すると共に、両替入力画面を表示する。即ち、両替紙幣の金種、種類を指定する「万円のみ新紙幣」「千円のみ新紙幣」「全て新紙幣」「全て流通紙幣」(デフォルト表示)のキー及び枚数を指定するキーを表示する。(図10では、新紙幣を新札、流通紙幣を流通札と表示している。)
▲4▼装置が正常で、(c) の画面で両替紙幣の種類をキーによって選択指示すると、新紙幣/流通紙幣指示データ記憶部131cの対応する領域にフラグが立てられ、金種及び枚数を指定すると、(e) に示すように、指示した両替の内容が画面表示される。
【0068】
▲5▼もし、スタッカ状態記憶部130a或いはカセット状態記憶部130bに異常を示すフラグが立っている時には、(d) に示すように、両替紙幣の種類を指定する「万円のみ新紙幣」「千円のみ新紙幣」「全て新紙幣」「全て流通紙幣」のキー表示が消滅した画面を表示し、顧客がその紙幣種類を選択指示することができないようにし、顧客の金種及び枚数指定により、正常な紙幣種類のスタッカから出金して両替することになる。
【0069】
▲6▼顧客が表示された内容を確認して、確認キーを押下すると、(f) に示すように、取引処理中画面を表示し、スタッカ2A〜2Dより指定金種の新紙幣或いは流通紙幣を繰り出してプール部5を経て入出金口7へ送出する。
【0070】
▲7▼すると、(g) に示すように、現金送出画面を表示し、入出金口7のシャッタが開いて、顧客が両替紙幣を取り出すとシャッタが閉じて取引が終了する。
3)紙幣補充の場合(図8及び図11参照)
▲1▼取引の繰り返しにより、スタッカ2A〜2Dのいずれかの収納紙幣が所定量以下に減少した時は、ニアエンドセンサS1〜S4のいずれかの検出で、カセット状態記憶部130bの該当スタッカに対応する領域にフラグを立て、紙幣処理制御部120cに通知する。
【0071】
▲2▼紙幣処理制御部120cは報知部23を制御して警報ランプの点灯及びブザーの鳴動によってニアエンドを報知すると共に、図11(a) に示すように、該当するスタッカのエラーメッセージと紙幣補充指示キーを管理CRT21に表示する。
【0072】
▲3▼管理者は、管理CRT21のエラーメッセージを見て、該当スタッカに対する紙幣補充の必要を認識する。報知が取引の途中であったり、顧客が混んでいたりして、直ちに装置の運用を停止させることが不適当な場合には、装置の運用を停止させても良い時期まで待って管理タッチパネル22によって紙幣補充指示キーをタッチ指示する。
【0073】
▲4▼すると、紙幣補充処理部121dが起動して、装置が「取引停止中」になると共に、(b) に示すように、管理CRT21に該当するスタッカに対応する「千円新紙幣」「千円流通紙幣」「万円新紙幣」「万円流通紙幣」の補充紙幣指定キーを表示した画面を表示する。(図11では、新紙幣を新、流通紙幣を流通と表示している。)
▲5▼そこで、投入口70に所定量の該当紙幣を投入して、対応する補充紙幣指定キーをタッチ指示すると、(c) に示すように、指示した紙幣種類だけを表示し、他は消滅すると共に、紙幣は繰出しローラR9によって繰り出され搬送路80から搬送路8へ送られて鑑別部3を通過し、カウンタ132 で計数し、紙幣は指定したスタッカへ収納する。鑑別不能紙幣は従来例で説明したようにプール部6へ送られる。カウンタ132 に計数した計数値を順次管理CRT21に表示する。
(ここで、補充すべき紙幣が1種類の場合には、画面の補充紙幣指定キーは該当するスタッカに対応するキーだけでよいが、複数のスタッカに夫々紙幣、即ち、異なる金種、新紙幣/流通紙幣を補充する必要がある場合には、補充順に選択指示する必要がある。)
▲6▼投入口70への紙幣の投入を複数回繰り返して、所定の補充枚数に達した時に、補充終了キーをタッチすると、紙幣補充処理が完了する。
【0074】
このようにして、顧客が希望する新紙幣及び流通紙幣を出金、両替することができ、特に新紙幣が欲しい顧客が銀行等の窓口の開設時間内に出向いて窓口でテラーから入手する必要がなく、営業時間外でもATMの稼動時間中であれば取引ができるので、顧客に対するサービスの向上を図ることができ、しかも、テラーの負担が軽減する。更に、出金、両替によってスタッカ内の紙幣が所定量まで減少した時に、新紙幣或いは流通紙幣を夫々対応するスタッカに容易に補充することができる。
【0075】
上記例では、紙幣取扱装置の場合を説明したが、硬貨を取り扱う装置の場合にも同様に適用することができる。
また、上記例では、金種別に新紙幣、流通紙幣収容のスタッカを各1個づつ備えた場合を説明したが、複数個づつ備える方法としても良く、その場合には、1個のスタッカの収容紙幣がエンプティになった時に、他のスタッカから出金させるように制御される。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、
▲1▼顧客が希望する新貨幣或いは流通貨幣の出金及び両替をすることができる。
【0077】
▲2▼各金種を一括して新貨幣或いは流通貨幣に指定して操作を簡単にしたり、各金種毎に新貨幣或いは流通貨幣を指定してきめ細かな希望に対応することができる。
【0078】
▲3▼指定した金種及び新紙幣或いは流通紙幣が出金不能状態の時に、同じ金種の正常な第1のスタッカ或いは第2のスタッカから出金することができるので、装置の稼動を停止せずに、運用を継続することができる。
【0079】
▲4▼第1のスタッカ或いは第2のスタッカのいずれかの貨幣が減少した時に、新貨幣或いは流通貨幣を該当するスタッカに容易に補充することができる。
従って、顧客が窓口等の開設時間内に出向いて希望する貨幣をテラーから入手する必要がなくなり、顧客に対するサービスの向上及びテラーの作業負担の軽減を図ることができる。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理説明図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理説明図
【図3】 本発明の実施例を示す構成図(その1)
【図4】 本発明の実施例を示す構成図(その2)
【図5】 実施例の説明図
【図6】 実施例のフローチャート(その1)
【図7】 実施例のフローチャート(その2)
【図8】 実施例のフローチャート(その3)
【図9】 実施例の画面表示フローを示す図(その1)
【図10】 実施例の画面表示フローを示す図(その2)
【図11】 実施例の画面表示フローを示す図(その3)
【図12】 従来例の紙幣取扱装置の内部側面図
【符号の説明】
2は第1のスタッカ、 2a〜2c,2A 〜2Dはスタッカ、
7,7a は入出金口、 9,90 は第1の指示手段、9aはタッチパネル、
10は第2の指示手段、 20は第2のスタッカ、 70は投入口、

Claims (4)

  1. 新貨幣が金種別に少なくとも1個づつに収容された複数の第1スタッカと、
    流通貨幣を金種別に少なくとも1個づつに収容された複数の第2のスタッカと、
    金額を含む出金要求を指示する第1の指示手段と、
    新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示する第2の指示手段とを備え、
    該第1の指示手段による指示及び第2の指示手段の選択指示に基づいて、第1のスタッカ或いは第2のスタッカから貨幣を繰り出して金種鑑別及び計数して出金する貨幣取扱装置において、
    前記各第1のスタッカ及び前記各第2のスタッカに夫々対応する機構に異常が発生して出金不能状態となった時に、該当する第1のスタッカ及び第2のスタッカの状態を報知すると共に、第2の指示手段による新貨幣或いは流通貨幣の選択指示を無効として、同じ金種の正常な第1のスタッカ或いは第2のスタッカから出金する
    ことを特徴とする貨幣取扱装置。
  2. 入金貨幣が投入され、両替貨幣が出金される入出金口と、
    金種別に新貨幣を収容した少なくとも1個づつから成る第1のスタッカと、
    金種別に流通貨幣を収容し、且つ、入金貨幣の収納機構を有する少なくとも1個づつから成る第2のスタッカと、
    入金額の分割金額及び夫々に対する出金金種を含む両替要求を指示する第1の指示手段と、
    新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示する第2の指示手段とを備え、
    入出金口から投入された貨幣を金種鑑別及び計数して該当する金種の第2のスタッカに収納し、該第1の指示手段による指示及び第2の指示手段の選択指示に基づいて、選択指定された新貨幣或いは流通貨幣の指定金種を収容した第1のスタッカ或いは第2のスタッカから貨幣を繰り出して入金相当金額の両替貨幣を入出金口から出金する貨幣取扱装置において、
    前記各第1のスタッカ及び前記各第2のスタッカに夫々対応する機構に異常が発生して出金不能状態となった時に、該当する第1のスタッカ及び第2のスタッカの状態を報知すると共に、第2の指示手段による新貨幣或いは流通貨幣の選択指示を無効として、同じ金種の正常な第1のスタッカ或いは第2のスタッカから出金する
    ことを特徴とする貨幣取扱装置。
  3. 新貨幣が金種別に少なくとも1個づつに収容された複数の第1スタッカと、
    流通貨幣を金種別に少なくとも1個づつに収容された複数の第2のスタッカと、
    金額を含む出金要求を指示する第1の指示手段と、
    新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示する第2の指示手段とを備え、
    該第1の指示手段による指示及び第2の指示手段の選択指示に基づいて、第1のスタッカ或いは第2のスタッカから貨幣を繰り出して金種鑑別及び計数して出金する貨幣取扱装置において、
    補充貨幣を投入する投入口と、
    前記第1のスタッカ及び前記第2のスタッカに夫々貨幣を収納する収納機構と、
    第1のスタッカ或いは第2のスタッカのいずれかに収容された貨幣が出金によって減少して所定量に達した時に、該当する第1のスタッカ或いは第2のスタッカが所定量に達したことを報知する報知手段と、
    装置管理者によって操作され、新貨幣の補充か或いは流通貨幣の補充かを選択指示する第3の指示手段とを備え、
    該報知手段によって報知された時に、第3の指示手段による選択指示に基づいて、投入口から投入された貨幣を金種鑑別して該当する第1のスタッカ或いは第2のスタッカに収納して補充する
    ことを特徴とする貨幣取扱装置。
  4. 入金貨幣が投入され、両替貨幣が出金される入出金口と、
    金種別に新貨幣を収容した少なくとも1個づつから成る第1のスタッカと、
    金種別に流通貨幣を収容し、且つ、入金貨幣の収納機構を有する少なくとも1個づつから成る第2のスタッカと、
    入金額の分割金額及び夫々に対する出金金種を含む両替要求を指示する第1の指示手段と、
    新貨幣の出金か流通貨幣の出金かのいずれかを選択指示する第2の指示手段とを備え、
    入出金口から投入された貨幣を金種鑑別及び計数して該当する金種の第2のスタッカに収納し、該第1の指示手段による指示及び第2の指示手段の選択指示に基づいて、選択指定された新貨幣或いは流通貨幣の指定金種を収容した第1のスタッカ或いは第2のスタッカから貨幣を繰り出して入金相当金額の両替貨幣を入出金口から出金する貨幣取扱装置において、
    補充貨幣を投入する投入口と、
    前記第1のスタッカ及び前記第2のスタッカに夫々貨幣を収納する収納機構と、
    第1のスタッカ或いは第2のスタッカのいずれかに収容された貨幣が出金によって減少して所定量に達した時に、該当する第1のスタッカ或いは第2のスタッカが所定量に達したことを報知する報知手段と、
    装置管理者によって操作され、新貨幣の補充か或いは流通貨幣の補充かを選択指示する第3の指示手段とを備え、
    該報知手段によって報知された時に、第3の指示手段による選択指示に基づいて、投入口から投入された貨幣を金種鑑別して該当する第1のスタッカ或いは第2のスタッカに収納して補充する
    ことを特徴とする貨幣取扱装置。
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