JP2006260413A - 現金処理システムおよびそれに用いる現金処理機と自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現金の補充時の作業時間を短縮して業務効率を向上させる手段を提供する。
【解決手段】現金処理機と自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットとを備えた現金処理システムにおいて、自動取引装置は、保管している現金の金種毎の枚数を有高情報として記憶する手段と、現金処理機からのの有高情報送信要求を受信したときに有高情報を読出して現金処理機へ送信する手段とを備え、現金処理機は、自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、自動取引装置へ有高情報の送信を要求する有高情報送信要求を送信する手段と、自動取引装置からの有高情報を受信する手段と、標準補充設定値を読出す手段と、補充回収カセットへ現金を装填するときに読出した標準補充設定値から前記受信した有高情報を減じて金種毎の補充回収カセットへの装填枚数を算出する手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関の営業店に設置された現金処理機を用いて自動取引装置への現金の補充や精査を行う現金処理システムおよびそれに用いる現金処理機と自動取引装置に関する。
従来の現金処理システムは、自動取引装置への現金の補充を行う場合に、現金処理機へ補充回収カセットを装着し、係員が補充金額を入力すると、現金処理機が装着されている補充回収カセットに補充する現金を装填し、係員が補充金額が装填された補充回収カセットを自動取引装置へ運搬して自動取引装置への現金の補充を行っている。
また、自動取引装置から現金を回収する場合は、係員が自動取引装置に回収金額を入力すると、自動取引装置がその現金を補充回収カセットへ収納し、係員が回収する現金を収納した補充回収カセットを現金処理機へ運搬して現金処理機へ装着すると、現金処理機が補充回収カセットから現金を繰出し、これを現金処理機に収納して自動取引装置からの現金の回収を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−220088号公報(第6頁段落0036−第7頁段落0046、第4図、第5図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、自動取引装置へ補充する現金を係員が入力して補充回収カセットへ補充する現金の装填を行っているため、係員は事前に補充を要する自動取引装置の有高を調査し、補充金額を計算して現金処理機へ入力することが必要であり、係員の負担が増大すると共に補充作業に時間を要するという問題がある。
また、自動取引装置への現金の補充や回収は、係員が自動取引装置と現金処理機の間を移動しながら行っているため、自動取引装置の現金を全て回収して新たな現金を自動取引装置へ詰め替える精査時には、係員は自動取引装置へ新たに詰め替える現金を詰め替え用の補充回収カセットへ装填して自動取引装置へ運搬し、自動取引装置でそこに装着されている補充回収カセットに自動取引装置の全ての現金を回収し、詰め替え用の補充回収カセットと入れ替えることが必要であり、詰め替え用の補充回収カセットへの現金の装填中や自動取引装置での現金の回収中の時間は、係員の待ち時間となり、精査時の作業に時間を要するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、現金の補充時や精査時の作業時間を短縮して業務効率を向上させる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、営業店に設置された現金処理機と、該現金処理機と接続する自動取引装置と、前記現金処理機と自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットとを備えた現金処理システムにおいて、前記自動取引装置は、保管している現金の金種毎の枚数を有高情報として記憶する手段と、前記現金処理機からの有高情報送信要求を受信する手段と、該有高情報送信要求を受信したときに、前記有高情報を読出して前記現金処理機へ送信する手段とを備え、前記現金処理機は、前記自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、前記自動取引装置へ有高情報の送信を要求する有高情報送信要求を送信する手段と、前記自動取引装置からの有高情報を受信する手段と、前記標準補充設定値を読出す手段と、前記補充回収カセットへ現金を装填するときに、前記読出した標準補充設定値から前記受信した有高情報を減じて、金種毎の補充回収カセットへの装填枚数を算出する手段とを備えることを特徴とする。
また、営業店に設置された現金処理機と、該現金処理機と接続する自動取引装置と、前記現金処理機と自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットとを備えた現金処理システムにおいて、前記自動取引装置は、前記現金処理機からの精査回収指示を受信する手段と、該精査回収指示を受信したときに、保管している全ての現金を前記補充回収カセットへ収納する手段とを備え、前記現金処理機は、前記自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、前記自動取引装置へ精査時の精査回収指示を送信する手段と、前記標準補充設定値を読出す手段と、該読出した標準補充設定値を、装着されている補充回収カセットへ装填する手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明は、自動取引装置への現金の補充を行うときに、現金処理機が自動取引装置から有高情報を取得し、予め設定された標準補充設定値の金種毎の枚数から有高情報の金種毎の枚数を減じて補充回収カセットへの装填枚数を算出するようにしたことによって、自動取引装置への補充時に自動的に装填枚数を算出することができ、自動取引装置の有高の調査時間や作業時間を短縮して業務効率を向上させることができると共に、係員の補充金額の計算やその金額の入力に対する負担を軽減することができるという効果が得られる。
また、自動取引装置の精査を行うときに、現金処理機が自動取引装置へ精査回収指示を送信し、補充回収カセットへは標準補充設定値の現金を装填するようにしたことによって、自動取引装置による補充回収カセットへの現金の回収と、現金処理機による補充回収カセットへの補充現金の装填を並行しておこなうことができ、係員の待ち時間を短縮して精査時の作業の業務効率を向上させることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による現金処理システムの実施例について説明する。
図1は実施例1の現金処理機の補充処理を示すフローチャート、図2は実施例1の現金処理システムを示すブロック図、図3は実施例1の現金処理機を示すブロック図、図4は実施例1の現金自動預払機を示すブロック図、図5は実施例1の補充回収カセットを示すブロック図である。
図2において、1は銀行等の金融機関や郵政公社、コンビニエンスストア等(金融機関等という。)の支店や郵便局等の営業店に設置されている現金処理機であり、主に大口の現金の入出金を取扱い、自動取引装置としての現金自動預払機2へ補充する現金(紙幣と硬貨を総称する場合に現金という。)の出金や現金自動預払機2から回収された現金の入金を行うために使用される。
現金自動預払機2は、営業店のATMコーナ等に設置され、店内LAN(Local Area Network)3を介して現金処理機1と相互にデータ通信を可能に接続されており、顧客との現金の入金取引や出金取引、振込取引等の取引を行う。
4は補充回収カセットであり、営業店に設置されている現金処理機1および複数の現金自動預払機2で共通に用いることができる現金の運搬に用いる金庫であって、現金処理機1および現金自動預払機2に着脱可能に装着される。
図3において、11は現金処理機1の操作部である。
12は操作部11に設けられた現金処理機1の処理機制御部12であり、店内LAN3と接続しており、現金処理機1の各部を制御して現金の補充処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する他、装着された補充回収カセット4の後述するカセット制御部31と通信する機能を有している。
13は処理機記憶部であり、処理機制御部12が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび処理機制御部12による処理結果等が格納される。
14は表示操作部であり、CRTやLCD等の表示画面とタッチパネル等の位置信号検出手段との組合せで構成されており、表示画面に営業店の係員が行う業務の業務選択画面やその入力画面等を表示する他、位置信号検出手段により係員からの入力を受付ける。
15は入力部であり、係員を特定するための係員カードの読取りを行うカードリーダや係員が入出金時の金額の入力等を行うキーボード等が設けられている。
16は紙幣取扱部であり、現金処理機1へ投入された紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して金種別に収納すると共に収納した紙幣を繰出す機能を有する他、紙幣を一定枚数に束ねて紙帯等で施封して小束として収納すると共に施封された小束紙幣を払出す機能を有している。
17は硬貨取扱部であり、現金処理機1へ投入された硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して金種別に収納すると共に収納した硬貨を繰出す機能を有する他、硬貨を一定枚数に束ねて棒金として収納すると共に収納された棒金を払出す機能を有している。
18は補充回収部であり、現金処理機1へ運搬された補充回収カセット4が着脱可能に装着される部位であって、紙幣取扱部16や硬貨取扱部17に並設されて搬送路によって接続されており、装着された補充回収カセット4に現金自動預払機2へ補充する紙幣や硬貨を装填する機能および現金自動預払機2から回収された紙幣や硬貨を繰出して紙幣取扱部16や硬貨取扱部17へ搬送する機能を有している。
図4において、21は現金自動預払機2のATM制御部であり、店内LAN3を介して現金処理機1と接続しており、現金自動預払機2内の各部を制御して顧客との取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する他、装着された補充回収カセット4の後述するカセット制御部31と通信する機能を有している。
22はATM記憶部であり、ATM制御部21が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよびATM制御部21による処理結果等が格納される。
23は顧客操作部であり、現金自動預払機2の前面側に設置され、CRTやLCD等の表示画面とタッチパネル等の位置信号検出手段との組合せで構成されており、表示画面に取引選択画面や各種の入力画面等を表示する他、位置信号検出手段により顧客からの入力を受付ける。
24はカード取扱部であり、挿入された顧客のキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプに記録されているカード情報を読み書きする機能を有すると共に明細票等に取引内容等を印刷する印刷する機能等を有している。
25は通帳取扱部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプに記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に顧客の通帳に記帳する機能を有している。
26は紙幣入出金部であり、現金自動預払機2へ投入された紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う紙幣を計数して顧客に引渡す機能を有している。
27は硬貨入出金部であり、現金自動預払機2へ投入された硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、顧客に支払う硬貨を計数して顧客に引渡す機能を有している。
28は係員操作部であり、現金自動預払機2の背面側に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の位置信号検出手段との組合せで構成されており、表示画面に係員が行う業務の選択を行う画面等を表示すると共に、位置信号検出手段により係員からの入力を受付ける。
29はカセット部であり、現金自動預払機2へ運搬された補充回収カセット4が着脱可能に装着される部位であって、紙幣入出金部26や硬貨入出金部27と搬送路によって接続されており、装着された補充回収カセット4から紙幣や硬貨を繰出して紙幣入出金部26や硬貨入出金部27へ搬送する機能および現金処理機1へ回収する紙幣や硬貨を補充回収カセット4へ収納する機能を有している。
図5において、31は補充回収カセット4のカセット制御部であり、補充回収カセット4の各部を制御して補充回収カセット4に収納されている現金の管理処理等を実行すると共に装着された現金処理機1の処理機制御部12や現金自動預払機2のATM制御部21と通信する機能を有している。
32はカセット記憶部であり、カセット制御部31が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよびカセット制御部31による処理結果等が格納される。
33は紙幣収納庫であり、補充や回収のために補充回収カセット4へ搬送された紙幣を収納し、収納している紙幣を装着された現金処理機1や現金自動預払機2へ搬送する機能を有している。
34は硬貨収納庫であり、補充や回収のために補充回収カセット4へ搬送された硬貨を収納し、収納している硬貨を装着された現金処理機1や現金自動預払機2へ搬送する機能を有している。
なお、カセット制御部31やカセット記憶部32は、これらの機能を備えたICチップ等であってもよく、処理機制御部12やATM制御部21との通信は無線等による非接触の手段で行うようにしてもよい。
本実施例の現金処理機1の処理機記憶部13には、予め通常の現金処理機1の出金処理や入金処理、小束施封処理等を行う業務処理実行プログラムに、現金自動預払機2と通信して現金自動預払機2へ補充する紙幣の枚数を算出し、これを補充回収カセット4へ装填する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが格納されており、処理機制御部12が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金処理機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、処理機記憶部13には、現金自動預払機2への紙幣の補充時に、補充直後の現金自動預払機2が保有すべき標準的な金種毎の紙幣の補充枚数の設定値が標準補充設定値として予め格納されている。
本実施例の現金自動預払機2のATM記憶部22には、予め通常の顧客との間で各種の取引や補充回収カセット4による紙幣の補充や回収を行うための取引処理実行プログラムに、現在現金自動預払機2が保管している紙幣の金種毎の枚数を有高情報として管理し、これを現金処理機1へ送信する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された取引処理実行プログラムが格納されており、ATM制御部21が実行する取引処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、ATM記憶部22には、有高情報を記憶するための有高情報記憶エリアが確保されている。
本実施例の補充回収カセット4のカセット記憶部32には、予め補充回収カセット4の紙幣収納庫33に収納されている紙幣の金種毎の枚数をカセット情報として管理すると共に、現金処理機1の処理機制御部12や現金自動預払機2のATM制御部21と通信する機能等を有する収納紙幣管理処理プログラムが格納されており、カセット制御部31が実行する収納紙幣管理処理プログラムのステップにより本実施例の補充回収カセット4のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、カセット記憶部32には、カセット情報を記憶するためのカセット情報記憶エリアが確保されている。
なお、紙幣収納庫33や硬貨収納庫34の紙幣や硬貨が全て回収されて空になった待機用の補充回収カセット4のカセット情報の金種毎の枚数はそれぞれ「0」が格納されている。
上記の構成の作用について、補充回収カセット4を用いて紙幣を現金自動預払機2へ補充する場合の作動を例に説明する。
現金自動預払機2のATM制御部21は、その取引処理実行プログラムによる顧客との取引において紙幣入出金部26へ紙幣は入金されたときに、その千円紙幣(千券という。)の枚数や1万円紙幣(万券という。)の枚数を計数し、ATM記憶部22の有高情報記憶エリアの有高情報の千券枚数や万券枚数に計数したそれぞれの枚数を加算して有高情報を更新する。
紙幣入出金部26から紙幣を出金するときは、出金する千券や万券のそれぞれの枚数を計数し、有高情報記憶エリアの有高情報の千券枚数や万券枚数から計数したそれぞれの枚数を減算して有高情報を更新する。
また、補充回収カセット4が紙幣の補充のために装着されたときは、カセット制御部31にカセット情報送信要求を送信する。カセット情報送信要求を受信したカセット制御部31はカセット記憶部32に格納されているカセット情報を読出し、これを応答としてATM制御部21に送信する。カセット情報の応答を受信したATM制御部21はカセット情報の金種別の枚数をATM記憶部22にカセット収納枚数として一時保存すると共に有高情報記憶エリアの有高情報の千券枚数や万券枚数に加算して有高情報を更新する。
そして、補充回収カセット4の紙幣収納庫33から紙幣を繰出し、繰出した千券や万券のそれぞれの枚数を計数して紙幣入出金部26の金種別収納部にそれぞれ収納すると共にATM記憶部22に保存したカセット収納枚数の千券枚数や万券枚数から計数したそれぞれの枚数を減算してカセット収納枚数を更新する。
紙幣入出金部26の金種別収納部が満杯になったときは、ATM制御部21はその金種別収納庫から紙幣を繰出し、その枚数を計数して補充回収カセット4の紙幣収納庫33へ収納すると共に、繰出した金種の枚数をカセット収納枚数のその金種の枚数に加算してカセット収納枚数を更新する。
このようにして、現金自動預払機2のATM記憶部22の有高情報およびカセット収納枚数の更新が行われる。
現金自動預払機2へ紙幣を補充するために、金融機関等の営業店の係員が現金自動預払機2の係員操作部28の表示画面から補充回収カセット4の取出を選択すると、これをタッチパネルからの位置信号等により認識したATM制御部21は、ATM記憶部22の有高情報記憶エリアの有高情報からカセット収納枚数を金種毎に減算して有高情報を更新すると共に、ATM記憶部22からカセット収納枚数を読出してこれを添付したカセット情報書替要求をカセット制御部31へ送信する。カセット情報書替要求を受信したカセット制御部31はカセット記憶部32に格納されているカセット情報をカセット情報書替要求に添付されているカセット収納枚数に書替え、書替終了通知をATM制御部21に送信する。書替終了通知を受信したATM制御部21はカセット部29を開放する。
現金自動預払機2のカセット部29が開放されると、係員は補充回収カセット4を取出し、これを現金処理機1へ運搬する。
以下に、図1に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の現金処理機の補充処理について説明する。
S1、現金処理機1の処理機制御部12は、業務処理実行プログラムにより表示操作部14の画面に待機画面を表示して待機している。
S2、係員が係員ガードを入力部15に挿入すると、この信号を検知した処理機制御部12は係員カードの識別番号等を読取る。
S3、係員カードを読取った処理機制御部12は、その識別番号等によって係員を認証し、認証した係員が担当可能な業務を表示した業務選択画面を表示操作部14の画面に表示する。係員は補充回収カセット4により現金自動預払機2へ紙幣を補充するために業務選択画面から「ATMカセット補充」を選択する。
S4、係員の選択をタッチパネルからの位置信号等によりATMカセット補充と認識した処理機制御部12は、表示操作部14の画面に補充回収カセット4の装着を促す旨の文言を表示して補充回収部18を開放する。係員は開放された補充回収部18に運搬してきた補充回収カセット4を装着する。
S5、補充回収部18への補充回収カセット4の装着を確認した処理機制御部12は、表示操作部14の画面に図6に示すATMカセット補充入力画面を表示する。
ATMカセット補充入力画面には、伝票金額の入力欄、伝票金額の内訳となる万券枚数と千券枚数の入力欄、補充先の現金自動預払機2の号機番号入力欄、補充回収カセット4への装填枚数を自動的に設定するための「装填枚数自動設定」ボタン、および伝票金額や万券枚数、千券枚数を手入力した場合の入力終了を指示するための「確認」ボタンが表示される。
係員は入力部15のキーボード等により補充先の現金自動預払機2の号機番号を入力して「装填枚数自動設定」ボタンを押下する。
手入力の場合は、係員は伝票金額や万券枚数、千券枚数、号機番号を入力部15のキーボード等を用いて入力した後に「確認」ボタンを押下する。
S6、係員の入力を認識した処理機制御部12は、押下されたボタンが伝票金額等の入力後の「確認」ボタンの場合は、入力された万券枚数と千券枚数をそれぞれの金種の設定装填枚数としてステップS11へ移行する。「装填枚数自動設定」ボタンの場合はステップS7へ移行する。
S7、補充回収カセット4への装填枚数を自動設定と認識した処理機制御部12は、装着されている補充回収カセット4のカセット制御部31にカセット情報送信要求を送信する。カセット情報送信要求を受信したカセット制御部31はカセット記憶部32に格納されているカセット情報を読出し、これを処理機制御部12に送信する。処理機制御部12はこれを受信して装着されている補充回収カセット4のカセット情報を取得する。
S8、カセット情報を取得した処理機制御部12は、カセット情報を処理機記憶部13に一時保存すると共に、入力された補充先の現金自動預払機2の号機番号を基にその現金自動預払機2へ店内LAN3を介して有高情報送信要求を送信する。有高情報送信要求を受信したATM制御部21は、ATM記憶部22の有高情報記憶エリアの有高情報を読出し、これを店内LAN3を介して処理機制御部12へ送信する。処理機制御部12はこれを受信して補充先の現金自動預払機2の有高情報を取得する。
S9、補充先の現金自動預払機2の有高情報を取得した処理機制御部12は、補充回収カセットへの紙幣の金種毎の装填枚数等を算出する。
すなわち、処理機制御部12は処理機記憶部13から標準補充設定値および一時保存したカセット情報を読出し、読出した標準補充設定値の千券枚数と万券枚数から取得した有高情報の千券枚数と万券枚数をそれぞれ減算し、更に読出したカセット情報の千券枚数と万券枚数とをそれぞれ減算して補充回収カセット4への装填枚数を金種毎に算出すると共に金種毎の金額を合計して伝票金額を算出してステップS10へ移行する。
この場合に装填枚数が負の値になったときは、処理機制御部12はその金種と補充する必要がない旨の文言を表示した補充不要金種通知を表示操作部14の画面に表示すると共に、その金種の装填枚数の算出結果を0枚としてステップS10へ移行する。
S10、装填枚数を算出した処理機制御部12は、図6に示したATMカセット補充入力画面の入力欄にその伝票金額と千券および万券の装填枚数を表示した図7に示す装填枚数確認画面を表示操作部14の画面に表示する。係員は表示内容を確認し、装填枚数を確定するために「確認」ボタンを押下する。「確認」ボタンの押下を認識した処理機制御部12は、確定された装填枚数を設定装填枚数としてステップS11へ移行する。
S11、処理機制御部12は、紙幣取扱部16から設定装填枚数の千券と万券をそれぞれ繰出し、これを補充回収カセット4へ搬送してその紙幣収納庫33へ装填すると共に、金種毎の設定装填枚数を添付した装填枚数通知をカセット制御部31へ送信する。装填枚数通知を受信したカセット制御部31はカセット記憶部32に格納されているカセット情報に装填枚数通知の金種毎の枚数をそれぞれ加算してカセット情報を更新し、更新終了通知を処理機制御部12へ送信する。
S12、更新終了通知を受信し、補充回収カセット4への紙幣の装填を終えた処理機制御部12は、表示操作部14の画面に補充回収カセット4の取外しを促す旨の文言を表示して補充回収部18を開放する。係員は開放された補充回収部18から補充用の紙幣が装填された補充回収カセット4を取出す。
補充回収カセット4の取出しを確認した処理機制御部12は、ステップS1へ戻って待機画面を表示して待機する。
その後、係員は取出した補充回収カセット4を該当する現金自動預払機2へ運搬し、現金自動預払機2へ紙幣を補充する。
このようにして、本実施例の現金処理機1の補充処理が行われる。
なお、上記ステップS7において処理機制御部12は、カセット情報を取得するとして説明したが、営業店に設置されている現金自動預払機が1台の場合や補充回収カセット4に現金自動預払機2の号機番号が明記されている場合、補充回収カセット4のカセット記憶部32に取外された現金自動預払機2の号機番号が格納されている場合等の補充回収カセット4が取外された現金自動預払機2が確実に特定できる場合は、補充回収カセット4のカセット記憶部32へのカセット情報の格納を省略するようにしてもよい。
この場合に現金自動預払機2のATM制御部21は、補充回収カセット4が補充のために取外されたときのATM記憶部22の有高情報記憶エリアの有高情報の更新を行わずにカセット収納枚数を含んだ有高情報を格納しておき、現金処理機1からの有高情報送信要求に対してはカセット収納枚数を含んだ有高情報を返信する。このようにしても装填枚数の算出を標準補充設定値から有高情報を減じることで上記と同様の補充回収カセットへ4への装填枚数を算出することができる。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機への紙幣の補充を行うときに、現金処理機が現金自動預払機から有高情報を取得し、予め設定された標準補充設定値の金種毎の枚数から有高情報の金種毎の枚数を減じて補充回収カセットへの装填枚数を算出するようにしたことによって、現金自動預払機への補充時に自動的に装填枚数を算出することができ、現金自動預払機の有高の調査時間や作業時間を短縮して業務効率を向上させることができると共に、係員の補充金額の計算やその金額の入力に対する負担を軽減することができる。
また、補充回収カセットに収納されている紙幣の金種毎の枚数をカセット情報として格納しておき、そのカセット情報を用いて補充回収カセットへの装填枚数を算出するようにしたことによって、複数の現金自動預払機が設置されている営業店の始業時等に、その日の現金自動預払機の運用に必要な紙幣を同時に補充する場合に、まとめて補充回収カセットを現金自動預払機から取外して現金処理機へ運搬し、現金自動預払機の号機番号を指定して取外したものとは異なる補充回収カセットを装着したとしても、その現金自動預払機への補充紙幣の補充直後の紙幣枚数を常に標準補充設定値にすることができ、補充作業における業務率を向上させることができる。
なお、本実施例では、現金自動預払機から取外した補充回収カセットへ補充する紙幣を装填する場合を例に説明したが、現金自動預払機に装着されている補充回収カセットをそのままにして待機させてある空の補充回収カセットに補充する紙幣を装填し、これを現金自動預払機に運搬して補充回収カセットを交換して紙幣の補充を行うようにしてもよい。
このようにすれば、稼動中の現金自動預払機の停止時間を最小にして現金自動預払機への補充を行うことができると共に、現金自動預払機の場所へ係員が移動する回数を減少させることができ、補充作業の業務効率を更に向上させることができる。このことは補充が緊急を要する場合に特に有用である。
この場合に、上記ステップS8において有高情報送信要求を受信したATM制御部21は、カセット部29の補充回収カセット4の有無を確認し、補充回収カセット4が存在する場合は有高情報の金種別枚数からカセット収納枚数を減じた有高情報を現金処理機へ送信するようにし、補充回収カセット4が存在しない場合は上記ステップS8と同様の有高情報を送信するようにする。
図8は実施例2の現金処理機の精査処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例のシステム構成および各装置の構成は上記実施例1と同様であり、同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の処理機記憶部13には、実施例1の業務処理実行プログラムに現金自動預払機2の現金を全て回収して新たな現金を現金自動預払機2へ詰め替える精査時の精査処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが格納されており、処理機制御部12が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金処理機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、処理機記憶部13には、実施例1と同様の標準補充設定値が予め格納されている。
以下に、図8に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の現金処理機の精査処理について説明する。
本実施例のステップSA1〜SA4の作動は、上記実施例1のステップS1〜S4の作動と同様であるのでその説明を省略する。
この場合に、現金自動預払機2の精査を行う係員は、ステップSA4において待機している空の補充回収カセット4を補充回収部18に装着する。
SA5、補充回収部18への補充回収カセット4の装着を確認した処理機制御部12は、表示操作部14の画面に図9に示すATMカセット補充入力画面を表示する。
ATMカセット補充入力画面には、伝票金額の入力欄、伝票金額の内訳となる万券枚数と千券枚数の入力欄、補充回収カセット4への装填枚数を自動的に設定するための「装填枚数自動設定」ボタンおよび伝票金額や万券枚数、千券枚数を手入力した場合の入力終了を指示するための「確認」ボタン、並びに現金自動預払機2の紙幣を詰め替える精査を指示するための「ATM精査開始」ボタンが表示される。
係員は入力部15のキーボード等により補充先の現金自動預払機2の号機番号を入力して「装填枚数自動設定」ボタンを押下する。
手入力の場合は、係員は伝票金額や万券枚数、千券枚数、号機番号を入力部15のキーボード等を用いて入力した後に「確認」ボタンを押下する。
現金自動預払機2の精査を行う場合は、係員は「ATM精査開始」ボタンを押下する。
SA6、係員の入力を認識した処理機制御部12は、押下されたボタンが伝票金額等の入力後の「確認」ボタンの場合は、入力された万券枚数と千券枚数をそれぞれの金種の設定装填枚数としてステップSA15へ移行する。その他のボタンが押下された場合はステップSA7へ移行する。
SA7、処理機制御部12は、押下されたボタンが「装填枚数自動設定」ボタンの場合はステップSA11へ移行する。「ATM精査開始」ボタンの場合はステップSA8へ移行する。
SA8、現金自動預払機2の精査を行うことを認識した処理機制御部12は、表示操作部14の画面に、精査を行う現金自動預払機2の指定を促す旨の文言と、号機番号を表示した号機ボタンを表示した図10に示す精査ATM選択画面を表示する。
係員は入力部15の精査ATM選択画面から精査を行う現金自動預払機2の号機番号を表示した号機ボタンを1または複数押下して「確認」ボタンを押下する。
SA9、号機ボタンの押下により精査する現金自動預払機2の号機番号を認識した処理機制御部12は、該当する1または複数の現金自動預払機2のATM制御部21へ店内LAN3を介して現金自動預払機2内の紙幣を装着されている補充回収カセット4に全て回収して精査を行うための精査回収指示を送信する。
精査回収指示を受信したATM制御部21は、紙幣入出金部26の紙幣を全て繰出し、これをカセット部29に装着されている補充回収カセット4へ搬送してその紙幣収納庫33に収納し、ATM記憶部22の有高情報記憶エリアの有高情報を金種毎に「0」に更新すると共に、補充回収カセット4へ回収した金種毎の枚数を計数してその枚数をATM記憶部22のカセット収納枚数のそれぞれの金種毎の枚数に加算してカセット収納枚数を更新し、これを添付したカセット情報書替要求をカセット制御部31へ送信する。カセット情報書替要求を受信したカセット制御部31はカセット記憶部32に格納されているカセット情報をカセット情報書替要求に添付されているカセット収納枚数に書替え、書替終了通知をATM制御部21に送信する。書替終了通知を受信したATM制御部21は補充回収カセット4への紙幣回収処理を終了させ、係員が係員操作部28から補充回収カセット4の取出を選択するのを待って待機する。
SA10、一方、精査回収指示を送信した処理機制御部12は、処理機記憶部13から標準補充設定値を読出し、これを設定装填枚数としてステップSA15へ移行する。
その後のステップSA11〜SA16の作動は、上記実施例1のステップS7〜S12の作動と同様であるのでその説明を省略する。
このようにして、本実施例の現金処理機1の精査処理が行われる。
この精査処理の場合は、現金処理機1の補充回収部18に装着されている空の補充回収カセット4(複数の現金自動預払機2の精査を行う場合は複数の空の補充回収カセット4)には標準補充設定値として設定された金種毎の紙幣が装填され、係員はこの補充回収カセット4を該当する現金自動預払機2へ運搬して上記ステップSA9において現金自動預払機2の全ての紙幣を回収した補充回収カセット4と交換する。これにより本実施例の現金自動預払機2の精査が行われる。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機の精査を行うときに、現金処理機が現金自動預払機へ精査回収指示を送信し、補充回収カセットへは標準補充設定値の紙幣を装填するようにしたことによって、現金自動預払機による補充回収カセットへの紙幣の回収と、現金処理機による補充回収カセットへの補充紙幣の装填を並行しておこなうことができ、係員の待ち時間を短縮して精査時の作業の業務効率を向上させることができる。
なお、上記各実施例においては、補充または精査する紙幣を千券、万券として説明したが、5千券、2千券を加えて補充する場合も同様である。
また、補充処理および精査処理を紙幣の場合を例に説明したが、硬貨の場合および硬貨と紙幣を同時に行う場合も本発明を適用すれば同様の効果を得ることができる。
更に、自動取引装置は現金自動預払機であるとして説明したが、自動取引装置は前記に限らず、無人契約機やキャッシュディスペンサ、両替機、発券機等であってもよい。要は現金処理機を用いて補充回収カセットにより現金の補充や精査を自動で行うものであればどのよう自動取引装置に適用しても本発明と同様の効果を得ることができる。
実施例1の現金処理機の補充処理を示すフローチャート 実施例1の現金処理システムを示すブロック図 実施例1の現金処理機を示すブロック図 実施例1の現金自動預払機を示すブロック図 実施例1の補充回収カセットを示すブロック図 実施例1のATMカセット補充入力画面表示例 実施例1の装填枚数確認画面表示例 実施例2の現金処理機の精査処理を示すフローチャート 実施例2のATMカセット補充入力画面表示例 実施例2の精査ATM選択画面表示例
符号の説明
1 現金処理機
2 現金自動預払機
3 店内LAN
4 補充回収カセット
11 操作部
12 処理機制御部
13 処理機記憶部
14 表示操作部
15 入力部
16 紙幣取扱部
17 硬貨取扱部
18 補充回収部
21 ATM制御部
22 ATM記憶部
23 顧客操作部
24 カード取扱部
25 通帳取扱部
26 紙幣入出金部
27 硬貨入出金部
28 係員操作部
29 カセット部
31 カセット制御部
32 カセット記憶部
33 紙幣収納庫
34 硬貨収納庫

Claims (8)

  1. 営業店に設置された現金処理機と、該現金処理機と接続する自動取引装置と、前記現金処理機と自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットとを備えた現金処理システムにおいて、
    前記自動取引装置は、保管している現金の金種毎の枚数を有高情報として記憶する手段と、
    前記現金処理機からの有高情報送信要求を受信する手段と、
    該有高情報送信要求を受信したときに、前記有高情報を読出して前記現金処理機へ送信する手段とを備え、
    前記現金処理機は、前記自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、
    前記自動取引装置へ有高情報の送信を要求する有高情報送信要求を送信する手段と、
    前記自動取引装置からの有高情報を受信する手段と、
    前記標準補充設定値を読出す手段と、
    前記補充回収カセットへ現金を装填するときに、前記読出した標準補充設定値から前記受信した有高情報を減じて、金種毎の補充回収カセットへの装填枚数を算出する手段とを備えることを特徴とする現金処理システム。
  2. 請求項1において、
    前記補充回収カセットは、収納している現金の金種毎の枚数をカセット情報として記憶する手段と、
    前記現金処理機からのカセット情報送信要求を受信する手段と、
    該カセット情報送信要求を受信したときに、前記カセット情報を読出して前記現金処理機へ送信する手段とを備え、
    前記現金処理機は、装着された補充回収カセットへカセット情報の送信を要求するカセット情報送信要求を送信する手段と、
    前記補充回収カセットからのカセット情報を受信する手段と、
    補充回収カセットへの装填枚数を算出するときに、前記受信したカセット情報を、前記標準補充設定値と前記有高情報との差から減じて前記装填枚数を算出する手段とを備えることを特徴とする現金処理システム。
  3. 営業店に設置された現金処理機と、該現金処理機と接続する自動取引装置と、前記現金処理機と自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットとを備えた現金処理システムにおいて、
    前記自動取引装置は、前記現金処理機からの精査回収指示を受信する手段と、
    該精査回収指示を受信したときに、保管している全ての現金を前記補充回収カセットへ収納する手段とを備え、
    前記現金処理機は、前記自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、
    前記自動取引装置へ、精査時の精査回収指示を送信する手段と、
    前記標準補充設定値を読出す手段と、
    該読出した標準補充設定値を、装着されている補充回収カセットへ装填する手段とを備えることを特徴とする現金処理システム。
  4. 営業店に設置された自動取引装置と接続し、該自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットが着脱可能に装着される現金処理機において、
    前記自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、
    前記自動取引装置へ、該自動取引装置が保管している現金の金種毎の枚数である有高情報の送信を要求する有高情報送信要求を送信する手段と、
    前記自動取引装置からの有高情報を受信する手段と、
    前記標準補充設定値を読出す手段と、
    前記補充回収カセットへ現金を装填するときに、前記読出した標準補充設定値から前記受信した有高情報を減じて、金種毎の補充回収カセットへの装填枚数を算出する手段とを備えることを特徴とする現金処理機。
  5. 請求項4において、
    装着された補充回収カセットへ、該補充回収カセットが収納している現金の金種毎の枚数であるカセット情報の送信を要求するカセット情報送信要求を送信する手段と、
    前記補充回収カセットからのカセット情報を受信する手段と、
    補充回収カセットへの装填枚数を算出するときに、前記受信したカセット情報を、前記標準補充設定値と前記有高情報との差から減じて前記装填枚数を算出する手段とを備えることを特徴とする現金処理機。
  6. 営業店に設置された自動取引装置と接続し、該自動取引装置との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットが着脱可能に装着される現金処理機において、
    前記自動取引装置の標準的な金種毎の補充枚数の設定値を標準補充設定値として格納する手段と、
    前記自動取引装置へ、精査時の精査回収指示を送信する手段と、
    前記標準補充設定値を読出す手段と、
    該読出した標準補充設定値を、装着されている補充回収カセットへ装填する手段とを備えることを特徴とする現金処理システム。
  7. 営業店に設置された現金処理機と接続し、該現金処理機との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットが着脱可能に装着される自動取引装置において、
    保管している現金の金種毎の枚数を有高情報として記憶する手段と、
    前記現金処理機からの有高情報送信要求を受信する手段と、
    該有高情報送信要求を受信したときに、前記有高情報を読出して前記現金処理機へ送信する手段とを備えることを特徴とする自動取引装置。
  8. 営業店に設置された現金処理機と接続し、該現金処理機との間の現金の補充および回収に用いる補充回収カセットが着脱可能に装着される自動取引装置において、
    前記自動取引装置は、前記現金処理機からの精査回収指示を受信する手段と、
    該精査回収指示を受信したときに、保管している全ての現金を前記補充回収カセットへ収納する手段とを備えることを特徴とする現金処理システム。
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