JP2010050522A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが、“極秘”、“重要”など印刷物が機密文書であることを示すマークを印刷物に印刷するように指示した場合には、印刷前に自動的に印刷原稿をプレビュー表示できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】印刷条件の設定後、ユーザが、画像形成装置のスタートキーを操作すると、画像形成装置は、ADFにセットされた原稿をスキャンして、画像データを生成する。すると、表示パネルに図5のプレビュー画面55が自動的に表示される。55aは、スキャンされた原稿画像を示している。
【選択図】図5
【解決手段】印刷条件の設定後、ユーザが、画像形成装置のスタートキーを操作すると、画像形成装置は、ADFにセットされた原稿をスキャンして、画像データを生成する。すると、表示パネルに図5のプレビュー画面55が自動的に表示される。55aは、スキャンされた原稿画像を示している。
【選択図】図5
Description
本発明は、プレビュー機能を備えた画像形成装置に係わり、特に、機密文書の印刷前に印刷原稿を自動的にプレビュー表示する画像形成装置に関する。
画像形成装置の高機能化、高性能化に伴い、ユーザは、印刷画質、色合い、編集処理などの印刷条件を複雑に設定することができる。そして、ユーザが設定した印刷条件が適切に反映されているかを確認するために、用紙に印刷するのではなく、表示パネル等に印刷画像(データ)を表示して確認する、いわゆるプレビュー機能を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、近年の情報管理意識の高まりから、機密文書の漏洩を防止するため、例えば、ユーザの指示により、機密文書をコピーする際に、“極秘”、“重要”など印刷物が機密文書であることを示すマークを印刷物の余白領域に自動的に印刷できる画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2007−36809号公報
特開2003−274133号公報
ところで、前述のプレビュー機能を実行する場合、ユーザは、表示パネルに表示される、前記プレビュー機能実行用の操作画面を探して、当該操作画面のプレビュー実行ボタンを操作する。しかし、現在の画像形成装置では、複雑な印刷条件を設定するための、多数の操作画面があるので、前記プレビュー機能実行用の操作画面を探す作業は煩雑である。また、トップ画面にプレビュー実行ボタンが表示されていても、表示パネルの表示領域はあまり大きくないので、当該実行ボタンを探すのに手間取ってしまう。
そのため、ユーザは、設定した印刷条件が適切に反映されているかを確認するために、プレビュー機能を使わずに、実際に印刷画像を用紙に印刷することが多いが、機密文書をコピーする場合において、設定した印刷条件が適切に反映されているかを確認するために、実際に印刷画像を印刷すると、設定した印刷条件が適切に反映されていない場合(印刷失敗)、印刷用紙を確実に破棄する必要がある。
しかし、ユーザが、当該機密文書の破棄を失念した場合には、機密文書が漏洩する危険がある。
しかし、ユーザが、当該機密文書の破棄を失念した場合には、機密文書が漏洩する危険がある。
このようにして機密文書が漏洩すると、“極秘”、“重要”など印刷物が機密文書であることを示すマークを自動的に印刷物の余白領域に印刷したとしても、情報管理の面では何ら意味がない。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、プレビュー機能と、“極秘”、“重要”など印刷物が機密文書であることを示すマークを印刷物に印刷する機能とを備え、ユーザが、前記マークを印刷物に印刷するように指示した場合には、印刷前に自動的に印刷原稿をプレビュー表示できる画像形成装置を提供することを目的とする。
第1の技術手段は、画像データをプレビュー表示できる画像形成装置において、印刷する画像データに所定の特定画像を付加する画像付加部を備え、前記印刷する画像データに前記特定画像を付加するように指示された場合、印刷前に、前記印刷する画像データを自動的にプレビュー表示し、その後、印刷指示操作によって、前記印刷する画像データに前記特定画像を付加した画像データを印刷することを特徴とする画像形成装置である。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、印刷する画像データに前記特定画像を付加するように指示するユーザの操作、又は、印刷する画像データに付された前記特定画像を付加するように指示する付加情報に基づき、前記印刷する画像データに前記特定画像を付加することを特徴とする画像形成装置である。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記プレビュー表示は、前記特定画像が付加された画像データを表示することを特徴とする。
第4の技術手段は、第1〜第3の何れかの技術手段において、前記特定画像は、“極秘”、“機密”、“重要”などの文字画像であることを特徴とする。
本発明により、画像形成装置によって印刷物が機密文書であることを示すマークが印刷物に印刷される場合には、印刷前に自動的に印刷原稿をプレビュー表示できるので、印刷物の破棄ミスによる機密文書の外部漏洩を防止できる。
(実施例1)
図1〜図6に示す、本発明に係わる画像形成装置の表示パネルに表示される操作画面を参照しながら、本発明の概要について説明する。
本発明に係わる画像形成装置において、ユーザの指示によって、画像データに“極秘”、“重要”などのスタンプを付加して印刷する場合には、印刷前に、原稿画像を自動的にプレビュー表示する。
ここでは、原稿をコピーする場合について説明する。ファクシミリ装置やPCから受信した画像データを印刷する場合については、後述する。
図1〜図6に示す、本発明に係わる画像形成装置の表示パネルに表示される操作画面を参照しながら、本発明の概要について説明する。
本発明に係わる画像形成装置において、ユーザの指示によって、画像データに“極秘”、“重要”などのスタンプを付加して印刷する場合には、印刷前に、原稿画像を自動的にプレビュー表示する。
ここでは、原稿をコピーする場合について説明する。ファクシミリ装置やPCから受信した画像データを印刷する場合については、後述する。
(印刷条件の設定)
まず、ユーザが各種印刷条件を設定する操作について説明する。
ユーザが画像形成装置の原稿自動送り装置(ADF: Auto Document Feeder)にコピー用の原稿をセットする。すると、図1の操作画面51が表示パネルに表示される。
前記原稿は、秘密保持の必要性が高い原稿であるとする。
まず、ユーザが各種印刷条件を設定する操作について説明する。
ユーザが画像形成装置の原稿自動送り装置(ADF: Auto Document Feeder)にコピー用の原稿をセットする。すると、図1の操作画面51が表示パネルに表示される。
前記原稿は、秘密保持の必要性が高い原稿であるとする。
前記原稿が秘密保持の必要性が高いことを示す“極秘”、“重要”などのスタンプを前記原稿のコピーに付加するために、ユーザが、図1の操作画面51の特別機能ボタン51aを操作すると、表示パネルに図2の特別機能画面52が表示される。
さらに、ユーザが図2の特別機能画面52の印字メニューボタン52aを操作すると、図3の印字メニュー画面53が表示され、図3の印字メニュー画面53のスタンプボタン53aを操作すると、上記“極秘”、“重要”などのスタンプを選択するための図4のスタンプ選択画面54が表示される。
ユーザが、スタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作すると、印刷物の所定領域、例えば紙面右上隅の空白領域に“極秘”の文字が印刷される。
その他、ユーザが印刷濃度、拡大倍率、印刷部数などの印刷条件を操作画面、操作キー等を介して設定する。
その他、ユーザが印刷濃度、拡大倍率、印刷部数などの印刷条件を操作画面、操作キー等を介して設定する。
(プレビュー画面の表示)
次に、上記の印刷条件の設定が終了し、プレビュー画面を表示する処理について説明する。
印刷条件の設定後、ユーザが、画像形成装置のスタートキーを操作すると、画像形成装置は、ADFにセットされた原稿をスキャン(読み取り)して、画像データを生成する。
すると、表示パネルに図5のプレビュー画面55が自動的に表示される。55aは、スキャンされた原稿画像を示している。
次に、上記の印刷条件の設定が終了し、プレビュー画面を表示する処理について説明する。
印刷条件の設定後、ユーザが、画像形成装置のスタートキーを操作すると、画像形成装置は、ADFにセットされた原稿をスキャン(読み取り)して、画像データを生成する。
すると、表示パネルに図5のプレビュー画面55が自動的に表示される。55aは、スキャンされた原稿画像を示している。
また、ユーザが、プレビュー画面55の仕上がり表示ボタン55bを操作すると、図6に示すように、“極秘”スタンプが付加された状態の画像データ55cが表示される。
55dは、“極秘”スタンプが付加される領域を示し、55eは、当該領域に付加されるスタンプの形状を示すアイコンである。
55dは、“極秘”スタンプが付加される領域を示し、55eは、当該領域に付加されるスタンプの形状を示すアイコンである。
そして、ユーザがプレビュー画面55のコピー開始ボタン55fを操作すると、“極秘”スタンプが前記領域55eに付加された印刷物が印刷される。
このようにすることで、印刷物が機密文書であることを示すマークが印刷物に印刷される場合には、印刷前に自動的に印刷原稿をプレビュー表示できるので、印刷前に機密文書の確認ができると共にプレビュー表示するための操作を行う必要がない。
図7は、本発明に係わる画像形成装置1が外部装置とネットワークを介して接続されている状態を示した図である。
例えば、画像形成装置1は、公衆電話回線PNを介してファクシミリ装置2aと、ローカルネットワークLNを介してPC3aと、インターネットINを介してファクシミリ装置2b、PC3bと接続している。
例えば、画像形成装置1は、公衆電話回線PNを介してファクシミリ装置2aと、ローカルネットワークLNを介してPC3aと、インターネットINを介してファクシミリ装置2b、PC3bと接続している。
画像形成装置1は、ファクシミリ装置(2a、2b)、PC(3a、3b)が送信した画像データを記録し、印刷することができる。
この場合、ユーザは、画像形成装置1に記録されているファクシミリ装置(2a、2b)、PC(3a、3b)からの画像データを、操作画面を介して選択する。そして、前述した、スタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作後、例えばスタートキーを操作すれば、原稿画像のプレビュー画面55が自動的に表示される。
確認後、ユーザが、プレビュー画面55のコピー開始ボタン55fを操作すると、“極秘”スタンプが付加された印刷物が印刷される。
この場合、ユーザは、画像形成装置1に記録されているファクシミリ装置(2a、2b)、PC(3a、3b)からの画像データを、操作画面を介して選択する。そして、前述した、スタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作後、例えばスタートキーを操作すれば、原稿画像のプレビュー画面55が自動的に表示される。
確認後、ユーザが、プレビュー画面55のコピー開始ボタン55fを操作すると、“極秘”スタンプが付加された印刷物が印刷される。
図8は、本発明に係わる画像形成装置1の機能ブロック図である。
11は、ネットワークI/Fで、ローカルネットワークLN等のネットワークNに対するインターフェイス機能を提供し、当該ネットワークNに接続しているファクシミリ装置2、PC3等とデータ送受信を実行する。
11は、ネットワークI/Fで、ローカルネットワークLN等のネットワークNに対するインターフェイス機能を提供し、当該ネットワークNに接続しているファクシミリ装置2、PC3等とデータ送受信を実行する。
12は、画像形成装置1を操作するための操作パネルで、表示パネル、テンキー等から構成されている。図9は、操作パネル12の外観を示した図である。
12aは、図5のプレビュー画面55等が表示される表示パネル、12bは、スキャン開始/コピー開始用のスタートキーである。
図8の13は、ADF等を備えたスキャナ部で、原稿をスキャンし、画像データを生成する。
14は、画像形成機能(印刷機能)を備えた画像形成部で、感光体ドラム、現像装置、クリーニングユニット等から構成される。
12aは、図5のプレビュー画面55等が表示される表示パネル、12bは、スキャン開始/コピー開始用のスタートキーである。
図8の13は、ADF等を備えたスキャナ部で、原稿をスキャンし、画像データを生成する。
14は、画像形成機能(印刷機能)を備えた画像形成部で、感光体ドラム、現像装置、クリーニングユニット等から構成される。
15は、表示パネル12aに表示される操作画面などのOSDデータや各種制御情報などを記憶するメモリ、16は、スキャナ部13が生成した画像データ、ファクシミリ装置2、PC3等が送信した画像データを記録するためのHDDである。
17は、各機能ブロックを制御する制御部で、前記操作画面などの表示制御も実行する。
17は、各機能ブロックを制御する制御部で、前記操作画面などの表示制御も実行する。
21は、特定画像付加部で、印刷する画像データに所定の特定画像を付加する。前記特定画像とは、例えば、“極秘”、“機密”、“重要”などの文字画像をいう。
なお、上記の付加処理は、従来から提案されている様々な方法、例えば、特許文献2に開示されている方法を用いることができる。
なお、上記の付加処理は、従来から提案されている様々な方法、例えば、特許文献2に開示されている方法を用いることができる。
前記付加は、印刷する画像データに所定の特定画像を付加するように、操作パネル12等を介して指示するユーザの操作に基づき実行される他、後述するように、PC3にインストールされた、画像形成装置1のプリンタードライバーによって、印刷する画像データに付された前記特定画像を付加するように指示する付加情報に基づき実行される。
22は、プレビュー表示制御部で、例えば、スキャナ部13によって読み取られた原稿画像(スキャナ部13が生成した画像データ)を、例えば、図5に示したように、操作パネル12の表示パネル12aに表示する。
つまり、プレビュー表示制御部22は、画像データに特定画像を付加するように指示された場合には、印刷前に、前記画像データを、表示パネル12aに自動的にプレビュー表示する。その後、ユーザの印刷指示操作、例えば、コピー開始ボタン55fの操作によって、画像形成部14は、前記特定画像が付加された画像データを印刷する。なお、プレビュー表示制御部22は、前述のように、特定画像が付加された画像データをプレビュー表示することもできる。
本発明のプレビュー表示について詳細に説明する。
ここでは、前述したように、原稿をコピーする場合、印刷物の所定領域に“極秘”などの文字が印刷されるようにするため、ユーザは、図4に示すスタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作したものとする。なお、ユーザは、前記操作後、印刷部数などの印刷条件を操作画面、操作ボタン等を介して設定する。
ここでは、前述したように、原稿をコピーする場合、印刷物の所定領域に“極秘”などの文字が印刷されるようにするため、ユーザは、図4に示すスタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作したものとする。なお、ユーザは、前記操作後、印刷部数などの印刷条件を操作画面、操作ボタン等を介して設定する。
図4のスタンプ選択画面54を介して画像データに特定画像を付加するようにユーザから指示を受けると、当該指示を受けた特定画像付加部21は、プレビュー実行フラグをオンに設定する。
続いて、ユーザが、操作パネル12のスタートキー12bを操作すると、ADFにセットされた原稿がスキャナ部13によって読み取られ、当該原稿に対応する画像データが生成される。生成された画像データは各種画像処理が施され、HDD16に記録される。
続いて、ユーザが、操作パネル12のスタートキー12bを操作すると、ADFにセットされた原稿がスキャナ部13によって読み取られ、当該原稿に対応する画像データが生成される。生成された画像データは各種画像処理が施され、HDD16に記録される。
次に、プレビュー表示制御部22は、前記プレビュー実行フラグがオンであることを確認すると、図5に示したように、操作パネル12の表示パネル12aに、スキャナ部13が生成した画像データを表示する。
また、ユーザが、プレビュー画面55の仕上がり表示ボタン55bを操作すると、図6に示したように、“極秘”スタンプが付加された状態の画像データが表示される。
また、ユーザが、プレビュー画面55の仕上がり表示ボタン55bを操作すると、図6に示したように、“極秘”スタンプが付加された状態の画像データが表示される。
ユーザが、表示パネル12aに表示されたプレビュー画面55を確認した後、プレビュー画面55のコピー開始ボタン55fを操作すると、特定画像付加部21は、HDD16に記録された画像データに“極秘”などの文字画像を付加し、当該文字画像が付加された画像データを画像形成部14に出力する。
前記画像データを受信した画像形成部14は、当該画像データの印刷画像を用紙に印刷する。なお、プレビュー画面を確認したユーザが、所望したように印刷されないと判断した場合には、設定した印刷条件をキャンセルし、印刷条件を再設定することができる。
前記画像データを受信した画像形成部14は、当該画像データの印刷画像を用紙に印刷する。なお、プレビュー画面を確認したユーザが、所望したように印刷されないと判断した場合には、設定した印刷条件をキャンセルし、印刷条件を再設定することができる。
図10は、上記のプレビュー表示を説明するためのフロー図である。
例えば、ユーザが、画像形成装置1のADFにコピー用の原稿をセットし(ステップS1)、印刷条件を設定する際に、図4に示した、操作パネル12aに表示されたスタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作する(ステップS2)。
例えば、ユーザが、画像形成装置1のADFにコピー用の原稿をセットし(ステップS1)、印刷条件を設定する際に、図4に示した、操作パネル12aに表示されたスタンプ選択画面54の“極秘”ボタン54aを操作する(ステップS2)。
ユーザが、操作パネル12のスタートキー12bを操作すると(ステップS3)、ADFにセットされた原稿がスキャナ部13によって読み取られ、当該原稿に対応する画像データが生成される(ステップS4)。
次に、画像形成装置1は、画像データに“極秘”などのスタンプを付加する指示がされているか否かを判定する(ステップS5)。なお、前記判定は、前述のようにレビュー実行フラグがオンであることを確認することによって行う。
指示されている場合には(ステップS5/YES)、図5に示したように、操作パネル12の表示パネル12aに、スキャナ部13が生成した画像データをプレビュー表示する(ステップS6)。
そして、ユーザが、表示パネル12aに表示されたプレビュー画面55を確認した後、操作画面などを介して、印刷条件の再設定を指示した場合には(ステップS7/YES)、当該指示を受けた画像形成装置1は、印刷条件を再設定する(ステップS8)。
プレビュー画面55のコピー開始ボタン55fを操作すると(ステップS9)、設定された印刷条件に基づき、画像データが画像形成部14によって印刷される(ステップS10)。
ステップS10の印刷処理においては、ステップS5でスタンプ付加の指示があった場合には、特定画像付加部21によってスキャナ部13が生成した画像データに“極秘”などのスタンプが付加され、当該スタンプが付加された画像データが画像形成部14によって印刷される。
ステップS5でスタンプ付加の指示がない場合には、スキャナ部13が生成した画像データが、設定された印刷条件に基づき、印刷される。
ステップS10の印刷処理においては、ステップS5でスタンプ付加の指示があった場合には、特定画像付加部21によってスキャナ部13が生成した画像データに“極秘”などのスタンプが付加され、当該スタンプが付加された画像データが画像形成部14によって印刷される。
ステップS5でスタンプ付加の指示がない場合には、スキャナ部13が生成した画像データが、設定された印刷条件に基づき、印刷される。
なお、ユーザがプレビュー表示を指示した場合には、“極秘”などのスタンプを付加するようにユーザから指示を受けていない場合であっても、プレビュー表示が実行される。
ステップS6で、表示された画像データを見たユーザは、プレビュー画面55の仕上がり表示ボタン55bを操作して、“極秘”スタンプが付加された状態の画像データ55cを表示させるように画像形成装置1に指示してもよい。
ステップS7で印刷条件が再設定されない場合には(ステップS7/NO)、ステップS8の再設定処理を行わず、ステップS9以下の処理を行う。
ステップS6で、表示された画像データを見たユーザは、プレビュー画面55の仕上がり表示ボタン55bを操作して、“極秘”スタンプが付加された状態の画像データ55cを表示させるように画像形成装置1に指示してもよい。
ステップS7で印刷条件が再設定されない場合には(ステップS7/NO)、ステップS8の再設定処理を行わず、ステップS9以下の処理を行う。
前述したように、スキャナによって生成された画像データだけでなく、ファクシミリ装置2、PC3からの画像データに、“極秘”などのスタンプを付加し、プレビュー表示させることもできる。この場合には、図10のフロー図のステップS1において、受信した画像データを選択する。そして、以後、ステップS4を除くステップS2以下の処理を実行する。
(実施例2)
次に、画像形成装置1にネットワークNを介して接続されるPC3からの印刷指示に基づき実行されるプレビュー表示処理について図11に示したフロー図を用いて説明する。
ここでは、既に、PC3に、画像形成装置1のプリンタードライバーがインストールされているものとする。
次に、画像形成装置1にネットワークNを介して接続されるPC3からの印刷指示に基づき実行されるプレビュー表示処理について図11に示したフロー図を用いて説明する。
ここでは、既に、PC3に、画像形成装置1のプリンタードライバーがインストールされているものとする。
ユーザが、PC3にインストールされた画像形成装置1のプリンタードライバーを起動し、図12に示す、スタンプ選択画面(ウォーターマークの設定画面)56をPC3の表示装置に表示させる(ステップS11)。
そして、“極秘”スタンプを画像データに付加させるため、ユーザは、ドロップダウンリスト56aの中から“極秘”を選択(ステップS12)、つまり、印刷条件を設定する。
そして、“極秘”スタンプを画像データに付加させるため、ユーザは、ドロップダウンリスト56aの中から“極秘”を選択(ステップS12)、つまり、印刷条件を設定する。
設定後、OKボタン56bを操作すると(ステップS13)、PC3のプリンタードライバーは、印刷する画像データを生成し、画像形成装置1に送信する(ステップS14)。
ステップS12で、ドロップダウンリスト56aの中から“極秘”が選択されて、OKボタン56bが操作された場合、特定画像(“極秘”など)を付加するように指示する付加情報(フラグ)がプリンタードライバーによって生成される画像データに付される。
ステップS12で、ドロップダウンリスト56aの中から“極秘”が選択されて、OKボタン56bが操作された場合、特定画像(“極秘”など)を付加するように指示する付加情報(フラグ)がプリンタードライバーによって生成される画像データに付される。
前記画像データを受信した画像形成装置1のプレビュー表示制御部22は、前記画像データに、前記付加情報が付されていることを確認すると(ステップS15/YES)、図5に示したように、操作パネル12の表示パネル12aに、受信した画像データを表示する(ステップS16)。
ユーザが、表示パネル12aに表示されたプレビュー画面55を確認した後、操作画面などを介して、印刷条件の再設定を指示した場合には(ステップS17/YES)、当該指示を受けた画像形成装置1は、印刷条件を再設定する(ステップS18)。
次に、ユーザが、操作パネル12のスタートキー12bを操作すると(ステップS19)、設定された印刷条件に基づき、画像データが画像形成部14によって印刷される(ステップS20)。
このように、PCからの印刷指示によっても、プレビュー表示が可能になるので、ユーザの利便性が向上する。
1…画像形成装置、2…ファクシミリ装置、3…PC、11…ネットワークI/F、12…操作パネル、12a…表示パネル、12b…スタートキー、13…スキャナ部、14…画像形成部、15…メモリ、16…HDD、17…制御部、21…特定画像付加部、22…プレビュー表示制御部、51…操作画面、51a…特別機能ボタン、52…特別機能画面、52a…印字メニューボタン、53…印字メニュー画面、53a…スタンプボタン、54…スタンプ選択画面、54a…“極秘”ボタン、55…プレビュー画面、55a,55c…画像データ、55b…仕上がり表示ボタン、55d…領域、55f…コピー開始ボタン、56…スタンプ選択画面、56a…ドロップダウンリスト、56b…OKボタン。
Claims (4)
- 画像データをプレビュー表示できる画像形成装置において、
印刷する画像データに所定の特定画像を付加する画像付加部を備え、
前記印刷する画像データに前記特定画像を付加するように指示された場合、印刷前に、前記印刷する画像データを自動的にプレビュー表示し、その後、印刷指示操作によって、前記印刷する画像データに前記特定画像を付加した画像データを印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 印刷する画像データに前記特定画像を付加するように指示するユーザの操作、又は、印刷する画像データに付された前記特定画像を付加するように指示する付加情報に基づき、前記印刷する画像データに前記特定画像を付加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記プレビュー表示は、前記特定画像が付加された画像データを表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記特定画像は、“極秘”、“機密”、“重要”などの文字画像であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
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