JP2010046528A - Electronic zigzag sewing machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、針板上に出没して布を送る布送り歯を備えた布送り装置と、主モータにより回転されるミシン主軸に連動して上下動される針と、この針を布送り方向との交叉方向に針振りさせる針振り機構とにより布に千鳥縫目を形成する電子千鳥ミシンに関する。 The present invention relates to a cloth feed device having a cloth feed tooth that appears and disappears on a needle plate and feeds the cloth, a needle that is moved up and down in conjunction with a sewing machine main shaft that is rotated by a main motor, and the needle feed direction. The present invention relates to an electronic staggered sewing machine that forms a staggered stitch on a cloth by a needle swinging mechanism that swings the needle in a crossing direction.
従来の千鳥ミシンにおいてはミシン主軸に連動して回転する針振りカムを用いて前記針振り機構を動作し、所定の針振りパターンを発生するようにしていたが、針振りパターンが多くなるとそれに応じて針振りカムを作成しなければならず、カムの交換作業が面倒となり、またカムの製造コストがかさむ等の問題が生じた。 In the conventional staggered sewing machine, the needle swinging mechanism is operated by using a needle swinging cam that rotates in conjunction with the main spindle of the sewing machine so as to generate a predetermined needle swinging pattern. Therefore, there is a problem in that a needle swing cam has to be created, the cam replacement work becomes troublesome, and the manufacturing cost of the cam increases.
このため、近年、針振りパターンをデータとして記憶し、読み出された該針振りパターンデータに基づいて、針振り量を制御するパルスモータ等を駆動する電子千鳥縫いミシンが知られている。 For this reason, in recent years, an electronic staggered sewing machine that stores a needle swing pattern as data and drives a pulse motor or the like for controlling the amount of needle swing based on the read needle swing pattern data is known.
しかしながら、従来のこの種の電子千鳥縫いミシンにおいては、針振りパターンを変更したり新たに作成することはミシンにおいて行なえず、座標入力装置やパーソナルコンピュータ等を用いたデータ作成装置により作成したり変更したりする必要があり、データ作成装置を別途用意しなければならず、即応性に劣ることになる。 However, in this type of conventional electronic staggered sewing machine, it is not possible to change the needle swing pattern or create a new one in the sewing machine, and it can be created or changed by a data creation device using a coordinate input device or a personal computer. It is necessary to prepare a data creation device separately, and the responsiveness is inferior.
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、効率的な針振りデータを作成できその針振りデータに従った針振りパターンの縫目を形成することが可能な電子千鳥ミシンを提供することをその課題とする。 The present invention has been made in view of such problems, and an electronic staggered sewing machine capable of creating efficient needle swing data and forming stitches of a needle swing pattern according to the needle swing data is provided. The issue is to provide.
本発明は、針振りパターンに対応する針振りデータを記憶する手段と、針振り巾を設定する手段と、前記針振りデータの最大針振り巾と前記設定針振り巾とに基づいて前記針振りデータを変形する手段と、変形された針振りデータに基づいて針振りパターンの縫目を形成する手段とを備えた電子千鳥ミシンである。 The present invention provides means for storing needle swing data corresponding to a needle swing pattern, means for setting a needle swing width, and the needle swing data based on the maximum needle swing width of the needle swing data and the set needle swing width. An electronic staggered sewing machine including means for deforming data and means for forming stitches of a needle swing pattern based on the deformed needle swing data.
また、針振りパターンに対応する針振りデータを記憶する手段と、針振り巾を設定する手段と、前記針振りデータの右端針位置と左端針位置の間隔と前記設定された針振り巾とに基づいて前記針振りデータを変形する手段と、変形された針振りデータに基づいて針振りパターンの縫目を形成する手段とを備えた電子千鳥ミシンである。 Further, means for storing the needle swing data corresponding to the needle swing pattern, means for setting the needle swing width, the interval between the right end needle position and the left end needle position of the needle swing data, and the set needle swing width An electronic staggered sewing machine comprising: means for deforming the needle swing data based on the above; and means for forming stitches of the needle swing pattern based on the deformed needle swing data.
このような構成では、針振り巾を設定することにより針振りパターンを任意の大きさに縮小ないし拡大でき針振りデータの作成が効率化できる。 In such a configuration, by setting the needle swing width, the needle swing pattern can be reduced or enlarged to an arbitrary size, and the creation of needle swing data can be made more efficient.
以上説明したように、本発明では、針振り巾を設定することにより針振りパターンを任意の大きさに縮小ないし拡大でき針振りデータの作成が効率化できる。 As described above, in the present invention, by setting the needle swing width, the needle swing pattern can be reduced or enlarged to an arbitrary size, and the creation of needle swing data can be made more efficient.
以下図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。 Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the drawings.
[全体構成]
図１には、本発明に係わる電子千鳥ミシンの概観が図示されており、同図において、主軸を回転させる主モータ１により針棒２に支持された針３が上下動される。この針３の上下動に関連して針板４上に布送り装置の送り歯（不図示）が出没し、それにより押さえ板５に押さえられた布が送られ、布送り装置との協働により布に縫目が形成される。布の縫い送り量は送り目盛ダイヤル６で設定することができ、また縫い始めあるいは終わりのときに行われる止め縫いは、コンデンス目盛ダイヤル７でコンデンス送り量を設定して、その設定された送り量で送り装置を駆動することにより行われる。コンデンス送り量は、正送り量と同量の逆送り量からゼロに設定可能であり、通常の設定量としては、微小送り又は千鳥縫目送り量とされる。その場合、返し縫いレバー８を操作することにより、または止め縫い時に図示しない返し縫いソレノイドを駆動して送り量を切り換えて返し縫いを行うことができる。なお、９は電源スイッチであり、１０は後述するように各種の設定を行う操作パネルである。
[overall structure]
FIG. 1 shows an overview of an electronic staggered sewing machine according to the present invention, in which a
本発明の電子千鳥ミシンには、図２に図示されたような針振り機構が設けられ、針３を支持する針棒２は、針振りモータ（例えば、ステッピングモータ又はサーボモータ）１１で駆動されるリンク機構１２により、布送り装置の布送り作用と同期させながら布送り方向に対して直交する方向（図２の矢印の方向）に往復移動され、それにより所定の針振りパターンの縫目を形成することができる。針振り機構には、針振りモータ１１の回転とともに回転する遮蔽板１１ａを検知する原点センサ１３が設けられ、針振り位置の原点が検出される。
The electronic staggered sewing machine of the present invention is provided with a needle swing mechanism as shown in FIG. 2, and the
図３には、電子千鳥ミシンの制御システムがブロック図として示されており、ペダル指令２０によりミシン回転制御回路２１、ミシン主軸駆動回路２２を介して主モータ１が駆動され、それよりミシンの主軸が駆動されて送り歯が、いわゆる４送り運動して、送り目盛ダイヤル６で設定した送り量で布送りをするとともに、針３が上下動して縫目が形成される。シンクロナイザ２３は、主軸位置を検出し、１針縫目を検出するとともに、上位置、下位置を検出し、その信号がミシン回転制御回路２１並びに針振り制御回路２４に入力される。針振り制御回路２４は、針振り駆動回路２５を介して針振りモータ１１を駆動し、原点センサ１３の信号を受けて針振り機構を制御する。止め縫い時は返し縫いソレノイド２７が作動してコンデンス目盛ダイヤル７で設定した送り量となる。操作パネル１０により、以下に説明するように、ミシンの制御に必要な種々のデータを設定することができ、これらのデータは必要に応じて一旦メモリ２６に格納され、これらの設定されたデータに基づき、また送り目盛ダイヤル６並びにコンデンス目盛ダイヤル７などで設定されたデータに基づきミシンの主軸の回転が制御され、また針振り機構が制御される。
FIG. 3 shows a control system of the electronic staggered sewing machine as a block diagram. The
[操作パネル]
次に、図４を参照して表示パネル１０に配置された各種スイッチ並びに表示器について説明する。
[control panel]
Next, various switches and displays arranged on the
４１は設定スイッチ（ＳＷ）で、設定モードの切替え等の各種設定を行うためのスイッチである。スイッチ４２は、始め止め縫いを「する／しない」の設定を行う始め止め縫いスイッチで、このスイッチを操作すると、始め止め縫い表示ＬＥＤ（発光ダイオード）４２ａが点灯／消灯する。又、スイッチ４３は、終わり止め縫いを「する／しない」の設定を行う終わり止め縫いスイッチで、このスイッチを操作すると、終わり止め縫い表示ＬＥＤ４３ａが点灯／消灯する。
A setting switch (SW) 41 is a switch for performing various settings such as switching of setting modes. The
４４は、半針（又は１針）スイッチで、ミシンを半針（又は１針）動作させるスイッチであり、４５は、糸切り禁止スイッチで、ペダル後ろ踏みで止め縫いは行うが糸切りは行わないことを指示するスイッチである。このスイッチを操作すると、糸切り禁止表示ＬＥＤ４５ａが点灯し、糸切り禁止が有効であることを示す。
44 is a half-needle (or 1-needle) switch for operating the sewing machine by half-needle (or 1-needle), and 45 is a thread trimming prohibition switch. This switch indicates that there is not. When this switch is operated, the thread trimming
４６は、セグメント表示器４８ａ、４８ｂ、４８ｃを備えた針振り表示器４８の二桁目を表示する表示器４８ａの表示数値を＋−させるスイッチで、ＬＥＤ４２ａ下に「Ａ」と表示された始め止め縫いスイッチ４２を操作した場合は、始め止め縫いの止め縫い回数の設定を変更することができる。又、４７は、針振り表示器４８の一桁目を表示する表示器４８ｂの表示数値を＋−させるスイッチで、ＬＥＤ４３ａ下に「Ｂ」と表示された終わり止め縫いスイッチ４３を操作した場合、終わり止め縫いの止め縫い回数の設定を変更することができる。またこの一桁目及び二桁目の表示器４８ａ，４８ｂは、ＬＥＤ５０ａ乃至５６ａ及び６０ａの各下に「Ｃ」と表示された各スイッチを操作した場合、針振り幅または針数の設定変更することができる。その他、表示器４８ａ，４８ｂ，４８ｃは、ＬＥＤ６１ａ下に「Ｄ」と表示された基線スイッチ６１の操作により設定される三桁の基線位置を表示する。
４９は、針振りパターン直線縫い選択スイッチで、これを選択すると、直線縫い表示ＬＥＤ４９ａが点灯し、針振りパターンとして直線縫いが選択されたことが示される。２点千鳥スイッチ５０は、針振りパターン２点千鳥縫いを選択するスイッチで、このスイッチを操作し、針振りパターンとして２点千鳥縫いを選択すると、２点千鳥表示ＬＥＤ５０ａが点灯する。又、３点千鳥スイッチ５１は、針振りパターン３点千鳥縫いを選択するスイッチで、このスイッチを操作し、針振りパターンとして３点千鳥縫いを選択すると、３点千鳥表示ＬＥＤ５１ａが点灯する。又、４点千鳥スイッチ５２は、針振りパターン４点千鳥縫いを選択するスイッチで、このスイッチを操作し、針振りパターンとして４点千鳥縫いを選択すると、４点千鳥表示ＬＥＤ５２ａが点灯する。
49 is a needle swing pattern straight stitch selection switch. When this switch is selected, the straight
左スカラップスイッチ５３は、針振りパターン左スカラップ縫いを選択するスイッチで、針振りパターンとして左スカラップ縫いを選択すると、左スカラップ表示ＬＥＤ５３ａが点灯する。又、右スカラップスイッチ５４は、針振りパターン右スカラップ縫いを選択するスイッチで、針振りパターンとして右スカラップ縫いを選択すると、右スカラップ表示ＬＥＤ５４ａが点灯する。一方、左ブラインドステッチスイッチ５５は、針振りパターン左ブラインドステッチ縫いを選択するスイッチで、針振りパターンとして左ブラインドステッチ縫いを選択すると、左ブラインドステッチ表示ＬＥＤ５５ａが点灯する。又、右ブラインドステッチスイッチ５６は、針振りパターン右ブラインドステッチ縫いを選択するスイッチで、針振りパターンとして右ブラインドステッチ縫いを選択すると、右ブラインドステッチ表示ＬＥＤ５６ａが点灯する。又、カスタムパターンスイッチ５７は、針振りパターンカスタムパターン縫いを選択するスイッチで、針振りパターンとしてカスタムパターン縫いを選択すると、カスタムパターン表示ＬＥＤ５７ａが点灯する。
The
停止位置指示スイッチ５８は、ペダル中立にて針停止位置指定を行うスイッチで、左停止の場合は、左停止指示表示ＬＥＤ５８ａが点灯し、右停止の場合は、右停止指示表示ＬＥＤ５８ｂが点灯し、任意停止の場合は両ＬＥＤ５８ａ、５８ｂが消灯する。
The stop
詳細設定スイッチ５９は、設定スイッチ４１と組み合わせて使用され、設定スイッチ４１より詳細な設定を行う。このスイッチを操作すると、詳細設定表示ＬＥＤ５９ａが点灯する。針数設定スイッチ６０は、スカラップ・ブラインドステッチの針数を設定する時に使用され、針数設定時には針数設定表示ＬＥＤ６０ａが点灯する。又、基線スイッチ６１は、基線位置を変更する時に使用され、基線位置設定時には基線位置表示ＬＥＤ６１ａが点灯する。
The
６２は、下糸カウンタリセットスイッチで、ミシンの下糸（針数）カウンタをリセットするために使用される。下糸カウンタ「＋」「−」スイッチ６３は、カウンタにカウント値をセットするスイッチである。このカウンタの値は、４セグメント６４ａ〜６４ｄを備えた下糸カウンタ表示器６４に表示される。
A lower thread counter reset
[針振りパターン]
本発明による電子千鳥ミシンでは、針振りパターンとして、直線縫い、２点千鳥、３点千鳥、４点千鳥、スカラップ、ブラインドステッチ、カスタムパターンが用意されている。直線縫いは、図５（Ａ）に示したように、針振りを行わず、基線位置で直線縫いを行うパターンであり、針振り巾（ＮＷ）は０である。２点千鳥は、図５（Ｄ）に示したように、基線に準じて１針振り巾が針振り巾（ＮＷ）で左、右２点に針落ちする縫い方であり、３点千鳥は、図５（Ｅ）に示したように、基線に準じて１針振り巾が針振り巾（ＮＷ）の２分の１で左、中心、右の３点に針落ちする縫い方であり、４点千鳥は、図５（Ｆ）に示したように、基線に準じて１針振り巾が針振り巾（ＮＷ）の３分の１で左、中２点、右の４点に針落ちする縫い方である。
[Needle swing pattern]
In the electronic zigzag sewing machine according to the present invention, straight stitches, 2-point zigzag, 3-point zigzag, 4-point zigzag, scallop, blind stitch, and custom patterns are prepared as needle swing patterns. As shown in FIG. 5A, the straight stitch is a pattern in which straight stitching is performed at the base line position without performing needle swing, and the needle swing width (NW) is zero. As shown in FIG. 5 (D), the 2-point zigzag is a sewing method in which one needle swing width is the needle swing width (NW) according to the base line and the needle drops to the left and right two points. As shown in FIG. 5 (E), according to the base line, one stitch swing width is half of the needle swing width (NW), and the sewing method is such that the needle drops to the left, center, and right three points. As shown in Fig. 5 (F), the 4-point zigzag has one needle swing width that is one third of the needle swing width (NW) according to the baseline, and the needle drop points to the left, middle two points, and right four points. How to sew.
一方、スカラップは、図５（Ｂ）に示したように、２つの円弧の中を１２針又は２４針で縫う三日月型の模様縫いで、運針の種類で、「標準・三日月・均等」の３種類がある。又、円弧の向きで左右のスカラップがあって、左右の規定は、ミシンの懐側を右とし円弧の頂上側が懐側にある場合、右スカラップといい、その逆の場合を左スカラップという。ブラインドステッチは、図５（Ｃ）に示したように、縫い始めは、直線縫いを行い運針針数の最終針−２針で針振り巾（ＮＷ）で針振りを行ない、最終針−１針で再び元の位置に戻るパターンの繰り返し動作を行う縫い方である。この場合も、針振り方向により左、右ブラインドステッチがあり、右（左）ブラインドステッチは、直線縫いから右側（左側）に針振りするパターンである。又、カスタムパターンは任意に作成されるオリジナルパターンである。 On the other hand, as shown in FIG. 5 (B), the scallop is a crescent-shaped pattern sewing that sews in two arcs with 12 or 24 needles. There are types. Also, there are left and right scallops in the direction of the arc, and the left and right rules are called right scallop when the front side of the sewing machine is on the right and the top side of the arc is on the nose side, and vice versa. In the blind stitch, as shown in FIG. 5C, at the beginning of sewing, linear stitching is performed, and the last needle of the number of needles is moved with the needle swing width (NW) of the second needle, and the last needle is 1 stitch. This is a sewing method in which the pattern is repeatedly moved back to the original position. Also in this case, there are left and right blind stitches depending on the needle swing direction, and the right (left) blind stitch is a pattern in which needle swings from the straight stitch to the right (left side). The custom pattern is an original pattern that is arbitrarily created.
[固有データ]
上述した各針振りパターンには、針振り巾（ＮＷ）、基線位置（ＮＰ）、基線基準位置（ＮＰｓ）、縫い始め位置（ＮＳ）、縫い終わり位置（ＮＥ）、針数（ＮＣ）の固有データがある。
[Unique data]
Each of the above-mentioned needle swing patterns has a unique needle swing width (NW), base line position (NP), base line reference position (NPs), sewing start position (NS), sewing end position (NE), and the number of stitches (NC). There is data.
針振り巾（ＮＷ）は、各針振りパターンにおける針振り巾を示すもので、例えば、図６（Ａ）に示すような、４点千鳥の場合１針巾（ＮＷｓ）は、針振り巾（ＮＷ）を３分割値とする。すなわち、ＮＷｓ＝ＮＷ／３である。このとき、分割値に余りが出た場合は、針振り巾中心位置を基準とし左右に均等となるようにする。ＮＷが５．０の場合、ＮＷｓ＝１．６余り０．２となる。従って、最初の１針は１．７、２針目は１．６、３針目は１．７となり、折り返して１．７、１．６、１．７となる。又、例えば、スカラップの場合の針振り巾は、模様巾であり、針振りには、針振りデータを用い、針振りデータは、中心振り分けで規定する。パターンにより、２４針、１２針のデータを持ち、運針位置計算は、ＮＤｎを運針データ、ＮＤｐを運針位置、ＮＰを基線位置として、ＮＤｐ＝ＮＰ＋（ＮＷ×ＮＤｎ／８．２）の式に従って行う。 The needle swing width (NW) indicates the needle swing width in each needle swing pattern. For example, in the case of a four-point zigzag as shown in FIG. NW) is set to a three-divided value. That is, NWs = NW / 3. At this time, if there is a remainder in the division value, the left and right sides are evenly set with reference to the center position of the needle swing width. When NW is 5.0, NWs = 1.6 is remainder 0.2. Therefore, the first stitch is 1.7, the second stitch is 1.6, the third stitch is 1.7, and it is folded back to 1.7, 1.6, and 1.7. Further, for example, the needle swing width in the case of scallop is a pattern width, the needle swing data is used for the needle swing, and the needle swing data is defined by the center allocation. Depending on the pattern, data for 24 needles and 12 needles are provided, and the hand movement position calculation is performed according to the formula NDp = NP + (NW × NDn / 8.2), where NDn is the hand movement data, NDp is the hand movement position, and NP is the baseline position. .
基線位置（ＮＰ）は、図６（Ｂ）に示したように、ミシン針振り機構の中心を「０」とし、ミシン懐側を「＋」（右側）、その反対側を「−」（左側）とした針振りの振り基点位置をいい、最大針振り巾（ＷＰｘ）を超えない範囲で−５．０〜０〜＋５．０の範囲で設定される。 As shown in FIG. 6 (B), the base line position (NP) is set to “0” at the center of the sewing machine needle swing mechanism, “+” (right side) on the machine head side, and “−” (left side) on the opposite side. ) Is set in a range of −5.0 to 0 to 5.0 within a range not exceeding the maximum needle swing width (WPx).
基線基準位置（ＮＰｓ）は、針振りを、図６（Ｃ）に示したように、「中心基準振り分け・右端基準振り・左端基準振り」に設定可能とした場合の基線基準位置を示すもので、初期設定は中心基準振り分けに設定されていて、基線位置（ＮＰ）に対し、中央・右・左に振り基準を指定する。例えば、２点千鳥において、基線位置（ＮＰ）＝０．０、針振り巾（ＮＷ）＝３．０、基線基準位置（ＮＰｓ）＝左、とした場合、針は、０．０と３．０の間で針振りを行う。 The baseline reference position (NPs) indicates the baseline reference position when the needle swing can be set to “center reference sorting / right end reference swing / left end reference swing” as shown in FIG. 6 (C). The initial setting is set to the center reference distribution, and the reference is specified in the center, right and left with respect to the base line position (NP). For example, in a 2-point zigzag, if the baseline position (NP) = 0.0, the needle swing width (NW) = 3.0, and the baseline reference position (NPs) = left, the needles are 0.0 and 3. Swing between zeros.
縫い始め位置（ＮＳ）は、図７（Ａ）に示したように、糸切り後の次の縫い始め位置を「右・左」に設定するもので、初期設定は、左縫い始めである。なお、スカラップ、ブラインドステッチにおいて、左右があるが、右スカラップ、右ブラインドステッチの場合、左縫い始めが縫い始め位置となる。 As shown in FIG. 7A, the sewing start position (NS) sets the next sewing start position after thread trimming to “right / left”, and the initial setting is the start of left sewing. In the scallop and blind stitch, there are left and right, but in the case of the right scallop and right blind stitch, the start of the left sewing is the sewing start position.
針数（ＮＣ）は、スカラップ、ブラインドステッチの針数で、スカラップの場合、標準は２４針、三日月も２４針、均等で１２針と２４針であり、ブラインドステッチは、３〜２５０針の間で設定される。初期設定は、スカラップの場合、標準・三日月・均等ともに２４針で、ブラインドステッチは４針である。 The number of stitches (NC) is the number of stitches of scallop and blind stitch. In the case of scallop, the standard is 24 stitches, the crescent moon is 24 stitches, 12 stitches and 24 stitches equally, and the blind stitch is between 3 and 250 stitches. Set by. In the case of scallop, the default setting is 24 stitches for standard, crescent and even, and 4 stitches for blind stitching.
また、針振りパターンの始め、又は終わりに形成される止め縫いパターン（コンデンスパターンともいう）は、直線縫い、２点千鳥、３点千鳥、４点千鳥、並びにカスタムパターンの各パターンに対して有効とされる。コンデンスの回数は、縫い始めから折り返しまでを１パターンとしてパターン単位で行われ、針数１９針以内で設定可能である。また、コンデンス時のコンデンス送り量はコンデンス送り量設定ダイヤル７によって設定される。例えば、４点千鳥の場合は、図７（Ｂ）に示したように、６パターン可能であり、１パターンに３針あるので、針数は１８となる。 In addition, the backstitch pattern (also called the condensation pattern) formed at the beginning or end of the needle swing pattern is effective for straight stitches, 2-point zigzag, 3-point zigzag, 4-point zigzag, and custom patterns. It is said. The number of times of condensation is set in units of patterns with one pattern from the start of sewing to turning back, and can be set within 19 stitches. The condensation feed amount at the time of condensation is set by the condensation feed amount setting dial 7. For example, in the case of a 4-point zigzag, as shown in FIG. 7B, 6 patterns are possible, and since there are 3 stitches in one pattern, the number of stitches is 18.
また、止め縫い（コンデンス）のオプション設定として、第一に針振りパターンとは別のパターンで止め縫いを行う方法と、第二に止め縫いのカスタム設定として、針振り巾（ＮＷ）以内で針振り巾を狭くし、針数を設定でき、針振り巾（ＮＷ）内の運針中は同一方向に針振りをする方法と、第三に止め縫いカスタムパターン(オリジナルパターン)とがある。 In addition, as an option setting for backtacking (condensation), firstly a method of performing backtacking using a pattern different from the needle swing pattern, and secondly, as a custom setting for backtacking, needles within the needle swing width (NW) can be used. There is a method of narrowing the swing width, setting the number of stitches, and swinging the needle in the same direction while moving the needle within the swing width (NW), and thirdly, a custom sewing pattern (original pattern).
第一の針振りパターンとは別の止め縫いパターンで止め縫いを行う方法は、針振りパターンとは別に、始め止め縫い、終わり止め縫いごとに、止め縫いパターン（ＰＣ）、針振り巾（ＣＷ）、コンデンス回数（ＣＣ）を設定するもので、基線位置（ＮＰ）、基線基準位置（ＮＰｓ）、縫い始め位置（ＮＳ）は針振りパターンと同一とするものである。例えば、図７（Ｃ）に示したように、始め止め縫いパターンを４点千鳥、針振りパターンを２点千鳥、終わり止め縫いパターンを３点千鳥とする例で説明すると、始め止め縫いパターンは４点千鳥であり、針振り巾はＣＷ1であり、コンデンス回数は３回となっている。この止め縫いに続く針振りパターンは２点千鳥であり、この場合、始め止め縫い終了後の、針振りパターンで２−４点千鳥縫いのように必ず開始位置の決まっていない場合には、止め縫い終了位置の近い針振り開始点より針振りを行う。また、始め止め縫いパターンの終了位置と、針振りパターンの開始が一致しない場合、止め縫い終了後、１針の間スピード制限を加える。また、終わり止め縫いパターンは３点千鳥で、針振り巾はＣＷ2、コンデンス回数は４回となっている。この終わり止め縫いでは針振りパターンから終わり止め縫いパターンに移行するのに、１針必要であるためコンデンス回数＋１針をコンデンス針数とする。 The method of performing back-stitching with a back-sewing pattern different from the first needle-swing pattern is different from the needle-swing pattern in that the back-stitch pattern (PC) and the needle-swing width (CW) ) And the number of condensation times (CC) are set, and the base line position (NP), the base line reference position (NPs), and the sewing start position (NS) are the same as the needle swing pattern. For example, as shown in FIG. 7C, an example in which the start backtacking pattern is a four-point staggered pattern, the needle swing pattern is a two-pointed staggered pattern, and the end backstitched pattern is a three-pointed staggered pattern. 4-point zigzag, needle swing width is CW1, and the number of times of condensation is 3. The zigzag pattern following this backtack is 2-point zigzag. In this case, if the start position is not always determined after 2-stitch zigzag stitching at the end of the first backtack, it will be stopped. Swing the needle from the starting point near the sewing end position. If the end position of the first backtacking pattern does not match the start of the needle swing pattern, a speed limit is applied between one stitch after the end of backtacking. Further, the end backtacking pattern is a three-point zigzag pattern, the needle swing width is CW2, and the number of times of condensation is four. In this end-stop sewing, one stitch is required to shift from the needle swing pattern to the end-stop stitch pattern, so the number of condensation times + 1 stitch is the number of condensation stitches.
第二の止め縫いのカスタム設定として、針振り巾（ＮＷ）以内で針振り巾を狭くし、針数を設定でき、針振り巾（ＮＷ）内の運針中は同一方向に針振りをする方法を以下に説明する。このカスタム設定では、始め止め縫い、終わり止め縫いごとに、始めコンデンス詰めピッチ巾（ＣＰｓ）、始めコンデンス詰めピッチ針数（ＣＮｓ）、終わりコンデンス詰めピッチ巾（ＣＰｅ）、終わりコンデンス詰めピッチ針数（ＣＮｅ）が設定可能で、詰めピッチ×詰めピッチ針数＞針振り巾の場合は、設定不可とする。 As a custom setting for the second back stitching, the needle swing width can be narrowed within the needle swing width (NW), the number of stitches can be set, and the needle swings in the same direction while the needle moves within the needle swing width (NW) Is described below. In this custom setting, at the beginning backtack and end backtack, the first condensation pitch width (CPs), the first condensation pitch pitch number (CNs), the last condensation pitch pitch width (CPe), the end condensation pitch pitch number ( CNe) can be set, and setting is impossible when stuffing pitch × number of stuffing pitch needles> needle swing width.
止め縫いパターンが２点千鳥の場合、針振り巾から詰めピッチ動作針振り量を引いたものを、通常針振りとつめピッチ針振りとの、移行針振り巾（ＮＩ）とする。移行針振り巾（ＮＩ）＝針振り巾（ＮＷ）−詰めピッチ（ＣＰ＊）×詰めピッチ針数（ＣＮ＊）となる。３点千鳥の場合は、針振り巾から詰めピッチ動作針振り量を引いたものが、１針針振り巾（ＮＴｓ）より小さい場合、移行針振り巾（ＮＴｅ）とする。３点千鳥の場合、針振り巾から詰めピッチ動作針振り量を引いたものが、１針針振り巾（ＮＷｓ）より大きい場合、１針針振り巾分を差し引いた針振り巾を移行針振り巾（ＮＩ）とし、詰めピッチ制御、移行針振り、１針針振りの順に制御する。４点千鳥の場合も同様に、詰めピッチ巾を差し引いた残り（ＮＮ）が１針針振り巾より大きい場合、ＮＮを１針針振り巾で割り余りを移行針巾（ＮＩ）とし、商を１針針振り巾針数（ＮＣｎ）とする。コンデンス針数は、「詰めピッチ針数と移行針数と残りパターン針数」を引き残りの針数で、針振りパターンはこの針数にて可能な回数とする。詰めピッチを行ったパターンも１パターンと数える。 When the backstitch pattern is a two-point zigzag pattern, the transition needle swing width (NI) of normal needle swing and pawl pitch needle swing is obtained by subtracting the pitch operation needle swing amount from the needle swing width. Transition needle swing width (NI) = needle swing width (NW) −stuffing pitch (CP *) × number of stitching pitch needles (CN *). In the case of a three-point zigzag, when the value obtained by subtracting the pitch movement needle swing amount from the needle swing width is smaller than one needle swing width (NTs), the transition needle swing width (NTe) is set. In the case of 3-point zigzag, if the needle swing width minus the stuffing pitch movement needle swing amount is larger than one needle swing width (NWs), the needle swing width minus one needle swing width is transferred The width (NI) is set, and control is performed in the order of filling pitch control, transition needle swing, and one needle swing. Similarly, in the case of 4-point zigzag, if the remainder (NN) after subtracting the stuffing pitch width is larger than the 1-needle swing width, NN is divided by the 1-needle swing width and the remainder is set as the transition needle width (NI). It is assumed that the number of one-needle swing width needles (NCn). The number of condensation needles is the number of remaining stitches obtained by subtracting “the number of stitches for filling pitch, the number of transition needles and the number of remaining pattern stitches”, and the needle swing pattern is the number of times possible with this number of stitches. A pattern subjected to the filling pitch is also counted as one pattern.
始め止め縫いを３パターンについて例示したものが図８に図示されている。 FIG. 8 shows an example of the start back stitches for three patterns.
[針振りデータの作成、修正]
針振りパターンの針振りデータは、プログラムパターンのデータとして記述されるが、プログラムパターンを修正するとき、従来は修正ステップまでステップを呼び出して修正を行っているので、例えば、５００縫目数のプログラムで、２５０番目の縫目数近辺のデータを修正する場合は、その近辺までステップを呼び出さなければならないので、困難な作業になる。
[Creation and correction of needle swing data]
The needle swing data of the needle swing pattern is described as program pattern data. However, when the program pattern is corrected, the correction is conventionally performed by calling the steps up to the correction step. Thus, when the data around the 250th stitch number is to be corrected, the step must be called up to that vicinity, which is a difficult task.
そこで、本実施形態では、例えば縫目数６０程度の小プログラムを作成し、この小プログラムをブロックとして各ブロックを連結することにより大きな縫目数のプログラムを完成させている。このように、連結プログラムとすることによりプログラムの修正が簡単になる。例えば図９に示したように、第１〜第３の針振りパターンのプログラムが連結プログラムとして結合されているとき、第２の針振りパターンのプログラムを修正するときは、第２の針振りパターンのプログラムを単独で読み込み、これを単独に修正してこれを連結プログラムに反映させる。 Therefore, in the present embodiment, for example, a small program having about 60 stitches is created, and a program having a large number of stitches is completed by connecting the blocks using the small program as a block. Thus, the correction of a program becomes easy by setting it as a connection program. For example, as shown in FIG. 9, when the first to third needle swing pattern programs are combined as a connection program, the second needle swing pattern is corrected when the second needle swing pattern program is modified. This program is read independently, and this is corrected independently and reflected in the linked program.
連結プログラムの作成について、図１６において説明すると、スイッチ５７、５８が同時に操作されると（ステップＳ５０）、連結プログラム作成モードとなる。それから連結プログラム番号をスイッチ４６、４７を使って決定する（ステップＳ５１）。この番号が表示器４８に表示される。次いでスイッチ５９、４１が同時に操作されると（ステップＳ５２）、小プログラム番号設定モードとなり、スイッチ４６、４７を使ってこの連結プログラムに含まれるべき小プログラム（ブロックプログラム）の番号を入力することにより、設定された小プログラム番号が第１パターンとして前記設定された連結プログラム番号に対応するアドレスに記憶される（ステップＳ５３）。この小プログラムは、予め作成されているもの、あるいはカスタムパターン同様作業者が作成するものでＲＡＭ或いはＲＯＭ等の所定のアドレスに記憶されており、それぞれにすでに番号が付されているものとする。
The creation of the linked program will be described with reference to FIG. 16. When the
そして、スイッチ４５が操作されてオンになると（ステップＳ５４）、ステップＳ５３を繰り返し、入力された小プログラム番号が第２…第Ｎパターンとして順次記憶される（ステップＳ５３）。スイッチ４５がオンされる前にスイッチ５９がオンされると（ステップＳ５５）、連結プログラムの作成が終了する。
When the
図９に示した実施形態においては、連結プログラム中の個々の小プログラムを修正する場合、第１〜第３パターンの順番の小プログラムが連結プログラムとして結合されていると、第２パターンの小プログラムのデータを修正するときは、第２パターンに対応する元のプログラムを読み出して単独に修正する。たとえば、第１の小プログラムがプログラム番号「１２」、第２の小プログラムがプログラム番号「１５」、第３の小プラグラムがプログラム番号「１４」のそれぞれのプログラムに対応するとき、プログラム番号「１５」のプログラムを所定のアドレスから読み出し、これを修正してから再度所定のアドレスに記憶し直す。これにより連結プログラム中の第２パターンである小プログラム（プログラム番号「１５」）は、別個に修正することなしに修正されたことになる。すなわち、基のプログラム番号「１５」を修正すれば、改めて（第２の）小プログラムを修正する必要はない。 In the embodiment shown in FIG. 9, when correcting each small program in the linked program, if the small programs in the order of the first to third patterns are combined as a linked program, the small program of the second pattern When the above data is corrected, the original program corresponding to the second pattern is read and corrected independently. For example, when the first small program corresponds to the program number “12”, the second small program corresponds to the program number “15”, and the third small program corresponds to the program number “14”, the program number “15”. Is read from the predetermined address, corrected, and stored again at the predetermined address. As a result, the small program (program number “15”), which is the second pattern in the linked program, is corrected without being separately corrected. That is, if the original program number “15” is corrected, there is no need to correct the (second) small program again.
また図１０において連結プログラムを構成する小プログラムの組み合せを修正する場合について説明する。図１０の組み合わせ変更モードに入る前に、連結プログラムを有するパターンが指定されている。表示器６４には第１の小プログラム（ブロックプログラム）の順番である「１」が表示され、表示器４８には第１の小プログラムのプログラム番号が表示されている。
Further, the case where the combination of small programs constituting the linked program is corrected in FIG. 10 will be described. Before entering the combination change mode of FIG. 10, a pattern having a linked program is designated. The
スイッチ６３が操作されると（ステップＳ１）、その入力により小プログラム（ブロックプログラム）の順番が指定されて表示器６４に表示されるとともにその小プログラムのプログラム番号が表示器４８に表示される（ステップＳ２）。ついで４６、４７の操作があると（ステップＳ３）、その入力により小プログラムのプログラム番号が指定されて置き換えられると共に表示器４８にプログラム番号が表示される（ステップＳ４）。スイッチ５９がオンされないと、ステップＳ１に戻り上記のステップを繰り返し、スイッチ５９がオンされると終了する（ステップＳ５）。
When the
即ち、この制御によれば、連結プログラムに含まれる全ての小プログラムについて個々に変更することができる。 That is, according to this control, all the small programs included in the linked program can be individually changed.
縫製を行うとき、図１１に示すように、連結プログラムである場合は（ステップＳ１０）、各ブロックのプログラムを読み込み（ステップＳ１１）、これを連結データとして連結するために、小プログラム番号のプログラムの最後に付してある終了コマンドを無視して次の小プログラム番号のプログラムの先頭を呼び出すように処理して（ステップＳ１２）、縫製準備を完了する。このようにして所定ブロックを単位として修正された連結プログラムが用意される。尚、連結プログラムでないときには各プログラムの終了コマンドは、読み出されると自身のプログラムの先頭に戻るように作用する。 When performing sewing, as shown in FIG. 11, in the case of a connection program (step S10), the program of each block is read (step S11), and the program of the small program number is connected to connect this as connection data. The end command attached at the end is ignored and processing is performed to call the beginning of the program of the next small program number (step S12), and the sewing preparation is completed. In this way, a concatenated program modified in units of predetermined blocks is prepared. When the program is not a linked program, the end command of each program acts to return to the top of its own program when read.
このように修正が小プログラムであるブロック毎に行えるので、修正が容易でかつ早く行うことができ、また小プログラムで試し縫いも行うことができ、修正内容の確認も簡単になる。 Since correction can be performed for each block which is a small program in this way, correction can be performed easily and quickly, trial sewing can also be performed with the small program, and confirmation of correction contents can be facilitated.
また、コンパクトで柔軟性に富んだプログラムデータ（カスタムパターン）を作成できるようにするために、針振りデータとして、図１２に示したように、針落ちデータ（針振り位置）Ｄ、繰り返し針落ち数Ｎ並びに送り種別（送り方向）Ｆを用いる。針落ちデータは、図２に示した針振り機構の機械的針振り中心を「０」とし、ミシンの懐側を「＋」、逆側を「−」として±４．０内の針落ち座標データとする。また、繰り返し針落ち数は、針落ちデータを何回繰り返すかで、この繰り返し針落ち数を増加させることにより針振り位置が共通な縫目を連続的に形成することができる。送り種別は、布送り歯の送り量の種別で、通常の送り方向Ｆ＝ｆと止め縫いの送り方向Ｆ＝ｂである。 Further, in order to make it possible to create compact and flexible program data (custom pattern), as needle swing data, needle drop data (needle swing position) D, repeated needle drop as shown in FIG. The number N and the feed type (feed direction) F are used. The needle drop data is the needle drop coordinates within ± 4.0, where the mechanical needle swing center of the needle swing mechanism shown in FIG. 2 is “0”, the plus side of the sewing machine is “+”, and the opposite side is “−”. Data. The number of repeated needle drops can be formed continuously by increasing the number of repeated needle drops depending on how many times the needle drop data is repeated. The feed type is a type of feed amount of the cloth feed dog, and is a normal feed direction F = f and a feed direction F = b of backtacking.
図１２において、針落ちデータＤ、繰り返し針落ち数Ｎ並びに送り方向Ｆを図１２左側に示したデータ時の縫いパターンが図示されている。このように、繰り返し針落ち数を針振りデータのパラメータとすることにより、針振り位置が共通な縫目を連続的に形成する場合には、単に繰り返し針落ち数を増加させればよいだけなので、簡単に種々の針振りパターンの針振りデータを作成することが可能になる。 In FIG. 12, the sewing pattern at the time of data in which the needle drop data D, the repetitive needle drop number N, and the feed direction F are shown on the left side of FIG. As described above, by setting the number of repeated needle drops as a parameter of the needle swing data, when continuously forming stitches having the same needle swing position, it is only necessary to increase the number of repeated needle drops. Thus, it is possible to easily create needle swing data of various needle swing patterns.
また、針振りパターンがカスタムパターンの場合、針振り位置が固定されているために、パターンを縮小ないし拡大するためには、データを作成しなおす必要があった。そこで、縫製時針振り巾を設定し、カスタムパターン固有の針振り巾とその設定された針振り巾との比をとりパターンを縮小ないし拡大するようにしている。 Further, when the needle swing pattern is a custom pattern, since the needle swing position is fixed, it is necessary to recreate data in order to reduce or enlarge the pattern. Therefore, the needle swing width at the time of sewing is set, and the pattern is reduced or enlarged by taking the ratio of the needle swing width unique to the custom pattern and the set needle swing width.
パターンを縮小する例を図１３、図１４において説明する。 An example of reducing the pattern will be described with reference to FIGS.
カスタムパターンスイッチ５７によりカスタムパターンが選択されている場合（ステップＳ２０）、設定スイッチ４１をオンにすると（ステップＳ２１）、表示器４８に針振り巾が表示されるので（ステップＳ２２）、スイッチ４６、４７を用いてその値を変更し（ステップＳ２３）、その設定変更された値を針振り巾Ｗとして記憶する（ステップＳ２４）。これは、設定スイッチ４１が電気的にオンになっている限り行うことができる（ステップＳ２５）。
When the custom pattern is selected by the custom pattern switch 57 (step S20), when the setting
実際の縫製針落ちデータは、図１４に図示したように作成される。カスタムパターンが選択された場合（ステップＳ３０）、このカスタムパターンの記憶されている針落ちデータから当該パターンの最大針振り巾ＷＭを求め、ステップＳ２４で求めた設定針振り巾Ｗと最大針振り巾ＷＭの比、即ち設定針振り巾Ｗの比に対する最大針振り巾ＷＭの比を求め、記憶されている針落ちデータをこの比で乗算し、縫製針落ちデータを求める（ステップＳ３１）。これによりカスタムパターンを所定の比で縮小したパターンによる縫目を形成することができる。 Actual sewing needle drop data is created as shown in FIG. When the custom pattern is selected (step S30), the maximum needle swing width WM of the pattern is obtained from the needle entry data stored in the custom pattern, and the set needle swing width W and the maximum needle swing width obtained in step S24 are obtained. The ratio of the WM, that is, the ratio of the maximum needle swing width WM to the set needle swing width W is obtained, and the stored needle drop data is multiplied by this ratio to obtain the sewing needle drop data (step S31). Thereby, it is possible to form a stitch by a pattern obtained by reducing the custom pattern by a predetermined ratio.
また、パターンを拡大する例について、図１５において説明する。 An example of enlarging the pattern will be described with reference to FIG.
この場合、図１３について共通である。カスタムパターンが選択された場合（ステップＳ４０、Ｓ４１）において、記憶されているカスタムパターンの針落ちデータからその右最大値と左最大値の差を針振り巾ＷＰとして求め、ステップＳ２４で求めた設定針振り巾Ｗと針振り巾ＷＰとの比、即ち設定針振り巾Ｗのこの針振り巾ＷＰに対する比を求め、記憶されている針落ちデータをこの比で乗算し、縫製針落ちデータを求める。設定針振り巾Ｗが針振り巾ＷＰより大きい場合には、拡大したカスタムパターンによる縫目を形成でき、小さい場合には縮小したカスタムパターンによる縫目を形成することができる。 This case is common to FIG. When the custom pattern is selected (steps S40 and S41), the difference between the maximum right value and the maximum left value is obtained as the needle swing width WP from the stored needle entry data of the custom pattern, and the setting obtained in step S24. The ratio of the needle swing width W to the needle swing width WP, that is, the ratio of the set needle swing width W to the needle swing width WP is obtained, and the stored needle drop data is multiplied by this ratio to obtain the sewing needle drop data. . When the set needle swing width W is larger than the needle swing width WP, it is possible to form a stitch with an enlarged custom pattern, and when it is smaller, a stitch with a reduced custom pattern can be formed.
このようにして、カスタムパターンの縮小ないし拡大データが針振り巾を設定することにより簡単に得られるようになり、針振りデータの作成が効率化される。 In this way, the reduction or enlargement data of the custom pattern can be easily obtained by setting the needle swing width, and the creation of the needle swing data is made efficient.
尚、図１２における説明においては、送り方向をデータとしたが、コンデンス縫いのように送り方向を代えずに送りピッチを制御する場合には、通常の送り量と止め縫いの送り量をデータとして制御するようにしてもよく、通常の送り方向または通常の送り量を「通常の送り」とし、止め縫いの送り方向または止め縫いの送り量を「止め縫いの送り」とする。 In the description in FIG. 12, the feed direction is used as data. However, when the feed pitch is controlled without changing the feed direction as in the case of condensation stitching, the normal feed amount and the feed amount of backtacking are used as data. The normal feed direction or the normal feed amount may be “normal feed”, and the feed direction of the backtack or the feed amount of the backtack may be “feed of backtack”.
また、繰り返し針落ち数に代えて繰り返し縫目数によるデータとしてもよい。繰り返し針落ち数または繰り返し縫目数を繰り返し数とする。 Moreover, it is good also as data by the number of repeated stitches instead of the number of repeated needle drops. The number of repeated needle drops or the number of repeated stitches is the number of repetitions.
２ 針棒
３ 針
６ 送り目盛ダイヤル
７ コンデンス目盛ダイヤル
１１ 針振りモータ
2
Claims (4)
針板上に出没して布を送る布送り歯を備えた布送り装置と、
前記針を布送り方向との交叉方向に針振りさせる針振り機構との協働により布に縫目を形成する電子千鳥ミシンにおいて、
針振りパターンに対応する針振りデータを記憶する手段と、
針振り巾を設定する手段と、
前記針振りデータの最大針振り巾と前記設定針振り巾とに基づいて前記針振りデータを変形する手段と、
変形された針振りデータに基づいて針振りパターンの縫目を形成する手段とを備えたことを特徴とする電子千鳥ミシン。 A needle that is moved up and down in conjunction with a main shaft rotated by a main motor;
A cloth feeding device provided with a cloth feeding tooth that appears on the needle plate and feeds the cloth;
In an electronic staggered sewing machine that forms a stitch on a cloth by cooperating with a needle swinging mechanism that swings the needle in a direction crossing the cloth feeding direction,
Means for storing needle swing data corresponding to the needle swing pattern;
Means for setting the needle swing width;
Means for deforming the needle swing data based on the maximum needle swing width of the needle swing data and the set needle swing width;
An electronic staggered sewing machine comprising means for forming stitches of a needle swing pattern based on the deformed needle swing data.
針板上に出没して布を送る布送り歯を備えた布送り装置と、
前記針を布送り方向との交叉方向に針振りさせる針振り機構との協働により布に縫目を形成する電子千鳥ミシンにおいて、
針振りパターンに対応する針振りデータを記憶する手段と、
針振り巾を設定する手段と、
前記針振りデータの右端針位置と左端針位置の間隔と前記設定された針振り巾とに基づいて前記針振りデータを変形する手段と、
変形された針振りデータに基づいて針振りパターンの縫目を形成する手段とを備えたことを特徴とする電子千鳥ミシン。 A needle that is moved up and down in conjunction with a main shaft rotated by a main motor;
A cloth feeding device provided with a cloth feeding tooth that appears on the needle plate and feeds the cloth;
In an electronic staggered sewing machine that forms a stitch on a cloth by cooperating with a needle swinging mechanism that swings the needle in a direction crossing the cloth feeding direction,
Means for storing needle swing data corresponding to the needle swing pattern;
Means for setting the needle swing width;
Means for deforming the needle swing data based on the interval between the right end needle position and the left end needle position of the needle swing data and the set needle swing width;
An electronic staggered sewing machine comprising means for forming stitches of a needle swing pattern based on the deformed needle swing data.
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2009
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Patent Citations (1)
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