JP2010044194A - 画像表示装置およびバックライト制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面が急激に明るくなったときでも、眩しさを感じることを防ぐことができる画像表示装置およびバックライト制御回路を提供する。
【解決手段】画像表示装置1は、バックライト14と、映像信号に応じてバックライト14からの照明光を変調して画像を表示する表示デバイス16と、映像信号に基づく表示画像の明るさの高低に応じて、バックライト14の光量を増減させるようにする光量算出部12等を備える。光量算出部12では、映像信号に基づく表示画像の明るさの増加に応じた照明光の増加の程度を抑制するための軽減関数に基づいて、バックライト14からの照明光の増加の程度を抑制するように、バックライト14の光量を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックライトを備えた画像表示装置およびバックライトの制御回路に関する。
液晶表示装置は、液晶パネルの背面に配置されたバックライトからの照明光を用いて映像を画面に表示するものである。液晶表示装置では、バックライトの光量が画面全体の明るさを左右する。このため、画像の明るさに合わせてバックライトの光量を調整するものが近年多くなっている(例えば、特許文献1を参照)。
そのような技術の1つとして、ダイナミックバックライト制御と呼ばれるものがある。このダイナミックバックライト制御は、読み取った映像信号の平均輝度レベル(APL;Average Picture Level)を用いて画面に表示されるシーンが暗いか明るいかを判断し、例えば図11に示したように、APLが低くなる暗いシーンではバックライトの光量を抑え、APLが高くなる明るいシーンではバックライトの光量を上げることによって、めりはりのある絵作りを可能とするものである。
特開2007−299001号公報
ところが、上記のようなダイナミックバックライト制御を行う従来の液晶表示装置では、極端に明るいシーンが画面に表示された場合に眩惑という現象が生ずるおそれがあった。すなわち、直前のフレームに比べてAPLが非常に高いフレームが表示された場合(例えば、全面黒を表示するフレームからAPLの高いフレームに移る場合)には、これに連動してバックライトの光量も極端に大きくなる。このため、画面全体が必要以上に明るくなってしまい、ユーザの目に入る光量が急激に増加することになるため、ユーザに眩しさを感じさせてしまうのである。しかしながら、従来、この問題に対する対策はなされていなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、画面が急激に明るくなったときでも、眩しさを感じることを防ぐことができる画像表示装置およびバックライト制御回路を提供することにある。
本発明の画像表示装置は、バックライトと、映像信号に応じてバックライトからの照明光を変調して画像を表示する表示素子と、映像信号に基づく表示画像の明るさの高低に応じて、バックライトの光量を増減させるように制御を行う制御手段とを備えている。この制御手段は、映像信号に基づく表示画像の明るさの増加に応じた照明光の増加の程度を抑制するための軽減関数を設定し、この軽減関数に基づいて、バックライトからの照明光の増加の程度を抑制するように制御を行う機能を有するものである。
本発明のバックライト制御回路は、バックライトと、映像信号に応じてバックライトからの照明光を変調して画像を表示する表示素子とを含む画像表示装置における表示画像の明るさを求める検出手段と、検出手段により検出された表示画像の明るさの高低に応じてバックライトの光量を増減させるように制御を行う制御手段とを備えている。この制御手段は、映像信号に基づく表示画像の明るさの増加に応じた照明光の増加の程度を抑制するための軽減関数を設定し、この軽減関数に基づいて、バックライトからの照明光の増加の程度を抑制するように制御を行うものである。
本発明の画像表示装置またはバックライト制御回路では、映像信号から得られた表示画像の明るさに応じて、バックライトの光量が制御される。その際、予め設定された軽減関数を利用して、表示画像の明るさの増加に応じた照明光の増加の程度を抑制するようにバックライトの光量調整が行われる。そして、調整されたバックライト照明光を利用して、画像表示が行われる。
本発明の画像表示装置およびバックライト制御回路によれば、軽減関数を利用して、表示画像の明るさの増加に応じたバックライト照明光の増加程度を抑制するように光量調整を行うようにしたので、眩惑現象を抑制することができる。すなわち、表示画像が急激に明るくなる場合でも、ユーザの目に入る光量が急激に増加することがなく、眩しさを感じることを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るバックライト制御回路を備えた画像表示装置の概略構成を表すものである。図2は、この画像表示装置においてバックライトの光量制御に用いられる軽減関数の一例を表し、図3は、バックライトの光量制御の一例を表すものである。
図1に示すように、画像表示装置1は、画像処理部10、平均輝度レベル検出部11、光量算出部12、バックライト制御部13、バックライト14、表示デバイス制御部15および表示デバイス16を備えている。
画像処理部10は、入力された映像信号に対して各種の画像処理、例えばコントラスト強調処理や色バランス補正処理等を行うものである。
平均輝度レベル検出部11は、画像処理された映像信号の1フレームごとの平均輝度レベル(APL)を検出し、APL情報S0として出力するようになっている。ここで、APLが、本発明の「表示画像の明るさ」の一具体例に対応する。また、平均輝度レベル検出部11が、本発明の「検出手段」の一具体例に対応する。
光量算出部12は、バックライト制御部13と共に、本発明における「制御手段」の一具体例を構成するものであり、平均輝度レベル検出部11により検出された表示画像の明るさの高低に応じてバックライト14の光量を増減させる制御を行うものである。具体的には、光量算出部12は、映像信号に基づく表示画像の明るさの増加に応じた照明光の増加の程度を抑制するための軽減関数20(図2)を、図示しないメモリ内に保持しており、この軽減関数に基づいて、バックライト14からの照明光の増加の程度が抑制されるようなバックライト光量値を算出し、これをバックライト制御部13に供給するようになっている。その詳細は後述する。
バックライト制御部13は、光量算出部12において決定された光量が得られるように、例えば図3のラインL1に沿ってバックライト14の光量調整を行うものである。バックライト14は、例えばCCFL(冷陰極蛍光ランプ)を用いて構成可能であるが、このほか、白色光を出力する複数のLED、あるいは、R,G,Bの各色光を出力するLEDを複数配置して構成可能である。さらに、このような複数のLEDと導光板とを組み合わせるようにして構成してもよい。
表示デバイス制御部15は、画像処理部10から入力された映像信号に基づいて、表示デバイス16の図示しないデータドライバおよびゲートドライバに駆動信号を出力するものである。表示デバイス16は、映像信号に基づくデータドライバおよびゲートドライバの駆動により、バックライト14からの照明光を変調して画像を表示するようになっている。表示デバイス16は、バックライトを必要とする表示素子であり、例えば液晶表示パネル等が用いられる。ここで、表示デバイス16が、本発明の「表示素子」の一具体例に対応する。
次に、図2〜図4を参照して、以上のような構成の画像表示装置1の動作を説明する。なお、図4(A)は時間(横軸)とAPL(縦軸)との関係を示し、図4(B)は時間(横軸)とバックライト14の光量(縦軸)との関係を表す。
[全体動作]
まず、画像表示装置1の全体動作を説明する。
画像処理部10は、入力された映像信号に対して各種の画像処理を行った後、平均輝度レベル検出部11および表示デバイス16に映像信号を出力する。平均輝度レベル検出部11は、映像信号の1フレームごとのAPLを検出した後、検出結果を光量算出部12に出力する。
光量算出部12は、軽減関数20(図2)を利用して、APLに応じたバックライト14の光量を算出する。図2に示した例では、光量算出部12は、0≦APL<k1、k1≦APL<k2、k2≦APL<k3、k3≦APLの各領域について軽減係数を求め、得られた軽減係数に基づいてバックライト14の光量を求める。その詳細は後述する。
バックライト制御部13は、光量算出部12から軽減関数20に基づいて決定されたバックライト光量を取得し、これに基づいてバックライト14からの照明光の増加の程度を抑制するように制御を行う。軽減関数が図2に示したような関数形を有する場合には、バックライト光量は図3に実線L1に沿って変化し、高輝度領域においてバックライト14の光量の増加の程度を抑えるように制御される。したがって、時間の経過と共にAPLが例えば図4(A)に示したように変化したとすると、バックライト14の光量は、例えば図4(B)に示した実線L4のように変化する。
なお、図3における破線L0は、APLに応じてバックライトの光量の増加の程度を抑制しない比較例(高輝度領域において値が小さくなる軽減関数(図2)を適用しない場合、言い換えると、軽減関数の関数形がAPLの大小にかかわらず一定値をもつ場合)におけるバックライト光量の変化を示す。また、図4(B)における破線L3は、APLに応じてバックライトの光量の増加の程度を抑制しない場合における、時間経過に伴うバックライト光量の変化の様子を示す。
図3および図4からわかるように、バックライト14の光量は、時間経過に伴って変化するバックライト14の光量の極大値が比較例に比べて低くなる。
表示デバイス制御部15および表示デバイス16は、画像処理部10から入力された映像信号に基づいて、バックライト14からの照明光を変調して画像を表示する。このとき、バックライト14からの照明光の光量の極大値が比較例に比べて低くなっているので、たとえ表示画像が暗いシーンから明るいシーンに変化したとしても、ユーザが眩しさを感じることを防止することができる。
[バックライト光量の決定]
次に、図2および図3を参照して、バックライト14の光量を決定する方法について詳細に説明する。
光量算出部12においてバックライト14の光量を算出する場合には、まず、APLの増加に応じて、バックライト14の光量の増加の程度を抑制するための軽減関数20(図2)を参照する。
図2において、横軸は表示画像のAPLを示し、縦軸はバックライト14の光量の増加程度の抑制割合を決定する軽減係数を示す。軽減係数が小さいということは、光量の増加程度をより強く抑制することを意味し、軽減係数が「1」であることは、光量増加の抑制を行わないことを意味する。ここに示した例では、バックライト14光量の増加の程度を滑らかに変化させるために、APLの変化領域を4つの領域(0≦APL<k1、k1≦APL<k2、k2≦APL<k3、k3≦APL)に分割して、領域ごとに軽減関数20の関数形を異ならせると共に、領域間で関数値が連続するようにしている。ここで、k1、k2、k3は、表示デバイス16の特性や、後述する画質モードおよび眩しさ抑制パターン等に応じて適宜設定する。なお、k1、k2、k3は、0≦k1,k2,k3<APLの最大値、という関係を満たす。
軽減関数20は、0≦APL<k1、k1≦APL<k2、k2≦APL<k3、k3≦APLのそれぞれの場合に応じて、(1)〜(4)式に示すような値(軽減係数S)を有する。
0≦APL<k1 ; S=1 …(1)
k1≦APL<k2; S=1−((1−s2)/(k2−k1))×(APL−k1) …(2)
k2≦APL<k3; S=s2−((s2−s1)/(k3−k2))×(APL−k …(3)
k3≦APL ; S=s1 …(4)
ここで、s1、s2は、表示デバイス16の特性や画質モード、眩しさ制御パターン等に応じて適宜設定する。なお、s1、s2は、0<s1,s2≦1、という関係を満たす。
光量算出部12は、映像信号のAPLに応じて軽減関数20から得られた軽減係数Sを用いて、次の(5)式によりバックライト14の光量を求める。
バックライト14の光量=軽減係数S×規格化係数N×APL …(5)
なお、規格化係数Nは、バックライト14の輝度にAPLを拡縮して合わせ込むためのものである。
こうして算出されたバックライト14の光量の増加傾向は、図3に実線L1で示したようになる。ここで、k1≦APL<k2およびk2≦APL<k3では、バックライト14の光量がAPLを変数とする2次関数となり、放物線の一部を描いている。
図3に示したように、比較例(破線L0)においては、図11に示したものと同様に、APLの増加に比例してバックライトの光量が増加する。一方、軽減係数を用いてバックライト14の光量を調整するようにした本実施の形態においては、APLがk1以上のときに、比較例の場合よりも光量の増加が抑制され、しかも、APLが高くなるほどバックライト14の光量の増加程度が強く抑制される。
以上のように、本実施の形態によれば、軽減関数20を利用してバックライト14の光量を算出し、APLの増加に応じてバックライト14の照明光の増加の程度を抑制するようにしたので、表示画面が急激に明るいシーンに変化した場合であっても、ユーザが眩しいと感じるのを防ぐことができる。また、バックライト14が明るくなりすぎないので、必要以上の電力が消費されるのを回避することもできる。
<第2の実施の形態>
次に、発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は第2の実施の形態における画像表示装置の概略構成を表すものである。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1)における光量算出部12に代えて、光量算出部22を設けるようにしたものである。光量算出部22は、常に1つの軽減関数を固定的に用いてバックライト光量を算出していた光量算出部12とは異なり、外部から与えられた制御情報に応じて最適な軽減関数を選択し、その選択した軽減関数を用いてバックライト光量を算出するものである。以下、詳細に説明する。
光量算出部22は、平均輝度レベル検出部11からAPL情報S0を受け取ると共に、外部から、画質モード情報S1と眩しさ抑制パターン情報S2とを受け取るようになっている。画質モード情報S1は、表示デバイス16に表示される映像の画質を表す情報である。画質モードには、例えば、「ダイナミック」モード、「スタンダード」モード、「シネマ」モードおよび「カスタム」モードがある。「ダイナミック」モードは、主に店頭で使用する、高輝度かつ高コントラストに調整されている画質モードであり、「スタンダード」モードは、家庭での一般的な放送視聴を想定して、色合いや輝度をやや抑えた画質モードである。「シネマ」モードは、映画鑑賞に適した画質モードであり、「カスタム」モードは、ユーザが画質を調整することができるように、様々な画質パラメータを公開している画質モードである。眩しさ抑制パターン情報S2は、バックライト14の光量の増加の程度を抑制するときの抑制パターンを示す情報である。眩しさ抑制パターンとしては、例えば、後述するように(図6〜図8)、画質モードごとにバックライト14の光量抑制を強目に行う「強抑制パターン」、光量抑制を中程度に行う「中抑制パターン」、光量抑制を弱目に行う「弱抑制パターン」および光量抑制を行わない「オフ」等がある。
光量算出部22は、互いに異なる関数形を有する複数の軽減関数を保持しており、APL情報S0、画質モード情報S1および眩しさ抑制パターン情報S2に基づき、複数の軽減関数の中から最適な軽減関数を選択し、その選択した軽減関数から得た軽減係数を用いてバックライト14の光量を決定するようになっている。その具体的方法は後述する。なお、画質モード情報S1および眩しさ抑制パターン情報S2は、例えば、画像表示装置1のユーザによって設定されてもよいし、あるいはテレビジョン受信機において番組情報(例えばEPG(Electric Program Guide))を受信して、その番組情報に基づいて自動的に設定されてもよい。
その他の構成は図1の場合と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態において、光量算出部22は、与えられた画質モード情報S1および眩しさ抑制パターン情報S2に基づいて画質モードおよび眩しさ抑制パターンを判別し、判別された画質モードおよび眩しさ抑制パターンに応じて、保持している複数の軽減関数の中から軽減関数を選択する。そして、光量算出部22は、選択した軽減関数から得た軽減係数を用いてバックライト14の光量を算出し、算出結果をバックライト制御部13に出力する。これにより、バックライト14は、画質モードおよび眩しさ抑制パターンから定まる最適な態様で光量増加が抑制される。
軽減関数の具体例は、例えば以下のようなものである。
図6(A)〜(D)は、画質モードがダイナミックモードのときの軽減関数を表すものである。図6(A)は、眩しさ抑制制御がオフのとき、図6(B)は、眩しさ抑制を弱く行うとき(弱抑制パターン)、図6(C)は眩しさ抑制が中のとき(中抑制パターン)、図6(D)は眩しさ抑制を強く行うとき(強抑制パターン)の軽減関数を示す。
画質モードがダイナミックの場合には、店頭において用いられるものであるから、明るい店内でも鮮やかな画作りをするためにバックライト14の輝度がもとから高くなっているので、眩しさ抑制制御がオフになっていても(図8(A))、高輝度レベル領域においてバックライト14の光量増加の程度を抑えるようにしている。また、眩しさ抑制パターンごとにAPLを分割する領域の範囲および軽減係数の値が異なっており、図7(B)〜(D)に示したように、眩しさ抑制パターンのランク(抑制強度)が高くなるほどバックライト14からの照明光の増加の割合をより強く抑えるようになっている。
図7(A)〜(D)は、画質モードがスタンダードモードのときの軽減関数を表すものである。図7(A)は、眩しさ抑制制御がオフのとき、図7(B)は、眩しさ抑制を弱く行うとき、図7(C)は眩しさ抑制が中のとき、図7(D)は眩しさ抑制を強く行うときの軽減関数を示す。
画質モードがスタンダードの場合においても、ダイナミックモードの場合と同様に、バックライト14の輝度が一般的なリビングでの視聴を前提にもとから高くなっているので、眩しさ抑制がオフになっていても、高輝度レベル領域においてバックライト14の光量を抑えるようにしている。但し、スタンダードモードでは、同じランクの眩しさ抑制パターン同士を比べた場合、眩しさ抑制を行わない低輝度領域(軽減係数が一定値「1」である領域)がダイナミックモードの場合よりも広く(より高い輝度領域にまでわたるように)なっている。また、スタンダードモードの場合も、眩しさ抑制パターンごとにAPLを分割する領域の範囲および軽減係数が異なっており、図8(B)〜(D)に示したように、眩しさ抑制パターンのランクが高くなるほどバックライト14からの照明光の増加の割合を抑えるようになっている。但し、スタンダードモードでは、同じランクの眩しさ抑制パターン同士を比べた場合、眩しさ抑制の強さがダイナミックモードの場合よりも弱目に(軽減係数が大きめに)なっている。
図8(A)〜(D)は、画質モードがシネマモードまたはカスタムモードのときの軽減関数を表すものである。図8(A)は、眩しさ抑制制御がオフのとき、図8(B)は、眩しさ抑制を弱く行うとき、図8(C)は眩しさ抑制が中のとき、図8(D)は眩しさ抑制を強く行うときの軽減関数を示す。
画質モードがシネマまたはカスタムモードの場合には、映画鑑賞に適した絵作りをするためにまたはデフォルトの設定のために、ダイナミックやスタンダードの場合に比べてバックライト14の輝度が低くなっているので、眩しさ抑制制御がオフになっていると、APLの値にかかわらず、光量増加の抑制制御をまったく行わない(軽減係数が一定値「1」)。このため、APLとバックライトの光量との関係は図11に示したようになる。一方、眩しさ抑制制御がオフ以外の場合には(図8(B)〜(D))、他の画質モードの場合と同様に、眩しさ抑制パターンごとにAPLを分割する領域の範囲および軽減係数が異なっており、眩しさ抑制パターンを強めるに従ってバックライト14からの照明光の増加の割合がより強く抑制される。但し、シネマまたはカスタムモードでは、同じランクの眩しさ抑制パターン同士を比べた場合、眩しさ抑制を行わない低輝度領域(軽減係数が一定値「1」である領域)がスタンダードモードの場合よりも広く(より高い輝度領域にまでわたるように)なっている。また、シネマまたはカスタムモードでは、同じランクの眩しさ抑制パターン同士を比べた場合、眩しさ抑制の強さがスタンダードモードの場合よりもさらに弱目に(軽減係数が大きめに)なっている。このように、画質モードがシネマまたはカスタムモードの場合には、眩しさ抑制パターンが「オフ」であるか否かによって、バックライトの光量増加の抑制が選択的に行われる(光量増加の抑制が行われる場合と行われない場合とがある)ことになる。
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、APLを4つの領域に分割する場合について説明したが、4つ以外の領域に分割して、その領域ごとに軽減関数を設定するようにしてもよく、またAPLを分割することなく、全体に1つの軽減関数(例えば単調減少関数)を設定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、映像信号の1フレームごとにAPLを検出する場合について説明したが、1フレームの表示領域を複数に分割して、分割表示領域ごとにAPLを検出すると共に、分割表示領域ごとに軽減関数を適用するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、APLを分割した領域ごとに、関数形が直線であるような軽減関数を適用する場合について説明したが、領域ごとに関数形が曲線であるような軽減関数を適用するようにしてもよい。さらに図9に示したように、APLを分割することなく、全体が1つの曲線をなすような関数形をもつ軽減関数(例えば2次曲線)を適用するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、APLを分割した領域間で関数値が連続するような軽減関数を設定する場合について説明したが、図10に示したように、関数値が不連続である軽減関数(例えば、ステップ関数)を適用するようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態では、外部から与えられた画質モード情報S1および眩しさ抑制パターン情報S2に基づいて、予め保持している複数の軽減関数の中からいずれかを選択する場合について説明したが、必要な軽減関数を外部から映像信号と共に供給し、これを用いてバックライト14の光量増加を抑制するようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態では、映像信号の種別に応じて軽減関数を選択する場合について説明したが、種別とは関係なしに軽減関数を選択するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置の概略構成を表すブロック図である。 軽減関数の一例を表すグラフである。 APLとバックライト光量との関係を表すグラフである。 APLの時間変化およびバックライト光量の時間変化の一例を表すグラフである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像表示装置の概略構成を表すブロック図である。 画質モードがダイナミックのときの軽減関数の4つの例を表すグラフである。 画質モードがスタンダードのときの軽減関数の4つの例を表すグラフである。 画質モードがシネマおよびカスタムのときの軽減関数の4つの例を表すグラフである。 関数形が曲線である軽減関数を表すグラフである。 関数形が階段状である軽減関数を表すグラフである。 従来の画像表示装置におけるAPLとバックライトの光量との関係を表すグラフである。
符号の説明
1…画像表示装置、10…画像処理部、11…平均輝度レベル検出部、12,22…光量算出部、13…バックライト制御部、14…バックライト、15…表示デバイス制御部、16…表示デバイス、20…軽減関数、S0…APL、S1…画質モード情報、S2…眩しさ抑制パターン情報。

Claims (7)

  1. バックライトと、
    映像信号に応じて前記バックライトからの照明光を変調して画像を表示する表示素子と、
    前記映像信号に基づく表示画像の明るさの高低に応じて、前記バックライトの光量を増減させるように制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記映像信号に基づく表示画像の明るさの増加に応じた前記照明光の増加の程度を抑制するための軽減関数に基づいて、前記バックライトからの照明光の増加の程度を抑制するように制御を行う機能を有する
    画像表示装置。
  2. 前記制御手段は、全表示領域を複数に分割して、それぞれの分割領域において前記表示画像の明るさの高低に応じてバックライトの光量を増減させる
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記バックライトの光量増加の抑制制御を選択的に行う
    請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記バックライトの光量増加の選択的抑制制御を、映像信号の種別に基づいて行う
    請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御手段は、映像信号の種別ごとに用意された複数の異なる軽減関数の中からいずれかを選択して、映像信号の種別ごとに前記バックライトの光量増加の抑制制御を行う
    請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記照明光の増加の程度を抑制する際の抑制パターンを複数設定し、これらの各抑制パターンに対応した軽減関数に基づいて、前記照明光の増加の程度を抑制するように制御を行う
    請求項1に記載の画像表示装置。
  7. バックライトと、映像信号に応じて前記バックライトからの照明光を変調して画像を表示する表示素子とを含む画像表示装置における表示画像の明るさを求める検出手段と、
    前記検出手段により検出された表示画像の明るさの高低に応じて、前記バックライトの光量を増減させるように制御を行う制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記映像信号に基づく表示画像の明るさの増加に応じた前記照明光の増加の程度を抑制するための軽減関数に基づいて、前記バックライトからの照明光の増加の程度を抑制するように制御を行う
    を備えたバックライト制御回路。
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