JP2010041788A - ディジタル保護制御装置の試験支援装置 - Google Patents

ディジタル保護制御装置の試験支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力系統の保護および監視・制御を行うディジタル保護制御装置において、実装置に入出力基板が搭載されていない場合であっても、実装置に対する試験等の効果的な実施を可能とすること。
【解決手段】保護制御演算を行う演算部10および演算部10の演算結果に基づく制御指令の出力処理および外部機器からの情報の入力処理を行う入出力部20を備えたディジタル保護制御装置1に接続されて動作するディジタル保護制御装置の試験支援装置であって、入出力部20に搭載されるべき入出力基板18−a,b,19−a,bの一部または全部を模擬する入出力模擬部3を有する。この入出力模擬部3には、入出力基板の識別に必要な情報として、少なくとも入出力部20における入出力基板の搭載位置を表す情報としての基板アドレスおよび、当該基板アドレスに対応させた入出力基板の固有情報が記憶されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統の保護および監視・制御を行うディジタル保護制御装置に関し、特に、ディジタル保護制御装置にインストールされるソフトウェアのデバッグやディジタル保護制御装置に対する不具合解析等(以下「試験等」という)の効果的な実施を可能とするディジタル保護制御装置の試験支援装置に関する。
変電所等の電力施設においては、電力系統を構成する設備・機器を保護するための保護継電機能および電力系統の設備・機器を監視するための監視制御機能を備えた保護制御装置が設けられている。近年、この保護制御装置は、マイクロプロセッサ等によるディジタル処理を用いたディジタル保護制御装置が主流となっており、自動監視機能の向上や信頼性の向上が図られている。
ディジタル保護制御装置は、主にアナログ入力部、演算部、入出力部を有するとともに、アナログ入力部と演算部との間はバスで直接的に接続され、入出力部と演算部との間は共通のバスによって接続される。すなわち、演算部と複数の入力基板および複数の出力基板との間のデータの授受は、共通のバスを介して行われる。アナログ入力部は、電力系統の電圧、電流のアナログ信号をディジタルデータに変換し、変換したディジタルデータをバスを通じて演算部に転送する。演算部は、アナログ入力部からのディジタルデータに基づいて保護制御演算を行い、演算の結果を共通のバスを通じて入出力部に伝達する。入出力部は、演算部からの制御指令を受け、遮断器等の外部機器に制御信号を出力する。
アナログ入力部、演算部、入出力部のそれぞれは、機能単位毎のプリント基板で構成される。例えば、アナログ入力部は、AD変換部を搭載したアナログ入力基板で構成され、演算部は、メモリやマイクロプロセッサを搭載した演算基板で構成され、入出力部は、遮断器等の外部機器からの情報が入力される入力基板および外部機器に対し制御指令を出力する出力基板(以下「入出力基板」という)で構成される。
なお、入出力部に搭載される入出力基板には、入力電圧の差異に応じた複数種の入力基板および出力接点構成の差異に応じた複数種の出力基板がある。このため、ディジタル保護制御装置に接続される外部機器は、電力施設毎、電力系統のクラス毎あるいはディジタル保護制御装置の機能毎に異なることが通常である。
ところで、一般的なディジタル保護制御装置では、装置自身の信頼性を高めるため、異常の発生部位を特定することができるような仕様となっている。例えば、下記特許文献1に示されるディジタル保護制御装置では、装置側に設けられる装置側格納手段に格納された増設可能なH/Wの識別情報と、増設されるH/W側に設けられるH/W側格納手段に格納されている当該H/Wの固有情報とを比較して、両者が不整合の場合に、追加したHWの誤りまたは不良を判定するようにしている。
なお、ディジタル保護制御装置ではないものの、挿入されたボードの異常を検出する技術を開示した文献として、例えば下記特許文献2がある。この特許文献2に示される情報処理装置では、情報処理装置を構成する各ボードに個別情報を格納する不揮発性メモリを搭載し、実装された各ボードの個別情報が正しいか否かを確認することによって、ボードの異常を検出するようにしている。
特開2008−5675号公報 特開平9−237243号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される技術では、所定の登録テーブルに予め設定された増設可能なH/Wを組み込んだ構成を構築しないと、ソフトウェアのデバッグや不具合解析のための試験を行うことができなかった。また、上記特許文献2に示される技術では、装置の構成に合致したボードが実装されていないと、ソフトウェアのデバッグや不具合解析のための試験を行うことができなかった。すなわち、従来技術では、実機に実装すべき入出力ボードや入出力カードなどの入出力基板を搭載しない場合には、試験等を効果的に実施することができないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電力系統の保護および監視・制御を行うディジタル保護制御装置において、実装置に入出力基板が搭載されていない場合であっても、実装置に対する試験等の効果的な実施を可能とするディジタル保護制御装置の試験支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかるディジタル保護制御装置の試験支援装置は、電力系統からのアナログ入力を取込みディジタルデータに変換するアナログ入力部と、前記アナログ入力部より受け渡されたディジタルデータに基づいて所定の保護制御演算を行う演算部と、前記演算部にて判定された演算結果に基づく制御指令の出力処理および外部機器からの情報を入力して前記演算部に伝達する入力処理を行う入出力部と、を備えたディジタル保護制御装置に接続され、当該ディジタル保護制御装置に対する試験を支援するディジタル保護制御装置の試験支援装置であって、前記入出力部に搭載されるべき入出力基板の一部または全部を模擬する入出力模擬部を有し、前記入出力模擬部には、前記入出力基板の識別に必要な情報として、少なくとも前記入出力部における前記入出力基板の搭載位置を表す情報としての基板アドレスおよび、当該基板アドレスに対応させた前記入出力基板の固有情報が記憶されていることを特徴とする。
本発明のディジタル保護制御装置の試験支援装置によれば、ディジタル保護制御装置に接続され、当該ディジタル保護制御装置に対する試験を支援するディジタル保護制御装置の試験支援装置が構成される。この試験支援装置には、ディジタル保護制御装置における保護制御演算の演算結果を出力し、外部機器からの情報をディジタル保護制御装置に入力する入出力部に搭載されるべき入出力基板の一部または全部を模擬する入出力模擬部が設けられる。この入出力模擬部には、入出力基板の識別に必要な情報として、少なくとも入出力部における入出力基板の搭載位置を表す情報としての基板アドレスおよび、当該基板アドレスに対応させた入出力基板の固有情報が記憶される。その結果、入出力基板の一部あるいは全部の入出力基板を搭載していない場合でも、ディジタル保護制御装置の試験環境を模擬することができ、ディジタル保護制御装置に対する試験等を行うことができるという効果が得られる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるディジタル保護制御装置の試験支援装置の各実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる試験支援装置2の一構成例、および試験支援装置2とディジタル保護制御装置1との接続の一例を示す図である。図1に示すように、試験支援装置2は、試験等を行う対象としてのディジタル保護制御装置1に接続されるとともに、試験支援装置2に予め準備しておくべき情報を作成する外部入力装置6に接続されている。
ディジタル保護制御装置1は、アナログ入力部9、演算部10、入出力部20および警報出力部40を備えるとともに、アナログ入力部9と演算部10との間はバス11で接続され、演算部10と入出力部20との間はバス12で接続されるように構成されている。
アナログ入力部9は、電力系統(図示省略)にて検出された電圧および電流などのアナログ信号を入力データとして取り込み、この入力データをディジタルデータに変換する。変換されたディジタルデータは、I/F回路21およびバス11を通じて演算部10に伝達される。
演算部10は、データを格納するデータ用メモリ16、プログラムを格納するプログラム用メモリ17、およびプログラムを実行するマイクロプロセッサ15を備えている。なお、データ用メモリ16およびプログラム用メモリ17の区分は便宜上のものであり、これらがハード的な別メモリとして構成されていてもよいし、内部的に区分されていることでも構わない。
また、演算部10は、バス11に所定形式のディジタル信号を送出するI/F回路13、およびバス12に所定形式のディジタル信号を送出するI/F回路14を備えている。すなわち、I/F回路13は、バス11およびI/F回路21を通じてアナログ入力部9との通信を行う。また、I/F回路14は、バス12および入出力部20を通じて遮断器等の外部機器(図示省略)との通信を行うとともに、バス12および警報出力部40を通じて外部に所定の警報出力を発する。なお、図1では、入出力部20とは別に警報出力部40を設ける構成としているが、入出力部20に搭載される出力基板を通じて外部に警報出力するような構成とすることも無論可能である。
入出力部20は、ディジタル信号の入出力部であり、複数の入力基板18−a,18−b,・・・を搭載するための入力スロット群18、および複数の出力基板19−a,19−b,・・・を搭載するための出力スロット群19を有している。ここで、図1に示す構成では、ディジタル保護制御装置1が実運用に供される場合、例えば、入力スロット群18には入力基板18−a,18−bなどが搭載され、出力スロット群19には出力基板19−a,19−bなどが搭載されるものとして図示している。
なお、入力基板18−a,18−bや、出力基板19−a,19−bには、それぞれI/F回路22が設けられており、外部機器からのディジタル入力情報(以下「外部機器情報」という)は、外部機器→I/F回路22→バス12→I/F回路14の経路でマイクロプロセッサ15に伝達される。また、外部機器に対する制御指令(ディジタル出力)は、マイクロプロセッサ15→I/F回路14→バス12→I/F回路22の経路で外部機器に出力される。
警報出力部40は、ディジタル保護制御装置内の機器が故障した場合や、入出力部20に搭載される入力基板18−a,18−b,出力基板19−a,19−bが故障した場合には、所定の警報出力を発する。なお、警報出力部40から出力される情報は、単なる表示情報であってもよいし、詳細な文字情報もしくは画像情報であってもよい。
つぎに、ディジタル保護制御装置の初期化処理について簡単に説明する。なお、図1において、演算部10のプログラム用メモリ17には、入出力部20の入力スロット群18、出力スロット群19に搭載されるべき入出力基板の固有情報が格納されているものとする。なお、本固有情報が、データ用メモリ16に格納される構成としてもよいことは無論である。
ディジタル保護制御装置1は、電力系統の保護および監視・制御を行う機能の立ち上げに先だって、自身の初期化処理を行う。具体的に、演算部10は、入出力部20に搭載された入出力基板にアクセスして、各入出力基板の固有情報を収集してデータ用メモリ16に格納する。また、演算部10は、各入出力基板から収集した固有情報と、プログラム用メモリ17に格納されている固有情報との整合性を確認し、両者が一致していれば初期化処理を完了して自身の機能を立ち上げる。すなわち、ディジタル保護制御装置1は、必要な初期化処理を完了させた後に、電力系統の保護および監視・制御を行う機能が有効となる。
一方、この初期化処理が必要となるという事実は、上記課題の項でも説明したように、従来のディジタル保護制御装置では、入出力基板が搭載されていない場合には、装置に対する試験等を効果的に実施することはできないということの裏付けになっている。なお、ここでいう効果的に実施することができないという意味は、例えば、ディジタル保護制御装置にインストールされるプログラムのうち、アプリケーションプログラムに関するデバッグや、不具合解析のための試験等を行うことができないという意味であり、OSやドライバなどのミドルウェアなどのデバッグ処理までもできないということを意味するものではない。
一方、本実施の形態では、以下に示す試験支援装置2を上述したディジタル保護制御装置1と組み合わせて使用することで、ディジタル保護制御装置1の一部または全部に入出力基板が搭載されていない場合であっても、ディジタル保護制御装置1に対する効果的な試験等の実施が可能となる。
つぎに、本発明の実施の形態1にかかる試験支援装置2について説明する。試験支援装置2は、入出力模擬部3を有している。入出力模擬部3は、ディジタル保護制御装置1の入出力部20に搭載される入出力基板を模擬する機能部として、I/F回路4、制御回路8、外部I/F回路7およびメモリ5を備えている。
I/F回路4は、バス12を介した試験支援装置2とディジタル保護制御装置1との間の通信機能を提供する。メモリ5は、ディジタル保護制御装置1の入出力部20に搭載されるべき入出力基板に関する情報(入出力基板情報30)を格納する。外部入力装置6は、入出力基板情報30の作成を行う装置である。外部入力装置6によって作成された入出力基板情報30は、外部I/F回路7を介して制御回路8に伝達される。
制御回路8は、例えば論理回路、制御プロセッサ等により構成され、ディジタル保護制御装置1からのアクセスに対応して、メモリ5から情報を読み出し、ディジタル保護制御装置1へ転送するための制御を行うとともに、外部入力装置6によって作成され外部I/F回路7を介して入力された入出力基板情報30などをメモリ5に格納する制御を行う。
つぎに、外部入力装置6で作成される設定情報ファイル24について、図2および図3を用いて説明する。図2は、実施の形態1にかかる設定情報ファイル24の構成の一例を示す図であり、図3は、図2の設定情報ファイル24に含まれる固有情報28の一例を示す図である。
図2に示すように、設定情報ファイル24には、試験支援装置2のメモリ5に格納すべき入出力基板情報30が含まれている。入出力基板情報30は、各入出力基板の識別情報である基板識別情報25を含んでおり、基板識別情報25は、入力基板または出力基板の基板アドレス26および基板名27に関する各情報、ならびに固有情報28を含んでいる。
基板アドレス26は、入出力部20における各入出力基板の搭載位置を示す情報であり、基板名27は、入出力基板を管理する際に使用する入出力基板固有の名称である。
固有情報28は、図3に示すように、I/Oタイプ33、チャンネル情報34、パリティ35などを含んでいる。I/Oタイプ33は、各入出力基板が入力基板であるか、出力基板であるか、あるいは入出力基板であるかを示す情報であり、チャンネル情報34は、各入出力基板の入力点数あるいは出力点数を示す情報であり、パリティ35は、I/Oタイプ33およびチャンネル情報34を全ての固有情報28の各ビットのビット誤りを検出するためのパリティビットを有するビット列である。
つぎに、実施の形態1にかかる要部動作について、図1〜図6の各図面を参照して説明する。ここで、図4は、実施の形態1による試験環境の構築手順を示すフローチャート(メインフロー)であり、図5は、図4のメインフローで実行される「試験支援装置の設定処理」を示すサブフローであり、図6は、図4のメインフローで実行される「ディジタル保護制御装置の初期化処理」を示すサブフローである。
なお、ディジタル保護制御装置1、試験支援装置2および外部入力装置6は、図1に示すように接続されているものとする。また、入出力基板情報30を含む設定情報ファイル24は外部入力装置6に予め作成され、入出力部20に搭載されるべき入出力基板の情報は、演算部10のプログラム用メモリ17に予め格納されているものとする。
図4に示すように、まず、試験支援装置2の設定処理が実行され(ステップST100)、続いて、ディジタル保護制御装置1の初期化処理が実行される(ステップST200)。
試験支援装置2の設定処理(ステップST100)は、試験支援装置2の電源が投入されることによって開始される。具体的には、図5に示すフローとなる。図5において、試験支援装置2の電源が投入されると、試験支援装置2は、外部入力装置6から設定情報ファイル24をロードし(ステップST101)、ロードされた設定情報ファイル24に含まれる入出力基板情報30を取り出してメモリ5に格納する(ステップST102)。これらのステップST101,ST102の処理により、試験支援装置2側の試験環境が構築される。
ディジタル保護制御装置1の初期化処理(ステップST200)は、ディジタル保護制御装置1の電源が投入されることによって開始される。具体的には、図6に示すフローとなる。図6において、ディジタル保護制御装置1の電源が投入されると、演算部10は、動作を開始し、入出力基板の基板情報を取得するために、入出力部20にアクセスする。演算部10は、入出力部20に入出力基板が搭載されている場合、当該入出力基板の基板情報を収集する(ステップST201)。なお、収集された基板情報はデータ用メモリ16に記憶される。
続いて、演算部10は、ディジタル保護制御装置1の試験等の実施に際し、必要な基板情報の不足を判定する(ステップST202)。必要な基板情報が充足している場合(ステップST202,No)、後述するステップST207の処理に移行する。一方、必要な基板情報が不足している場合(ステップST202,Yes)、演算部10は、不足している入出力基板の基板アドレスを試験支援装置2に通知する(ステップST203)。試験支援装置2の制御回路8は、メモリ5に記憶された入出力基板情報30から、通知された基板アドレスに対応する固有情報を読み出してディジタル保護制御装置1の演算部10に通知する(ステップST204)。演算部10は、通知された固有情報をデータ用メモリ16に格納する(ステップST205)。
演算部10は、固有情報の収集が完了したか否かを判断し、固有情報の収集が完了するまで、ステップST203〜ステップST205の処理を繰り返し実行する(ステップST206)。
固有情報の収集が完了すると、演算部10は、プログラム用メモリ17に記憶されている固有情報と、データ用メモリ16に記憶されている固有情報(収集された固有情報)との整合性確認を行い、両者が一致しているか否かを判定する(ステップST207)。両者が全て一致していれば(ステップST207,Yes)、入出力基板の構成が正常であると判断して、初期化処理を終了する。一方、両者の一つでも一致しなかった場合(ステップST207,No)、入出力基板の構成が異常であると判断し、警報出力部40を通じて所定の警報出力を発する(ステップST208)。
以上の手順により、試験支援装置2は、ディジタル保護制御装置1に不足する入出力基板の代替として動作する。この動作により、ディジタル保護制御装置1の入出力部に搭載されるべき入出力基板を模擬することができ、ディジタル保護制御装置1にインストールされるソフトウェアのデバッグ環境が構築される。
以上のように、実施の形態1の試験支援装置によれば、ディジタル保護制御装置の入出力部に搭載されるべき入出力基板の一部または全部を模擬するようにしたので、入出力基板の一部あるいは全部の入出力基板を実際に搭載していない場合でも、ディジタル保護制御装置にインストールされるソフトウェアのデバッグを行うことが可能となる。
また、実施の形態1の試験支援装置によれば、試験等の実施のために、ディジタル保護制御装置毎に異なる多種多様な入出力基板の全てを保管しておく必要がなくなるので、これらの入出力基板の管理や維持に要するコストの削減が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ディジタル保護制御装置の入出力部に搭載されるべき入出力基板の一部または全部を模擬する機能を有していたが、実施の形態2では、例えば外部機器のON/OFF情報や自動点検開始信号のON/OFF情報などを模擬する機能を有するように構成するものである。
図7は、実施の形態2にかかる設定情報ファイル24の構成の一例を示す図である。図7に示すように、実施の形態2の設定情報ファイル24は、実施の形態1の設定情報ファイルに含ませていた基板アドレス26、基板名27および固有情報28に加え、例えば外部機器のON/OFF情報や自動点検開始信号のON/OFF情報などを模擬する模擬入力情報29を含むように構成されている。
ここで、模擬入力情報として入力される、上記2つの情報、すなわち、「外部機器のON/OFF情報」および「自動点検開始信号のON/OFF情報」について説明する。
(外部機器のON/OFF情報)
ディジタル保護制御装置では、電力系統に接続されている遮断器のON/OFFが取り込まれる。ここで、電力系統で事故が発生した場合について考える。この場合、入力基板から取り込んだ遮断器のON/OFF情報が確認され、遮断器がONの場合にはトリップ信号が出力される。実施の形態2では、この遮断器のON/OFF情報を試験支援装置で設定可能となるようにしたものである。
例えば、図1において、試験支援装置2に遮断器ONの入力データを設定して模擬することにより、系統事故の試験を行い、トリップ信号が出力されることの確認試験を行うことができる。また、ディジタル保護制御装置では、遮断器のON/OFFの状態を自身の表示器に表示することが一般的に行われるが、試験支援装置2に遮断器ON/OFFの情報を設定して模擬することにより、表示機能の確認試験を行うことができる。
(自動点検開始信号のON/OFF情報)
ディジタル保護制御装置では、自動点検開始信号を入力基板に取り込み、自動点検開始信号のON時に自動点検が行われる。実施の形態2では、この自動点検開始信号のON/OFF情報を試験支援装置で設定可能となるようにしたものである。
例えば、図1において、試験支援装置2に自動点検開始信号ONの入力データを設定して模擬することにより、自動点検が正常に動作することの確認試験を行うことができる。また、現地で自動点検を行うときに、ある不良が発生するような不具合が生起する場合、試験支援装置2に自動点検開始信号ONの入力データを設定して模擬することにより、自動点検を動作させたときの不具合の再現や、不具合解析の実施が可能となる。
以上のように、実施の形態2の試験支援装置によれば、入出力基板のうちの入力基板を通じて演算部に入力されるべき情報としての模擬入力情報を入出力模擬部に記憶できるようにしているので、入出力基板の一部あるいは全部の入出力基板を実際に搭載していない場合でも、ディジタル保護制御装置に対する不具合解析のための試験等の実施が可能となる。
なお、ディジタル保護制御装置が動作しているときに、外部入力装置を通じて、入出力模擬部の内容を動的に変化させるようにすれば、例えばディジタル保護制御装置の入力基板に接続される外部機器の状態を変化させたときの動作試験の実施も可能となる。
実施の形態3.
実施の形態2では、設定情報ファイルを作成する場合、ディジタル保護制御装置1の構成に合わせて、基板アドレス、基板名、固有情報および模擬入力情報を作成する構成としたが、実施の形態3では、例えば開発設計済みの全ての入出力基板の固有情報は、設定情報ファイルの内容には含めず、試験支援装置2の不揮発性メモリ23に予め記憶させておくようにしている。すなわち、入出力基板に固有の情報は設定情報ファイルには含めず、入出力基板に非固有の情報(例えば、基板名、基板アドレス、基板入力情報)のみを設定情報ファイルとして作成するようしている。
図8は、実施の形態3にかかる設定情報ファイル24の構成の一例を示す図である。図8に示すように、実施の形態3にかかる設定情報ファイル24は、入出力基板に非固有の情報である入出力基板非固有情報31のみを含むように構成されている。なお、図7に示した入出力基板に固有の情報である固有情報28については、設定情報ファイル24を用いずにメモリ5に格納される。なお、このことは、メモリ5に対する固有情報28のロードがファイル転送を行わないことを意味するものではない。例えば、設定情報ファイル24とは異なるファイル形式の他のファイルを用いて、メモリ5にロードすることが可能である。
図9は、実施の形態3にかかる試験支援装置の一構成例を示す図であり、実施の形態1の構成に加えて、不揮発性メモリ23を備えている。図9に示すように、メモリ5には上述した入出力基板非固有情報31が格納され、不揮発性メモリ23には固有情報28が格納される。なお、実施の形態1と同一または同等の構成部には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図10は、実施の形態3にかかる「試験支援装置の設定処理」を示すサブフローであり、図11は、実施の形態3にかかる「ディジタル保護制御装置の初期化処理」を示すサブフローである。これらのフローは、実施の形態1と同様に、図4に示すメインフローから読み出されることになる。なお、実施の形態1と同一または同等の処理ステップには同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
つぎに、実施の形態3の要部動作について、図9〜図11の各図面を参照して説明する。なお、ディジタル保護制御装置1、試験支援装置2および外部入力装置6は、図1および図9に示すように接続されているものとする。また、固有情報28は入出力模擬部3の不揮発性メモリ23に予め格納され、入出力基板非固有情報31を含む設定情報ファイル24は外部入力装置6に予め作成されているものとする。また、入出力部20に搭載されるべき入出力基板の情報は、演算部10のプログラム用メモリ17に予め格納されているものとする。
図10に示す試験支援装置2の設定処理は、試験支援装置2の電源が投入されることによって開始される。試験支援装置2の電源が投入されると、試験支援装置2は、外部入力装置6から設定情報ファイル24をロードし(ステップST101)、ロードされた設定情報ファイル24に含まれる入出力基板非固有情報31を取り出してメモリ5に格納する(ステップST102a)。これらのステップST101,ST102aの処理により、試験支援装置2側の試験環境が構築される。
また、図11に示すディジタル保護制御装置1の初期化処理は、ディジタル保護制御装置1の電源が投入されることによって開始される。なお、ステップST201〜203の処理は、図6の処理と同一または同等であり、その説明を省略する。
試験支援装置2の制御回路8は、ディジタル保護制御装置1の演算部10から通知された基板アドレスに対応する基板名をメモリ5に記憶された入出力基板非固有情報31から読み出すとともに(ステップST204a)、基板名に対応する固有情報を不揮発性メモリ23から読み出して演算部10に通知する(ステップST204b)。演算部10は、通知された固有情報をデータ用メモリ16に格納する(ステップST205)。なお、この後のステップST206〜208の処理は、図6の処理と同一または同等であり、その説明を省略する。
以上の手順により、試験支援装置2は、ディジタル保護制御装置1に不足する入出力基板の代替として動作する。この動作により、ディジタル保護制御装置1の入出力部に搭載されるべき入出力基板を模擬することができ、ディジタル保護制御装置1にインストールされるソフトウェアのデバッグ環境が構築できる。また、入出力基板非固有情報31には、例えば外部機器のON/OFF情報や自動点検開始信号のON/OFF情報などを模擬する模擬入力情報29が含まれているので、ディジタル保護制御装置1に対する不具合解析を行う試験環境が構築できる。
以上のように、実施の形態3の試験支援装置によれば、入出力基板固有情報は設定情報ファイルには含めず、入出力基板非固有情報のみを設定情報ファイルとして作成するようにしているので、実施の形態1,2の効果に加え、入出力基板の固有情報を熟知していない者であっても、設定情報ファイルの作成が容易になるという効果が得られる。また、開発設計済みの入出力基板の固有情報を不揮発性メモリに格納しているので、当該情報を一旦格納した後に再度入力し直す必要がないという効果も得られる。さらに、設定情報ファイルの内容を簡易化できるので、入力作業が容易になるという効果も得られる。
なお、上記実施の形態では、基板アドレス、基板名、および固有情報(実施の形態3では、模擬入力情報を含む)などの入出力基板非固有情報31を揮発性メモリであるメモリ5に格納し、例えば開発設計済み入出力基板の固有情報28を不揮発性メモリ28に格納するようにしているが、入出力基板非固有情報31についても不揮発性メモリ28に格納するようにしてもよい。このようにすれば、同一の試験環境を有する複数のディジタル保護制御装置1に対する試験等を連続して行う場合に、図5および図10のフローに示す処理を省くことができるという効果が得られる。
また、上記実施の形態1〜3では、入出力基板に関する情報を格納する記憶部として、メモリおよび不揮発性メモリを用いて説明したが、例えばハードディスク等の磁気記憶媒体や、その他の記憶媒体で構成することも可能である。
また、上記実施の形態1〜3では、例えば図1に示すように、ディジタル保護制御装置1と外部入力装置6との間に、入出力模擬部3を備えた試験支援装置2を構成するようにしているが、この構成に限定されるものではない。例えば、入出力模擬部3を基板で構成し、該基板をディジタル保護制御装置1のスロットに搭載可能となるように構成してもよい。この場合、入出力模擬部3はディジタル保護制御装置1から電力の供給を受け、図4〜図6のフローは、例えばディジタル保護制御装置1の電源ONとともに動作が開始される。
また、入出力模擬部3を基板で構成し、該基板を外部入力装置6のスロットに搭載可能となるように構成してもよい。この場合、外部入力装置6が本実施の形態にかかる試験支援装置となって動作する。また、この場合、図4における「試験支援装置の設定処理」のフローは、外部入力装置6の例えばキーボードなどから処理の開始をトリガすることができる。
以上のように、本発明にかかるディジタル保護制御装置の試験支援装置は、実装置に入出力基板が搭載されていない場合であっても、実装置に対する試験等の効果的な実施を可能とする発明として有用である。
実施の形態1にかかる試験支援装置の一構成例および試験支援装置とディジタル保護制御装置との接続の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる設定情報ファイルの構成の一例を示す図である。 図2の設定情報ファイルに含まれる固有情報の一例を示す図である。 実施の形態1による試験環境の構築手順を示すフローチャート(メインフロー)である。 実施の形態1にかかる「試験支援装置の設定処理」を示すサブフローである。 実施の形態1にかかる「ディジタル保護制御装置の初期化処理」を示すサブフローである。 実施の形態2にかかる設定情報ファイルの構成の一例を示す図である。 実施の形態3にかかる設定情報ファイルの構成の一例を示す図である。 実施の形態3にかかる試験支援装置の一構成例を示す図である。 実施の形態3にかかる「試験支援装置の設定処理」を示すサブフローである。 実施の形態3にかかる「ディジタル保護制御装置の初期化処理」を示すサブフローである。
符号の説明
1 ディジタル保護制御装置
2 試験支援装置
3 入出力模擬部
4 I/F回路
5 メモリ
6 外部入力装置
7 外部I/F回路
8 制御回路
9 アナログ入力部
10 演算部
11 バス
12 バス
13,14,21,22 I/F回路
15 マイクロプロセッサ
16 データ用メモリ
17 プログラム用メモリ
18 入力スロット群
18−a,18−b 入力基板
19 出力スロット群
19−a,19−b 出力基板
20 入出力部
23 不揮発性メモリ
24 設定情報ファイル
25 基板識別情報
26 基板アドレス
27 基板名
28 固有情報
29 模擬入力情報
30 入出力基板情報
31 入出力基板非固有情報
33 I/Oタイプ
34 チャンネル情報
35 パリティ
40 警報出力部

Claims (7)

  1. 電力系統からのアナログ入力を取込みディジタルデータに変換するアナログ入力部と、前記アナログ入力部より受け渡されたディジタルデータに基づいて所定の保護制御演算を行う演算部と、前記演算部にて判定された演算結果に基づく制御指令の出力処理および外部機器からの情報を入力して前記演算部に伝達する入力処理を行う入出力部と、を備えたディジタル保護制御装置に接続され、当該ディジタル保護制御装置に対する試験を支援するディジタル保護制御装置の試験支援装置であって、
    前記入出力部に搭載されるべき入出力基板の一部または全部を模擬する入出力模擬部を有し、
    前記入出力模擬部には、前記入出力基板の識別に必要な情報として、少なくとも前記入出力部における前記入出力基板の搭載位置を表す情報としての基板アドレスおよび、当該基板アドレスに対応させた前記入出力基板の固有情報が記憶されていることを特徴とするディジタル保護制御装置の試験支援装置。
  2. 前記演算部には、前記基板アドレスに関する情報が登録されており、
    前記入出力模擬部は、前記演算部から伝達された基板アドレスに対応する固有情報を抽出して前記演算部に通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル保護制御装置の試験支援装置。
  3. 前記固有情報には、前記入出力基板が入力基板であるか、出力基板であるか、あるいは入出力基板であるか、を示すI/Oタイプ、および前記入出力基板の入出力点数を表すチャネル情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のディジタル保護制御装置の試験支援装置。
  4. 前記入出力模擬部には、前記入出力基板のうちの入力基板を通じて前記演算部に入力されるべき情報としての模擬入力情報がさらに記憶されている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のディジタル保護制御装置の試験支援装置。
  5. 前記入出力模擬部には、少なくとも不揮発性メモリが具備され、
    当該不揮発性メモリには、少なくとも前記固有情報が記憶されている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のディジタル保護制御装置の試験支援装置。
  6. 前記基板アドレス、前記固有情報、前記模擬入力情報は、本装置の外部に設けられた入力装置を介して前記入出力模擬部に記憶される
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のディジタル保護制御装置の試験支援装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の入出力模擬部をディジタル保護制御装置に内蔵したことを特徴とするディジタル保護制御装置の試験支援装置。
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