JP2010037066A - エスカレータの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害物等が保護板に当接した場合、当接した障害物等が保護板に押し付けられたり、保護板に絡まったり、保護板とエスカレータとの間に挟まれたりすることを防止することができるエスカレータの安全装置を提供する。
【解決手段】エスカレータ1と建屋天井6や梁あるいは隣接して交差する他のエスカレータとの間に楔状空間7が設けられ、楔状空間7内に保護板8が配置されたエスカレータの安全装置において、障害物等Aが保護板8に当接した場合に、障害物等Aに押された保護板8が移動するように保護板8を保持する保持部9と、保護板8の移動を検出する検出部21と、検出部21による検出結果に基づいてエスカレータ1の運転を停止させる停止手段と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エスカレータの安全装置に関し、特に、エスカレータと建屋天井や梁あるいは隣接して交差する他のエスカレータとの間に楔状空間が設けられ、この楔状空間に保護板が配置されたエスカレータの安全装置に関する。
従来、エスカレータと建物天井や梁あるいは隣接して交差する他のエスカレータとの間に楔状空間が設けられ、この楔状空間内に保護板を配置したエスカレータの安全装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたエスカレータの安全装置は、楔状空間の奥側に配置された固定式の第1保護板と、楔状空間の手前側に配置された揺動可能な第2保護板とを備えている。エスカレータ利用者の身体や荷物等(以下、「障害物等」という)が第2保護板に当接した場合、第2保護板は揺動し、障害物等が第2保護板に当接した衝撃を緩和するとともに、障害物等が楔状空間に挟まれる危険性があることをエスカレータ利用者に知らせる。
特開2001−72368号公報
しかし、特許文献1に記載されたエスカレータの安全装置では、障害物等が第1保護板に当接した場合には、第1保護板が移動しないとともにエスカレータが引き続き動き続けるため、障害物等が第1保護板に押し付けられたり、第1保護板に絡まったり、第1保護板とエスカレータとの間に挟まれる場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、障害物等が保護板に当接した場合、当接した障害物等が保護板に押し付けられたり、保護板に絡まったり、保護板とエスカレータとの間に挟まれたりすることを防止することができるエスカレータの安全装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、エスカレータと建屋天井や梁あるいは隣接して交差する他のエスカレータとの間に楔状空間が設けられ、前記楔状空間内に保護板が配置されたエスカレータの安全装置において、障害物等が前記保護板に当接した場合に、前記障害物等に押された前記保護板が移動するように前記保護板を保持する保持部と、前記保護板の移動を検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて前記エスカレータの運転を停止させる停止手段と、を備えることである。
本発明によれば、障害物等が保護板に当接して押された保護板が移動し、その移動が検出部により検出されると、その検出結果に基づいてエスカレータの運転が停止されるため、保護板に当接した障害物等が、保護板に押し付けられたり、保護板に絡まったり、保護板とエスカレータとの間に挟まれたりすることを防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るエスカレータの安全装置を組み込んだエスカレータの構成図である。
エスカレータ1は、無端状に連結されて上階側と下階側との間を循環移動する複数のステップ2と、これらのステップ2に同期して循環移動する手摺ベルト3と、この手摺ベルト3を支持する欄干4とを備えている。上階側の床下には、ステップ2と手摺ベルト3とを駆動させる駆動モータ5が設置されている。
エスカレータ1の手摺ベルト3と、このエスカレータ1が設置されている建屋の建屋天井6との間には楔状空間7が設けられ、この楔状空間7内には保護板8が配置されている。保護板8は、アクリル樹脂により形成され、エスカレータ1の上昇方向(矢印X方向)への運転により運ばれるエスカレータ利用者の身体や荷物等(以下、「障害物等」という)が、エスカレータ1と建屋天井6との間に挟まれることを防止するために設けられている。
建屋天井6の下面であって楔状空間7を囲む部分には、保持部9が設けられている。保持部9には、エスカレータ1の移動方向と直交する水平方向に延出するガイド溝(図示せず)が形成され、このガイド溝にスライド可能に取付ベース10が嵌合されている。取付ベース10には、保護板8がボルト11とナット12とを用いて固定されている。保護板8は、取付ベース10と一体にエスカレータ1の移動方向と直交する水平方向にスライド可能となっている。
図3及び図5に示すように、保持部9には支持片13が固定され、この支持片13には丸棒状の支持軸14の一端が固定されている。支持軸14は、ガイド溝と平行な方向に延出され、支持軸14の外周にはコイルバネ15が伸縮可能に取付けられている。
取付ベース10には突起16が設けられ、この突起16に形成された挿通穴17に支持軸14が相対的にスライド可能に挿通されている。支持軸14の外周に取付けられたコイルバネ15は、突起16と支持片13との間に配置されている。支持軸14の他端には、突起16が支持軸14から抜けることを防止する抜止部18が設けられている。
さらに、保持部9には、取付ベース10のスライド方向前方側に位置し、スライドした取付ベース10に押されて上方に移動する可動片19が設けられている。この可動片19は、コイルバネ20により下向きに常時付勢されている。可動片19の上方位置には、上方に移動した可動片19に押されてONとなる検出部である接触式の検出スイッチ21が設けられている。
図2及び図3は、障害物等Aが保護板8に当接しておらず、コイルバネ15により付勢された取付ベース10と保護板8とがエスカレータ1の手摺ベルト3に最も近付いて位置している場合、言い換えると、エスカレータ1が正常に運転されている場合を示している。
図4及び図5は、障害物等Aが保護板8に当接し、障害物等Aにより押された保護板8が取付ベース10と一体にエスカレータ1の手摺ベルト3から離れる方向にスライドした場合を示している。
保護板8が取付ベース10と一体に手摺ベルト3から離れる方向にスライドし、そのスライド量がある値に達すると、スライドした取付ベース10が取付けベース10のスライド方向前方に位置している可動片19に当接する。取付ベース10が可動片19に当接すると、可動片19が取付ベース10に押されて上方向きに移動し、可動片19により検出スイッチ21が押されてONになる。検出スイッチ21がONになることにより、保護板8がスライドしたことが検出される。
図6は、本発明に係るエスカレータの安全装置の制御に関する構成を示すブロック図である。エスカレータ1の動作を制御する制御部22が設けられ、この制御部22に駆動モータ5と、駆動モータ5を操作するモータ操作部23と、検出スイッチ21とが接続されている。さらに、制御部22には、警備員室などの警備部署に設置されたスピーカ24及び表示灯25が接続されている。
制御部22には、検出スイッチ21の検出結果に基づいてエスカレータ1の運転を停止させる停止手段と、停止手段によりエスカレータ1の運転が停止される場合にスピーカ24から警報を発報したり、表示灯25を点灯させる警報手段とが設けられている。
なお、検出スイッチ21の検出結果に基づいてエスカレータ1の運転を停止させる場合には、検出スイッチ21の検出結果に基づいて直ちにエスカレータ1の運転を停止させるようにしてもよいが、検出スイッチ21による検出が予め設定された所定時間継続したことをカウントするカウント手段を制御部22に設け、検出スイッチ21による検出が所定時間継続した場合に停止手段によりエスカレータ1の運転を停止させるようにしてもよい。本実施の形態では、カウント手段を備えている。
図7は、停止手段によるエスカレータ1の運転停止制御について説明するフローチャートである。
エスカレータ1が運転中であるか否かが判断され(S1)、エスカレータ1が運転中である場合には(S1のYES)、検出スイッチ21がONになったか否かが判断される(S2)。図4及び図5に示すように、障害物等Aが保護板8に当接し、障害物等Aに押された保護板8が手摺ベルト3から離れる方向にスライドし、スライドした取付ベース10により可動片19が押し上げられ、押し上げられた可動片19により検出スイッチ21が押されることにより検出スイッチ21がONになる。
検出スイッチ21がONになった場合には(S2のYES)、カウント手段によりONの状態が予め設定した所定時間継続したか否かが判断される(S3)。
検出スイッチ21のON状態が所定時間継続した場合には(S3のYES)、停止手段によりエスカレータ1の運転が停止され、及び、警報手段によりスピーカ24から警報が発報され、及び、表示灯25が点灯される(S4)。停止手段によるエスカレータ1の運転停止、スピーカ24からの警報の発報、表示灯25の点灯は、同時でもよく、又は、エスカレータ1の運転停止を先行させてもよい。スピーカ24からの警報の発報、表示灯25の点灯が行われた場合には、警報の発報や表示灯25の点灯を確認した警備員や管理人等が停止したエスカレータ1に駆けつける。
このような構成において、エスカレータ1の運転中に障害物等Aが保護板8に当接すると、当接した障害物等Aに押された保護板8が取付ベース10と一体に手摺ベルト3から離れる方向へスライドする。そして、取付ベース10が可動片19に当接し、可動片19が上方向きに移動して検出スイッチ21がONになり、障害物等Aが保護板8に当接したことが検出される。
なお、障害物等Aが保護板8に当接して保護板8と取付ベース10とが手摺ベルト3から離れる方向にスライドしても、障害物等Aの保護板8への当接状態がなくなると、保護板8と取付ベース10とはコイルバネ15の付勢力により図2及び図3に示したように、保護板8が手摺ベルト3に近付いた位置に戻る。
検出スイッチ21のON状態が設定時間継続した場合には、障害物等Aが保護板8とエスカレータ1との間に挟まれて取れない状態となっていることを意味し、その場合には停止手段によりエスカレータ1の運転が停止される。
したがって、保護板8に当接した障害物等Aが、エスカレータ1の運転が継続されるために保護板8に押し付けられたり、保護板8に絡まったり、保護板8とエスカレータ1との間に挟まれたりすることが防止される。
なお、カウント手段が設けられ、検出スイッチ21のON状態が設定時間継続した場合にエスカレータ1の運転が停止されるため、検出スイッチ21が瞬間的にONになったが障害物等Aが保護板8から離れたために検出スイッチ21のON状態がすぐに解除された場合にはエスカレータ1の運転は停止されない。これにより、エスカレータ1の不要な運転停止を回避することができる。
停止手段によりエスカレータ1の運転が停止された場合には、警備員室などにおいてスピーカ24からの警報の発報や表示灯25の点灯が行なわれる。これにより、警報の発報や表示灯25の点灯を確認した警備員や管理人等が停止したエスカレータ1に駆けつけることができ、保護板8に当接した障害物等Aの取り外しや、エスカレータ1の運転の再開等を迅速に行なうことができる。
なお、本実施の形態では、保護板8に障害物等Aが当接した場合、保護板8がエスカレータ1の移動方向と直交する水平方向向きにスライドする場合を例に挙げて説明したが、障害物等Aが当接した場合の保護板8の移動方向は、この実施の形態で説明した方向に限られるものではない。
また、保護板8に障害物等Aが当接したことを検出する検出部として接触式の検出スイッチ21を例に挙げて説明したが、光センサ等の非接触式の検出部を用いてもよい。
本発明の一実施の形態のエスカレータの安全装置を組み込んだエスカレータの構成図である。 障害物等が保護板に当接していない場合の保護板と取付ベースと手摺ベルトとを示す正面図である。 障害物等が保護板に当接していない場合の取付ベースと可動片と検出スイッチとを示す正面図である。 障害物等が保護板に当接している場合の保護板と取付ベースと手摺ベルトとを示す正面図である。 障害物等が保護板に当接している場合の取付ベースと可動片と検出スイッチとを示す正面図である。 エスカレータの安全装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 停止手段によるエスカレータの運転停止制御について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 エスカレータ
6 建屋天井
7 楔状空間
8 保護板
9 保持部
21 検出スイッチ(検出部)
A 障害物等

Claims (3)

  1. エスカレータと建屋天井や梁あるいは隣接して交差する他のエスカレータとの間に楔状空間が設けられ、前記楔状空間内に保護板が配置されたエスカレータの安全装置において、
    障害物等が前記保護板に当接した場合に、前記障害物等に押された前記保護板が移動するように前記保護板を保持する保持部と、
    前記保護板の移動を検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果に基づいて前記エスカレータの運転を停止させる停止手段と、
    を備えることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  2. 前記検出部による検出が予め設定された所定時間継続したことをカウントするカウント手段を備え、前記検出部による検出が所定時間継続した場合に前記停止手段により前記エスカレータの運転を停止させることを特徴とする請求項1記載のエスカレータの安全装置。
  3. 前記停止手段により前記エスカレータの運転が停止される場合、警備部署に対して警報を発する警報手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のエスカレータの安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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