JP2010036508A - インクジェット記録方法 - Google Patents

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【課題】ライン型インクジェットヘッドにより高速記録を行う際に、ビーディング耐性に優れたインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】イン型インクジェットヘッドによりインクA(1)を記録媒体に吐出して記録するインクジェット記録方法において、記録する画像を一定領域に分割した後、下記の式(A)で定義されるインクDutyの値Dが40%以上、90%未満の領域に対して、実質的に無色な透明インクB(2)を、該インクAの吐出前または吐出後に、該記録媒体に記録することにより、形成画像におけるインクDuty値を90%以上、110%以下に補正して記録するインクジェット記録方法。式(A)D(%)=(印字しようとするドット数/領域のドット総数)×100
【選択図】図1

Description

本発明は、ライン型インクジェットヘッドにより記録を行うインクジェット記録方法に関するものである。
インクジェット記録方法は、比較的簡単な装置で、高精細な画像の記録が可能であり、各方面で急速な発展を遂げている。また、使用される用途も多岐にわたり、それぞれの目的にあった記録媒体あるいはインクが使用される。
特に、近年では記録速度の大幅な向上がみられ、軽印刷用途にも耐え得る性能を持つプリンタの開発も行われている。特に、記録媒体と同等以上の幅で固定されたヘッド、いわゆるライン型インクジェットヘッドを採用したインクジェット記録装置も実用化されつつあり、ヘッドを走査せずに固定し、記録媒体を数回、場合によっては1回のみヘッド直下を通過させることで記録ができるため、これらの装置は従来のインクジェット記録装置に比較し、劇的な記録速度の向上が可能となっている。高速記録性が重視される軽印刷分野では、インクジェット方式に最適化されたインクジェット専用紙のみならず、インクの吸収性をあまり持たない記録媒体、例えば、コート紙やアート紙、もしくはインク吸収性の全くないプラスチックフィルム上に記録される機会も多い。このように印字速度を高速化したり、低吸収性の記録媒体を用いた場合、一度に多くのインクが記録媒体上に付与されることになるため、記録媒体上であふれたインクが寄り、画像にまだらが生ずる、いわゆるビーディングが大きな課題となる。
様々な記録媒体にインクジェット記録を可能にせしめる手段として、例えば、特許文献1において、中間転写媒体を用いた技術が開示されている。また、主としてライン型インクジェットヘッドを用いた場合に生じる液滴の合一や色ムラを防止する手段として、例えば、特許文献2には、硬化性の下塗り液と硬化性のインクを組み合わせて使用する記録方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法では中間転写媒体のような特殊な付加装置が必要となったり、或いは用いることができるインクジェットインクが硬化性のものに限定されるという欠点があり、より簡便な構成で様々なタイプの記録媒体に印字したときのインクのビーディングを防止できる記録技術が求められていた。
特開2008−155578号公報 特開2008−105379号公報
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ライン型インクジェットヘッドにより高速記録を行う際に、ビーディング耐性に優れたインクジェット記録方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成される。
1.ライン型インクジェットヘッドによりインクAを記録媒体に吐出して記録するインクジェット記録方法において、記録する画像を一定領域に分割した後、下記の式(A)で定義されるインクDutyの値Dが40%以上、90%未満の領域に対して、実質的に無色な透明インクBを、該インクAの吐出前または吐出後に、該記録媒体に記録することにより、形成画像におけるインクDuty値を90%以上、110%以下に補正して記録することを特徴とするインクジェット記録方法。
式(A)
D(%)=(印字しようとするドット数/領域のドット総数)×100
2.前記記録する画像を分割した領域の大きさが、5ドット×5ドット以上、10ドット×10ドット以下であることを特徴とする前記1に記載のインクジェット記録方法。
3.前記記録媒体が、印刷用塗工紙または非吸収性媒体であることを特徴とする前記1または2に記載のインクジェット記録方法。
4.前記記録媒体が印刷用塗工紙であり、該印刷用塗工紙が、その吸収性を下記の測定液Sを用いてブリストー法で測定し、縦軸を液体転移量L(ml/m)、横軸を液体接触時間の平方根(msec1/2)として測定結果をプロットしたときに、グラフの傾きが0以上、0.25以下であることを特徴とする前記3に記載のインクジェット記録方法。
測定液S:ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(14質量%)、1,2−ヘキサンジオール(6質量%)、水(80質量%)
5.前記透明インクBが、高分子化合物を含有していることを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
6.前記透明インクBが、活性エネルギー線の照射により硬化もしくは高粘度化する特性を有するインクであることを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
7.前記インクAと前記透明インクBとの表面張力が、いずれも20mN/m以上、30mN/m以下であることを特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
本発明により、ライン型インクジェットヘッドにより高速記録を行う際に、ビーディング耐性に優れたインクジェット記録方法を提供することができた。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明者は、上記課題に鑑み、ビーディングが発生しやすい画像パターンについて解析を行った結果、主に色材を含有するインクAが100%印字されるベタ画像よりも、むしろインクAを若干間引いて印字される領域の方がビーディングを生じやすいという傾向があることが判明した。
本発明は、以下の推定に何ら限定されるものではないが、その要因としては、部分的にインクAが間引いて印字される領域は、インク液滴の表面エネルギーの局所的な偏りが生じやすくなり、それがインク液滴の移動を促す推進力となってビーディングが生じやすくなるが、インクAが100%印字される領域ではその領域内で、インク液滴の表面エネルギーが比較的均一であるため、ビーディングが生じにくくなるものと推測している。
以下、本発明のインクジェット記録方法による中間濃度画像の形成方法について、図を交えて説明する。
図1は、本発明のインクジェット記録方法に従った各インクのドットパターンの一例を示す模式図である。
図1のa)は、一定領域に分割したエリアに、中間濃度を記録する際のインクA(1)を間引きした状態で印字したドットパターンの一例を示す模式図である。
図1のa)では、8ドット×8ドットの画像エリア(中濃度領域A)を例に示してあり、その全エリア64ドットのうち、42ドット(D値として、65.6%)のインクA(1)を印字したパターンである。
図1のb)は、図1のa)で示したインクA(1)を印字した以外の領域(22ドット分)に対して、透明インクB(2)を印字したドットパターンを示してある。
上記説明した図1のa)に示すインクA(1)のドットパターンと、図1のb)で示す透明インクB(2)のドットパターンを組み合わせて、図1のc)に示すようなインクA(1)及び透明インクB(2)より構成される最終画像を形成する。この時、図1のb)で示す透明インクB(2)の付与時期は、図1のa)に示すインクA(1)を付与する前であっても、あるいは付与した後のいずれであっても良い。
すなわち、図1で示したように、中間濃度領域Aにおいては、インクA(1)が付与されない部分を実質的に透明な透明インクB(2)により補完して記録を行い、インクの印字率がおよそ100%になるように補正する。このような記録方法とすることで、通常のインクが付与される位置を変えずにインクの付与量を均一化することができ、ライン型インクジェットヘッドにより高速に記録した場合でも、効果的にビーディングを防止することができる。
次いで、本発明に係る透明インクBで補完して記録する方法について、より詳細に説明する。
本発明に係る透明インクBを補完して記録する判定手段として、本発明においては、第1ステップとして画像を一定の大きさの領域に分割する。画像を分割する大きさとしては、インク液滴1滴で記録される画素を1ドットとすると、5ドット×5ドット(総ドット数25)以上、20ドット×20ドット(総ドット数400)以下、さらには5ドット×5ドット以上、10ドット×10ドット以下であることが好ましい。分割する画像の大きさを上記範囲とすることにより、ビーディングの生じやすいパターンをより正確に判定しやすくなる。
第2ステップとしては、分割した画像領域それぞれについて、下記の式(A)で定義されるインクDutyの値Dを計算する。なお、画像領域内を複数のインクで記録する場合、同一位置のドットを異なるインクで複数回以上記録する場合は重複してカウントせず、それ以外のドットについては各インクの印字ドット数を合計してカウントすることとする。
式(A)
D(%)=(印字しようとするドット数/領域のドット総数)×100
本発明者らは様々な画像パターンをライン型インクジェット記録装置で作製した結果、上記D値が40%以上、90%未満の領域で、特に顕著にビーディングが発生しやすいという傾向を見出した。この結果をもとに、D値が40%以上、90%未満の画像領域をインク液の均一化が必要な領域であると判定し、概領域に透明インクBを印字して、最終形成画像におけるインクDuty値が90%以上、110%以下となるように補正する。最終形成画像における補正後のインクDuty値を上記範囲内とすることにより、ビーディング耐性を得ることができる。補正後のインクDuty値のより好ましい値は、100%である。
透明インクB用の画像データの好ましい作製方法としては、例えば、補正対象となる画像領域においてインクAを記録するドットと記録しないドットを反転させ、本来インクAのドットが記録されない場所に、透明インクBを記録するようなデータを作成する方法が挙げられる。
透明インクBを記録媒体上に吐出するタイミングについては、インクAを記録する前でも後でも良いが、前の方が好ましい。また、インクAを記録する前後の両方で透明インクBを記録しても良く、透明インクBを記録するタイミングを補正前のインクDuty値に応じて変化させても良い。インクDuty値に応じて透明インクBの記録タイミングを変化させる場合、インクDuty値が大きい領域では通常のインクの記録前に透明インクBを記録し、インクDuty値が比較的小さい領域では通常のインクの記録後に透明インクBを記録することが好ましい。
《インクジェットインク》
〔インクA〕
本発明に適用可能なインクAとしては、高沸点有機溶剤を主成分とする油性インク、水や水溶性有機溶剤を主成分とする水性インク、活性エネルギー線照射により硬化するモノマーを主成分とするUV(紫外線)インク、水性インクに親水性のモノマーや架橋性高分子化合物を含有させた水性UVインク、揮発性の有機溶剤からなるソルベントインク等が挙げられる。特に、記録速度を非常に高速化したり、吸収性に乏しい記録媒体に記録する際には、高分子化合物を含有し溶媒の乾燥に伴って増粘・定着する機能を有するインクを用いたり、モノマーや架橋性の化合物を含み活性エネルギー線照射により硬化もしくは増粘するインクを用いることが好ましい。
ラジカル重合性モノマーからなるUVインクとしては、例えば、特開平7−159983号、特公平7−31399号、特開平8−224982号、特開平10−863号などの各公報に、カチオン重合性モノマーからなるUVインクとしては、例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892号、特開2001−40068号、特開2001−55507号、特開2001−310938号、特開2001−310937号、特開2001−220526号などの各公報に、親水性のモノマーを含有する水性UVインクとしては、例えば、特開2000−186242号、特開2000−186243号、特開2000−117969号、特開2002−187918号、特開2004−58507号などの各公報に、親水性の架橋性高分子化合物を含有する水性UVインクとしては、例えば、特開2007−31469号、特開2007−84784号などの各公報に、ソルベントインクとしては、例えば、特表2003−514946号、特開2005−15672号、特開2005−200469号などの各公報に、高分子化合物を含有する水性インクとしては、例えば、特開2000−44858号、特開2005−113147号などの各公報にそれぞれ例示がある。
〔透明インクB〕
本発明における透明インクBは、実質的に色材を含まず着色に寄与しないインクをいう。使用するインクの種類は、着色するための通常のインクAと同じものを用いることが好ましい。例えば、着色用のインクAとしてUVインクを用いる場合は、透明インクBもUVインクとすることが好ましい。通常のインクAと透明インクBを同種のインクとする場合、通常のインクAの色材成分を主要な溶剤成分に置換することにより、透明インクBの組成を簡便に作製することもできる。
また、記録速度を非常に高速化したり、吸収性に乏しい記録媒体に記録する際には、通常のインクAと同様に、高分子化合物を含有し溶媒の乾燥に伴って増粘・定着する機能を有するインクBを用いたり、モノマーや架橋性の化合物を含み活性エネルギー線照射により硬化もしくは増粘するインクBを用いることが好ましい。
〔粘度〕
本発明に係るインクA及び透明インクBのそれぞれの粘度は、特に制限はないが、2mPa・s以上、100mPa・s以下であることが好ましい。
本発明でいうインク粘度(mPa・s)は、JIS Z 8809に規定されている粘度計校正用標準液で検定されたものであれば特に制限はなく、公知の方法に従って25℃で測定した粘度値であり、粘度測定装置としては、回転式、振動式や細管式の粘度計を用いることができ、例えば、Saybolt粘度計、Redwood粘度計等で測定でき、例えば、トキメック社製、円錐平板型E型粘度計、東機産業社製のE Type Viscometer(回転粘度計)、東京計器社製のB型粘度計BL、山一電機社製のFVM−80A、Nametore工業社製のViscoliner、山一電気社製のVISCO MATE MODEL VM−1A、同DD−1等を挙げることができる。
〔表面張力〕
本発明に係るインクA及び透明インクBのそれぞれの表面張力は、20mN/m以上、30mN/m以下であることが好ましく、より好ましくは23mN/m以上、28mN/m以下である。表面張力をこの範囲とすることで、ビーディング耐性をより良好なものとすることができる。
本発明におけるインクの表面張力は25℃の環境下で測定した値であり、その測定法については一般的な界面化学、コロイド化学の参考書等において述べられている。例えば、新実験化学講座第18巻(界面とコロイド)、日本化学会編、丸善株式会社発行:P.68〜117を参照することができる。具体的には、輪環法(デュヌーイ法)、白金プレート法(ウィルヘルミー法)を用いて求めることができるが、本発明においては、白金プレート法により測定した表面張力値(mN/m)で表し、例えば、協和界面科学製の表面張力計CBVP−Zを使用して測定できる。
《記録媒体》
本発明のインクジェット記録方法に適用可能な記録媒体としては、各種紙、各種フィルム、各種布、各種木材、各種インクジェット用記録媒体等が使用できる。特に印刷用塗工紙や非吸収性媒体を用いた場合、本発明の効果が顕著なものとなりやすい。
〔印刷用塗工紙〕
印刷用塗工紙とは、印刷でしばしば用いられる塗工紙であり、一般的には上質紙や中質紙を原紙とし、紙の表面に白土等の顔料を塗布した後、平滑性を高めるためにカレンダー処理をかけて作製される。このような処理により、白色度や平滑性、印刷インクの受理性、あるいは網点再現性、印刷光沢、印刷不透明度などが向上する。塗工量により、アート紙、コート紙、軽量コート紙等の分類があり、また、紙の光沢によりグロス系、ダル系、マット系等に分類される。
アート紙は、塗工量が片面20g/m前後の塗工紙であり、一般的には、紙表面に顔料を塗工した後、カレンダー処理をかけて作製される。特アート、並アート、マット(艶消し)アート、片アート(片面塗工)、両アート(両面塗工)などの種類があり、具体的には、OK金藤N、サテン金藤N、SA金藤、ウルトラサテン金藤N、OKウルトラアクアサテン、OK金藤片面、Nアートポスト、NK特両面アート、雷鳥スーパーアートN、雷鳥スーパーアートMN、雷鳥アートN、雷鳥ダルアートN、ハイマッキンレーアート、ハイマッキンレーマット、ハイマッキンレーピュアダルアート、ハイマッキンレースーパーダル、ハイマッキンレーマットエレガンス、ハイマッキンレーディープマット等がある。
コート紙は、塗工量が片面10g/m前後の塗工紙であり、一般的には、抄紙機の途中に設けた塗工装置で加工して作製される。コート量がアート紙より少なく、平滑度はやや落ちるものの廉価、軽量という利点がある。また、軽量コートや微塗工紙というコート量のさらに少ない種類の塗工紙も存在する。これらのコート紙の具体例として、PODグロスコート、OKトップコート+、OKトップコートS、オーロラコート、ミューコート、ミューホワイト、雷鳥コートN、ユトリロコート、パールコート、ホワイトパールコート、PODマットコート、ニューエイジ、ニューエイジW、OKトップコートマットN、OKロイヤルコート、OKトップコートダル、Zコート、シルバーダイヤ、ユーライト、ネプチューン、ミューマット、ホワイトミューマット、雷鳥マットコートN、ユトリログロスマット、ニューVマット、ホワイトニューVマット等が挙げられる。
本発明においては、ブリストー法により前記測定液Sの吸収特性を測定し、縦軸を液体転移量L(ml/m)、横軸を液体接触時間の平方根(msec1/2)として測定結果をプロットしたときに、グラフの傾きが0以上0.25以下である印刷用塗工紙を記録媒体として用いた場合に、特に顕著にビーディング防止効果を得ることができる。なお、ブリストーとは「Japan TAPPI No.51−87」(紙パルプ技術協会、紙パルプ試験方法No.51−87、ブリストー法)に示される測定法をいう。
〔非吸収性記録媒体〕
非吸収性記録媒体としては、一般的に使用されている各種フィルム等はすべて使用できる。例えば、ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどがある。また、写真用印画紙であるレジンコートペーパーや合成紙であるユポ紙なども使用することができる。
《インクジェット記録装置》
本発明のインクジェット記録方法に用いるインクジェット記録装置は、ライン型インクジェットヘッドを搭載していることを特徴とする。ライン型インクジェットヘッドとは、記録媒体の搬送方向に対して垂直方向にノズルを配列させたヘッドであり、ヘッドの走査なしに、もしくは非常に少ない回数の走査で画像を形成できるため、高速記録が可能であるという特徴を有する。記録する際にヘッド、記録媒体のいずれを移動させても良いが、ライン型インクジェットヘッドは質量が大きくなる傾向があるため、記録中の移動は最小限にとどめ、記録媒体を搬送して記録する方式とすることが好ましい。記録媒体の搬送手段としては、搬送ステージ、搬送ベルト、ドラム等が挙げられる。記録パス数を複数回行う装置とする場合は、ドラム搬送方式であることが好ましい。
(ライン型インクジェットヘッド)
ライン型インクジェットヘッドの幅は搬送する記録媒体の幅と同等以上であることが好ましいが、記録媒体より小さい幅のヘッドとしても良い。ヘッドの幅を搬送する記録媒体の幅と同等以上とする場合、ヘッドの位置を固定し、その直下に記録媒体を通過させることにより、1回の搬送で画像を記録することも可能である。記録媒体より小さい幅のヘッドとする場合、記録パス数を複数回にする必要がある。記録媒体に対してライン型インクジェットヘッドの幅があまりに小さいと、記録パス数が多くなって高速記録特性に劣るため、少なくとも記録媒体の半分以上の幅であることが好ましい。
ノズルの配列方法としては、1種類のインクにつき1ラインとしても良いし、複数のラインとしても良い。1種類のインクにつき複数のラインを有するヘッドとする場合、記録媒体の搬送方向に対して、各ラインのノズルを揃えても良いし、互いにずらして配列させても良い。前者の配置では記録媒体の搬送方向について、複数のノズルで記録することが可能であるため、吐出不良への対応が容易となる。一方、後者の配置では1ラインのみの構成に対して解像度を倍化させることができる。
ライン型インクジェットヘッドの構成として、小型のヘッドユニットを複数組み合わせて一つのライン型インクジェットヘッドとしたものでも良い。
ヘッドの吐出方式は、電気−機械変換方式(例えば、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型、シェアードウォール型等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマルインクジェット型、バブルジェット(登録商標)型等)、静電吸引方式(例えば、電界制御型、スリットジェット型等)及び放電方式(例えば、スパークジェット型等)などを挙げることができる。好ましくは電気−機械変換方式、または電気−熱変換方式であるが、いずれの吐出方式を用いても構わない。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例において「部」あるいは「%」の表示を用いるが、特に断りがない限り「質量部」あるいは「質量%」を表す。
《顔料分散液の調製》
〔ブラック顔料分散液1〕
以下の各添加剤を混合し、0.5mmのジルコニアビーズを体積率で50%充填したサンドグラインダーを用いて分散し、イオン交換水を添加してブラック顔料の含有量が10%のブラック顔料分散液1を調製した。
トーカブラック #8500(東海カーボン製) 120g
ジョンクリル62(ジョンソンポリマー製) 59g
レベノールWX(花王製) 3g
ジエチレングリコール 100g
イオン交換水
《架橋性高分子化合物の合成》
〔架橋性高分子化合物1の合成〕
2Lセパラブルフラスコに、ケン化率98%、重合度300のポリ酢酸ビニルのケン化物を100g、イオン交換水を530g入れ、90℃で加熱撹拌し、ポリ酢酸ビニルのケン化物を溶解させた。この溶液を60℃まで冷却した後、イソプロピルアルコールを175g、下記に示す側鎖修飾化合物を24.4g、リン酸を6.2g加え、10時間撹拌した。反応溶液を45℃まで冷却し、イオン交換樹脂(ダイヤイオンWA20、三菱化学製)70gを加え、12時間撹拌した。その後、イオン交換樹脂をろ過し、アクリル基を有する側鎖を持ち、ポリ酢酸ビニルのケン化物を主鎖とする架橋性高分子化合物1(例示1を構成単位とする)の15質量%溶液を得た。
《インクセットの調製》
〔インクセット1:インクA1、透明インクB1の調製〕
溶媒:ジエチレングリコールモノブチルエーテル 25部
高分子微粒子:スーパーフレックス420(第一工業製薬社製) 固形分として2部
活性剤:BYK347(ビックケミー製) 0.5部
顔料:ブラック顔料分散液1 固形分として4部
さらに全体が100部となるようにイオン交換水により調整して、高分子化合物の微粒子を含有する水性インクであるインクA1を調製した。さらに、インクA1の顔料をイオン交換水に置き換えたこと以外は、同様の組成により透明インクB1を調製した。インクA1の表面張力は27mN/m、透明インクB1の表面張力は26mN/mであった。
〔インクセット2:インクA2、透明インクB2の調製〕
架橋性高分子化合物1 固形分として2.5部
重合開始剤:Irgacure2959(Ciba社製) 0.5部
溶媒:エチレングリコール 10部
溶媒:プロピレングリコール 15部
溶媒:2−ピロリジノン 10部
活性剤:BYK347(ビックケミー製) 0.6部
顔料:Cab−O−Jet300(キャボット社製) 顔料分として4部
さらに全体が100部となるようにイオン交換水により調整して、親水性の架橋性高分子化合物を含有する水性UVインクであるインクA2を調製した。さらに、インクA2の顔料をイオン交換水に置き換えたこと以外は、同様の組成により透明インクB2を調製した。インクA2の表面張力は25mN/m、透明インクB2の表面張力は25mN/mであった。
〔インクセット3:インクA3、透明インクB3の調製〕
顔料:トーカブラック #8500(東海カーボン製) 4部
顔料分散剤:アジスパーPB821(味の素ファインテクノ製) 2部
モノマー:アロンオキセタンOXT221(東亞合成社製) 60部
モノマー:セロキサイドC2021P(ダイセル社製) 30部
重合開始剤:UVI6992(ダウケミカル社製) 4部
上記の組成物を順次混合し、ビーズミルを用いて分散した後、ディゾルバーを用いて1時間プレ分散を行った。更にビーズミルを用いて練肉し、#3000の金属メッシュフィルターでろ過して、カチオン重合性モノマーを主成分とするUVインクであるインクA3を調製した。さらに、インクA3の顔料及び顔料分散剤をアロンオキセタンOXT221に置き換えたこと以外は、同様の組成により透明インクB3を調製した。インクA3の表面張力は28mN/m、透明インクB3の表面張力は28mN/mであった。
《印刷用塗工紙の吸収特性の評価》
様々な印刷用塗工紙について、下記の組成のブリストー測定液Sを用いて吸収特性を測定した。縦軸を液体転移量L(ml/m)、横軸を液体接触時間の平方根(msec1/2)として測定結果をプロットし、各記録媒体のグラフの傾きを求めた。測定した印刷用塗工紙の中から、傾き値が0.10である印刷用塗工紙A、傾き値が0.03である印刷用塗工紙B、傾き値が0.25である印刷用塗工紙C、傾き値が0.26である印刷用塗工紙Dを選択し、後述する評価に用いることとした。
〔ブリストー測定液S〕
ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 14質量%
1,2−ヘキサンジオール 6質量%
水 80質量%
実施例1
《インクジェット画像形成》
上記調製した各インクセットを用いて、下記の記録方法に従い画像を作成した。
(記録画像1の作成)
ノズル口径23μm、液適量4pl、最大駆動周波数25kHz、ノズル数512、ノズル密度360dpiであるピエゾ型のインクジェット記録ヘッドを使用し、ライン長300mm、記録密度1080dpiのラインヘッド型インクジェット記録装置を構成した。このヘッドを2ヘッド搭載したインクジェット記録装置を作製し、搬送方向の記録密度が1080dpi、記録媒体の搬送速度が300mm/secとなるように装置を調整した。なお、本発明で言うdpiとは、2.54cmあたりのドット数を表す。このインクジェット記録装置に、インクセット1を用い、記録用のインクとしてインクA1を、ビーディングを防止するための補完印字用のインクとして透明インクB1を充填した。インクジェットヘッドの位置については、透明インクB1がインクA1よりも先に記録されるような配置とした。
次に、日本規格協会から発行されている画像データセット「JIS X 9204:2004高精細カラーディジタル標準画像(XYZ/SCID)」の中の“N4 Pier”の画像データを用い、これをモノクロに変換して評価用画像とした。画像データからインクを記録するドット配列データを生成した後、概データを5ドット×5ドットの領域に分割し、前記の式(A)に従って各領域におけるインクDutyの値Dを計算した。値Dが40%以上、90%未満の領域に対して、前記のドット配列データにおける印字ドットと非印字ドットの位置を反転させたデータを生成し、透明インクBを印字するための補完印字データとした。このようにして作製した印字データと補完印字データを用いて、吸収特性グラフの傾きが0.1である印刷用塗工紙Aを表面温度が50℃になるように加熱しながら、透明インクB1、インクA1をそれぞれ記録した。以上の方法により、値Dが40%以上、90%未満の領域に対して実画像のインクDuty値を100%に補正し、本発明のインクジェット記録方法1により記録した記録画像1を得た。
(記録画像2〜4の作成)
上記記録画像1の作成において、Duty計算領域の大きさを5ドット×5ドットから表1に記載の大きさに変更した以外は同様の方法により、本発明のインクジェット記録方法により作成した記録画像2〜4を得た。
(記録画像5の作成)
上記記録画像1の作成において、透明インクBによる印字を行わなかった以外は同様にして、比較のインクジェット記録方法により作成した記録画像5を得た。
《記録画像の評価》
〔ビーディング耐性の評価〕
以上の記録方法により作成した記録画像1〜5について、下記の基準に従って、画質(ビーディング耐性)を評価した。評価ランクがB以上であれば、実用上問題のないレベルとした。
A:いずれの濃度領域でも画像のまだらは生じておらず、良好な画像が得られている
B:部分的に画像のまだらが生じている箇所があるが、おおむね良好な画像が得られている
C:画像のまだらが気になる箇所が多くみられる
以上により得られた結果を、表1に示す。
Figure 2010036508
表1に記載の結果より明らかなように、本発明のインクジェット記録方法に従って作成した本発明の記録画像は、比較例である透明インクを用いなかった画像に対し、ビーディング耐性が優れていることが分かる。特に、インクDuty計算領域の大きさを本発明の好ましい範囲とすることにより、その効果がより高まることがわかる。
実施例2
《インクジェット画像形成》
〔記録画像6〜14、6′〜14′の作成〕
実施例1に記載の記録画像2の作成において、記録媒体およびインクセットの種類を、表2に記載のものに変更した以外は同様にして、本発明のインクジェット記録方法により記録された記録画像6〜14を得た。さらに、記録画像6〜14の作成において、透明インクBを印字しないこと以外は同様にして、記録画像6′〜14′を得た。なお、インクセット2、3を用いて記録した記録画像7、8、13の作成においては、記録媒体の加熱を行わない代わりに、各ヘッドの近傍にUVランプを設置して、インクA及び透明インクBの記録直後にUVを照射しながら画像を作成した。
《記録画像の評価》
〔ビーディング耐性の評価〕
以上の記録方法により作成した記録画像6〜14、6′〜14′について、それぞれ対応する記録画像同士(例えば、記録画像6と記録画像6′)について、補完印字によるビーディング改善効果を評価した。評価ランクがB以上のときに、有意な改善効果ありとした。
A:透明インクBの印字によりまだらが顕著に減少しており、大きなビーディング改善効果が見られる
B:透明インクBを印字しなくても(インクAのみの印字6′〜14′)、まだらが軽微なので顕著な効果とは言えないが、透明インクBを印字した画像(記録画像6〜14)ではビーディング改善効果を確認できる
C:透明インクBを印字しなくてもまだらがほとんど見られないため、透明インクBの印字の有無で画質がほとんど変わらない
以上により得られた結果を、表2に示す。
Figure 2010036508
表2に記載の結果より明らかなように、吸収特性グラフの傾きが0.25以下である印刷用塗工紙もしくはポリ塩化ビニルやPETフィルムのような被吸収性媒体を被記録媒体として用いた場合、本発明の効果がより顕著に発揮されることがわかる。
本発明のインクジェット記録方法に従った各インクのドットパターンの一例を示す模式図である。
符号の説明
1 インクA
2 透明インクB
A 中間濃度領域

Claims (7)

  1. ライン型インクジェットヘッドによりインクAを記録媒体に吐出して記録するインクジェット記録方法において、記録する画像を一定領域に分割した後、下記の式(A)で定義されるインクDutyの値Dが40%以上、90%未満の領域に対して、実質的に無色な透明インクBを、該インクAの吐出前または吐出後に、該記録媒体に記録することにより、形成画像におけるインクDuty値を90%以上、110%以下に補正して記録することを特徴とするインクジェット記録方法。
    式(A)
    D(%)=(印字しようとするドット数/領域のドット総数)×100
  2. 前記記録する画像を分割した領域の大きさが、5ドット×5ドット以上、10ドット×10ドット以下であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 前記記録媒体が、印刷用塗工紙または非吸収性媒体であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録方法。
  4. 前記記録媒体が印刷用塗工紙であり、該印刷用塗工紙が、その吸収性を下記の測定液Sを用いてブリストー法で測定し、縦軸を液体転移量L(ml/m)、横軸を液体接触時間の平方根(msec1/2)として測定結果をプロットしたときに、グラフの傾きが0以上、0.25以下であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録方法。
    測定液S:ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(14質量%)、1,2−ヘキサンジオール(6質量%)、水(80質量%)
  5. 前記透明インクBが、高分子化合物を含有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  6. 前記透明インクBが、活性エネルギー線の照射により硬化もしくは高粘度化する特性を有するインクであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  7. 前記インクAと前記透明インクBとの表面張力が、いずれも20mN/m以上、30mN/m以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
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