JP2010025277A - 車両の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動変速機の操作装置として接続される機器を特定して、特定された機器に対応した変速制御を実施する。
【解決手段】ECUは、Mポジションではなく(S100にてNO)、アップシフト信号またはダウンシフト信号を受信すると(S102にてYES)、パドルシフト装置が装着されていることを認識するステップ(S104)と、アップシフト信号およびダウンシフト信号のうちのいずれの信号も受信しないと(S102にてNO)、パドルシフト装置が装着されていないことを認識するステップ(S106)と、認識結果およびアップシフト信号またはダウンシフト信号に基づいて変速制御を実施するステップ(S108)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、手動変速モードを有する自動変速機が搭載された車両の制御に関し、特に、車両に設けられる自動変速機の操作装置として接続される機器を特定して、特定された機器に対応した変速制御を実施する技術に関する。
従来、車両の動作を制御する制御ユニットは、車両の仕様に対応した制御ユニットが設定される。そのため、車両の仕様が多くなるほど仕様の異なる制御ユニットが多数必要となり、コスト上昇の要因となる場合がある。
このような問題に鑑みて、たとえば、特開2004−66974号公報(特許文献1)は、複数の制御ユニットの組み合わせに柔軟に対応することのできる車両制御装置を開示する。この車両制御装置は、メイン制御ユニットと、メイン制御ユニットと電気的に接続された通信線とを備え、車両各部を制御する複数のサブ制御ユニットを通信線に接続可能に構成される。メイン制御ユニットは、複数のサブ制御ユニットとの通信結果に基づいて各サブ制御ユニットの通信線への接続状態を判定するとともに、通信線に接続されたサブ制御ユニットに対して通信線を介して接続状態を通知する一方、メイン制御ユニットおよび通信線に接続されたサブ制御ユニットのうち少なくとも1つは複数の動作モードを実行可能に構成され、接続状態に応じて複数の動作モードの一を選択して実行することを特徴とする。
上述した公報に開示された車両制御装置によると、各制御ユニット間の通信結果から各ユニットの通信線への接続状態を判定しているので、車両1台毎に制御ユニットの組み合わせを記憶させる作業が不要であり、また組み合わせに応じた複数種の製品を用意する必要がなく、製造・管理コストを低減することができる。
特開2004−66974号公報
しかしながら、上述した公報に開示された車両制御装置においては、メイン制御ユニットと複数のサブ制御ユニットとが搭載されることが前提となっているため、いずれか1つの制御ユニットに対して同様の機能を有する機器が複数個接続される場合には、機器の組合せ毎に制御ユニットを設定する必要があり、コストが上昇するという問題がある。
特に、手動変速モードを有する自動変速機においては、変速操作を行なう操作装置としては、シフトレバー以外にもパドルスイッチ等の操作装置が自動変速機の制御ユニットに接続される場合があり、シフトレバー以外の操作装置の有無に応じて、制御ユニットを設定する必要がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、自動変速機の操作装置として接続される機器を特定して、特定された機器に対応した変速制御を実施する車両の制御装置および制御方法を提供することである。
第1の発明に係る車両の制御装置において、車両は、複数のギヤ段が設定され、自動的にギヤ段を変更する自動変速モードと運転者の変速指示に応じてギヤ段を変更する手動変速モードとを有する自動変速機と、変速指示を受ける操作装置とを含む。操作装置は、変速指示を受けるための第1の操作部と、第1の操作部と独立してギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けるための第2の操作部とを含む。第1の操作部は、操作部材を有し、操作部材を手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動することによりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けることが可能となる。この制御装置は、変速指示に対応した操作装置の状態を検出するための検出手段と、操作部材が予め定められた位置に移動されていない場合に、操作装置がギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けたことを検出したときには、第2の操作部が車両に装着されていることを認識するための認識手段と、操作装置の状態および認識手段の認識結果に基づいて自動変速機を制御するための制御手段とを含む。第8の発明に係る車両の制御方法は、第1の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第1の発明によると、操作部材が予め定められた位置に移動されていない場合に、操作装置がギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けたことを検出したときには、第1の操作部の操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものではないこと、すなわち、第2の操作部への操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものであることを特定することができる。これにより、第2の操作部が車両に装着されているか否かを精度高く特定することができる。そのため、認識結果と操作装置の状態とに基づいて第2の操作部の装着の有無に応じた自動変速機の制御を実施することができる。すなわち、第2の操作部が車両に装着されているか否かにより制御装置を別途用意する必要がない。これにより、コストの上昇を抑制することができる。したがって、自動変速機の操作装置として接続される機器を特定して、特定された機器に対応した変速制御を実施する車両の制御装置および制御方法を提供することができる。
第2の発明に係る車両の制御装置は、第1の発明の構成に加えて、操作装置が第1の操作部および第2の操作部を含む場合と、第1の操作部のみを含む場合の両方に用いることが可能である。制御装置は、車両の出荷前に、操作装置の状態に基づく認識手段の認識結果を不揮発メモリに記憶するための手段をさらに含む。第9の発明に係る車両の制御方法は、第2の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第2の発明によると、車両の出荷前に、第2の操作部の装着の有無についての認識結果を不揮発メモリに予め記憶しておくことにより、車両の出荷後において、第2の操作部の装着の有無に応じた変速特性に基づいて自動変速機を制御することができる。また、制御装置は、操作装置が第1の操作部および第2の操作部を含む場合と、第1の操作部のみを含む場合の両方に用いることが可能であるため、第2の操作部が装着されているか否かにより制御装置を別途用意する必要がない。これにより、コストの上昇を抑制することができる。
第3の発明に係る車両の制御装置においては、第1または2の発明の構成に加えて、検出手段は、操作部材の位置を検出するための手段と、第1の操作部および第2の操作部のうちの少なくともいずれか一方に対するギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出するための手段とを含む。認識手段は、操作部材の位置が予め定められた位置ではなく、かつ、ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出した場合に、第2の操作部が車両に装着されていることを認識する。第10の発明に係る車両の制御方法は、第3の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第3の発明によると、操作部材の位置が予め定められた位置ではなく、かつ、ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出した場合に、第1の操作部の操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものではないこと、すなわち、第2の操作部への操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものであることを特定することができる。これにより、車両に第2の操作部が装着されているか否かを精度高く特定することができる。
第4の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、制御手段は、第2の操作部が車両に装着されていることが認識された場合に、第2の操作部が車両に装着されていない場合と異なる自動変速機の変速特性を設定するための手段と、操作装置の状態および設定された変速特性に基づいて自動変速機を制御するための手段とを含む。第11の発明に係る車両の制御方法は、第4の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第4の発明によると、第2の操作部が車両に装着されていることが認識された場合に、第2の操作部が車両に装着されていない場合と異なる自動変速機の変速特性を設定することにより、第2の操作部の装着の有無に応じた自動変速機の制御を実施することができる。すなわち、第2の操作部が車両に装着されているか否かにより制御装置を別途用意する必要がない。これにより、コストの上昇を抑制することができる。
第5の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、車両は、ステアリングホイールをさらに含む。第2の操作部は、運転者によるステアリングホイールの操作中に操作が可能な位置に設けられる。第12の発明に係る車両の制御方法は、第5の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第5の発明によると、運転者によるステアリングホイールの操作中に操作可能な位置に設けられる第2の操作部が装着された車両においては、第2の操作部が装着されない車両と異なる変速特性を設定することができる。そのため、第2の操作部が車両に装着されているか否かにより制御装置を別途用意する必要がない。これにより、コストの上昇を抑制することができる。
第6の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加えて、第2の操作部は、パドルシフトスイッチである。第13の発明に係る車両の制御方法は、第6の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第6の発明によると、パドルシフトスイッチが装着される車両においては、パドルシフトスイッチが装着されない車両と異なる変速特性を設定することができる。そのため、パドルシフトスイッチが車両に装着されているか否かにより制御装置を別途用意する必要がない。これにより、コストの上昇を抑制することができる。
第7の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜6のいずれかの発明の構成に加えて、第1の操作部は、シフトレバーと、シフトレバーの移動経路を規制するシフトゲートとを含む。シフトゲートは、シフトレバーをシフトゲート上の手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動した場合に、シフトレバーをギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を示す位置への移動を可能とする形状を有する。第14の発明に係る車両の制御方法は、第7の発明に係る車両の制御装置と同様の構成を有する。
第7の発明によると、第1の操作部においては、シフトレバーを手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動しない限り、シフトレバーをギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を示す位置に移動することができない。そのため、シフトレバーの位置が予め定められた位置ではなく、かつ、ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出した場合に、第1の操作部の操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものではないこと、すなわち、第2の操作部への操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものであることを特定することができる。これにより、車両に第2の操作部が装着されているか否かを精度高く特定することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る車両の制御装置が搭載される車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、本実施の形態に係る車両の制御装置が搭載される車両は、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン100と、自動変速機2000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU8000とを含む。自動変速機2000は、トルクコンバータ(図示せず)と、プラネタリーギヤユニット3000と、油圧回路4000と、シフト操作装置8014と、パドルシフト装置1512とを含む。
自動変速機2000は、所望のギヤ段を形成することにより、エンジン100のクランクシャフトの回転数を所望の回転数に増速したり減速したりする。本実施の形態において、自動変速機2000は、車両の状態に応じてギヤ段を自動で変更する自動変速モードに加えて、運転者の操作指示により、ギヤ段をアップシフトまたはダウンシフトする手動変速モードを有する。自動変速機2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。
なお、自動変速機2000は、有段式自動変速機であってもよいし、無段式自動変速機であって、かつ、有段式自動変速機と同様に離隔した複数の変速比を複数のギヤ段として予め設定し、運転者の変速指示によりギヤ段をアップシフトまたはダウンシフトするものであってもよい。
ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結されている。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
シフト操作装置8014は、シフトレバー8004と、ポジションスイッチ8005と、アップシフトスイッチ(1)8010と、ダウンシフトスイッチ(1)8012とを含む。
パドルシフト装置1512は、パドルシフトスイッチとして、パドル形状のアップシフトスイッチ(1)1508と、パドル形状のダウンシフトスイッチ(2)1510とを含む。
ECU8000には、車速センサ8002と、ポジションスイッチ8005と、アクセルペダル8006に設けられたアクセルポジションセンサ8007と、ブレーキペダル8008に設けられたストップランプスイッチ8009と、シフト操作装置8014のアップシフトスイッチ(1)8010およびダウンシフトスイッチ(1)8012と、パドルシフト装置1512のアップシフトスイッチ(2)1508およびダウンシフトスイッチ(2)1510とがハーネスなどを介して接続されている。
車速センサ8002は、ドライブシャフト6000の回転数から車両の車速を検出する。車速センサ8002は、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
ポジションスイッチ8005は、シフトレバー8004の位置を検出する。ポジションスイッチ8005は、シフトレバー8004の位置を表すポジション信号をECU8000に送信する。ECU8000は、受信したシフトレバー8004の位置に応じて自動変速機2000を制御する。たとえば、シフトレバー8004がD(ドライブ)ポジションに移動すると、ポジションスイッチ8005は、シフトレバー8004がDポジションであることを表すポジション信号をECU8000に送信する。ECU8000は、Dポジションであることを表すポジション信号を受信すると、自動変速モードが設定され、車両の走行状態に応じて、ギヤ段が自動的に変更するように自動変速機2000を制御する。
アップシフトスイッチ(1)8010は、運転者によりシフトレバー8004をギヤ段のアップシフトの指示を示す位置に移動することによりアップシフト信号をECU8000に送信する。ダウンシフトスイッチ(1)8012は、運転者によりシフトレバー8004をギヤ段のダウンシフトの指示を示す位置に移動することによりダウンシフト信号をECU8000に送信する。
同様に、アップシフトスイッチ(2)1508は、運転者によりアップシフトスイッチ(2)1508のパドル部分が操作されるとアップシフト信号をECU8000に送信する。ダウンシフトスイッチ(2)1510は、運転者によりダウンシフトスイッチ(2)1510のパドル部分が操作されるとダウンシフト信号をECU8000に送信する。
なお、ECU8000において、アップシフトスイッチ(1)8010からのアップシフト信号を入力する端子と、アップシフトスイッチ(2)1508からのアップシフト信号を入力する端子とは、同一の端子である。同様に、ECU8000において、ダウンシフトスイッチ(1)8012からのダウンシフト信号を入力する端子と、ダウンシフトスイッチ(2)1510からのダウンシフト信号を入力する端子とは、同一の端子である。
シフト操作装置8014は、シーケンシャルシフトマチック機構であって、シフトレバー8004に加えて、図2に示すようなシーケンシャルシフトパターンを有するシフトゲート1500をさらに含む。
シフトゲート1500は、シフトレバー8004の移動経路を規制する。シフトゲート1500は、予め定められた形状を有し、P(パーキング)ポジションと、R(リバース)ポジションと、N(ニュートラル)ポジションと、Dポジションと、M(手動変速)ポジションと、アップシフトポジション(以下、(+)ポジションと記載する)と、ダウンシフトポジション(以下、(−)ポジションと記載する)とが設定される。
シフトゲート1500は、シフトレバー8004がDポジション横に設定したMポジションに移動すると、シフトレバー8004の(+)ポジションまたは(−)ポジションへの移動を可能とする形状を有する。なお、シフトレバー8004がMポジションに移動すると、シフトレバー8004がMポジションであることを表すポジション信号がECU8000に送信される。
本実施の形態においてシフトゲート1500は、シフトレバー8004をMポジションに移動した後でないと(+)ポジションまたは(−)ポジションへの移動が行なえない形状であればよく、特に図2に示すシーケンシャルシフトパターンに限定されるものではない。
シフトレバー8004が(+)ポジションに移動すると、アップシフトスイッチ(1)8010がアップシフト信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004が(−)ポジションに移動すると、ダウンシフトスイッチ(1)がダウンシフト信号をECU8000に送信する。
なお、運転者がシフトレバー8004をMポジションに移動した場合、Mポジションを基準位置1502として設定されるため、運転者がシフトレバー8004を(+)ポジションまたは(−)ポジションに移動した後に操作力を解除すると、シフトレバー8004には、ばね等による機械的な力が作用して基準位置1502に戻る。
パドルシフト装置1512は、図3に示すように、ステアリングホイール1520の後側(車両の前方側)に設けられる。なお、パドルシフト装置1512は、運転者によるステアリングホイール1520の操作中(すなわち、運転者が両手でステアリングホイールを握った状態であるとき)に操作が可能な箇所に設けられればよく、特に、図3に示す位置に限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、運転者がステアリングホイール1520に向いて右側にアップシフトスイッチ(2)1508が設けられ、左側にダウンシフトスイッチ(2)1510が設けられるとして説明するが、アップシフトスイッチ(2)1508と、ダウンシフトスイッチ(2)とが設けられる位置は、特に図3に示される位置に限定されるものではない。
運転者が両手でステアリングホイール1520を握ったまま指でアップシフトスイッチ(2)1508を操作すると、アップシフトスイッチ(2)1508はアップシフト信号をECU8000に送信する。具体的には、アップシフトスイッチ(2)1508のパドル部分を運転者が手前に引くことにより、アップシフトスイッチ(2)1508がアップシフト信号をECU8000に送信する。なお、運転者がアップシフトスイッチ(2)1508のパドル部分への操作力を解除すると、パドル部分は基準位置に戻る。
同様に、運転者が指でダウンシフトスイッチ(2)1510を操作すると、ダウンシフトスイッチ(2)1510がダウンシフト信号をECU8000に送信する。具体的には、ダウンシフトスイッチ(2)1510のパドル部分を運転者が手前に引くことにより、ダウンシフトスイッチ(2)1510がダウンシフト信号をECU8000に送信する。なお、運転者がダウンシフトスイッチ(2)1510のパドル部分への操作力を解除すると、ばね等による機械的な力が作用してパドル部分は基準位置に戻る。
なお、パドルシフト装置1512に代えて、ステアリングホイール1520に設けられるアップシフトスイッチおよびダウンシフトスイッチを含むシフト操作装置を用いてもよい。
以上のような構成を有する車両において、自動変速機のギヤ段を増減する操作を行なう機器として、シフト操作装置8014のみを搭載する車両と、シフト操作装置8014に加えてパドルシフト装置1512を搭載する車両とにおいては、要求される車両の仕様(たとえば、変速特性)が異なる。しかしながら、車両の仕様毎に対応する制御ユニットを設定すると、コストが上昇する場合がある。
そこで、本実施の形態においては、ECU8000が、シフトレバー8004がMポジションに移動されていない場合に、ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けたことを検出したときには、パドルシフト装置1512が車両に装着されていることを認識して、認識結果およびシフト操作装置8014またはパドルシフト装置1512の状態に基づいて自動変速機2000を制御する点に特徴を有する。
具体的には、ECU8000は、ポジションスイッチ8005からの検出信号に基づくシフトレバー8004の位置がMポジションではなく、かつ、アップシフト信号またはダウンシフト信号を受信する場合に、パドルシフト装置1512が車両に装着されていることを認識する。
また、ECU8000は、パドルシフト装置1512が車両に装着されていることが認識された場合に、パドルシフト装置1512が車両に装着されていない場合と異なる自動変速機2000の変速特性を設定して、シフト操作装置8014およびパドルシフト装置1512の状態と設定された変速特性とに基づいて自動変速機2000を制御する。
図4に、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000の機能ブロック図を示す。
図4に示すように、ECU8000は、装着認識部100と、認識情報記憶部200と、手動変速制御部300とを含む。
装着認識部100は、ポジション信号と、アップシフト信号と、ダウンシフト信号とをシフト操作装置8014から受信する。装着認識部100は、アップシフト信号と、ダウンシフト信号とをパドルシフト装置1512から受信する。
装着認識部100は、ポジション信号に基づいてシフトポジションがMポジション以外のシフトポジションであって、かつ、アップシフト信号またはダウンシフト信号を受信する場合に、車両にパドルシフト装置1512が装着されていることを認識する。装着認識部100は、認識結果(すなわち、パドルシフト装置1512の装着の有無)を認識情報記憶部200に送信する。
認識情報記憶部200は、認識結果を記憶する。なお、認識情報記憶部200は、認識結果のほか、パドルシフト装置1512の装着の有無に対応した変速特性を記憶しておくようにしてもよい。
手動変速制御部300は、認識情報記憶部200からパドルシフト装置1512の装着の有無についての記憶情報を読み出して、別途記憶された複数の変速特性のうちパドルシフト装置1512の装着の有無に対応した変速特性を選択する。あるいは、手動変速制御部300は、認識情報記憶部200からパドルシフト装置1512の装着の有無に応じた変速特性を読み出すようにしても良い。
手動変速制御部300は、選択された変速特性と、シフト操作装置8014およびパドルシフト装置1512のうちの少なくともいずれか一方から受信するアップシフト信号またはダウンシフト信号に基づいて自動変速機2000を制御する。
たとえば、手動変速制御部300は、アップシフト信号を受信すると、現在のギヤ段が一段だけアップシフトするように自動変速機2000に対して制御信号を送信する。あるいは、手動変速制御部300は、ダウンシフト信号を受信すると、現在のギヤ段が一段だけダウンシフトするように自動変速機2000に対して制御信号を送信する。
なお、手動変速制御部300は、パドルシフト装置1512が車両に装着されている場合は、変速操作により変更したギヤ段を固定し、パドルシフト装置1512が車両に装着されていない場合は、変速操作により変更したギヤ段を最大ギヤ段として車両の状態に応じたギヤ段となるように自動変速機2000を制御するようにしてもよい。
また、手動変速制御部300は、パドルシフト装置1512の装着の有無により、変速操作により変更したギヤ段を固定する変速と、変速操作により変更したギヤ段を最大ギヤ段とする変速とのうちのいずれかを選択することに特に限定されるものではない。
たとえば、手動変速制御部300は、パドルシフト装置1512の装着の有無に関わらず変速操作により変更したギヤ段を最大ギヤ段として車両の状態に応じて変速するものとし、パドルシフト装置1512の装着の有無により変速のタイミング(すなわち、変速線図)を変更するようにしてもよい。
手動変速制御部300は、パドルシフト装置1512が装着されている場合には、加速性能を向上させてスポーツ走行に対応した変速線図を用いて自動変速機2000を制御し、パドルシフト装置1512が装着されていない場合には、スポーツ走行に対応した変速線図よりも燃費性能あるいは静粛性能が向上した変速線図を用いて自動変速機2000を制御するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、装着認識部100と、認識情報記憶部200と、手動変速制御部300とは、いずれもECU8000内に設けられるCPU(Central Processing Unit)がメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
図5を参照して、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU8000は、シフトポジションがMポジションであるか否かを判定する。シフトポジションがMポジションであると(S100にてYES)、処理はS100に戻されて、Mポジションでないと判定されるまで待機する。シフトポジションがMポジションでないと(S100にてNO)、処理はS102に移される。
S102にて、ECU8000は、アップシフト信号およびダウンシフト信号のうちのいずれかの信号の入力があるか否かを判定する。アップシフト信号およびダウンシフト信号のうちのいずれかの信号の入力があると(S102にてYES)、処理はS104に移される。もしそうでないと(S102にてNO)、処理はS106に移される。
S104にて、ECU8000は、パドルシフト装置1512が車両に装着されていることを認識する。S106にて、ECU8000は、パドルシフト装置1512が車両に装着されていないことを認識する。
S108にて、ECU8000は、認識結果およびアップシフト信号またはダウンシフト信号に基づいて自動変速機2000の変速制御を実施する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000の動作について説明する。
たとえば、図1に示すように、パドルシフト装置1512が車両に装着されている場合を想定する。シフトポジションがMポジションでない場合に(S100にてNO)、運転者がアップシフトスイッチ(2)1508あるいはダウンシフトスイッチ(2)1510を操作することにより、アップシフトスイッチ(2)1508またはダウンシフトスイッチ(2)1510からECU8000に対してアップシフト信号またはダウンシフト信号が送信される(S102にてYES)、そのため、パドルシフト装置1512が車両に装着されていることが認識される(S104)。
そして、認識結果およびアップシフト信号またはダウンシフト信号に基づいて自動変速機2000の変速制御が実施される。たとえば、図6に示すように、パドルシフト装置1512が車両に装着されていることが認識されると(すなわち、車両Aの仕様であることが認識されると)、手動変速モードとしては、タイプAが設定される。タイプAに対応する変速特性はスポーツタイプの変速特性である。そのため、ECU8000は、車両の状態と、アップシフト信号またはダウンシフト信号と、スポーツタイプの変速特性とに基づいて自動変速機2000を制御する。
あるいは、図7に示すように、パドルシフト装置1512が車両に装着されていない場合を想定する。シフトポジションがMポジションでない場合において(S100にてNO)、アップシフト信号あるいはダウンシフト信号を受信することはない(S102にてNO)。そのため、パドルシフト装置1512が車両に装着されていないことが認識される(S104)。
そして、認識結果およびアップシフト信号またはダウンシフト信号に基づいて自動変速機2000の変速制御が実施される。たとえば、図6に示すように、パドルシフト装置1512が車両に装着されていないことが認識されると(すなわち、車両Bの仕様であることが認識されると)、手動変速モードとしては、タイプBが設定される。タイプBに対応する変速特性はラグジュアリタイプの変速特性である。そのため、ECU8000は、車両の状態と、アップシフト信号またはダウンシフト信号と、ラグジュアリタイプの変速特性とに基づいて自動変速機2000を制御する。
なお、パドルシフト装置1512の車両の装着の有無に関わらずECU8000は、共通のECUが用いられる。
以上のようにして本実施の形態に係る車両の制御装置によると、シフトレバーがMポジションに移動されていない場合に、ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けたことを検出したときには、シフトレバーの操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものではないこと、すなわち、パドルシフト装置への操作によりギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作が行なわれたものであることを特定することができる。これにより、パドルシフト装置が車両に装着されているか否かを精度高く特定することができる。そのため、認識結果とシフト操作装置またはパドルシフト装置の状態とに基づいてパドルシフト装置の装着の有無に応じた自動変速機の制御を実施することができる。すなわち、パドルシフト装置が車両に装着されているか否かにより制御装置を別途用意する必要がない。これにより、コストの上昇を抑制することができる。したがって、自動変速機の操作装置として接続される機器を特定して、特定された機器に対応した変速制御を実施する車両の制御装置および制御方法を提供することができる。
また、パドルシフト装置からの信号と、シフト操作装置からの信号とを共通の入力端子から入力するため、ECUの内部および外部においてパドルシフト装置の通信線とシフト操作装置の通信線とを並行して設ける必要がなくなるため、コストの上昇を抑制することができる。
さらに、パドルシフト装置が車両に装着されていることが認識された場合に、パドルシフト装置が車両に装着されていない場合と異なる自動変速機の変速特性を設定することにより、パドルシフト装置の装着の有無に応じた自動変速機の制御を実施することができる。
また、ECUは、シフト操作装置とパドルシフト装置を含む場合と、シフト操作装置のみを含む場合の両方に用いることが可能であるため、部品の共通化が図れ、コストの上昇を抑制することができる。
また、このような車両の制御装置によれば、たとえば、出荷前の車両に対して、シフトポジションがMポジションでないときに、アップシフトスイッチ(2)あるいはダウンシフトスイッチ(2)を操作して、パドルシフト装置の装着の有無について不揮発メモリに記憶しておくことにより、出荷後の車両においては、パドルシフト装置の装着の有無に対応した変速特性に基づいて自動変速機が制御されることとなる。
さらに、本実施の形態においては、シフトポジションがMポジションでないとき、アップシフトスイッチ(2)あるいはダウンシフトスイッチ(2)からアップシフト信号あるいはダウンシフト信号がないと、パドルシフト装置が車両に装着されていないことを判定するようにし、パドルシフト装置が車両に装着されていない場合の変速特性に基づいて自動変速機を制御するとして説明したが、特にこのような制御態様に限定されるものではない。
たとえば、パドルシフト装置が車両に装着されていない場合の変速特性を初期値として設定しておき、シフトポジションがMポジションでないとき、アップシフト信号あるいはダウンシフト信号を受信しない限り、初期値に基づいて自動変速機を制御し、シフトポジションがMポジションでないとき、アップシフト信号あるいはダウンシフト信号を受信した場合に、パドルシフト装置が車両に装着された場合の変速特性に基づいて自動変速機2000を制御するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUが搭載される車両(パドルシフト装置あり)の構成を示す図である。 シフトゲートの形状を示す図である。 ステアリングホイールに設けられたパドルシフト装置を示す図である。 本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUの機能ブロック図である。 本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 パドルシフト装置の有無と変速特性との関係を示す図である。 本実施の形態に係る車両の制御装置であるECUが搭載される車両(パドルシフト装置なし)の構成を示す図である。
符号の説明
100 エンジン、100 装着認識部、200 認識情報記憶部、300 手動変速制御部、1500 シフトゲート、1512 パドルシフト装置、1520 ステアリングホイール、2000 自動変速機、3000 プラネタリーギヤユニット、4000 油圧回路、5000 ディファレンシャルギヤ、6000 ドライブシャフト、7000 前輪、8000 ECU、8002 車速センサ、8004 シフトレバー、8005 ポジションスイッチ、8006 アクセルペダル、8007 アクセルポジションセンサ、8008 ブレーキペダル、8009 ストップランプスイッチ、8014 シフト操作装置。

Claims (14)

  1. 車両の制御装置であって、前記車両は、複数のギヤ段が設定され、自動的に前記ギヤ段を変更する自動変速モードと運転者の変速指示に応じて前記ギヤ段を変更する手動変速モードとを有する自動変速機と、前記変速指示を受ける操作装置とを含み、前記操作装置は、前記変速指示を受けるための第1の操作部と、前記第1の操作部と独立して前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けるための第2の操作部とを含み、前記第1の操作部は、操作部材を有し、前記操作部材を前記手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動することにより前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けることが可能となり、
    前記制御装置は、
    前記変速指示に対応した前記操作装置の状態を検出するための検出手段と、
    前記操作部材が前記予め定められた位置に移動されていない場合に、前記操作装置が前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けたことを検出したときには、前記第2の操作部が前記車両に装着されていることを認識するための認識手段と、
    前記操作装置の状態および前記認識手段の認識結果に基づいて前記自動変速機を制御するための制御手段とを含む、車両の制御装置。
  2. 前記制御装置は、前記操作装置が前記第1の操作部および前記第2の操作部を含む場合と、前記第1の操作部のみを含む場合の両方に用いることが可能であり、
    前記制御装置は、前記車両の出荷前に、前記操作装置の状態に基づく前記認識手段の認識結果を不揮発メモリに記憶するための手段をさらに含む、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記検出手段は、
    前記操作部材の位置を検出するための手段と、
    前記第1の操作部および前記第2の操作部のうちの少なくともいずれか一方に対する前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出するための手段とを含み、
    前記認識手段は、前記操作部材の位置が前記予め定められた位置ではなく、かつ、前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出した場合に、前記第2の操作部が前記車両に装着されていることを認識する、請求項1または2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第2の操作部が前記車両に装着されていることが認識された場合に、前記第2の操作部が前記車両に装着されていない場合と異なる前記自動変速機の変速特性を設定するための手段と、
    前記操作装置の状態および設定された変速特性に基づいて前記自動変速機を制御するための手段とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の車両の制御装置。
  5. 前記車両は、ステアリングホイールをさらに含み、
    前記第2の操作部は、前記運転者による前記ステアリングホイールの操作中に操作が可能な位置に設けられる、請求項1〜4のいずれかに記載の車両の制御装置。
  6. 前記第2の操作部は、パドルシフトスイッチである、請求項1〜5のいずれかに記載の車両の制御装置。
  7. 前記第1の操作部は、シフトレバーと、前記シフトレバーの移動経路を規制するシフトゲートとを含み、
    前記シフトゲートは、前記シフトレバーを前記シフトゲート上の前記手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動した場合に、前記シフトレバーを前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を示す位置への移動を可能とする形状を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の車両の制御装置。
  8. 車両の制御方法であって、前記車両は、複数のギヤ段が設定され、自動的に前記ギヤ段を変更する自動変速モードと運転者の変速指示に応じて前記ギヤ段を変更する手動変速モードとを有する自動変速機と、前記変速指示を受ける操作装置とを含み、前記操作装置は、前記変速指示を受けるための第1の操作部と、前記第1の操作部と独立して前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けるための第2の操作部とを含み、前記第1の操作部は、操作部材を有し、前記操作部材を前記手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動することにより前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けることが可能となり、
    前記制御方法は、
    前記変速指示に対応した前記操作装置の状態を検出する検出ステップと、
    前記操作部材が前記予め定められた位置に移動されていない場合に、前記操作装置が前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を受けたことを検出したときには、前記第2の操作部が前記車両に装着されていることを認識する認識ステップと、
    前記操作装置の状態および前記認識ステップにおける認識結果に基づいて前記自動変速機を制御する制御ステップとを含む、車両の制御方法。
  9. 前記制御方法は、前記車両の出荷前に、前記操作装置の状態に基づく前記認識ステップにおける認識結果を不揮発メモリに記憶するステップをさらに含む、請求項8に記載の車両の制御方法。
  10. 前記検出ステップは、
    前記操作部材の位置を検出するステップと、
    前記第1の操作部および前記第2の操作部のうちの少なくともいずれか一方に対する前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出するステップとを含み、
    前記認識ステップは、前記操作部材の位置が前記予め定められた位置ではなく、かつ、前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの操作を検出した場合に、前記第2の操作部が前記車両に装着されていることを認識する、請求項8または9に記載の車両の制御方法。
  11. 前記制御ステップは、
    前記第2の操作部が前記車両に装着されていることが認識された場合に、前記第2の操作部が前記車両に装着されていない場合と異なる前記自動変速機の変速特性を設定するステップと、
    前記操作装置の状態および設定された変速特性に基づいて前記自動変速機を制御するステップとを含む、請求項8〜10のいずれかに記載の車両の制御方法。
  12. 前記車両は、ステアリングホイールをさらに含み、
    前記第2の操作部は、前記運転者による前記ステアリングホイールの操作中に操作が可能な位置に設けられる、請求項8〜11のいずれかに記載の車両の制御方法。
  13. 前記第2の操作部は、パドルシフトスイッチである、請求項8〜12のいずれかに記載の車両の制御方法。
  14. 前記第1の操作部は、シフトレバーと、前記シフトレバーの移動経路を規制するシフトゲートとを含み、
    前記シフトゲートは、前記シフトレバーを前記シフトゲート上の前記手動変速モードに対応する予め定められた位置に移動した場合に、前記シフトレバーを前記ギヤ段のアップシフトまたはダウンシフトの指示を示す位置への移動を可能とする形状を有する、請求項8〜13のいずれかに記載の車両の制御方法。
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