JP2010015076A - 表示システム、表示制御装置、および、表示制御方法 - Google Patents

表示システム、表示制御装置、および、表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の表示装置を並べて構成される表示領域を効果的に使用して画像等を表示する表示システム、表示制御装置、及び表示制御方法を提供する。
【解決手段】複数の表示装置20を並べて構成される表示ユニット2において、表示ユニット2の近傍における人の位置を検出し、表示ユニット2の一部に相当する表示装置20によって表示される表示オブジェクトの表示位置を、検出した人の位置に基づいて決定し、決定した表示位置に表示オブジェクトを表示させ、新たに人の位置を検出した場合には、この新たな人の位置に基づいて新たな表示位置を決定し、この新たな表示位置に表示オブジェクトを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の表示装置により表示を行う表示システム、この表示システムにおける表示状態を制御する表示制御装置、および、表示制御方法に関する。
従来、複数の表示装置を並べて一つの大型の画面を構成する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、複数の画像表示部を並べて配設することで、大型の画面として機能するマルチディスプレイ装置を構成する場合に、各々の画像表示部に対し、表示データをそれぞれ入力するものが開示されている。このように複数の表示装置を並べて全体として一つの画面のように表示をさせることは、一般に、タイリング表示と呼ばれる。このようなマルチディスプレイ装置は、例えば、広告表示を目的として壁面等に設置される。
特開2001−275137号公報
ところで、マルチディスプレイ装置を用いて広告等を表示する場合は、通常の表示装置に表示される映像を拡大して表示することが多く、マルチディスプレイ装置に合わせた特有の表示方法は無かった。このため、マルチディスプレイ装置の特性を生かした表示の方法の開発が望まれていた。
そこで、本発明は、複数の表示装置を並べて構成される表示領域を効果的に使用して画像等を表示する表示システム、表示制御装置、及び表示制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットと、前記表示ユニットの一部分に相当する前記表示装置によって表示される表示オブジェクトを予め記憶した表示データ記憶手段と、前記表示ユニットの近傍における人の位置を検出する人位置検出手段と、前記人位置検出手段により検出された人の位置に基づいて、前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトの表示位置を決定する位置決定手段と、前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトを読み出して、前記位置決定手段により決定された表示位置に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記人位置検出手段により新たに人の位置が検出され、この新たな人の位置に基づいて前記位置決定手段により新たな表示位置が決定された場合は、前記表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新すること、を特徴とする表示システムを提供する。
この構成によれば、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの近傍における人の位置を検出して、この位置に基づいて表示オブジェクトの表示位置を決定して、表示を行うので、表示ユニットの近くにいる人の位置に合わせて、表示オブジェクトとして広告映像や各種画像等を表示できる。例えば、表示ユニットの近くにいる人に対し、その人のすぐ近くに表示オブジェクトを表示できる。また、新たに人の位置を検出した場合は新たな位置に基づいて表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新するので、人が移動した場合や、別の人の位置を検出した場合に、この新たな人の位置に合わせて表示オブジェクトを表示できる。このため、例えば、移動する人に追従するように表示オブジェクトの表示位置を変化させることが可能となる。
このように、本発明によれば、複数の表示装置からなる表示領域を効果的に使用して、表示ユニットの近くにいる人に、通常の表示画面ではできない迫力や親密感等を感じさせる新しい表示方法を提供できる。これにより、大画面化が容易であるという、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの特性を生かして、興趣性とインパクトに富む表示を行うことができ、例えば広告表示に適用すれば、優れた広告効果が期待できる。
上記構成において、前記位置決定手段は、前記表示ユニットを構成する複数の前記表示装置から前記表示オブジェクトの表示サイズに適合する数の前記表示装置を選択して、前記表示オブジェクトの表示位置として決定するものとしてもよい。
この場合、表示オブジェクトの表示サイズに適合する数の表示装置が表示位置として決定されるので、表示オブジェクトを表示する際に、表示サイズの変換や画像合成等の処理を必要としない。これにより、表示に係る処理負荷が軽くて済むので、表示処理および表示を更新する処理を高速に実行でき、例えば表示位置を高速に変えられる。
また、上記構成において、前記人位置検出手段は、前記表示ユニットに表示される表示オブジェクトを視認可能な範囲で撮影するカメラと、前記カメラの撮影画像に含まれる人物画像を認識することで人の位置を検出するとともに、認識した人物画像から人物の属性を判定する画像認識手段と、を備えて構成され、前記表示データ記憶手段は、それぞれ人の属性に対応づけられた複数の表示オブジェクトを記憶しており、前記表示制御手段は、前記画像認識手段により判定された属性に対応する前記表示オブジェクトを前記表示データ記憶手段から読み出して表示させるものとしてもよい。
この場合、カメラの撮影画像から人物画像を認識することで人の位置を検出し、さらに、人物画像から人の属性を判定し、この属性に対応する表示オブジェクトを表示するので、人の位置を容易にかつ速やかに検出でき、さらに、その人の属性に合った表示オブジェクトを表示して、より強い親密感や興趣性を生み出すことができる。さらに、例えば本構成を広告表示に適用した場合、その人の属性に合った表示オブジェクトを用いることで広告への注目度を高めることができ、優れた広告効果が期待できる。
さらに、上記構成において、前記表示ユニットに表示される表示オブジェクトを視認可能な範囲に向けて音声を出力する複数の音声出力装置と、音声出力用のデータを予め記憶した音声データ記憶手段と、前記位置決定手段により決定された表示位置に基づいて、使用する前記音声出力装置を選択し、選択した前記音声出力装置から、前記音声データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて音声を出力させる音声出力制御手段と、を備えるものとしてもよい。
この場合、表示オブジェクトの表示位置に基づいて選択された音声出力装置から音声が出力されるので、表示ユニットの近くにいる人の位置に合わせて、表示と音声とを合わせて出力できる。これにより、より高いレベルの迫力や親密感、興趣性を与えることが可能となり、例えば本構成を広告表示に適用した場合には優れた広告効果が期待できる。
さらにまた、上記構成において、前記表示ユニットの近傍における音声を検出するマイクと、前記マイクにより検出された音声の内容を識別する音声識別手段と、を備え、前記音声データ記憶手段は、前記音声識別手段により識別可能な音声の内容に対応する複数の音声出力用のデータを記憶しており、前記音声出力制御手段は、前記マイクにより検出された音声の内容に対応するデータに基づいて、前記音声出力装置から音声を出力させるものとしてもよい。
この場合、表示ユニットの近傍にいる人の位置に基づいて決定される表示位置に表示オブジェクトを表示するとともに、その人が発した音声の内容を識別し、その音声の内容に対応する音声を出力するので、その人の要望に応じた音声を出力する等の双方向的な音声出力が可能となる。これにより、より高い親密感や興趣性を与えることが可能となり、例えば本構成を広告表示に適用した場合には優れた広告効果が期待できる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットに接続され、前記表示ユニットの一部分に相当する前記表示装置によって表示される表示オブジェクトを予め記憶した表示データ記憶手段と、前記表示ユニットの近傍における人の位置を検出する人位置検出手段と、前記人位置検出手段により検出された人の位置に基づいて、前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトの表示位置を決定する位置決定手段と、前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトを読み出して、前記位置決定手段により決定された表示位置に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記人位置検出手段により新たに人の位置が検出され、この新たな人の位置に基づいて前記位置決定手段により新たな表示位置が決定された場合は、前記表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新すること、を特徴とする表示制御装置を提供する。
この構成によれば、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの近傍における人の位置を検出して、この位置に基づいて決定した位置に表示オブジェクトを表示し、新たに人の位置を検出した場合は、検出した位置に基づいて表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新するので、表示ユニットの近くにいる人の位置に合わせて広告映像や各種画像等の表示オブジェクトを表示でき、人が移動した場合や、別の人の位置を検出した場合には、この新たな位置に合わせて表示オブジェクトを表示できる。従って、複数の表示装置からなる表示領域を効果的に使用して、表示ユニットの近くにいる人に、通常の表示画面ではできない迫力や親密感等を感じさせる新しい表示方法を提供できる。これにより、大画面化が容易であるという、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの特性を生かして、興趣性とインパクトに富む表示を行うことができ、例えば広告表示に適用すれば、優れた広告効果が期待できる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの近傍における人の位置を検出し、前記表示ユニットの一部分に相当する前記表示装置によって表示される表示オブジェクトの表示位置を、検出した人の位置に基づいて決定し、決定した表示位置に表示オブジェクトを表示させるとともに、新たに人の位置を検出した場合には、この新たな人の位置に基づいて新たな表示位置を決定し、この新たな表示位置に前記表示オブジェクトを表示すること、を特徴とする表示制御方法を提供する。
この方法によれば、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの近傍における人の位置を検出して、この位置に基づいて決定した位置に表示オブジェクトを表示し、新たに人の位置を検出した場合は、検出した位置に基づいて表示オブジェクトの表示位置を変更するので、表示ユニットの近くにいる人の位置に合わせて広告映像や各種画像等の表示オブジェクトを表示でき、人が移動した場合や、別の人の位置を検出した場合には、この新たな位置に合わせて表示オブジェクトを表示できる。従って、複数の表示装置からなる表示領域を効果的に使用して、表示ユニットの近くにいる人に、通常の表示画面ではできない迫力や親密感等を感じさせる新しい表示方法を提供できる。これにより、大画面化が容易であるという、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの特性を生かして、興趣性とインパクトに富む表示を行うことができ、例えば広告表示に適用すれば、優れた広告効果が期待できる。
本発明によれば、複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの近傍にいる人の位置に基づいて、表示オブジェクトを表示することにより、複数の表示装置からなる表示領域を効果的に使用して、親密感、興趣性及びインパクトに富む表示を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る表示システム1の概略構成を示す図である。
この図1に示す表示システム1は、表示パネルを備えた表示装置20を縦横に多数並べて構成される表示ユニット2を備えている。各々の表示装置20は、信号線11を介して個々に表示制御装置5に接続されており、表示システム1は表示制御装置5の制御によって、表示ユニット2に画像を表示するシステムである。さらに、表示装置20は音声を出力する機能を有しており、表示制御装置5の制御によって、各々の表示装置20から音声を出力できる。
また、表示ユニット2には複数のカメラ30及びマイク40が取り付けられており、表示制御装置5は、カメラ30により撮影された画像およびマイク40により検出された音声に基づいて、表示装置20に表示させる画像や表示装置20により出力する音声を制御する。
カメラ30は、例えばデジタルビデオカメラにより構成され、表示制御装置5の制御に従って撮影を開始し、撮影しながら、或いは所定時間毎に、撮影した動画のデータを表示制御装置5へ出力する。カメラ30をデジタルスチルカメラで構成することも可能であり、この場合、カメラ30は、表示制御装置5の制御に従って撮影を行い、撮影した静止画像のデータを表示制御装置5へ出力する。
カメラ30が撮影する範囲(領域)は、表示ユニット2の前方で、表示ユニット2に表示される画像を見ることが可能な領域である。つまり、カメラ30は、表示ユニット2を見ることが可能な場所にいる人の姿を撮影する。
表示制御装置5は、カメラ30が撮影した撮影画像から人物画像(人の姿の画像)を認識及び抽出する機能を有する。この機能により、表示制御装置5は、カメラ30の撮影画像中の人物画像を認識し、その人の年齢や性別等の属性を、人物画像に基づいて判定することも可能である。その人の顔の向きを識別することで表示ユニット2を見ているか否かを判別する処理を行うこともできる。
なお、表示ユニット2が多数の表示装置20で構成され、広い表示領域を有するものである場合、表示ユニット2は相当遠方からも視認可能であるが、このような場合のカメラ30の焦点距離は、例えば表示ユニット2の近くに居る人を鮮明に撮影できるよう設定される。これは、上述した表示装置20による音声出力機能と表示装置20における表示とを連動させる場合に、表示ユニット2に近い人を対象にすれば、より効果的であるためである。
表示システム1は、全てのカメラ30を用いることで、表示ユニット2に表示される画像を良好に視認可能な範囲として、表示ユニット2の前方、及び、表示ユニット2の斜め前に広がる領域を撮影する。ここで必要なカメラ30の数は各カメラ30の画角等によって適宜決定され、例えば焦点距離が35〜24mmの広角レンズや、21mm以下の超広角レンズ(焦点距離はいずれも35mmフィルム換算)、或いは魚眼レンズを用いて、カメラ30の設置台数を少なくすることも可能である。
マイク40は、表示ユニット2の前方からの音声を集音してアナログ電気信号に変換するマイクであり、このアナログ電気信号は表示制御装置5に入力される。
図2は表示装置20の構成を示し、図2Aは正面図、図2Bは縦断面図である。
図2A及び図2Bに示すように、表示装置20は、所定の奥行きを有する直方体の枠21に各部を収容して構成され、枠21には透明な前面パネル22が嵌め込まれている。前面パネル22の奥には、画像を表示する表示パネル23、表示パネル23を照明するバックライト24、制御基板25が収容されている。
表示パネル23は、例えば、カラーフィルタや偏光板等を備え、後述する駆動回路213(図3)により駆動されて画像(静止画像及び動画像を含む)を表示する透過型の液晶表示パネルである。バックライト24は、表示パネル23の背面から光を照射して、表示パネル23に表示された画像を視認可能とする照明装置であり、冷陰極管やLED等の光源と、表示パネル23の全体に均等に光を照射するための拡散板とを備えている。
制御基板25は、表示装置20の動作を制御する制御部200(図3)が実装された基板である。
また、前面パネル22の裏面には複数の振動子26が貼付されている。振動子26は、音声信号に従って振動を発生することで、前面パネル22を振動させる素子である。振動子26によって前面パネル22を振動させることにより、前面パネル22は、スピーカの振動板と同様に機能して、音声を出力する。すなわち、前面パネル22と振動子26とは協働して、音声出力装置として機能する。
図3は、表示システム1の各部の構成を示す機能ブロック図である。
表示装置20は、制御基板25(図2B)に実装される制御部200を備え、この制御部200は、各種プログラムを実行して表示装置20の各種機能を実現するCPU201、CPU201により実行されるプログラム及び当該プログラムに係るデータを記憶したROM202、プログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM203、表示装置20に固有のIDや表示装置20の動作に関する設定情報等を記憶した不揮発性メモリ204、及び、信号線11を介して表示制御装置5に接続されるインタフェース(I/F)部205を備え、これらの各部はバス206を介して相互に接続されている。
不揮発性メモリ204に記憶されるIDは、表示ユニット2を構成する各々の表示装置20に固有の情報であり、表示ユニット2における各表示装置20の位置を示す情報を含んでいてもよい。
また、制御部200は、バス206に接続され、CPU201の制御に従って表示パネル23に表示する画像を描画する画像処理部211と、画像処理部211に描画された画像を保持する描画メモリ212と、画像処理部211により描画された画像を表示パネル23に表示させる駆動回路213とを備え、駆動回路213は表示パネル23に接続されている。
制御部200は、さらに、バス206に接続され、CPU201の制御に従って音声信号を生成して振動子26に出力する音声処理部221を備えている。振動子26は、音声処理部221から入力される音声信号に基づいて振動を生成し、この音声信号に基づく音声を前面パネル22から出力させる。
表示装置20は、信号線11を介して接続された表示制御装置5から画像データが入力されると、この画像データに基づいて画像処理部211によって描画を行い、表示パネル23に画像を表示する。この画像は、動画像であっても静止画像であってもよい。また、表示装置20は、表示制御装置5から音声データが入力されると、入力されたデータに基づいて音声処理部221によって音声信号を生成して、振動子26によって前面パネル22を振動させることにより、スピーカとして前面パネル22から音声を出力する。
一方、表示制御装置5は、各種プログラムを実行して表示制御装置5の各種機能を実現するCPU51、CPU51により実行されるプログラム及び当該プログラムに係るデータを記憶したROM52、プログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM53、キーボードやマウス等の入力デバイスにおける入力操作を検出して、入力操作に応じた操作信号をCPU51に出力する入力部54、及び、CPU51による処理結果等を表示画面(図示略)に表示させる表示部55を備え、これらの各部はバス50を介して相互に接続されている。
また、表示制御装置5は、外部装置に接続されるインタフェースとして、インタフェース部56、画像入力部57、音声入力部58、及び通信インタフェース部59を備えている。これらのインタフェースは、バス50に接続され、CPU51に相互接続される。
インタフェース部56には複数の表示装置20が各々接続されており、インタフェース部56は、CPU51の制御に従って各表示装置20に対する各種データの送受信を行う。
画像入力部57には、表示ユニット2に取り付けられた複数のカメラ30が各々接続され、これらのカメラ30により撮影された撮影画像のデータ(以下、撮影画像データ)の入力を受けて、入力された撮影画像データをCPU51に出力する。また、画像入力部57は、CPU51の制御に従って、カメラ30の動作開始/停止等を制御する。
音声入力部58は、表示ユニット2に取り付けられた複数のマイク40の各々に接続され、マイク40から入力されるアナログ電気信号をデジタルデータに変換してCPU51に出力する。
通信インタフェース部59は、外部の通信回線を介して、インターネット等のネットワーク12に接続されており、CPU51の制御に従って、ネットワーク12を介して外部のサーバ装置(図示略)から各種情報を受信する。
表示制御装置5は、磁気的記録媒体または半導体メモリ素子等により構成される記憶部6を有し、この記憶部6に、表示システム1を制御するためのプログラム及びデータを記憶している。
記憶部6は、CPU51により実行されるプログラムとして、表示システム1を制御するための初期設定を行う初期設定プログラム61、表示ユニット2における表示装置20の配置状態を示す配置情報62、及び、表示ユニット2における画像表示及び音声出力を制御するための表示制御プログラム63を記憶している。
また、記憶部6は、表示装置20に表示される画像データを記憶する表示データ記憶領域64(表示データ記憶手段)、及び、表示装置20から音声を出力するためのデータを記憶する音声データ記憶領域65(音声データ記憶手段)を有する。
さらに、記憶部6は、表示装置20に表示する画像データを決定するための属性対応テーブル66、及び、表示装置20から出力する音声データを決定するための音声対応テーブル67を記憶している。
CPU51は、初期設定プログラム61を実行することにより、表示ユニット2を構成する各々の表示装置20の動作状態や表示装置20の数、カメラ30及びマイク40の数及び動作状態等を検出し、表示システム1を制御するための情報を取得する。また、CPU51は、初期設定プログラム61を実行することで、各々の表示装置20、カメラ30及びマイク40の動作状態を初期化する。
この初期設定プログラム61の実行時に、CPU51は、表示ユニット2を構成する全ての表示装置20から各々の表示装置20に固有のIDを取得するとともに、表示ユニット2における表示装置20の配置状態を検出し、各表示装置20のIDを用いて各表示装置20の位置を特定する配置情報62を生成して、記憶する。
配置情報62は、後述するように、CPU51が各々の表示装置20における表示及び音声出力を制御すべく、個々の表示装置20とその位置とを識別するために用いられる。
CPU51は、配置情報62に基づいて表示ユニット2を構成する個々の表示装置20を識別し、各表示装置20に表示させる画像の表示データを各表示装置20の位置に基づいて生成し、生成した表示データを、配置情報62に含まれるIDに基づいて特定される表示装置20に対して信号線11を介して送出する。また、音声についても同様であり、特定の表示装置20により音声を出力させる場合には、その表示装置20に出力させる音声データを、配置情報62に含まれるIDに基づいて、信号線11を介して送出する。
その後、CPU51は、表示制御プログラム63を実行して、表示制御処理を行う。
この表示制御処理において、CPU51は、カメラ30から入力される撮影画像のデータを取得し、撮影画像において人物の画像を認識し、認識した人物に対して出力する画像及び音声を決定する。さらに、CPU51は、認識した人物の位置に近い位置から画像及び音声を出力するため、表示ユニット2を構成する表示装置20の中から、出力を行う表示装置20を決定する。そして、CPU51は、決定した表示装置20によって、撮影画像において認識した人物に対応する画像及び音声を出力する。この画像及び音声の出力中に、マイク40によって、対象となっている人物の声が検出された場合、CPU51は、検出された音声の内容を特定し、特定した内容に対応する音声を、出力中の音声に代えて出力する。
図4は、記憶部6が有する記憶領域の構成を模式的に示す図であり、図4Aは表示データ記憶領域64の構成を示し、図4Bは音声データ記憶領域65の構成を示す。
表示データ記憶領域64には、複数の表示オブジェクトが、その表示サイズに対応づけて記憶される。これらの表示オブジェクトは、表示ユニット2の一部分を構成する1または複数の表示装置20によって表示可能な画像(動画像または静止画像)であり、例えば、ほぼ等身大の人物の画像等である。表示制御装置5は、表示ユニット2を構成する多数の表示装置20のうち、一部の表示装置20を用いて、表示オブジェクトを表示する。また、一つの表示ユニット2において、同時に複数の表示オブジェクトを表示することも可能であり、この場合、各々の表示オブジェクトが重ならないよう制御を行えばよい。
各表示オブジェクトに対応づけられる表示サイズは、その表示オブジェクトを表示するために必要な表示装置20の数を示す情報であり、例えば、縦3枚×横2枚の6枚の表示装置20に跨って表示される表示オブジェクトの表示サイズは、「3×2」と表現される。
また、音声データ記憶領域65には複数の音声オブジェクトが記憶される。各々の音声オブジェクトは、表示装置20から出力される音声の音声データであり、再生時間の長さは音声オブジェクト毎に異なっていてもよいし、同一であってもよい。表示制御装置5は、一つの音声オブジェクトに基づく音声を複数の表示装置20から同時に出力することも可能である。
ここで、表示データ記憶領域64に記憶される表示オブジェクトのデータフォーマットや、音声データ記憶領域65に記憶される音声オブジェクトのデータフォーマット等は任意である。
また、音声データ記憶領域65に記憶する音声オブジェクトは、音声をデジタル化した音声データそのものであってもよいが、音声データをCPU51が合成するための情報であってもよい。すなわち、CPU51が表示装置20により出力する音声を、その都度合成して、合成した音声データを表示装置20に出力する構成とし、音声データ記憶領域65には、音声データを合成するための波形データや辞書ファイル等を記憶しておいてもよい。
さらに、表示データ記憶領域64に記憶される表示オブジェクト、及び、音声データ記憶領域65に記憶される音声オブジェクトは、予め表示制御装置5が記憶しているデータに限らず、例えば、CPU51の制御により、通信インタフェース部59からネットワーク12を介して、外部のサーバ装置(図示略)からダウンロードされるものであってもよい。この場合、表示オブジェクト及び音声オブジェクトを更新し、新しい表示オブジェクトや音声オブジェクトを取得して出力できるので、より興趣性に富む表示を行うことができる。また、表示システム1により広告を出力する場合には、最新の商品やサービスに関する広告を行うための情報を、表示制御装置5が速やかに取得できるという利点がある。また、例えば、音声オブジェクトとして、後述するように天気予報の音声を出力する場合など、常に最新の情報が要求される場合には、CPU51の制御により、ネットワーク12を介して最新の情報を取得して音声データ記憶領域65に記憶するようにしてもよい。
図5は、記憶部6に記憶されるテーブルの構成を模式的に示す図であり、図5Aは属性対応テーブル66の構成を示し、図5Bは音声対応テーブル67の構成を示す。
図5Aに示す属性対応テーブル66には、カメラ30により撮影された人の外見上の属性と、その人を対象として表示される表示オブジェクト、及び、その人を対象として出力される音声オブジェクトとの対応が設定されている。
外見上の属性とは、表示制御装置5が、カメラ30により撮影された撮影画像を解析して識別可能な属性であり、本実施形態では、外見に基づき判定される世代(年齢)及び性別である。
表示制御装置5は、カメラ30の撮影画像に写っている人物の画像を認識し、その人物の画像の特徴と、予め記憶部6に記憶している世代別及び性別毎の人物画像の特徴(図示略)とを照合することにより、その人物の年齢及び性別を判定する。そして、属性対応テーブル66に基づいて、その人物に向けて出力する表示オブジェクト及び音声オブジェクトを決定する。
また、図5Bに示す音声対応テーブル67には、マイク40により検出された音声の内容と、音声オブジェクトとの対応が設定されている。例えば、「天気予報」を要求する音声には音声オブジェクトIが対応し、「広告商品の詳細」を要求する音声には音声オブジェクトJが対応する。
表示制御装置5は、表示ユニット2に取り付けられたマイク40によって検出された音声を解析し、カメラ30の撮影画像において認識し、属性対応テーブル66に設定された画像を表示する対象となった人物の方向からの音声を抽出する。そして、表示制御装置5は、抽出した音声の内容が、音声対応テーブル67に設定された内容のいずれかに該当する場合には、音声対応テーブル67に設定された音声オブジェクトを読み出して、既に上記人物に向けて出力中の音声に代えて、表示装置20から出力する。
図6は、表示システム1の動作を示すフローチャートであり、特に、表示制御装置5の動作を示す。
この図6に示す動作の実行時、表示制御装置5のCPU51は、位置決定手段、表示制御手段、画像認識手段、音声出力制御手段、及び、音声識別手段として機能する。
表示制御装置5は、表示システム1の動作開始に伴って初期設定プログラム61に基づく初期設定を行った後、カメラ30による撮影、マイク40による音声検出、及び、表示制御プログラム63に基づく表示制御処理を開始する(ステップS11)。
続いて、表示制御装置5は、カメラ30から入力される撮影画像において人物画像を認識する処理を行い、撮影画像中の人物画像を検出する(ステップS12)。このステップS12の処理において、表示制御装置5は、複数のカメラ30の各々から入力される撮影画像を個々に解析して人物画像を検出するとともに、各カメラ30の撮影画像の重複部分を特定することによって、同一の人物画像を重複して検出しないよう処理を行う。
表示制御装置5は、撮影画像から人物画像が検出されたか否かを判別し(ステップS13)、人物画像を検出しなかった場合は(ステップS13;No)、ステップS12に戻り、人物画像を検出した場合は(ステップS13;Yes)、その人物画像が、既に検出済みの人物の画像であるか否かを判別する(ステップS14)。
ステップS12で検出された人物画像が、その時点で既に検出済みではなかった場合(ステップS14;No)、表示制御装置5は検出された人物画像に基づいて、その人物の属性を判定し(ステップS15)、属性対応テーブル66(図5A)を参照して判定した属性に対応する表示オブジェクト及び音声オブジェクトを特定し、決定した表示オブジェクトを表示データ記憶領域64から読み出し(ステップS16)、ステップS17に移行する。
一方、ステップS12で検出された人物画像が、それ以前にステップS12の処理を行った際に検出された画像である場合(ステップS14;Yes)、表示制御装置5は、そのままステップS17に移行する。この場合、表示制御装置5は、人物画像から判定される属性に対応する表示オブジェクトを、表示データ記憶領域64から読み出し済みであるから、引き続き、この表示オブジェクトを表示することになる。
また、表示制御処理を開始してから最初にステップS14の判別を行う時点では、検出済みの人物の画像には該当しないので、ステップS15及びステップS16の処理を行ってからステップS17に移行する。
ステップS17において、表示制御装置5は、検出した人物画像に対応する表示オブジェクトを、その人物画像に近い位置に表示するため、表示オブジェクトの表示サイズに基づいて表示位置を決定する。
このステップS17で、表示制御装置5は、表示オブジェクトの表示サイズに適合する数の表示装置20を選択する。例えば、表示オブジェクトの表示サイズが「3×2」(縦3枚×横2枚)である場合、ステップS12で人物画像を検出した位置の最も近くに、縦3列×横2列の6枚の表示装置20を選択して、表示位置として決定する。ここで選択される表示装置20の数は表示オブジェクトの表示サイズに適合していればよく、表示サイズと同数であってもよいし、表示サイズを所定倍率で拡大または縮小したサイズと同数であってもよい。この場合、表示オブジェクトの縦横比が保持されるよう拡大または縮小したサイズであることが好ましく、例えば、上記の例で表示サイズが「3×2」の表示オブジェクトに対して縦6枚×横4枚の表示装置20を選択することが可能である。
続いて、表示制御装置5は、表示位置として決定した表示装置20に対して表示オブジェクトを表示するための画像を送信し、表示オブジェクトを表示させる(ステップS18)。
次に、表示制御装置5は、マイク40により、ステップS12で検出した人物画像の位置からの人の音声を検出したか否かを判別する(ステップS19)。このステップS19では、人物画像の人物が音声によって指示等を入力した場合に、この音声を検出する。
ここで、該当する音声を検出していない場合は(ステップS19;No)、ステップS16で特定した音声オブジェクトを音声データ記憶領域65から読み出し(ステップS20)、ステップS23に移行する。また、人物画像の位置またはその近傍からの音声を検出した場合(ステップS19;Yes)、表示制御装置5は、その音声の内容を識別し(ステップS21)、音声対応テーブル67(図5B)に基づいて識別した音声の内容に対応する音声オブジェクトを特定して、この音声オブジェクトを音声データ記憶領域65から読み出し(ステップS22)、ステップS23に移行する。
ステップS23で、表示制御装置5は、音声オブジェクトを再生するための音声データを生成し、生成した音声データを、ステップS18で表示オブジェクトを表示させた表示装置20へ送信して、これらの表示装置20から音声を出力させる。
その後、表示制御装置5は、本表示制御処理の終了が指示されたか否かを判別し(ステップS24)、終了が指示されていない場合はステップS12に戻り、終了が指示された場合は、この指示に従って本処理を終了する。
この図6に示す処理によれば、表示ユニット2の前方にいる人物の姿がカメラ30により撮影されると、この人物の画像が検出され(ステップS12)、検出された画像に基づいて、その人物の属性が判定される(ステップS15)。ここで判定される属性は、画像から判断し得る外見上の属性である。そして、表示制御装置5によって、その人物の属性に対応する表示オブジェクトが読み出され(ステップS16)、その人の位置に最も近い表示装置20によって、表示オブジェクトが表示される(ステップS17〜S18)。
図6のステップS12〜S24の処理が繰り返し実行される間、表示ユニット2の前の人物はカメラ30によって何度か撮影され、そのたびに人物画像が検出されるが(ステップS12)、既に検出された人物の画像であると判別され(ステップS14;Yes)、新たな属性判定は行われない。この場合、以前にその人物の属性に基づいて読み出された表示オブジェクトが、今回撮影されたその人物の位置に近い表示装置20に表示される。従って、その人物が表示ユニット2の前を移動した場合には、カメラ30によって撮影されたときの人物の位置の近くの表示装置20が表示位置として決定され、この表示装置20に表示オブジェクトが表示される。
つまり、人物が表示ユニット2の前を移動すると、その人物の位置に合わせて表示オブジェクトの表示位置が変更されるので、表示オブジェクトの表示位置を、人物の移動に追従して移動するように変えることができる。これにより、表示オブジェクトが人物に合わせて移動するような表示を行える。
このように、本発明を適用した実施形態に係る表示システム1によれば、複数の表示装置20を並べて構成される表示ユニット2の近傍における人の位置を検出して、この人の位置に基づいて表示オブジェクトの表示位置を決定し、表示オブジェクトとして広告映像や各種画像等を表示できる。また、新たに人の位置を検出した場合は新たな位置に基づいて表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新するので、人が移動した場合や、別の人の位置を検出した場合に、この新たな人の位置に合わせて表示オブジェクトを表示する。このため、例えば、移動する人に追従するように表示オブジェクトの表示位置を変化させることが可能となる。従って、大画面化が容易であるという表示ユニット2の表示領域を効果的に使用して、表示ユニット2の近くにいる人に、通常の表示画面ではできない迫力や親密感等を感じさせ、興趣性とインパクトに富む新しい表示方法を提供でき、例えば広告表示に適用すれば優れた広告効果が期待できる。
ここで、表示オブジェクトの表示サイズに適合する数の表示装置20が表示位置として選択されるので、表示オブジェクトを表示する際に、表示サイズの変換や画像合成等の処理を必要としない。これにより、表示に係る処理負荷が軽くて済むので、表示処理および表示を更新する処理を高速に実行でき、例えば表示位置を高速に変化させることができる。
そして、カメラ30の撮影画像から人物画像を認識することで人の位置を検出し、さらに、人物画像から人の属性として年齢層や性別を判定し、この年齢層や性別に対応する表示オブジェクトを表示するので、人の位置を容易にかつ速やかに検出でき、さらに、その人の属性に対応づけられた表示オブジェクトを表示するとともに、同じくその人の属性に対応づけられた音声オブジェクトに基づいて音声を出力する。これにより強い親密感や興趣性を生み出すことができる。さらに、例えば本構成を広告表示に適用した場合、その人の属性に合った商品やサービスの広告を行ったり、特定の年齢層や性別に向けた表示オブジェクト及び音声オブジェクトを用いて広告を行ったりすることで、広告への注目度を高めることができ、優れた広告効果が期待できる。
また、図6の動作においては、人物の属性に対応する音声オブジェクトが読み出され、この音声オブジェクトの音声が、表示オブジェクトの表示位置として特定された表示装置20から出力される。従って、表示と音声とを連動させて出力することが可能になる上、人物が表示ユニット2の前を移動した場合、その人物の移動に追従するように音声の出力位置を変えられる。
さらに、マイク40により検出した音声の内容に基づいて、その音声の内容に対応する音声オブジェクトを選択し、この音声オブジェクトの音声を出力するので、例えば、音声によって天気予報が求められた場合は、天気予報の音声を出力し、広告が要らないとの意思が音声によって示された場合は、音声の出力を無音とすることもできる。このように、表示ユニット2の前にいる人の音声に対応して音声出力を行うことで、より高い親密感や興趣性を与えることが可能となり、例えば本構成を広告表示に適用した場合には優れた広告効果が期待できる。
図7は、表示システム1の使用例を示す図である。
この図7の使用例は、例えば通路や建物室内の壁面に、縦6列×横10列の表示装置20を並べて構成される表示ユニット2を設置した例である。この例では、表示ユニット2の一部を構成する表示装置20に表示オブジェクトとして人の画像を表示させ、この人が、表示ユニット2の前にいる人に話しかけるような表示形態を実現する。表示ユニット2は、その下端が、人が歩行する通路や居室の床から所定高さ以下となるよう設置され、その設置場所において人の全身に近く、人の目線と重なる高さ位置で、表示を行うように配設されている。
この図7の例では、表示ユニット2の前に立っている人(符号P)がいた場合に、人Pに近い表示装置20に、表示オブジェクトQが表示される。この例の表示オブジェクトQは、縦4列×横2列からなる8枚の表示装置20に表示される人型の画像である。
ここで、人Pが、図中矢印Mで示す方向に移動した場合には、この人Pの移動中、或いは移動後に検出される人Pの位置に合わせて、表示オブジェクトQの表示位置も矢印Mの方向に移動する。このため、人の姿の表示オブジェクトQが人Pに寄り添って移動するような表示を行うことができる。
そして、表示ユニット2において表示オブジェクトQを表示している表示装置20からは、表示オブジェクトQに対応する音声オブジェクトの音声が出力され、表示オブジェクトQの表示位置が移動した場合には、移動後の表示位置となる表示装置20から音声が出力されるようになる。つまり、表示ユニット2は、音声を出力する表示装置20を切り換えることによって、人Pの移動に追従してスピーカを移動させることと同様の作用を実現できる。
表示システム1による表示は、例えば、商品の広告に利用できる。例えば、表示オブジェクトQとして、人型のキャラクタの静止画像ではなく、人Pに話しかけて商品の説明をする姿の動画像を用い、表示オブジェクトQを表示中の表示装置20から、商品の説明の音声からなる音声オブジェクトを用いることが考えられる。この場合、表示オブジェクトの表示位置及び音声の出力位置が人Pの位置に合わせて移動しながら広告を行うので、従来の広告とは全く異なり、広告を見る人に対する距離が近く、親近感を抱かせ、広告の内容に強く注目させることができ、興趣性に富む広告を行うことができる。
また、表示システム1においては、カメラ30の撮影画像から表示ユニット2の近傍にいる人の人物画像を検出した場合に、この人物画像すなわち外見から属性を判定し、その属性に対応する表示オブジェクト及び音声オブジェクトを出力する。具体的な適用例としては、例えば、人物画像から若年男性と判定された人に対しては若年の女性の画像からなる表示オブジェクトを表示し、この女性の声を音声オブジェクトとして出力し、高齢の女性と判定された人に対しては高齢の男性の画像および音声を出力する例が挙げられる。
さらに、表示システム1を広告に適用する場合、図5Aに例示したように、人物画像から属性として年齢層および性別を判定し、年齢層及び性別に応じた商品やサービスの広告を、表示オブジェクト及び音声オブジェクトとして出力すれば、広告を見聞きする人が、広告する商品やサービスの対象性別・対象年齢層に合致するので、優れた広告効果が期待できる。また、表示システム1により広告を見聞きする人にとっては、無関係な広告が見せられることによる違和感や不快感がなく、自分の年代や性別に関係のある商品やサービスを知ることで、知的好奇心の満足を得て、楽しむことができる。
さらに、図6の動作においては、人物画像が検出された位置からの音声をマイク40により取得し、この音声を解析して内容を識別し、この音声が何らかの指示をなすものであれば、その内容に応じた音声オブジェクトが出力される。例えば、図5Bに示す音声対応テーブル67によれば、表示ユニット2の前にいる人Pが、天気予報を求める音声を発した場合には音声オブジェクトIが選択され、人Pが広告商品の詳細を求める音声を発した場合は音声オブジェクトJが選択され、人Pが別の商品の広告を求める音声を発した場合は音声オブジェクトKが選択される。
ここで、音声データ記憶領域65に、音声オブジェクトIとして天気予報の音声(天気概況、当日または翌日の天気、降水確率等を説明する音声)を記憶しておけば、要求に応じて天気予報の音声を出力できる。また、音声オブジェクトJとして、商品に関するより詳細な情報を説明する音声を記憶しておけば、人Pの求めに応じて商品の詳細を説明することができ、より優れた広告効果が期待できる。
また、音声オブジェクトKが選択された場合に、音声データ記憶領域65に記憶される広告の音声オブジェクトK自体が出力される構成としてもよいが、実際には音声オブジェクトKという音声オブジェクトを用意しないで、音声オブジェクトKを一種のコマンドとして処理してもよい。この場合、音声オブジェクトKが選択された場合に、表示制御装置5は、他の音声オブジェクトA〜Hの中から、現在出力中の音声オブジェクト以外のものを選択する。
さらに、図5Bの例では、人Pの音声として、広告が要らないと表明する音声を検出した場合には、出力する音声オブジェクトとして、無音の音声データが選択され、表示装置20からの音声出力が停止される。この場合には、広告を嫌う人に不快感を与えず、広告の内容に興味を持つ人にのみ商品やサービスの情報を提供できるという利点がある。
このように、表示システム1は、表示ユニット2の近傍にいる人に向けて、表示オブジェクト及び音声オブジェクトを出力するとともに、この人の音声をマイク40によって検出して、その音声の内容に基づいて、音声オブジェクトを変更したり、音声出力を停止させたりすることができる。これにより、表示システム1は、表示ユニット2の近傍にいる人と双方向的な情報提供を行うことができるので、利便性の高い情報提供媒体としての機能を果たすことができるとともに、商品やサービスの広告をする場合は、優れた広告効果が期待できる。
なお、マイク40により検出した音声の内容に基づいて、音声オブジェクトだけでなく、表示オブジェクトを新たに選択し、表示中の表示オブジェクトから変更してもよい。この場合、より多くの情報を、より興趣性の高い方法で、双方向的に提供できる。
また、図6の動作は一人の人物のみに限定されるものではなく、複数の人物の各々に対応するように複数の表示オブジェクトを表示ユニット2に表示させることも可能である。
すなわち、カメラ30が撮影した画像から複数の人物の人物画像が検出された場合(ステップS12)、表示制御装置5によって各々の人物画像について、独立して、検出済みか否かを判別し(ステップS14)、属性を判定し(ステップS15)、判定した属性に対応する表示オブジェクトを読み出し(ステップS16)、表示位置を決定して(ステップS17)、表示オブジェクトを表示(ステップS18)すればよい。この場合、複数の人物に対して、各人物の属性に対応する表示オブジェクトが、各人物の位置に合わせた表示位置に表示される。
例えば、図7の使用例では一人の人Pに対して一つの表示オブジェクトQが表示されているが、他に別の人がいれば、その人に近い表示装置20に、別の表示オブジェクトを表示できる。そして、複数の表示オブジェクトが表示ユニット2に表示されている状態では、各々の表示オブジェクトの位置が、それぞれ独立して、その対象となっている人の移動に追従するように変更される。このとき、複数の表示オブジェクトが各々の人の位置の近くに表示され、音声も各々の人の近くの表示装置20から出力されるので、他の人に向けた表示オブジェクトや音声が邪魔になることがない。これにより、複数の表示装置20を並べて構成される表示ユニット2の広い表示領域を活用して、複数の人に対し、インパクトの強い形態で情報を提供できる。
ここで、CPU51は、表示データ記憶領域64に記憶された表示オブジェクトを読み出して、その表示オブジェクトの表示サイズに等しい数の表示装置20を表示位置として選択し、選択した表示装置20に表示オブジェクトを表示する。このため、表示データ記憶領域64から読み出した表示オブジェクトの表示サイズの変換や画像合成等の処理を必要としないので、表示に係る処理負荷が軽くて済む。従って、表示オブジェクトの表示および表示位置の変更に伴う表示更新の処理を高速に行うことができ、例えば人の移動に速やかに追従して表示位置を変えられる。また、複数の人に対応して複数の表示オブジェクトを表示する場合も、処理の遅延や画質の低下等を招くことなくスムーズに表示を行える。なお、表示位置として選択される表示装置20の数が、表示オブジェクトの表示サイズを、例えば表示オブジェクトの縦横の比率を保ったまま拡大または縮小した場合の数であっても、上記と同様に軽い負荷で表示および表示の更新を実行可能である。
上記実施形態においては、表示ユニット2の上端にカメラ30及びマイク40を配置した構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一部または全部の表示装置20の枠21内に、それぞれカメラ30及びマイク40を配設した構成としてもよい。この場合、さらに、この構成において、表示装置20が備えるカメラ30の撮影画像データやマイク40により検出された音声の音声信号等が信号線11を介して表示制御装置5に入力される構成としてもよく、この場合には、表示ユニット2と表示制御装置5との間をつなぐケーブルの数を減らすことができる、配置情報62に基づいて各々のカメラ30やマイク40を識別できる等の利点がある。
さらに、上記実施形態では、表示装置20が備える前面パネル22を振動子26によって振動させることによって音声を出力する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、振動子26に代えて、音声を出力する通常のスピーカを枠21内に備えた構成としてもよい。また、指向性の強いスピーカを表示ユニット2の上部に複数設け、このスピーカの向きを変える駆動機構を設けて、人がいる位置に向けて音声を出力してもよく、この場合、表示制御装置5は、音声を出力するスピーカを選択するとともに、当該スピーカの向きを制御する処理を行う。
また、上述したカメラ30、マイク40及びスピーカは、表示ユニット2に限らず、表示ユニット2が設置された空間内において、表示ユニット2から離れた場所に設置することも勿論可能である。
さらに、表示ユニット2が備える表示パネル23として、有機EL素子を用いた表示パネルやプラズマ表示パネル等を用いることも可能であり、これらのように自発光型の表示パネルを用いた場合にはバックライト24を廃した構成としてもよく、その他、表示システム1の具体的な細部構成についても任意に変更可能である。
実施形態に係る表示システムの概略構成を示す図である。 表示装置の構成を示す図である。 表示システムの各部の構成を示す機能ブロック図である。 表示制御装置の記憶部が有する記憶領域の構成を模式的に示す図である。 記憶部に記憶されたテーブルの構成を模式的に示す図である。 表示システムの動作を示すフローチャートである。 表示システムの使用例を示す図である。
符号の説明
1…表示システム、2…表示ユニット、5…表示制御装置、6…記憶部、20…表示装置、22…前面パネル(音声出力装置)、23…表示パネル、25…制御基板、26…振動子(音声出力装置)、30…カメラ、40…マイク、51…CPU(位置決定手段、表示制御手段、画像認識手段、音声出力制御手段、音声識別手段)、57…画像入力部、58…音声入力部、64…表示データ記憶領域(表示データ記憶手段)、65…音声データ記憶領域(音声データ記憶手段)、200…制御部、201…CPU、211…画像処理部、212…描画メモリ、213…駆動回路、221…音声処理部。

Claims (7)

  1. 複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットと、
    前記表示ユニットの一部分に相当する前記表示装置によって表示される表示オブジェクトを予め記憶した表示データ記憶手段と、
    前記表示ユニットの近傍における人の位置を検出する人位置検出手段と、
    前記人位置検出手段により検出された人の位置に基づいて、前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトの表示位置を決定する位置決定手段と、
    前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトを読み出して、前記位置決定手段により決定された表示位置に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記人位置検出手段により新たに人の位置が検出され、この新たな人の位置に基づいて前記位置決定手段により新たな表示位置が決定された場合は、前記表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新すること、
    を特徴とする表示システム。
  2. 前記位置決定手段は、前記表示ユニットを構成する複数の前記表示装置から前記表示オブジェクトの表示サイズに適合する数の前記表示装置を選択して、前記表示オブジェクトの表示位置として決定すること、
    を特徴とする請求項1記載の表示システム。
  3. 前記人位置検出手段は、前記表示ユニットに表示される表示オブジェクトを視認可能な範囲で撮影するカメラと、
    前記カメラの撮影画像に含まれる人物画像を認識することで人の位置を検出するとともに、認識した人物画像から人物の属性を判定する画像認識手段と、を備えて構成され、
    前記表示データ記憶手段は、それぞれ人の属性に対応づけられた複数の表示オブジェクトを記憶しており、
    前記表示制御手段は、前記画像認識手段により判定された属性に対応する前記表示オブジェクトを前記表示データ記憶手段から読み出して表示させること、
    を特徴とする請求項1または2記載の表示システム。
  4. 前記表示ユニットに表示される表示オブジェクトを視認可能な範囲に向けて音声を出力する複数の音声出力装置と、
    音声出力用のデータを予め記憶した音声データ記憶手段と、
    前記位置決定手段により決定された表示位置に基づいて、使用する前記音声出力装置を選択し、選択した前記音声出力装置から、前記音声データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて音声を出力させる音声出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示システム。
  5. 前記表示ユニットの近傍における音声を検出するマイクと、前記マイクにより検出された音声の内容を識別する音声識別手段と、を備え、
    前記音声データ記憶手段は、前記音声識別手段により識別可能な音声の内容に対応する複数の音声出力用のデータを記憶しており、
    前記音声出力制御手段は、前記マイクにより検出された音声の内容に対応するデータに基づいて、前記音声出力装置から音声を出力させること、
    を特徴とする請求項4記載の表示システム。
  6. 複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットに接続され、
    前記表示ユニットの一部分に相当する前記表示装置によって表示される表示オブジェクトを予め記憶した表示データ記憶手段と、
    前記表示ユニットの近傍における人の位置を検出する人位置検出手段と、
    前記人位置検出手段により検出された人の位置に基づいて、前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトの表示位置を決定する位置決定手段と、
    前記表示データ記憶手段に記憶された表示オブジェクトを読み出して、前記位置決定手段により決定された表示位置に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記人位置検出手段により新たに人の位置が検出され、この新たな人の位置に基づいて前記位置決定手段により新たな表示位置が決定された場合は、前記表示オブジェクトの表示位置を変更して表示を更新すること、
    を特徴とする表示制御装置。
  7. 複数の表示装置を並べて構成される表示ユニットの近傍における人の位置を検出し、
    前記表示ユニットの一部分に相当する前記表示装置によって表示される表示オブジェクトの表示位置を、検出した人の位置に基づいて決定し、
    決定した表示位置に表示オブジェクトを表示させるとともに、
    新たに人の位置を検出した場合には、この新たな人の位置に基づいて新たな表示位置を決定し、この新たな表示位置に前記表示オブジェクトを表示すること、
    を特徴とする表示制御方法。
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