JP2010012054A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部を防護枠で確実に保護でき、堅牢さと耐久性に優れており、しかもシンプルなデザインで高級感に富む印象を醸し興趣を惹起できる電気かみそりを提供する。
【解決手段】外刃9および内刃10を備えたヘッド部1と、ヘッド部1を支持する本体部2と、本体部2に装着される防護枠3とを有する。防護枠3は、透明なプラスチック材を素材にして、左右一対の側枠53と、両縦枠53の下端どうしを繋ぐ底枠54とで逆門形に形成する。両縦枠53および底枠54が本体部2の前記一対の周壁および底壁に密接する状態で、防護枠3を本体部2に装着固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気かみそりの本体部に装着されて、本体部を落下衝撃や衝突衝撃から守るための防護枠を備えている電気かみそりに関する。
この種の電気かみそりは、例えば特許文献1に公知である。そこでは、防護枠を電気かみそりの本体部に組み付けて、不使用状態における外刃の外面を防護枠のキャップ部で覆うようにしている。防護枠は、本体部の前後面を覆う前後一対の保護壁と、保護壁の下端どうしを繋ぐキャップ部とでU字状に構成してある。一対の保護壁は、それぞれ本体部の前後面に設けた支軸部で回転自在に支持してあり、使用時と不使用時とで防護枠を180度回転操作することにより、ヘッド部を防護枠の上方に露出させ、あるいはヘッド部をキャップ部と正対させて外刃を保護できる。同様の防護枠を備えた電気かみそりは、特許文献2、3に公知であり、これらの電気かみそりおいては、本体部の左右側面を覆う左右一対の保護壁と、保護壁の下端どうしを繋ぐキャップ部、あるいは枠体とでU字状に構成してある。
本発明においては、LEDを光源にして透明な枠体を利用して発光表示を行なうが、類似する表示構造は特許文献4に見ることができる。そこでは、透明な表示板の側端にLEDを配置し、表示板の内面から外面側へ向かって一群の表示穴を形成し、表示穴の内奥に傾斜面を設けて、表示光を傾斜面で表示板の外面へ向かって反射できるようにしている。
特許第3992331号公報(段落番号0020、図4) 実公平2−17558号公報(第5欄30〜35行、第3図) 特開昭61−170486号公報(第2頁左下欄4〜8行、第3図) 特開昭62−47394号公報(第2頁右上欄1〜9行、第4図)
特許文献1ないし特許文献3における防護枠によれば、不使用時の外刃の外面を防護枠で覆って、落下衝撃によって外刃(網刃)が破損するのを防止できる。しかし、外刃を保護するための防護枠であるため、本体部を保護する機能が充分ではなく、落下衝撃や衝突衝撃を受けるような場合に、本体部や防護枠、あるいは防護枠の軸支部分が破損するおそれがある。防護枠を本体部で回転自在に軸支するので、防護枠を回転操作する際などに、誤って指先を防護枠と本体部との間に挟むおそれがある。落下衝撃を受けて、防護枠が本体部と交差する姿勢に回動するおそれもある。
電気かみそりの外形寸法は、ヘッド部および本体部の前後厚みや左右幅によって概ね決まるが、上記のように防護枠を付加した電気かみそりにおいては、防護枠の前後の保護壁や左右の保護壁の分だけ、電気かみそりの前後厚み寸法や左右幅寸法が大きくなってしまう。そのため、本体部を防護枠ごとつかむときのグリップ厚みやグリップ幅が大きくなるのを避けられず、使用者によっては本体部をしっかりと握り保持するのが困難になる。
本発明の目的は、大きな落下衝撃や衝突衝撃受けるような場合でも、本体部を防護枠で確実に保護して、堅牢で耐久性に優れた電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、堅牢であるばかりでなく、シンプルなデザインで高級感に富む印象を醸し興趣を惹起できる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、防護枠を備えているにもかかわらずつかみやすく、しかも本体部をしっかりと握り保持することができる、使い勝手に優れた電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、図1に示すように、外刃9および内刃10を備えたヘッド部1と、ヘッド部1を支持する本体部2と、本体部2に装着される防護枠3とを有する。本体部2は対向する一対以上の周壁を備えている。防護枠3は、本体部2の対向する一対の周壁を挟み保持する一対の縦枠53と、両縦枠53の下端どうしを繋ぐ底枠54とを含む。以て、両縦枠53および底枠54が本体部2に密接する状態で、防護枠3が本体部2に装着固定してあることを特徴とする。なお、前述の「防護枠3は、本体部2の対向する一対の周壁を挟み保持する一対の縦枠53と」の記載において、「挟み保持する」とは、見かけ上、本体部2が縦枠53で挟まれている状態と、本体部2が縦枠53の弾性によって挟み保持してある場合の、いずれをも含む概念である。
図12に示すように、防護枠3の左右幅Lは本体部2の前後厚みB1に比べて大きく設定する。
防護枠3は、本体部2の左右側壁に密着する一対の側枠53と、両側枠53の下端どうしを繋ぐ底枠54とで逆門形に形成する。図12に示すように、防護枠3の前後厚みB2を、本体部2の前後厚みB1に比べて小さく設定する。
本体部2を構成する本体ケース25を、前後に2分割された前ケース25aおよび後ケース25bで構成する。防護枠3に前ケース25aおよび後ケース25bを係合するための係合部57を形成する。前ケース25aおよび後ケース25bと係合部57との係合構造で、本体ケース25の上下方向および左右方向への移動を規制する。
図10に示すように、前ケース25aおよび後ケース25bと同時に係合して、前後ケース25a・25bの前後方向の分離を阻止する固定ピース89を係合構造の外面に装着する。
図9に示すように、側枠53の上端に、防護枠3の中央部側へ向かって凹む係止凹部56を備えた係合部57を形成する。前ケース25aおよび後ケース25bに、係止凹部56と係合する係合突起39・45を形成する。係合突起39・45と係止凹部56との係合構造で、本体ケース25の上下方向および左右方向への移動を規制する。
固定ピース89はコ字状の枠体で形成する。係合突起39・45の外面基端に、前記固定ピース89を差し込み係合するスリット92を設ける。固定ピース89をスリット92に差し込み係合して、前後ケース25a・25bを前後方向へ分離不能に固定する。
固定ピース89の外面を、係合片94と弾性係合爪100を備えた化粧ピース68で覆う。係合片94を前後ケース25a・25bの側壁に設けた係合溝95と係合し、かつ、前後一対の弾性係合爪100を係合突起39・45に係合して、化粧ピース68を本体ケース25に対して分離不能に係合固定する。
左右いずれか一方の固定ピース89と化粧ピース68との間にスイッチボタン66を配置する。スイッチボタン66と対向する本体部2の内部に、スイッチボタン66で切り換え操作されるスイッチ67を配置する。
図10に示すように、化粧ピース68を本体部2に差し込み係合した抜止ピース97で分離不能に固定する。
本体部2の前後いずれか一方にきわ剃りユニット4を配置する。抜止ピース97の外面をきわ剃りユニット4で覆う。
スイッチボタン66を化粧ピース68の側面に開口した操作窓69aを介して外面に露出させる。
スイッチボタン66を防護枠3の外郭線の左右幅内に配置する。防護枠3は透明プラスチック材で形成する。図11に示すように防護枠3に発光表示部58を設ける。
本体部2の内部に、発光表示部58の光源となる光源63を配置する。防護枠3の側枠53の後面側に凹部を設けて、凹部の内奥に反射面61を形成する。以て、光源63から発光された表示光を反射面61で前面側へ向かって反射する。
図3に示すように、前ケース25aおよび後ケース25bで構成される本体ケース25の内部に内ケース26を配置する。内ケース26の内部に、モーター14、電池28、および回路基板29を含む電装品ユニットを収容する。
内ケース26とヘッド部2との間に、これら両者2・26の隙間を塞ぐパッキン34を配置する。パッキン34の外面を本体ケース25の上部で覆って保護する。
本発明では、一対の縦枠53と、両縦枠53の下端どうしを繋ぐ底枠54とで防護枠3を構成し、両縦枠53および底枠54が本体部2に密接する状態で防護枠3を本体部2に装着固定して、本体部2を防護枠3で保護できるようにした。このように、防護枠3を本体部2に密着固定する電気かみそりによれば、大きな落下衝撃や衝突衝撃を受けるような場合に、外部から加わる衝撃を防護枠3で吸収して本体部2を保護することができる。したがって、主として外刃を保護するために設けられた従来の防護枠とは異なり、防護枠3によって本体部2の破損を確実に防止できる、堅牢さと耐久性に優れた電気かみそりを提供できる。また、防護枠3を本体部2に対して密着固定するので、本体部2と防護枠3とを同時につかみ、あるいは握り持つ状態において、防護枠3がぐらつくことがなく、持ちやすく扱いやすい電気かみそりとすることができる。
防護枠3の左右幅Lが本体部2の前後厚みB1に比べて大きく設定してあると、防護枠3と本体部2の横断面の外郭形状を、前後厚みが小さな扁平形状にすることができるので、図12(a)に示すように、電気かみそりを親指と他の4指とで前後に挟み持つ状態において、本体部2を確実に前後に挟み持って、電気かみそりの姿勢を肌面に沿って的確に追随させることができる。また、本体部2を親指と他の4指とで前後に挟み持つとき、広幅の防護枠3の後面、または前面を指先や手の平で受け止め支持できるので、電気かみそりを常に安定した状態で挟み持って、使用者の意図どおりに電気かみそりの姿勢を変更することができる。
左右一対の側枠53と底枠54とで防護枠3を逆門形に形成し、防護枠3の前後厚みB2を本体部2の前後厚みB1に比べて小さく設定すると、電気かみそりを親指と他の4指とで前後に挟み持つとき、防護枠3に邪魔されることもなく本体部2を確実に前後に挟み持つことができる。さらに、図12(b)に示すように、本体部2と防護枠3とを片手で握り持つ場合に、本体部2の前後面と防護枠3の左右側面の4個所を指や手の平に密着させて、手にフィットした状態で確りと握り締めることができ、全体として握りやすく扱いやすい電気かみそりとすることができる。
前後に2分割された前ケース25aおよび後ケース25bで本体ケース25を構成し、これら前後ケース25a・25bを防護枠3に設けた係合部57に係合して、本体ケース25の上下方向および左右方向への移動を規制すると、本体部2と防護枠3とを強固に一体化できる。したがって、外部から加わる衝撃を防護枠3で吸収するとき、本体部2の一部に衝撃が集中し破損するのを防いで、防護枠3による保護機能をさらに確実に発揮できる。
前後ケース25a・25bと係合部57の外面に固定ピース89を装着して、前後ケース25a・25bの前後方向の分離を阻止すると、外部から加わる衝撃によって前ケース25a、あるいは後ケース25bが防護枠3から分離するのを固定ピース89で確実に阻止できる。したがって、本体部2と防護枠3とを強固に一体化して、防護枠3による保護機能をさらに強化できる。
防護枠3の側枠53に係止凹部56を備えた係合部57を設け、前後ケース25a・25bに設けた係合突起39・45を係止凹部56に係合して、本体ケース25の上下方向および左右方向への移動を規制する係合構造によれば、側枠53の上端に係合部57を設けるだけでよいので、防護枠3の構造を簡素化して、その分だけ防護枠3の加工コストを削減できる。また、係合構造の構造をより簡素なものとしながら、本体ケース25と防護枠3とを強固に連結し一体化できる。
コ字状の固定ピース89を、係合突起39・45の外面基端に設けたスリット92に差し込み係合して、前後ケース25a・25bを前後方向へ分離不能に固定する係合構造によれば、前後ケース25a・25bに設けた係合突起39・45の外面を固定ピース89で覆って、両係合突起39・45の分離移動を規制できる。したがって、外部から加わる衝撃によって、各係合突起39・45が係合部57から抜け外れるのを固定ピース89で確実に阻止して、本体ケース25と防護枠3とをさらに強固に連結し一体化できる。
固定ピース89の外面を、本体ケース25に係合固定される化粧ピース68で覆うと、固定ピース89が電気かみそりの外面に剥き出しになるのを防いで、外部から加わる衝撃を化粧ピース68で受け止めることができる。したがって、本体ケース25と防護枠3の係合構造部分に加わろうとする衝撃を化粧ピース68で受け止めて、固定ピース89が衝撃を受けて前後ケース25a・25bから抜け外れるのを確実に防止できる。また、化粧ピース68の係合片94を前後ケース25a・25bの係合溝95と係合し、さらに、一対の弾性係合爪100を係合突起39・45に係合して、化粧ピース68を本体ケース25に分離不能に係合固定するので、化粧ピース68が前後ケース25a・25bから分離するのを阻止できる。
固定ピース89と化粧ピース68との間にスイッチボタン66を配置すると、固定ピース89が係合突起39・45から分離するのをスイッチボタン66で規制できる。たとえ、固定ピース89が係合突起39・45から浮き離れる状態であったとしても、スイッチボタン66を押し込み操作する際に、固定ピース89を適正な係合状態に復帰できる。側枠52の上端に配置される化粧ピース68を利用してスイッチボタン66を配置するので、本体部2の前面や後面などにスイッチ構造を配置する場合に比べて、スイッチボタン66が目立つのを防いで電気かみそりの外観をシンプルなものとし、デザイン性を向上することができる。
化粧ピース68を本体部2に差し込み係合した抜止ピース97で分離不能に固定する係合構造によれば、例えば、弾性係合爪100が係合突起39・45から脱落し、あるいは弾性係合爪100が破損したとしても、化粧ピース68が本体部2から分離するのを抜止ピース97で阻止して、化粧ピース68の組み付け状態を維持できる。
本体部2に配置されるきわ剃りユニット4で抜止ピース97の外面を覆うと、抜止ピース97が電気かみそりの外面に露出するのをきわ剃りユニット4で防止できる、さらに、抜止ピース97が本体ケース25から抜け外れるのをきわ剃りユニット4で阻止できる。
スイッチボタン66を化粧ピース68の側面に開口した操作窓69aを介して外面に露出させると、電気かみそりの外面のうちでも、目立たない個所に目立たない状態でスイッチボタン66を配置できる。したがって、本体部2の前面や後面の外観をすっきりさせて、電気かみそり全体の印象をシンプルでデザイン性に優れたものとすることができる。
スイッチボタン66を防護枠3の外郭線の左右幅内に配置すると、外部から加わる衝撃を防護枠3で受け止めて、スイッチボタン66を保護できる。あるいは、電気かみそりが他物と衝突するような場合に、スイッチボタン66が押し込まれてオン状態に切り換わるのを防護枠3で防止できる。
防護枠3を透明プラスチック材で形成すると、透明な側枠53および底枠54を介して防護枠3の前後面を見通すことができるので、防護枠3と一体化された本体部2が宙に浮いているような印象を与えることができ、デザイン性を向上できる。また、防護枠3の全体が透明であるため、防護枠を不透明なプラスチック材で形成する場合に比べて、防護枠3より幅狭の本体部2が強調されることになり、全体として電気かみそりの印象をスリムなものとすることができる。
防護枠3に発光表示部58を設けると、防護枠3が透明であることを利用して表示部を構成できるので、発光表示部58の構造を簡素化できる。さらに、発光表示部58を構成する光源や、表示光を表示位置まで案内する導光体などの構成部品を、堅牢な防護枠3で保護することができる。
本体部2の内部に光源63を配置し、防護枠3の側枠53に設けた凹部の内奥に反射面61を形成して、光源63から発光された表示光を反射面61で前面側へ向かって反射する発光表示部58によれば、使用者は反射面61で反射された光を見ることになり、反射面61に入射する光を見ることはできない。そのため、側枠53の内部に位置する反射面61が光源であるかのような印象を与え、さらに、反射面61が透明な側枠53の内部で宙に浮いたような幻想的な印象を与えることができる。また、光源63から発光された表示光を、側枠53の内部に設けた反射面61で前面側へ向かって反射するので、折れ曲がった光路によって発光表示を行なうにもかかわらず、発光表示部58の構造を簡素化して、コスト削減に寄与できる。
本体ケース25の内部に内ケース26を配置し、その内部に、モーター14、電池28、および回路基板29などの電装品ユニットを収容すると、防護枠3を含めて3層の構造体で脆弱な電装品ユニットを保護できるので、耐久性を向上して故障しにくい電気かみそりとすることができる。
内ケース26とヘッド部2との間の隙間を塞ぐパッキン34を設け、パッキン34の外面を本体ケース25の上部で覆うようにすると、パッキン34が電気かみそりの外面に露出するのを避けながら本体ケース25で保護できる。したがって、他物との接触によって脆弱なパッキン34が傷つけられあるいは破損されるのを防いで、防塵機能および防水機能を長期にわたって安定した状態で発揮させることができる。パッキン34を本体ケース25で覆って隠蔽することにより、外観上の印象をシンプルなものとして、デザイン性を向上できる。
(実施例) 図1ないし図12は本発明に係る電気かみそりの実施例を示す。図1および図2において、電気かみそりは、ヘッド部1と、ヘッド部1を支持する本体部2と、本体部2に装着される防護枠3と、本体部2の後面側に配置されるきわ剃りユニット4などで構成する。防護枠3は装飾枠を兼ねており、さらに本体部2と協同して電気かみそりのグリップ部を構成する。なお、この実施例における前後あるいは左右とは、図1および図2に示す矢印と前後および左右の表記に従うものとする。
図3に置いてヘッド部1は、ヘッドベース7と、ヘッドベース7の上面を塞ぐ上カバー8と、網刃からなる外刃9をアーチ状に保持する外刃ホルダー10と、ロータリー式の内刃11を支持する内刃ホルダー12と、ヘッドベース7の下面にモーターホルダー13を介して固定されるモーター14と、モーター動力を内刃11に伝動する伝動機構などで構成してある。内刃11は、スパイラル状の小刃を丸軸状の樹脂軸にインサート固定して構成してあり、外刃9と協働して比較的短いひげを切断する。
モーター動力は、その出力軸に固定した原動ギヤ15と、第2ギヤ16、および一対の傘歯車17・18を介して、水平の中間軸19に伝動され、中間軸19と内刃軸との間に設けたギヤトレイン20を介して内刃11に伝動される。中間軸19には振動子21がスライド自在に支持してあり、先の原動ギヤ15と一体に設けたカム22と振動子21によって、回転動力を往復動力に変換している。この往復動力は、きわ剃りユニット4に伝動される。なお、モーター13はヘッドベース7に固定するが、その大半の部分は後述する内ケース26に収容されている。
図5および図6において本体部2は、本体ケース25と、本体ケース25の内部に配置される内ケース26と、内ケース26の内部に配置される内フレーム27と、内フレーム27に固定される2次電池(電池)28、および回路基板29などの電装品ユニットで構成する。本体ケース25、内ケース26、および内フレーム27は、それぞれプラスチック成形品からなる。図3に示すように、モーターホルダー13の左右両側にはスライド爪31が設けてあり、これらのスライド爪31を内フレーム27に設けたガイド溝32でスライド案内し、さらに、モーターホルダー13の底面と内フレーム27との間に設けた前後一対のフロートばね33でモーターホルダー13を押し上げ付勢することにより、ヘッド部1の全体を上下に浮動可能に支持している。ヘッドベース7と内ケース26との間には、これら両者7・26の隙間を塞ぐパッキン34が配置してある。パッキン34の上端は、ヘッドベース7とモーターホルダー13との接合面の間に挟持され、パッキン34の下端は、内ケース26と内フレーム27との上端間に挟持されている。
図6および図7に示すように本体ケース25は、前後に2分割された前ケース25aおよび後ケース25bで構成する。前ケース25aは、前突状の湾曲壁からなる前壁36と、前壁36に連続する左右一対の側壁37・37と、前壁36および側壁37・37の下端に連続する底壁38とで樋体状に形成してある。両側壁37・37の上端寄りには、前ケース25aを防護枠3に固定するための係合突起39が横臥L字状に突設してある。側壁37の前縁寄りには、後述する側枠53の前面内縁を受け止める段部40が形成してある(図11参照)。
後ケース25bは、後突状の湾曲壁からなる後壁41と、前壁41に連続する左右一対の側壁42・42と、後壁41および側壁42・42の下端に連続する底壁43とで樋体状に形成してある。後壁41の上部にはきわ剃りベース44が一体に形成してあり、その外面にきわ剃りユニット4が組み付けられる。両側壁42・42の上端寄りには、後ケース25bを防護枠3に固定するための係合突起45が横臥L字状に突設してある。側壁42の後縁寄りには、後述する側枠53の後面内縁を受け止める段部46が形成してある(図11参照)。
内ケース26は有底筒状に形成してあり、その底壁の下方から挿通される左右一対のビス47(図8参照)を内フレーム27の下端のねじボスにねじ込むことにより、内フレーム27が分離不能に固定してある。内ケース26の後面下部には、充電用のプラグ48を備えたソケット49がビスで締結固定してある(図6参照)。プラグ48は、後ケース25bの後面下部に開口したプラグ窓50を介してケース外面に臨ませてある。
防護枠3は、透明なアクリル樹脂あるいはポリカーボネイト樹脂を素材とする射出成形品からなり、左右一対の側枠(縦枠)53・53と、両側枠53・53の下端どうしを繋ぐ底枠54とで逆門形に形成してある。両側枠53・53の対向面、および底枠54の上面には、不透明な塗料を塗布して隠蔽層55が形成してある(図1参照)。隠蔽層55を設けることにより、防護枠3の内部に組み付けた本体部2の両側面および底面が視認されるのを防止できる。
隠蔽層55は、側枠53・53および底枠54を介して視認されるので、側枠53・53および底枠54の透明感と相俟って、防護枠3の外観の印象をシンプルなデザインでありながら高級感に富み、重厚なものとすることができる。とくに、側枠53および底枠54を、ぶ厚く太いプラスチックブロック状に形成して、防護枠3の外観上の印象を堅牢で重厚感に富むものとしている。具体的には、両側枠53の左右幅を10mm、底枠54の上下高さを21mm、両枠53・54の前後厚みを16mmとしている。ヘッド部1の左右幅と、防護枠3の左右幅はほぼ一致している。このように、底枠54の上下高さを、側枠53の左右幅および前後厚みに比べて大きく設定すると、重心位置を防護枠3の下半側に位置させることができるので、防護枠3を縦長姿勢で立てた状態の安定感を向上できる。さらに、防護枠3を立てた状態で本体部2を組み付けることができるので、組み付け性を向上できる。なお、この実施例における防護枠3の重量は49g、前ケース25aの重量は9g、後ケース25bの重量は8.6g、内ケース26の重量は10gである。
各側枠53の上端には、本体ケース25の前後ケース25a・25bを固定するための係合部57が形成してある。図9に示すように係合部57は、側枠53の上端から上向きに突出する縦壁57aと、縦壁57aの上端に連続して外側方へ突出する横壁57bとで逆L字状に形成してある。これにより、側枠53の上端に防護枠3の中央部側へ向かって凹む係止凹部56を備えた係合部57が形成される。左右の係合部57のうち、右方の係合部57に限って円形の穴57cが左右貫通状に形成してある。
右側の側枠53の上端寄りには発光表示部58が設けてある。図8および図11に示すように発光表示部58は、モーター14が通電状態にあるとき表示される第1表示部59と、2次電池28が充電状態にあるとき表示される第2表示部60とで構成する。両表示部59・60は、それぞれ側枠53の後面側に設けた断面が四角形状の凹部で形成してあり、凹部の内奥に斜めの反射面61を備えている。
上記の第1・第2の表示部59・60に対応して、本体部2の側壁寄りの内部に光源63を上下に配置し、さらに、光源63と対向する内ケース26の周壁に透明な導光板64を固定している。各光源63はチップ型のLED(発光ダイオード)からなり、内ケース26に収容した回路基板29に実装してある。各光源63は、側枠53へ向かって表示光を照射する。詳しくは、各光源63から発光された表示光は、導光板64を介して第1・第2の表示部59・60へ到達し、それぞれの反射面61で電気かみそりの前面側へ向かって反射される。したがって、使用者は各表示部59・60の発光状態を視認して、電気かみそりが運転状態にあること、あるいは充電状態にあることを知ることができる。因みに、電気かみそりと正対する状態の使用者は、側枠53の内部に位置する反射面61で反射された光を見ることになり、反射面61に入射する光を見ることはできない。そのため、反射面61が透明な側枠53の内部で宙に浮いたような印象を与えることができる。上記のように光源63および導光板64は、本体部2の側壁寄りに設けられるが、その外面が剛性に富む防護枠3の側枠53で覆われるので、落下衝撃を受けるような場合でも破損しにくい。
発光表示部58の上部側に隣接して、モーター14への通電状態を切り換えるスイッチボタン66を配置し、スイッチボタン66と対向する本体部2の内部にスイッチ67を配置している。スイッチ67はチップ化してあり、内ケース26に収容した回路基板29に実装してある。図9および図10においてスイッチボタン66は、長方形状の操作部66aと、操作部66aの内面中央に突設される操作軸66bとを一体に備えており、その周囲は本体ケース25に係合装着した化粧ピース68で覆われている。この化粧ピース68の側壁には、操作部66aを外面に露出させる操作窓68aが開口してある。
スイッチ67と対向する内ケース26の周壁にはスイッチ穴70が開口してあり、同穴70の外面側が防水シール71で塞いである。スイッチボタン66の操作部66aを押し込み操作すると、操作軸66bが防水シール71を介してスイッチ67を押圧して、オンまたはオフ状態に切り換えることができる。符号72は、防水シール71の押え枠である。
図4においてきわ剃りユニット4は、きわ剃りベース44に組み付けられて上下スライドする刃ホルダー75と、刃ホルダー75の上端に配置される刃ユニットと、刃ホルダー75の内面に設けられて、振動子21の往復動力を刃ユニットの可動刃76に伝動する伝動アーム78などで構成する。符号77は固定刃である。振動子21の後端には、伝動アーム78と係合する縦長の係合溝21aが設けてある。刃ホルダー75を下方の待機位置から、上方の作動位置へスライド操作した状態においては、伝動アーム78の下端内面に設けた受動ピン79が係合溝21aと係合して往復動力を受け継ぐ。伝動アーム78は、刃ホルダー75の内面に設けた軸80で左右揺動可能に軸支してあり、その上端の出力端81が、可動刃76の下面に固定した受動枠82と常時係合している。きわ剃りユニット4は、主に長毛やくせ毛を切断する際に使用する。
以下に本体部2と防護枠3の固定構造について説明する。図6に示すように2次電池28や回路基板29が実装された内フレーム27を内ケース26に締結固定したのち、ヘッド部1を内ケース26に組み付けておく。次に、後ケース25bを防護枠3の内面に嵌め込んで、その上部左右に設けた係合突起45を、防護枠3の係合部57に差し込み係合して仮組みする。この状態の後ケース25bに、ヘッド部1が一体化された内ケース25を組み付けたうえで、前ケース25aを防護枠3の内面に嵌め込んで、その上部左右に設けた係合突起39を、防護枠3の係合部57に差し込み係合し、前後ケース25a・25bを接合する。前後ケース25a・25bを接合することにより、前ケース25aの下部内面に設けた係合爪85が、後ケース25bの内面の係合凹部86に係合して、両ケース25a・25bの接合状態を維持する。
次に、後ケース25bの下部外面から挿通したビス87(図6参照)を前ケース25aのねじボスにねじ込んで、前後ケース25a・25bの下部を締結し一体化する。このとき、前後ケース25a・25bに設けた係合突起39・45は、それぞれ防護枠3の係合部57に前後に対向する状態で係合している。これらの係合突起39・45の外面に、固定ピース89を装着して、前後ケース25a・25bの前後方向の分離を阻止する。図7および図9に示すように固定ピース89はコ字状に折り曲げられたプレス金具からなり、前後一対の脚壁90が、係合突起39の前面上下、および係合突起45の後面上下に設けた規制リブ91と、両係合突起39・45の外面基端に設けたスリット92に同時に係合する。固定ピース89にも、スイッチボタン66の操作軸66bを通すための穴89aが形成してある。
電気かみそりの左側面においては、固定ピース89を組み付けたのち、その外面に角箱状の化粧ピース68を組んで、両係合突起39・45と係合部57との係合構造部分の外面を覆う。左側の化粧ピース68には、操作窓68aは開口されていない。電気かみそりの右側面においては、固定ピース89を組み付けたのち、スイッチボタン66を装着し、さらにその外面に化粧ピース68を組む。図9に示すように化粧ピース68は角箱状に形成してあり、その外側壁に操作窓68aが開口してある。化粧ピース68の前後壁の内端には、それぞれ係合片94が設けてある。これらの係合片94を前後ケース25a・25bの側壁37・42に設けた係合溝95に係合することにより、前後ケース25a・25bの分離を阻止している。電気かみそりの左側面に装着される化粧ピース68にも、前後一対の係合片94が設けてあり、これらの係合片94は前後ケース25a・25bの側壁37・42に設けた係合溝95に係合する(図10参照)。
化粧ピース68が本体ケース25から分離するのを防ぐために、化粧ピース68の後側の係合片94に抜止ピース97を差し込み係合している。抜止ピース97は鉤形のプレス金具からなり、きわ剃りベース44の外面から差し込まれて、前後に長い抜止部98を後側の係合片94に設けたスリット99に差し込んで圧嵌係合する。さらに、化粧ピース68の底壁の前後の弾性係合爪100を設けておき、これらを係合突起39・45の下面に設けた突起101(図9参照)の内端に係合している。電気かみそりの左側面に装着される化粧ピース68も、抜止ピース97で抜止固定してあり、さらに弾性係合爪100を突起101に係合させて抜止してある。
上記のように、左右の化粧ピース68・68を抜止ピース97で固定したのち、きわ剃りベース44にきわ剃りユニット4を組み付けて組立を完了する。これにより、抜止ピース97の外面をきわ剃りユニット4で覆い隠すことができる。組立が完了した電気かみそりにおいては、パッキン34の外面が本体ケース25の上部で覆われて保護されている(図3参照)。
図12に示すように、本体部2に装着固定した状態の防護枠3の左右幅Lは、本体部2の前後厚みB1に比べて大きい。また、防護枠3の前後厚みB2は、本体部2の前後厚みB1に比べて小さい。このような寸法関係にした電気かみそりによれば、図12(a)に示すように、親指と他の4指とで本体部2を前後に挟み持って、電気かみそりの姿勢を自由に変えることができる。また、図12(b)に示すように、親指と他の4指とで本体部2と防護枠3を握り締めるようにして持つとき、親指以外の4指の指先を防護枠3の側枠53に引っ掛けて、手の平にフィットした状態で電気かみそりを持つことができる。防護枠3を備えているにもかかわらずつかみやすく、しかも本体部2をしっかりと握り保持することができる、使い勝手に優れた電気かみそりとすることができる。
以上のように構成した電気かみそりにおいては、防護枠3の両側枠53および底枠54が、本体部2の左右側面および底面に密接する状態で、防護枠3と本体部2とが強固に一体化される。また、防護枠3の側枠53および底枠54をぶ厚く太いプラスチックブロック状に形成するので、大きな落下衝撃や衝突衝撃を受けるような場合でも、本体部2を防護枠3で確実に保護して、電気かみそりの堅牢さと耐久性を向上することができる。さらに、防護枠3の全体を透明なプラスチック材で形成するので、側枠53・53および底枠54の透明感と相俟って、防護枠3の外観の印象をシンプルなデザインでありながら高級感に富み、重厚なものとすることができる。
着色された透明プラスチック材からなる異色の防護枠3を複数種用意しておくと、外観の印象が異なる電気かみそりを容易にシリーズ商品化できる。同様に、外形形状が異なる複数種の防護枠3を用意しておき、あるいは質感の異なる複数種の防護枠3を用意しておくことにより、さらに多様な電気かみそりをシリーズ商品化できる。質感の異なる防護枠3は、例えばプラスチック、木材、皮革などの異なる形成素材を使用して構成することができ、あるいは防護枠3の表面をエラストマーや、αゲルなどの衝撃吸収剤などで被覆して構成することができる。実施例で説明したように、防護枠3の左右幅をヘッド部1の左右幅と概ね一致させると、ヘッド部1と防護枠3との一体感を強調して、デザイン性を向上できる。
図13は、本体ケース25の防護枠3に対する固定構造の別実施例を示す。そこでは、側枠53および底枠54の前後面のそれぞれに、逆門形の係合溝(係合部)57を形成し、さらに両側枠53の外側面に化粧ピース68を装填するための縦長の凹部103を設けた。凹部103の内奥には、固定ピース89を差し込むための前後一対のスリット104と、化粧ピース68の内面に設けた弾性係合爪100を差し込み係合するための係合溝105とを、それぞれ係合溝57と交差する状態で形成した。弾性係合爪100は、縦に長い帯板状の化粧ピース68の内面上下、および内面の上下中途部の4箇所以上に設けてある。
組立の過程では、内ケース26を左右の側枠53の間に嵌め込んだのち、前後ケース25a・25bの側壁37・42、および底壁38・43を係合溝57に差し込む。次に、固定ピース89の脚壁90をスリット104を介して両側壁37・42の係合溝106に差し込み係合する。さらに、凹部103に化粧ピース68を嵌め込んで、弾性係合爪100を係合溝105を介して両側壁37・42の係合溝107に差し込み係合し、同時に固定ピース89を押えリブ108で押え固定する。
上記の固定構造によれば、前後ケース25a・25bの側壁37・42、および底壁38・43が逆門形の係合溝57に係合固定されるので、本体部2と防護枠3とをさらに強固に一体化できる。この場合の防護枠3は、透明なあるいは不透明なプラスチック材で構成することができる。また、化粧ピース68の内面に押えリブ108を設けるので、化粧ピース68の構造強度を増強して破損を防止できる。
上記の実施例以外に、防護枠3の外形形状は逆門形である必要はなく、下端面が半円状に丸められたU字状や、逆M字状などに形成することができる。防護枠3の左右幅は、ヘッド部1の左右幅より小さく設定することができる。防護枠3は、左右一対の側枠53と、両側枠53の前面(あるいは後面)を覆う前枠(あるいは後枠)と、底枠54とで構成することができる、必要があれば防護枠3を有底筒状に形成して、筒内部に本体部2を収容することができる。さらに防護枠3は、前後一対の縦枠と底枠54とで構成することができる。
発光表示部58は、3個以上の発光表示部で構成することができる。導光板64は省略することができ、その場合には光源63を保護をするうえで、防護枠3の存在意義がさらに増すことになる。スイッチボタン66は、必要に応じて2個所以上に設けることができ、必要があれば、往復スライドしてスイッチ67を切り換える構造とすることができる。ヘッド部1の内刃11は、往復動式の内刃であってもよい。上記の実施例では、ヘッド部1がモーターホルダー13を介して本体部2で浮動支持してある場合について説明したが、本発明は、浮動支持構造を備えておらず、ヘッド部1が本体部2で固定支持してある電気かみそりにも適用できる。
電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 電気かみそりの一部を破断した分解正面図である。 電気かみそりの分解側面図である。 前後ケースを分離した状態の本体部の横断平面図である。 防護枠および本体部を破断した状態の縦断正面である。 前後ケースの固定構造を示す分解斜視図である。 図1におけるC−C線断面図である。 図1におけるD−D線断面図である。 使用時における本体部の握持例を示す説明図である。 本体ケースの固定構造の別実施例を示す本体部の横断平面図である。
符号の説明
1 ヘッド部
2 本体部
3 防護枠
9 内刃
11 外刃
25 本体ケース
39 係合突起
45 係合突起
53 側枠
54 底枠
57 係合部
68 化粧ピース
89 固定ピース

Claims (18)

  1. 外刃(9)および内刃(11)を備えたヘッド部(1)と、ヘッド部(1)を支持する本体部(2)と、本体部(2)に装着される防護枠(3)とを有し、
    本体部(2)は対向する一対以上の周壁を備えており、
    防護枠(3)は、本体部(2)の対向する一対の周壁を挟み保持する一対の縦枠(53)と、両縦枠(53)の下端どうしを繋ぐ底枠(54)とを含み、
    両縦枠(53)および底枠(54)が本体部(2)に密接する状態で、防護枠(3)が本体部(2)に装着固定してあることを特徴とする電気かみそり。
  2. 防護枠(3)の左右幅(L)が、本体部(2)の前後厚み(B1)に比べて大きく設定してある請求項1に記載の電気かみそり。
  3. 防護枠(3)が、本体部(2)の左右側壁に密着する一対の側枠(53)と、両側枠(53)の下端どうしを繋ぐ底枠(54)とで逆門形に形成されており、
    防護枠(3)の前後厚み(B2)が、本体部(2)の前後厚み(B1)に比べて小さく設定してある請求項1または2に記載の電気かみそり。
  4. 本体部(2)を構成する本体ケース(25)が、前後に2分割された前ケース(25a)および後ケース(25b)で構成されており、
    防護枠(3)に前ケース(25a)および後ケース(25b)を係合する係合部(57)が形成されており、
    前ケース(25a)および後ケース(25b)と前記係合部(57)との係合構造で、本体ケース(25)の上下方向および左右方向への移動を規制している請求項3に記載の電気かみそり。
  5. 前ケース(25a)および後ケース(25b)と同時に係合して、前後ケース(25a・25b)の前後方向の分離を阻止する固定ピース(89)が前記係合構造の外面に装着してある請求項4に記載の電気かみそり。
  6. 側枠(53)の上端に、防護枠(3)の中央部側へ向かって凹む係止凹部(56)を備えた係合部(57)が形成されており、
    前ケース(25a)および後ケース(25b)に、前記係止凹部(56)と係合する係合突起(39・45)が形成されており、
    前記係合突起(39・45)と前記係止凹部(56)との係合構造で、本体ケース(25)の上下方向および左右方向への移動を規制している請求項4または5に記載の電気かみそり。
  7. 固定ピース(89)がコ字状の枠体で形成されており、
    前記係合突起(39・45)の外面基端に、前記固定ピース(89)を差し込み係合するスリット(92)が設けられており、
    前記固定ピース(89)を前記スリット(92)に差し込み係合して、前後ケース(25a・25b)が前後方向へ分離不能に固定してある請求項5または6に記載の電気かみそり。
  8. 前記固定ピース(89)の外面が、係合片(94)と弾性係合爪(100)を備えた化粧ピース(68)で覆われており、
    前記係合片(94)を前後ケース(25a・25b)の側壁に設けた係合溝(95)と係合し、かつ、前後一対の弾性係合爪(100)を前記係合突起(39・45)に係合して、化粧ピース(68)が本体ケース(25)に対して分離不能に係合固定してある請求項7に記載の電気かみそり。
  9. 左右いずれか一方の前記固定ピース(89)と化粧ピース(68)との間にスイッチボタン(66)が配置されており、
    スイッチボタン(66)と対向する本体部(2)の内部に、スイッチボタン(66)で切り換え操作されるスイッチ(67)が配置してある請求項7または8に記載の電気かみそり。
  10. 化粧ピース(68)が本体部(2)に差し込み係合した抜止ピース(97)で分離不能に固定されている請求項7から9のいずれかに記載の電気かみそり。
  11. 本体部(2)の前後いずれか一方にきわ剃りユニット(4)が配置されており、
    前記抜止ピース(97)の外面が、きわ剃りユニット(4)で覆ってある請求項7から10のいずれかに記載の電気かみそり。
  12. 前記スイッチボタン(66)が化粧ピース(68)の側面に開口した操作窓(69a)を介して外面に露出させてある請求項9から11のいずれかに記載の電気かみそり。
  13. 前記スイッチボタン(66)が、防護枠(3)の外郭線の左右幅内に配置してある請求項9から12のいずれかに記載の電気かみそり。
  14. 防護枠(3)が、透明プラスチック材で形成してある請求項1から13のいずれかに記載の電気かみそり。
  15. 防護枠(3)に発光表示部(58)が設けてある請求項14に記載の電気かみそり。
  16. 本体部(2)の内部に、発光表示部(58)の光源(63)が配置されており、
    防護枠(3)の側枠(53)の後面側に凹部を設けて、凹部の内奥に反射面(61)が形成されており、
    前記光源(63)から発光された表示光を反射面(61)で前面側へ向かって反射する請求項15に記載の電気かみそり。
  17. 前ケース(25a)および後ケース(25b)で構成される本体ケース(25)の内部に内ケース(26)が配置されており、
    内ケース(26)の内部に、モーター(14)、電池(28)、および回路基板(29)を含む電装品ユニットが収容してある請求項4から16のいずれかに記載の電気かみそり。
  18. 内ケース(26)とヘッド部(2)との間に、これら両者(2・26)の隙間を塞ぐパッキン(34)が配置されており、
    前記パッキン(34)の外面を本体ケース(25)の上部で覆って保護してある請求項17に記載の電気かみそり。
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