JP2010002464A - 画像形成装置、差分情報追加記憶方法 - Google Patents

画像形成装置、差分情報追加記憶方法 Download PDF

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Abstract

【課題】課金装置との接続が不良になった場合において、課金情報に関する情報量を欠落させることなく、記憶すべき課金情報の記憶容量を低減する。
【解決手段】課金装置と通信を行うことにより課金処理を行う画像形成装置であって、前記課金装置との通信が不良の場合に課金情報を蓄積する記憶部と、前記記憶部に新たな課金情報を蓄積するに際して、課金対象のユーザに関する課金情報が前記記憶部に既に存在するかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により存在すると判定された場合、前記ユーザに関する既蓄積課金情報と新たに蓄積しようとする課金情報とを比較し、差分情報を求め、当該差分情報を既蓄積課金情報に追加して前記記憶部に書き込む書込手段と、を有する。
【選択図】図12

Description

本発明は、課金装置と接続されるMFP(Multi Function Peripheral)等の画像形成装置に関し、特に課金装置との接続が不良になった場合に課金情報を記憶装置に記憶するようにした画像形成装置に関する。
この種装置は、実行したコピーやプリントといったジョブ毎に課金に関する課金情報を生成し、課金装置との接続が正常である場合には、生成したジョブ毎の課金情報を、課金装置に送信する。
課金装置との接続が不良になった場合には、記憶装置として例えば装置内部のHDD(ハードディスクドライブ)にジョブ毎の課金情報を記憶しておき、課金装置との接続が回復し次第、記憶していた課金情報を課金装置に送信する。
ところが、HDDにおいて課金情報を記憶するための容量は予め定められているので、接続不良の期間が長くなり多くのジョブが実行されることになると、HDDに記憶する課金情報が許容量を超えてしまい、ジョブは実行できるものの、そのジョブに関する課金情報を記憶しておくことができない、といった状況を招いてしまう。
そこで、従来の画像形成装置は、課金装置との接続が不良になった場合には、課金情報を記憶するのではなく、ジョブ履歴を基に簡易情報を作成し、作成した簡易情報を記憶している(特許文献1参照)。これにより、HDDにおいて使用される記憶容量の低減を図っている。また、他の先行技術文献としては、以下の特許文献2乃至5に示すものがある。
特開2001-350936号公報 特開2002-175195号公報 特開2002-202696号公報 特開2002-261997号公報 特開2005-107637号公報
しかしながら、簡易情報はクライアント名と印刷合計枚数のみで構成される簡易な情報であり、印刷用紙のサイズや種類等の情報は欠落している。したがって、課金装置との接続が不良になった場合、その間に実行したジョブについては課金情報を適切に管理できないという問題がある。
本発明は、課金装置との接続が不良になった場合において、課金情報に関する情報量を欠落させることなく、保持可能で、記憶すべき課金情報の記憶容量を低減する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、課金装置と通信を行うことにより課金処理を行う画像形成装置であって、前記課金装置との通信が不良の場合に課金情報を蓄積する記憶部と、前記記憶部に新たな課金情報を蓄積するに際して、課金対象のユーザに関する課金情報が前記記憶部に既に存在するかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により存在すると判定された場合、前記ユーザに関する既蓄積課金情報と新たに蓄積しようとする課金情報とを比較し、差分情報を求め、当該差分情報を既蓄積課金情報に追加して前記記憶部に書き込む書込手段と、を有する画像形成装置である。
本発明は上記の構成を備えることにより、課金装置との間の通信が不良の場合において同一のユーザに関する課金情報が既に記憶部内に存在する場合には、既蓄積課金情報と蓄積しようとする課金情報との差分を既蓄積課金情報に追加して記憶部に書き込むので、課金情報に関する情報量を欠落させることなく、課金情報の記憶容量を低減することができる。
ここで、課金情報は実行したジョブに関するジョブ情報及び当該ジョブに対する課金額を含み、前記書き込み手段は、前記比較の結果、蓄積しようとする課金情報のジョブ情報と同一のジョブ情報が既に記憶部内に存在する場合、差分として、蓄積しようとする課金情報の課金額を、既蓄積課金情報の課金額に加算するとしてもよい。
これにより、蓄積しようとする課金情報のジョブ情報と同一のジョブ情報が既に記憶部内に存在する場合には、当該課金情報そのものを記憶するのではなく、蓄積しようとする課金情報の課金額を、既蓄積課金情報の課金額に加算するので、記憶容量を低減することができる。
ここで、カテゴリー単位で比較した結果、既蓄積課金情報のジョブ情報には無いカテゴリーの内容が、蓄積しようとする課金情報のジョブ情報に存在した場合、差分として、既蓄積課金情報のジョブ情報には無いカテゴリーを追加するとしてもよい。
これにより、既蓄積課金情報のジョブ情報には無いカテゴリーの内容が、蓄積しようとする課金情報のジョブ情報に存在した場合には、既蓄積課金情報のジョブ情報には無いカテゴリーを追加するので、課金情報に関する情報量の欠落を回避することができる。
<実施の形態1>
1.全体構成
図1は、本発明に係る画像形成装置が適用された課金システムを示している。画像形成装置として例えばMFP(Multi Function Peripheral)100は、ネットワークを介して課金装置200と接続されている。
MFP100は、ユーザからユーザID及び部門IDの入力を受け付け、受け付けたユーザID及び部門IDを課金装置200に送信することにより、当該ユーザID及び部門IDに対応する課金テーブルを課金装置200からダウンロードする。
また、MFP100は、コピー、プリント、スキャン、及びファックスといったジョブを実行し、当該ジョブの履歴情報に基づいて、ダウンロードした課金テーブルを参照しながら当該ジョブに関する課金情報を生成し、生成した課金情報を課金装置200に送信する。
課金装置200は、複数の課金テーブルをユーザID及び部門IDに対応付けて記憶しており、MFP100から送信されたユーザID及び部門IDに応じた課金テーブルを選択しMFP100に送信する。また、MFP100から送信された課金情報に基づいて、ユーザID及び部門ID毎にジョブに関する課金の管理を行う。
2.MFPの構成
2.1.ハードウェア構成
図2は、MFP100のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、MFP100は、通信インタフェース101、CPU102、ROM103、RAM104、ハードディスク105、ユーザインタフェース106、読取部107、プリント部108、後処理部(Finishing)109等を含んで構成され、これらはバスを介して相互に通信可能に接続されている。
通信インタフェース101は、ネットワークと接続されていて、ユーザID及び部門ID、並びに課金情報を課金装置200に送信し、課金装置200から課金テーブルを受信する。
ROM103には、課金装置200との接続状態の判断に関する制御プログラム、及び課金装置200との間の接続が不良の場合における課金情報の生成に関する制御プログラムなどが格納されている。
RAM104は、CPU102のワークエリアとして用いられる。
ハードディスク105には、ユーザID及び部門ID別に課金情報が蓄積される。
CPU102は、コピー、プリント、スキャン、及びファックスといったジョブの要求を受け付けると、ROM406から必要なプログラムを読み出して、当該ジョブの実行を制御する。
また、課金装置200との接続状態を判断し、判断結果に応じて、実行したジョブに関する課金情報を生成する。さらに、ハードディスク105に生成した課金情報を蓄積する。
ユーザインタフェース106は、各ジョブを実行するための条件設定、宛先等の各種情報の入力を行う入力部、及び情報の表示を行う表示部を有する。
読取部107は、画像の読み取りを行う。
プリント部108は、画像のプリントを行う。
後処理部109は、ステープル、パンチ(穴あけ)、紙折り等の処理をプリント部108より出力された用紙に対して行う。
2.2.機能構成
続いて、ROM103に格納されている制御プログラムにしたがってCPU102が動作することにより達成される機能について説明する。図3は、MFP100の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、MFP100は、接続状態判断部210、課金情報生成部220、及び課金情報記憶部230を含んで構成される。
接続状態判断部210は、課金装置200との間の接続状態を判断する。課金装置200との接続が正常でないと判断した場合、接続が正常でない旨の通知を課金情報生成部220に出力する。
課金情報生成部220は、接続状態判断部210から接続が正常でない旨の通知を受信すると、課金情報を生成し、課金情報記憶部230に出力する。
課金情報生成部220は、具体的には、同一課金情報判断部221、並びに、カテゴリー追加処理部223及び加算処理部224を含んでなる差分情報演算部222から構成される。
同一課金情報判断部221は、ハードディスク105に、カレントジョブのユーザID及び部門IDと同一のユーザID及び部門IDを有する課金情報が既に存在するか否かを判断する。課金情報が既に存在すると判断した場合、その旨の通知を差分情報演算部222に出力する。
カテゴリー追加処理部223は、課金情報が既に存在する旨の通知を同一課金情報判断部221から受信すると、ハードディスク105に、カレントジョブと同一カテゴリーが既に存在するか否かを判断し、判断結果を加算処理部224に出力する。
同一カテゴリーが存在する場合、別途新たにカテゴリーを追加せず、同一カテゴリーが存在しない場合、カレントジョブのカテゴリーを別途追加記憶する。
加算処理部224は、カテゴリー追加処理部223から入力された判断結果に基づいて、課金情報において加算処理を行う。
課金情報記憶部230は、課金情報生成部220から入力された課金情報をハードディスク105に格納する。
3.課金情報
3.1.課金情報のデータ構造
課金情報のデータ構造について説明する。課金情報は、ジョブに関するジョブ履歴情報と当該ジョブに対する課金額とを対応付けたものである。課金情報には、MFP100にて実行されるジョブの種類に応じて三種類の異なるデータ構造が存在する。ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合の課金情報のデータ構造を図4(a)に、ジョブがスキャンジョブの場合の課金情報のデータ構造を図4(b)に、ジョブがファックスジョブの場合の課金情報のデータ構造を図4(c)に示す。
図4(a)に示すように、ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合には、課金情報は、ユーザID及び部門ID、用紙情報、並びにFinishingの各カテゴリーからなる。
用紙情報は、用紙サイズ、用紙種類、カラー、片面両面、出力枚数、及び金額の各カテゴリーからなり、用紙情報は、ジョブで使用された用紙に関する用紙情報の数[N]だけ存在する。
Finishingは、Staple回数、Punch回数、紙折り回数、及びこれらのそれぞれに対応する金額の各カテゴリーからなる。
図4(b)に示すように、ジョブがスキャンジョブの場合には、課金情報は、ユーザID及び部門ID、原稿情報、FileSize、並びに送信先Addressの各カテゴリーからなる。
原稿情報は、原稿サイズ、画像データの出力形態(E-mail/FTP/SMB/USB)、カラー、解像度、原稿枚数、及び金額の各カテゴリーからなり、原稿情報は、ジョブで使用された原稿に関する原稿情報の数[N]だけ存在する。FileSizeは、Size及び金額の各カテゴリーからなる。送信先Addressは、Address及び金額の各カテゴリーからなり、ジョブで使用された送信先Addressの数[M]だけ存在する。
図4(c)に示すように、ジョブがファックスジョブの場合には、課金情報は、ユーザID及び部門ID、原稿情報、送信先電話番号、接続時間、並びに接続料の各カテゴリーからなる。原稿情報は、原稿サイズ、解像度、原稿枚数、及び金額の各カテゴリーからなり、原稿情報は、ジョブで使用された原稿に関する原稿情報の数[N]だけ存在する。送信先電話番号は、電話番号及び金額の各カテゴリーからなり、ジョブで使用された送信先電話番号の数[M]だけ存在する。接続時間は、時間と金額の各カテゴリーからなり、接続を継続している時間に応じて発生する料金を示す。接続料は、接続したことにより発生する料金を示す。
3.2.課金情報の記憶方法
3.2.1.ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合
続いて、ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合において課金情報をハードディスク105にどのように記録するのかについて説明する。図5は課金装置200との接続が正常である場合の記録方法を示す。課金装置200との接続が正常である場合には、同図に示すように、課金情報はジョブ毎に(図5(a)、(b)、(c)のように)それぞれ独立して記憶される。
図6は課金装置200との接続が不良になった場合の記録方法を示す。最初、ハードディスク105には課金情報は記憶されておらず、図5(a)、(b)、(c)の順で課金情報を記憶する例である。
ハードディスクに課金情報が記憶されていない場合には、図6(a)に示すように、まず、図5(a)で示す課金情報が記憶される。
次に、図5(b)で示す課金情報を記憶しようとするが、ユーザID及び部門IDより同一ユーザであることが確認される。そこで、図6(a)と図5(b)とを比較すると、既に記憶されている課金情報(以下、「既蓄積課金情報」という)(ここでは図6(a)で示す課金情報)の用紙情報[0]と図5(b)で示す用紙情報[0]は共に<A4>、<普通紙>、<FullColor>、及び<片面>であり、両用紙情報は一致している。ここで、用紙情報が一致しているとは、用紙サイズ、用紙種類、カラー、及び片面両面の各カテゴリーに記載された全ての情報が一致していることをいう。
この場合には、図5(b)の用紙情報[0]の全ての項目を記憶するのではなく、当該用紙情報[0]の出力枚数及び金額を、既蓄積課金情報の用紙情報[0]の出力枚数及び金額に加算する処理を行う。すなわち、図6(b)に示すように、図5(b)の用紙情報[0]が別途記憶されることはなく、既蓄積課金情報の出力枚数及び金額だけがそれぞれ15枚及び750に更新される。
このように、用紙情報が一致している場合には、共通する用紙情報を記憶せずに、出力枚数及び金額だけを更新するので、課金情報に関する情報を欠落させることなく、記憶容量を低減することができる。
最後に、図5(c)で示す課金情報を記憶しようとするが、ユーザID及び部門IDが同一である。そこで、図6(b)と図5(c)とを比較すると、既蓄積課金情報(ここでは図6(b)で示す課金情報)の用紙情報[0]と図5(c)で示す用紙情報[0]は、用紙サイズ、カラー、及び片面両面の各カテゴリーが異なり、用紙情報は一致しない。この場合には、図5(c)の用紙情報[0]の全項目を記憶する。
このように、用紙情報が一致しない場合には、別途新たに用紙情報を記憶するので、課金情報に関する情報の欠落を回避できる。
また、FinishingにおいてStaple回数、Punch回数、紙折り回数、及びこれらのそれぞれに対応する金額の各カテゴリーは、全ての課金情報において共通の項目である。したがって、ハードディスク105に課金情報が記憶されていない場合において、最初の課金情報(図5(a)で示す課金情報)が記憶される際にFinishingの各カテゴリーが記憶されると、その後Finishingの各カテゴリーが別途追加記憶されることはなく、各回数及び当該回数に対応する金額が更新されるのみである。
3.2.2.ジョブがスキャンジョブの場合
続いて、ジョブがスキャンジョブの場合において課金情報をハードディスク105にどのように記録するのかについて説明する。図7は課金装置200との接続が正常である場合の記録方法を示す。課金装置200との接続が正常である場合には、ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合と同様に、課金情報はジョブ毎に(図7(a)、(b)、(c)のように)それぞれ独立して記憶される。
図8は課金装置200との接続が不良になった場合の記録方法を示す。最初、ハードディスクには課金情報は記憶されておらず、図7(a)、(b)、(c)の順で課金情報を記憶する例である。
ハードディスクに課金情報が記憶されていない場合には、図8(a)に示すように、図7(a)で示す課金情報が記憶される。
次に、図7(b)で示す課金情報を記憶しようとするが、ユーザID及び部門IDが同一である。そこで、図8(a)と図7(b)の課金情報を比較すると、既蓄積課金情報(ここでは図8(a)で示す課金情報)の原稿情報[0]と図7(b)で示す原稿情報[0]は共に<B4>、<E-mail>、<FullColor>、及び<600×600>であり、両原稿情報は一致している。ここで、原稿情報が一致しているとは、原稿サイズ、E-mail/FTP/SMB/USB、カラー、解像度の各カテゴリーに記載された全ての情報が一致していることをいう。
この場合には、新たに図7(b)の原稿情報[0]の全ての項目を記憶するのではなく、当該原稿情報[0]に係る原稿枚数及び金額を、既蓄積課金情報の原稿情報[0]の原稿枚数及び金額に加算する処理を行う。すなわち、図8(b)に示すように、図7(b)の原稿情報[0]が別途記憶されることはなく、既蓄積課金情報の原稿枚数及び金額だけがそれぞれ15枚及び300に更新される。
このように、原稿情報が一致している場合には、共通する原稿情報を記憶せずに、原稿枚数及び金額だけを更新するので、課金情報に関する情報を欠落させることなく、記憶容量を低減することができる。
また、既蓄積課金情報の送信先Address[0]と図7(b)で示す送信先Address[0]は共に、<[email protected]>であり両送信先Addressは一致している。
この場合には、新たに図7(b)の送信先Address[0]を記憶するのではなく、当該送信先Address[0]の金額を既に記憶されている送信先Address[0]の金額に加算する処理を行う。すなわち、図8(b)に示すように、図7(b)の送信先Address[0]が別途記憶されることはなく、既蓄積課金情報の送信先Addressの金額だけが60に更新される。
このように、送信先Addressが一致している場合には、共通する送信先Addressを記憶せずに、金額だけを更新するので、課金情報に関する情報を欠落させることなく、記憶容量を低減することができる。
最後に、図7(c)で示す課金情報を記憶しようとするが、ユーザID及び部門IDが同一である。そこで、図8(b)と図7(c)とを比較すると、既蓄積課金情報(ここでは図8(b)で示す課金情報)の原稿情報[0]と図7(c)で示す原稿情報[0]は、原稿サイズ、カラー、及び解像度の各カテゴリーが異なり、原稿情報は一致しない。この場合には、図7(c)の原稿情報[0]の全項目を記憶する。
このように、原稿情報が一致しない場合には、別途新たに原稿情報を記憶するので、課金情報に関する情報の欠落を回避できる。
また、既蓄積課金情報(ここでは図8(b)で示す課金情報)の送信先Address[0]と図7(c)で示す送信先Address[0]は、一致しない。この場合には、図7(c)の送信先Address[0]を記憶する。
このように、送信先Addressが一致しない場合には、送信先Addressを別途新たに記憶するので、課金情報に関する情報の欠落を回避できる。
なお、FileSizeにおいてSize及び金額の各カテゴリーは、全ての課金情報において共通の項目である。したがって、Finishingと同様に、ハードディスクに課金情報が記憶されていない場合において、最初の課金情報(図7(a)で示す課金情報)が記憶される際にFileSizeの各カテゴリーが記憶されると、その後FileSizeの各カテゴリーが別途追加記憶されることはなく、Size及び金額が更新されるのみである。
3.2.3.ジョブがファックスジョブの場合
続いて、ジョブがファックスジョブの場合において課金情報をハードディスクにどのように記録するのかについて説明する。図9は課金装置200との接続が正常である場合の記録方法を示す。課金装置200との接続が正常である場合には、ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合と同様に、課金情報はジョブ毎に(図9(a)、(b)、(c)のように)それぞれ独立して記憶される。
図10は課金装置200との接続が不良になった場合の記録方法を示す。最初、ハードディスクには課金情報は記憶されておらず、図9(a)、(b)、(c)の順で課金情報を記憶する例である。
ハードディスクに課金情報が記憶されていない場合には、図10(a)に示すように、図9(a)で示す課金情報が記憶される。
次に、図9(b)で示す課金情報を記憶しようとするが、ユーザID及び部門IDより同一ユーザであることが確認される。そこで、図10(a)と図9(b)とを比較すると、既蓄積課金情報(ここでは図10(a)で示す課金情報)の原稿情報[0]と図9(b)で示す原稿情報[0]は、原稿サイズのカテゴリーが異なり、一致しない。この場合には、図9(b)の原稿情報[0]の全項目を記憶する。
このように、原稿情報が一致しない場合には、別途新たに原稿情報を記憶するので、課金情報に関する情報の欠落を回避できる。
また、既蓄積課金情報(ここでは図10(a)で示す課金情報)の送信先電話番号[0]と図9(b)で示す送信先電話番号[0]は、一致しない。この場合には、図9(b)の送信先電話番号[0]を記憶する。
このように、送信先電話番号が一致しない場合には、送信先電話番号を別途新たに記憶するので、課金情報に関する情報の欠落を回避できる。
最後に、図9(c)で示す課金情報を記憶しようとするが、ユーザID及び部門IDが同一である。そこで、図10(b)と図9(c)とを比較すると、既蓄積課金情報(ここでは図10(b)で示す課金情報)の原稿情報[0]と図9(c)で示す原稿情報[0]は共に<A4>及び<Fine>であり、両原稿情報は一致している。ここで、原稿情報が一致しているとは、原稿サイズ及び解像度の各カテゴリーに記載された情報が一致していることをいう。
この場合には、新たに図9(c)の原稿情報[0]の全ての項目を記憶するのではなく、当該原稿情報[0]の原稿枚数及び金額を、既蓄積課金情報の原稿情報[0]の原稿枚数及び金額に加算する処理を行う。すなわち、図10(c)に示すように、図9(c)の原稿情報が別途記憶されることはなく、原稿枚数及び金額だけがそれぞれ9枚及び90に更新される。
このように、原稿情報が一致している場合には、共通する原稿情報を記憶せずに、原稿枚数及び金額だけを更新するので、課金情報に関する情報を欠落させることなく、記憶容量を低減することができる。
また、既蓄積課金情報(ここでは図10(b)で示す課金情報)の送信先電話番号[0]と図9(c)で示す送信先電話番号[0]は共に、<0123-456-7890>であり、一致している。
この場合には、新たに図9(c)の送信先電話番号[0]を記憶するのではなく、当該送信先電話番号[0]の金額を既に記憶されている送信先電話番号[0]の金額に加算する処理を行う。すなわち、図10(c)に示すように、図9(c)の送信先電話番号[0]が別途記憶されることはなく、既蓄積課金情報の送信先電話番号の金額だけが20に更新される。
このように、送信先電話番号が一致している場合には、共通する送信先電話番号を記憶せずに、金額だけを更新するので、課金情報に関する情報を欠落させることなく、記憶容量を低減することができる。
なお、接続時間において時間及び金額の各カテゴリー、並びに接続料は、全ての課金情報において共通の項目である。したがって、プリントジョブにおけるFinishingと同様に、ハードディスクに課金情報が記憶されていない場合において、最初の課金情報(図9(a)で示す課金情報)が記憶される際に接続時間及び接続料の各カテゴリーが記憶されると、その後それら各カテゴリーが別途追加記憶されることはなく、時間及び金額、並びに接続料が更新されるのみである。
4.MFPの動作
4.1.MFP100の全体的な動作制御処理
図11は、MFP100の全体的な動作制御処理を示すフローチャートである。MFP100はユーザあるいはクライアント装置からジョブ(以下、「カレントジョブ」という)の依頼を受け付けると(ステップS101)、当該ジョブを実行する(ステップS102)。カレントジョブの実行が完了すると(ステップS103でYes)、課金装置200との接続が正常か否かを判断する(ステップS104)。この判断は、課金装置200にポーリングを送信し、ポーリングを受信した課金装置200からの応答信号(ACK)が受信されたか否かにより行われる。
課金装置200との接続が正常であると判断すると(ステップS104でYes)、カレントジョブの課金情報を生成し(ステップS105)、生成した課金情報をハードディスク105に記憶する(ステップS106)と共に、課金装置200に送信する(ステップS107)。その後、課金情報を正常に受信した旨の応答信号を課金装置200から受信すると(ステップS108)、当該課金情報をハードディスク105から消去する(ステップS109)。
課金装置200との接続が正常でないと判断すると(ステップS104でNo)、後述する接続不良時の課金情報生成処理を行う(ステップS110)。
4.2.接続不良時の課金情報生成処理
図12は、接続不良時の課金情報生成処理を示すフローチャートである。まず、ハードディスク内において、カレントジョブのユーザID及び部門IDと同一のユーザID及び部門IDを有する課金情報を検索する(ステップS201)。
検索がヒットしなかった場合、すなわちカレントジョブと同一のユーザID及び部門IDを有する課金情報が存在しなかった場合には(ステップS202でNo)、カレントジョブの課金情報を生成して(ステップS203)、生成した課金情報をカレントジョブのユーザID及び部門IDに対応付けてハードディスク105に記憶する(ステップS204)。
検索がヒットした場合、すなわちカレントジョブと同一のユーザID及び部門IDを有する課金情報が存在する場合には(ステップS202でYes)、後述するカテゴリー追加処理及び加算処理を行う(ステップS205、206)。
ステップS204、206の後、課金情報に未送信フラグがセットされているか否かを判断し(ステップS207)、未送信フラグがセットされていない場合には(ステップS207でNo)、未送信フラグをセットする(ステップD208)。課金情報に未送信フラグがセットされている場合、課金装置200との接続が回復したとき、当該課金情報は課金装置200に送信される。
4.3.カテゴリー追加処理
図13は、カテゴリー追加処理を示すフローチャートである。まず、カレントジョブがコピージョブであるか否かを判断し(ステップS301)、コピージョブである場合は(ステップS301でYes)、カレントジョブの用紙情報と同一の用紙情報があるかを検索し(ステップS302)、Finishing情報があるかを検索する(ステップS312)。
コピージョブでない場合は(ステップS301でNo)、カレントジョブがプリントジョブであるか否かを判断し(ステップS303)、プリントジョブである場合は(ステップS303でYes)、カレントジョブの用紙情報と同一の用紙情報があるかを検索し(ステップS304)、Finishing情報があるかを検索する(ステップS313)。
プリントジョブでない場合は(ステップS303でNo)、カレントジョブがスキャンジョブであるか否かを判断する(ステップS305)。スキャンジョブである場合は(ステップS305でYes)、カレントジョブの原稿情報と同一の原稿情報があるかを検索し(ステップS306)、カレントジョブの送信先Addressと同一の送信先Addressを検索する(ステップS307)。
プリントジョブでない場合は(ステップS305でNo)、ファックスジョブであると判断し、カレントジョブの原稿情報と同一の原稿情報を検索し(ステップS308)、カレントジョブの送信先電話番号と同一の送信先電話番号を検索する(ステップS309)。
上述の検索がヒットしたか否かを判断し(ステップS310)、検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーが既蓄積情報に存在した場合には(ステップS310でYes)、そのまま処理を終了し、検索がヒットしなかった場合、すなわち同一カテゴリーが既蓄積情報に存在しなかった場合には(ステップS310でNo)、カレントジョブのジョブ履歴情報(既蓄積課金情報に存在しないカテゴリー)と当該ジョブに対する課金額とを別途記憶する(ステップS311)。なお、コピージョブ及びプリントジョブにおけるFinishing情報は、共通であるため、最初に必ず蓄積するようにしておけば、このフローチャートのステップS312、313のような検索処理は不要となる。
4.4.加算処理
図14、15は、加算処理を示すフローチャートである。まず、カレントジョブがコピージョブであるか否かを判断し(ステップS401)、コピージョブである場合は(ステップS401でYes)、ステップS302における検索がヒットしたか否かを判断する(ステップS402)。検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーの用紙情報が既に存在する場合には(ステップS402でYes)、カレントジョブの用紙情報における出力枚数及び金額301を、既蓄積課金情報の出力枚数及び金額301に加算する(ステップS403)。
続いて、カレントジョブのStaple回数及び金額302、Punch回数及び金額303、並びに紙折り回数及び金額304を、既蓄積課金情報のStaple回数及び金額302、Punch回数及び金額303、並びに紙折り回数及び金額304に加算する(ステップS404、405、406)。
検索がヒットしなかった場合、すなわち同一カテゴリーの用紙情報が存在しなかった場合には(ステップS402でNo)、ステップS404に移行する。
コピージョブでない場合は(ステップS401でNo)、カレントジョブがプリントジョブであるか否かを判断し(ステップS407)、プリントジョブである場合は(ステップS407でYes)、ステップS304における検索がヒットしたか否かを判断する(ステップS408)。検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーの用紙情報が既に存在する場合には(ステップS408でYes)、カレントジョブの用紙情報における出力枚数及び金額301を、既蓄積課金情報の出力枚数及び金額301に加算する(ステップS409)。
続いて、カレントジョブのStaple回数及び金額302、Punch回数及び金額303、並びに紙折り回数及び金額304を、既蓄積課金情報のStaple回数及び金額302、Punch回数及び金額303、並びに紙折り回数及び金額304に加算する(ステップS410、411、412)。
検索がヒットしなかった場合、すなわち同一カテゴリーの用紙情報が存在しなかった場合には(ステップS408でNo)、ステップS410に移行する。
プリントジョブでない場合は(ステップS407でNo)、カレントジョブがスキャンジョブであるか否かを判断し(ステップS413)、スキャンジョブである場合は(ステップS413でYes)、ステップS306における検索がヒットしたか否かを判断する(ステップS414)。検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーの原稿情報が既に存在する場合には(ステップS414でYes)、カレントジョブの原稿情報における原稿枚数及び金額311を、既蓄積課金情報の原稿枚数及び金額311に加算する(ステップS415)。
続いて、ステップS307における検索がヒットしたか否かを判断する(ステップS416)。検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーの送信先Addressが既に存在する場合には(ステップS416でYes)、カレントジョブの送信先Addressの金額313を、既蓄積課金情報の同一送信先Addressの金額313に加算する(ステップS417)。さらにカレントジョブのSize及び金額312を、既蓄積課金情報のSize及び金額312に加算する(ステップS418)。
スキャンジョブでない場合は(ステップS413でNo)、カレントジョブがファックスジョブであると判断し、ステップS308における検索がヒットしたか否かを判断する(ステップS419)。検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーの原稿情報が既に存在する場合には(ステップS419でYes)、カレントジョブの原稿情報における原稿枚数及び金額321を、既蓄積課金情報の原稿枚数及び金額321に加算する(ステップS420)。
続いて、ステップS309における検索がヒットしたか否かを判断する(ステップS421)。検索がヒットした場合、すなわち同一カテゴリーの送信先電話番号が既に存在する場合には(ステップS421でYes)、カレントジョブの送信先電話番号の金額322を、既蓄積課金情報の同一送信先電話番号の金額322に加算する(ステップS422)。さらにカレントジョブの接続時間における時間及び金額323を、既蓄積課金情報の時間及び金額323に、カレントジョブの接続料における金額324を、既蓄積課金情報の金額324に加算する(ステップS423、424)。
以上のように本実施の形態によれば、既にハードディスクに蓄積されている課金情報と蓄積しようとする課金情報とをカテゴリー単位で比較して、両者が共通する場合、すなわち同一カテゴリーの課金情報を持つ場合には、共通する部分については別途新たに書き込むことを控えて、差分である出力枚数及び金額等のみを既に蓄積されている課金情報に加えて上書する。両者が異なる場合には、差分である異なる部分についてのみ、別途書き込む処理を行う。したがって、接続不良時に記憶しておくべき情報量を欠落させることなく、記憶すべき課金情報の容量を低減することができる。
(変形例)
以上、本発明に係る画像形成装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態に限られないことは勿論である。
(1)上記実施の形態では、課金装置200との接続が不良になった場合においてMFP100はハードディスク105に課金情報を記憶するとしたが、課金情報を記憶するための記憶媒体はハードディスク105に限らない。例えば、フラッシュROMでもよい。
(2)上記実施の形態では、MFP100は課金装置200にポーリングを送信し、ポーリングを受信した課金装置200からの応答信号(ACK)が受信されたか否かにより課金装置200との接続状態を判断したが、他の方法で課金装置200との接続状態を判断してもよい。例えば、課金装置200はMFP100から送信された課金情報を正常に受信するとMFP100に応答信号を返信するので、MFP100は所定時間内に応答信号を受信すると、課金装置200との接続が正常であると判断し、所定時間内に応答信号を受信できないと接続不良であると判断してもよい。この場合、所定時間内に応答信号が返信されなければ、その間の課金情報200はMFP100内のハードディスク105に次々蓄積されていく。接続不良時の課金情報生成処理は、所定時間経過後に応答信号の返信がないと判断した後から行われる。
(3)上記実施の形態では、課金装置200との接続が正常の場合には、課金情報を生成し、その都度、課金情報を課金装置200に送信したが、例えば、課金情報を定期的に(例えば、一日一回)課金装置200に送信するとしてもよい。
(4)上記実施の形態では、MFP100と課金装置200とが一対一に対応する構成としたが、複数のMFPに対して一つの課金装置が対応するとしてもよい。
(5)上記実施の形態では、FinishingにおいてStaple回数、Punch回数、紙折り回数、及びこれらのそれぞれに対応する金額の各カテゴリーは、全ての課金情報において共通の項目であるとしたが、それらの処理を実施した場合に、これらの項目を課金情報に含むようにしてもよい。したがって、Staple回数、Punch回数、紙折り回数、及びこれらのそれぞれに対応する金額の各カテゴリーは、実行されたジョブにおいて一度も使用されていない場合には、課金情報として生成されることはないので、課金情報の記憶容量をさらに低減できる。
上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
また、本発明に係る画像形成装置は、その範囲を逸脱することなく本発明の趣旨に沿って様々な変形または修正が可能であることは言うまでもない。
本発明は、課金装置とネットワークで接続される画像形成装置に広く適用することができる。
課金システムを示す図である。 MEP100のハードウェア構成を示す図である。 MFP100の機能構成を示すブロック図である。 (a)ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合の課金情報のデータ構造を示す図である。(b)ジョブがスキャンジョブの場合の課金情報のデータ構造を示す図である。(c)ジョブがファックスジョブの場合の課金情報のデータ構造を示す図である。 ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合において、課金装置200との接続が正常である場合の記録方法を示す図である。 ジョブがコピージョブ及びプリントジョブの場合において、課金装置200との接続が不良になった場合の記録方法を示す図である。 ジョブがスキャンジョブの場合において、課金装置200との接続が正常である場合の記録方法を示す図である。 ジョブがスキャンジョブの場合において、課金装置200との接続が不良になった場合の記録方法を示す図である。 ジョブがファックスジョブの場合において、課金装置200との接続が正常である場合の記録方法を示す図である。 ジョブがファックスジョブの場合において、課金装置200との接続が不良になった場合の記録方法を示す図である。 MFP100の全体的な動作制御処理を示すフローチャートである。 接続不良時の課金情報生成処理を示すフローチャートである。 カテゴリー追加処理を示すフローチャートである。 加算処理を示すフローチャートである。 加算処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 MFP
200 課金装置
101 通信インタフェース
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 ハードディスク
106 ユーザインタフェース
107 読取部
108 プリント部
109 後処理部
210 接続状態判断部
220 課金情報生成部
221 同一課金情報判断部
222 差分情報演算部
223 カテゴリー追加処理部
224 加算処理部
230 課金情報記憶部

Claims (7)

  1. 課金装置と通信を行うことにより課金処理を行う画像形成装置であって、
    前記課金装置との通信が不良の場合に課金情報を蓄積する記憶部と、
    前記記憶部に新たな課金情報を蓄積するに際して、課金対象のユーザに関する課金情報が前記記憶部に既に存在するかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により存在すると判定された場合、前記ユーザに関する既蓄積課金情報と新たに蓄積しようとする課金情報とを比較し、差分情報を求め、当該差分情報を既蓄積課金情報に追加して前記記憶部に書き込む書込手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 課金情報は実行したジョブに関するジョブ情報及び当該ジョブに対する課金額を含み、
    前記書き込み手段は、前記比較の結果、蓄積しようとする課金情報のジョブ情報と同一のジョブ情報が既に記憶部内に存在する場合、差分として、蓄積しようとする課金情報の課金額を、既蓄積課金情報の課金額に加算する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. ジョブ情報は、ジョブの内容を特定するための複数のカテゴリーからなり、
    前記書き込み手段は、蓄積しようとする課金情報と既蓄積課金情報とを比較する場合、ジョブ情報をカテゴリー単位で比較し、全てのカテゴリーの内容が同一の場合に、同一のジョブ情報が存在すると判定し、蓄積しようとする課金情報の課金額を、既蓄積課金情報の課金額に加算する
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. カテゴリー単位で比較した結果、既蓄積課金情報のジョブ情報には無いカテゴリーの内容が、蓄積しようとする課金情報のジョブ情報に存在した場合、差分として、既蓄積課金情報のジョブ情報には無いカテゴリーを追加する
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記複数のカテゴリーは、動作モード、用紙サイズ、用紙種類、カラー、原稿サイズ、解像度、送信先アドレス、電話番号、通信時間の2以上の組み合わせを含む
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記課金装置との通信が不良であるか否かを判断する判断手段を有する
    請求項1記載の画像形成装置。
  7. 課金装置との通信が不良の場合に課金情報を蓄積するための記憶手段に新たな課金情報を蓄積するに際して、課金対象のユーザに関する課金情報が前記記憶手段に既に存在するかどうかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより存在すると判定された場合、前記ユーザに関する既蓄積課金情報と新たに蓄積しようとする課金情報とを比較し、差分情報を求め、当該差分情報を既蓄積課金情報に追加して前記記憶手段に書き込む書込ステップと、
    を有する差分情報追加記憶方法。
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