JP2009531093A - 膜を備えた容器を含む、調節自在の揮発性物質ディフューザーデバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記膜(3、23、43、63)は蒸気を通すが液体は通さないため、不適切な取り扱いがなされた場合でも液体を零すことがなく、極めて清浄なデバイスが提供される。デバイス(1、21、41、61)は、揮発性物質を収容した容器(2、22、42、62)及びこの容器(2、22、42、62)を支持するハウジング(4、24、44、64)の二つの部品で形成された非常に簡単な構造のデバイスである。容器(2、22、42、62)には膜(3、23、43、63)が接着してある。容器(2、22、42、62)及びハウジング(4、24、44、64)は互いに直接的に連結されており、案内又は関節連結によってこれらを移動できる。容器(2、22、42、62)は、揮発性物質を保持するキャビティ(5)を形成する有用部分(16)及び非有用部分(6)を含んでいてもよい。
【選択図】図1A
Description
デバイスは、特に、空気流と関連して使用され、この空気流により揮発性物質の蒸発及び拡散を高めるように設計されている。この空気流は、人々の動きやドア又は窓の開放等により生じる自然の流れであってもよいし、強制空気流であってもよい。車輛の室内換気装置の出口が強制空気流の一例である。
これらのシステムは、不適切な取り扱いがなされた場合でも液体をこぼさないため、経済的にあり且つ清浄である。
他の場合では、この容器は、通常は、保護及び支持の両方の機能を果たすプラスチック製ハウジング内に設けられる。このハウジングもまた、製品を良好に提供する上で役立つ。ハウジングを持つシステムの一例が、米国特許第4,849,606号に記載されている。
しかしながら、これらのシステムには、以下に説明する一連の欠点がある。一つには、ハウジングに追加される可動部品が、部品点数及びその組み立ての両方に関して大きな費用がかかるということである。他方では、開口部のシールがしっかりしているけれども、膜とハウジングの背部との間に隙間が残るため、デバイスは蒸発を続行し、そのためシステムが非作用状態になることがない。
ハウジングは、その最小の状態で、外壁及び内壁を有する。
揮発性物質は、好ましくは液状、固体状、又はゲル状であり、清涼剤及び/殺虫剤等を含む。
半透膜は、容器の周囲リップに接着されており、気密シールを形成する。この際、容器の周囲リップ及び半透膜は互いに溶接される。
揮発性物質はアッセンブリ内に封入されている。一つの可能な実施例では、ハウジングと容器との間の連結部は安定しており、その場合、デバイスは一回使用であり、即ち使い捨てである。別の可能な実施例では、これらの部品は、揮発性物質で充填された新たな容器を装着できるように取り外し自在である。
揮発性物質蒸発器デバイスは、更に、ハウジング及び容器が相対的に移動できるようにする関節連結手段を備えていてもよい。これらの関節連結手段により、同じ平面上で、一方のエレメントのピンを中心として他方のエレメントを回転させることができる。
両方の場合(ガイド手段を備えている場合及び関節連結手段を備えている場合)において、前記揮発性物質の蒸発の程度は、半透膜に直接的に連結されたハウジングの表面積の量又は所定量の半透膜と重なったハウジングの表面積の量によって決定される。前記蒸発の程度は、半透膜の表面積全体がハウジングの壁によってコンシールされている場合即ち隠されている場合に最少であり、半透膜がハウジングの壁によって全く覆われていない場合、即ち半透膜が全くコンシールされておらず、カバーされていない場合に最大である。このことは、単に、ハウジングと容器との間の相対的移動中、半透膜が接着された容器の面が、容器のこの面が連結されたハウジングの壁から遠ざかる方向に徐々に移動することにより、互いに完全に連結されている即ち重なっている状態のままの容器及びハウジングの表面積の量が調節されるということを意味する。
更に、ハウジングの壁の寸法は、半透膜の寸法と同様であってもよく、又は半透膜の寸法よりもかなり大きくてもよい。
随意であるが、好ましくは周囲円弧の形態であるが上文中に説明したガイド手段よりも半径が小さい他の比較的小さいガイド手段を追加してもよい。
随意であるが、容器の前記非有用部分は、揮発性物質が収容されたキャビティとは全く別の第2キャビティを形成してもよく、この分離は、半透膜と容器との間の溶接ゾーンによって行われる。
随意であるが、前記容器の前記非有用部分は穴であってもよい。
更に、容器及びハウジングを全体に又は部分的に連結するとき、半透膜をハウジングの内壁に完全にぴったりと装着してもよいし、前記内壁とは実質的に別にしてもよい。
好ましい実施例では、ハウジングは一部品で形成されており、更に詳細には、射出成形によって製造したプラスチック材料製構造であるが、ハウジングを製造するためのこの他の材料又は手順を除外しようとするものではない。
以上の説明を補足するため、及び本発明の特徴を更に明瞭に理解するため、本発明の様々な好ましい実施例に従って、情報を提供する目的のため及び非限定的目的のため、添付図面を参照して一体の部分として説明する。
本発明の特定的実施例では、容器(42)は、円錐状、カップ状、ダイ状、又は当業者に周知の任意の他の形状をとってもよい。
本発明の特定的実施例では、容器(42)は、例えばPET、PP、及びPVC等のプラスチック材料の熱成形によって形成されるが、容器を製造するためのこの他の材料又は手順を使用してもよい。
別の態様では、ハウジング(44)は、外面(54)及び内面(53)を持つ一枚の壁で形成された最小限の形状をとってもよい。これを図2A、図2B、及び図2Cに示す。
好ましい実施例では、前記ハウジング(44)は剛性である。
わかるように、半透膜を介して揮発性物質(41)を拡散するためのデバイスは、容器(42)をハウジング(44)に連結する中間部品を必要とせず、容器(42)及びハウジング(44)は、互いに直接的に連結される。ハウジング(44)及び容器(42)が、前記容器(42)に接着又は粘着された半透膜(43)に直接的に連結されることにより、その使用及び取り扱いが容易になり、詳細には、揮発性物質の蒸発を最適に調節できる。
換言すると、本発明の目的であるデバイスは、その使用中、容器(42)の内部に収容された、半透膜(43)と接触した揮発性物質の蒸発の程度を調節するための任意の追加の調整エレメント又は保護エレメントを必要としない。
半透膜(43)の外面には、デバイスの使用前に揮発性物質が蒸発しないようにする保護ストリップが設けられている。この保護ストリップは取り外しが容易であり、デバイス(41)から部分的に延びており、デバイスを使用するときに取り外しを容易にする。この保護ストリップは、添付図面には示してない。
容器(42)が、固定状態のハウジング(44)に関して移動自在であるため、ハウジング(44)及び容器(42)を相対的に移動できる。
前記相対移動は、固定状態の容器(42)に関してハウジング(44)を移動できることによっても行うことができる。
更に、半透膜(43)は、容器(42)及びハウジング(44)の全体又は一部を連結するとき、ハウジング(44)の壁(53)に対してぴったりと調節でき、又は容器(42)及びハウジング(44)を全体的に又は部分的に連結するとき、ハウジング(44)の壁(53)から実質的に離しておくこともできる。
図2Cでわかるように、ガイド手段(48)は、ハウジング(44)の壁(53)に沿って設けられた二つの平行な溝である。別の態様では、前記平行な溝は、それらの下端が接合されていてもよい。その結果、U字形状ガイドが形成され、前記下端は、容器用のブレーキ又は下ストップとして作用する。容器(42)を前記平行な溝に沿って案内するため、容器(42)は、ハウジング(44)の前記平行な溝と係合する周囲リップ(52)を有する。この他のガイド手段(48)も可能である。
本発明のこの実施例では、ハウジング(44)の内壁(53)の寸法、即ち幅及び高さは、半透膜(43)の寸法、並びに半透膜(43)が接着された容器(42)の表面積の寸法と同様である。
本発明のこの実施例では、ハウジング(64)の内壁(73)の全高は、揮発性物質を収容したキャビティ(65)の高さよりもかなり大きい。
図4A、図4B、及び図4Cに鑑みると、蒸発器デバイス(21)は、蒸発されるべき揮発性物質をキャビティ(25)内に収容した容器(22)を含む。揮発性物質は、好ましくは液状であるが、例えば固体の状態であってもよいし、ゲル状であってもよい。容器(22)は半透蒸発膜(23)によって気密封止されており、そのため、揮発性物質は、液体に対して不透過性の膜(23)の内面の大部分と直接接触する。これにより液体がこぼれることがない。しかしながら、膜(23)は蒸気に対して透過性であり、そのため、保持された液体を蒸発させることができる。
図4A、図4B、及び図4Cは、容器(22)を部分的に取り囲むフランジ即ち扇形のウェッジ(29)を含むハウジング(24)を示す。このフランジの機能は、デバイスを保護し、その取り扱いを容易にし、ハウジング(24)に関する容器(22)の関節連結移動中の支持に役立ち、及び/又は単に外観上の問題点に対処することである。
図6A、図6B、図6C、及び図6Dに鑑みると、蒸発器デバイス(1)は、蒸発されるべき揮発性物質をキャビティ(5)内に収容した容器(2)を含むことがわかる。蒸発されるべき揮発性物質は、好ましくは液状であるが、例えば固体の状態であってもよいし、ゲル状であってもよい。容器(2)は、図6A乃至図6Dに示すように、半透蒸発膜(3)によって気密封止されており、そのため、揮発性物質は、液体に対して不透過性の膜(3)の内面の大部分と直接接触する。これにより液体がこぼれることがない。しかしながら、膜(3)は蒸気に対して透過性であり、そのため、保持された液体を蒸発させることができる。
図8A、図8B、図8C、図8D、図8E、及び図8Fは、この実施例の一例を示す。この例では、ハウジング(4)と容器(2)との間の連結面は円形である。この形態は、両エレメント間の案内を容易にする。しかしながら、容器(2)とハウジング(4)との間の案内を可能にする形態を除外しない。
ハウジング(4)の穴即ち開口部(7)は、当業者に周知の用法で形成されてもよい。ハウジング(4)に穴即ち開口部(7)が一つしか設けられていない場合には、最大調整を行う場合に揮発性物質の蒸発を良好に調節できるようにするため、様々な穴が設けられている場合よりも直径が大きい。
図8B及び図8Eでは、容器(2)の非有用部分(6)がハウジング(4)の穴(7)を部分的に覆っており、そのため、半透膜(3)の一部が容器(2)の有用部分(16)に収容された揮発性物質と接触しており、前記半透膜(3)の一部が容器の有用部分(16)に収容された揮発性物質と接触していない。
別の言い方をすると、容器(2)は層状表面(6)を有し、この層状表面(6)から、揮発性物質を収容するキャビティ(5)が延びている。層状表面(6)の内面は半透膜(3)と接触しており、その結果、前記層状表面(6)とこの層状表面(6)に接着された半透膜の部分との間には揮発性物質はなく、容器(2)のキャビティ(5)に収容された前記揮発性物質の蒸発の程度は、ハウジング(4)の開口部即ち穴(7)が容器(2)の前記層状表面(6)と部分的に整合しているか或いは完全に整合しているのかに従って調整される。
更に、容器(2)の面(10)の非有用部分(6)は、層状表面即ち平らな表面の形態をとってもよい。
かくして、容器(2)の面(10)の層状表面の形態で非有用部分(6)に接着された半透膜(3)の部分は、容器(2)の面(10)の層状表面の形態の前記非有用部分(6)に完全に溶接されていてもよい。
別の態様では、容器(2)の面(10)の非有用部分(6)は穴を有し、即ち非有用部分(6)の一部又は全体にダイによる打ち抜きが施してある。かくして重量の軽減がなされ、デバイスが軽量化される。穴は、ガイドとして使用してもよいし、ハウジングを容器に関して旋回するための、又は容器をハウジングに関して旋回するための支承点として使用してもよい。この態様は、添付図面には示してない。
好ましくは、容器(2)の有用部分(6)及び非有用部分(6)の両方は、好ましくはプラスチック材料製の単一の構造を形成する。プラスチックは、PET、PP、PVC等である。
上文中に説明したように、図8A、図8B、図8C、図8D、図8E、及び図8Fには、ハウジング(4)及び容器(2)を相対的に移動することにより、穴(7)を、深さ(6)がない突出表面と呼ばれる非有用部分(6)と大きく又は小さく重ねることがわかる。これによって、通過領域を、デバイスがハウジング(4)の外面(14)から受け取る空気の流れに対して開放し又は閉鎖する。
図7A、図7B、及び図7Cでは、ハウジング(4)には、好ましくは、外壁(14)を内壁(13)と連通する一つ又はそれ以上の穴即ち開口部(7)が設けられている。別の態様では、ハウジング(4)は空気流スロット即ち開口部を備えていてもよい。別の態様では、ハウジングには、単一の穴即ち開口部が設けられていてもよい。この穴即ち開口部の大きさは、周囲によって制限され、これにより小さな開口部即ち穴の束に制限される。換言すると、穴即ち開口部の束を配置するために選択されたハウジングの領域には全体に小孔が設けられており、一つの大きな穴が残される。
更に、ガイド手段は、容器(2)及びハウジング(4)の両方に配置されていてもよい。
ガイドに沿って移動される場合、ガイド手段がハウジング(4)に設けられている場合には、ガイド手段(8)の幅は、容器(2)の揮発性物質から隔離された非有用部分(6)の幅よりも大きくてもよい。更に、ガイド(8)とハウジング(4)の内面(13)との間には空間がある。これは、安全上の理由により前記空間を残すため、及びハウジング(4)の内面(13)に擦り付けられることによって膜(3)が損傷することがないようにするためである。いずれにせよ、この空間は非常に小さい。更に、この空間が存在することによって、この領域を通る空気の流れを妨げる。
ガイド(8)とハウジング(4)の内面(13)との間に空間があるようにデバイスが設計されている場合、又は案内されるべきエレメントよりもガイド(8)が広幅であるようにデバイスが設計されている場合、バリ等のハウジングの欠陥との接触により、デバイスに及ぼされる移動又は圧力によって、膜が破れることがないようにする。
図6A、図6B、図6C、及び図6Dは、容器(2)、特に揮発性物質を収容したそのキャビティが、取り扱いを容易にする形態をとる方法を示す。
好ましい実施例では、ハウジング(4)は、単一の部品で形成されている。この部品は、好ましくは、プラスチック材料構造であり、更に好ましくは、射出成形によって製造した剛性プラスチック材料であるが、ハウジングの形成にこの他の任意の材料又は手順を使用してもよい。
図11乃至図14は、半透膜(3)を持つ揮発性物質蒸発デバイス(1)を示す。このデバイスには、更に、ハウジング(2)と容器(4)との間の相対的移動を可能にするガイド手段(8)が設けられている。
上文中に説明した実施例におけるのと同様に、ハウジング(4)と容器(2)との間の相対的移動中、ハウジング(4)の内壁(13)の全表面積は、同じ平面上で、容器(2)の、及び従って、容器(2)に接着された半透膜(3)の表面積全体と完全に連結された、又は重なった状態に保持される。ハウジング(4)の内壁(13)は、従って、実質的に平らである。
ハウジング(4)の穴即ち開口部(7)は、当業者に周知の方法で形成されていてもよい。ハウジング(4)に穴即ち開口部(7)が一つしか設けられていない場合には、この穴即ち開口部は、様々な穴が設けられている場合よりも比較的大径である。これは、最大調整時に揮発性物質の蒸発を良好に調節できるようにするためである。
第2レセプタクル(82)のプロチュバランス(83)をキャップする最終エレメント(84)は、更に、使用者によるデバイスの取り扱いを可能にし且つ容易にするという利点を提供する。かくして、例えば、このエレメント(84)は、容器(2)を回し易くするため、指の支持体を提供する。更に、プロチュバランス(83)は、エレメント(84)と共に、前方からの圧力に対する大きな強度をデバイスに提供する。
好ましくは、二つの部分、即ち容器(2)の有用部分(16)及び非有用部分(6)は、好ましくはプラスチック材料製の単一の構造を形成する。プラスチック材料には、PET、PP、PVC、等が含まれる。
デバイス(1)の外観を向上するため、容器(2)は透明であってもよく、この容器に収容された揮発性物質は、例えば、前記物質によって発せられる芳香と関連した色によって着色されていてもよい。
上文中に説明した本発明の可能な実施例では、半透膜が、デバイス上で、空気流の前方への移動方向に対して横方向のレイアウトをとることがわかる。しかしながら、他の可能な実施例では、半透膜の前記レイアウトは、空気流に関して或る程度傾斜していてもよい。
この説明及び添付図面により、本発明をその好ましい実施例に関して説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、これらの好ましい実施例に様々な変更を導入できるということは、当業者には理解されよう。
42 容器
43 半透蒸発膜
44 ハウジング
45 キャビティ
48 ガイド手段
53 内面
54 外面
Claims (42)
- 揮発性物質を収容する少なくとも一つのキャビティ(5、25、45、65)を持つ容器(2、22、42、62)と、
前記容器(2、22、42、62)に接着された、前記容器(2、22、42、62)の面(10、30、50、70)のうちの一つを閉鎖し、前記キャビティ(5、25、45、65)に収容された前記揮発性物質と少なくとも部分的に接触した半透膜(3、23、43、63)と、
外壁(14、34、54、74)及び内壁(13、33、53、73)を含むハウジング(4、24、44、64)とを含む、
蒸発の程度が調節自在の揮発性物質蒸発デバイス(1、21、41、61)において、
前記容器(2、22、42、62)及び前記ハウジング(4、24、44、64)は、前記半透膜(3、23、43、63)によって閉鎖された前記容器(2、22、42、62)の前記面(10、30、50、70)によって、及び前記ハウジング(4、24、44、64)の前記内壁(13、33、53、73)によって、同じ平面で、部分的に又は完全に互いに直接的に連結されており、
前記容器(2、22、42、62)及び前記ハウジング(4、24、44、64)は互いに関して移動自在であり、前記揮発性物質の蒸発の程度は、前記ハウジング(4、24、44、64)と前記容器(2、22、42、62)との間の相対的移動によって調整される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4、44、64)と前記容器(2、42、62)との間の相対的移動を可能にするガイド手段(8、48、68)を含む、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(24)と前記容器(22)との間の相対的移動を可能にする関節連結手段(9)を含む、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項3に記載のデバイスにおいて、更に、
前記揮発性物質の蒸発の程度は、所定量の前記半透膜(23)に直接的に連結された前記ハウジング(24)の内壁(33)の表面積の量によって決定され、前記蒸発の程度は、前記半透膜(23)の前記表面積全体が前記ハウジング(24)の前記内壁(33)によって隠されている場合に最少であり、前記半透膜(23)が前記ハウジング(24)の前記内壁(33)によって全く覆われていない場合に最大である、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項2に記載のデバイスにおいて、
前記揮発性物質の蒸発の程度は、前記半透膜(43、63)によって面(50、70)が閉鎖された前記容器(42、62)に直接的に連結された前記ハウジング(44、64)の前記内壁(53、73)の表面積の量によって決定される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項2に記載のデバイスにおいて、更に、
前記容器(2)は、前記半透膜(3)によって閉鎖された前記面(10)上で、全体が前記ハウジング(4)の前記内壁(13)に連結されている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項5に記載のデバイスにおいて、更に、
前記ハウジング(44)の前記内壁(53)の寸法は、前記半透膜(43)の寸法と同様であり、前記蒸発の程度は、前記半透膜(43)の前記表面積全体が前記ハウジング(44)の前記内壁(53)によって隠されている場合に最少であり、前記半透膜(43)が前記ハウジング(44)の前記内壁(53)によって全く覆われていない場合に最大である、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項5に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(64)の前記内壁(73)の高さは、前記揮発性物質を収容した前記キャビティ(65)の高さよりもかなり高い、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項8に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(64)は、前記ハウジング(64)の前記外壁(74)を前記ハウジング(64)の前記内壁(73)に連通する少なくとも一つの穴即ち開口部(67)を有し、これにより前記揮発性物質の蒸発を容易にし、前記揮発性物質の蒸発の程度は、前記半透膜(63)と、前記ハウジング(64)の前記穴即ち開口部(67)のうちの少なくとも一つとの整合の程度によって調整される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項9に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(64)は、前記ハウジング(64)の前記外壁(74)を前記ハウジング(64)の前記内壁(73)に連通する前記穴即ち開口部(67)の少なくとも一つのクラスタを、前記ハウジング(64)の選択された領域に有する、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項6に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4)は、前記ハウジング(4)の前記外壁(14)を前記ハウジング(4)の前記内壁(13)に連通する少なくとも一つの穴即ち開口部(7)を有し、前記少なくとも一つの穴即ち開口部(7)は、前記揮発性物質の蒸発を容易にし、前記揮発性物質の蒸発の程度は、前記半透膜(3)と、前記ハウジング(4)の前記少なくとも一つの穴即ち開口部(7)との整合の程度が大きいか或いは小さいかによって調整される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項11に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4)は、前記ハウジング(4)の前記外壁(14)を前記ハウジング(4)の前記内壁(13)に連通する前記穴即ち開口部(7)の少なくとも一つのクラスタを、前記ハウジング(4)の選択された領域に有する、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項11又は12に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2)は、前記半透膜(3)によって閉鎖されたその面(10)に、前記揮発性物質と接触した前記キャビティ(5)を形成する有用部分(16)と、前記揮発性物質から隔離された非有用部分(6)とを含み、前記揮発性物質の蒸発の程度は、前記ハウジング(4)の前記開口部即ち穴(7)が前記容器(2)の前記有用部分(16)と部分的に整合しているか或いは完全に整合しているかに従って調整される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項13に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2)の前記非有用部分(6)は、層状表面の形態をとる、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項14に記載のデバイスにおいて、
前記非有用部分(6)に接着された、前記容器(2)の層状表面の形態の前記半透膜(3)の部分は、全体が、前記容器(2)の層状表面の形態の前記非有用部分(6)に接合されている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項15に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2)の層状表面の形態の前記非有用部分(6)と前記半透膜(3)との間の接合部は溶接してある、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項14に記載のデバイスにおいて、
前記非有用部分(6)は、前記有用部分(16)の周囲だけを含み、前記非有用部分(6)は前記半透膜(3)及び前記容器(2)が接合される平らなリップを形成する、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項13に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2)の前記非有用部分(6)は、揮発性物質が収容された前記キャビティ(5)から完全に分離された第2キャビティを形成し、前記分離は、前記半透膜(3)と前記容器(2)との間の溶接ゾーンによって行われる、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項13に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2)の前記非有用部分(6)は穴を含む、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項13乃至19のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記有用部分(16)によって形成された前記容器(2)の前記キャビティ(5)は、少なくとも二つのレセプタクル(18、19)を含み、これらのレセプタクルは、前記少なくとも二つのレセプタクル(18、19)よりも狭幅のチャンネル(20)によって互いにリンクされている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項13に乃至19のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記有用部分(16)によって形成された前記容器(2)の前記キャビティ(5)は、前記容器(2)の中央部分に配置された第2レセプタクル(82)とリンクした少なくとも一つのレセプタクル(18)を含む、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項21に記載のデバイスにおいて、
前記有用部分(16)によって形成された前記容器(2)の前記キャビティ(5)は、少なくとも第3レセプタクル(19)を含み、前記第1レセプタクル(18)及び前記第3レセプタクル(19)は、前記容器(2)の中央部分に配置された第2レセプタクル(82)によってリンクされている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項21又は22に記載のデバイスにおいて、
前記第2レセプタクル(82)の外側には、前記第2レセプタクル(82)の残りよりも大きさが小さいプロチュバランス即ち小さなレセプタクル(83)が設けられている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項23に記載のデバイスにおいて、
前記プロチュバランス即ち小さなレセプタクル(83)の外側には、前記プロチュバランス即ち小さなレセプタクル(83)よりも大きさが小さいエレメント(84)が設けられている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項24に記載のデバイスにおいて、
前記エレメント(84)は中実であり、即ちその内部に揮発性物質を収容しない、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項24に記載のデバイスにおいて、
前記エレメント(84)は中空であり、即ちその内部に揮発性物質を収容する、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項23、24、25又は26のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4)は、更に、このハウジング(4)の中央部分に配置された他のガイド手段(8’)を含み、ここに、前記容器(2)の前記第2レセプタクル(82)の前記プロチュバランス即ち小さなレセプタクル(83)が連結される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項17に記載のデバイスにおいて、
前記半透膜(3)によって閉鎖された前記面(10)の表面積は、前記ハウジング(4)の前記内壁(13)の表面積よりもかなり小さい、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至28のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、更に、
前記容器(2、22、42、62)は、固定状態に保持された前記ハウジング(4、24、44、64)に関して移動自在である、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至29のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4、24、44、64)は、固定状態に保持された前記容器(2、22、42、62)に関して移動自在である、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至30のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記半透膜(3、23、43、63)は、前記容器(2、22、42、62)及び前記ハウジング(4、24、44、64)を全体に又は部分的に連結したとき、前記ハウジング(4、24、44、64)の前記内壁(13、33、53、73)にぴったりと装着される、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至31のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記半透膜(3、23、43、63)は、前記容器(2、22、42、62)及び前記ハウジング(4、24、44、64)を全体に又は部分的に連結したとき、前記ハウジング(4、24、44、64)の前記内壁(13、33、53、73)から僅かに分離されている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至32のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4、24、44、64)は一部品で形成されている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項33に記載のデバイスにおいて、
前記部品は、射出成形によって製造したプラスチック材料構造である、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項33又は34に記載のデバイスにおいて、
前記部品は剛性である、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至35のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2、22、42、62)は、取り扱いを容易にする形態をとる、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至36のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記ハウジング(4、24、44、64)は、任意の環境で取り付けるためのファスニング手段を有する、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至37のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記容器(2、22、42、62)は、一部品で形成されている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至38のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記半透膜(3、23、43、63)の前記外面に接着された保護ストリップを有し、この保護ストリップは、前記蒸発デバイス(1、21、41、61)の使用前に揮発性物質が蒸発しないようにするようになっている、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項39に記載のデバイスにおいて、
前記保護ストリップは前記デバイス(1、21、41、61)から部分的に延びており、その取り外しを容易にするタブを形成する、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至40のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
前記デバイス(1、21、41、61)は取り外し自在であり、即ち、揮発性物質で充填された新たな容器(2、22、42、62)を装着できるように、前記ハウジング(4、24、44、64)及び前記容器(2、22、42、62)を取り外すことができる、ことを特徴とするデバイス。 - 請求項1乃至41のうちのいずれか一項に記載のデバイスにおいて、
揮発性物質の蒸発の程度の調整に関与しない、前記ハウジング(4、24、44、64)及び/又は前記容器(2、22、42、62)に連結された少なくとも一つの別の部品を含む、ことを特徴とするデバイス。
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