JP2009299926A - 車両用コンデンサのコネクタ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力コネクタを出力コネクタの固定ブラケットとして兼用でき、これにより、入力コネクタとタンクとの良好なろう付け固定を実現しつつ、部品点数、組み付け工数、及び重量の増大を招くことなく、出力コネクタを安定した状態で固定支持できる車両用コンデンサのコネクタ構造の提供。
【解決手段】 コンデンサ1の入力コネクタ5が対応するタンク2にろう付け固定される一方、出力コネクタ7が対応するタンク2から延長管6を介して該入力コネクタ5に近接配置された車両用コンデンサのコネクタ構造において、出力コネクタ7を入力コネクタ5に固定支持した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用コンデンサのコネクタ構造に関する。
従来、接続管との接続作業性の向上を目的として入力コネクタと出力コネクタは近接配置されており、近年、これら両者を一体形成した車両用コンデンサのコネクタ構造の技術が公知となっている(特許文献1参照)。
特開2006−226650号公報 特開2007−85616号公報
しかしながら、従来の発明の前者の入力コネクタと出力コネクタを別体で設けた場合には、出力コネクタをブラケットを用いてタンクにろう付け固定する必要が生じ、部品点数、組み付け工数、及び重量が増えてしまうという問題点があった。
一方、後者の一体形成されたコネクタは大型化して熱マスが大きくなるため、タンクとのろう付け処理に時間が掛かるという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、入力コネクタとタンクとの良好なろう付け固定を実現しつつ、部品点数、組み付け工数、及び重量の増大を招くことなく、出力コネクタを安定した状態で固定支持できる車両用コンデンサのコネクタ構造を提供することである。
請求項1記載の発明では、コンデンサの入力コネクタが対応するタンクにろう付け固定される一方、出力コネクタが対応するタンクから延長管を介して該入力コネクタに近接配置された車両用コンデンサのコネクタ構造において、上記出力コネクタを入力コネクタに固定支持したことを特徴とする。
請求項1記載の発明では、出力コネクタを入力コネクタに固定支持している。
これにより、入力コネクタを出力コネクタの固定ブラケットとして兼用でき、入力コネクタとタンクとの良好なろう付け固定を実現しつつ、部品点数、組み付け工数、及び重量の増大を招くことなく、出力コネクタを安定した状態で固定支持できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は実施例1の車両用コンデンサを示す正面図、図2は実施例1のタンク本体の分解図、図3は同斜視図、図4は実施例1の要部拡大斜視図である。
図5は実施例1の入力コネクタの正面図、図6は同背面図、図7は同左側面図、図8は同右側面図、図9は上面図、図10は底面図である。
図11は実施例1の出力コネクタの正面図、図12は同背面図、図13は同左側面図、図14は同右側面図、図15は同上面図、図16は底面図、図17は図15のS17−S17線における断面図である。
図18〜21は実施例1のタンク、入力コネクタ、出力コネクタ、延長管の組み付けを説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、実施例1のコンデンサ1は、左右に所定間隔を置いて配置された一対のタンク2,3と、両タンク2,3の間に配置されるコア部4等が備えられている。
タンク2(請求項のタンクに相当)は、4枚のディバイドプレートD1で3つの室R1,R3,R6に区分けされる他、室R1に連通した状態で後述する入力コネクタ5が設けられる一方、接続管6を介して室R6に連通した状態で出力コネクタ7が設けられている。
タンク3は、4枚のディバイドプレートD1で3つの室R2,R4,R5に区分けされる他、接続管8,9を介して室R4,R5に連通した状態でレシーバタンク10が設けられている。
さらに詳述すると、図2、3に示すように、各タンク2,3のタンク本体11は略コ字状断面を有する半筒状の分割体12aと、各ディバイドプレートD1を介装した状態で、分割体12aに最中状に重ねられる略コ字状断面を有する半筒状の分割体12bとから構成されている。
分割体12aには、後述するそれぞれ対応するレインフォース15,16の端部をそれぞれ挿通し固定するためのレインフォース孔12cと、チューブ13の端部を挿通し固定するためのチューブ孔12dがそれぞれバーリング加工により環状突起状に形成されている。
また、分割体12aにおけるディバイドプレートD1が介装される位置には、該ディバイドプレートD1のコア部4側を挟持した状態で固定支持する一対のビード12eが内側に向かって突設されている。
また、分割体12aにおける略コ字状断面の対向する側壁には、分割体12aの外周一部に加締め固定される一対の係止部12fが長手方向に沿って複数形成されている。
一方、分割体12bにおけるディバイドプレートD1が介装される位置には、該ディバイドプレートD1に形成された凸部12gが挿入固定される固定孔12hが形成されている。
さらに、分割体12bにおける入力コネクタ5が固定される位置には円形状の連通孔12iが形成される一方、延長管6が固定される位置には円形状の連通孔12jが形成されている。
コア部4は、両端部がそれぞれ対応するタンク2,3に挿通し固定された複数の偏平管状のチューブ13と、隣接するチューブ13に波状の頂部が接合された波板状のフィン14とから構成されている。
また、コア部4の積層方向両側は、両端部がそれぞれ対応するタンク2,3に挿通し固定された一対のレインフォース15,16で連結補強されている。
図4〜10に示すように、入力コネクタ5は、略略矩形状に形成される他、その前面は平坦に形成された締結面5aが形成され、ここに、入力ポート5bの入口5cと螺子孔5dが設けられている。
入力コネクタ5の内側には、タンク2の分割体12bの外周部に沿った形状の当接面5eが形成され、ここに入力ポート5bの入口5cと連通された出口5fが設けられている。
また、入力コネクタ5の外側には、四角形状の開口断面を有して上下方向に貫通形成された挿入孔5gを有する固定部5hが形成されている。
その他、入力コネクタ5の外形形状は必要な部位を残して可能な限り削られた形状に形成され、コンパクト化及び軽量化が図られている。
図4及び図11〜16に示すように、出力コネクタ7は、略瓢箪型断面を有して上下方向に延設された形状に形成される他、上下方向に貫通形成された出力ポート7aと螺子孔7bが形成されている。
出力ポート7aに近接した位置には、内側へ略鍵状に突出した固定部7cが形成されると共に、この固定部7cの先端側には下方に開口した切欠孔7dによって下方へ突設された挿入部7eが形成されている。
さらに、図17に示すように、出力ポート7aの上部側には所定形状に拡径された溝7fが形成されると共に、この溝7fは上面の平坦な締結面7gから内側に窪んだ段部7hを有して形成されている。
その他、出力コネクタ7の外形形状は必要な部位を残して可能な限り削られた形状に形成され、コンパクト化及び軽量化が図られている。
図1に示すように、延長管6の上端部は出力コネクタ7に連通接続される一方、下端部は内側へ屈曲した後、タンク2aの室R6に連通接続されている。
なお、コンデンサ1の各構成部材は全てアルミ製であり、各構成部材の接合部のうちの少なくとも一方にはろう材(ブレージングシート)が設けられている。
次に、作用を説明する。
<タンク、入力コネクタ、延長管、及び出力コネクタの固定について>
タンク2a、入力コネクタ5、延長管6、及び出力コネクタ7を固定するには、先ず、タンク2の分割体12a,12b同士を組み付けてタンク本体11を形成する前に、分割体12bに入力コネクタ5を公知と同様の方法で仮組みする(特許文献2参照)。
具体的には、図示を省略するが、分割体12bの連通孔12iと入力コネクタ5の出口5fを一致させた状態で当接面5eを分割体12bの外周面に密着させた後、連通孔12iの内側から治具を挿入して、連通孔12iの開口周縁を外側へ環状突起状にバーリング加工して出口5fに加締め固定することにより、入力コネクタ5を分割体12bに仮組みする。
次に、延長管6、出力コネクタ7、及びレシーバタンク10を除く全ての構成部材を仮組みした後、図18に示すように、入力コネクタ5の固定部5hの挿入孔5gに出力コネクタ7の固定部7cの挿入部7eを上方から挿入・嵌合して、これら両者を仮組みする。
この際、挿入孔5gと挿入部7eとの嵌合、及び切欠孔7dの側壁7jが入力コネクタ5の側面に当接することにより出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付角度を位置決めできる。
また、切欠孔7dの上壁7jが固定部5hの上面に当接することで、出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付高さを位置決めできる。
次に、延長管6の直管状の上端部を出力コネクタ7の出力ポート7aの下方から挿入する一方、図19に示すように、その下端部をタンク2の分割体12bの連通孔12jに挿通し固定する。
この際、延長管6の下端部には、予めフランジ状の座部6aが拡管加工により形成されており、この座部6aが分割体12bの外周部に当接することで連通孔12jへの挿入代を決定できる。
なお、延長管6は長尺で、その下端部は屈曲された形状で所定の弾性を備える上、連通孔12jへの挿入代は小さい値であるため、前述したように、延長管6の直管状の上端部を出力コネクタ7の出力ポート7aに挿入した後で挿入可能である。
勿論、挿入代を大きく設定する場合には、延長管6の下端部を連通孔12jに挿通し固定した後、上端部を出力コネクタ7の出力ポート7aに貫通配置しながら前述した出力コネクタ7の仮組みを行う。
次に、図20に示すように、延長管6の上端部の内部に図示しない治具を挿入して拡管加工することにより、拡管部6bを形成して溝7fに加締め固定する。
これにより、出力コネクタ7の上方への移動を規制でき、固定部5h,7cの嵌合の解除を防止できる。
また、延長管6の上端部の先端6cを鍔状に加工して段部7hに締結面7gと面一状態で係止させることにより、両部品の製造誤差・組み付け誤差を吸収できる。
従って、入力コネクタ5、出力コネクタ7、延長管の三者を精度良く位置決めした状態で堅固に仮組みできると同時に、入力コネクタ5を出力コネクタ7の固定ブラケットとして兼用でき、ブラケットを省略して部品点数、組み付け工数、重量を削減できる。
なお、前述したコンデンサ1の組み付け順序は一例であって、適宜設定できる。
例えば、出力コネクタ7を入力コネクタ5に組み付ける前に、予め延長管6の上端部を出力コネクタ7に加締め固定しておくこともできる。
加えて、入力コネクタ5、分割体12b、出力ポート7a、延長管6を予め仮組みした後、これらを分割体12bに組み付ける場合もあり得る。
<ろう付け処理について>
このように仮組みされたコンデンサ1は、加熱炉内で熱処理されることにより各構成部材の接合部同士がろう付け接合される。
この際、入力コネクタ5においては少なくとも当接面5eがタンク2の分割体12bの外周面にろう付け接合される。
また、延長管6においては少なくとも座部6aがタンク2の分割体12bの外周面にろう付け接合される。
ここで、入力コネクタ5と出力コネクタ7は別体で形成されることにより、これら両者を一体形成した場合に比べて、入力コネクタ5の熱マスが小さい。
また、入力コネクタ5と出力コネクタ7との接触面積が小さい。
これらによって、入力コネクタ5が分割体12bと共に速やかに加熱炉内で温度上昇し、タンク2(分割体12b)とのろう付け接合を良好に行うことができる。
なお、前述した入力コネクタ5、延長管6、出力コネクタ7、及び分割体12bのろう付け接合される部位は適宜追加設定できる。
例えば、延長管6と出力ポート7aをろう付け接合することもできる。あるいは、入力コネクタ5と出力コネクタ7の固定部5h,7c同士をろう付け接合することもできる。
<出力コネクタにおける接続管との締結について>
コンデンサ1は、レシーバタンク10を組み付けた状態で車両に搭載された後、車室内空調用冷凍サイクルにおいて入力コネクタ5の入力ポート5bが図示しない図示しないコンプレッサ側の接続管に連通接続される共に、出力コネクタ7の出力ポート7aがエバポレータ側の接続管に連通接続される。
具体的には、図21に示すように、エバポレータ側の接続管18の下端部には略小判状のブラケット18aが該接続管18の先端を突出させた状態で固設されると共に、このブラケット18aにはボルト挿通孔18bが形成されている。
なお、接続管18におけるブラケット18aの下面との隅部に環状のシール部材を装着しても良い。
そして、接続管18の下端部を延長管6の上端部(出力コネクタ7の出力ポート7a)に挿入し、ブラケット18aを出力コネクタ7の締結面7gに密着させた状態として、ボルト挿入孔18bにボルト18cを挿通して螺子孔7bに螺合することにより、これら両者を締結して、接続管6を出力ポート7aに連通接続する。
この際、出力コネクタ7は入力コネクタ5に下方への移動を規制された状態で固定支持されて特に下方への耐荷重が高いため、上方からのボルト締結作業を安定して行うことができる。
なお、入力コネクタ5の入力ポート5bにおけるコンプレッサ側の接続管との接続構造は、出力コネクタ7の出力ポート7aと同様であるため、その説明は省略する。
<コンデンサの作動について>
このように構成されたコンデンサ1は、入力コネクタ5の入力ポート5bを介してエンジン側からタンク2の室R1に流入した60℃前後の高温な流通媒体は、先ず、コア部4のそれぞれ対応するチューブ13を介してタンク3の室R2、タンク2の室R3、タンク3の室R4の順番にターンしながら流通する間にコア部4を通過する車両走行風または図示しないファンの強制風と熱交換されて冷却される。
次に、タンク3の室R4に流入した流通媒体は、接続管を介してレシーバタンク10に流入して気液分離された後、接続管を介してタンク3の室R5に流入する。
次に、タンク3の室R5に流入した流通媒体は、コア部4の対応するチューブ13を介してタンク2の室R6に流入する間にコア部4を通過する車両走行風または図示しないファンの強制風と熱交換されて45℃前後まで過冷却された後、接続管6から出力コネクタ7の出力ポート7を介してエバポレータ側へ送出され、熱交換器として機能する。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、実施例1の発明では、コンデンサ1の入力コネクタ5が対応するタンク2にろう付け固定される一方、出力コネクタ7が対応するタンク2から延長管6を介して該入力コネクタ5に近接配置された車両用コンデンサのコネクタ構造において、出力コネクタ7を入力コネクタ5に固定支持したため、入力コネクタ5を出力コネクタ7の固定ブラケットとして兼用でき、これにより、入力コネクタ5とタンク2との良好なろう付け固定を実現しつつ、部品点数、組み付け工数、及び重量の増大を招くことなく、出力コネクタ7を安定した状態で固定支持できる。
また、出力コネクタ7を入力コネクタ5に嵌合固定し、延長管6の一端側を出力コネクタ7の出力ポート7aに加締め固定する一方、他端側を対応するタンク2に挿通し固定した状態でろう付け固定したため、延長管6の一端側を出力コネクタ7の出力ポート7aに加締め固定する簡便な構造でもって、出力コネクタ7における入力コネクタとの嵌合の解除を防止できる。
以下、実施例2を説明する。
実施例2において、実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図22は実施例2の要部拡大斜視図、図23は実施例2の入力コネクタの正面図、図24は同背面図、図25は同左側面図、図26は同右側面図、図27は同上面図、図28は同底面図である。
図29は実施例2の出力コネクタの正面図、図30は同背面図、図31は同左側面図、図32は同右側面図、図33は同上面図、図34は同底面図、図35は実施例2の入力コネクタと出力コネクタの組み付けを説明する図である。
実施例2では、入力コネクタ5と出力コネクタ7の嵌合構造が実施例1と異なる。
具体的には、図22及び図23〜28に示すように、入力コネクタ5の左右両側に内側へ矩形状に凹設された一対の溝20,21が形成されている。
一方、図22及び図29〜34に示すように、実施例1で説明した出力コネクタ7の固定部7cが内側へ大きく切欠孔7dと共に延設されている。
そして、図35に示すように、入力コネクタ5と出力コネクタ7の組み付け時において、挿入部7eと側壁7jを上方からそれぞれ対応する溝20,21に挿入・嵌合させることにより、入力コネクタ5を出力コネクタ7に仮組みするようになっている。
この際、挿入部7eと側壁7jとそれぞれ対応する溝20,21との嵌合により出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付角度を位置決めできる。
また、切欠孔7dの上壁7iが入力コネクタ5の上面に当接することで、出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付高さを位置決めできる。
従って、実施例2では、実施例1の作用・効果を得ることができる。
以下、実施例3を説明する。
実施例3において、実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図36は実施例3の入力コネクタと出力コネクタの組み付けを説明する図である
実施例3では、入力コネクタ5と出力コネクタ7の嵌合構造が実施例1と異なる。
具体的には、図36(a)に示すように、実施例1で説明した入力コネクタ5の挿入孔5gが外側に開口した状態でT字断面状に凹設されている。
一方、実施例1で説明した出力コネクタ7の固定部7cの挿入部7eが略T字状断面を有して上下方向に延設されている。
そして、図36(b)に示すように、入力コネクタ5と出力コネクタ7の組み付け時において、挿入部7eを上方から挿入孔5gに挿入・嵌合させることにより、入力コネクタ5を出力コネクタ7に仮組みするようになっている。
この際、挿入部7eと挿入孔5gの嵌合によって、出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付角度を位置決めできる。
また、図示を省略するが、挿入孔5g内の少なくとも一側面は入力コネクタ5の挿入部7eの挿入代が所定高さ位置で規制されるように内側へ傾斜状に形成されており、これによって、出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付高さを位置決めできるようになっている。
従って、実施例3では、実施例1の作用・効果を得ることができる。
以下、実施例4を説明する。
実施例4において、実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図37は実施例4の入力コネクタと出力コネクタの組み付けを説明する図である
実施例4では、入力コネクタ5と出力コネクタ7の嵌合構造が実施例1と異なる。
具体的には、図37(a)に示すように、入力コネクタ5に左右方向へ四角形の開口断面で貫通形成された挿入孔5gが形成されている。
一方、出力コネクタ7には四角形断面を有して内側に突設された挿入部7eが形成されている。
そして、図37(b)に示すように、入力コネクタ5と出力コネクタ7の組み付け時において、挿入部7eを挿入孔5gに挿入・嵌合させることにより、入力コネクタ5を出力コネクタ7に仮組みさせる。
この際、挿入部7eと挿入孔5gの嵌合によって、出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する取付角度及び高さを位置決めできる。
また、挿入孔5g内の少なくとも一側面は入力コネクタ5の挿入部7eの挿入代が所定位置で規制されるように内側へ狭くなるように傾斜状に形成されており、これによって、出力コネクタ7の入力コネクタ5に対する離間位置を位置決めできる。
従って、実施例4では、実施例1の作用・効果を得ることができる。
以上、実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、全ての構成部材を予め仮組みした後、ろう付け処理することとしたが、出力コネクタ7をろう付け処理の後工程で組み付けた後、延長管の上端部を加締め固定することもできる。
この場合、ろう付け処理の際には延長管の下端部を治具を用いてタンクに挿通し固定した状態でろう付け固定を行う。
実施例1の車両用コンデンサを示す正面図である。 実施例1のタンク本体の分解図である。 実施例1のタンク本体の斜視図である。 実施例1の要部拡大斜視図である。 実施例1の入力コネクタの正面図である。 実施例1の入力コネクタの背面図である。 実施例1の入力コネクタの左側面図である。 実施例1の入力コネクタの右側面図である。 実施例1の入力コネクタの上面図である。 実施例1の入力コネクタの底面図である。 実施例1の出力コネクタの正面図である。 実施例1の出力コネクタの背面図である。 実施例1の出力コネクタの左側面図である。 実施例1の出力コネクタの右側面図である。 実施例1の出力コネクタの上面図である。 実施例1の出力コネクタの底面図である。 図15のS17−S17線における断面図である。 実施例1のタンク、入力コネクタ、出力コネクタ、延長管の組み付けを説明する図である。 実施例1のタンク、入力コネクタ、出力コネクタ、延長管の組み付けを説明する図である。 実施例1のタンク、入力コネクタ、出力コネクタ、延長管の組み付けを説明する図である。 実施例1のタンク、入力コネクタ、出力コネクタ、延長管の組み付けを説明する図である。 実施例2の要部拡大斜視図である。 実施例2の入力コネクタの正面図である。 実施例2の入力コネクタの背面図である。 実施例2の入力コネクタの左側面図である。 実施例2の入力コネクタの右側面図である。 実施例2の入力コネクタの上面図である。 実施例2の入力コネクタの底面図である。 実施例2の出力コネクタの正面図である。 実施例2の出力コネクタの背面図である。 実施例2の出力コネクタの左側面図である。 実施例2の出力コネクタの右側面図である。 実施例2の出力コネクタの上面図である。 実施例2の出力コネクタの底面図である。 実施例2の入力コネクタと出力コネクタの組み付けを説明する図である。 実施例3の入力コネクタと出力コネクタの組み付けを説明する図である。 実施例4の入力コネクタと出力コネクタの組み付けを説明する図である。
符号の説明
D1 ディバイドプレート
R1、R2、R3、R4、R5、R6 室
1 コンデンサ
2、3 タンク
4 コア部
5 入力コネクタ
5a 締結面
5b 入力ポート
5c 入口
5d 螺子孔
5e 当接面
5f 出口
5g 挿入孔
5h 固定部
6 接続管
6a 座部
6b 拡管部
7 出力コネクタ
7a 出力ポート
7b 螺子孔
7c 固定部
7d 切欠孔
7e 挿入部
7f 溝
7g 締結面
7h 段部
8、9 接続管
10 レシーバタンク
11 タンク本体
12a、12b 分割体
12c レインフォース孔
12d チューブ孔
12e ビード
12f 係止部
12g 凸部
12h 固定孔
12i、12j 連通孔
13 チューブ
14 フィン
15、16 レインフォース
18 接続管
18a ブラケット
18b 挿入孔
18c ボルト
20、21 溝

Claims (2)

  1. コンデンサの入力コネクタが対応するタンクにろう付け固定される一方、出力コネクタが対応するタンクから延長管を介して該入力コネクタに近接配置された車両用コンデンサのコネクタ構造において、
    前記出力コネクタを入力コネクタに固定支持したことを特徴とする車両用コンデンサのコネクタ構造。
  2. 請求項1記載の車両用コンデンサのコネクタ構造において、
    前記出力コネクタを入力コネクタに嵌合固定し、
    前記延長管の一端側を出力コネクタの出力ポートに加締め固定する一方、他端側を対応するタンクに挿通し固定した状態でろう付け固定したことを特徴とする車両用コンデンサのコネクタ構造。
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