JP2009299340A - 跳ね上げ式門扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の開閉動作をより円滑に行い得ると共に、完全開放時や完全閉鎖時における扉等の地面又はストッパ等に対する激突をより確実に避け得て、不快な激突音の発生や当該激突による寿命の低下を防止することのできる跳ね上げ式門扉を提供することにある。
【解決手段】跳ね上げ式門扉1は、アーム手段4及び5のA方向の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉6の完全開扉直前位置への到来及びアーム手段4及び5のB方向の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉6の完全閉扉直前位置への到来を夫々検出する到来検出手段14と、直流電動モータ9に対して直流電圧を付与する一方、直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除する直流電圧制御部15とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車庫等の出入口に用いて好適な跳ね上げ式門扉に関する。
特開平11−270227号公報
例えば、特許文献1においては、完全開扉直前及び完全閉扉直前におけるアーム手段の位置を検出する検出手段による検出に基づいて、アーム手段の回動を減速させる制御手段を具備している跳ね上げ式門扉が提案されている。
ところで、斯かる跳ね上げ式門扉では、扉の開閉動作をより円滑に行い得ると共に、完全開放時や完全閉鎖時において扉等の重量に基づく慣性による当該扉等の地面又はストッパ等に対する激突をより確実に避け得て、不快な激突音の発生や当該激突による寿命の低下を防止することができることが望ましい。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、扉の開閉動作をより円滑に行い得ると共に、完全開放時や完全閉鎖時における扉等の地面又はストッパ等に対する激突をより確実に避け得て、不快な激突音の発生や当該激突による寿命の低下を防止することのできる跳ね上げ式門扉を提供することにある。
本発明の跳ね上げ式門扉は、支柱と、この支柱に一端部で鉛直面内で回動自在に支持されたアーム手段と、このアーム手段の他端部に取付けられていると共にアーム手段の回動により完全開扉位置及び完全閉扉位置間において移動する扉と、アーム手段に連結されている直流電動モータを有していると共に当該直流電動モータの出力回転軸の回転に基づいてアーム手段を回動させるアーム回動手段と、アーム手段の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉の完全開扉直前位置への到来及びアーム手段の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来を検出する到来検出手段と、直流電動モータの出力回転軸を回転させるべく当該直流電動モータに対して直流電圧を付与する一方、直流電動モータの出力回転軸の回転を停止させるべく当該直流電動モータに対する直流電圧の付与を解除する直流電圧制御部とを具備しており、直流電圧制御部は、アーム手段の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉の完全開扉直前位置への到来後におけるアーム手段の回動速度及びアーム手段の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉の完全閉扉直前位置への到来後におけるアーム手段の回動速度のうちの少なくとも一方の回動速度を低下させるべく、到来検出手段による扉の完全開扉直前位置への到来及び扉の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来の検出に基づいて、直流電動モータに付与する直流電圧を降圧するようになっている。
本発明の跳ね上げ式門扉によれば、特に、アーム手段に連結されている直流電動モータを有していると共に当該直流電動モータの出力回転軸の回転に基づいてアーム手段を回動させるアーム回動手段と、直流電動モータの出力回転軸を回転させるべく当該直流電動モータに対して直流電圧を付与する一方、直流電動モータの出力回転軸の回転を停止させるべく当該直流電動モータに対する直流電圧の付与を解除する直流電圧制御部とを具備しており、直流電圧制御部は、アーム手段の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉の完全開扉直前位置への到来後におけるアーム手段の回動速度及びアーム手段の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉の完全閉扉直前位置への到来後におけるアーム手段の回動速度のうちの少なくとも一方の回動速度を低下させるべく、到来検出手段による扉の完全開扉直前位置への到来及び扉の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来の検出に基づいて、直流電動モータに付与する直流電圧を降圧するようになっているために、直流電圧制御部による直流電圧の付与及びその解除に基づく直流電動モータの制御によって、扉の開閉動作をより円滑に行い得ると共に、到来検出手段による検出に基づく直流電動モータに付与する直流電圧の降圧によって、完全開放時や完全閉鎖時における扉等の地面又はストッパ等に対する激突をより確実に避け得、而して、不快な激突音の発生や当該激突による寿命の低下を防止することができる。また、斯かる本発明の跳ね上げ式門扉によれば、例えば、交流電動モータ(誘導電動機)によりアーム手段を回動させるアーム回動手段を具備した跳ね上げ式門扉と比べて、直流電動モータの出力回転軸の回転速度を滑らかに調整することができる。
本発明の跳ね上げ式門扉の好ましい例では、扉の完全開扉位置に向かう移動を当該完全開扉位置において禁止する禁止部材及び扉の完全閉扉位置に向かう移動を当該完全閉扉位置において禁止する禁止部材のうちの少なくとも一方を具備している移動禁止手段と、移動禁止手段により扉の移動が禁止される際に生じる直流電圧制御部から直流電動モータへの過電流を検出する過電流検出部とを具備しており、直流電圧制御部は、過電流検出部による過電流の検出に基づいて直流電動モータに対する直流電圧の付与を解除するようになっている。このような好ましい例によれば、扉等と地面や移動禁止手段との間に隙間を生じさせることなく、所望の全開及び全閉を行い得る。
本発明の跳ね上げ式門扉の好ましい例では、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与の解除に基づいて直流電圧制御部の直流電動モータに対する送電部を短絡する一方、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与に基づいて前記短絡を解除する短絡回路を具備している。このような好ましい例によれば、扉の移動停止時に当該扉に対して制動力を速やかに付与することができ、また、扉の意図しない開閉動作の発生をより確実に防止することができる。尚、直流電動モータとアーム手段との間に減速機構等が介在されている場合には、当該短絡回路による短絡によって、より効果的に扉に対して制動力を付与することができる。
本発明の跳ね上げ式門扉の好ましい例では、上記の短絡回路は、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与の解除の開始から終了までにおいて直流電圧制御部の直流電動モータに対する送電部の短絡状態を維持する一方、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与の開始から終了までにおいて直流電圧制御部の直流電動モータに対する送電部の短絡解除状態を維持するようになっている。
本発明の跳ね上げ式門扉の好ましい例では、短絡回路による短絡を強制解除する強制解除操作部を具備している。このような好ましい例では、強制解除操作部の操作により短絡回路による短絡を強制的に解除することで、例えば手動による扉の開閉を容易にし得る。
本発明の跳ね上げ式門扉の好ましい例では、扉及びアーム手段の自重に抗して扉を跳ね上げ方向に向かって付勢すべくアーム手段を弾性的に付勢する付勢手段を具備している。
本発明によれば、扉の開閉動作をより円滑に行い得ると共に、完全開放時や完全閉鎖時における扉等の地面又はストッパ等に対する激突をより確実に避け得て、不快な激突音の発生や当該激突による寿命の低下を防止することのできる跳ね上げ式門扉を提供し得る。
次に本発明を、図に示す好ましい実施の形態の例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図10において、本例の跳ね上げ式門扉1は、立設された一対の中空の角形の支柱2及び3と、一端部31で支柱2及び3に鉛直面内でA及びB方向に回動自在に支持されたアーム手段4及び5と、アーム手段4及び5の他端部32に取付けられていると共に図2において実線で示す完全閉扉位置及び図2において二点鎖線で示す完全開扉位置間において移動する扉6と、扉6並びにアーム手段4及び5の自重に抗して扉6を跳ね上げ方向(A方向)に向かって付勢すべくアーム手段4及び5を弾性的に付勢する付勢手段7と、アーム手段4に連結されている直流電動モータ9を有していると共に当該直流電動モータ9の出力回転軸11の回転に基づいてアーム手段4及び5をA及びB方向に回動させるアーム回動手段12と、アーム手段4及び5のA方向の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉6の完全開扉直前位置への到来及びアーム手段4及び5のB方向の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉6の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方、本例では双方の到来を夫々検出する到来検出手段14と、直流電動モータ9の出力回転軸11を回転させるべく当該直流電動モータ9に対して直流電圧を付与する一方、直流電動モータ9の出力回転軸11の回転を停止させるべく当該直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除する直流電圧制御部15と、扉6の完全開扉位置に向かう移動を当該完全開扉位置において禁止する禁止部材16及び扉6の完全閉扉位置に向かう移動を当該完全閉扉位置において禁止する禁止部材17のうちの少なくとも一方、本例では双方を具備している移動禁止手段18と、移動禁止手段18により扉6の移動が禁止される際に生じる直流電圧制御部15から直流電動モータ9への過電流を検出する過電流検出部19と、直流電圧制御部15による直流電動モータ9に対する直流電圧の付与の解除に基づいて直流電圧制御部15の直流電動モータ9に対する送電部20を短絡する一方、直流電圧制御部15による直流電動モータ9に対する直流電圧の付与に基づいて前記短絡を解除する短絡回路21と、短絡回路21による短絡を強制解除する強制解除操作部22とを具備している。
跳ね上げ式門扉1には、扉6の開扉、閉扉及びこれらの停止を行わせるための図8に示す操作部25が設けられている。操作部25には、扉6に開扉動作を行わせるための開扉スイッチ、扉6に閉扉動作を行わせるための閉扉スイッチ及び扉6の開扉動作若しくは閉扉動作を停止させるための停止スイッチが備えられている。直流電圧制御部15は、操作部25の各スイッチの操作に基づく電気的な各信号を受けて直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を制御するようになっている。
支柱2には、付勢手段7、アーム回動手段12、直流電圧制御部15、移動禁止手段18、過電流検出部19、送電部20及び短絡回路21が収容されており、支柱3には、付勢手段7と同様に構成された付勢手段が収容されている。支柱3に向かい合う支柱2の面には、例えば図2及び図7に示すように強制解除操作部22が配設されている。強制解除操作部22は短絡回路21に電気的に接続されている。
横方向において支柱2側に配設されたアーム手段4は、一端部31で回動軸33を介して支柱2に鉛直面内でA及びB方向に回動自在に装着されていると共に、他端部32で扉6に固着されている断面矩形状のアーム部材34を具備している。アーム部材34は回動軸33に固着されており、回動軸33は支柱2に軸受等を介して回動自在に支持されている。横方向において支柱3側に配設されたアーム手段5は、アーム手段4と同様に構成されているのでその詳細な説明を省略する。
扉6は、正面視矩形状の枠体41と、枠体41に装着された目隠し用の多数の横格子42とを具備している。尚、扉6は、横格子42に代えて、枠体41に装着された多数の縦格子を具備していてもよい。また、扉6の下縁には、完全閉扉位置において地面に当接する脚部が形成されていてもよく、斯かる脚部が形成されている場合には、支柱2内に配設された本例の禁止部材17の構成が省略されても、当該脚部が扉6の完全閉扉位置に向かう移動を当該完全閉扉位置において禁止する禁止部材として構成されるので、B方向に移動される扉6の完全閉扉位置への到来時に当該脚部と地面とが当接することにより、過電流検出部19により扉6の脚部と地面との当接に基づいて生じる過電流を検出することができる。
本例の跳ね上げ式門扉1においては、付勢手段7、アーム回動手段12、到来検出手段14、直流電圧制御部15、移動禁止手段18、過電流検出部19、送電部20、短絡回路21及び強制解除操作部22が支柱2側に、支柱3側に付勢手段7と同様に構成された付勢手段(図示せず)が夫々設けられているが、この逆であってもよく、支柱3側にもアーム回動手段12と同様に構成されたアーム回動手段を設けて、両アーム回動手段12を支柱2側の直流電圧制御部15、過電流検出部19、短絡回路21により互いに同期して作動させるようにしてもよく、また、支柱2及び3側のうちのいずれか一方のみに付勢手段を設けて構成してもよく、この場合には、支柱2及び3側のうちのいずれか他方にのみにアーム回動手段を設けて構成してもよい。尚、支柱3側に設けられている付勢手段(図示せず)は、付勢手段7と同様に構成されているのでその詳細な説明を省略する。
付勢手段7は、例えば図3から図5に示すように、回動軸33に固着されたカム板51と、カム板51にピンを介して一端部52が連結され、中間部53がカム板51のカム縁54に当接して曲げ案内され、他端部55がピンを介して連結具56に回動自在に連結されたチェーン部材57と、一端部61が連結具56の孔62に引っ掛けられ、他端部63が支柱2に取り付けられた連結具65の孔66に引っ掛けられたコイルばね67とを具備している。コイルばね67は、その縮み弾性力によってA方向にカム板51を回転させるように付勢している。
アーム回動手段12は、例えば図3に示すように、前記直流電動モータ9と、直流電動モータ9の出力回転軸11の回転をアーム手段4に伝達する伝達手段71とを具備している。直流電動モータ9は、本例では、支柱2に装着されたDCブラシ付モータからなり、直流電圧制御部15に二本の送電線からなる送電部20を介して電気的に接続されている。直流電動モータ9の出力回転軸の回転方向は、直流電圧制御部15によって制御される。伝達手段71は、本例では、直流電動モータ9の出力回転軸11の回転力をA方向の回動力としてアーム手段4に伝達し、直流電動モータ9の出力回転軸11の逆方向の回転力をB方向の回動力としてアーム手段4に伝達するように直流電動モータ9とアーム手段4との間に配設されている。
伝達手段71は、直流電動モータ9の出力回転軸11に連結された回転軸72と、回転軸72に設けられたスパイラルギヤ73及び回動軸33に固着されていると共にスパイラルギヤ73に歯合する歯列74が周縁に形成されている歯車75を有してなる減速機構76とを具備している。斯かる伝達手段71は、直流電動モータ9の出力回転軸の回転を減速機構76を介して減速し、回動軸33にA及びB方向の回動力として伝達するようになっている。尚、減速機構76は、歯車75に代えて、カム板51のスパイラルギヤ73側に位置する周縁部に形成された歯列74を具備していてもよい。
到来検出手段14は、例えば図6に示すように、回動軸33に固着されていると共に円弧突部81が一体的に形成された円板82と、支柱2に取り付けられていると共に、アーム手段4及び5のA方向の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉6が完全開扉直前位置に到来した際に円弧突部81に当接して作動することにより当該扉6の完全開扉直前位置への到来を検出する到来検出部としてのリミットスイッチ83と、支柱2に取り付けられていると共に、アーム手段4及び5のB方向の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉6が完全閉扉位置に到来した際に円弧突部81に当接して作動することにより当該扉6の完全閉扉直前位置への到来を検出する到来検出部としてのリミットスイッチ84とを具備している。リミットスイッチ83は、本例では、扉6がA方向に移動されて完全開扉位置から例えば10°手前の位置(完全開扉直前位置)に配された際に円弧突部81に当接して作動すると共に当該作動を扉6が完全開扉位置に至るまで維持するように配設されている。リミットスイッチ84は、本例では、扉6がB方向に移動されて完全閉扉位置から例えば10°手前の位置(完全閉扉直前位置)に配された際に円弧突部81に当接して作動すると共に当該作動を扉6が完全閉扉位置に至るまで維持するように配設されている。円弧突部81との当接によるリミットスイッチ83の作動は、扉6の完全開扉直前位置への到来検出信号として直流電圧制御部15に送られ、円弧突部81との当接によるリミットスイッチ84の作動は、扉6の完全閉扉直前位置への到来検出信号として直流電圧制御部15に送られる。
禁止部材16は、支柱2に形成されていると共に、扉6が完全開扉位置に配された際に当該扉6のA方向の移動を禁止するようにカム板51に当接するストッパからなり、禁止部材17は、支柱2に形成されていると共に、扉6が完全閉鎖位置に配された際に当該扉6のB方向の移動を禁止するようにカム板51に当接するストッパからなる。尚、移動禁止手段18は、完全閉扉位置に配された扉6が地面に当接する場合には、禁止部材17に代えて又は加えて、当該当接する扉6の部位を禁止部材として構成してもよい。
直流電圧制御部15、過電流検出部19及び短絡回路21は支柱2に装着されたハウジング90内に収容されている。
過電流検出部19は、例えば図8に示すように、直流電圧制御部15と直流電動モータ9との間の送電部20に配設された電流計からなり、少なくとも過電流値として設定した電流値以上の値を検出した際には過電流検出信号を直流電圧制御部15に送るようになっている。
直流電圧制御部15は、直流電源(図示せず)、過電流検出部19、強制解除操作部22、操作部25、到来検出手段14並びに直流電動モータ9に電気的に接続されている。直流電圧制御部15は、例えば図8に示すように、操作部25、到来検出手段14及び過電流検出部19からの各操作、検出信号に基づいて直流電動モータ9に対する直流電圧値を選択する選択回路91と、選択回路91による選択結果に基づいて直流電動モータ9を駆動させるドライブ回路92とを具備している。選択回路91は、本例ではDC22V、DC14VからDC10V及びDC0Vのうちのいずれかの直流電圧値を選択するようになっており、ドライブ回路92は、選択回路91において選択された直流電圧値をもって直流電動モータ9に対して直流電圧を付与するようになっている。尚、選択回路91においてDC0Vが選択された場合には、ドライブ回路92の直流電動モータ9に対する直流電圧の値はDC0Vとなる結果、直流電動モータ9に対する直流電圧の付与が解除されることとなる。また、ドライブ回路92は、ブリッジ回路を有しており、このブリッジ回路を介して直流電動モータ9に、操作部25の開扉スイッチの操作による開扉信号に基づいて直流電動モータ9の出力回転軸11を正転させるための直流電圧を付与する一方、操作部25の閉扉スイッチの操作による閉扉信号に基づいて直流電動モータ9の出力回転軸11を逆転させるための直流電圧を付与するようになっている。
選択回路91は、操作部25の開扉スイッチの操作による開扉信号を受けた場合には直流電動モータ9を正転させるための直流電圧値としてDC22Vを選択する。斯かる場合においてリミットスイッチ83からの到来検出信号を受けると、アーム手段4のA方向の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉6の完全開扉直前位置への到来後におけるアーム手段4の回動速度を低下させるべく、直流電動モータ9を正転させるための直流電圧値として上記選択したDC22Vよりも低い値、例えばDC14VからDC10V、ここではDC14Vを選択する。この選択の結果、ドライブ回路92から直流電動モータ9に対して付与される直流電圧はDC22VからDC14Vに降圧されることとなる。選択回路91は、操作部25の閉扉スイッチの操作による閉扉信号を受けた場合には直流電動モータ9を逆転させるための直流電圧値としてDC22Vを選択する。斯かる場合においてリミットスイッチ84からの到来検出信号を受けると、アーム手段4のB方向の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉6の完全閉扉直前位置への到来後におけるアーム手段4の回動速度を低下させるべく、直流電動モータ9を逆転させるための直流電圧値として上記選択したDC22Vよりも低い値、例えばDC14VからDC10V、ここではDC14Vを選択する。この選択の結果、ドライブ回路92から直流電動モータ9に対して付与される直流電圧はDC22VからDC14Vに降圧されることとなる。選択回路91は、操作部25の停止スイッチの操作による停止信号を受けた場合には直流電動モータ9の回転を停止させるための直流電圧値としてDC0Vを選択する。この選択の結果、ドライブ回路92から直流電動モータ9に対する直流電圧の付与は解除されることとなる。選択回路91は、直流電動モータ9を正転又は逆転させるための直流電圧値としてDC22V又はDC14Vの選択状態において過電流検出部19からの過電流検出信号を受けた場合には直流電圧値としてDC0Vを選択する。この選択の結果、アーム手段4及び5のA及びB方向の回動による扉6の移動を完全開扉位置及び完全閉扉位置で停止させることができ、また、完全開扉位置及び完全閉扉位置間で移動する扉6の当該移動に抗する意図しない抵抗力が生じた場合にも扉6の移動を停止させることができる。
短絡回路21は、例えば図8に示すように、直流電圧制御部15及び直流電動モータ9間に配設されており、直流電圧制御部15から直流電動モータ9に対する直流電圧の付与の解除に基づいて二本の送電線からなる送電部20を短絡する。短絡回路21は、ドライブ回路92から直流電動モータ9に付与する直流電圧値がDC0Vになった場合に直流電圧制御部15から直流電動モータ9に対する直流電圧の付与が解除されたと判断して送電部20を短絡するようになっている。短絡回路21は、直流電圧制御部15による直流電動モータ9に対する直流電圧の付与の解除の開始から終了までにおいて直流電圧制御部15の直流電動モータ9に対する送電部20の短絡状態を維持する。また、短絡回路21は、ドライブ回路92から直流電圧モータ9に付与する直流電圧値がDC0Vより大きな値(例えばDC22V、DC14V等)になった場合に又は操作部25からの開扉信号若しくは閉扉信号に基づいて直流電圧制御部15から直流電動モータ9に対する直流電圧が付与されたと判断して送電部20の短絡を解除するようになっている。短絡回路21は、直流電圧制御部15による直流電動モータ9に対する直流電圧の付与の開始から終了までにおいて直流電圧制御部15の直流電動モータ9に対する送電部20の短絡解除状態を維持するようになっている。短絡回路21は、送電部20を短絡している状態において強制解除操作部22の操作による強制解除信号を受けた場合には、当該短絡を強制的に解除する。また、短絡回路21は、停電等により直流電圧制御部15に対する電源からの電流の供給若しくは電圧の付与が停止された場合には、当該電流の供給の停止若しくは当該電圧の付与の停止に基づいて短絡を強制的に解除するようにもなっている。
以下、本例の跳ね上げ式門扉1による動作について説明する。図9は、跳ね上げ式門扉1の扉6の移動、停止及び制動の制御に関するタイムチャートである。図9において、「入力電圧値」は直流電圧制御部15から直流電動モータ9に入力(付与)される直流電圧値の意であり、「リミットスイッチ(開)」はリミットスイッチ83の意であり、「リミットスイッチ(閉)」はリミットスイッチ84の意であり、「電流値(過電流値)」は過電流検出部19において検出される電流値(過電流値を含む)の意であり、「短絡」は短絡回路21による送電部20の短絡の意であり、「モータ回転」は直流電動モータ9の回転の意であり、「全開」は跳ね上げ式門扉1の全開状態の意であり、「全閉」は跳ね上げ式門扉1の全閉状態の意である。リミットスイッチ83及び84の夫々は、円弧突部81との当接によりオン(ON)状態になり、円弧突部81との離反によりオフ(OFF)状態になる。短絡回路21は、オン(ON)状態で送電部20を短絡した状態となり、オフ(OFF)状態で送電部20の短絡を解除した状態となる。
操作部25の開扉スイッチの操作に基づいて直流電圧制御部15に開扉信号が入力されると、選択回路91は直流電動モータ9を正転させるための直流電圧値としてDC22Vを選択し、ドライブ回路92は前記開扉信号及び前記選択の結果に基づいて直流電源からの直流電圧をDC22Vに調整して直流電動モータ9に付与する。短絡回路21は前記開扉信号に基づいて送電部20の短絡を解除する。このように直流電圧が付与された直流電動モータ9の出力回転軸11は1100rpmで正転し、伝達手段71を介して回動軸33をA方向に回動させ、この回動によりアーム手段4、カム板51及び円板82をA方向に回動若しくは回転させる。図2に実線で示す完全閉扉位置にある扉6は、斯かるアーム手段4のA方向の回動によって図2に二点鎖線で示す扉6の完全開扉位置に向かって移動する。斯かる移動において直流電動モータ9に供給される直流電流は、本例では1.5Aとなる。アーム手段4のA方向の回動により、カム板51及びチェーン部材57を介してアーム手段4及び5並びに扉6に付勢されるコイルばね67の跳ね上げ方向の付勢力は、当該コイルばね67の縮みにより漸減する。アーム手段5は、本例ではアーム手段4のA方向の回動が扉6を介して伝達されることによりA方向に回動されるが、直流電動モータ9と同期的に回転される直流電動モータを有した他のアーム回動手段によってA方向に回動されてもよい。
アーム手段4のA方向の回動により円板82の円弧突部81がリミットスイッチ83に当接すると、リミットスイッチ83は作動して扉6の完全開扉直前位置への到来を検出する。リミットスイッチ83から扉6の完全開扉直前位置への到来検出信号が直流電圧制御部15に入力されると、選択回路91は直流電動モータ9を正転させるための直流電圧値としてDC14Vを選択し、ドライブ回路92は前記選択の結果に基づいて直流電源からの直流電圧をDC14Vに降圧して直流電動モータ9に付与する。このように直流電圧が付与された直流電動モータ9の出力回転軸11は700rpmで正転し、而して、アーム手段4のA方向の回動速度は低下される。斯かる700rpmでの正転時における直流電動モータ9に供給される直流電流は本例では0.9Aである。
アーム手段4のA方向の回動により扉6が完全開扉位置に配されると、図10に示すようにカム板51が禁止部材16に当接し、この当接によりアーム手段4のA方向の回動は禁止され、この禁止に基づいて過電流検出部19は過電流を検出する。過電流検出部19から過電流検出信号が直流電圧制御部15に入力されると、選択回路91は直流電圧値としてDC0Vを選択し、ドライブ回路92は前記選択の結果に基づいて直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除し、短絡回路21は前記直流電圧の付与の解除に基づいて送電部20を短絡し、この短絡により扉6には制動力が与えられる。このようにして扉6は完全閉扉位置から完全開扉位置まで移動されて静止する。
操作部25の閉扉スイッチの操作に基づいて直流電圧制御部15に閉扉信号が入力されると、選択回路91は直流電動モータ9を逆転させるための直流電圧値としてDC22Vを選択し、ドライブ回路92は前記閉扉信号及び前記選択の結果に基づいて直流電源からの直流電圧をDC22Vに調整して直流電動モータ9に付与する。短絡回路21は前記閉扉信号に基づいて送電部20の短絡を解除する。このように直流電圧が付与された直流電動モータ9の出力回転軸11は1100rpmで逆転し、伝達手段71を介して回動軸33をB方向に回動させ、この回動によりアーム手段4、カム板51及び円板82をB方向に回動若しくは回転させる。完全開扉位置にある扉6は、斯かるアーム手段4のB方向の回動によって完全閉扉位置に向かって移動する。斯かる移動において直流電動モータ9に供給される直流電流は、コイルばね67の伸びに基づく跳ね上げ方向の付勢力の漸増との関係により、本例では2.0Aとなる。アーム手段5は、本例ではアーム手段4のB方向の回動が扉6を介して伝達されることによりB方向に回動される。
アーム手段4のB方向の回動により円板82の円弧突部81がリミットスイッチ84に当接すると、リミットスイッチ84は作動して扉6の完全閉扉直前位置への到来を検出する。リミットスイッチ84から扉6の完全閉扉直前位置への到来検出信号が直流電圧制御部15に入力されると、選択回路91は直流電動モータ9を逆転させるための直流電圧値としてDC14Vを選択し、ドライブ回路92は前記選択の結果に基づいて直流電源からの直流電圧をDC14Vに降圧して直流電動モータ9に付与する。このように直流電圧が付与された直流電動モータ9の出力回転軸11は700rpmで逆転し、而して、アーム手段4のB方向の回動速度は低下される。斯かる700rpmでの逆転時における直流電動モータ9に供給される直流電流は本例では0.9Aである。
アーム手段4のB方向の回動により扉6が完全閉扉位置に配されると、図3に示すようにカム板51が禁止部材17に当接し、この当接によりアーム手段4のB方向の回動は禁止され、この禁止に基づいて過電流検出部19は過電流を検出する。過電流検出部19から過電流検出信号が直流電圧制御部15に入力されると、選択回路91は直流電圧値としてDC0Vを選択し、ドライブ回路92は前記選択の結果に基づいて直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除し、短絡回路21は前記直流電圧の付与の解除に基づいて送電部20を短絡し、この短絡により扉6には制動力が与えられる。このようにして扉6は完全開扉位置から完全閉扉位置まで移動されて静止する。
扉6の移動時において、操作部25の停止スイッチの操作に基づいて直流電圧制御部15に停止信号が入力されると、選択回路91は直流電動モータ9の回転を停止させるための直流電圧値としてDC0Vを選択し、ドライブ回路92は前記選択の結果に基づいて直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除し、短絡回路21は前記直流電圧の付与の解除に基づいて送電部20を短絡して扉6に制動力を与え、而して、扉6の位置は保持される。
本例の跳ね上げ式門扉1によれば、支柱2及び3と、支柱2及び3に一端部31で鉛直面内でA及びB方向に回動自在に支持されたアーム手段4及び5と、アーム手段4及び5の他端部32に取付けられていると共にアーム手段4及び5の回動により完全開扉位置及び完全閉扉位置間において移動する扉6と、アーム手段4に連結されている直流電動モータ9を有していると共に当該直流電動モータ9の出力回転軸11の回転に基づいてアーム手段4を回動させるアーム回動手段12と、アーム手段4のA方向の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉6の完全開扉直前位置への到来及びアーム手段4のB方向の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉6の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来を検出する到来検出手段14と、直流電動モータ9の出力回転軸11を回転させるべく当該直流電動モータ9に対して直流電圧を付与する一方、直流電動モータ9の出力回転軸11の回転を停止させるべく当該直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除する直流電圧制御部15とを具備しており、直流電圧制御部15は、アーム手段4のA方向の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉6の完全開扉直前位置への到来後におけるアーム手段4の回動速度及びアーム手段4のB方向の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉6の完全閉扉直前位置への到来後におけるアーム手段4の回動速度のうちの少なくとも一方の回動速度を低下させるべく、到来検出手段14による扉6の完全開扉直前位置への到来及び扉6の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来の検出に基づいて、直流電動モータ9に付与する直流電圧を降圧するようになっているために、直流電圧制御部15による直流電圧の付与及びその解除に基づく直流電動モータ9の制御によって、扉6の開閉動作をより円滑に行い得ると共に、到来検出手段14による検出に基づく直流電動モータ9に付与する直流電圧の降圧によって、完全開放時や完全閉鎖時における扉6等の地面又はストッパ等に対する激突をより確実に避け得、而して、不快な激突音の発生や当該激突による寿命の低下を防止することができる。また、斯かる跳ね上げ式門扉1によれば、例えば、交流電動モータ(誘導電動機)によりアーム手段を回動させるアーム回動手段を具備した跳ね上げ式門扉(図示せず)と比べて、直流電動モータ9の出力回転軸11の回転速度を滑らかに調整することができる。
跳ね上げ式門扉1によれば、扉6の完全開扉位置に向かう移動を当該完全開扉位置において禁止する禁止部材16及び扉6の完全閉扉位置に向かう移動を当該完全閉扉位置において禁止する禁止部材17のうちの少なくとも一方を具備している移動禁止手段18と、移動禁止手段18により扉6の移動が禁止される際に生じる直流電圧制御部15から直流電動モータ9への過電流を検出する過電流検出部19とを具備しており、直流電圧制御部15は、過電流検出部19による過電流の検出に基づいて直流電動モータ9に対する直流電圧の付与を解除するようになっているために、扉6等と地面や移動禁止手段18との間に隙間を生じさせることなく、所望の全開及び全閉を行い得る。
跳ね上げ式門扉1によれば、直流電圧制御部15による直流電動モータ9に対する直流電圧の付与の解除に基づいて直流電圧制御部15の直流電動モータ9に対する送電部20を短絡する一方、直流電圧制御部15による直流電動モータ9に対する直流電圧の付与に基づいて前記短絡を解除する短絡回路21を具備しているために、扉6の移動停止の際に当該扉6に対して制動力を速やかに付与することができ、また、扉6の意図しない開閉動作の発生をより確実に防止することができる、また、跳ね上げ式門扉1によれば、減速機構76を具備しているために、短絡回路21による短絡によって、より効果的に扉6に対して制動力を付与することができる。
跳ね上げ式門扉1によれば、短絡回路21による短絡を強制解除する強制解除操作部22を具備しているために、強制解除操作部22の操作により短絡回路21による短絡を強制的に解除することで、例えば手動による扉6の開閉を容易にし得る。
本発明の実施の形態の例の斜視説明図である。 図1に示す例の側面視説明図である。 図1に示す例の主に支柱の側面視断面説明図である。 図1に示す例の主に支柱の側面視断面説明図である。 図1に示す例の主に支柱の平面視断面説明図である。 図1に示す例の主に到来検出手段の説明図である。 図1に示す例の一部斜視説明図である。 図1に示す例の主に直流電圧制御部に関するブロック説明図である。 図1に示す例の主に扉の開閉制御に関する説明図である。 図1に示す例の一部拡大動作説明図である。
符号の説明
1 跳ね上げ式門扉
2、3 支柱
4、5 アーム手段
6 扉
9 直流電動モータ
12 アーム回動手段
14 到来検出手段
15 直流電圧制御部
19 過電流検出部
21 短絡回路

Claims (6)

  1. 支柱と、この支柱に一端部で鉛直面内で回動自在に支持されたアーム手段と、このアーム手段の他端部に取付けられていると共にアーム手段の回動により完全開扉位置及び完全閉扉位置間において移動する扉と、アーム手段に連結されている直流電動モータを有していると共に当該直流電動モータの出力回転軸の回転に基づいてアーム手段を回動させるアーム回動手段と、アーム手段の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉の完全開扉直前位置への到来及びアーム手段の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来を検出する到来検出手段と、直流電動モータの出力回転軸を回転させるべく当該直流電動モータに対して直流電圧を付与する一方、直流電動モータの出力回転軸の回転を停止させるべく当該直流電動モータに対する直流電圧の付与を解除する直流電圧制御部とを具備しており、直流電圧制御部は、アーム手段の回動により完全開扉位置に向かって移動する扉の完全開扉直前位置への到来後におけるアーム手段の回動速度及びアーム手段の回動により完全閉扉位置に向かって移動する扉の完全閉扉直前位置への到来後におけるアーム手段の回動速度のうちの少なくとも一方の回動速度を低下させるべく、到来検出手段による扉の完全開扉直前位置への到来及び扉の完全閉扉直前位置への到来のうちの少なくとも一方の到来の検出に基づいて、直流電動モータに付与する直流電圧を降圧するようになっている跳ね上げ式門扉。
  2. 扉の完全開扉位置に向かう移動を当該完全開扉位置において禁止する禁止部材及び扉の完全閉扉位置に向かう移動を当該完全閉扉位置において禁止する禁止部材のうちの少なくとも一方を具備している移動禁止手段と、移動禁止手段により扉の移動が禁止される際に生じる直流電圧制御部から直流電動モータへの過電流を検出する過電流検出部とを具備しており、直流電圧制御部は、過電流検出部による過電流の検出に基づいて直流電動モータに対する直流電圧の付与を解除するようになっている請求項1に記載の跳ね上げ式門扉。
  3. 直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与の解除に基づいて直流電圧制御部の直流電動モータに対する送電部を短絡する一方、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与に基づいて前記短絡を解除する短絡回路を具備している請求項1又は2に記載の跳ね上げ式門扉。
  4. 短絡回路は、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与の解除の開始から終了までにおいて直流電圧制御部の直流電動モータに対する送電部の短絡状態を維持する一方、直流電圧制御部による直流電動モータに対する直流電圧の付与の開始から終了までにおいて直流電圧制御部の直流電動モータに対する送電部の短絡解除状態を維持するようになっている請求項3に記載の跳ね上げ式門扉。
  5. 短絡回路による短絡を強制解除する強制解除操作部を具備している請求項3又は4に記載の跳ね上げ式門扉。
  6. 扉及びアーム手段の自重に抗して扉を跳ね上げ方向に向かって付勢すべくアーム手段を弾性的に付勢する付勢手段を具備している請求項1から5のいずれか一項に記載の跳ね上げ式門扉。
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