JP2009291346A - コード保護具 - Google Patents

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哲 鮫島
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Abstract

【課題】テーブル等の外周縁に位置する電気機器のコード類を外力から確実に保護することができ、しかもコード類を電気機器の移動に合わせて容易に移動させることが可能なコード保護具を提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータPCのコード類F1、F2が挿通される貫通穴4b、4cを有するコード包囲部3と、テーブルT1の外周縁T1aに沿って取付けられコード包囲部3を水平方向Hに移動可能に支持するレール1とを備える。貫通穴4b、4cに挿通されたコード類F1、F2は、コード包囲部3によって覆われた状態となり、テーブルT1とテーブルT2とを突き合わせる際の外力からコード類F1、F2を保護することが可能となる。また、パーソナルコンピュータPCの移動に合わせてコード類F1、F2を容易に移動させることが可能となり、コード類F1、F2が煩雑になるのを解消することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テーブル等の外周縁に位置する電気機器のコード類を外力から確実に保護するためのコード保護具に関する。
パーソナルコンピュータは、持ち運びを容易にするため軽量化されており、事務用机だけでなく会議などにおいてテーブル上で使用される機会も多い。そこで、テーブル上でのパーソナルコンピュータの使用を配慮した事務用テーブルが開発されている(例えば、特許文献1参照)。この事務用テーブルでは、電源コードや通信用ケーブルなどの接続端子が天板の下面に隠蔽されており、天板上面側からパーソナルコンピュータへの電源供給が可能となっている。
ところで、会議などにおいては、参加者が多い場合はテーブルを多数寄せ集めて使用する場合がある。図7および図8は、テーブルを多数寄せ集めて使用する場合を示しており、テーブルT1とテーブルT2は対向して配置されている。テーブルT1は、天板T1bの四隅にそれぞれ脚T1cを有しており、テーブルT2は、天板T2bの四隅にそれぞれ脚T2cを有している。テーブルT1の天板T1b上には、パーソナルコンピュータPCが載せられている。パーソナルコンピュータPCの電源コードF1と通信用ケーブルF2は、天板T1bと天板T2bとの隙間から下方に延び、床面側の電源コンセントなどに接続されている。
特開2001−128745号公報
しかし、図7および図8のように、テーブルを多数寄せ集めて使用する場合は、テーブルを突き合わせる際に、パーソナルコンピュータPCの電源コードF1と通信用ケーブルF2がテーブルT1の外周縁T1aとテーブルT2の外周縁T2aによって挟まれ、その際の外力Kによって電源コードF1と通信用ケーブルF2に損傷部Sが生じる場合がある。このように、テーブルを寄せ集めて使用する場合は、電気機器のコード類が損傷するおそれがあるので、コード類を外力Kから確実に保護することが要求される。
また、パーソナルコンピュータPCなどの電気機器を頻繁にテーブル上で移動させることが要求される職場では、電気機器のコード類を電気機器の移動に合わせて容易に移動させることができれば、コード類が煩雑にならず便利である。特許文献1の事務用テーブルでは、天板上面側のコード類の接続位置が固定であるので、電気機器のコード類を電気機器の移動に合わせて容易に移動させることができないという問題がある。コード類の損傷やコード類が煩雑になるという問題は、事務用のテーブルだけでなく電気機器を使用する机や作業台などについても生ずる。
そこでこの発明は、テーブル等の外周縁に位置する電気機器のコード類を外力から確実に保護することができ、しかもコード類を電気機器の移動に合わせて容易に移動させることが可能なコード保護具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、電気機器のコード類が挿通される貫通穴を有するコード包囲部と、テーブル等の外周縁に沿って取付けられ前記コード包囲部を水平方向に移動可能に支持する可動支持手段と、を備えたことを特徴とするコード保護具である。
この発明によれば、コード包囲部の貫通穴に電気機器のコード類が挿通されるので、コード類はコード包囲部に覆われた状態となり、テーブル等を突き合わせる際の外力からコード類は保護される。また、コード包囲部は可動支持手段によって水平方向に移動可能に支持されるので、電気機器の移動に合わせてコード類を容易に移動させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコード保護具において、前記コード包囲部は、係合により前記可動支持手段に移動可能に支持されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のコード保護具において、前記コード包囲部は、磁力により前記可動支持手段に移動可能に支持されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコード保護具において、前記コード包囲部は、前記貫通穴が側面に開口可能に構成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、テーブル等の外周縁に位置するコード類はコード包囲部に覆われた状態となるので、テーブル等を突き合わせる際の外力からコード類を確実に保護することができる。これにより、テーブル等を寄せ集めて使用する場合でも、コード類の破損、損傷が回避でき、電気機器の寿命を高めることができる。また、テーブル等における電気機器の移動に合わせてコード類を容易に移動させることが可能となるので、コード類が煩雑になるのを解消することができ、作業能率を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、コード包囲部は係合により可動支持手段に支持されているので、レールなどを利用した係合構造とすることにより、コード包囲部との摩擦抵抗を小さくでき、コード包囲部を小さな力で水平方向へ移動させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、コード包囲部は磁力により可動支持手段に支持されているので、係合構造による場合よりも構造を簡素化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、コード包囲部は貫通穴が側面に開口可能となるように構成されているので、コード類をコード包囲部の横方向から貫通穴に入れることができ、コード類の貫通穴への挿通が容易となる。
つぎに、この発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
図1ないし図4は、この発明の実施の形態1に係る電気機器のコード保護具を示しており、とくに事務用のテーブルに適用した場合を示している。図1に示すように、テーブル等としてのテーブルT1の天板T1bの上面には、持ち運びが容易なパーソナルコンピュータPCが載せられている。天板T1bは、平面形状が長方形をした板状部材から構成されており、天板T1bの側面部は、テーブルT1の外周縁T1aを構成している。天板T1bの下面の四隅には、下方に延びる脚T1cがそれぞれ取付けられている。パーソナルコンピュータPCの背面側には、コード類としての電源コードF1や通信用ケーブルF2が接続されている。
テーブルT1の外周縁T1aにおける一辺には、パーソナルコンピュータPCの電源コードF1および通信用ケーブルF2を保護するコード保護具10が設けられている。コード保護具10は、主として可動支持手段としてのレール1と、粘着テープ2と、コード包囲部3とを有している。レール1は、テーブルT1の外周縁T1aにおけるパーソナルコンピュータPCの背面側に位置する一辺にのみ設けられている。レール1は、図4に示すように、テーブルT1の外周縁T1aの一辺に沿って水平方向Hに直線状に延びる帯状部材から構成されている。レール1は、所定の断面形状を有するアルミニウム合金などの金属部材から構成してもよいし、合成樹脂などから構成してもよい。レール1の表面1a側の幅方向の中央部には、水平方向Hに延びる摺動溝1cが形成されている。この摺動溝1cは、横断面形状がT字状となっており、これによってレール1には係合部1d、1eが形成されている。図2に示すように、レール1は、背面1bに設けられた粘着テープ2を介してテーブルT1の外周縁T1aの一辺に固定されている。この実施の形態1では、粘着テープ2を用いてレール1をテーブルT1の外周縁T1aに固定しているが、テーブルT1が木製である場合は、図4に示すように、背面1b側に開口する固定用穴1fを利用して木ネジ(図示略)で固定する構造としてもよい。
レール1には、コード包囲部3が移動可能に支持されている。コード包囲部3は、図3に示すように摺動体4とカバー5とから構成されている。摺動体4は、レール1に対して摺動性の優れた部材から構成されている。摺動体4の背面側には、レール1の摺動溝1cに移動可能に嵌合される摺接部4aが形成されている。摺接部4aの横断面形状は、図2に示すようにT字形をしており、摺動溝1cと相似形になっている。これにより、摺動体4は、レール1の摺動溝1cに沿って水平方向Hに移動自在となっている。また、摺動体4は、摺接部4aがレール1の係合部1d、1eと係合することにより、摺動溝1cから外れないようになっている。
摺動体4には、コード類を挿通させるための二つの貫通穴4b、4cが隣接して形成されており、二つの貫通穴4b、4cは摺動体4の上面と下面を貫通している。テーブルT1の外周縁T1aの近傍に位置する電源コードF1と通信用ケーブルF2は、上下方向Vに延びていることから、貫通穴4b、4cも上下方向Vに延びるように形成されている。貫通穴4bおよび貫通穴4cは、電源コードF1と通信用ケーブルF2を横方向から挿入するために、摺動体4の側面に開口している。貫通穴4b、4cの大きさ(内径)は、電源コードF1と通信用ケーブルF2の外径よりも大に設定されており、電源コードF1と通信用ケーブルF2が上下方向Vに自在に動くことが可能となっている。この実施の形態1では、貫通穴4bに通信用ケーブルF2が挿通され、貫通穴4cに電源コードF1が挿通されているが、コード類の外径が小さい場合は、一つの貫通穴に複数のコード類を挿通する構成としてもよい。
カバー5は、摺動体4に取り外し可能に取付けられている。カバー5は、略L字状に形成された板状部材から構成されている。カバー5の上面部5aは、レール1の背面1b近傍まで延びている。カバー5の上面部5aには、電源コードF1と通信用ケーブルF2を挿通させるための二つの切欠穴5c、5dが隣接して形成されている。切欠穴5c、5dは、平面形状がU字状に形成されており、摺動体4と対向する部位が開口している。カバー5の前側面部5bの裏面には、カバー5を摺動体4に取付けるための嵌合突起5e、5fが形成されている。嵌合突起5eは、摺動体4の側面部に形成された嵌合穴4dに圧入可能となっている。同様に、嵌合突起5fは、摺動体4の表側面部に形成された嵌合穴4eに圧入可能となっている。カバー5が摺動体4に取付けられた状態では、貫通穴4bと切欠穴5cが重なり、貫通穴4cと切欠穴5dが重なるようになっている。カバー5の上面部5aにおける切欠穴5cと切欠穴5dとの間には、雌ネジ5gが形成されている。図2に示すように、雌ネジ5gには固定用ネジ5hが螺合されている。固定用ネジ5hは、レール1の上面を押圧することにより、コード包囲部3をレール1の任意の位置に固定する機能を有している。
つぎに、実施の形態1におけるコード保護具10の作用について説明する。会議などの際には、持ち運びが容易なノートブック型のパーソナルコンピュータPCが参加者によって会議室内に持ち込まれ、パーソナルコンピュータPCはテーブルT1の天板T1bの上に載せられる。その後、コード包囲部3をレール1に沿って水平方向Hに移動させ、コード包囲部3をパーソナルコンピュータPCに最も近い位置させる。つぎに、この位置において、カバー5を摺動体4から取外す。カバー5の嵌合突起5e、5fは、摺動体4の嵌合穴4d、4eに軽く圧入されているだけなので、カバー5を容易に摺動体4から取外すことができる。
カバー5を摺動体4から取外した際では、貫通穴4bと貫通穴4cは摺動体4の側面に開口した状態となる。この状態で電源コードF1を貫通穴4cに挿通し、通信用ケーブルF2を貫通穴4bに挿通する。このように、カバー5を取外した状態では、貫通穴4bと貫通穴4cは摺動体4の側面に開口しているので、電源コードF1および通信用ケーブルF2を横方向から貫通穴4bと貫通穴4cに入れることができ、電源コードF1および通信用ケーブルF2を先端部から貫通穴4bと貫通穴4cに挿通する場合に比べて、挿通が著しく容易になる。また、電源コードF1および通信用ケーブルF2は、貫通穴4bと貫通穴4cに対して上下方向Vに移動自在となっているので、パーソナルコンピュータPCを前後方向に移動させても電源コードF1および通信用ケーブルF2に無理な力が作用することはない。
電源コードF1および通信用ケーブルF2の貫通穴4b、4cへの挿通が完了すると、摺動体4にカバー5を取付ける。カバー5には、コード類との干渉を回避するために切欠穴5c、5dが形成されているので、貫通穴4b、4cに挿通された電源コードF1および通信用ケーブルF2がカバー5と干渉することはない。また、カバー5の摺動体4への取付けることにより、貫通穴4b、4cの側面方向の開口部はカバー5によって覆われることになり、電源コードF1および通信用ケーブルF2が貫通穴4b、4cから抜け出ることが防止される。その後、カバー5に設けられた固定用ネジ5hを回転させ、固定用ネジ5hの先端をレール1の上面に押圧する。これにより、コード包囲部3はレール1上の所定の位置に固定され、コード包囲部3の水平方向Hの動きを阻止することができる。その後、コード包囲部3に挿通された電源コードF1および通信用ケーブルF2を床面側に設けられた電源コンセント(図示略)などに接続する。
このように、テーブルT1の外周縁T1aに位置する電源コードF1および通信用ケーブルF2は、コード包囲部3に覆われた状態となるので、テーブルT1とテーブルT2とを突き合わせる際の外力から保護され、電源コードF1および通信用ケーブルF2の破損、損傷を確実に防止することができる。また、テーブルT1とテーブルT2との間には、コード包囲部3によって隙間W1が生じることになり、テーブルT1とテーブルT2によって指が挟まれるのを防止することができる。
摺動体4は、レール1に対して摺動性の優れた部材から構成されているので、コード包囲部3を移動させる際のレール1との摩擦抵抗が小さくなり、小さな力でコード包囲部3を水平方向Hに移動させることができる。これにより、電源コードF1および通信用ケーブルF2の位置をパーソナルコンピュータPCの位置に合致させることが容易となる。実施の形態1においては、レール1に1個のコード包囲部3を支持させるようにしているが、レール1には複数のコード包囲部3を支持させることが可能である。したがって、一つのテーブルT1上でパーソナルコンピュータPCや計測器など複数の電気機器を頻繁に移動させことが必要な職場では、電気機器のコード類が煩雑になるのを解消でき、電気機器を使用した作業の能率を高めることができる。
実施の形態1では、コード保護具10を既存の事務用のテーブルT1に後付けする構成としているが、この発明はコード保護具10を予め組み込んだ新品のテーブル等にも適用可能である。また、電源コードF1および通信用ケーブルF2の外力による損傷は、テーブルT1とテーブルT2とを突き合わせる場合に限られず、テーブルT1の外周縁T1aを室内の壁面に押付ける場合にも生ずることがあり、この場合もコード保護具10によって電源コードF1および通信用ケーブルF2を保護することができる。
(実施の形態2)
図5は、この発明の実施の形態2を示しており、とくに磁力を利用してコード包囲部3を支持する場合を示している。実施の形態2が実施の形態1と異なるところは、コード包囲部3の固定構造のみであり、その他の部分は実施の形態1に準ずるので、準ずる部分に実施の形態1と同一の符号を付すことにより、準ずる部分の説明を省略する。後述する他の実施の形態も同様とする。
図5に示すように、事務用テーブルT1の外周縁には、可動支持手段としてのゴム磁石6が粘着テープ2を介して固定されている。ゴム磁石6は、事務用テーブルT1の外周縁の一辺に沿って水平方向に延びる帯状に形成されている。コード包囲部3の背面側には、鉄片7が固定されている。鉄片7は、ゴム磁石6の水平方向の任意の位置に取付け可能となっている。鉄片7は、ゴム磁石6に吸着された状態では水平方向に容易に移動することができないので、実施の形態2では固定用ネジ5hは不要となっている。
このように構成された実施の形態2においては、磁力によりコード包囲部3の鉄片7がゴム磁石6に吸着され、コード包囲部3を水平方向の任意の位置に支持することができる。電源コードF1および通信用ケーブルF2は、コード包囲部3に収納された状態となるので、テーブル等を多数寄せ集めて使用する場合でも、電源コードF1および通信用ケーブルF2は外力から保護される。また、テーブルT1とテーブルT2との間には、コード包囲部3によって隙間W2が生じることになり、テーブルT1とテーブルT2によって指が挟まれるのを防止することができる。さらに、可動支持手段としてのゴム磁石6を用いることにより、実施の形態1のレール1を用いた係合構造の場合よりも薄型にでき、隙間W2の寸法を図2の隙間W1よりも小にすることが可能となる。
(実施の形態3)
図6は、この発明の実施の形態3を示しており、実施の形態1の変形例を示している。実施の形態1においては、レール1にT字状の摺動溝1cを形成し摺動体4を係合させるようにしているが、実施の形態3では面ファスナーによる係合を利用してコード包囲部3を支持する構造を採用している。
図6に示すように、事務用テーブルT1の外周縁には、可動支持手段としてのループ部材8が粘着テープ2を介して固定されている。ループ部材8は、ループ状の微細な繊維が密集している部材であり、テーブルT1の外周縁の一辺に沿って水平方向に延びる帯状に形成されている。コード包囲部3の背面側には、面ファスナーの鉤部材9が固定されている。鉤部材9は、ループ部材8のループ状の繊維と係合可能な多数の鉤を有する部材であり、ループ部材8の水平方向の任意の位置に取付け可能となっている。鉤部材9は、ループ部材8と係合した状態では水平方向に容易に移動することができないので、実施の形態2と同様に実施の形態3では固定用ネジ5hは不要となっている。
このように構成された実施の形態3においては、コード包囲部3の鉤部材9がループ部材8と係合し、コード包囲部3を水平方向の任意の位置に支持することができる。電源コードF1および通信用ケーブルF2は、貫通穴4b、4cに挿通されコード包囲部3に覆われた状態となるので、テーブルを多数寄せ集めて使用する場合でも、電源コードF1および通信用ケーブルF2は外力から保護される。また、テーブルT1とテーブルT2との間には、コード包囲部3によって隙間W3が生じることになり、テーブルT1とテーブルT2とを突き合わせる際に、テーブルT1とテーブルT2とによって指が挟まれるのを防止することができる。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、実施の形態1において、レール1の長手方向の両端部に、テーブルT2側に突出してテーブルT1、T2の隙間を規定する隙間形成部を設け、この隙間形成部がテーブルT2に当たった状態で、カバー5の前側面部5bがテーブルT2に接触しないように、隙間形成部の突出量を設定する。これにより、テーブルT1、T2を移動しなくても、コード包囲部3をレール1上で移動させることができる。また、テーブル等の一例として事務用のテーブルT1の場合を説明したが、テーブル等には事務用のテーブルだけでなく、パーソナルコンピュータPCなどの電気機器を載せることが可能な机や作業台なども含まれる。さらに、テーブル等に載せる電気機器としては、パーソナルコンピュータPCの他に、プロジェクタ、プリンタ、計測器なども含まれる。
本発明の実施の形態1に係わるコード保護具の斜視図である。 図1のコード包囲部近傍の断面図である。 図1のコート包囲部の分解斜視図である。 図1のレールの拡大斜視図である。 本発明の実施の形態2に係わるコード保護具の断面図である。 本発明の実施の形態3に係わるコード保護具の断面図である。 テーブルを利用した電気機器の従来における使用状態を示す斜視図である。 図7のテーブルの外周縁に位置するコード類近傍の断面図である。
符号の説明
1 レール(可動支持手段)
2 粘着テープ
3 コード包囲部
4 摺動体
5 カバー
6 ゴム磁石(可動支持手段)
7 鉄片
8 ループ部材(可動支持手段)
9 鉤部材
10 コード保護具
T1 テーブル
T1a 外周縁
PC パーソナルコンピュータ(電気機器)
F1 電源コード(コード類)
F2 通信用ケーブル(コード類)

Claims (4)

  1. 電気機器のコード類が挿通される貫通穴を有するコード包囲部と、
    テーブル等の外周縁に沿って取付けられ前記コード包囲部を水平方向に移動可能に支持する可動支持手段と、
    を備えたことを特徴とするコード保護具。
  2. 前記コード包囲部は、係合により前記可動支持手段に移動可能に支持されていることを請求項1に記載のコード保護具。
  3. 前記コード包囲部は、磁力により前記可動支持手段に移動可能に支持されていることを請求項1に記載のコード保護具。
  4. 前記コード包囲部は、前記貫通穴が側面に開口可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコード保護具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000126A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 スガツネ工業株式会社 配線ガイド装置
JP2019076188A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社オカムラ 昇降機能付什器及び什器システム

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