JP2009277487A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レバー式コネクタにおいて、レバーの回動操作範囲を狭くする。
【解決手段】雌コネクタハウジングの外面に装着されたレバー6には、相互に連通する第1・第2の軸孔が形成され、支軸7との嵌合位置を変更可能である。レバー6に設けられた正転用のカム溝は、支軸7を第1軸孔8(第1位置)内に保持してレバー6を正転方向に回動すると、雄コネクタハウジングに設けられたカムフォロア4を案内して、両コネクタハウジングを途中まで嵌合させることができる。その後、支軸7を第2軸孔9(第2位置)へ移動させ、レバー6を反転方向に回動すると、反転用カム溝12はカムフォロア4を案内して雌雄コネクタハウジングを完全嵌合状態に至らしめることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
従来より、コネクタハウジング同士の嵌合を低い操作力で行うことを可能にしたレバー式コネクタが知られており、その一例として下記特許文献1のものを挙げることができる。このものにおいては、雄側コネクタに回動可能に設けられたレバーのカム溝内に雌側コネクタに突設されたカムピンを導入し、レバーを回動操作すると、てこ作用に基づいて低挿入力で両コネクタを完全嵌合状態に至らしめる、というものである。
特開平9−219247号公報
上記のものは両コネクタを嵌合の開始から完全嵌合に至らせるに必要なレバーの回動範囲が広範囲に設定されている。しかし、コネクタの周辺に種々の部材が密集して存在するような環境では、レバーの回動範囲を制約せざるを得ない事態が生じうる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーの回動範囲の狭いレバー式コネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、一方のコネクタハウジングには支軸を中心としてレバーが回動可能に装着され、他方のコネクタハウジングには前記レバーに形成されたカム溝に沿って案内され、てこ作用に基づいて前記両コネクタハウジングの嵌合を行うカムフォロアが設けられたレバー式コネクタであって、前記支軸は、前記両コネクタハウジングの嵌合初期から途中期までの間は第1位置に位置し、前記両コネクタハウジングの途中期から嵌合完了期までの間は前記第1位置から第2位置へ移動可能となっているとともに、前記カム溝は、前記支軸が前記第1位置にある状態で前記支軸を中心として前記レバーを所定方向へ回動させたときに前記カムフォロアを案内する正転用のカム溝と、この正転用のカム溝の終端に連通しかつ前記支軸が前記第2位置にある状態で前記支軸を中心として前記レバーを反転させて回動させたときに前記カムフォロアを案内する反転用のカム溝とから形成されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一方のコネクタハウジングあるいは前記レバーの一方には前記支軸が突設され、他方には支軸を回動可能に嵌合する軸孔が設けられるとともに、この軸孔は前記第1位置に対応する第1軸孔とこれに連通して形成された第2軸孔とから構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記反転用のカム溝は、前記正転用のカム溝の延出方向からほぼ折り返し状に延出して形成されていることを特徴とするものである。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、両コネクタハウジングの嵌合の開始にあたり、支軸を第1位置に位置させて所定方向へ回動させる。これに伴い、カムフォロアが第1のカム溝に沿って移動し、正転用のカム溝の終端に至ると、両コネクタハウジングは途中の深さまで嵌合する。その後、支軸を第1位置から第2位置へと移動させ、同位置を中心としてレバーを反対方向へ回動させる。これに伴って、カムフォロアは正転用のカム溝から軌道が切り替えられ、反転用のカム溝の軌道に沿って移動する。かくして、両コネクタハウジングは正規の嵌合状態に至る。このように、請求項1の発明によれば、レバーの回動操作方向を嵌合の途中で反転させて完全嵌合に至らしめることができるため、一方向の回動操作による場合に比較してレバーの回動操作範囲を小さくすることができる。したがって、請求項1の発明は、レバー周辺に操作のためのスペースが充分に確保できない状況のときに極めて有効である。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、レバーの回動中心の切り替えにあたり、第1軸孔と第2軸孔との間で支軸を移動させるだけでよいため、簡素な構造によってレバーの回動操作を確実に切り替えることができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、反転用のカム溝は正転用のカム溝から折り返し状に形成されるようにしたから、カム溝全体が形成される長さ範囲を縮小することができ、レバーの小型化に寄与することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。図中、1はプリント基板2上に固定された雄コネクタハウジングであり、全体は合成樹脂材によって角筒をなすフード状に形成されている。その内部には複数のタブ状端子(図示しない)が突出した状態で収容されている。フード部3の内面のうち両長辺部には一対のカムフォロア4が突設されている。両カムフォロア4はフード部3の幅方向の中心でかつ開口縁寄りの位置に配されている。
雌コネクタハウジング5も合成樹脂材にて一体に形成されており、フード部3内に嵌合可能である。雌コネクタハウジング5内には複数のキャビティが区画形成され、それぞれには図示しない雌端子金具が収容され、雌雄コネクタハウジング1,5が完全嵌合した状態で、雌雄の端子金具は正規の接続状態となる。
雌コネクタハウジング5の外面のうち両長辺側には一対の支軸7が突設され、両支軸7によってレバー6が回動可能に取り付けられている。両支軸7は雌コネクタハウジング5の両長辺側外面の幅方向中央部に配置されている。レバー6は、雌コネクタハウジング5の長辺側外面を挟み込むようにして対向する一対の側板6Aと、両側板6Aの端部同士を接続する操作部6Bとによって、全体が略コの字形状をなして形成されている。
両側板6Aには支軸7を嵌合させる軸孔8,9が貫通して形成されている。軸孔8,9は、共に支軸7を回動可能に挿通する第1軸孔8と第2軸孔9とから構成されている。第1・第2軸孔8,9は連絡部10を介して相互に連通している。雌雄のコネクタハウジング1,5の嵌合の開始にあたって、支軸7は第1軸孔8内に位置する。この位置が本発明における第1位置である。そして、両コネクタハウジング1,5の嵌合が所定深さまで進行した嵌合途中の時期において、支軸7は連絡部10を経て第2軸孔9へと移動され、レバー6の回動中心の切り替えがなされる。支軸7が第2軸孔9内にある位置が本発明における第2位置である。
レバー6の両側板6Aにはカムフォロア4を案内するためのカム溝11,12が貫通して形成されている。カム溝11,12は、レバー6の回動操作方向に応じて正転用カム溝11と反転用カム溝12とからなり、全体が山形状に屈曲した形状に形成されている。正転用カム溝11は、雌雄両コネクタハウジング1,5の嵌合初期から途中期までの期間のカムフォロア4の案内を担うものであり、その間のレバー6の回動方向(図3のP矢視方向)が正転方向ということになる。正転用カム溝11の一端部は両側板6Aの外縁部に開口しており、雌雄両コネクタハウジング1,5同士を緩く嵌め合わせたときに、カムフォロア4をその始端部に導入することができる。正転用カム溝11はこの始端部から徐々に第1軸孔8へ向けて接近するような略弧状をなして延出している。
正転用カム溝11の終端部には移行部13を介して反転用カム溝12が連続している。移行部13は、支軸7が第1軸孔8の終端部から第2軸孔9の始端部へ移動する動作を許容する溝幅と方向をもって形成されている(図3及び図4参照)。反転用カム溝12は移行部13との接続部分からその終端部にかけて徐々に第2軸孔9へ接近するよう、略弧状をなして延出している。反転用カム溝12は、雌雄両コネクタハウジング1,5の嵌合中期から嵌合完了に至るまでの期間のカムフォロア4の案内を担うものであり、その間のレバー6の回動方向(図5のQ矢視方向)が反転方向ということになる。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。まず、雌雄の両コネクタハウジング1,5を緩く嵌め合わせ、カムフォロア4をそれぞれ正転用カム溝11の始端部に導入する。そのもとで、操作部6Bを操作してレバー6を回動操作する。このとき、支軸7は第1位置である、第1軸孔8に位置しており、レバー6全体を、第1位置を回動中心として正転方向である、図3のP矢視方向へ回動させる。これにより、両コネクタハウジング1,5の嵌合が進行し、カムフォロア4が正転用カム溝11の終端部に至って係止した時点で、レバー6をこれ以上には正転方向に操作することができなくなる。この時点では、雌雄の端子金具同士は嵌合途上にあり、完全な接続状態には至っていない。
作業者はこの時点でレバー6全体を移動させ、支軸7を第1軸孔8から第2軸孔9へ移動させる。これに伴って、カムフォロア4が移行部13を介して正転用カム溝11から反転用カム溝12へと移動する。この状態で、レバー6を第2位置を中心として反転方向(図5のQ矢視方向)へ回動操作する。これにより、両コネクタハウジング1,5はさらに嵌合が進行しカムフォロア4が反転用カム溝12の終端にまで至ると、両コネクタハウジング1,5は完全嵌合状態になり、雌雄の端子金具同士も正規の接続状態となる。
なお、コネクタハウジング1,5同士を離脱させる場合には、上記と逆順の操作による。
以上のように、本実施形態によれば、レバー6の回動操作方向を嵌合途上で反転させるようにして完全嵌合に至らしめるに必要な嵌合ストロークを確保するようにしている。このことは、レバー6の操作範囲が限定されるような、コネクタの周辺が密集した設置環境のもとで有効である。
また、本実施形態ではレバー6の回動操作方向の切り替えを行うにあたり、回動中心の変更を伴うようにしている。これにより、正転用カム溝11と反転用カム溝12とは直接連通する関係とならず、移行部13を介して連通する関係であるため、レバー6の反転操作を行ったときに、カムフォロア4が逆行することを回避してカム溝11,12間の移行を確実に行うことができる。
さらに、本実施形態では、正転用カム溝11と反転用カム溝12を相互に折り返し状に形成している。両カム溝11,12は、このような折り返し状の形態でなく、一方のカム溝の延び方向へ略連続する形態といることも可能であるが、本実施形態の採用した折り返し形態の方が、レバー6を小型化する場合に有利である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態においては、正転用カム溝11と反転用カム溝12に設定されたレバー6の回動角度はほぼ等しいが、異なる設定としてもよい。
(2)本実施形態では、支軸7を雌コネクタハウジング5側に設け、軸孔8,9をレバー6側に設けたが、支軸7をレバー6側に設け、雌コネクタハウジング5側に軸孔8,9を設けるようにしてもよい。
雌雄コネクタハウジングが離間した状態での側面図 雌雄コネクタハウジングを緩く嵌め合わせた状態での側面図 カムフォロアが正転用カム溝の終端部に至り、コネクタハウジング同士を途中まで嵌合させた状態を示す側面図 カムフォロアを反転用カム溝の始端部に移動させた状態を示す側面図 カムフォロアが反転用カム溝の終端部に至り、コネクタハウジング同士の嵌合が完了した状態を示す側面図
符号の説明
1…雄コネクタハウジング
4…カムフォロア
5…雌コネクタハウジング
6…レバー
7…支軸
8…第1軸孔
9…第2軸孔
11…正転用カム溝
12…反転用カム溝

Claims (3)

  1. 一方のコネクタハウジングには支軸を中心としてレバーが回動可能に装着され、他方のコネクタハウジングには前記レバーに形成されたカム溝に沿って案内され、てこ作用に基づいて前記両コネクタハウジングの嵌合を行うカムフォロアが設けられたレバー式コネクタであって、
    前記支軸は、前記両コネクタハウジングの嵌合初期から途中期までの間は第1位置に位置し、前記両コネクタハウジングの途中期から嵌合完了期までの間は前記第1位置から第2位置へ移動可能となっているとともに、
    前記カム溝は、前記支軸が前記第1位置にある状態で前記支軸を中心として前記レバーを所定方向へ回動させたときに前記カムフォロアを案内する正転用のカム溝と、この正転用のカム溝の終端に連通しかつ前記支軸が前記第2位置にある状態で前記支軸を中心として前記レバーを反転させて回動させたときに前記カムフォロアを案内する反転用のカム溝とから形成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記一方のコネクタハウジングあるいは前記レバーの一方には前記支軸が突設され、他方には支軸を回動可能に嵌合する軸孔が設けられるとともに、この軸孔は前記第1位置に対応する第1軸孔とこれに連通して形成された第2軸孔とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記反転用のカム溝は、前記正転用のカム溝の延出方向からほぼ折り返し状に延出して形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレバー式コネクタ。
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