JP2009277163A - Its割込案内受信出力方法及び装置 - Google Patents

Its割込案内受信出力方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009277163A
JP2009277163A JP2008130240A JP2008130240A JP2009277163A JP 2009277163 A JP2009277163 A JP 2009277163A JP 2008130240 A JP2008130240 A JP 2008130240A JP 2008130240 A JP2008130240 A JP 2008130240A JP 2009277163 A JP2009277163 A JP 2009277163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance
interrupt
output
condition
hands
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008130240A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Sato
卓哉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2008130240A priority Critical patent/JP2009277163A/ja
Publication of JP2009277163A publication Critical patent/JP2009277163A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】ITS割込案内を受信し、車両に搭載したモニタやスピーカから割込出力するに際して、その交通案内情報を予め出力しないようにしているときでも、所定の条件による必要なときには強制出力できるようにし、またそのときのハンズフリーの作動を制限して適切な案内出力とハンズフリー制御を行う「ITS割込案内出力方法及び装置」とする。
【解決手段】路側ビーコン等から送信されるITS割込案内を受信し、受信したITS割込案内を低車速時やブレーキ作動時等の所定の出力禁止条件以外の時に、他の案内出力に割り込んで出力する。その時の所定の出力禁止時においても、ハンズフリー作動時、視界不良時等の所定の条件の時には、受信したITS割込案内を強制的に出力する。ハンズフリー搭載時は案内出力区間に入るとき、ハンズフリー使用中には通話保留とし、使用していないときには着信禁止とし、区間外に出るときはその作動を解除する。
【選択図】図6

Description

本発明は、路側等のITS情報送信機から送信されるITS案内情報を、車両内外状態の適切なときに割込受信して出力することができるようにしたITS案内受信出力方法及びその方法を実施する装置に関する。
近年の情報通信技術とナビゲーション装置の普及により、走行中の車両に対して有用な情報を提供し、車両が安全に且つ快適に走行可能とするITS(高度道路交通システム:Intelligent Transport Systems)の技術が研究され、各種試行により次第に実用化されようとしてている。特に首都高速道路は道路幅が狭くしかもカーブが多く、更に交通量が多いため交通事故が多発している。そのため特にこのような道路を走行する車両に対して、走行している車両が見ることのできない前方の交通状況を運転者等に知らせるため、路側に電波発信機としてのビーコンを設置するとともに、車両には受信機を搭載して車両で情報を受信するシステムが開発されようとしている。
このような情報の提供に際しては、見通しの悪いカーブの先の停止車両や渋滞を路側センサーで検出し、カーブに進入してくるドライバーに画像や音声で注意喚起することが考えられている。また、道路上の主要箇所の路側に設けた固定カメラにより前方を撮影し、その撮影箇所に近接する車両に対して現在の道路状況の画像を提供することも考えられている。更に現在走行している道路及び分岐方向の道路について交通渋滞の情報を、その手前側を走行している車両に対して音声等で提供し、また、前方に合流車両が存在することの情報を画像や音声で提供することも考えられている。
車両においてはこのような情報の取り込みを、ナビゲーション装置の機能の一つとして行い、そのようなナビゲーション装置を備えていない車両に対してはITS専用の受信機を搭載し、音声により前記のような各種の情報を提供することが考えられている。したがってナビゲーション装置や車両のメーカーは、それらの提供される情報を有効に利用するための研究開発が進められている。
一方、近年は携帯電話の普及により運転者も車両に携帯電話を持ち込むことが多くなり、運転中であることを知らない相手からの電話を受信することがあり、突然の電話に運転者が受けて運転に対する注意力が散漫になり、事故を起こすことが多い。そのため車両の運転中は携帯電話をかけない規制がなされるようになったものの、運転中でも電話をしなければならないことも多い。その対策として運転者は特別の操作を行うことなく、通常の車内の会話程度の注意力で安全に電話をかけることができるようにするため、ハンズフリーユニットが開発され、安価に提供されるようになっている。
前記のようにITSによって走行している車両に対して、道路前方の種々の状態を逐次送信し、車両ではこれをナビゲーション装置等で受信し、情報をモニタに表示し、車内スピーカーから音声で出力することが考えられている。その時に提供される情報は前記のような種々のものが考えられており、その情報はナビゲーション装置の通常の案内に対して割り込みで出力されることとなる。そのためナビゲーション装置のモニタには頻繁に前方の道路状況が表示され、また警告音声が出力されることとなる。
このような頻繁な案内や警告は安全のために寄与することもあるが、例えば首都高速道路を車速40km/h未満の低速で走行しているときに、前方の交通渋滞の情報を頻繁に受信して画面表示や音声出力を行うことはかえって運転者をいらいらさせることとなり、情報の提供に麻痺してしまうことにもなる。また、運転者がブレーキをかけているような車両にとって危険な状態のときには、道路状況の案内等を行うことは運転者の注意力を散漫にして更に危険な状態となってしまうことが考えられる。
そのためこのような低車速の時やブレーキ操作中の時にはITSの案内を行わないようにすることが考えられている。その機能は例えば高速道路上で交通渋滞が連続している地域内を走行していることにより40km/h未満の車両群に対しては頻繁な案内を行わないようにするか、或いは車両のナビゲーション装置等で車速センサの信号により40km/h未満の時には受信した情報を出力しないようにすることが考えられている。
なお、運転者がハンズフリーユニットで会話を行っているとき、ナビゲーション装置が案内を行う近傍に至った際には、ハンズフリーユニットに対してビープ音を出力し、運転者が会話に気を取られて経路を間違わないようにした技術は特開2006−133145号(特許文献1)として、本件出願人により提案している。
特開2006−133145号公報
ITSによる前記のような情報を受信してナビゲーション装置等の車載モニタに表示し、また音声出力するに際して、低車速の時やブレーキ作動中等の時には情報を受信してもこれを出力しないようにすることが考えられているが、そのような時にいつも情報が出力されないことは、例えば天候が雨や霧のため視界不良となっているとき、或いは夜間で周囲の状況が見にくいとき等では、単に低車速であるというだけで情報が得られないことは適切ではなく、少なくともそのような走行時には不安に思っている運転者に対しては情報を提供することが好ましいことがある。
そのような状況は前記のような前方の視界不良の時以外にも、例えば運転者がオーディオ機器の操作を行っているとき、或いはわき見運転を行っている瞬間のように、運転に対する注意力が散漫になっているときにも、低車速であっても前記のような各種のITSによる案内情報を出力した方がよいときもある。
更に、運転者がハンズフリーユニットを利用して電話をかけているときにも、低車速であってもITS情報を出力すること好ましい。但し、ハンズフリーユニットを利用しているときには、運転者が電話の相手の話に気を取られていることが多いため、ITS情報を音声で出力しても聞き取れないことが多くなる。したがって、ハンズフリーユニット使用時に前記のようなITS情報を出力するときには、何らかの対策を講じないと運転者にITS情報を確実に伝えることはできない。
また、逆にITS情報を出力しているときにハンズフリーユニットを備えた携帯電話に電話かかかってきたときにも、運転者が電話の方に気が取られるため、ITS情報を確実に伝えることができないことも考えられる。このように、ハンズフリーユニット利用時においてはITS情報を出力するという作動のみでは、ITS情報を運転者に確実に知らせることができないため、更に何らかの対策が必要となる。また、そのような対策は利用者に負担をかけることなく、自動的になされることが好ましい。
したがって本発明は、ITSによる交通案内情報を割り込みで受信し、車両に搭載したモニタやスピーカから出力するに際して、その交通案内情報を予め出力しないようにしているときでも、所定の条件による必要なときには出力できるようにすると共に、その所定の条件がハンズフリーユニット使用に対する条件であるときには、ハンズフリーユニット使用時にでも確実に、且つ自動的に交通案内情報を利用者に伝えることができるようにしたITSによる割込案内受信出力方法及びその方法を実施する装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係るITS割込案内出力方法は、前記課題を解決するため、外部から送信されるITS割込案内を受信し、前記受信したITS割込案内を所定の出力禁止条件以外の時に、他の案内出力に割り込んで出力するITS割込案内出力方法において、前記所定の出力禁止時においても所定の出力条件の時には、前記受信したITS割込案内を強制的に出力することを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記所定の出力条件が、携帯電話のハンズフリー作動時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記割込案内を受信する区間に入るとき、ハンズフリーが携帯電話を使用する作動中のときには、該ハンズフリーを保留状態にすることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記割込案内を受信する区間に入るとき、ハンズフリーが作動していないときには、該ハンズフリーを着信禁止状態にすることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記割込案内を受信する区間外に出るときは、前記ハンズフリーの保留状態または着信禁止状態を解除することを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記所定の出力条件がは、視界不良時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記所定の出力条件が、ワイパー作動時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、 前記所定の出力条件が、運転者による車内機器操作時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力方法は、前記ITS割込案内出力方法において、前記所定の出力条件が、運転者のわき見運転時であることを特徴とする。
本発明に係るITS割込案内出力装置は、前記課題を解決するため、外部から送信されるITS割込案内を受信するITS割込案内受信部と、前記受信したITS割込案内の出力を禁止する条件を設定するITS割込案内出力条件設定部と、前記ITS割込案内出力条件設定部で設定した条件以外の時に、他の案内出力に割り込んでITS割込案内を出力するITS割込案内出力部とを備えたITS割込案内出力装置において、前記ITS割込案内出力条件設定部には、前記所定の禁止条件の設定により出力を禁止されたときにおいても、強制的にITS割込案内出力を行うための条件を設定する条件設定部を備えたことを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記強制的にITS割込案内出力を行う条件が、携帯電話のハンズフリー作動時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記割込案内を受信する区間に入るとき、ハンズフリーが携帯電話を使用する作動中のときには、該ハンズフリーを保留状態にすることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記割込案内を受信する区間に入るときにおいて、ハンズフリーが作動していないときには、該ハンズフリーを着信禁止状態にすることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記割込案内を受信する区間外に出るときときは、前記ハンズフリーの保留状態または着信禁止状態を解除することを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、視界不良時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、ワイパー作動時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、運転者による車内機器操作時であることを特徴とする。
本発明に係る他のITS割込案内出力装置は、前記ITS割込案内出力装置において、前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、運転者のわき見運転時であることを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、ITSによる交通案内情報を割り込みで受信し、車両に搭載したモニタやスピーカから出力するに際して、その交通案内情報を予め出力しないようにしているときでも、所定の条件による必要なときには出力できるようになる。また、その所定の条件がハンズフリーユニット使用に対する条件であるときには、ハンズフリーユニット使用時にでも確実に、且つ自動的に交通案内情報を利用者に伝えることができるようになる。
本発明は、ITSによる交通案内情報を割り込みで受信し、車両に搭載したモニタやスピーカから出力するに際して、その交通案内情報を予め出力しないようにしているときでも、所定の条件による必要なときには出力できるようにするという課題を、外部から送信されるITS割込案内を受信し、前記受信したITS割込案内を所定の出力禁止条件以外の時に、他の案内出力に割り込んで出力するITS割込案内出力方法において、前記所定の出力禁止時においても所定の出力条件の時には、前記受信したITS割込案内を強制的に出力することにより実現し、また、外部から送信されるITS割込案内を受信するITS割込案内受信部と、前記受信したITS割込案内の出力を禁止する条件を設定するITS割込案内出力条件設定部と、前記ITS割込案内出力条件設定部で設定した条件以外の時に、他の案内出力に割り込んでITS割込案内を出力するITS割込案内出力部とを備えたITS割込案内出力装置において、前記ITS割込案内出力条件設定部には、前記所定の禁止条件の設定により出力を禁止されたときにおいても、強制的にITS割込案内出力を行うための条件を設定する条件設定部を備えた装置により実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明によるITS割込案内を受信して出力する処理を行う、ITS割込案内受信出力処理部の機能ブロック図である。図示のITS割込案内受信出力処理部1の例では、本発明を各種の態様で実施することができるようにするため、ITS割込情報を受信して出力する条件を設定するITS割込案内出力条件設定部12には、後述する種々の車両内外の状態を検出する検出部と、それに対応する出力条件設定部を備えた例を示しており、実際の装置においてはこれらの内任意のものを選択して利用することが可能である。また図1に示すような種々の条件を設定するITS割込案内受信出力条件設定部12を備えるときには、ITS割込案内受信出力条件選択設定部20によって、任意の条件を設定して使用可能とする。
図示するITS割込案内受信出力条件設定部12には、本来ITS割込案内の出力を実際に行う将来において、その機能を搭載することが好ましいと規定される、車速が高速道路走行中に40km/h未満等の低速走行時には、ITS割込案内の受信出力を行わないように条件を設定する低速走行時条件設定部13を備えている。図示の例ではこのときの車速について、首都高速道路について車速40km/h未満としたときでも、その他の高速道路については更に高速に設定し、一般道路の時には更に低車速に設定する等、種々の設定を可能とする。
また、同様にその機能を備えることが好ましいとされる案内出力禁止条件10として、ブレーキ作動中にはITS割込案内受信出力を行わないように条件を設定するブレーキ作動中の条件設定部14を備えている。これらの作動を行うため、車両内外状態検出部2には車速センサ3、及びブレーキセンサ4の各検出器を備えており、これらのセンサ信号を入力して、後述するITS割込案内受信出力可否判別部で所定の設定条件になったか否かの判別を可能としている。
前記のような、本来ITS情報を利用者に提供する区間であっても、頻繁な情報の提供はかえって利用者に不快感を与え、また情報の提供に麻痺してしまう問題を解決するための、ITSシステムで予めそのような機能を備えることが望まれるとされる、実質的な案内出力禁止条件11に対して、以降の条件はそのようなITS割込案内受信出力を行わないように設定しているときでも、情報を出力した方がよいと思われる条件を設定するための、案内強制出力条件15を設定するものである。
そのうちの一つはハンズフリー通話中15の条件であり、この条件が設定され、選択されるときには、車両内外状態検出部2のハンズフリー作動状態検出部5でその作動を検出したとき、前記のようなITS割込案内受信出力を行わないように設定しているときでも、案内受信出力を強制的に行うようにする。なお、ハンズフリーユニットについてのITS割込案内受信出力については、後に詳述する。
図1の例においてはITS割込案内出力条件として雨や霧或いは夜間等の視界が悪い条件としての雨・霧・夜間条件設定部16を備えており、このような時にはITS割込案内受信出力を行わないように設定しているときでも案内受信出力を行うようにする。そのため、雨滴センサ、照度センサ6、更にはカメラによる視界センサ等を用いて、それらの検出データを取り込む。また、ワイパー作動中条件設定部17を備え、前記のような雨天以外でも、ワイパーを作動してフロントガラスの汚れ拭き取りを行っているようなときも同様であり、ワイパー作動状態検出部7の検出によってワイパーが作動していることを検出したとき、ITS割込案内受信出力を行わないように設定しているときでも案内受信出力を行うようにする。
また、運転者車両機器操作中条件設定部18では、例えばオーディオ装置が操作されていることを検出する運転者機器操作状態検出部8の検出によって、そのようなときにはITS割込案内受信出力を行わないように設定しているときでも、案内受信出力を行うようにする。更にわき見運転中条件設定部19を備え、運転者の視線を検出する運転者視線位置検出部2で運転者がわき見運転をしていることを検出したときには、前記と同様にITS割込案内受信出力を行わないように設定しているときでも案内受信出力を行うようにする。
ITS割込案内出力条件選択設定部20では、前記のような種々の条件の設定を行うことができるITS割込案内受信出力条件設定部の中から、任意の条件を選択して設定するものであり、その際には前記のように車速40km/h未満の時、及びブレーキ作動中は案内受信出力を行わないことが求められているような、案内出力禁止条件10については、特別の理由がない限りこれを選択することとなる。但しそれ以外の条件の図1に示す案内強制出力条件に関しては、前記条件により案内受信出力を行わないとされているときでも、案内受信出力を強制的に行う案内強制出力条件11であり、必要に応じてこの中から任意に選択することとなる。
ITS割込案内受信出力可否判別部21では、ITS割込案内出力条件選択設定部20で選択した条件について、その条件に対応する車両内外状態検出部2の検出信号、及びITS割込案内出力条件設定部12で設定した条件によって、案内受信出力を行うか否かを判別する。その判別の結果案内受信出力を行う状態になったことを検出したときには、ITS割込案内出力部23において、路側に設けているビーコン電波を、ITS割込案内受信部22で受信した案内を、例えばナビゲーション装置等の表示部、及びスピーカから音声で出力する。
上記のような機能ブロックからなる本発明は、例えば図2に示す作動フローに従って順に作動させることができる。即ち図2に示すITS割込案内受信出力処理の例においては、各種の条件によりITS割込案内受信出力を行うときの例を示しており、最初にITS割込案内受信の区間に入ったか否かを判別している(ステップS1)。ここでは、例えば高速道路について、道路が曲がっていることによりその先が見えず、突然に低速走行或いは停車している車両が見えたときに事故を起こしやす箇所に設置している、ITS割込案内情報を送信するビーコンからの電波を受信し、特に案内情報が存在するときにこれを検出することによって、ITS割込案内受信の区間に入ったことを検出することができる。ここで未だその区間に入っていないと判別したときにはこの作動を繰り返して待機する。
ステップS1においてITS割込案内受信の区間に入ったと判別したときには、図示の例ではITS割込案内受信区間の機器作動処理を行っている。このときの作動は、例えばこの車両が後述するハンズフリーを搭載しているとき、この区間に入ったことを検出した際には、着信を禁止する、或いは既に電話の応答中の時には応答を保留する等の、種々の作動を行うことができる。
その後、高速道路走行中において車速が40km/h未満であるか否か、或いはブレーキ作動中か否かの判別のような、そのような条件を設定することが好ましいと規定されることが予想されている、ITS割込案内出力禁止条件になっているか否かを判別する(ステップS3)。この条件は図1において案内出力禁止条件10として示している。ここで車速が40km/h未満ではないと判別したとき、或いはブレーキの作動中ではないと判別したときには、受信したITS割込案内を、画像及び音声によって出力する。なお、車両に搭載しているITS割込案内受信出力機器が音声出力を行う機能のみを備え、画像出力機能を備えていないときには、音声のみの案内出力となる。
これらの作動は図1のITS割込案内受信出力可否判別部21において、ITS割込案内出力条件選択設定部20で、低速走行時13で設定した車速40km/h未満の条件設定、及びブレーキ作動中14の条件を選択しているとき、それらの実際の条件を取り込み、車両内外状態検出部2で検出した車速センサ3及びブレーキセンサ4の出力と比較することにより、それらの条件に当てはまらない、即ち案内出力禁止蔵件に当てはまらないときには、案内受信出力を行うものと判別し、ITS割込案内出力部23からITS割込案内受信部で受信した案内を出力することにより行う。
前記ステップS3で高速道路走行中において車速が40km/h未満であると判別したとき、及びブレーキ作動中であると判別したときのように、ITS割込案内出力禁止条件になっていると判別したときには、ITS割込案内の強制出力を行う所定の条件を満たすか否かを判別する(ステップS8)。このITS割込案内強制出力所定条件の例を、図3にステップS8の具体例としてステップS81〜S85として作動フローにより示している。なお、ここに列記する各種条件の判別順序は、任意に設定しても同様に作動する。
図3の例では、ハンズフリー中か否かを判別し(ステップS81)、ハンズフリーの受信中ではステップS4に進んでITS割込案内を、画面及び音声で出力する。なお、このハンズフリーでの受信時及びそれに関連する処理は、図4〜図6で詳述する。ステップS81でハンズフリーで受信中ではないと判別したときには、図示の例では雨や霧あるいは夜間等で視界不良の状態であるか否かを判別している(ステップS82)。ここでそのような状態であると判別したときは、ステップS81と同様に案内の出力作動を行う(ステップS4)。
同様にワイパー作動中か否か(ステップS83)、オーディオ等の車内機器を運転者が操作中か否か(ステップS84)、わき見運転検出時か(ステップS85)等の種々の条件においても、その条件を満たすときには前記のような車速条件及びブレーキ作動条件によって案内出力を行わないと設定されているときであっても、案内出力を行うように作動させることができる(ステップS4)。また、これらの条件の全てが否定されたとき、ITS割込案内受信出力が禁止される(ステップS9)。これらの各種条件は図1のITS割込案内出力条件選択設定部20の選択によって設定され、それらの条件についてITS割込案内受信出力可否判別部21が前記のように判別を行い、案内出力を行うか否かを判別することにより行われる。
上記のような作動を行うことにより、ITSによる案内情報を割り込みで受信し、車両に搭載したモニタやスピーカから出力するに際して、その案内情報を予め出力しないように禁止しているときでも、所定の条件による必要なときには強制的に出力できるようにすることが可能となる。
図2に示す例ではステップS4でITS割込案内を画面や音声で出力した後、ITS割込案内受信可能区間外になったか否かを判別している(ステップS5)。ここで未だ案内受信区間内であることを検出したときには、ITS割込案内の受信を継続し、画面及び音声による案内を継続して更新情報の受信を可能とする。ステップS6で受信可能区間外になったと判別したときには、ITS割込案内出力の区間外になったか否かの判別を行う(ステップS6)。
この判別に際しては、例えば出力している案内が前方に故障車があることの案内の時には、その故障車の存在する位置を過ぎたとき、また合流車が存在することの案内の時には、合流位置を過ぎたとき、更に前方に渋滞車両の列が存在する案内の時には、渋滞車両列に並んだ状態の時、等の適切な位置をITS割込案内出力の区間外になったものと判別することができる。
ステップS6でITS割込案内出力の区間外にはなっていないと判別したときには、図示の例では再度音声案内を出力するか否かを判別している(ステップS7)。即ち、ITS割込案内受信区間外になっても、未だITS割込案内出力の区間外になっていないときには、案内出力の画面は表示されているが、音声案内は短時間で終了するため、ここでは再度音声案内を出力するか否かを判断している。
この判断に際しては、予めITS割込案内出力の音声案内設定において、所定の設定をしておくことにより実施することができる。ステップS7で再度の音声案内の出力を行わないと判別したときには、ステップS6に戻って前記作動を繰り返し、ITS割込案内出力の区間外になったと判別したときには、案内出力を終了し(ステップS12)、再びステップS1に戻って前記作動を繰り返す。
また、ステップS9でITS割込案内出力を禁止する処理を行った後は、ITS割込案内の出力禁止条件の範囲外になったか否かを判別する(ステップS10)。即ち、前記ステップS3において低車速やブレーキ作動中等により、ITS割込案内出力禁止条件になっていることにより行われるステップS8及びS9の処理の後、例えばブレーキ作動のように短時間で解除されることも考慮し、ここで再度前記のような案内出力禁止条件の範囲外になったか否かを判別する。ここで例えばブレーキ作動が解除される等によって範囲外になったと判別したときには、ステップS4に戻ってITS割込案内の画面及び音声出力を行い、以降は前記作動を行う。
ステップS10で案内出力禁止条件の範囲外になっていないと判別したときには、ITS割込案内受信可能区間外になったか否かを判別し、未だビーコン電波を受信できていることにより、区間外にはなっていないと判別したときには、ステップS9に戻ってITS割込案内の出力禁止状態を継続する。また、その後案内出力禁止条件の範囲外になったときにはその時点でITS割込案内の出力を行うこととなる。また、ステップS11でITS割込案内受信可能区間外になったと判別したときには、ステップS1に戻って前記作動を繰り返す。
前記の例において、ITS割込案内強制出力の所定条件としてハンズフリーによって受信中であるか否かの判別処理を行う際には、同時に例えば図4〜図6に示すような処理を行うことにより、きめの細かなITS割込案内受信出力処理を行うことができる。即ち、図4に示すハンズフリーユニット制御部31は、ハンズフリーユニット自体の機能を行うハンズフリーユニット32と、それに対して更に制御信号を与える、ITS割込案内対応ハンズフリーユニット制御処理部33とを備えている。
ハンズフリーユニット32においては従来と同様の処理を行うものであり、携帯電話50とハンズフリーユニットとを、携帯電話接続具51とハンズフリーユニットの携帯電話接続部34とを通信可能に接続している。ハンズフリーユニット32ではその主要な機能として、携帯電話50における受信音声を受信音声入力部36から入力し、受信音性スピーカ出力部38で増幅してスピーカ53に出力する。また車内のマイク52からの利用者の音声は、マイク音声入力部37からマイク音声出力部35等を介して携帯電話50に出力し、通話相手に送信する。このハンズフリーユニット32には携帯電話作動制御部39を備え、後述するITS割込案内対応ハンズフリーユニット制御処理部33のハンズフリーユニット作動指示信号出力部41からの指示信号によって、携帯電話の作動を制御を行う。
ITS割込案内対応ハンズフリーユニット制御処理部33においては、携帯電話通話検出部40を備え、携帯電話50が現在通話作動中であるか、即ちハンズフリーによって通話が行われているかを検出する。またハンズフリーユニット作動指示信号出力部41においては、後述する各種の作動指示信号をハンズフリーユニットに出力し、それにより携帯電話50の作動を制御する。
携帯電話作動制御区間検出部42では、路側に設けたビーコンからの電波をITS受信機が受信したときから、例えば故障車が存在する位置を通過したとき、或いは合流車の合流する位置を通過したとき、或いは渋滞車両の列に至ったとき等の、危険な状態を走行する区間では携帯電話を利用しないように制御するため、それらの区間に存在するか否かを検出する。
通話保留指示部43においては、携帯電話作動制御区間検出部42で前記のような区間に入ったことを検出したとき、携帯電話通話検出部40で通話中であることを検出したとき、現在通話して作動しているハンズフリーユニット32に対して、通話を保留する指示を行い、これをハンズフリーユニット作動指示信号出力部41から、ハンズフリーユニット32の携帯電話作動制御部39に出力し、携帯電話作動制御部39では携帯電話50に対して電話を保留する作動を行わせる。
同様に着信禁止指示部44では、携帯電話作動制御区間検出部42で前記のような区間に入ったことを検出したとき、携帯電話通話検出部40で携帯電話が通話していないことを検出したとき、それ以降は携帯電話の着信を禁止する指示を行い、前記と同様にハンズフリーユニット作動指示信号出力部41、携帯電話作動制御部39を介して携帯電話に対して以降の着信を禁止する作動を行わせる。ここでの着信禁止状態とは、自動的に着信を行う自動着信を禁止すること、及び着信拒否の応答を行うこと、更に自動で応答保留すること等の作動状態を含む。
また、指示解除部45においては、携帯電話作動制御区間検出部42で前記のような区間から出たことを検出したとき、先に指示を行っていた通話保留或いは着信禁止指示による作動を解除する指示を行い、ハンズフリーユニット作動指示信号出力部41、携帯電話作動制御部39を介して通常のハンズフリーユニットの作動状態、即ち携帯電話の通常の使用状態とする。
図4に示す前記のようなハンズフリーユニット制御部31の各機能部と、図1に示すITS割込案内受信出力処理部1の各機能部によって、ITS割込案内受信及びその案内の出力と、ハンズフリーユニットの関連した処理を図5に示す作動フローに従って順に作動させることができる。図5に示す作動フローの例においては、最初前記図2のステップS1と同様に、ITS割込案内受信の区間に入ったか否かを判別する(ステップS21)。その判別に際しては、車両に搭載したITS受信機が、路側に設けているビーコンからの電波を受信して、割込案内が存在するか否かを検出することによって判別することができる。
受信区間に入っていないときにはこの作動を繰り返して待機し、受信区間に入ったときにはハンズフリーで通話中か否かを判別する(ステップS22)。ここでハンズフリーで通話中であると判別したときには、通話を保留にする(ステップS24)。この作動は図4の説明で述べたように、通話保留指示部43において、携帯電話作動制御区間検出部42で前記のような区間に入ったことをビーコン電波の受信により検出したときにおいて、携帯電話通話検出部40で通話中であることを検出したとき、現在通話して作動しているハンズフリーユニット32に対して、通話を保留する指示を行うことにより実施することができる。
また、ステップS22においてハンズフリー通話中ではないと判別したときには、ハンズフリーでの着信を禁止する(ステップS22)。この作動も図4の説明で述べたように、着信禁止指示部44で、携帯電話作動制御区間検出部42において前記のような区間に入ったことを検出した際には、携帯電話通話検出部40で携帯電話が通話していないことを検出したとき、それ以降は携帯電話の着信を禁止する指示をすることにより実施することができる。これらのステップS22〜S24の処理は、図2の全体の作動フローにおけるステップS2の、ITS割込案内受信区間の機器作動処理に相当する。
図5の例においてはステップS23の処理において、ハンズフリーが通話中ではない状態でのハンズフリー着信禁止処理を行った後、その後所定の判定条件を満たすか否かを判別している(ステップS25)。ここでの所定の判定条件としては種々の条件があり得るが、図2の例ではステップS3のITS割込案内出力禁止条件になっているか否かの判別に相当し、即ち、高速道路走行中において車速が40km/h未満であるか、或いはブレーキ作動中であるかの判定条件が相当する。したがってこれらの判定条件によって、車速が40km/h以上であるとき、またブレーキの作動中ではないときに所定の判定条件を満たすものとして、ITS割込案内受信画面と音声の出力を行う(ステップS26)。
また、前記ステップS24において、ハンズフリーが通話中であって通話を保留した後は、前記のようなステップS25の条件にかかわらず、常にITS割込案内受信画面及び音声の出力を行うようにしている。即ち、例えば高速道路を走行中に車速が20km/h等の低速で走行しているとき、携帯電話が着信し、ハンズフリーユニットが着信状態となって通話が行われているとき、路側のビーコンからのITS割込案内を受信したときには、本来は時速40km/h未満であることにより受信した案内を出力しないことにしているにもかかわらず、運転者はその音声案内等に気が付かずに走行してしまうことを防止するため、通話を保留状態にした後ITS割込案内の出力を行うようにしている。
その後、前記ステップS25で例えば低車速ではない、またブレーキ作動中ではない等の、所定の判定条件を満たさないとき、即ち低車速であるか或いはブレーキ作動中であるときと共にステップS27に進み、画像及び音声による割込案内の終了条件が成立したか否かを判別する。この判別に際しては、例えば故障車の位置を通過したとき、合流車が合流する地点を通過したとき、渋滞により車両が極めて低速で走行している車両の列に追いついたときのようなときには、案内出力は必要ではなくなるので、携帯電話が通話保留中か否かを判別し、ステップS24で通話保留としているときにはその通話保留を解除し、通話保留中ではないとき、即ちステップS23でハンズフリーでの着信を禁止したときにはその禁止作動を解除し、ハンズフリーでの着信を許可する(ステップS29)。
前記ステップS27において画像及び音声による割込案内の終了条件が成立していないと判別したとき、即ち、前記のような区間内であると判別したときには、ステップS25に戻って車速制限等の所定の判定条件を満たすか否かを判別し、その後の走行の状況の変化を確認して、その変化に対応し、前記作動を繰り返す。また、ステップS29でハンズフリーの着信を許可し、ステップS30で通話保留を解除した後は、ステップS21に戻って前記の作動を繰り返し、次のビーコンからのITS割込案内の受信出力とハンズフリー関連処理を継続する。
前記のような作動を行う結果、例えば図6に示すようなハンズフリーの制御処理が行われる。図6に示す例においては例えば首都高速道路において、最初地点Aに設置したビーコン路側機に至る前の状態では、ハンズフリーが非通話時であり、それにより処理Aに示すように、ハンズフリーに対しては自由な作動が許され、自動着信も許可されている(A1)。このような状態で車両が車速45km/hで走行しているとき、地点Aでビーコン路線機からの電波を受信した際には、その受信情報中にこの先の例えば300m先の地点Bに故障車が存在する情報が受信され(A2)、それによりハンズフリーを禁止状態にし、自動応答がなされる携帯電話では、その自動応答を保留する(A3)。この作動は図5のステップS23で行われる。次いでITS割込案内の出力がなされる(A4)。
その後このような状態で故障車位置Bまでのハンズフリーの禁止区間を過ぎると、処理Bとして示すように、応答禁止時の処理として、前記A3において着信が禁止されていた状態から(B1)、その着信禁止を解除し(B2)、ハンズフリー禁止は解除されることにより、自由の通話状態となる。この作動は図5のステップS29において行われる。なお、図示の例では車両が車速45km/hで走行している状態での作動を説明したが、本発明では例えば車速が30km/hの低速であっても、同様の作動を行うこととなる。
その後ハンズフリーが非通話の状態において、地点Cで電話の呼出があったとき(C1)、ここでは特にハンズフリーユニットに対する制限はないので自動着信が行われ(C2)、ハンズフリー通話がなされる(C3)。この状態で車両が時速20km/hの低速で走行しているとき、地点Dでビーコン路側機から地点Eを先頭とする渋滞が存在することの割込案内の受信を行ったときには、ハンズフリー通話時の処理Dとして次のような処理を行う。
即ち、最初ハンズフリー通話が行われているとき(D1)、渋滞区間情報を前記のようにビーコンから受信すると(D2)、ハンズフリーに対して応答保留の指示を行い(D3)、ITS割込案内を行う(D4)。この処理は図5のステップS24で行われる。ここでのITS割込案内は渋滞区間情報としてEの地点を先頭とする渋滞であることを案内するほか、現在の渋滞車両列の最終位置はE’の地点である情報を含んでいるときには、渋滞列の最後部の車両に衝突する危険を解消するためのこの地点の案内を行うようにすることが考えられる。
また、このような地点E’に到達した後は極めて低速で走行するため、以降の音声案内を継続することはうるさく感じられるため、以降の音声案内は行わないこととし、ハンズフリーによる応答を許可するようにしても良い。したがってその時の保留区間は地点Dから地点E’迄とすることもできる。
前記のように地点E’或いは地点Eを過ぎたときには応答保留時の処理Eとして示すように、応答保留状態E1からその応答の保留を解除し、通話を再開する(E2)。上記の作動態様は図5の一例に過ぎないが、上記のような作動を行うことによって、ハンズフリーを利用しているときのITS割込案内と、ハンズフリーの作動を適切に行うことができるようになる。
本発明の実施例の機能ブロック図である。 同実施例の作動フロー図である。 同作動フロー図における一部の詳細作動フロー図である。 同実施例においてハンズフリーユニットの制御を行う機能ブロック図である。 同ハンズフリーユニット使用時の作動フロー図である。 同ハンズフリーユニット使用時の作動態様を示す説明図である。
符号の説明
1 ITS割込案内受信出力処理部 2 車両内外状態検出部
3 車速センサ 4 ブレーキセンサ
5 ハンズフリー作動状態検出部 6 雨滴・照度センサ等
7 ワイパー作動状態検出器 8 運転者機器操作状態検出器
9 運転者視線位置検出器 10 案内出力禁止条件
11 案内強制出力条件 12 ITS割込案内出力条件設定部
13 低速走行時 14 ブレーキ作動中
15 ハンズフリー通話中 16 雨・霧・夜間
17 ワイパー作動中 18 運転者車内機器操作中
19 わき見運転中 20 ITS割込案内出力条件選択設定部
21 ITS割込案内出力可否判別部 22 ITS割込案内受信部
23 ITS割込案内出力部 31 ハンズフリーユニット制御部
32 ハンズフリーユニット 33 ITS割込案内対応ハンズフリーユニット制御処理部
34 携帯電話接続部 35 マイク音声出力部
36 受信音声入力部 37 マイク音声入力部
38 受信音声スピーカ出力部 39 携帯電話作動制御部
40 携帯電話通話検出部 41 ハンズフリーユニット作動指示信号出力部
42 携帯電話作動制御区間検出部 43 通話保留指示部
44 着信禁止指示部 45 指示解除部
50 携帯電話 51 携帯電話接続具
52 マイク 53 スピーカ

Claims (18)

  1. 外部から送信されるITS割込案内を受信し、前記受信したITS割込案内を所定の出力禁止条件以外の時に、他の案内出力に割り込んで出力するITS割込案内出力方法において、
    前記所定の出力禁止時においても所定の出力条件の時には、前記受信したITS割込案内を強制的に出力することを特徴とするITS割込案内出力方法。
  2. 前記所定の出力条件は、携帯電話のハンズフリー作動時であることを特徴とする請求項1記載のITS割込案内出力方法。
  3. 前記割込案内を受信する区間に入るときにおいて、ハンズフリーが携帯電話を使用する作動中のときには、該ハンズフリーを保留状態にすることを特徴とする請求項2記載のITS割込案内出力方法。
  4. 前記割込案内を受信する区間に入るときにおいて、ハンズフリーが作動していないときには、該ハンズフリーを着信禁止状態にすることを特徴とする請求項2記載のITS割込案内出力方法。
  5. 前記割込案内を受信する区間外に出るときは、前記ハンズフリーの保留状態または着信禁止状態を解除することを特徴とする請求項3または請求項4記載のITS割込案内出力方法。
  6. 前記所定の出力条件は、視界不良時であることを特徴とする請求項1記載のITS割込案内出力方法。
  7. 前記所定の出力条件は、ワイパー作動時であることを特徴とする請求項1記載のITS割込案内出力方法。
  8. 前記所定の出力条件は、運転者による車内機器操作時であることを特徴とする請求項1記載のITS割込案内出力方法。
  9. 前記所定の出力条件は、運転者のわき見運転時であることを特徴とする請求項1記載のITS割込案内出力方法。
  10. 外部から送信されるITS割込案内を受信するITS割込案内受信部と、
    前記受信したITS割込案内の出力を禁止する条件を設定するITS割込案内出力条件設定部と、
    前記ITS割込案内出力条件設定部で設定した条件以外の時に、他の案内出力に割り込んでITS割込案内を出力するITS割込案内出力部とを備えたITS割込案内出力装置において、
    前記ITS割込案内出力条件設定部には、前記所定の禁止条件の設定により出力を禁止されたときにおいても、強制的にITS割込案内出力を行うための条件を設定する条件設定部を備えたことを特徴とするITS割込案内出力装置。
  11. 前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、携帯電話のハンズフリー作動時であることを特徴とする請求項1記載のITS割込案内出力装置。
  12. 前記割込案内を受信する区間に入るときにおいて、ハンズフリーが携帯電話を使用する作動中のときには、該ハンズフリーを保留状態にすることを特徴とする請求項11記載のITS割込案内出力装置。
  13. 前記割込案内を受信する区間に入るときにおいて、ハンズフリーが作動していないときには、該ハンズフリーを着信禁止状態にすることを特徴とする請求項11記載のITS割込案内出力装置。
  14. 前記割込案内を受信する区間外に出るときときは、前記ハンズフリーの保留状態または着信禁止状態を解除することを特徴とする請求項12または請求項13記載のITS割込案内出力装置。
  15. 前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、視界不良時であることを特徴とする請求項10記載のITS割込案内出力装置。
  16. 前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、ワイパー作動時であることを特徴とする請求項10記載のITS割込案内出力装置。
  17. 前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、運転者による車内機器操作時であることを特徴とする請求項10記載のITS割込案内出力装置。
  18. 前記強制的にITS割込案内出力を行う条件は、運転者のわき見運転時であることを特徴とする請求項10記載のITS割込案内出力装置。
JP2008130240A 2008-05-18 2008-05-18 Its割込案内受信出力方法及び装置 Pending JP2009277163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008130240A JP2009277163A (ja) 2008-05-18 2008-05-18 Its割込案内受信出力方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008130240A JP2009277163A (ja) 2008-05-18 2008-05-18 Its割込案内受信出力方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009277163A true JP2009277163A (ja) 2009-11-26

Family

ID=41442505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008130240A Pending JP2009277163A (ja) 2008-05-18 2008-05-18 Its割込案内受信出力方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009277163A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172059A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 音声出力システム
JP2013102480A (ja) * 2012-12-26 2013-05-23 Mitsubishi Electric Corp 音声出力システム
EP3644297A3 (en) * 2018-10-26 2020-06-24 Baidu Online Network Technology (Beijing) Co., Ltd. Method and apparatus for controlling autonomous driving of vehicle and storage medium
JP7419179B2 (ja) 2020-07-01 2024-01-22 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877489A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Toyota Motor Corp 路車間通信装置
JPH10104001A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mazda Motor Corp ナビゲーション装置
JP2003085689A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Clarion Co Ltd 車載用情報機器
JP2006254055A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toyota Motor Corp 車載電話システム
JP2007316914A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Denso Corp 車載ナビゲーション装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877489A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Toyota Motor Corp 路車間通信装置
JPH10104001A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mazda Motor Corp ナビゲーション装置
JP2003085689A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Clarion Co Ltd 車載用情報機器
JP2006254055A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toyota Motor Corp 車載電話システム
JP2007316914A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Denso Corp 車載ナビゲーション装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172059A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 音声出力システム
JP2013102480A (ja) * 2012-12-26 2013-05-23 Mitsubishi Electric Corp 音声出力システム
EP3644297A3 (en) * 2018-10-26 2020-06-24 Baidu Online Network Technology (Beijing) Co., Ltd. Method and apparatus for controlling autonomous driving of vehicle and storage medium
JP7419179B2 (ja) 2020-07-01 2024-01-22 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5931208B2 (ja) 車載情報処理装置
JP5278292B2 (ja) 情報提示装置
JP4763537B2 (ja) 運転支援情報報知装置
WO2017149655A1 (ja) 逆走抑制装置、逆走抑制方法及び逆走抑制システム
JP2004312752A (ja) 自動車用ユーザインターフェースおよび通信システム並びに関連操作方法
US20160180677A1 (en) Apparatus for reducing driver distraction via short range vehicle communication
WO2018163471A1 (ja) 運転モード切替制御装置、システム、方法、およびプログラム
US20120185161A1 (en) Driver assistance system for a motor vehicle including a camera for detecting roadway markings
JP6826366B2 (ja) 歩行者端末装置、歩車間通信システムおよび歩行者情報送信方法
US20120188099A1 (en) Traffic signal preemption system and method
JP2021068132A (ja) 遠隔支援システム、車載装置、遠隔支援方法、及び遠隔支援プログラム
JP5025623B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP2010102529A (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP2008097251A (ja) 渋滞予測装置、運転支援装置、及び運転支援システム
JP5885853B2 (ja) 車載情報処理装置
JP2009277163A (ja) Its割込案内受信出力方法及び装置
JP4255880B2 (ja) 車両間衝突防止支援システムおよび車両間衝突防止支援装置
JP5025617B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP4453579B2 (ja) 車載電話システム
JP2006259861A (ja) ハザードウォーニングシステム
JP7070357B2 (ja) 表示制御装置
JP2007223517A (ja) 車両用ハンズフリーシステム
JP2010026951A (ja) 安全走行用の自動支援機器の制御装置
JP4924507B2 (ja) 運転支援装置
US20150025791A1 (en) Method for operating a safety system for a motor vehicle and safe system for a motor vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130521