JP2009276474A - 剥離紙付き粘着ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】単葉の粘着ラベルを剥離紙付き粘着ラベル全体から切り離す際に、剥離紙が粘着剤層から剥がれてしまわないとともに剥離紙を押さえておく必要がなく、剥離紙が単葉の粘着ラベルごとに容易に分離可能である剥離紙付き粘着ラベルを提供する。
【解決手段】ラベル基材2と同じく長さ方向分離用ミシン目により剥離紙4を分離切り離し可能とするのではなく、ミシン目の代わりに長さ方向分離用スリット11により分離可能とすることに着目し、帯状のラベル基材2と、粘着剤層3と、剥離紙4と、を有し、長さ方向分離用ミシン目によりラベル基材2を長さ方向において分離して単葉の粘着ラベル2Aを作成可能とした剥離紙付き粘着ラベルであって、長さ方向分離用ミシン目の位置に合わせた長さ方向分離用スリット11により、剥離紙4を単葉の粘着ラベル2Aごとに互いに分離可能とした。
【選択図】図3
【解決手段】ラベル基材2と同じく長さ方向分離用ミシン目により剥離紙4を分離切り離し可能とするのではなく、ミシン目の代わりに長さ方向分離用スリット11により分離可能とすることに着目し、帯状のラベル基材2と、粘着剤層3と、剥離紙4と、を有し、長さ方向分離用ミシン目によりラベル基材2を長さ方向において分離して単葉の粘着ラベル2Aを作成可能とした剥離紙付き粘着ラベルであって、長さ方向分離用ミシン目の位置に合わせた長さ方向分離用スリット11により、剥離紙4を単葉の粘着ラベル2Aごとに互いに分離可能とした。
【選択図】図3
Description
本発明は剥離紙付き粘着ラベルにかかるもので、とくに長さ方向に分離して単葉の粘着ラベルを作成可能な剥離紙付き粘着ラベルに関するものである。
従来の剥離紙付き粘着ラベル1について、これを多列粘着ラベルとした場合を例にとって図9ないし図12にもとづき概説する。
図9は、剥離紙付き粘着ラベル1の平面図、図10は、剥離紙付き粘着ラベル1の裏面図、図11は、図10のXI−XI線断面図、図12は、図10のXII−XII線断面図である。
剥離紙付き粘着ラベル1は、帯状のラベル基材2と、このラベル基材2の裏面に形成した粘着剤層3と、この粘着剤層3の裏面に仮着する剥離紙4と、を有する。
図9は、剥離紙付き粘着ラベル1の平面図、図10は、剥離紙付き粘着ラベル1の裏面図、図11は、図10のXI−XI線断面図、図12は、図10のXII−XII線断面図である。
剥離紙付き粘着ラベル1は、帯状のラベル基材2と、このラベル基材2の裏面に形成した粘着剤層3と、この粘着剤層3の裏面に仮着する剥離紙4と、を有する。
ラベル基材2は、その表面に任意のプリンター(図示せず)により、所定の内容を印字可能であるとともに、図9中の例では、ラベル基材2に形成する、たとえば一本の幅方向分離用ミシン目5によりこれを幅方向において多列(二列)に分離可能としている。
さらに、ラベル基材2および剥離紙4に形成する、複数本の長さ方向分離用ミシン目6によりラベル基材2および剥離紙4を長さ方向においてそれぞれ独立に分離して単葉の粘着ラベル2Aを作成可能としている。
さらに、ラベル基材2および剥離紙4に形成する、複数本の長さ方向分離用ミシン目6によりラベル基材2および剥離紙4を長さ方向においてそれぞれ独立に分離して単葉の粘着ラベル2Aを作成可能としている。
粘着剤層3および剥離紙4は、ラベル基材2の長さ方向に沿ってこれを形成しているとともに、ラベル基材2の裏面の一部にこれを形成している。
すなわち、とくに図10に示すように、粘着剤層3は、剥離紙付き粘着ラベル1の長さ方向に細長く帯状にこれを設けてある。
したがって、単葉の粘着ラベル2Aとしては、その裏面の一部に長さ方向に細長く粘着剤層3および剥離紙4を形成した構造であり、ラベル基材2の表面上に所定内容の情報を印字した上、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6において切り離して単葉の粘着ラベル2Aとし、粘着剤層3から剥離紙4を剥離して、必要な書類に一時的に貼り付けることにより、目印として活用することができる。
すなわち、とくに図10に示すように、粘着剤層3は、剥離紙付き粘着ラベル1の長さ方向に細長く帯状にこれを設けてある。
したがって、単葉の粘着ラベル2Aとしては、その裏面の一部に長さ方向に細長く粘着剤層3および剥離紙4を形成した構造であり、ラベル基材2の表面上に所定内容の情報を印字した上、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6において切り離して単葉の粘着ラベル2Aとし、粘着剤層3から剥離紙4を剥離して、必要な書類に一時的に貼り付けることにより、目印として活用することができる。
こうした構成の剥離紙付き粘着ラベル1において、幅方向分離用ミシン目5において全体を二列に切り離して分離する。
ついで、長さ方向分離用ミシン目6において単葉の粘着ラベル2Aを一枚ごと切り離し分離して使用することになる。
しかしながら、手作業により長さ方向分離用ミシン目6の位置においてラベル基材2および剥離紙4を切り離す際に、長さ方向分離用ミシン目6の位置でラベル基材2および剥離紙4が表裏で二重になっているので、円滑に単葉の粘着ラベル2Aとして切り離すことが困難な場合があるという問題がある。
すなわち、長さ方向分離用ミシン目6の部分の剥離紙4がラベル基材2ないし単葉の粘着ラベル2Aより小面積であるために、また、裏面側の剥離紙4の位置を確認する必要があるとともに、剥離紙4の長さ方向分離用ミシン目6を容易に切り裂くことが困難で、切裂き操作にともなって単葉の粘着ラベル2Aから剥離紙4がはがれてしまうという問題がある。したがって、剥離紙4部分が粘着剤層3からはがれないように押さえながら、単葉の粘着ラベル2Aを切り離す作業を行う必要があり、面倒であるという問題がある。
ついで、長さ方向分離用ミシン目6において単葉の粘着ラベル2Aを一枚ごと切り離し分離して使用することになる。
しかしながら、手作業により長さ方向分離用ミシン目6の位置においてラベル基材2および剥離紙4を切り離す際に、長さ方向分離用ミシン目6の位置でラベル基材2および剥離紙4が表裏で二重になっているので、円滑に単葉の粘着ラベル2Aとして切り離すことが困難な場合があるという問題がある。
すなわち、長さ方向分離用ミシン目6の部分の剥離紙4がラベル基材2ないし単葉の粘着ラベル2Aより小面積であるために、また、裏面側の剥離紙4の位置を確認する必要があるとともに、剥離紙4の長さ方向分離用ミシン目6を容易に切り裂くことが困難で、切裂き操作にともなって単葉の粘着ラベル2Aから剥離紙4がはがれてしまうという問題がある。したがって、剥離紙4部分が粘着剤層3からはがれないように押さえながら、単葉の粘着ラベル2Aを切り離す作業を行う必要があり、面倒であるという問題がある。
さらに、剥離紙付き粘着ラベル1全体をロール状に巻いたり、あるいはファンホールド状に折り畳んだ状態で使用する際に、粘着剤層3がラベル基材2と剥離紙4との間からわきに浸み出す結果、前記プリンターにおける移送に支障が出るという問題がある。
また、剥離紙4どうしあるいはラベル基材2と剥離紙4とが互いに貼り付いてしまうブロッキング現象が発生して、剥離紙4が単葉の粘着ラベルと一体にスムーズに切り離せないこと、あるいは単葉の粘着ラベル2Aの切離し作業自体に悪影響が出ること、また、剥離紙付き粘着ラベル1の製造の際に長さ方向分離用ミシン目6の形成にあたって粘着剤層3の粘着剤がラベル基材2内に入り込むため単葉の粘着ラベル2Aが切り離しにくくなること、などの諸問題がある。
また、剥離紙4どうしあるいはラベル基材2と剥離紙4とが互いに貼り付いてしまうブロッキング現象が発生して、剥離紙4が単葉の粘着ラベルと一体にスムーズに切り離せないこと、あるいは単葉の粘着ラベル2Aの切離し作業自体に悪影響が出ること、また、剥離紙付き粘着ラベル1の製造の際に長さ方向分離用ミシン目6の形成にあたって粘着剤層3の粘着剤がラベル基材2内に入り込むため単葉の粘着ラベル2Aが切り離しにくくなること、などの諸問題がある。
なお、剥離紙付き粘着ラベルとして単列の構成であっても、上述と同様の諸問題があることに変わりはない。
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、単葉の粘着ラベルを剥離紙付き粘着ラベル全体から切り離す際に、剥離紙が粘着剤層からはがれてしまわないようにした剥離紙付き粘着ラベルを提供することを課題とする。
また本発明は、単葉の粘着ラベルを切り離す際に剥離紙を押さえておく必要がなく、剥離紙が単葉の粘着ラベルごとに容易に分離可能である剥離紙付き粘着ラベルを提供することを課題とする。
また本発明は、粘着剤層がラベル基材と剥離紙との間から外部に浸み出しにくくした剥離紙付き粘着ラベルを提供することを課題とする。
また本発明は、単葉の粘着ラベルを切り離す際に粘着剤層が悪影響を及ぼすことがないようにした剥離紙付き粘着ラベルを提供することを課題とする。
すなわち本発明は、ラベル基材と同じく長さ方向分離用ミシン目により剥離紙を分離切り離し可能とするのではなく、ミシン目の代わりにスリット(長さ方向分離用スリット)により分離可能とすることに着目したもので、帯状のラベル基材と、このラベル基材の裏面に形成した粘着剤層と、この粘着剤層の裏面に仮着する剥離紙と、を有し、長さ方向分離用ミシン目により上記ラベル基材を長さ方向において分離して単葉の粘着ラベルを作成可能とした剥離紙付き粘着ラベルであって、上記長さ方向分離用ミシン目の位置に合わせた長さ方向分離用スリットにより、上記剥離紙を上記単葉の粘着ラベルごとに互いに分離可能としたことを特徴とする剥離紙付き粘着ラベルである。
上記剥離紙は、上記単葉の粘着ラベルそれぞれにおいて、上記粘着剤層より大きな面積にこれを形成することができる。
上記粘着剤層は、上記単葉の粘着ラベルそれぞれにおいて、上記ラベル基材の裏面の一部にこれを形成することができる。
上記粘着剤層は、上記単葉の粘着ラベルそれぞれにおいて、上記ラベル基材の裏面の大部分にこれを形成することができる。
上記粘着剤層および上記剥離紙は、上記ラベル基材の長さ方向に沿って、上記ラベル基材の裏面の一部にこれを設けていることができる。
本発明による剥離紙付き粘着ラベルにおいては、ラベル基材を分離する長さ方向分離用ミシン目の位置には剥離紙に同様のミシン目を形成せずに、スリット(長さ方向分離用スリット)を形成すること、すなわち、長さ方向分離用ミシン目の位置に合わせた長さ方向分離用スリットにより剥離紙を互いに分離可能としたので、単葉の粘着ラベルをラベル基材(剥離紙付き粘着ラベル)から切り離す際に、剥離紙が従来の長さ方向分離用ミシン目の部分に引っ掛からずに単葉の粘着ラベルを切り離すことができるとともに、使用にあたってこの粘着ラベルから剥離紙を簡単に剥離することができる。
さらに、この長さ方向分離用スリットの周辺に粘着剤層を形成しないように、すなわち、剥離紙を粘着剤層より大きな面積で形成すれば、単葉の粘着ラベルを切り離す際に、その単葉の粘着ラベル用の剥離紙が粘着剤層にひかれてラベル基材側の粘着剤層についてしまってはがれることがないとともに、長さ方向分離用ミシン目および長さ方向分離用スリットを形成する工程などラベル製造時にも粘着剤がミシン目やスリット内に入り込む不具合も生じない。
さらに、この長さ方向分離用スリットの周辺に粘着剤層を形成しないように、すなわち、剥離紙を粘着剤層より大きな面積で形成すれば、単葉の粘着ラベルを切り離す際に、その単葉の粘着ラベル用の剥離紙が粘着剤層にひかれてラベル基材側の粘着剤層についてしまってはがれることがないとともに、長さ方向分離用ミシン目および長さ方向分離用スリットを形成する工程などラベル製造時にも粘着剤がミシン目やスリット内に入り込む不具合も生じない。
本発明は、長さ方向分離用ミシン目の位置に合わせた長さ方向分離用スリットにより剥離紙を分離可能とし、剥離紙とともに単葉の粘着ラベルの切離し操作を円滑化可能な剥離紙付き粘着ラベルを実現した。
つぎに本発明の第1の実施例による剥離紙付き粘着ラベル10を多列粘着ラベルとした場合を例にとって、図1ないし図4にもとづき説明する。ただし、図9ないし図12と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、剥離紙付き粘着ラベル10の平面図、図2は、剥離紙付き粘着ラベル10の裏面図、図3は、図2のIII−III線断面図、図4は、図2のIV−IV線断面図である。
剥離紙付き粘着ラベル10は、既述の剥離紙付き粘着ラベル1(図9)と同様に、帯状のラベル基材2と、このラベル基材2の裏面に形成した粘着剤層3と、この粘着剤層3の裏面に仮着する剥離紙4と、を有する。
図1は、剥離紙付き粘着ラベル10の平面図、図2は、剥離紙付き粘着ラベル10の裏面図、図3は、図2のIII−III線断面図、図4は、図2のIV−IV線断面図である。
剥離紙付き粘着ラベル10は、既述の剥離紙付き粘着ラベル1(図9)と同様に、帯状のラベル基材2と、このラベル基材2の裏面に形成した粘着剤層3と、この粘着剤層3の裏面に仮着する剥離紙4と、を有する。
ラベル基材2には、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6を形成しているが、剥離紙4の単葉の粘着ラベル2Aを分離するための長さ方向分離用ミシン目6の位置に合わせた位置には、長さ方向分離用スリット11を形成し、この長さ方向分離用スリット11により剥離紙4を他の単葉の粘着ラベル2Aの剥離紙4から分離可能としている。
なお、剥離紙4は、粘着剤層3より大きな面積にこれを形成している。
すなわち、とくに図2に示すように、粘着剤層3は、剥離紙付き粘着ラベル1の長さ方向に細長く帯状にこれを設けてあるとともに、この粘着剤層3に合わせて、かつ、長さ方向分離用スリット11の周辺には粘着剤を塗布せず、剥離紙4の外形線が粘着剤層3の外側に位置するように、ないしは、粘着剤層3の外形線を外側から被覆するように、剥離紙4を仮着している。
したがって、単葉の粘着ラベル2Aとしては、その裏面の一部に粘着剤層3および剥離紙4を形成した構造であり、ラベル基材2の表面上に所定内容の情報を印字した上、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6において切り離して単葉の粘着ラベル2Aとし、粘着剤層3から剥離紙4を剥離して、必要な書類に一時的に貼り付けることができる。
すなわち、とくに図2に示すように、粘着剤層3は、剥離紙付き粘着ラベル1の長さ方向に細長く帯状にこれを設けてあるとともに、この粘着剤層3に合わせて、かつ、長さ方向分離用スリット11の周辺には粘着剤を塗布せず、剥離紙4の外形線が粘着剤層3の外側に位置するように、ないしは、粘着剤層3の外形線を外側から被覆するように、剥離紙4を仮着している。
したがって、単葉の粘着ラベル2Aとしては、その裏面の一部に粘着剤層3および剥離紙4を形成した構造であり、ラベル基材2の表面上に所定内容の情報を印字した上、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6において切り離して単葉の粘着ラベル2Aとし、粘着剤層3から剥離紙4を剥離して、必要な書類に一時的に貼り付けることができる。
こうした構成の剥離紙付き粘着ラベル10において、まず幅方向分離用ミシン目5において剥離紙付き粘着ラベル10を二列に分離する。
とくに図3に示すように、ラベル基材2には長さ方向分離用ミシン目6により、また、剥離紙4には長さ方向分離用スリット11により、それぞれ分離可能としているので、単葉の粘着ラベル2Aを剥離紙付き粘着ラベル10本体から分離させる際に、剥離紙4が隣接する剥離紙4に引っ掛かることなく、単葉の粘着ラベル2Aをスムーズに切り離し可能であるとともに、この粘着ラベル2Aから剥離紙4を剥離して粘着剤層3を露出可能である。
とくに図3に示すように、ラベル基材2には長さ方向分離用ミシン目6により、また、剥離紙4には長さ方向分離用スリット11により、それぞれ分離可能としているので、単葉の粘着ラベル2Aを剥離紙付き粘着ラベル10本体から分離させる際に、剥離紙4が隣接する剥離紙4に引っ掛かることなく、単葉の粘着ラベル2Aをスムーズに切り離し可能であるとともに、この粘着ラベル2Aから剥離紙4を剥離して粘着剤層3を露出可能である。
さらに、粘着剤層3より大きな面積で剥離紙4を形成可能であるので、長さ方向分離用スリット11の周辺に粘着剤層3がなく、その粘着剤がラベル基材2および剥離紙4の間からわきに浸み出すおそれがない。
また、剥離紙付き粘着ラベル10の製造にあたって、ラベル基材2への長さ方向分離用ミシン目6の切込み形成の際、および剥離紙4への長さ方向分離用スリット11の切込み形成の際に、それぞれの刃型に粘着剤が付着しないとともに、粘着剤が長さ方向分離用ミシン目6および長さ方向分離用スリット11内に入り込むおそれもない。
かくして、単葉の粘着ラベル2Aを切り離す際に、従来のように剥離紙4がそれにつれてはがれてしまうことがない。
また、剥離紙付き粘着ラベル10の製造にあたって、ラベル基材2への長さ方向分離用ミシン目6の切込み形成の際、および剥離紙4への長さ方向分離用スリット11の切込み形成の際に、それぞれの刃型に粘着剤が付着しないとともに、粘着剤が長さ方向分離用ミシン目6および長さ方向分離用スリット11内に入り込むおそれもない。
かくして、単葉の粘着ラベル2Aを切り離す際に、従来のように剥離紙4がそれにつれてはがれてしまうことがない。
図5は、本発明の第2の実施例による剥離紙付き粘着ラベル20を多列粘着ラベルとした場合の平面図、図6は、剥離紙付き粘着ラベル20の裏面図、図7は、図6のVII−VII線断面図、図8は、図6のVIII−VIII線断面図である。
剥離紙付き粘着ラベル20は、既述の剥離紙付き粘着ラベル1(図9)や剥離紙付き粘着ラベル10(図1)と同様に、帯状のラベル基材2と、このラベル基材2の裏面に形成した粘着剤層3と、この粘着剤層3の裏面に仮着する剥離紙4と、を有するとともに、ラベル基材2には、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6を形成し、単葉の粘着ラベル2Bを切り離し可能としている。
剥離紙付き粘着ラベル20は、既述の剥離紙付き粘着ラベル1(図9)や剥離紙付き粘着ラベル10(図1)と同様に、帯状のラベル基材2と、このラベル基材2の裏面に形成した粘着剤層3と、この粘着剤層3の裏面に仮着する剥離紙4と、を有するとともに、ラベル基材2には、幅方向分離用ミシン目5および長さ方向分離用ミシン目6を形成し、単葉の粘着ラベル2Bを切り離し可能としている。
粘着剤層3は、ラベル基材2の裏面の大部分にこれを形成しており、剥離紙4は、剥離紙付き粘着ラベル10(図1)と同様に、この粘着剤層3を完全に被覆することができる大きさにこれを形成している。
剥離紙4においては、単葉の粘着ラベル2Bを分離するための長さ方向分離用ミシン目6の位置に合わせた位置には、長さ方向分離用スリット21を形成し、この長さ方向分離用スリット21により剥離紙4を他の単葉の粘着ラベル2Bの剥離紙4から分離可能としている。
こうした構成の剥離紙付き粘着ラベル20においても、単葉の粘着ラベル2Bを剥離紙付き粘着ラベル10本体から分離させる際に、剥離紙4が隣接する剥離紙4に引っ掛かることなく、単葉の粘着ラベル2Bをスムーズに切り離し可能であるとともに、この粘着ラベル2Bから剥離紙4を剥離して粘着剤層3を露出可能である。
さらに、粘着剤層3より大きな面積で剥離紙4を形成可能であるので、粘着剤層3の粘着剤がラベル基材2および剥離紙4の間からわきに浸み出すおそれがない。
また、剥離紙付き粘着ラベル10の製造にあたって、ラベル基材2への長さ方向分離用ミシン目6、および剥離紙4への長さ方向分離用スリット11それぞれの刃型に粘着剤が付着しないとともに、粘着剤が長さ方向分離用ミシン目6および長さ方向分離用スリット11内に入り込むおそれもない。
かくして、単葉の粘着ラベル2Bを切り離す際に、従来のように剥離紙4がそれにつれてはがれてしまうことがない。
また、剥離紙付き粘着ラベル10の製造にあたって、ラベル基材2への長さ方向分離用ミシン目6、および剥離紙4への長さ方向分離用スリット11それぞれの刃型に粘着剤が付着しないとともに、粘着剤が長さ方向分離用ミシン目6および長さ方向分離用スリット11内に入り込むおそれもない。
かくして、単葉の粘着ラベル2Bを切り離す際に、従来のように剥離紙4がそれにつれてはがれてしまうことがない。
1 剥離紙付き粘着ラベル(従来、図9〜図12)
2 ラベル基材
2A ラベル基材2による単葉の粘着ラベル(図1〜図4、図9〜図12)
2B ラベル基材2による単葉の粘着ラベル(図5〜図8)
3 粘着剤層
4 剥離紙
5 幅方向分離用ミシン目
6 長さ方向分離用ミシン目
10 剥離紙付き粘着ラベル(第1の実施例、図1〜図4)
11 長さ方向分離用スリット
20 剥離紙付き粘着ラベル(第2の実施例、図5〜図8)
21 長さ方向分離用スリット
2 ラベル基材
2A ラベル基材2による単葉の粘着ラベル(図1〜図4、図9〜図12)
2B ラベル基材2による単葉の粘着ラベル(図5〜図8)
3 粘着剤層
4 剥離紙
5 幅方向分離用ミシン目
6 長さ方向分離用ミシン目
10 剥離紙付き粘着ラベル(第1の実施例、図1〜図4)
11 長さ方向分離用スリット
20 剥離紙付き粘着ラベル(第2の実施例、図5〜図8)
21 長さ方向分離用スリット
Claims (5)
- 帯状のラベル基材と、
このラベル基材の裏面に形成した粘着剤層と、
この粘着剤層の裏面に仮着する剥離紙と、を有し、
長さ方向分離用ミシン目により前記ラベル基材を長さ方向において分離して単葉の粘着ラベルを作成可能とした剥離紙付き粘着ラベルであって、
前記長さ方向分離用ミシン目の位置に合わせた長さ方向分離用スリットにより、前記剥離紙を前記単葉の粘着ラベルごとに互いに分離可能としたことを特徴とする剥離紙付き粘着ラベル。 - 前記剥離紙は、
前記単葉の粘着ラベルそれぞれにおいて、前記粘着剤層より大きな面積にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の剥離紙付き粘着ラベル。 - 前記粘着剤層は、
前記単葉の粘着ラベルそれぞれにおいて、前記ラベル基材の裏面の一部にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の剥離紙付き粘着ラベル。 - 前記粘着剤層は、
前記単葉の粘着ラベルそれぞれにおいて、前記ラベル基材の裏面の大部分にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の剥離紙付き粘着ラベル。 - 前記粘着剤層および前記剥離紙は、
前記ラベル基材の長さ方向に沿って、前記ラベル基材の裏面の一部にこれを設けていることを特徴とする請求項1記載の剥離紙付き粘着ラベル。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142790A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Ucos:Kk | 印刷用紙 |
JP2018120165A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 全日本空輸株式会社 | ラベルユニット及びライナーレスロール |
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2008
- 2008-05-13 JP JP2008126422A patent/JP2009276474A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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