JP2009272448A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線用上部金属層の接続パッド部上面に柱状電極を電解メッキにより形成するためのドライフィルムレジストをラミネートするとき、配線用上部金属層間への気泡の発生を防止した半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体ウエハ21上の全面に形成された下地金属層8の上面周辺部にリング状のレジスト高さ位置規制部27が形成され、下地金属層の上面には配線用上部金属層9が形成されている。そして、ウエハステージ31の凹部32内に半導体ウエハを上部金属層およびレジスト高さ位置規制部の上面がウエハステージの凹部の周囲における上面と面一となるように配置する。次に、ウエハステージ、上部金属層およびレジスト高さ位置規制部の上面にドライフィルムレジスト33をラミネートする。この状態で、ドライフィルムレジストと下地金属層との間に空間35が形成されており、配線用上部金属層間の気泡の発生を防止することができる。
【選択図】図16

Description

この発明は半導体装置の製造方法に関する。
従来のCSP(chip size package)と呼ばれる半導体装置には、半導体基板上に形成された配線の接続パッド部上面に柱状電極を形成し、柱状電極の周囲に封止膜を形成し、柱状電極の上面に半田ボールを形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−281614号公報
上記従来の半導体装置の製造方法において、特に、柱状電極を形成する場合には、まず、半導体ウエハ上の全面に形成された下地金属層の上面に形成された配線用上部金属層を含む下地金属層の上面に、配線用上部金属層の接続パッド部つまり柱状電極形成領域に対応する部分に開口部を有する柱状電極形成用メッキレジスト膜を形成している。
次に、下地金属層をメッキ電流路とした電解メッキを行なうことにより、柱状電極形成用メッキレジスト膜の開口部内の配線用上部金属層の接続パッド部上面に柱状電極を形成している。次に、柱状電極形成用メッキレジスト膜をレジスト剥離液を用いて剥離している。
次に、配線用上部金属層をマスクとして配線用上部金属層下以外の領域における下地金属層をエッチングして除去し、配線用上部金属層下にのみ下地金属層を残存させている。この状態では、配線用上部金属層およびその下に残存された下地金属層により、2層構造の配線が形成されている。
上記従来の半導体装置の製造方法では、柱状電極形成用メッキレジスト膜の材料としてネガ型のドライフィルムレジストを用いている(特許文献1の第11段落参照)。この場合、まず、配線用上部金属層を含む下地金属層の上面にドライフィルムレジストをラミネートし、次いで、フォトリソグラフィ技術を用いて柱状電極形成用の開口部を形成している。
ところで、特許文献1には記載が無いが、配線用上部金属層を含む下地金属層の上面にドライフィルムレジストをラミネートする方法としては、ラミネートローラを押し付けて転動させる方法がある。この場合、配線用上部金属層を含む下地金属層の凸凹な上面にドライフィルムレジストを追従性良くラミネートするために、半導体ウエハの温度を上げ、ドライフィルムレジストを軟化させることがある。
しかしながら、ドライフィルムレジストを軟化させすぎると、配線用上部金属層間に気泡が発生することがある。この場合、配線用上部金属層を含む下地金属層の凸凹な上面にドライフィルムレジストを追従性良くラミネートしているため、気泡の逃げ場が無い。そして、特に、配線用上部金属層の接続パッド部上にその近傍で発生した気泡が乗り上がって残留すると、電解メッキにより柱状電極を形成するとき、メッキ液がこの残留気泡を通して隣接する配線用上部金属層まで到達し、配線用上部金属層間でショートが発生してしまうことがある。
そこで、この発明は、配線用上部金属層間で残留気泡に起因する電解メッキ時のショートが発生しないようにすることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、半導体ウエハ上の全面に下地金属層を形成する工程と、前記下地金属層の上面周辺部にレジスト高さ位置規制部を形成する工程と、前記下地金属層の上面に複数の配線用上部金属層をその上面が前記レジスト高さ位置規制部の上面と面一となるように形成する工程と、前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面にドライフィルムレジストをその下面が前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面と面一となるようにラミネートする工程と、前記ドライフィルムレジストに対して露光および現像を行なうことにより、前記配線用上部金属層の接続パッド部に対応する部分に開口部を有する柱状電極形成用メッキレジスト膜を形成する工程と、前記下地金属層をメッキ電流路とした電解メッキを行なうことにより、前記柱状電極形成用メッキレジスト膜の開口部内の前記配線用上部金属層の接続パッド部上面に柱状電極を形成する工程と、を有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ドライフィルムレジストをラミネートする工程は、ウエハステージの上面に形成された凹部内に前記半導体ウエハを前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面が前記ウエハステージの凹部の周囲における上面と面一となるように配置する工程と、前記ウエハステージの凹部の周囲における上面と前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面とに前記ドライフィルムレジストをラミネートする工程とを含むことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ウエハステージの凹部は円形状であり、前記ドライフィルムレジストのラミネートは、長さが前記ウエハステージの凹部の直径よりも大きいラミネートローラを用いて行なうことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ドライフィルムレジストをラミネートした後に、前記ドライフィルムレジストを前記半導体ウエハの周側面に沿って切断する工程を有することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ドライフィルムレジストをラミネートする工程は、ラミネートローラを用いて、前記ドライフィルムレジストが前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面よりも下側に押し込まれないように行なう工程であることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記レジスト高さ位置規制部を形成する工程および前記配線用上部金属層を形成する工程は、前記下地金属層の上面全体に未露光のポジ型レジスト膜を形成する工程と、前記ポジ型レジスト膜に対して露光および現像を行なうことにより、配線用上部金属層形成領域に対応する部分に開口部を有する配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜を形成し、且つ、前記下地金属層の上面周辺部に前記レジスト高さ位置規制部を形成する工程と、前記下地金属層をメッキ電流路とした電解メッキを行なうことにより、前記配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜の開口部内の前記下地金属層の上面に配線用上部金属層を形成する工程と、未露光の前記配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜のみに対して露光および現像を行なうことにより、前記配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜を除去する工程と、を有することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記柱状電極を形成した後に、前記柱状電極形成用メッキレジスト膜および前記レジスト高さ位置規制部をレジスト剥離液を用いて剥離する工程と、前記配線用上部金属層をマスクとして前記下地金属層の不要な部分をエッチングして除去する工程とを有することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記下地金属層の不要な部分を除去した後に、前記柱状電極の周囲を覆う封止膜を形成する工程と、前記柱状電極上に半田ボールを形成する工程と、ダイシングにより前記半導体ウエハを切断して半導体装置を複数個得る工程とを有することを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記レジスト高さ位置規制部は前記下地金属層の上面周辺部にリング状に形成することを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、未露光の前記ポジ型レジスト膜を形成した後に、前記ポジ型レジスト膜の周辺部を除去して前記下地金属層の周辺部をメッキ用接続端子部として使用するために露出させる工程を有し、前記配線用上部金属層を形成する工程および前記柱状電極を形成する工程は、前記メッキ用接続端子部の部分にメッキ液が入り込まないようにするためのメッキ治具のシールリングを前記レジスト高さ位置規制部の上面に接触させる工程を含むことを特徴とするものである。
この発明によれば、下地金属層の上面周辺部にリング状のレジスト高さ位置規制部を形成し、下地金属層の上面に複数の配線用上部金属層をその上面がレジスト高さ位置規制部の上面と面一となるように形成し、レジスト高さ位置規制部および配線用上部金属層の上面にドライフィルムレジストをその下面がレジスト高さ位置規制部および配線用上部金属層の上面と面一となるようにラミネートしているので、ドライフィルムレジストの下面と下地金属層の上面との間つまり配線用上部金属層間に空間が形成され、したがって配線用上部金属層間に気泡が発生しないようにすることができ、ひいては配線用上部金属層間で残留気泡に起因する電解メッキ時のショートが発生しないようにすることができる。
図1はこの発明の製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図を示す。この半導体装置は、一般的にはCSPと呼ばれるものであり、シリコン基板(半導体基板)1を備えている。シリコン基板1の上面には所定の機能の集積回路(図示せず)が設けられ、上面周辺部には、2個のみを図示するが実際には多数の、アルミニウム系金属等からなる接続パッド2が集積回路に接続されて設けられている。
接続パッド2の中央部を除くシリコン基板1の上面には酸化シリコン等からなる絶縁膜3が設けられ、接続パッド2の中央部は絶縁膜3に設けられた開口部4を介して露出されている。絶縁膜3の上面にはポリイミド系樹脂等からなる保護膜5が設けられている。絶縁膜3の開口部4に対応する部分における保護膜5には開口部6が設けられている。
保護膜5の上面には複数の配線7が設けられている。配線7は、保護膜5の上面に設けられた銅等からなる下地金属層8と、下地金属層8の上面に設けられた銅からなる上部金属層9との2層構造となっている。配線7の一端部は、絶縁膜3および保護膜5の開口部4、6を介して接続パッド2に接続されている。
配線7の接続パッド部上面には銅からなる柱状電極10が設けられている。配線7を含む保護膜5の上面にはエポキシ系樹脂等からなる封止膜11がその上面が柱状電極10の上面と面一となるように設けられている。柱状電極10の上面には半田ボール12が設けられている。
次に、この半導体装置の製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基板(以下、半導体ウエハ21という)を準備する。ここで、図2において、縦線と横線とで囲まれた正方形状の領域は半導体装置形成領域22である。したがって、図2に示す縦線および横線はダイシングストリートに対応する領域である。
次に、図3は図2のIII−III線に沿う断面図を示す。この場合、図3は、左側から右側に向かって、半導体ウエハ21の左側の周辺部の部分の断面図、半導体ウエハ21の1つの半導体装置形成領域22の部分の断面図、半導体ウエハ21の右側の周辺部の部分の断面図を示す。
図3に示すように、半導体ウエハ21の半導体装置形成領域22上にはアルミニウム系金属等からなる接続パッド2、酸化シリコン等からなる絶縁膜3およびポリイミド系樹脂等からなる保護膜5が形成され、接続パッド2の中央部は絶縁膜3および保護膜5に形成された開口部4、6を介して露出されている。半導体ウエハ21の周辺部上には絶縁膜3および保護膜5のみが形成されている。なお、図2においては、絶縁膜3および保護膜5の開口部4、6は、あまりに小さくなるため、図示していない。
次に、図4に示すように、絶縁膜3および保護膜5の開口部4、6を介して露出された接続パッド2の上面を含む保護膜5の上面全体に下地金属層8を形成する。この場合、下地金属層8は、無電解メッキにより形成された銅層のみであってもよく、またスパッタにより形成された銅層のみであってもよく、さらにスパッタにより形成されたチタン等の薄膜層上にスパッタにより銅層を形成したものであってもよい。
次に、下地金属層8の上面全体に、ノボラック系樹脂からなるポジ型の液状レジストを塗布し、未露光のポジ型レジスト膜23を形成する。次に、図5および図6に示すように、ポジ型レジスト膜23の周辺部をエッジリンス法により除去し、下地金属層8の周辺部をメッキ用接続端子部8aとして使用するために露出させる。
次に、図7に示すように、ポジ型レジスト膜23の周辺部上面に第1の遮光リング24を配置する。次に、複数(例えば3行3列の合計9つ)の半導体装置形成領域22に対応するサイズの第1の露光マスク(配線用上部金属層形成用露光マスク)25を準備する。この場合、第1の露光マスク25は配線用上部金属層9形成領域に対応する部分を透過部25aとされ、それ以外を遮光部25bとされたものからなっている。
次に、第1の露光マスク25を用いたステップ露光を行なうことにより、ポジ型レジスト膜23を露光する。すると、半導体装置形成領域22に対応する部分におけるポジ型レジスト膜23においては、上部金属層9形成領域に対応する領域が露光部となり、それ以外の領域が非露光部となる。半導体装置形成領域22の周囲に対応する部分におけるポジ型レジスト膜23においては、第1の遮光リング24によって覆われた領域が非露光部となり、それ以外の領域が第1の露光マスク25の露光パターンに応じて露光される。
次に、図8および図9に示すように、現像を行なうと、半導体装置形成領域22においては、上部金属層9形成領域に対応する部分に開口部26a(図8では、あまりに小さくなるため、図示せず)を有する第1のメッキレジスト膜(配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜)26が形成される。半導体装置形成領域22の周囲においては、下地金属層8の上面においてメッキ用接続端子部8aの内側に第1の遮光リング24によって覆われたポジ型レジスト膜23からなるリング状のレジスト高さ位置規制部27が形成され、その内側における第1のメッキレジスト膜26に第1の露光マスク25の露光パターンに応じたダミー開口部26bが形成される。
次に、図10に示すように、レジスト高さ位置規制部27の上面外周側半分にメッキ治具のシールリング28を接触させ、且つ、メッキ用接続端子部8aの上面にメッキ治具の給電部材(図示せず)を接触させ、下地金属層8をメッキ電流路とした銅の電解メッキを行う。すると、半導体装置形成領域22においては、第1のメッキレジスト膜26の開口部26a内の下地金属層8の上面に上部金属層9が形成される。半導体装置形成領域22の周囲においては、レジスト高さ位置規制部27の内側における第1のメッキレジスト膜26のダミー開口部26b内の下地金属層8の上面にダミー上部金属層9aが形成される。
ここで、第1のメッキレジスト膜26およびレジスト高さ位置規制部27の厚さは、形成すべき上部金属層9およびダミー上部金属層9aの厚さと同一となっている。したがって、形成された上部金属層9およびダミー上部金属層9aの上面は第1のメッキレジスト膜26およびレジスト高さ位置規制部27の上面と面一となる。ところで、メッキ治具のシールリング28をリング状のレジスト高さ位置規制部27の上面外周側半分に接触させているので、メッキ液がメッキ用接続端子部8aの部分に入り込むことはない。すなわち、レジスト高さ位置規制部27は、後述する役目のほかに、そのような役目も兼ねている。
次に、図11に示すように、レジスト高さ位置規制部27の上面全体に第2の遮光リング29を配置する。次に、第2の遮光リング29を露光マスクとして第1のメッキレジスト膜26に対して全面露光を行なう。すると、第2の遮光リング29によって覆われたレジスト高さ位置規制部27はそのまま非露光部となるが、それ以外の第1のメッキレジスト膜26はすべて露光部となる。次に、図12に示すように、現像を行なうと、第1のメッキレジスト膜26がすべて除去され、レジスト高さ位置規制部27のみが残存される。
次に、図13および図14に示すように、ウエハステージ31を準備する。このウエハステージ31は、平面正方形状の板状であり、上面中央部に平面円形状の凹部32を有する構造となっている。ウエハステージ31の凹部32の直径は半導体ウエハ21の直径よりもある程度大きく、深さは半導体ウエハ21、絶縁膜3、保護膜5、下地金属層8および上部金属層9の合計厚さと同一となっている。次に、ウエハステージ31の凹部32内に半導体ウエハ21を上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面がウエハステージ31の凹部32の周囲における上面と面一となるように配置する。
次に、図15および図16に示すように、ウエハステージ31の凹部32の周囲における上面および上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面に、アクリル系樹脂からなる正方形状のネガ型のドライフィルムレジスト33をラミネートローラ34で押さえ付けながらラミネートする。
この場合、ドライフィルムレジスト33のサイズは、ウエハステージ31の凹部32のサイズよりもある程度大きく、ウエハステージ31のサイズよりもやや小さくなっている。ラミネートローラ34の長さはドライフィルムレジスト33の一辺の長さよりも長くなっている。したがって、ラミネートローラ34でドライフィルムレジスト33を押さえ付けながらラミネートするとき、ラミネートローラ34がウエハステージ31の凹部32の周囲における上面にドライフィルムレジスト33を介して当接することにより、ラミネートローラ34の下限位置が規制される。
この結果、ドライフィルムレジスト33は、ウエハステージ31の凹部32内において上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面よりも下側に押し込まれることがなく、上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面にラミネートされる。すなわち、ドライフィルムレジスト33はその下面が上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面と面一となるように高さ位置規制されてラミネートされる。
この状態では、ドライフィルムレジスト33の下面と下地金属層8の上面との間には空間35が形成されている。すなわち、配線用上部金属層9間およびダミー配線用上部金属層9a間には空間35が形成されている。したがって、配線用上部金属層9間およびダミー配線用上部金属層9a間に気泡が発生しないようにすることができる。この結果、後で説明するが、柱状電極10形成用の電解メッキを行なうとき、配線用上部金属層9間およびダミー配線用上部金属層9a間で残留気泡に起因するショートが発生しないようにすることができる。
次に、図17に示すように、カッタ36の刃先をウエハステージ31の凹部32内に位置させて、ドライフィルムレジスト33を半導体ウエハ21の周側面に沿って切断し、半導体ウエハ21上のみにドライフィルムレジスト33を残存させる。次に、図18に示すように、ドライフィルムレジスト33の周辺部上面に第3の遮光リング37を配置する。この場合、第3の遮光リング37の内径はレジスト高さ位置規制部27の内径(つまり図7に示す第1の遮光リング24の内径よりもある程度大きくなっているが、同じ寸法であってもよい。
次に、複数(例えば3行3列の合計9つ)の半導体装置形成領域22に対応するサイズの柱状電極形成用露光マスク38を準備する。この場合、柱状電極形成用露光マスク38は上部金属層9の接続パッド部(柱状電極10形成領域)に対応する部分を遮光部38aとされ、それ以外を透過部38bとされたものからなっている。
次に、柱状電極形成用露光マスク38を用いたステップ露光を行なうことにより、ドライフィルムレジスト33を露光する。すると、半導体装置形成領域22に対応する部分におけるドライフィルムレジスト33においては、上部金属層9の接続パッド部(柱状電極10形成領域)に対応する領域が非露光部となり、それ以外の領域が露光部となる。半導体装置形成領域22の周囲に対応する部分におけるドライフィルムレジスト33においては、第3の遮光リング37によって覆われた領域が非露光部となり、それ以外の領域が柱状電極形成用露光マスク38の露光パターンに応じて露光される。
次に、図19に示すように、現像を行なうと、半導体装置形成領域22においては、上部金属層9の接続パッド部(柱状電極10形成領域)に対応する部分に開口部39aを有する第2のメッキレジスト膜(柱状電極形成用メッキレジスト膜)39が形成される。半導体装置形成領域22の周囲においては、レジスト高さ位置規制部27の上面外周側半分以上におけるドライフィルムレジスト33が除去され、その内側における第2のメッキレジスト膜39に柱状電極形成用露光マスク38の露光パターンに応じたダミー開口部(図示せず)が形成される。この状態では、レジスト高さ位置規制部27の上面外周側半分以上およびメッキ接続端子部8aは露出されている。
ここで、レジスト高さ位置規制部27は、非露光のボジ型レジスト膜からなり、第2のメッキレジスト膜39によって覆われているが、第2のメッキレジスト膜39が露光部によって形成されることにより、ドライフィルムレジスト33を露光するとき、第3の遮光リング37下以外の領域が同時に露光される。また、アクリル系樹脂からなるネガ型のドライフィルムレジスト33の現像液としては、一般に、アルカリ系の現像液(Na2CO3、TMAH:テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド等)を使用するが、この現像液によってノボラック系樹脂からなるポジ型のレジスト高さ位置規制部27が現像される等侵されることはない。
次に、図20に示すように、レジスト高さ位置規制部27の上面外周側約半分に上記と同様のメッキ治具のシールリング28を接触させ、且つ、メッキ用接続端子部8aの上面にメッキ治具の給電部材(図示せず)を接触させ、下地金属層8をメッキ電流路とした銅の電解メッキを行う。すると、半導体装置形成領域22においては、第2のメッキレジスト膜39の開口部39a内の上部金属層の接続パッド部上面に柱状電極10が形成される。半導体装置形成領域22の周囲においては、図示していないが、第2のメッキレジスト膜39のダミー開口部内のダミー上部金属層の接続パッド部上面にダミー柱状電極が形成される。
ここで、第2のメッキレジスト膜39の開口部39aおよびダミー開口部は柱状電極10形成領域およびタミー柱状電極形成領域に対応する部分にのみ形成されているため、空間35は第2のメッキレジスト膜39によって覆われている。したがって、メッキ液が空間35内に入り込むことはない。また、この場合も、メッキ治具のシールリング28をレジスト高さ位置規制部27の上面外周側約半分に接触させているので、メッキ液がメッキ用接続端子部8aの部分に入り込むことはない。
次に、第2のメッキレジスト膜39およびレジスト高さ位置規制部27を同時に剥離する。例えば、モノエタノールアミン系の剥離液は、アクリル系樹脂からなるネガ型の第2のメッキレジスト膜39およびノボラック系樹脂からなるポジ型のレジスト高さ位置規制部27の双方を剥離することができる。そこで、モノエタノールアミン系の剥離液を用いて、第2のメッキレジスト膜39およびレジスト高さ位置規制部27を同時に剥離する。
次に、上部金属層9およびダミー上部金属層9aをマスクとして下地金属層8の不要な部分をエッチングして除去すると、図21に示すように、上部金属層9およびダミー上部金属層9a下にのみ下地金属層8が残存される。この状態では、上部金属層9およびその下に残存された下地金属層8により2層構造の配線7が形成され、ダミー上部金属層9aおよびその下に残存された下地金属層8により2層構造のダミー配線7aが形成されている。
次に、図22に示すように、柱状電極10、ダミー柱状電極(図示せず、以下、その説明を省略する)、配線7およびダミー配線7aを含む保護膜5の上面にエポキシ系樹脂等からなる封止膜11をその厚さが柱状電極10の高さよりもやや厚くなるように形成する。したがって、この状態では、柱状電極10の上面は封止膜11によって覆われている。
次に、封止膜11および柱状電極10の上面側を適宜に研磨することにより、図23に示すように、柱状電極10の上面を露出させ、且つ、この露出された柱状電極10の上面を含む封止膜11の上面を平坦化する。次に、図24に示すように、柱状電極10の上面に半田ボール12を形成する。次に、ダイシング工程を経ると、図1に示す半導体装置が複数個得られる。
なお、上記実施形態では、図14に示すように、ウエハステージ31の凹部32内に半導体ウエハ21を上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面がウエハステージ31の凹部32の周囲における上面と面一となるように配置しているが、すなわち、凹部32を有するウエハステージ31を用いているが、次に、凹部32を有するウエハステージ31を用いない場合について説明する。
例えば、図16を参照して説明すると、上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面に常温でドライフィルムレジスト33をラミネートローラで低加圧力(0.1MPa以下)で押さえ付けながらラミネートする。すると、ドライフィルムレジスト33が上部金属層9、ダミー上部金属層9aおよびレジスト高さ位置規制部27の上面よりも下側に押し込まれないようにすることができる。この場合、ラミネートローラの硬度を低くしたりラミネート速度を上げたりすると、ラミネートローラによるドライフィルムレジスト33に対する実質的な加圧力を低減することができる。
この発明の一実施形態としての製造方法により製造された半導体装置の断面図。 図1に示す半導体装置の製造に際し、当初準備したものの平面図。 図2のIII−III線に沿う断面図。 図3に続く工程の断面図。 図4に続く工程の平面図。 図5のVI−VI線に沿う断面図。 図6に続く工程の断面図。 図7に続く工程の平面図。 図8のIX−IX線に沿う断面図。 図9に続く工程の断面図。 図10に続く工程の断面図。 図11に続く工程の断面図。 図12に続く工程の断面図。 図8のXIV−XIV線に沿う断面図。 図14に続く工程の断面図。 図8のXVI−XVI線に沿う断面図。 図16に続く工程の断面図。 図17に続く工程の断面図。 図18に続く工程の断面図。 図19に続く工程の断面図。 図20に続く工程の断面図。 図21に続く工程の断面図。 図22に続く工程の断面図。 図23に続く工程の断面図。
符号の説明
1 シリコン基板
2 接続パッド
3 絶縁膜
5 保護膜
7 配線
8 下地金属層
8a メッキ用接続端子部
9 上部金属層
10 柱状電極
11 封止膜
12 半田ボール
21 半導体ウエハ
22 半導体装置形成領域
23 ポジ型レジスト膜
24 第1の遮光リング
25 第1の露光マスク
26 第1のメッキレジスト膜
27 レジスト高さ位置規制部
28 メッキ治具のシールリング
29 第2の遮光リング
31 ウエハステージ
32 凹部
33 ドライフィルムレジスト
34 ラミネートローラ
35 空間
36 カッタ
37 第3の遮光リング
38 柱状電極形成用露光マスク
39 第2のメッキレジスト膜

Claims (10)

  1. 半導体ウエハ上の全面に下地金属層を形成する工程と、
    前記下地金属層の上面周辺部にレジスト高さ位置規制部を形成する工程と、
    前記下地金属層の上面に複数の配線用上部金属層をその上面が前記レジスト高さ位置規制部の上面と面一となるように形成する工程と、
    前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面にドライフィルムレジストをその下面が前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面と面一となるようにラミネートする工程と、
    前記ドライフィルムレジストに対して露光および現像を行なうことにより、前記配線用上部金属層の接続パッド部に対応する部分に開口部を有する柱状電極形成用メッキレジスト膜を形成する工程と、
    前記下地金属層をメッキ電流路とした電解メッキを行なうことにより、前記柱状電極形成用メッキレジスト膜の開口部内の前記配線用上部金属層の接続パッド部上面に柱状電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記ドライフィルムレジストをラミネートする工程は、ウエハステージの上面に形成された凹部内に前記半導体ウエハを前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面が前記ウエハステージの凹部の周囲における上面と面一となるように配置する工程と、前記ウエハステージの凹部の周囲における上面と前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面とに前記ドライフィルムレジストをラミネートする工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の発明において、前記ウエハステージの凹部は円形状であり、前記ドライフィルムレジストのラミネートは、長さが前記ウエハステージの凹部の直径よりも大きいラミネートローラを用いて行なうことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項2に記載の発明において、前記ドライフィルムレジストをラミネートした後に、前記ドライフィルムレジストを前記半導体ウエハの周側面に沿って切断する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1に記載の発明において、前記ドライフィルムレジストをラミネートする工程は、ラミネートローラを用いて、前記ドライフィルムレジストが前記レジスト高さ位置規制部および前記配線用上部金属層の上面よりも下側に押し込まれないように行なう工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1に記載の発明において、前記レジスト高さ位置規制部を形成する工程および前記配線用上部金属層を形成する工程は、
    前記下地金属層の上面全体に未露光のポジ型レジスト膜を形成する工程と、
    前記ポジ型レジスト膜に対して露光および現像を行なうことにより、配線用上部金属層形成領域に対応する部分に開口部を有する配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜を形成し、且つ、前記下地金属層の上面周辺部に前記レジスト高さ位置規制部を形成する工程と、
    前記下地金属層をメッキ電流路とした電解メッキを行なうことにより、前記配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜の開口部内の前記下地金属層の上面に配線用上部金属層を形成する工程と、
    未露光の前記配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜のみに対して露光および現像を行なうことにより、前記配線用上部金属層形成用メッキレジスト膜を除去する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載の発明において、前記柱状電極を形成した後に、前記柱状電極形成用メッキレジスト膜および前記レジスト高さ位置規制部をレジスト剥離液を用いて剥離する工程と、前記配線用上部金属層をマスクとして前記下地金属層の不要な部分をエッチングして除去する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7に記載の発明において、前記下地金属層の不要な部分を除去した後に、前記柱状電極の周囲を覆う封止膜を形成する工程と、前記柱状電極上に半田ボールを形成する工程と、ダイシングにより前記半導体ウエハを切断して半導体装置を複数個得る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項6に記載の発明において、前記レジスト高さ位置規制部は前記下地金属層の上面周辺部にリング状に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の発明において、未露光の前記ポジ型レジスト膜を形成した後に、前記ポジ型レジスト膜の周辺部を除去して前記下地金属層の周辺部をメッキ用接続端子部として使用するために露出させる工程を有し、前記配線用上部金属層を形成する工程および前記柱状電極を形成する工程は、前記メッキ用接続端子部の部分にメッキ液が入り込まないようにするためのメッキ治具のシールリングを前記レジスト高さ位置規制部の上面に接触させる工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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