JP2009246727A - 通信装置及びその補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スーパーフレームタイマ部の誤差補正を簡易に行うこと。
【解決手段】通信装置1は、第1基準クロック信号S1を生成する基準クロック生成部2と、基準クロック生成部2により生成された第1基準クロック信号S1に基づいて、スーパーフレームの周期を計時するスーパーフレームタイマ部3aと、を備える。さらに、通信装置1は、無線通信を行うと共に、第2基準クロック信号S2を生成する物理層部4と、基準クロック生成部2により生成された第1基準クロック信号S1と、物理層部4により生成された第2基準クロック信号S2と、に基づいて、スーパーフレームタイマ部3aの計時における誤差を補正するタイマ補正部3bと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信を行う通信装置及びその補正方法に関し、詳細には、スーパーフレーム周期を計時する際に生じる誤差の補正を行う通信装置及びその補正方法に関するものである。
超広帯域無線(UWB)を使用してUSB通信を無線化した、WUSBによる通信形態において、複数のWUSBデバイスが、1つのWUSBホストを中心にして接続されている。これらWUSBホスト及びWUSBデバイスは、WiMedia規格で定義されたスーパーフレームという周期に基づいて、無線通信を実施している。したがって、WUSBホスト及びWUSBデバイスのスーパーフレームを、WiMedia規格に定義された周期に合わせる必要が生じる。なお、WiMedia規格において、スーパーフレーム周期を計時するスーパーフレームタイマ部(Super Frame Timer)の精度許容範囲は、20ppmと規定されている。
したがって、このWiMedia規格に準拠するWUSBホスト及びWUSBデバイスは、上記精度許容範囲内で、各スーパーフレームタイマ部を動作させなくてはならない。なお、スーパーフレームタイマ部の精度が、上記精度許容範囲外の値となる場合に、他のWUSBデバイスとの間で通信衝突が発生し、データ転送に障害が生じる虞がある。そこで、WUSBホスト及びWUSBデバイスの各スーパーフレームタイマ部の精度が、上記精度許容範囲内となるように、各スーパーフレームタイマ部を補正する必要が生じる。
例えば、スーパーフレームタイマ部は、システムクロック信号に基づいて制御されている。また、システムクロック信号の精度は、外部水晶発振子に依存するものであり、この外部水晶発振子の精度が低下すると、システムクロック信号の精度も低下する。これにより、スーパーフレームタイマ部の精度も低下し、上記精度許容範囲外となる虞がある。
上記スーパーフレームタイマ部の精度の補正方法の1つとして、外部水晶発振子を変更する方法がある。この方法において、ボード回路の決定後に負荷容量が机上で算出され、この負荷容量に合う外部水晶発振子がボード回路に実装される。なお、外部水晶発振子の発振周波数自体は、その水晶発振子の特性によって決まる。
また、ソフトウェアによるスーパーフレームタイマ部の精度の補正方法として、外部測定器を使用して、レジスタ部の比率値(Ratio値)Rを適正値に修正する方法がある。なお、この比率値Rとは、システムクロックとスーパーフレームタイマ部の固有周期(固定サイクル)との比率を設定する値である。このスーパーフレームタイマ部の補正方法において、まず、外部測定器により測定されるWUSBホストのスーパーフレーム周期(例えば、65539us)が、規格値(65536us)対して、どの位ずれているのかを示す差分値(この場合、65539us−65536us=3us)が算出される。そして、最適な比率値Rがこの差分値を用いて算出され、SerialROM内に初期値として設定される。さらに、再度、外部測定器を用いて、スーパーフレーム周期が期待値に補正されたことを確認する。
一方で、特許文献1において、RTC部からのクロック信号と基準クロック発生部からのクロック信号とを比較して周波数誤差を算出し、この周波数誤差に基づいて、RTC補正を自動的に行う携帯電話機が開示されている。
特開2004−282264号公報
しかしながら、上記外部水晶発振子を変更する補正方法は、外部水晶発振子の差し替えや半田付けを行う作業が必要になり、ユーザの負担が増加する。また、上記ソフトウェアによる補正方法においては、上記差分値を算出する際に、外部測定器による測定が必要となるため、この外部測定器による制約を受けることとなる。さらに、最終的な比率値Rを求める際に人を介した計算処理が必要となるため、ユーザの負担が増加する。なお、上記特許文献1に開示された携帯電話機において、RTC補正が行われているが、スーパーフレームタイマ部によって計時されるスーパーフレーム周期の誤差補正に関して開示されていない。
本発明の一態様は、第1基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、前記基準クロック生成部により生成された前記第1基準クロック信号に基づいて、スーパーフレームの周期を計時するスーパーフレームタイマ部と、を備える通信装置であって、無線通信を行うと共に、第2基準クロック信号を生成する物理層部と、前記基準クロック生成部により生成された前記第1基準クロック信号と、前記物理層部により生成された前記第2基準クロック信号と、に基づいて、前記スーパーフレームタイマ部の前記計時における誤差を補正するタイマ補正部と、を備えることを特徴とする通信装置である。
この一態様によれば、タイマ補正部は、WiMedia規格を満たした物理層部により生成された第2基準クロック信号を基準にして、スーパーフレームタイマ部の計時における誤差を自動的に補正する。したがって、スーパーフレームタイマ部の誤差補正を簡易に行うことができる。
他方、本発明の一態様は、第1基準クロック信号を生成する第1基準クロック生成工程と、前記第1基準クロック生成工程で生成された前記第1基準クロック信号に基づいて、スーパーフレームの周期を計時するスーパーフレーム計時工程と、を含む通信装置の補正方法であって、物理層部により無線通信を行うと共に、第2基準クロック信号を生成する第2基準クロック生成工程と、前記第1基準クロック生成工程で生成された前記第1基準クロック信号と、前記第2基準クロック生成工程で生成された前記第2基準クロック信号と、に基づいて、前記スーパーフレームタイマ部の前記計時における誤差を補正するタイマ補正工程と、を含む、ことを特徴とする通信装置の補正方法であってもよい。
この一態様によれば、タイマ補正工程において、WiMedia規格を満たした物理層部により生成された第2基準クロック信号を基準にして、スーパーフレームタイマ計時工程の計時における誤差が自動的に補正される。したがって、スーパーフレームタイマ部の誤差補正を簡易に行うことができる。
本発明によれば、スーパーフレームタイマ部の誤差補正を簡易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら一実施形態を挙げて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る通信装置を搭載したWUSBホスト及びWUSBデバイスの一構成例を示す図である。
図1に示す如く、WUSBによる通信形態において、複数のWUSBデバイス101が、1つのWUSBホスト100を中心にして接続されている。ここで、WUSBとは、超広帯域無線(Ultra Wide Band:以下、UWB)を使用して、USB通信を無線化したものである。また、USB(Universal Serial Bus)とは、PCと周辺機器との間の接続を目的としたインターフェースの規格である。さらに、WUSBホスト100とは、例えば、USBインターフェースを制御するコントローラであり、PCに搭載されている。WUSBデバイス101とは、PCに接続される周辺機器を指す。
WUSBによる無線データ通信において、MAC(Medium Access Control:媒体アクセス制御)を通信媒体とし、時間区切りの単位(周期)としてスーパーフレーム(Super Frame)が定義されている。また、このMACは、データ送受信を実施するためのUWBプロトコルの策定などを行っている、非営利組織(WiMedia Alliance)の規格(以下、WiMedia規格と称す)に基づいて、定められている。
WUSBホスト100及び各WUSBデバイス101は、WiMedia規格で定義されたスーパーフレームという周期に従って無線通信を実施している。なお、スーパーフレームは、1区切り(1周期)で65536usとなっている。また、1つのスーパーフレーム内は、さらに256個のエリアに分割されている。このエリアは、MAS(Medium access slots)と呼ばれ、1MASは256usとなっている。WUSBホスト100は、データ転送のスケジュールを全て制御しており、WUSBデバイス101は、WUSBホスト100の制御指示に従ってデータ転送を行う。WUSBホスト100は、データ転送のためにスーパーフレーム内のMASを予約し、データ転送のスケジュールを行う。
図2は、本発明の一実施形態に係る通信装置の機能ブロック図である。本実施形態に係る通信装置1は、第1基準クロック信号S1を生成する基準クロック生成部2と、基準クロック生成部2により生成された第1基準クロック信号S1に基づいて、スーパーフレームの周期(時間)を計時するスーパーフレームタイマ部3aと、を備えている。
また、通信装置1は、WUSB通信を行うと共に、第2基準クロック信号S2を生成する物理層部4と、基準クロック生成部2により生成された第1基準クロック信号S1と、物理層部4により生成された第2基準クロック信号S2と、に基づいて、スーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期の誤差を補正するタイマ補正部3bと、を備えている。本実施形態によれば、タイマ補正部3bは、WiMedia規格を満たす物理層部4の第2基準クロック信号S2を基準にして、スーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期の誤差を、自動的に補正する。このため、スーパーフレームタイマ部3aの誤差補正を簡易に行うことができる。
図3は、本実施形態に係る通信装置1のシステム構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る通信装置1は、例えば、WUSBホスト100に装着されるインターフェースボードである。
本実施形態に係る通信装置1は、外部水晶発振子2と、制御部3と、物理層部4と、記憶部5と、アンテナ部6と、を備えている。
制御部3は、制御処理、演算処理等を行うCPU(Central Processing Unit)等から構成されており、例えば、LSIチップが用いられている。また、制御部3は、スーパーフレーム周期を計時するスーパーフレームタイマ部3aと、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正するタイマ補正部3bと、処理データ等を記憶するレジスタ部3cと、を有している。
スーパーフレームタイマ部3aは、予め設定された比率値Rに基づいて、スーパーフレーム周期(65536us)を計時する(スーパーフレーム計時工程)。したがって、比率値Rが増減され補正されることで、スーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期の誤差を補正することができる。ここで、比率値(Ratio値)Rとは、後述のシステムクロックと、スーパーフレームタイマ部3aの固有周期(固定サイクル)との比率を設定する値(0.0〜1.0)である。
タイマ補正部3bは、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正することで、スーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期の誤差を、WiMedia規格に従った精度許容範囲内(20ppmの範囲内)に補正する(タイマ補正工程)。レジスタ部3cには、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rが設定される。制御部3には、外部水晶発振子2、物理層部4、及び記憶部5が接続されている。
外部水晶発振子(基準クロック生成部)2は、例えば、略30MHzの第1基準クロック信号S1を生成し、この第1基準クロック信号S1を制御部3に対して供給する(第1基準クロック生成工程)。制御部3は、PLL(Phase Locked Loop:位相同期回路)を用いて、供給された第1基準クロック信号S1を2艇倍し、60MHzのシステムクロック信号として使用する。
物理層部(PHY:Physical layer)4には、アンテナ部6が接続されている。WUSBホスト100に搭載された通信装置1の物理層部4は、アンテナ部6を介して、各WUSBデバイス101との間でWUBS通信を行う。なお、物理層部4としては、例えば、物理層(PHY)LSIが用いられている。
物理層部4は、第2基準クロック信号S2を生成するクロック生成部4aと、データを記憶するレジスタ部4bと、を有している。クロック生成部4aは、第2基準クロック信号(PHYクロック信号)S2を生成し、この生成した第2基準クロック信号S2を、制御部3に対して供給している(第2基準クロック生成工程)。なお、第2基準クロック信号S2は、WiMedia MAC PHY Interfaceの規格に基づいた20ppmの精度を満たすように構成されている。
記憶部5は、制御部3が実行するための制御プログラム、各種設定データ等が記憶されている。なお、記憶部5として、例えば、SerialROMが用いられている。
ところで、外部水晶発振子は、外部に搭載される水晶発振子であるため、WiMedia規格に基づいた20ppmの精度を満たしていない虞がある。したがって、従来、スーパーフレームタイマ部が、外部水晶発振子により生成された第1基準クロック信号のみを用いて、スーパーフレーム周期を計時した場合(図4)に、スーパーフレーム周期の誤差がWiMedia規格の精度許容範囲外となる虞がある。
そこで、本実施形態に係る通信装置1において、タイマ補正部3bは、外部水晶発振子2からの第1基準クロック信号S1だけでなく、WiMedia規格を満たした物理層部4のクロック生成部4aにより生成された第2基準クロック信号S2をも用いて、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正する(図5)。これにより、タイマ補正部3bは、WiMedia規格を満たす物理層部4の第2基準クロック信号S2を基準にして、スーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期の誤差を、WiMedia規格の精度許容範囲内に自動的に補正する。したがって、スーパーフレームタイマ部3aの誤差補正を簡易かつ高精度に行うことができる。
例えば、通信装置1が大量に製造された場合に、その製造直後若しくは使用過程で、各通信装置1のスーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期に、誤差が生じ得る。この場合でも、本実施形態に係る通信装置1によれば、タイマ補正部3bがスーパーフレームタイマ部3aの計時における誤差を、WiMedia規格の精度許容範囲内に自動的に補正する。したがって、ユーザ自身が専門知識(WUSB製品の知識、WiMedia規格の知識等)を有しない場合でも、簡易にスーパーフレームタイマ部3aの誤差補正が可能となる。また、特別な外部測定器を使用せずに、上記誤差補正が可能となるため、コスト低減にも繋がる。
次に、図5に示す如く、タイマ補正部3bが、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正する補正方法について、詳細に説明する。
図6は、物理層部4における基準となる全アクセス応答時間T1の算出方法の処理フローを示すフローチャートである。
まず、タイマ補正部3bは、物理層部4のクロック生成部4aがレジスタ部4bの特定アドレスXにアクセスする際のアクセス応答時間t1を計測し、そのアクセス回数nを設定する(ステップS101)。
また、タイマ補正部3bは、アクセス応答時間t1の計測をn回繰り返し(ステップS 102)、n回繰り返したときの全アクセス応答時間T1(T1=t1×n)を算出し(ステップS103)、この全アクセス応答時間T1を後述の基準値として設定する。
次に、上記タイマ補正部3bにより算出された基準値の全アクセス応答時間T1を用いて、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正する際の補正処理フローについて、詳細に説明する。図7は、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正するための補正処理フローの一例を示すフローチャートである。
タイマ補正部3bは、外部水晶発振子2からのシステムクロック信号が、レジスタ部4bの特定アドレスXへアクセスする際のアクセス応答時間t2を計測する(ステップS201)。
また、タイマ補正部3bは、アクセス応答時間t2の計測をn回繰り返し(ステップS202)、n回繰り返したときの全アクセス応答時間T2(T2=t2×n)を算出する(ステップS203)。
さらに、タイマ補正部3bは、上記算出した物理層部4のクロック生成部4aによる全アクセス応答時間T1と、外部水晶発振子2による全アクセス応答時間T2と、を比較して、全アクセス応答時間T1と全アクセス応答時間T2とが同一(T1=T2)であるか否かを判断する(ステップS204)。
タイマ補正部3bは、全アクセス応答時間T1と全アクセス応答時間T2とが同一であると判断したとき(ステップS204のYES)、本補正処理を終了する。この場合、制御部3のレジスタ部3cに設定された比率値Rは、補正されない。このため、スーパーフレームタイマ部3aは、初期設定された比率値Rを用いて、スーパーフレーム周期の計時を行う。
一方、タイマ補正部3bは、全アクセス応答時間T1と全アクセス応答時間T2とが同一でない(T1>T2又はT1<T2)と判断したとき(ステップS204のNO)、レジスタ部3cに設定された比率値Rを補正し(ステップS205)、本補正処理を終了する。
この場合、タイマ補正部3bは、まず、基準値の全アクセス応答時間T1と全アクセス応答時間T2との差分値ΔT(ΔT=|T2−T1|)を算出する。そして、タイマ補正部3bは、算出された差分値ΔTが減少するように(差分値ΔTが0となるように)、記憶部5に記憶された比率値Rを補正する。これにより、WiMedia規格を満たした物理層部4のクロック生成部4aにより生成された、第2基準クロック信号S2を基準にして、比率値Rを適正値に補正することができる。
以上、本実施形態に係る通信装置1において、タイマ補正部3bは、外部水晶発振子2からの第1基準クロック信号S1と、WiMedia規格を満たした物理層部4のクロック生成部4aからの第2基準クロック信号S2と、に基づいて、スーパーフレームタイマ部3aの比率値Rを補正する。これにより、タイマ補正部3bは、WiMedia規格を満たす物理層部4の第2基準クロック信号S2を基準にして、スーパーフレームタイマ部3aによって計時されるスーパーフレーム周期の誤差を、精度許容範囲内に自動的に補正することができる。すなわち、スーパーフレームタイマ部3aの誤差補正を簡易に行うことができる。
なお、本発明を実施するための最良の形態について一実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした一実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明の実施形態に係る通信装置を搭載したWUSBホスト及びWUSBデバイスの一構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。 従来のスーパーフレームタイマ部が外部水晶発振子により生成された第1基準クロック信号のみを用いてスーパーフレームの周期を計時する構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るタイマ補正部が、外部水晶発振子2からの第1基準クロック信号と、物理層部からの第2基準クロック信号とを用いて、スーパーフレームタイマ部を補正する構成を示す図である。 物理層部における基準となる全アクセス応答時間T1の算出方法の処理フローを示すフローチャートである。 スーパーフレームタイマ部の比率値Rを補正するための補正処理フローの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 通信装置
2 外部水晶発振子
3 制御部
3a スーパーフレームタイマ部
3b タイマ補正部
3c レジスタ部
4 物理層部
4a クロック生成部
4b レジスタ部
5 記憶部
6 アンテナ部
100 WUSBホスト
101 WUSBデバイス
S1 第1基準クロック信号
S2 第2基準クロック信号

Claims (4)

  1. 第1基準クロック信号を生成する基準クロック生成部と、
    前記基準クロック生成部により生成された前記第1基準クロック信号に基づいて、スーパーフレームの周期を計時するスーパーフレームタイマ部と、を備える通信装置であって、
    無線通信を行うと共に、第2基準クロック信号を生成する物理層部と、
    前記基準クロック生成部により生成された前記第1基準クロック信号と、前記物理層部により生成された前記第2基準クロック信号と、に基づいて、前記スーパーフレームタイマ部の前記計時における誤差を補正するタイマ補正部と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置であって、
    前記タイマ補正部は、前記第1基準クロック信号と前記スーパーフレームタイマ部の固有周期との比である比率値を補正することで、前記誤差の補正を行う、ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項2記載の通信装置であって、
    前記物理層部はレジスタ部を有しており、
    前記タイマ補正部は、前記基準クロック生成部からの前記第1基準クロック信号が前記レジスタ部にアクセスするアクセス時間と、前記物理層部からの前記第2基準クロック信号が前記レジスタ部にアクセスするアクセス時間と、に基づいて、前記比率値を補正する、ことを特徴とする通信装置。
  4. 第1基準クロック信号を生成する第1基準クロック生成工程と、
    前記第1基準クロック生成工程で生成された前記第1基準クロック信号に基づいて、スーパーフレームの周期を計時するスーパーフレーム計時工程と、を含む通信装置の補正方法であって、
    物理層部により無線通信を行うと共に、第2基準クロック信号を生成する第2基準クロック生成工程と、
    前記第1基準クロック生成工程で生成された前記第1基準クロック信号と、前記第2基準クロック生成工程で生成された前記第2基準クロック信号と、に基づいて、前記スーパーフレームタイマ部の前記計時における誤差を補正するタイマ補正工程と、を含む、ことを特徴とする通信装置の補正方法。
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