JP2009240496A - 遊技盤ユニット、及び遊技機 - Google Patents

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Akira Kudo
朗 工藤
Hideomi Asai
秀臣 浅井
Satoshi Yoshizaki
聡 吉崎
Koji Ito
功次 伊藤
Kazutomo Namiiri
和知 波入
Shigeo Miyake
重夫 三宅
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【課題】複雑な制御手段によらず、簡素な構造によって遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させる時間を遅延させることができる遊技盤ユニット及び遊技機を提供すること。
【解決手段】この遊技盤ユニットは、遊技領域を流下する遊技媒体を流入させる流入口及び流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と流入が容易な状態とを実現する動作部材を有する流入ユニット8と、遊技領域を流下する遊技媒体23の流下速度を低減させる流下遅延部材38と、を備えており、流下速度を低減された遊技媒体23に対して遊技領域を後続して流下する後続遊技媒体40が接触することを契機として、流下遅延部材38によって流下速度が低減された遊技媒体23の流下速度を増加させつつ、遊技媒体23を流入ユニット8の流入口8aに向けて流下させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技盤ユニット及び遊技機に係り、特に遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を一時的に低減する機能を有する遊技盤ユニット等に関する。
パチンコ機においては、発射された球が遊技領域(遊技盤面上又はその近傍に形成された領域であって、球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で球が遊技領域内の障害釘(ゲージともいう。)や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
また、パチンコ機には、遊技領域を流下する遊技媒体を貯留させる遊技媒体貯留手段を備えたものがある。遊技媒体貯留手段は、いわゆる遊技媒体の入賞の権利を保留するものではなく、遊技領域を流下する遊技媒体そのものを物理的かつ一時的に保持して、遊技媒体の流下タイミングを遅延させるものである。このような遊技媒体貯留手段としては、例えば遊技媒体を物理的に保持し、一定時間毎に貯留した遊技媒体を落下可能な状態にするものや、遊技媒体を物理的に保持し、遊技者が手元のボタン等を押圧することで貯留した遊技媒体を落下可能な状態にするものがある。
しかし、これら遊技媒体貯留手段は、いずれも遊技媒体の流下タイミングを遅延するにあたって遊技性を加味した制御がなされているものではなかった。そこで、本出願人は、遊技媒体貯留手段における遊技媒体の貯留の解除にあたって遊技性を加味し、遊技性を付与しつつ遊技媒体を流下させるタイミングを遅延できるパチンコ機を提案している(特許文献1参照)。
このパチンコ機は、打球が入賞可能な入賞口と、入賞口への入賞を契機に抽選を行う抽選手段と、遊技盤面に弾発された打球を貯留させる打球貯留手段と、を備えており、抽選結果が特定の入賞態様となった際に打球貯留手段の貯留を解除する。したがって、一時的に打球の流下速度を低減させ、打球の流下タイミングを遅延させるものである。このパチンコ機によれば、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技媒体を流下させるタイミングを遅延させることが可能となる。
ところで、上述のパチンコ機のように、入賞口への入賞を契機として抽選を行うパチンコ機において、抽選結果が大当たりとなった際に、所定の入賞口を所定時間開放して入賞口へ遊技球を入賞させることにより、通常の遊技状態より多くの景品球を遊技者に付与するように構成するものがある。
このようなパチンコ機は、大当たりとなった際に開放される入賞口により多くの球を入賞させることが好ましい。そのため、遊技球貯留手段によって球を貯留しておき、大当たりとなって入賞口が開放するタイミングで遊技者が遊技球貯留手段の貯留を解除する操作を行うように構成したものが提案されている(特許文献2参照)。すなわち、入賞口に球を到達するタイミングを遅延させて、大当たりとなった際に多くの球を入賞口に入賞させることができる。
特開2003−299785号公報 特開2007−267881号公報
特許文献1に記載のパチンコ機は、抽選結果に基づいて打球貯留手段の貯留の解除を行うため、遊技媒体の貯留の解除について遊技性を付与することができるが、抽選結果に基づいて遊技媒体の貯留を解除させる制御手段が必要であり、制御手段によらずに遊技媒体を流下させるタイミングを遅延させることができなかった。
また、特許文献2に記載のパチンコ機においても、遊技者が操作する操作手段及びこの操作に基づく遊技媒体の貯留を解除させる制御手段が必要であり、これら操作手段及び制御手段によらずに遊技媒体を流下させるタイミングを遅延させることができなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、複雑な制御手段によらず、簡素な構造によって遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させることができる遊技盤ユニット及び遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての遊技盤ユニットは、遊技媒体の流下による遊技を実現するための遊技領域が構成される遊技盤と、遊技領域を流下する遊技媒体を流入させる流入口及び流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と流入が容易な状態とを実現する動作部材を有する流入ユニットと、遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を低減させる流下遅延部材と、を備え、流下遅延部材及び流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体の少なくともいずれか一方に対して遊技領域を後続して流下する後続遊技媒体が接触することを契機として、流下遅延部材によって流下速度が低減された遊技媒体の流下速度を増加させつつ、遊技媒体を流入ユニットの流入口に向けて流下させるように構成される。
流下遅延部材によって遊技媒体の流下速度を低減させることで、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させることができる。また、遊技領域を流下する後続遊技媒体の流下態様を契機として、流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ、この遊技媒体を流入ユニットの流入口に向けて流下させることができる。すなわち、複雑な制御手段を必要とせず、簡素な構造の流下遅延部材によって、一時的に流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に到達するタイミングを遅延させることができる。
複数の遊技媒体が所定間隔を空けて遊技領域を流下しており、流入ユニットの流入口に到達するタイミングに所定時間の差が生じる場合であっても、一方の遊技媒体を流下遅延部材によって流入ユニットの流入口に到達させるタイミングを遅らせ、他方の遊技媒体を流下遅延部材によらず遊技領域を流下させることにより、所定時間の差を減少させ、略同時に複数の遊技媒体を流入ユニットの流入口へ到達させることが可能となる。
例えば、遊技媒体として遊技球を用いる場合にあっては、遊技球は発射装置により1個ずつ遊技領域に発射され、その発射数は通常1分間に100発以下となっている。したがって、遊技領域に打ち出される遊技球の間隔は少なくとも0.6秒である。すなわち、流下遅延部材によって遊技媒体の流入口への流下を少なくとも0.6秒遅延させることにより、次いで発射される遊技球と合わせて流入ユニットの流入口へ遊技媒体を導くことが可能となる。流入ユニットとして入賞口を用いる場合には、複数の遊技媒体を略同時に流入ユニットの流入口に流入させることにより、複数の球の入賞による利益を遊技者に付与し、遊技者の利益を高めることが可能となる。
また、流下遅延部材によって流下速度が低減された遊技媒体は、後続遊技媒体が接触することを契機として、流下速度を増加されつつ流入ユニットの流入口に向けて流下する。遊技媒体の流下速度を変化させる契機は、遊技領域を流下する遊技媒体の流下態様に基づくものであり、その流下態様は一定ではなく偶発的に変化するため、遊技者の遊技媒体の流下態様への関心を高めることが可能となる。
ここで遊技媒体としては、典型的には遊技機としてのパチンコ機に使用される球(パチンコ球)が概念されるが、もちろん、遊技領域をコインが流下するコインゲーム等においては、そのコインが遊技媒体に該当する。また、流下遅延部材によって流下速度を低減する遊技媒体は、単数であってもよいし複数であってもよく、遊技性等に応じて適宜設定することが好ましい。
なお、流下遅延部材によって流下速度を低減する遊技媒体は、単数であっても複数であってもよく、更に、流下遅延部材から流入ユニットの流入口へ向けて流下する遊技媒体は、流下速度が低減された遊技媒体が一度に全部流下するように構成してもよいし、流下速度が低減された遊技媒体のうち一部の遊技媒体が流下して、複数回に分けて流入口に向けて流下するように構成してもよい。
ここで流下速度とは、単位時間あたりの鉛直成分の移動量であり、換言すると鉛直成分の移動速度である。流下遅延部材による遊技媒体の流下速度の低減とは、遊技領域を流下する遊技媒体が流下遅延部材の影響を受ける前後を比較して流下速度が低減していればよい概念であり、流下遅延部材によって流下速度が低減された結果、遊技媒体が流下しない場合(流下速度ゼロ)も含む概念である。また、後続遊技媒体による接触が契機となる遊技媒体の流下速度の増加とは、後続遊技媒体の接触による影響を受ける前後を比較して流下速度が増加していればよい概念である。
流下遅延部材は、遊技媒体の流下速度を低減させる機能及び所定の契機により遅延させた遊技媒体の流下速度を増加させつつ所定方向に遊技媒体を流下させる機能を有するものであり、種々の構成によって実現することができる。具体的には、例えば上下方向に貫通する中空部が形成された筒部材と、筒形状の中空部の内壁に沿って形成された螺旋状のリブと、を有する構成によって実現することができる。遊技媒体を中空部に流入させ、中空部の螺旋状のリブに沿って遊技媒体を移動させる。遊技媒体は、内壁に沿って螺旋状に移動しつつ流下するため、流下速度が低減される。そして、中空部の遊技媒体に対して後続遊技媒体が上方から衝突(接触)することで、螺旋状のリブに沿って移動する遊技媒体に対して下方向に作用する外力が加わり、流下速度を増加しつつ所定方向に遊技媒体を流下させることができる。
また、他の構成として、所定数の遊技媒体を載置可能なプレート部材と、所定数より多い遊技媒体がプレート部材に載置された際にプレート部材を傾斜させて、プレート部材に載置された遊技媒体を落下させる支持部と、を有する構成によっても実現することができる。遊技領域を流下する遊技媒体がプレート部材に流下すると、所定数の遊技媒体がプレート部材に載置され、遊技媒体の流下速度がゼロとなる。そして、更にプレート部材に後続遊技媒体が流下することにより、支持部によってプレート部材が傾斜され、載置された遊技媒体を所定方向に落下(流下)させることができる。
更に、他の構成としては、遊技媒体を流入させる遊技媒体通路と、遊技媒体通路内に流入された遊技媒体と当接して、遊技媒体通路内に所定数の遊技媒体を保持できるが、所定数より多い遊技媒体の流入により弾性変形可能な突起部と、を有する構成によっても実現することができる。所定数の遊技媒体を遊技媒体通路に流入させ、流入された遊技媒体を突起部によって保持し、流下速度を低減させる。そして、後続遊技媒体を遊技媒体通路に流入させることで、突起部が弾性変形し、遊技媒体通路内の遊技媒体を流下させることができる。
また、他の構成として、遊技媒体を流入させる遊技媒体通路と、遊技媒体通路に遊技媒体が流入することによって遊技媒体と接触して所定角度回転駆動する歯車部材と、歯車部材の回転駆動に伴って遊技媒体通路の通路出口を開放する状態と閉鎖する状態に可変させる開閉部材と、を有する構成によって実現することができる。歯車部材は、遊技媒体通路に流入する遊技媒体が通過する位置に設けられており、遊技媒体が通過すると所定角度(例えば120度)回転駆動する。開閉部材は、歯車部材が任意の角度に位置する際に通路出口を開くように構成されており、この任意の角度は、歯車部材が1周(360度)回転する毎に実現される位置に設定する。通路出口を開放した状態の遊技媒体通路に遊技媒体が流入すると、遊技媒体が歯車部材に接触して、歯車部材が120度回転駆動する。歯車部材の回転駆動に伴って開閉部材は通路出口を閉鎖する。そのため、遊技媒体通路内の遊技媒体は流下されず、遊技媒体通路内にとどまる。次いで、後続遊技媒体が流入されると、歯車部材が更に120度回転駆動する。しかし、歯車部材は360度回転していないため、開閉部材は通路出口を閉鎖した状態を維持する。そのため、後続遊技媒体も流下されず、遊技媒体通路内にとどまる。そして、更に後続遊技媒体が流入されると、歯車部材が更に120度回転駆動する。歯車部材が360度回転することに伴って、開閉部材によって通路出口が閉鎖状態から開放状態となる。そのため、遊技媒体通路にとどまっていた遊技媒体と、流入された遊技媒体と、を略同時に遊技媒体通路から流下させることができる。
後続遊技媒体が接触することを契機として、流下遅延部材によって流下速度が低減された遊技媒体の流下速度を増加させるとともに、遊技媒体を流入ユニットの流入口に向けて流下させる。この契機による流下速度の増加等を実現する具体的な構成としては、流下遅延部材及び/又は流下速度が低減された遊技媒体に対して、後続遊技媒体を衝突させ、その衝突の衝撃によって遊技媒体に下方に作用する外力を加え、遊技媒体の流下速度を増加させつつ流下させる構成、後続遊技媒体を流下遅延部材に流入させ、流入させた後続遊技媒体の重量によって流下速度が低減された遊技媒体を下方に押圧して、流下速度を増加させつつ流下させる構成、によって実現することができる。
流入ユニットとは、遊技媒体が流入可能な流入口と、流入口に遊技媒体が流入容易な状態と流入困難な状態とを実現する動作部材と、を有するものであり、例えば、遊技媒体の流入が特別遊技の抽選の契機となるとともに、一定数の遊技媒体の払出しの契機となる始動入賞口、始動入賞口への流入による特別遊技の抽選結果が当たりとなった際に大当たり遊技を実行する大入賞口、遊技媒体の流入が一定数の遊技媒体の払出しの契機となる一般入賞口、を例示することができる。
動作部材は、流入口への遊技媒体の流入を容易な状態と困難な状態とを実現できる部材であり、より具体的には、流入口を閉める状態と開ける状態とを開閉動作により実現する開閉扉、流入口の開口寸法を遊技媒体が流入容易な寸法と流入し難い寸法とに変化させるように流入口近傍で移動する移動部材、を例示できる。
遊技媒体の流入が容易な状態と困難な状態とに状態を変化させる構成は、ソレノイド等の駆動源を用いて動作部材を駆動させるように構成して実現してもよいし、他の流入口への遊技媒体の流入や遊技状態に基づいて駆動させるように構成して実現もよく、更には、流入口に流入した遊技媒体が内部の機構を駆動させることにより状態を変化させるように構成して実現してもよく、種々の構成によって実現することができる。
なお、流入ユニットと流下遅延部材は、一体に形成されていてもよい。流入ユニットと流下遅延部材を一体に形成することにより、遊技領域のスペースを有効活用することができる。また、流入ユニットと流下遅延部材を一体に形成しない場合であっても、流下遅延部材の遊技媒体の出口と流入ユニットとの間にゲージ等の部品を配置せず、流下遅延部材の出口の直下に流入ユニットを配置することが望ましい。この構成によれば、流下遅延部材から流下した遊技媒体がゲージ等の影響を受けることなく、流下遅延部材から流出した遊技媒体が流入口に到達する確率を向上させることが可能となる。
流下遅延部材から流下する遊技媒体は、流入ユニットの流入口に向かって流下するが、動作部材が遊技媒体の流入が困難な状態を実現している際は、遊技媒体は流入口に流入せずに更に下流へ流下し、遊技者は流入口への流入による利益を得られないことになる。したがって、例えば、動作部材が開閉動作を繰り返している場合には、動作部材が流入口を開放するタイミングと、流下遅延部材から遊技媒体を流下させるタイミングと、を合わせることにより、流入口へ流入させる遊技媒体を増やし、流入口に流入されない遊技媒体を減らし、遊技者の利益を増加させることができる。
流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体は、後続遊技媒体の接触が為されない場合においても、前記流入ユニットの流入口に向けて流下することが好ましい。この構成により、後続遊技媒体が発射されない場合であっても、流下速度が低減された遊技媒体を流入ユニットの流入口に向けて流下させることができ、遊技領域に球が停留することを防止できる。
流下遅延部材は、後続遊技媒体と、流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体と、を略同時に流入ユニットの流入口に到達させるように構成されることが望ましい。後続遊技媒体と、この後続遊技媒体の接触によって流下速度が増加されて流下する遊技媒体と、を略同時に流入ユニットの流入口へ到達するよう構成することで、流入ユニットの流入口へ導く遊技媒体を増加させ、流入口への遊技媒体の流入確率を高めることができる。特に、流入ユニットの流入口への遊技媒体の流入を契機として特別遊技の抽選を行うパチンコ機にあっては、流入口に流入する遊技媒体が増加することで特別遊技の抽選回数が増加するため、遊技者の期待を高めることが可能となる。
遊技盤ユニットは、後続遊技媒体を流入させるとともに、流入させた遊技媒体を流入ユニットの流入口に向けて通過させる後続遊技媒体通路を更に備えることが望ましい。
この後続遊技媒体通路を設けることにより、流下遅延部材及び/又は流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体に対して後続遊技媒体が接触した際に、その後続遊技媒体を後続遊技媒体通路に導き、流下遅延部材による影響(流下速度を低減されること)を後続遊技媒体に与えることを抑制できる。したがって、先に流下する遊技媒体を流下遅延部材によって流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に到達するタイミングを遅延させるとともに、後続して流下遅延部材に流下した後続遊技媒体を、流下速度を低減させることなく流入ユニットの流入口に導くことができる。先に流下する遊技媒体と、後に流下する遊技媒体の間隔を狭めることができ、複数の遊技媒体を略同時に流入ユニットの流入口に導くことが可能となる。
さらに、後続遊技媒体通路は、先に遊技領域を流下する遊技媒体が流下遅延部材によって流下速度を低減されている際に、後続遊技媒体を後続遊技媒体通路に導くことが好ましい。そのため、後続遊技媒体通路の通路入口の配置は、流下遅延部材によって流下速度が低減されている遊技媒体に対して後続遊技媒体が接触した際に、その後続遊技媒体が流入しやすい配置、又は、遊技媒体の流下速度を低減している流下遅延部材に対して後続遊技媒体が接触した際に、その後続遊技媒体が流入しやすい配置にすることが望ましい。後続遊技媒体通路の通路入口をこのような配置にすることにより、流下遅延部材によって流下速度を低減される遊技媒体と、流下遅延部材の影響を受けない後続遊技媒体と、を近似するタイミングで流入ユニットの流入口に到達させることが可能となる。
また、流下遅延部材によって流下速度を遅延された遊技媒体と、後続遊技媒体と、が略同時のタイミングで流入口に向けて流下すると、遊技媒体同士が接触し、その接触によって遊技媒体の軌跡が変化し、いずれか一方の遊技媒体又は両方の遊技媒体の流入口への流入が妨げられるおそれがある。しかし、後続遊技媒体通路を設け、後続遊技媒体通路に後続遊技媒体を通過させることで、流下遅延部材によって流下速度を遅延された遊技媒体と後続遊技媒体の接触を少なくすることが可能となる。
本発明の更に他の例示的側面としての遊技機は、上記の遊技盤ユニットと、遊技領域が遊技者にとって視認可能となるように遊技盤ユニットを保持する枠体と、遊技盤ユニットに対してその前方に一定距離以上離間して配置された前面透明板と、遊技媒体を遊技領域に向けて発射する発射ユニットと、を有する。
この遊技機は、流下遅延部材によって遊技媒体の流下速度を低減させることで、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させることができる。また、遊技領域を流下する後続遊技媒体の流下態様を契機として、流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ、この遊技媒体を流入ユニットの流入口に向けて流下させることができる。すなわち、複雑な制御手段を必要とせず、簡素な構造の流下遅延部材によって、一時的に流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に到達するタイミングを遅延させることができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、複雑な制御手段によらず、簡素な構造によって遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させる時間を遅延させることができる。したがって、複数の遊技媒体が所定間隔を空けて遊技領域を流下しており、流入ユニットの流入口に到達する時間が所定の差を生じる場合であっても、一方の遊技媒体を流下遅延部材によって流入ユニットの流入口に到達させるタイミングを遅らせ、他方の遊技媒体を流下遅延部材によらず遊技領域を流下させることにより、所定時間の差を減少させた状態で複数の遊技媒体を流入ユニットの流入口へ到達させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図である。このパチンコ機2は、枠体3、遊技盤ユニット5、前面ガラス(前面透明板)10、発射ユニット(不図示)、貯留皿14を有している。発射ユニットは、1個ずつ遊技媒体としての球を遊技盤ユニット5に構成される遊技領域6bに向けて発射可能であり、その発射数は通常1分間に100発以下であり、遊技領域6bに打ち出される球の間隔は少なくとも0.6秒である。
なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパロット機、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技領域を有するあらゆる遊技機が含まれる。なお、パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等のあらゆるパチンコ機が概念できるが、本実施の形態においては、デジパチ遊技(1種遊技、図柄変動遊技ともいう。)とハネモノ遊技(2種遊技、役物遊技ともいう。)の両方の遊技を実現するいわゆる1種2種タイプのパチンコ機について例示説明する。なお、図柄変動遊技及び役物遊技については後述する。
パチンコ機2の枠体3は、後述する遊技盤ユニット5を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲及び前方又はそれに加えて後方を囲むように構成される。枠体3の内部には、遊技盤ユニット5の他にも各種電子基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、枠体3によって周囲側面及び前面又はそれに加えて後方からのパチンコ機2内部への不正アクセスが防止されるようになっている。
例えば、パチンコ機2の周囲を囲む筐体枠4、その内側にヒンジ部(揺動支持部)22によって前方開閉可能に揺動支持されて遊技盤ユニット5を保持する機枠9、機枠9の前方にヒンジ部22によって前方開閉可能に揺動支持されて前面ガラス10とその周囲を装飾する装飾部材32とを保持する装飾枠12とを有して枠体3が構成される。なお、前面ガラス10は、枠体3内部に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材であるが、詳細は後述する。
貯留皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態においては上皿14aと下皿14bとを有している。上皿14aは、球排出ボタン14cを有して遊技盤6の下方、すなわち装飾枠12の下方部分に配置され、下皿14bは、その上皿14aの更に下方に配置されている。
遊技盤ユニット5は、遊技盤面(表面)6a側の略中央にセンター役物7が配置された遊技盤6と、そのセンター役物7の一部に配置された2種大入賞口(第2の大入賞口)8とを有しており、その遊技盤面6aには多数のゲージ(障害釘)27も配置されている。
遊技盤6は、その遊技盤面6a側に球(遊技媒体)23の流下による遊技を実現するための遊技領域6bを構成するための盤状部材であり、遊技盤面6aを前方から遊技者にとって視認可能となるように枠体3(本実施の形態においては、枠体3の一部としての機枠9。)に保持されている。その遊技盤面6aには略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられており、レール飾り26の内周面(内側面)26aが遊技盤面6aに対して立設するように配置されている。そして、その内側面26aによって画定され、内側面26aに面した略円形状の領域が遊技領域6bとなっている。
ゲージ27は、遊技領域6bを流下する球23と衝突してその流下方向を変更させる流下変更部材であり、多数が遊技領域6b内に配置されている。また、遊技領域6bには、普通入賞口28、中央始動口(第1の始動口)29a、開閉始動口(第2の始動口)29b、中央大入賞口(第1の大入賞口)31、2種大入賞口8、流下遅延部材38、通過ゲート33、風車34等が配置されており、流下する球23が各流入口に流入したり、流下遅延機構38によって一時的に流下速度を低減されたり、通過ゲート33を通過したり、風車34を回転させたりすることによって、球23による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
センター役物7は、遊技領域6bの略中央に配置されて、図柄変動遊技(1種遊技)や役物遊技(2種遊技)を実現するものである。センター役物7は、図柄表示装置7aの表示画面7bの周囲であって遊技盤面6a上に配置された樹脂製の造形体である。センター役物7は、例えば表示画面7bの周囲を囲み、表示画面7bが遊技者に視認可能となるように配置されている。センター役物7には、模様や色彩が付され、また、キャラクター等の造形が施されており、装飾的な演出効果を発揮するようになっている。
図柄表示装置7aは、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されて遊技者が遊技盤面6a側から視認可能となるように配置され、その表示画面(映像表示面)7b上に映像表示を行うものである。この表示画面7b上には、例えば、3桁の数字又は文字等により構成される表示図柄7cが回転又は停止するように映像として表示される。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像も表示画面7b上に表示されるようになっている。
図示しない球発射ユニットにより球23が発射されると、球23はレール飾り26の内側面26aに沿いつつ進行して遊技領域6b内の上部に至る。その後、球23はゲージ27に衝突しつつ遊技領域6b内を下方に流下し、あるものは普通入賞口28に流入して一定数の景品球払出しの契機となり、あるものはいずれの入賞口にも流入せずに遊技領域6b内最下部に位置するアウト口30に流入してパチンコ機2の外部へと排出される。
図柄変動遊技中に球23が中央始動口29aに流入すると、その流入に起因して図柄表示装置7aの表示図柄7cが回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始し、その表示図柄7cが所定の図柄(例えば、「7・7・7」。)で停止表示すれば、図柄変動遊技における大当たり(第1の特別遊技。以下、図柄変動大当たりという。)が発生する。そして、中央大入賞口31が開放して多量の入賞球を受け入れ、多量の景品球が貯留皿14へと払出されるようになっている。
センター役物7は、この遊技領域6bの略中央に位置しており、その上部の一部が球通路37の下側壁面を構成している。そして発射された球23がこの球通路37を通過するとセンター役物7の右側部分の遊技領域(右側領域)16bへ至ることができるようになっている。一方、発射された球23の勢いが比較的弱く、この球通路37を通過しない場合には、球23はセンター役物7の左側部分の遊技領域(左側領域)16aを流下することとなる。なお、このパチンコ機2においては、通過ゲート33、開閉始動口29b及び2種大入賞口8は、いずれも右側領域16bに配置され、球通路37を通過した後の球23がその近傍へと流下することができるようになっている。
なお、球通路37の通路出口近傍には、球通路37を通過した後の球23を下方に流下させるための衝突部26bが配置されている。この衝突部26bは、衝撃緩和・騒音吸収の機能を発揮するウレタンゴム等の弾性部材からなり、球23の損傷や騒音を防止することができる。衝突部26bに衝突した球23は、衝撃を緩和され、下方に流下するように構成されている。
球通路37を通過した球23は、右側領域16bを流下し、あるものは流下遅延部材38によって流下速度を低減され、あるものは通過ゲート33を通過する。その通過ゲート33の通過に起因して状態変更抽選手段(不図示)による抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に、開閉始動口29bが一定時間開放する。この開閉始動口29bは、閉鎖状態では球23の流入が不可能とされているが、その開放中に後続の球23が開閉始動口29bに流入すると、それに起因して2種大入賞口8が所定時間開放して大当たり遊技が発生する(即ち、第2特別遊技の第1段階。)。その開放時間中に、更に後続の球23が2種大入賞口8のV入賞口35に入賞すれば、中央大入賞口31の開放により大当たり遊技の継続(即ち、第2特別遊技の第2段階。)を楽しむことができるようになっている。
センター役物7の中央部に配置された図柄表示装置7aは、奥行き方向において遊技盤面6aよりもやや奥まって配置されており、その図柄表示装置7aの前方部分には2種大入賞口8が配置されている。2種大入賞口8は、球23を入球可能に開口された入球口(流入口)8aと、入球口8aの流入可能な状態と流入不可能な状態な状態を実現する羽根部材(動作部材)8bを有する。羽根部材8bは中心を軸として回転方向に駆動することにより、2種大入賞口8の入球口8aを開放する入球可能な状態と入球口8aを塞ぐ入球不可能な状態とを実現する。
2種大入賞口8の入球口8aから入球した球23は、その下流に配置されたクルーン部材8cを通過する。クルーン部材8cは、筒状で上下方向に貫通する中空部を有し、中空部を通過する過程で球23が減速される。クルーン部材8cの下流には、球23を一定確率でV入賞口35に入球させる第1の案内路8dと、球23を第1の案内路8dより低い確率でV入賞口35に入球させる第2の案内路8eと、クルーン部材8cを通過した球23を第1の案内路8d及び第2の案内路8eのいずれかに振り分ける振分け部(扇部材)8fと、が配置されている。扇部材8fは、一定の確率で第1の案内路8d及び第2の案内路8eのいずれかに球23を振り分けるように一定周期で駆動しており、複数の球23を一度に振り分ける際には第1の案内路8dに導きやすくなるように構成されている。
第1の案内路8d又は第2の案内路8eのいずれかを通過した球23が、V入賞口35に入球すると大当たりが確定する。このV入賞口35は、一定周期で絶えず左右方向に揺動している部分であり、球23がタイミング良く移動してV入賞口35に進入すると、上記大当たりが確定する。
2種大入賞口8の入球口8aの上流には、遊技領域6bを流下する球23の流下速度を一時的に低減する流下遅延部材38が配置されている。流下遅延部材38は、流下速度を低減した球23を比較的遅い流下速度で2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下させる。また、流下遅延部材38によって流下速度が低減された球23に対して後続して遊技領域6bを流下する後続球40が衝突することにより、流下速度が低減された球23を下方に押圧して流下速度を増加しつつ、2種大入賞口8の入球口8aに向けて比較的速い速度でも流下するように構成されている。なお、後続球40は、流下遅延部材によって球23を遅延させる態様についての説明のために、球23と別符号を用いているが、本実施の形態における球23の概念に含まれるものである。
流下遅延部材38は、球通路37の通路出口近傍に配置された衝突部26bの下方に配置されており、この衝突部26bによって衝撃を緩和され、下方に流下する球23が流入されるように構成されている。
また、流下遅延部材38の近傍には、流下遅延部材38によって流下速度が低減された球23に対して後続球40を2種大入賞口8の入球口8aに向けて導くための後続球通路(後続遊技媒体通路)39が形成されている。
図2に、このパチンコ機における流下遅延部材38部分を拡大した正面図を示す。図3は、流下遅延部材38と後続球通路39を説明するための模式的な断面図である。流下遅延部材38は、遊技盤面6aに立設されたプレート部材38aと、プレート部材38aの下方に位置する弾性部材38bと、プレート部材38aの上下方向に貫通して形成され、球23が通過可能な開口部38cと、を有する。弾性部材38bは、プレート部材38aの開口部38cを部分的に塞ぐように配置されている。遊技領域6bを流下する球23が上方からプレート部材38aの開口部38cに流入すると、弾性部材38bは、球23の下方を側方から挟み込み、球23の通過を妨げて開口部38c内に球23を保持する。このとき、球23は、弾性部材38bによって開口部38c内に保持されているが、弾性部材38bは球23の重量によってわずかに弾性変形しているため、比較的遅い速度で少しずつ流下する。
次いで、開口部38c内に位置する球23に対して後続球40が衝突することにより、開口部38c内に位置する球23が下方に押圧され、球23は弾性部材38bを変形させて下方に移動する。球23が下方に移動して流下遅延部材38から流出すると、球23は弾性部材38bによる影響を受けずに流下するため、流下速度を増加しつつ、2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。
また、流下遅延部材38の近傍には、後続球40を2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下させるための後続球通路39が形成されている。後続球通路39は、遊技盤面6aに形成された通路入口39a及び通路出口39bと、通路入口39aと通路出口39bを繋ぐ通路部と、を有する。通路部は、遊技盤の奥行き方向に貫通するように形成された2つの穴部39cと、この2つの穴部39cを遊技盤の裏面側において繋ぐ連通部39dと、によって構成される。
後続球通路39の通路入口39aは、流下遅延部材38のプレート部材38aの上方に位置しており、プレート部材38aの開口部38cに保持された球23に対して衝突した後続球40が入球可能な位置に形成されている。より詳細には、後続球通路39の通路入口39aと、流下遅延部材38の開口部38c内に保持された球23と、の間には、球が1個通過できる空間が形成されており、流下遅延部材38の開口部38c内に球23が保持された状態で、後続球40が遊技盤面6aに沿って流下すると、後続球40は、球23の後面側に衝突し、後続球通路39の通路入口39aに流入するように構成されている(図3参照)。
プレート部材38aの開口部38cに保持された球23に対して後続球40が衝突することにより、プレート部材38aの開口部38c内に保持されていた球23は、下方に押圧され、プレート部材38aの開口部38cを通過して2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。一方、後続球40は、後続球通路39の通路入口39aから通路内部に流入し、後続球通路39を通過して2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。
すなわち、プレート部材38aの開口部38c内に保持されたていた球23と、後続球40と、の両方の球23を2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下させることが可能となる。また、球23と後続球40は、それぞれ異なる軌跡を通過して2種大入賞口8の入球口8aに向かって流下するため、球同士の接触を減らすことが可能となる。なお、本実施の形態では、プレート部材38aの開口部38cに保持されていた球23及び後続球40が2種大入賞口8の入球口8aへの到達するタイミングが同じになるように構成されており、球23と後続球40は略同時に2種大入賞口8の入球口8aに到達される。
さらに、流下遅延部材38の弾性部材38bによって開口部38c内に保持されている球23は、比較的遅い速度で少しずつ流下しており、後続球40が接触しない場合であっても、流下遅延部材38から流出可能である。この流下遅延部材38から流出した球23が2種大入賞口8の入球口8aに到達するタイミングと、後続の球が2種大入賞口8の入球口8aに到達するタイミングと、が略同時になることによっても、複数の球23を略同時に2種大入賞口8の入球口8aに導くことが可能である。
なお、後続球通路39の通路出口39bは、流下遅延部材38のプレート部材38aの開口部38cの鉛直下方に配置されておらず、正面視において遊技盤面の側方に配置されている。したがって、流下遅延部材38から流下する球と後続球通路39を通過した球の干渉を少なくすることができる。
前面ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。前面ガラス10は透明平板ガラスで形成されて装飾枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者が前面ガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
発射ユニットは、球供給装置(不図示)によって貯留皿14の一部としての上皿14aから発射位置に送り出された球23を遊技領域6bの上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、機枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射ハンドル15がパチンコ機2の前面下方に設けられている。
次に、このパチンコ機2における遊技方法について簡単に説明する。
<図柄変動遊技>
遊技者が、発射ハンドル15を操作すると、球発射が行われ、球23が発射レール(不図示)及びレール飾り26の内側面26aに沿って発射されて遊技領域6bの上部へと至る。図柄変動遊技においては、遊技者は中央始動口29aへの球23の流入を狙い、主に左側領域16aで球23を流下させるように発射強度が弱くなるように発射ハンドル15の回転量を調整して球発射を行う。それにより、球23は球通路37へと至る前に内側面26aから落下を開始し、左側領域16aを流下する。この左側領域16aを流下した球23は、例えば、普通入賞口28に流入したり、中央始動口29aに流入したりする。もちろん、このパチンコ機2においては、右側領域16bも球23が流下できるように構成されているため、遊技者は、図柄変動遊技において発射強度を強めて球発射を行ってもよい。
中央始動口29aへと球23が流入すると、図柄表示装置7aが表示図柄7cの回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始する。そして、所定の大当たり態様(例えば、「7・7・7」。)で表示図柄7cが停止表示されると、図柄変動大当たり発生となり、中央大入賞口31が開放する。そして、多量の球23が中央大入賞口31へと流入し、多量の景品球が払出される。
中央大入賞口31の開閉動作が所定回数繰り返して行われ、第一の特別遊技が終了する。図柄変動大当たりの表示図柄7cの停止態様は、例えば「2・2・2」、「6・6・6」「7・7・7」等のように複数の態様を有している。そのうちの一部の態様(例えば、「7・7・7」。)での図柄変動大当たり遊技が終了すると、その後に役物遊技が開始される。
<役物遊技>
役物遊技が開始されると、遊技者は通過ゲート33への球23の通過を狙い、右側領域16bで球23を流下させるように発射強度が強くなるように発射ハンドル15の回転量を調整して球発射を行う。それにより、球23が内側面26aに沿いつつ球通路37へと進入し、球通路37内を通過して右側領域16bへと至る。
このように、球通路37を通過した球23は、右側領域16bを流下して、あるものは流下遅延部材38よって球の流下速度が低減され、あるものは通過ゲート33を通過する。それに起因して行われた状態変更抽選手段による抽選結果が当りの場合に、開閉始動口29bが一定時間開放する。その開閉始動口29bに球23が流入した場合には役物大当たり遊技発生となり、2種大入賞口8が所定時間開放する。
右側領域16bを流下する球23は、2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する過程で、流下遅延部材38によって流下速度が低減されるものがある。流下遅延部材38によって流下速度が低減された球は、流下遅延部材38によらず右側領域16bを流下する球23より流下速度が遅くなり、比較的遅い速度で流下遅延部材38内を流下する。次いで、右側領域16bを流下する後続球40が流下遅延部材38内の球23と衝突することにより、流下遅延部材38内の球23が流下遅延部材38から流出し、その流下速度を増加させつつ2種大入賞口8の入球口8aに向かって流下する。一方、後続球40は、後続球通路39を通過して、2種大入賞口8の入球口8aに向かって流下する。流下遅延部材38から流出した球23が2種大入賞口8の入球口8aに到達するタイミングと、後続球通路39を通過した後続球40が2種大入賞口8の入球口8aに到達するタイミングと、を略同時のタイミングで2種大入賞口8の入球口8aに到達させることができる。
更に、球23と後続球40を2種大入賞口8の入球口8aに導くタイミングと、2種大入賞口8の羽根部材8bの開放タイミングと、が一致することにより、球23と後続球40を同時に2種大入賞口8内に導くことができる。前述のように、2種大入賞口8内には、V入賞口35の入賞確率が高い第1の案内路8dと、この第1の案内路8dよりV入賞口35の入賞確率が低い第2の案内路8eと、があり、この案内路の分岐点に球23をいずれかの案内路に導く扇部材8fがある。扇部材8fは、複数の球23が入球すると第1の案内路8dに導きやすく構成されているため、複数の球23を同時に2種大入賞口8の入球口8aに導くことにより、V入賞口35への入賞確率を高め、遊技者は期待を高めることができる。
そして、球23が2種大入賞口8の入球口8aに流入し、センター役物7内に配置されたV入賞口35に入賞すれば、役物大当たり遊技継続となって中央大入賞口31が開放する。そして、多量の球23が中央大入賞口31へと流入し、多量の景品球が払出されつつ役物大当たり遊技を継続して楽しむことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、複雑な制御手段によらず、簡素な構造の流下遅延部材38によって、球23の流下速度を低減して、2種大入賞口8の入球口8aに球23を到達させる時間を遅延させることができる。そして、流下遅延部材38によって一時的に流下速度が低減された球23と、流下遅延部材38によらず遊技領域6bを流下する球と、を略同時に2種大入賞口8の入球口8aに到達させることでき、複数の球23を2種大入賞口8の入球口8aに入球されることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。次いで、流下遅延部材の変形例1及び変形例2を図4及び図5に基づいて説明する。なお、上述の実施の形態と同様の構成については、同符号を用いて説明する。
図4は、変形例1に係る第2の流下遅延部材41を示した図であり、図4(a)は正面図であり、図4(b)は、平面図である。第2の流下遅延部材41は、上下方向に貫通する中空部が形成された筒部41aと、筒部41aに球を導く補助通路部41bと、を有する。筒部41aは、その内径が2段階に形成されており、小径の中空部は遊技球の径(11mm)より若干大きい径(例えば、12mm)で形成され、大径の中空部は、小径の中空部の径より大きく、球が内壁に沿って周方向に移動できるように構成されている。
補助通路部41bは、右側領域16bを流下する球23を筒部41aに導くための通路であり、通路の平面形状は、筒部41aの外形に沿った湾曲形状である。補助通路部41bの球23の通過面には、湾曲形状に沿ったリブ41cが突設されている。右側領域16bを流下する球23は、補助通路部41bから筒部41aに導かれる過程で、通路の湾曲形状に沿った方向(図4に示す矢印A)の力が作用する。筒部に導かれた球23は、筒部の内壁に沿って円周方向に移動しつつ、下方に流下する。したがって、通路補助部41bによって、球23の流下速度を低減させつつ、流下させることができる。
また、筒部41aの内壁に沿って円周方向に移動する球23又は筒部41aに対して、後続して流下する後続球40が上方から衝突することにより、球23の円周方向に作用する力を低減させ、球23を下方に流下させる速度を増加させつつ、球23を流下させることができる。すなわち、この第2の流下遅延部材41によっても、複雑な制御手段によらず、簡素な構造によって球23の流下速度を低減して、流下するタイミングを遅延させ、後続球40と第2の流下遅延部材41によって流下速度を低減された球23との間隔を狭めることが可能となる。また、後続球40も合わせて流入ユニットの流入口に導くことにより、流入ユニットの流入口に複数の球を近似するタイミングで到達させることが可能となる。
図5は、変形例2に係る第3の流下遅延部材42を示した図であり、図5(a)は正面図であり、図5(b)は、分解斜視図である。第3の流下遅延部材42は、上側に突出した湾曲面からなる載置部42aと、載置部42aの右側端面を固定して片持ち状態で支持する支持部42bと、支持部42bの下端に形成された穴に挿入される軸部42cと、軸部42cに装着されたバネ部42dと、軸部42cの回転を規制する規制部42eと、を有する。載置部42aと支持部42bは、遊技盤面(表面)に配置され、バネ部42dと規制部42eは、遊技盤面(裏面)に配置される。遊技盤面の表面と裏面にそれぞれ配置される部材は、軸部42cによって繋がれており、軸部42cの回転に伴って支持部42bも同期して回転駆動する。バネ部42dは、一端が規制部42eに固定され、他端が軸部42cに固定されており、このバネ部42dによって軸部42cは常に矢印A方向に向けて付勢されている。
球23が載置部42aに流下すると、球23が衝突した衝撃及び球23の重量によって矢印B方向に作用する力が第3の流下遅延部材42に加わる。しかし、載置部42aは、支持部42b及び軸部42cを介してバネ部42dの付勢力が作用している。そのため、載置部42aは、矢印B方向にわずかに傾斜するが、球23は落下せずに載置部42aの湾曲面を矢印B方向にゆっくりと移動する。すなわち、球23の流下速度は低減される。
次いで、後続球40が載置部42aに流下すると、載置部42aには、後続球40が衝突した衝撃と、球23及び後続球40の重量と、によって球23が流下した場合と比較して強い力が矢印B方向に作用する。この力がバネ部42dの付勢力を上回ることにより、載置部42aが矢印B方向に傾斜し、載置部42a上の球23と後続球40は、載置部42aから落下し、流下速度を増加しつつ下方に流下する。そして、球23と後続球40が落下すると、バネ部42dの付勢力により、載置部42aと支持部42bは、矢印A方向に移動し、再び球を載置できる状態となる。このようにして、第3の流下遅延部材42によっても、球23の流下速度を一時的に遅延させて、流入ユニットの入球口へ導くタイミングを遅延させることができる。この第3の流下遅延部材42によっても、複雑な制御手段によらず、簡素な構造によって球23の流下速度を低減して、先に流下する球23が流入ユニットの流入口に到達するタイミングを遅延させることができる。一方、後続球40に対しては、球23に対してよりも第3の流下遅延部材42による影響を少なくすることができるため、球23と後続して流下する後続球40との間隔を狭めることが可能となる。
なお、本実施の形態においては、1種2種のパチンコ機として、遊技領域が右側領域と左側領域とに分離され、球通路を通過した球が通過ゲート、開閉始動口及び2種大入賞口が配置された右側領域へと至る構成について説明しているが、もちろん遊技領域が右側と左側とに必ずしも分離していなくてもよく、実施態様に応じて適宜変更可能である。
本発明の実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機の流下遅延部材部分を拡大した正面図である。 図1に示すパチンコ機の流下遅延部材と後続球通路を説明するための模式的な断面図である。 変形例1に係る第2の流下遅延部材を示した図である。(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 変形例2に係る第3の流下遅延部材を示した図である。(a)は正面図であり、(b)は分解斜視図である。
符号の説明
2:パチンコ機(遊技機)
3:枠体
4:筐体枠(枠体の一部)
5:遊技盤ユニット
6:遊技盤
6a:遊技盤面(表面)
6b:遊技領域
7:センター役物
7a:図柄表示装置
7b:表示画面(映像表示面)
7c:表示図柄
8:2種大入賞口(第2の大入賞口)
8a:入球口(流入口)
8b:羽根部材(動作部材)
8c:クルーン部材
8d:第1の案内路
8e:第2の案内路
8f:扇部材(振分け部)
9:機枠(枠体の一部)
10:前面ガラス(前面透明板)
12:装飾枠(枠体の一部)
14:貯留皿
14a:上皿
14b:下皿
14c:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16a:左側領域
16b:右側領域
22:ヒンジ部(揺動支持部)
23:球(遊技媒体)
26:レール飾り
26a:内側面(内周面)
26b:衝突部
27:ゲージ(障害釘)
28:普通入賞口
29a:中央始動口(第1の始動口)
29b:開閉始動口(第2の始動口)
30:アウト口
31:中央大入賞口(第1の大入賞口)
32:装飾部材
33:通過ゲート
34:風車
35:V入賞口
37:球通路
38:流下遅延部材
38a:プレート部材
38b:弾性部材
38c:開口部
39:後続球通路(後続遊技媒体通路)
39a:通路入口
39b:通路出口
39c:穴部
39d:連通部
40:後続球
41:第2の流下遅延部材
41a:筒部
41b:補助通路部
41c:リブ
42:第3の流下遅延部材
42a:載置部
42b:支持部
42c:軸部
42d:バネ部
42e:規制部

Claims (5)

  1. 遊技媒体の流下による遊技を実現するための遊技領域が構成される遊技盤と、
    該遊技領域を流下する遊技媒体を流入させる流入口及び該流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と該流入が容易な状態とを実現する動作部材を有する流入ユニットと、
    該遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を低減させる流下遅延部材と、を備え、
    前記流下遅延部材は、該流下遅延部材及び該流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体の少なくともいずれか一方に対して前記遊技領域を後続して流下する後続遊技媒体が接触することを契機として、該流下遅延部材によって流下速度が低減された遊技媒体の流下速度を増加させつつ、該遊技媒体を前記流入ユニットの流入口に向けて流下させるように構成される、遊技盤ユニット。
  2. 前記流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体は、前記後続遊技媒体の接触が為されない場合においても、前記流入ユニットの流入口に向けて流下する、請求項1に記載の遊技盤ユニット。
  3. 前記流下遅延部材は、前記後続遊技媒体と、該流下遅延部材によって流下速度を低減された遊技媒体と、を略同時に前記流入ユニットの流入口に到達させるように構成される、請求項1又は請求項2に記載の遊技盤ユニット。
  4. 前記後続遊技媒体を流入させるとともに、流入させた遊技媒体を前記流入ユニットの流入口に向けて通過させる後続遊技媒体通路を更に備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技盤ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の遊技盤ユニットと、
    前記遊技領域が遊技者にとって視認可能となるように前記遊技盤ユニットを保持する枠体と、
    前記遊技盤ユニットに対してその前方に一定距離以上離間して配置された前面透明板と、
    前記遊技媒体を前記遊技領域に向けて発射する発射ユニットと、を有する遊技機。
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