JP2009240495A - 遊技盤ユニット、及び遊技機 - Google Patents

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朗 工藤
Hideomi Asai
秀臣 浅井
Satoshi Yoshizaki
聡 吉崎
Koji Ito
功次 伊藤
Kazutomo Namiiri
和知 波入
Shigeo Miyake
重夫 三宅
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Abstract

【課題】遊技領域を流下する遊技媒体を流入口へ向けて通過させる通路を複数設けるとともに、通路毎に流入口への到達時間を異ならせ、遊技媒体を流入口へ導く態様を通路毎に変化させることができる遊技盤ユニット及び遊技機を提供すること。
【解決手段】この遊技盤ユニットは、遊技領域に配置される遊技部材としてのセンター役物7と、遊技媒体を流入させる流入口8a及び流入口8aを開閉動作により開状態と閉状態とを実現する羽根部材8bを有する流入ユニット8と、遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を低減させる流下遅延部材38と、流下遅延部材38を所定の周期で駆動させる駆動部材と、を備え、遊技領域16bを流下する遊技媒体23の流下速度を低減して、遊技領域16bを後続して流下する後続遊技媒体40との間隔を狭めるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技盤ユニット及び遊技機に係り、特に遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を一時的に低減する機能を有する遊技盤ユニット等に関する。
パチンコ機においては、発射された球が遊技領域(遊技盤面上又はその近傍に形成された領域であって、球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で球が遊技領域内の障害釘(ゲージともいう。)や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
また、パチンコ機には、遊技領域を流下する遊技媒体を貯留させる遊技媒体貯留手段を備えたものがある。遊技媒体貯留手段は、いわゆる遊技媒体の入賞の権利を保留するものではなく、遊技領域を流下する遊技媒体そのものを物理的かつ一時的に保持して、遊技媒体の流下タイミングを遅延させるものである。このような遊技媒体貯留手段としては、例えば遊技媒体を物理的に保持し、一定時間毎に貯留した打球を落下可能な状態にするものや、遊技媒体を物理的に保持し、遊技者が手元のボタン等を押圧することで貯留した打球を落下可能な状態にするものがある。
しかし、これら遊技媒体貯留手段は、いずれも遊技媒体の流下タイミングを遅延するにあたって遊技性を加味した制御がなされているのではなかった。そこで、本出願人は、遊技媒体貯留手段における遊技媒体の貯留の解除にあたって遊技性を加味し、遊技性を付与しつつ遊技媒体の流下タイミングを遅延させるパチンコ機を提案している(特許文献1参照)。
このパチンコ機は、打球が入賞可能な入賞口と、入賞口への入賞を契機に抽選を行う抽選手段と、遊技盤面に弾発された打球を貯留させる打球貯留手段と、を備えており、抽選結果が特定の入賞態様となった際に打球貯留手段の貯留を解除する。したがって、一時的に打球の流下速度を低減し、打球の流下タイミングを遅延させるものである。このパチンコ機によれば、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技媒体の流下タイミングを遅延させることが可能となる。
ところで、上述のパチンコ機のように、入賞口への入賞を契機として抽選を行うパチンコ機において、抽選結果が大当たりとなった際に、所定の入賞口を所定時間開放して入賞口へ遊技球を入賞させることにより、通常の遊技状態より多くの景品球を遊技者に付与するように構成するものがある。
このようなパチンコ機は、大当たりとなった際に開放される入賞口により多くの球を入賞させることが好ましい。そのため、遊技球貯留手段によって球を貯留しておき、大当たりとなって入賞口が開放するタイミングで遊技者が遊技球貯留手段の貯留を解除する操作を行うように構成されている。すなわち、入賞口に球を到達するタイミングを遅延させて、大当たりとなった際に多くの球を入賞口に入賞させるように構成するものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−299785号公報 特開2007−267881号公報
特許文献1に記載のパチンコ機は、抽選結果に基づいて打球貯留手段の解除を行うため、遊技媒体の貯留の解除について遊技性を付与することができるが、抽選結果に基づいて遊技媒体の貯留を解除させる制御手段が必要であり、制御手段によらずに遊技媒体の流下タイミングを遅延させることができなかった。
また、特許文献2に記載のパチンコ機においても、遊技者が操作する操作手段及びこの操作に基づく遊技媒体の貯留を解除させる制御手段が必要であり、これら操作手段及び制御手段によらずに遊技媒体の流下タイミングを遅延させ、複数の遊技媒体を入賞口に導くことができなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、複雑な制御手段によらず、簡素な構造によって遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させ、流入ユニットの流入口に複数の遊技媒体を導く確率を高めることができる遊技盤ユニット及び遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての遊技盤ユニットは、遊技媒体の流下による遊技を実現するための遊技領域が構成される遊技盤と、遊技領域を流下する遊技媒体を流入させる流入口及び該流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と流入が容易な状態とを実現する動作部材を有する流入ユニットと、遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を低減させる流下遅延部材と、流下遅延部材を所定の周期で駆動する駆動部材と、を備え、流下遅延部材は、駆動部材の駆動周期に応じて、遊技媒体の流下速度を低減させる状態と流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ流入ユニットの流入口に向けて遊技媒体を流下させる状態とを実現することにより、遊技領域を後続して流下する後続遊技媒体との間隔を狭めるように構成される。
流下遅延部材によって、遊技媒体の流下速度を低減させることで、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させることができる。また、流下遅延部材は、駆動部材によって所定の周期で駆動されており、この駆動周期に応じて、遊技媒体の流下速度を低減させる状態と流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ流入ユニットの流入口に向けて該遊技媒体を流下させる状態とを実現し、一時的に遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に到達する時間を遅延させる。駆動部材は所定の周期で駆動しているため複雑な制御手段を必要とせず、簡素な構造によって、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させる時間を遅延させることができる。
複数の遊技媒体が所定間隔を空けて遊技領域を流下しており、流入ユニットの流入口に到達するタイミングに所定時間の差が生じる場合であっても、一方の遊技媒体を流下遅延部材によって流入ユニットの流入口に到達させるタイミングを遅らせ、他方の遊技媒体を流下遅延部材によらず遊技領域を流下させることにより、所定時間の差を減少させることが可能となり、遊技媒体と後続遊技媒体との間隔を狭めることが可能となる。更には、遊技媒体と後続遊技媒体を略同時に遊技媒体を流入ユニットの流入口へ到達させることが可能となる。なお、遊技媒体と後続遊技媒体との間隔とは、時間における間隔及び距離における間隔のいずれも含む概念であり、少なくともいずれか一方が狭まるように構成される。また、遊技媒体と後続遊技媒体との間隔が狭まることは、遊技媒体が流下遅延部材の影響を受ける前後を比較して時間及び/又は距離が狭まっていればよい概念である。
例えば、遊技媒体として遊技球を用いる場合にあっては、遊技球は発射装置により1個ずつ遊技領域に発射され、その発射数は通常1分間に100発以下となっている。したがって、遊技領域に打ち出される遊技球の間隔は少なくとも0.6秒である。すなわち、流下遅延部材によって遊技媒体の流入口への流下を少なくとも0.6秒遅延させることにより、次いで発射される遊技球と合わせて流入ユニットの流入口へ遊技媒体を導くことが可能となる。流入ユニットして入賞口を用いる場合には、複数の遊技媒体を略同時に流入ユニットの流入口に流入させることにより、複数の球の入賞による利益を遊技者に付与し、遊技者の利益を高めることが可能となる。
ここで遊技媒体としては、典型的には遊技機としてのパチンコ機に使用される球(パチンコ球)が概念されるが、もちろん、遊技領域をコインが流下するコインゲーム等においては、そのコインが遊技媒体に該当する。また、流下遅延部材によって流下速度を低減すする遊技媒体は、単数であってもよいし複数であってもよく、遊技性等に応じて適宜設定することが好ましい。
なお、流下遅延部材によって流下速度を低減する遊技媒体は、単数であっても複数であってもよく、更に、流下遅延部材から流入ユニットの流入口へ向けて流下する遊技媒体は、流下速度が低減された遊技媒体を一度に全部流下するように構成してもよいし、遊技媒体のうち一部の遊技媒体を流下して、複数回に分けて流入口に向けて流下するように構成してもよい。
ここで流下速度とは、単位時間あたりの鉛直成分の移動量であり、換言すると鉛直成分の移動速度である。流下遅延部材による遊技媒体の流下速度の低減とは、遊技領域を流下する遊技媒体が流下遅延部材の影響を受ける前後を比較して流下速度が低減していればよい概念であり、流下遅延部材によって流下速度が低減された結果、遊技媒体が流下しない場合(流下速度ゼロ)も含む概念である。また、駆動部材の駆動による遊技媒体の流下速度の増加とは、駆動による影響を受ける前後を比較して流下速度が増加していればよい概念である。
駆動部材は、予め定められた所定の周期で流下遅延部材を駆動させるものであり、ソレノイド、モータ等の駆動源を用いることができる。また、駆動周期は、適宜設定することができるが、複数の遊技媒体を略同時に流入ユニットの流入口に到達できるように設定することが望ましい。例えば、複数の遊技媒体が所定の間隔を空けて遊技領域を流下する場合には、先に流下する遊技媒体と、後続して流下する遊技媒体と、を略同時に流入ユニットの流入口に到達できるように流下遅延部材の駆動周期を設定する。
流下遅延部材は、駆動部材の駆動周期に応じて、遊技媒体の流下速度を低減させる状態と、流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ流入ユニットの流入口に向けて該遊技媒体を流下させる状態と、を実現できるものであればよく、種々の構成によって実現することができる。
具体的には、遊技盤上に立設されたプレート部材と、プレート部材の下方に配置され、水平移動自在な停留部材と、プレート部材の上下方向に貫通して形成され、遊技媒体が通過可能な開口部と、を有する構成によって実現することができる。停留部材は、駆動部材によって所定の周期で水平駆動される。停留部材がプレート部材の下方に位置し、プレート部材の開口部を塞ぐ状態では、遊技領域を流下する遊技媒体は開口部を通過できず、流下遅延部材に留まる。すなわち、遊技媒体の流下速度を低減させた状態である。次いで、後続して流下する後続遊技媒体が流下遅延部材より下方に流下するタイミングにおいて、停留部材が水平方向に移動されると、プレート部材の開口部を開放する状態となる。プレート部材の開口部を遊技媒体が通過し、遊技媒体は、後続遊技媒体に続いて流下される。すなわち、遊技媒体の流下速度を増加させつつ流入ユニットの流入口に向けて遊技媒体を流下させる状態を実現するとともに、遊技媒体と後続遊技媒体との間隔を狭めることができる。
他の構成としては、遊技領域を流下する遊技媒体が流入可能であり、遊技媒体の通過面が略水平である遊技媒体通路であって、この遊技媒体通路の通路面を略水平状態と略鉛直状態に駆動させる構成によって実現することができる。遊技媒体の通過面が略水平の状態では、通過面上の遊技媒体は水平面に沿って比較的ゆっくりと移動する。すなわち、遊技媒体の流下速度を低減させる状態を実現することができる。そして、後続遊技媒体が流下遅延部材に近づくタイミングにおいて、遊技媒体の通過面が略鉛直の状態に駆動されると、遊技媒体は通過面から落下し、遊技媒体通路から下方に流下する。すなわち、遊技媒体の流下速度を増加させつつ流入ユニットの流入口に向けて遊技媒体を流下させる状態を実現するとともに、遊技媒体と後続遊技媒体との間隔を狭めることが可能となる。
流入ユニットとは、遊技媒体が流入可能な流入口と、流入口に遊技媒体が流入容易な状態と流入困難な状態とを実現する動作部材と、を有するものであり、例えば、遊技媒体の流入が特別遊技の抽選の契機となるとともに、一定数の遊技媒体の払出しの契機となる始動入賞口、始動入賞口への流入による特別遊技の抽選結果が当たりとなった際に大当たり遊技を実行する大入賞口、遊技媒体の流入が一定数の遊技媒体の払出しの契機となる一般入賞口、を例示することができる。
動作部材は、流入口への遊技媒体の流入を容易な状態と困難な状態とを実現できる部材であり、より具体的には、流入口を閉める状態と開ける状態とを開閉動作により実現する開閉扉、流入口の開口寸法を遊技媒体が流入容易な寸法と流入し難い寸法とに変化させるように流入口近傍で移動する移動部材、を例示できる。
遊技媒体の流入が容易な状態と困難な状態とに状態を変化させる構成は、ソレノイド等の駆動源を用いて動作部材を一定周期で駆動させるように構成して実現してもよいし、他の流入口への遊技媒体の流入や遊技状態に基づいて駆動させるように構成して実現もよく、更には、流入口に流入した遊技媒体が内部の機構を駆動させることにより状態を変化させるように構成して実現してもよく、種々の構成によって実現することができる。
なお、流入ユニットと流下遅延部材は、一体に形成されていてもよい。流入ユニットと流下遅延部材を一体に形成することにより、遊技領域のスペースを有効活用することができる。また、流入ユニットと流下遅延部材を一体に形成しない場合であっても、流下遅延部材の遊技媒体の出口と流入ユニットとの間にゲージ等の部品を配置せず、流下遅延部材の出口の直下に流入ユニットを配置することが望ましい。この構成によれば、流下遅延部材から流下した遊技媒体がゲージ等の影響を受けることなく、流下遅延部材から流出した遊技媒体が流入口に到達する確率を向上させることが可能となる。
流下遅延部材から流下する遊技媒体は、流入ユニットの流入口に向かって流下するが、動作部材が遊技媒体の流入が困難な状態を実現している際は、遊技媒体は流入口に流入せずに更に下流へ流下し、遊技者は流入口への流入による利益を得られないことになる。したがって、例えば、動作部材が開閉動作を繰り返している場合には、動作部材が流入口を開放するタイミングと、流下遅延部材から遊技媒体を流下させるタイミングと、を合わせるように駆動周期を設定することにより、流入口へ流入させる遊技媒体を増やし、流入口に流入されない遊技媒体を減らし、遊技者の利益を増加させることができる。
流下遅延部材は、遊技媒体の流下速度を低減させる状態においても、遊技媒体を流下させるように構成されることが好ましい。流下遅延部材が流下速度を低減した状態においても、流下媒体を流下させるように構成することで、駆動部材によって駆動されていないタイミングであっても遊技媒体を流下させて流入ユニットの流入口へ導くことが可能となる。すなわち、駆動部材の駆動によらないで、遊技媒体の流下を実現させることも可能となり、遊技領域に球が停留することを防止できる。
本発明の更に他の例示的側面としての遊技機は、上記の遊技盤ユニットと、遊技領域が遊技者にとって視認可能となるように遊技盤ユニットを保持する枠体と、遊技盤ユニットに対してその前方に一定距離以上離間して配置された前面透明板と、遊技媒体を遊技領域に向けて発射する発射ユニットと、を有する。
この遊技機によれば、流下遅延部材によって、遊技媒体の流下速度を低減させることで、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させることができる。また、流下遅延部材は、駆動部材によって所定の周期で駆動されており、この駆動周期に応じて、遊技媒体の流下速度を低減させる状態と流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ流入ユニットの流入口に向けて該遊技媒体を流下させる状態とを実現し、一時的に遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に到達する時間を遅延させる。駆動部材は所定の周期で駆動しているため複雑な制御手段を必要とせず、簡素な構造によって、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させる時間を遅延させることができる。
複数の遊技媒体が所定間隔を空けて遊技領域を流下しており、流入ユニットの流入口に到達するタイミングに所定時間の差が生じる場合であっても、一方の遊技媒体を流下遅延部材によって流入ユニットの流入口に到達させるタイミングを遅らせ、他方の遊技媒体を流下遅延部材によらず遊技領域を流下させることにより、所定時間の差を減少させることが可能となり、遊技媒体と後続遊技媒体との間隔を狭めることが可能となる。更には、遊技媒体と後続遊技媒体を略同時に遊技媒体を流入ユニットの流入口へ到達させることが可能となる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、複雑な制御手段によらず、簡素な構造の流下遅延部材によって遊技媒体の流下速度を低減して、流入ユニットの流入口に遊技媒体を到達させるタイミングを遅延させることができる。遊技媒体は、流下速度を低減されることにより、この遊技媒体より後続して遊技領域を流下する後続遊技媒体との間隔を狭めることが可能となる。更には、遊技媒体と後続遊技媒体を略同時に遊技媒体を流入ユニットの流入口へ到達させる確率を高めることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機としてのパチンコ機2の正面図である。このパチンコ機2は、枠体3、遊技盤ユニット5、前面ガラス(前面透明板)10、発射ユニット(不図示)、貯留皿14を有している。発射ユニットは、1個ずつ遊技媒体としての球を遊技盤ユニット5に構成される遊技領域6bに向けて発射可能であり、その発射数は通常1分間に100発以下であり、遊技領域6bに打ち出される球の間隔は少なくとも0.6秒である。
なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパロット機、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、遊技媒体の流下による遊技を実現する遊技領域を有するあらゆる遊技機が含まれる。なお、パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等のあらゆるパチンコ機が概念できるが、本実施の形態においては、デジパチ遊技(1種遊技、図柄変動遊技ともいう。)とハネモノ遊技(2種遊技、役物遊技ともいう。)の両方の遊技を実現するいわゆる1種2種タイプのパチンコ機について例示説明する。なお、図柄変動遊技及び役物遊技については後述する。
パチンコ機2の枠体3は、後述する遊技盤ユニット5を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲及び前方又はそれに加えて後方を囲むように構成される。枠体3の内部には、遊技盤ユニット5の他にも各種電子基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、枠体3によって周囲側面及び前面又はそれに加えて後方からのパチンコ機2内部への不正アクセスが防止されるようになっている。
例えば、パチンコ機2の周囲を囲む筐体枠4、その内側にヒンジ部(揺動支持部)22によって前方開閉可能に揺動支持されて遊技盤ユニット5を保持する機枠9、機枠9の前方にヒンジ部22によって前方開閉可能に揺動支持されて前面ガラス10とその周囲を装飾する装飾部材32とを保持する装飾枠12とを有して枠体3が構成される。なお、前面ガラス10は、枠体3内部に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材であるが、詳細は後述する。
貯留皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態においては上皿14aと下皿14bとを有している。上皿14aは、球排出ボタン14cを有して遊技盤6の下方、すなわち装飾枠12の下方部分に配置され、下皿14bは、その上皿14aの更に下方に配置されている。
遊技盤ユニット5は、遊技盤面(表面)6a側の略中央にセンター役物7が配置された遊技盤6と、そのセンター役物7の一部に配置された2種大入賞口(第2の大入賞口)8とを有しており、その遊技盤面6aには多数のゲージ(障害釘)27も配置されている。
遊技盤6は、その遊技盤面6a側に球(遊技媒体)23の流下による遊技を実現するための遊技領域6bを構成するための盤状部材であり、遊技盤面6aを前方から遊技者にとって視認可能となるように枠体3(本実施の形態においては、枠体3の一部としての機枠9。)に保持されている。その遊技盤面6aには略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられており、レール飾り26の内周面(内側面)26aが遊技盤面6aに対して立設するように配置されている。そして、その内側面26aによって画定され、内側面26aに面した略円形状の領域が遊技領域6bとなっている。
ゲージ27は、遊技領域6bを流下する球23と衝突してその流下方向を変更させる流下変更部材であり、多数が遊技領域6b内に配置されている。また、遊技領域6bには、普通入賞口28、中央始動口(第1の始動口)29a、開閉始動口(第2の始動口)29b、中央大入賞口(第1の大入賞口)31、2種大入賞口8、流下遅延部材38、通過ゲート33、風車34等が配置されており、流下する球23が各流入口に流入したり、流下遅延部材38によって一時的に流下速度を低減されたり、通過ゲート33を通過したり、風車34を回転させたりすることによって、球23による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
センター役物7は、遊技領域6bの略中央に配置されて、図柄変動遊技(1種遊技)や役物遊技(2種遊技)を実現するものである。センター役物7は、図柄表示装置7aの表示画面7bの周囲であって遊技盤面6a上に配置された樹脂製の造形体である。センター役物7は、例えば表示画面7bの周囲を囲み、表示画面7bが遊技者に視認可能となるように配置されている。センター役物7には、模様や色彩が付され、また、キャラクター等の造形が施されており、装飾的な演出効果を発揮するようになっている。
図柄表示装置7aは、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されて遊技者が遊技盤面6a側から視認可能となるように配置され、その表示画面(映像表示面)7b上に映像表示を行うものである。この表示画面7b上には、例えば、3桁の数字又は文字等により構成される表示図柄7cが回転又は停止するように映像として表示される。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像も表示画面7b上に表示されるようになっている。
前面ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。前面ガラス10は透明平板ガラスで形成されて装飾枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者が前面ガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
発射ユニットは、球供給装置(不図示)によって貯留皿14の一部としての上皿14aから発射位置に送り出された球23を遊技領域6bの上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、機枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射ハンドル15がパチンコ機2の前面下方に設けられている。
図示しない球発射ユニットにより球23が発射されると、球23はレール飾り26の内側面26aに沿いつつ進行して遊技領域6b内の上部に至る。その後、球23はゲージ27に衝突しつつ遊技領域6b内を下方に流下し、あるものは普通入賞口28に流入して一定数の景品球払出しの契機となり、あるものはいずれの入賞口にも流入せずに遊技領域6b内最下部に位置するアウト口30に流入してパチンコ機2の外部へと排出される。
図柄変動遊技中に球23が中央始動口29aに流入すると、その流入に起因して図柄表示装置7aの表示図柄7cが回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始し、その表示図柄7cが所定の図柄(例えば、「7・7・7」。)で停止表示すれば、図柄変動遊技における大当たり(第1の特別遊技。以下、図柄変動大当たりという。)が発生する。そして、中央大入賞口31が開放して多量の入賞球を受け入れ、多量の景品球が貯留皿14へと払出されるようになっている。
センター役物7は、この遊技領域6bの略中央に位置しており、その上部の一部が球通路37の下側壁面を構成している。そして発射された球23がこの球通路37を通過するとセンター役物7の右側部分の遊技領域(右側領域)16bへ至ることができるようになっている。一方、発射された球23の勢いが比較的弱く、この球通路37を通過しない場合には、球23はセンター役物7の左側部分の遊技領域(左側領域)16aを流下することとなる。なお、このパチンコ機2においては、通過ゲート33、開閉始動口29b及び2種大入賞口8は、いずれも右側領域16bに配置され、球通路37を通過した後の球23がその近傍へと流下することができるようになっている。
球通路37の通路出口近傍には、球通路37を通過した後の球23を下方に流下させるための衝突部26bが配置されている。衝突部26bは、衝撃緩和・騒音吸収の機能を発揮するウレタンゴム等の弾性部材からなり、球23の損傷や騒音を防止することができる。衝突部26bに衝突した球23は、衝撃を緩和され、衝突部26bの下方に流下するように構成されている。
球通路37を通過した球23は、右側領域16bを流下し、あるものは流下遅延部材38によって流下速度を低減され、あるものは通過ゲート33を通過する。その通過ゲート33の通過に起因して状態変更抽選手段(不図示)による抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に、開閉始動口29bが一定時間開放する。この開閉始動口29bは、閉鎖状態では球23の流入が不可能とされているが、その開放中に別の球が開閉始動口29bに流入すると、それに起因して2種大入賞口8が所定時間開放して大当たり遊技が発生する(即ち、第2特別遊技の第1段階)。その開放時間中に、更に後続の球23が2種大入賞口8のV入賞口35に入賞すれば、中央大入賞口31の開放により大当たり遊技の継続(即ち、第2特別遊技の第2段階)を楽しむことができるようになっている。
センター役物7の中央部に配置された図柄表示装置7aは、奥行き方向において遊技盤面6aよりもやや奥まって配置されており、その図柄表示装置7aの前方部分には2種大入賞口8が配置されている。2種大入賞口8は、球23を入球可能に開口された入球口(流入口)8aと、入球口8aの流入可能な状態と流入不可能な状態とを実現する羽根部材(動作部材)8bを有する。羽根部材8bは中心を軸として回転方向に駆動することにより、2種大入賞口8の入球口8aを開放する入球可能な状態と入球口8aを塞ぐ入球不可能な状態とを実現する。
2種大入賞口8の入球口8aから入球した球23は、その下流に配置されたクルーン部材8cを通過する。クルーン部材8cは、筒状で上下方向に貫通する中空部を有し、中空部を通過する過程で球23が減速される。クルーン部材8cの下流には、球23を一定確率でV入賞口35に入球させる第1の案内路8dと、球23を第1の案内路8dより低い確率でV入賞口35に入球させる第2の案内路8eと、クルーン部材8cを通過した球23を第1の案内路8d及び第2の案内路8eのいずれかに振り分ける振分け部(扇部材)8fと、が配置されている。扇部材8fは、一定の確率で第1の案内路8d及び第2の案内路eのいずれかに球23を振り分けるように一定周期で駆動しており、複数の球23を一度に振り分ける際には第1の案内路8dに導きやすくなるように構成されている。
第1の案内路8d又は第2の案内路8eのいずれかを通過した球23が、V入賞口35に入球すると大当たりが確定する。このV入賞口35は、一定周期で絶えず左右方向に揺動している部分であり、球23がタイミング良く移動してV入賞口35に進入すると、上記大当たりが確定する。
2種大入賞口8の入球口8aの上流には、遊技領域6bを流下する球23の流下速度を一時的に低減する流下遅延部材38が配置されている。流下遅延部材38は、駆動部材42(図3参照)によって所定の周期で駆動されており、駆動部材42の駆動周期に応じて、遊技領域6bを流下する球23の流下速度を低減する状態と、この流下速度を低減した球23の流下速度を増加させつつ、球23を2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下させる状態と、を実現する。そして、流下遅延部材38によって流下速度を低減された球23と、この球23に対して後続して遊技領域6bを流下する後続球40と、の間隔を狭めることができるように構成されている。尚、後続球40は、球23を後続して流下遅延部材38に到達する球であり、球23と同様に発射ユニットによって遊技領域に向けて発射された球であるが、流下遅延部材38の動作説明のため、別符号を用いて説明を行う。
流下遅延部材38は、球通路37の通路出口近傍に配置された衝突部26bの下流に配置されており、この衝突部26bによって衝撃を緩和され、下方に流下する球23が流入されるように構成されている。
図2に、このパチンコ機における流下遅延部材38を拡大した正面図を示す。また、図3(a)は、流下遅延部材38の斜視図であり、図3(b)は、流下遅延部材38の分解斜視図である。流下遅延部材38は、中空部が形成された一対の収納部38aと、収納部38aの中空部に格納され、駆動部材42によって回転駆動される円盤部38bと、円盤部38bに立設され、右側領域16bを流下する球23を収納部38a間に流入させる開状態と、球23を収納部38a間に流入させない閉状態と、を実現する立設部38cと、を備える。立設部38cが設けられた円盤部38bは、収納部38aの中空部に収納されており、この中空部の内部において円盤部38bは時計方向に回転駆動する。円盤部38bの裏面には、駆動軸が遊技盤6を貫通して固定されており、この駆動軸とギアを介して、駆動部材42によって円盤部38bは駆動される。
円盤部38bに固定された立設部は、円盤部38bの円周に沿って均等の間隔を空けて配置されており、隣接する立設部38cの中心と、円盤部38bの中心がなす角度αは60度である。したがって、円盤部38bが60度回転駆動することにより、隣接する立設部38cに置き換わる。円盤部38bは断続的に回転駆動しており、3.6秒経過する過程で円盤部38bが1回転するように駆動周期が設定されている。したがって、0.6秒経過する過程で60度回転して、隣接する立設部38cに変わるように構成されている。流下遅延部材38は、球23の発射間隔と同じである0.6秒毎に、流下速度を低減した球23を流下させるように構成されており、この設定により先に発射された球と、後続の球と、を略同時に2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下させることが可能となる。
収納部38aと収納部38aの間は、球23が通過可能な貯留空間38dであり、上部に位置する貯留空間入口38eから流入した球は、下部に位置する貯留空間出口38fから流出可能である。円盤部38bが回転駆動することにより、円盤部38bに固定された立設部38cも同様に回転駆動する。立設部38cの回転駆動することによって、貯留空間入口38eの開口寸法を球が流入容易な寸法と流入し難い寸法とに変化させ、球の流下速度を低減させる状態と流下速度を低減した球の流下速度を増加させつつ2種大入賞口8の入球口8aに向けて球23を流下させる状態とを実現する。なお、球23が流入容易な開口寸法とは、球23の径である11mm以上であり、球23が流入し難い寸法とは、11mm未満である。
次いで、図4に基づいて、流下遅延部材38による技領域6bを流下する球23の流下速度を低減する状態と、流下速度を低減した球23の流下速度を増加させつつ、2種大入賞口8の入球口8aに向けて球23を流下させる状態とを実現する態様を説明する。図4は、流下低減部材の動作説明図である。流下遅延部材は、図示する(a)から(f)の順序で駆動される。以下、(a)から(f)の順序で説明する。
図4(a)は、立設部によって貯留空間入口38eの開口寸法が11mm未満となっている状態である。球23は、貯留空間38dに流入せず、立設部38c上に留まり、流下速度が低減された状態である。このとき、後続球40は、流下遅延部材38に向かって流下している。次いで、図4(b)は、立設部38cが回転移動したことにより、貯留空間入口38eの開口寸法が11mm以上となっている状態である。球23は、貯留空間38d内に流下し、流下速度が増加する。また、後続球40も流下遅延部材の貯留空間入口38eに到達する。そして、図4(c)に示すように、球23は、貯留空間38dから流出するとともに、後続球40も貯留空間38dを通過して、球23と後続球40は略同時に2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。
図4(d)は、図4(c)の状態から更に円盤部38bが回転駆動して、貯留空間入口38eの開口寸法が略11mmとなる間近に球23が流入した状態である。球23は、貯留空間38dに流入する。そして、図4(e)に示すように貯留空間38dを流下する過程で、円盤部38bが更に回転駆動し、貯留空間出口38fの開口寸法が11mm未満となる。そのため、球23は貯留空間38dから流下せずに、貯留空間38d内に留まる。このとき、後続球40は、流下遅延部材38に向かって流下している。次いで、図4(f)は、更に円盤部38bが回転駆動したことにより、貯留空間入口38eの開口寸法が11mm以上となって後続球40が貯留空間38d内に流下するとともに、貯留空間出口38fの開口寸法も11mm以上となって貯留空間38d内に留まっていた球23も流下する。後続球40も貯留空間38dを通過して、球23と後続球40は略同時に2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。
次に、このパチンコ機2における遊技方法について簡単に説明する。
<図柄変動遊技>
遊技者が、発射ハンドル15を操作すると、球発射が行われ、球23が発射レール(不図示)及びレール飾り26の内側面26aに沿って発射されて遊技領域6bの上部へと至る。図柄変動遊技においては、遊技者は中央始動口29aへの球23の流入を狙い、主に左側領域16aで球23を流下させるように発射強度が弱くなるように発射ハンドル15の回転量を調整して球発射を行う。それにより、球23は球通路37へと至る前に内側面26aから落下を開始し、左側領域16aを流下する。この左側領域16aを流下した球23は、例えば、普通入賞口28に流入したり、中央始動口29aに流入したりする。もちろん、このパチンコ機2においては、右側領域16bも球23が流下できるように構成されているため、遊技者は、図柄変動遊技において発射強度を強めて球発射を行ってもよい。
中央始動口29aへと球23が流入すると、図柄表示装置7aが表示図柄7cの回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始する。そして、所定の大当たり態様(例えば、「7・7・7」。)で表示図柄7cが停止表示されると、図柄変動大当たり発生となり、中央大入賞口31が開放する。そして、多量の球23が中央大入賞口31へと流入し、多量の景品球が払出される。
中央大入賞口31の開閉動作が所定回数繰り返して行われ、第一の特別遊技が終了する。図柄変動大当たりの表示図柄7cの停止態様は、例えば「2・2・2」、「6・6・6」「7・7・7」等のように複数の態様を有している。そのうちの一部の態様(例えば、「7・7・7」。)での図柄変動大当たり遊技が終了すると、その後に役物遊技が開始される。
<役物遊技>
役物遊技が開始されると、遊技者は通過ゲート33への球23の通過を狙い、右側領域16bで球23を流下させるように発射強度が強くなるように発射ハンドル15の回転量を調整して球発射を行う。それにより、球23が内側面26aに沿いつつ球通路37へと進入し、球通路37内を通過して右側領域16bへと至る。
このように、球通路37を通過した球23は、右側領域16bを流下して、あるものは流下遅延部材38よって球の流下速度が低減され、あるものは通過ゲート33を通過する。それに起因して行われた状態変更抽選手段による抽選結果が当りの場合に、開閉始動口29bが一定時間開放する。その開閉始動口29bに球23が流入した場合には役物大当たり遊技発生となり、2種大入賞口8が所定時間開放する。
右側領域16bを流下する球23は、2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する過程で、流下遅延部材38によって流下速度が低減されるものがある。流下遅延部材38によって流下速度が低減された球23は、後続して右側領域を流下する後続球40との間隔が狭められ、略同時のタイミングで流下遅延部材から流出する。そして、流下遅延部材38によって流下速度を低減された球23と後続球40とを略同時のタイミングで2種大入賞口8の入球口8aに到達させることができる。
更に、球23と後続球40を2種大入賞口8の入球口8aに導くタイミングと、2種大入賞口8の羽根部材8bの開放タイミングと、が一致することにより、球23と後続球40を同時に2種大入賞口8内に導くことができる。前述のように、2種大入賞口8内には、V入賞口35の入賞確率が高い第1の案内路8dと、この第1の案内路8dよりV入賞口35の入賞確率が低い第2の案内路8eと、があり、この案内路の分岐点に球23をいずれかの案内路に導く扇部材8fがある。扇部材8fは、複数の球23が入球すると第1の案内路8dに導きやすく構成されているため、複数の球23を同時に2種大入賞口8の入球口8aに導くことにより、V入賞口35への入賞確率を高め、遊技者は期待を高めることができる。
そして、球23が2種大入賞口8の入球口8aに流入し、センター役物7内に配置されたV入賞口35に入賞すれば、役物大当たり遊技継続となって中央大入賞口31が開放する。そして、多量の球23が中央大入賞口31へと流入し、多量の景品球が払出されつつ役物大当たり遊技を継続して楽しむことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、複雑な制御手段によらず、簡素な構造の流下遅延部材38によって、球23の流下速度を低減して、2種大入賞口8の入球口8aに球23を到達させる時間を遅延させることができる。そして、流下遅延部材38によって一時的に流下速度が低減された球23と、流下速度を低減された球より後続して遊技領域6bを流下する後続球40と、の間隔を狭め、球23と後続球40を略同時に2種大入賞口8の入球口8aに到達させることでき、複数の球23を2種大入賞口8の入球口8aに入球されることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。次いで、流下遅延部材の変形例を図5から図7に基づいて説明する。なお、上述の実施の形態と同様の構成については、図示を省略して同符号を用いて説明する。まず、図5及び図6に基づいて、変形例1に係る第2の流下遅延部材について説明する。図5は、変形例1に係る第2の流下遅延部材部分を拡大した正面図であり、図6は、動作説明図である。
第2の流下遅延部材41は、遊技盤6上に立設されたプレート部材41aと、プレート部材41aの下方に配置され、水平移動自在な停留部材41bと、プレート部材41aの上下方向に貫通して形成され、遊技媒体が通過可能な開口部41cと、プレート部材41aの上方に配置され、水平移動自在な流路変更部材41dと、を有する構成によって実現することができる。停留部材41bと流路変更部材41dは、図示しない駆動部材によって所定の周期で水平駆動される。また、流路変更部材は、その上面が右側下方に傾斜しており、衝突した球の流下方向を右側方向に変化させる。
次いで、図6に基づいて、第2の流下遅延部材41による遊技領域6bを流下する球23の流下速度を低減する状態と、流下速度を低減した球23の流下速度を増加させつつ、2種大入賞口8の入球口8aに向けて球23を流下させる状態とを実現し、球23と後続遊技媒体40の間隔を狭める態様を説明する。
図6(a)は、停留部材41bがプレート部材41aの直下に位置し、プレート部材42aの開口部41cを下方から塞ぐ状態である。流路変更部材41dはプレート部材41aの真上に位置せず、遊技領域6bを流下する球23はプレート部材41aの開口部41cに流入可能な状態である。開口部41cに流入した球23は、停留部材41bによって開口部41cを塞がれているため、プレート部材41aを通過できず、第2の流下遅延部材41に停留する。すなわち、球23の流下速度が低減された状態である。
図6(b)は、図6(a)の状態から、停留部材41bが移動せず、流路変更部材41dのみが水平方向に移動してプレート部材41aの真上に位置した状態である。このとき、後続球40が第2の流下遅延部材41に向かって流下すると、後続球40は流路変更部材41dによって第二の流下遅延部材41の右側の遊技領域へ導かれる。
図6(c)は、図6(b)の状態から、流路変更部材41dが移動せず、停留部材41bのみが水平方向に移動し、プレート部材41aの開口部41cが開放された状態である。プレート部材41aの開口部41cが開放されたため、第2の流下遅延部材41に停留していた球23が通過する。球23は、流下速度を増加しつつ2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。このようにして、球23は、第2の流下遅延部材によって流下速度を遅延させる前と比較して後続球40との間隔が狭められて、2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下する。
さらに、球23が第2の流下遅延部材41から流下し、2種大入賞口8の入球口8aに到達するタイミングと、後続球40が第2の流下遅延部材の右側を通過して2種大入賞口8の入球口8aに到達するタイミングが略同時になるように、停留部材41bと流路変更部材41dが駆動されることにより、複数の球を略同時に2種大入賞口8の入球口8aに流入させることが可能となる。また、後続球40は、第2の流下遅延部材41の右側の遊技領域を流下しており、第2の流下遅延部材41によって流下速度を低減された球23と異なる通過軌跡で2種大入賞口8の入球口8aに導かれる。球23と40は、それぞれ異なる軌跡を通過して2種大入賞口8の入球口8aに向かって流下するため、球同士の接触を減らすことが可能となり、好適である。
次いで、図7に基づいて、変形例2に係る第3の流下遅延部材42について詳細に説明する。図7は、第3の流下遅延部材42の動作説明図であり、(a)は、第3の流下遅延部材42によって遊技領域6bを流下する球23の流下速度を低減させる状態を示しており、(b)は、流下速度を低減した球23の流下速度を増加させつつ、2種大入賞口8の入球口8aに向けて球23を流下させる状態を示したものである。
第3の流下遅延部材42は、遊技領域6bを流下する球23が流入され、その球23を下流に向かって通過させる第1傾斜通路42aと、第1傾斜通路42aを通過した球23を下流に向かって通過させる第2傾斜通路42bと、第2傾斜通路42bを通過した球23を下流に配置される2種大入賞口8(図示せず)の入球口8a(図示せず)に向かって通過させる第3傾斜通路42cと、図示しない駆動部材と接続され、各傾斜通路を回転自在に支持する回転軸42dと、第1から第3傾斜通路の両側部に配置された壁部42eと、を備える。
各傾斜通路は、上下方向において互いに離間して配置されており、その上面が球23を通過させる通過面である。第1傾斜通路42a及び第3傾斜通路42cは正面視にて右下方に傾斜しており、第2傾斜通路42bは正面視にて左下方に傾斜している。第1傾斜通路42aに流入した球23は、通過面を移動し、下流に配置される第2傾斜通路及び第3傾斜通路に流下する。なお、各傾斜通路の両側部には、壁部42eが配置されているため、各傾斜通路を通過した球は、第3の流下遅延部材42の側方には流出せず、下流に配置される傾斜通路に導かれる。
図7(a)は、各傾斜通路にて球23を水平方向に移動させつつ流下させる状態である。第3の流下遅延部材42に流入した球23は、第1傾斜通路42aの通過面に沿って水平方向に移動しつつ流下する。よって、球23の流下速度は低減される。球23より後続して第3の流下遅延部材42に流入した後続球40も、各傾斜通路を水平方向に移動しつつ流下し、その流下速度は低減される。先に流入した球23と後続して流入した後続球40は、略同じ間隔を維持して流下する。
次いで、図7(b)は、回転軸42dを中心として各傾斜通路を回転方向に移動した状態である。各傾斜通路を回転させ、各傾斜通路の傾斜角度が大きくなると、各傾斜通路を通過する球は通過面から落下して、流下する。したがって、第3の流下遅延部材42によって流下速度が遅延された球23及び後続球40は、流下速度を増加されつつ下方に流下される。また、先に流入した球23と後続して流入した後続球40は、第3の流下遅延部材42で水平方向に移動しつつ下方に流下しており、その鉛直方向における間隔は、第3の流下遅延部材42に流入した際よりも狭められている。この状態で、球23及び後続球40を鉛直方向に流下させるため、第3の流下遅延部材42に流入した際と比較して球23と後続球40との間隔を狭めて、2種大入賞口8の入球口8aに向けて流下させることが可能となる。以上のように、第3の流下遅延部材42によっても、先に流下する球23と後続して流下する後続球40の間隔を狭めることができ、複数の球を略同時に2種大入賞口8の入球口8aに流入させることが可能となる。
なお、本実施の形態においては、1種2種のパチンコ機として、遊技領域が右側領域と左側領域とに分離され、球通路を通過した球が通過ゲート、開閉始動口及び2種大入賞口が配置された右側領域へと至る構成について説明しているが、もちろん遊技領域が右側と左側とに必ずしも分離してなくてよく、実施態様に応じて適宜変更可能である。
本発明の実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機の流下遅延部材部分を拡大した正面図である。 図1に示すパチンコ機の流下遅延部材を示した図である。(a)は斜視図であり、(b)は分解斜視図である。 図1に示すパチンコ機の流下遅延部材の動作説明図である。 変形例1に係る第2の流下遅延部材を示す斜視図である。 変形例1に係る第2の流下遅延部材の動作説明図である。 変形例2に係る第3の流下遅延部材の動作説明図である。
符号の説明
2:パチンコ機(遊技機)
3:枠体
4:筐体枠(枠体の一部)
5:遊技盤ユニット
6:遊技盤
6a:遊技盤面(表面)
6b:遊技領域
7:センター役物
7a:図柄表示装置
7b:表示画面(映像表示面)
7c:表示図柄
8:2種大入賞口(第2の大入賞口)
8a:入球口(流入口)
8b:羽根部材(動作部材)
8c:クルーン部材
8d:第1の案内路
8e:第2の案内路
8f:扇部材(振分け部)
9:機枠(枠体の一部)
10:前面ガラス(前面透明板)
12:装飾枠(枠体の一部)
14:貯留皿
14a:上皿
14b:下皿
14c:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16a:左側領域
16b:右側領域
22:ヒンジ部(揺動支持部)
23:球(遊技媒体)
26:レール飾り
26a:内側面(内周面)
26b:衝突部
27:ゲージ(障害釘)
28:普通入賞口(流入口)
29a:中央始動口(第1の始動口)
29b:開閉始動口(第2の始動口)
30:アウト口(流入口)
31:中央大入賞口(第1の大入賞口)
32:装飾部材
33:通過ゲート
34:風車
35:V入賞口
37:球通路
38:流下遅延部材
38a:収納部
38b:円盤部
38c:立設部
38d:貯留空間
38e:貯留空間入口
38f:貯留空間出口
40:後続球
41:第2の流下遅延部材
41a:プレート部材
41b:停留部材
41c:開口部
41d:流路変更部材
42:第3の流下遅延部材
42a:第1傾斜通路
42b:第2傾斜通路
42c:第3傾斜通路
42d:回転軸
42e:壁部

Claims (3)

  1. 遊技媒体の流下による遊技を実現するための遊技領域が構成される遊技盤と、
    該遊技領域を流下する遊技媒体を流入させる流入口及び該流入口への遊技媒体の流入が困難な状態と該流入が容易な状態とを実現する動作部材を有する流入ユニットと、
    該遊技領域を流下する遊技媒体の流下速度を低減させる流下遅延部材と、
    該流下遅延部材を所定の周期で駆動させる駆動部材と、を備え、
    前記流下遅延部材は、前記駆動部材の駆動周期に応じて、遊技媒体の流下速度を低減させる状態と流下速度を低減した遊技媒体の流下速度を増加させつつ前記流入ユニットの流入口に向けて該遊技媒体を流下させる状態とを実現することにより、前記遊技領域を後続して流下する後続遊技媒体との間隔を狭めるように構成される、遊技盤ユニット。
  2. 前記流下遅延部材は、前記遊技媒体の流下速度を低減させる状態においても、該遊技媒体を流下させるように構成される、請求項1に記載の遊技盤ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技盤ユニットと、
    前記遊技領域が遊技者にとって視認可能となるように前記遊技盤ユニットを保持する枠体と、
    前記遊技盤ユニットに対してその前方に一定距離以上離間して配置された前面透明板と、
    前記遊技媒体を前記遊技領域に向けて発射する発射ユニットと、を有する遊技機。
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