JP2009236287A - 車輪用転がり軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転側軌道輪及び駆動軸を容易に加工することができ、加工された回転側軌道輪及び駆動軸の加工精度を容易に検査することができる車輪用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】車輪用転がり軸受装置1は、車輪が取り付けられる転がり軸受の内輪12と、内輪12に取り付けられる駆動軸10とを備え、さらに、内輪12及び駆動軸10の各々にはキー溝12a,10dが形成されるとともに、内輪12及び駆動軸10の各々に形成されたキー溝12a,10dと係合するキー17を備えている。そして、内輪12に形成されたキー溝12aと、駆動軸10に形成されたキー溝10dとにより形成された空間にキー17が挿入されることにより、内輪12に形成されたキー溝12aと駆動軸10に形成されたキー溝10dの双方とキー17が係合し、キー17を介して、駆動軸10が内輪12に係止され、駆動軸10が内輪12に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として自動車に使用される車輪用転がり軸受装置に関する。
一般に、自動車は車輪(例えば、駆動軸によって回転される駆動輪)を回転可能に支持するために車輪用転がり軸受装置を備えている。このような車輪用転がり軸受装置は、車体に固定される固定側軌道輪と、車輪が取り付けられる回転側軌道輪と、固定側軌道輪及び回転側軌道輪との間に配設された転動体と、回転側軌道輪に取り付けられる駆動軸とを備えている。
そして、車輪用転がり軸受装置において、駆動軸に発生するトルクを回転側軌道輪に伝達するための駆動軸と回転側軌道輪との取付構造としては、インボリュートスプライン形状を有する歯及び歯溝(いわゆるセレーション)を噛み合わせるスプライン継手を利用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
より具体的には、図5に示すように、車輪用転がり軸受装置101は、車体(不図示)に固定される固定側軌道輪である外輪111と、車輪(不図示)が取り付けられる回転側軌道輪である内輪112との間に、転動体115,116を介在させることにより、車輪及び駆動軸110を回転可能に支持している。即ち、外輪111と内輪112と転動体115,116等から転がり軸受Cが構成され、車輪用転がり軸受装置101は、車輪が取り付けられる転がり軸受Cの回転側軌道輪である内輪112と、内輪112に取り付けられる駆動軸110とを備えている。この駆動軸110の外周110tには、インボリュートスプライン形状を有する歯110aが等間隔に形成されるとともに、内輪112の内周112iには、歯110aと同様の形状を有する歯溝112aが形成されている。そして、この歯110a及び歯溝112aを噛み合わせて駆動軸110が回転側軌道輪である内輪112に取り付けられている。
特開平9−96317号公報
しかしながら、上記従来技術においては、駆動軸110を回転側軌道輪である内輪112に取り付けるために、等間隔に複数の歯110a及び歯溝112aを形成する必要がある。従って、回転側軌道輪及び駆動軸を加工することが煩雑であるという問題があった。
また、加工された回転側軌道輪である内輪112及び駆動軸110の加工精度を検査するためには、内輪112の内周112iの径や、駆動軸110の外周110tの径を、それらの全周に亘って計測する必要がある。従って、加工された回転側軌道輪及び駆動軸の加工精度を検査することが煩雑であるという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転側軌道輪及び駆動軸を容易に加工することができ、加工された回転側軌道輪及び駆動軸の加工精度を容易に検査することができる車輪用転がり軸受装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、車輪が取り付けられる転がり軸受の回転側軌道輪と、回転側軌道輪に取り付けられる駆動軸とを備える車輪用転がり軸受装置において、回転側軌道輪及び駆動軸の各々にはキー溝が形成されるとともに、回転側軌道輪及び駆動軸の各々に形成されたキー溝と係合するキーを備え、回転側軌道輪に形成されたキー溝と、駆動軸に形成されたキー溝とにより形成された空間にキーが挿入されることにより、回転側軌道輪に形成されたキー溝と駆動軸に形成されたキー溝の双方とキーが係合し、キーを介して、駆動軸が回転側軌道輪に係止され、駆動軸が回転側軌道輪に取り付けられていることを特徴とする。
同構成によれば、駆動軸に発生するトルクを回転側軌道輪に伝達するために、キー及びキー溝によって駆動軸を回転側軌道輪に取り付けることができる。従って、回転側軌道輪及び駆動軸にインボリュートスプライン形状を有する歯や歯溝を形成する必要がなく、回転側軌道輪及び駆動軸を容易に加工することができ、加工された回転側軌道輪及び駆動軸の加工精度を容易に検査することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車輪用転がり軸受装置であって、キーはテーパ状に形成されていることを特徴とする。
同構成によれば、回転側軌道輪に形成されたキー溝と、駆動軸に形成されたキー溝とにより形成された空間に、テーパ状に形成されたキーを楔のように挿入することができる。従って、駆動軸を回転側軌道輪に強固に取り付けることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車輪用転がり軸受装置であって、回転側軌道輪及び駆動軸の各々には複数のキー溝が形成され、回転側軌道輪及び駆動軸の各々に形成された複数のキー溝と係合する複数のキーを備えることを特徴とする。
同構成によれば、駆動軸に発生するトルクを回転側軌道輪に伝達するために、複数のキー及び複数のキー溝によって駆動軸を回転側軌道輪に取り付けることができ、駆動軸と回転側軌道輪との取付構造の信頼性を高めることができる。
本発明によれば、回転側軌道輪及び駆動軸を容易に加工することができ、また、加工された回転側軌道輪及び駆動軸の加工精度を容易に検査することができる。
以下に本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中の矢印U及びSは、軸方向を示すとともに、矢印U,Sの各々は、車体側方向、車輪側方向を示している。また、図中の矢印Rは、軸方向に直交する直交方向を示している。
本実施形態に係る車輪用転がり軸受装置は、自動車用のハブユニットとして駆動輪に使用されるものであって、軌道輪や転動体等から構成される転がり軸受によって、車輪及び駆動軸を支持するものである。
より具体的には、図1に示すように、車輪用転がり軸受装置1は、外輪11と内輪12との間に、転動体15,16を介在させることにより、車輪(不図示)及び車軸である駆動軸10を回転可能に支持する。なお、本実施形態においては、外輪11と内輪12と転動体15,16等から転がり軸受Bが構成されている。
(駆動軸の構成)
駆動軸10は、等速ジョイント、差動装置、及びトランスミッション(いずれも不図示)を介して自動車のエンジン(不図示)に接続される構成となっている。従って、エンジンの出力回転が駆動軸10に伝達されて、駆動軸10にトルクが発生する構成となっている。
また、駆動軸10の等速ジョイントと接続される車体側端部10uには、転がり軸受Bと当接する軸受当接部である大径部10aが形成されるとともに、転がり軸受Bが結合される車輪側端部10sには、大径部10aよりも小さい径を有し、内輪12に挿通される挿通部である小径部10bが形成されている。また、小径部10bの先端には、おねじが切られたおねじ部10cが形成されている。
以上のように構成された駆動軸10は、転がり軸受Bを構成する内輪12に挿通されている。そして、おねじ部10cにナット2が螺合されることにより、駆動軸10とナット2によって内輪12が挟持され、駆動軸10の車輪側端部に転がり軸受Bが結合される。
(転がり軸受の構成)
転がり軸受Bは、上述のごとく、車体(不図示)に固定される固定側軌道輪である外輪11と、車輪が取り付けられるとともに駆動軸10が挿通される回転側軌道輪である内輪12との間に、転動体15,16が配設されている。
円筒状に形成された外輪11の外周11tには、外輪11を車体に固定するためのボルト(不図示)が挿通されるフランジ部11aが形成されるとともに、外輪11の内周11iには、2列(即ち、内列と外列)の軌道面11u,11sが環状に形成されている。
そして、外輪11の内方には、転動体15,16を介して、内輪12が設けられている。なお、本実施形態においては、内輪12は、車輪の中心部に取り付けられるハブと駆動軸10が挿通される部材とが一体となったハブ軸13と、ハブ軸13とは別個に設けられた内輪部材14とから構成されている。
ハブ軸13の転動体15,16側の外周13rには、1列の軌道面13sが環状に形成されるとともに、ハブ軸13の車輪側外周13tには、車輪をハブ軸13に取り付けるためのボルト6が挿通されるフランジ部13aが形成されている。
また、ハブ軸13には、駆動軸10が挿通される貫通孔13bが形成されるとともに、ハブ軸13の車体側外周13uには、環状に形成された内輪部材14が嵌められている。この内輪部材14の外周14tには、1列の軌道面14uが形成されている。
そして、図1に示すように、ハブ軸13に嵌められた内輪部材14は、ハブ軸13の段差13cと駆動軸10の大径部10aとに当接しているため、上述のごとく、おねじ部10cにナット2が螺合されることにより、駆動軸10とナット2によってハブ軸13及び内輪部材14が一体的に挟持される。従って、内輪12(即ち、内輪12を構成するハブ軸13と内輪部材14)及び内輪12に取り付けられた車輪は、エンジンの出力回転が伝達される駆動軸10とともに回転する。
なお、外輪11及び内輪12の間に配設された2列(即ち、複列)の転動体15,16のうち、一列の転動体15は、外輪11及び内輪部材14の各々に形成された軌道面11u,14uと接触している。また、他の一列の転動体16は、外輪11及びハブ軸13の各々に形成された軌道面11s,13sと接触している。そして、内輪12が回転することにより、転動体15が、軌道面11uと軌道面14uにおいて転動するとともに、転動体16が、軌道面11sと軌道面13sにおいて転動する。
ここで、本実施形態においては、図1及び図2に示すように、内輪12及び駆動軸10の各々に、キー溝12a,10dが形成されるとともに、内輪12及び駆動軸10の各々に形成されたキー溝12a,10dと係合するキー17を備え、このキー17及びキー溝12a,10dによって駆動軸10が内輪12に取り付けられている点に特徴がある。
より具体的には、内輪12の内周である貫通孔13bには、軸方向に延びたキー溝12aが形成されるとともに、駆動軸10の小径部10bの外周10tには、キー溝12aと対向するとともに軸方向に延びたキー溝10dが形成されている。そして、図1及び図2に示すように、内輪12に形成されたキー溝12aと駆動軸10に形成されたキー溝10dとによって形成された空間にキー17が挿入されることにより、キー溝12aとキー溝10dの双方とキー17が係合し、キー17を介して、駆動軸10が内輪12に係止され、駆動軸10が内輪12に取り付けられている。このキー17は、ナット2がおねじ部10cに螺合される前に、キー溝12aとキー溝10dによって形成された空間(即ち、内輪12と駆動軸10の間)に車輪側から挿入される。
このような構成により、駆動軸10に発生するトルクを内輪12に伝達するために、キー17及びキー溝12a,10dによって駆動軸10を内輪12に取り付けている。このため、インボリュートスプライン形状の歯及び歯溝を噛み合わせるスプライン継手を利用する場合と比べ、駆動軸10と内輪12との取付構造が簡易となる。
なお、本実施形態においては、キー17は、車体側方向Uへ向かうほど直交方向Rにおける径が漸減するように、テーパ状に形成されている。より具体的には、図1及び図3に示すように、キー17の車体側端部17uの直交方向Rにおける径Duが、キー17の車輪側端部17sの直交方向Rにおける径Dsよりも小さくなるようにキー17が形成されている。また、キー溝12a,10dは、上記キー17の形状に合わせて形成されている。即ち、キー溝12aとキー溝10dとによって形成される空間が、車体側方向Uに向かうほど狭くなるように、キー溝12a,10dが形成されている。
本実施形態の車輪用転がり軸受装置1によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)車輪が取り付けられる転がり軸受Bの内輪12と、内輪12に取り付けられる駆動軸10とを備える車輪用転がり軸受装置1において、内輪12及び駆動軸10の各々にはキー溝12a,10dが形成されるとともに、キー溝12a,10dと係合するキー17を備えている。そして、キー溝12aとキー溝10dとにより形成された空間にキー17が挿入されることにより、キー溝12aとキー溝10dの双方とキー17が係合し、キー17を介して、駆動軸10が内輪12に係止され、駆動軸10が内輪12に取り付けられている。このため、駆動軸10に発生するトルクを内輪12に伝達するために、キー17及びキー溝12a,10dによって駆動軸10を内輪12に取り付けることができる。従って、内輪12及び駆動軸10にインボリュートスプライン形状を有する歯や歯溝を形成する必要がなく、内輪12及び駆動軸10を容易に加工することができ、加工された内輪12及び駆動軸10の加工精度を容易に検査することができる。
(2)キー17はテーパ状に形成されているため、内輪12に形成されたキー溝12aと、駆動軸10に形成されたキー溝10dにより形成された空間に、テーパ状に形成されたキー17を楔のように挿入することができる。従って、駆動軸10を内輪12に強固に取り付けることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の設計変更をすることが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。例えば、上記実施形態を以下のように変更してもよい。
・上記実施形態においては、内輪12及び駆動軸10の各々には1つのキー溝12a,10dが形成され、車輪用転がり軸受装置1が備えるキー17は1つであったが、上記実施形態の車輪用転がり軸受装置1を示す図2に対応した図4の断面図に示すように、キー17及びキー溝12a,10dは複数であってもよい。
即ち、内輪12及び駆動軸10の各々には複数のキー溝12a,10dが形成され、内輪12及び駆動軸10の各々に形成された複数のキー溝12a,10dと係合する複数のキー17を備えていてもよい。
このような構成によれば、駆動軸10に発生するトルクを内輪12に伝達するために、複数のキー17及び複数のキー溝12a,10dによって駆動軸10を内輪12に取り付けることができ、駆動軸10と内輪12との取付構造の信頼性を高めることができる。
・また、上記実施形態においては、駆動軸10には、内輪12を駆動軸10と挟持するためのナット2が螺合されたが、ナット2を螺合することによって、ナット2が車体側方向Uへ移動してキー17に車体側方向Uへの力を加え、キー溝12aとキー溝10dにより形成された空間にキー17が楔のように挿入されることが好ましい。
このように構成によれば、ナット2を螺合することにより、駆動軸10とナット2とによって内輪12を挟持すると同時にキー溝12aとキー溝10dにより形成された空間にキー17を挿入することができる。従って、駆動軸10を内輪12に容易に取り付けることができる。
・上記実施形態においては、キー17はテーパ状に形成されていたが、テーパ状に形成されていなくてもよく、例えば、単なる直方体状であってもよい。このように構成しても上記(1)の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車輪用転がり軸受装置を示す概略構成図。 図1のA−A断面図。 本発明の実施形態に係るキーを説明するための図。 本発明の実施形態に係る車輪用転がり軸受装置の変形例を示す断面図。 従来の車輪用転がり軸受装置を示す概略構成図。
符号の説明
B…転がり軸受、1…車輪用転がり軸受装置、10…駆動軸、10d…キー溝、10t…外周、11…外輪(固定側軌道輪)、12…内輪(回転側軌道輪)、12a…キー溝、13…ハブ軸、13b…貫通孔(内輪の内周)、14…内輪部材、15,16…転動体、17…キー。

Claims (3)

  1. 車輪が取り付けられる転がり軸受の回転側軌道輪と、前記回転側軌道輪に取り付けられる駆動軸とを備える車輪用転がり軸受装置において、
    前記回転側軌道輪及び前記駆動軸の各々にはキー溝が形成されるとともに、前記回転側軌道輪及び前記駆動軸の各々に形成された前記キー溝と係合するキーを備え、前記回転側軌道輪に形成された前記キー溝と、前記駆動軸に形成された前記キー溝とにより形成された空間に前記キーが挿入されることにより、前記回転側軌道輪に形成された前記キー溝と前記駆動軸に形成された前記キー溝の双方と前記キーが係合し、前記キーを介して、前記駆動軸が前記回転側軌道輪に係止され、前記駆動軸が前記回転側軌道輪に取り付けられていることを特徴とする車輪用転がり軸受装置。
  2. 前記キーはテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪用転がり軸受装置。
  3. 前記回転側軌道輪及び前記駆動軸の各々には複数の前記キー溝が形成され、前記回転側軌道輪及び前記駆動軸の各々に形成された複数の前記キー溝と係合する複数の前記キーを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車輪用転がり軸受装置。
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