JP2009225100A - 半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン - Google Patents

半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン Download PDF

Info

Publication number
JP2009225100A
JP2009225100A JP2008067312A JP2008067312A JP2009225100A JP 2009225100 A JP2009225100 A JP 2009225100A JP 2008067312 A JP2008067312 A JP 2008067312A JP 2008067312 A JP2008067312 A JP 2008067312A JP 2009225100 A JP2009225100 A JP 2009225100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
capacitor
terminal
semiconductor integrated
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008067312A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Watanabe
大介 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2008067312A priority Critical patent/JP2009225100A/ja
Priority to US12/392,625 priority patent/US8111844B2/en
Priority to KR1020090020154A priority patent/KR101031655B1/ko
Publication of JP2009225100A publication Critical patent/JP2009225100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/005Electrostatic transducers using semiconductor materials
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/52Circuit arrangements for protecting such amplifiers
    • H03F1/523Circuit arrangements for protecting such amplifiers for amplifiers using field-effect devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/181Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers
    • H03F3/183Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/187Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only in integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/01Electrostatic transducers characterised by the use of electrets
    • H04R19/016Electrostatic transducers characterised by the use of electrets for microphones
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • H01L27/0255Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using diodes as protective elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】キャパシタを集積化するとともに、高ESD耐圧を実現する。
【解決手段】本発明の一態様に係る半導体集積回路10は、コンデンサ・マイクロフォン用の半導体集積回路であって、出力トランジスタMN1のドレインと端子Bとの間に直列に接続された抵抗R5、抵抗R6と、出力トランジスタMN1のソースと接続された端子Cと、抵抗R5と抵抗R6との接続点n4と端子Cとの間に設けられたキャパシタC1と、キャパシタC1と並列に接続されたダイオードD3とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォンに関し、特に、コンデンサ・マイクロフォンに搭載する半導体集積回路及びこれを用いたコンデンサ・マイクロフォンに関する。
コンデンサ・マイクロフォンでは、マイクロフォンの小型化に伴い、部品実装面積が減少している。そのため、実装部品の削減が望まれており、高周波カット用のキャパシタを集積化することが望まれている。しかしながら、キャパシタを集積化することでESD耐圧の低下が問題となっている。通常、マイクロフォンにはESDテスト(IEC61000−4−2)で8kVの耐圧が要求されており、マイクロフォンのESD耐圧を確保しつつ集積化をすることが望まれている。
図9に、特許文献1に記載の従来例の構成を示す。図9において、端子Aはデバイス入力端子であり、一方は抵抗R1、R2を介して出力トランジスタMN1のゲートに接続され、他方はコンデンサ・マイクロフォン2のダイアフラムC3に接続されている。端子Bは電源端子と出力端子とを共用した、出力・電源端子である。端子Bの一方は出力トランジスタMN1のドレインに接続され、他方はコンデンサ・マイクロフォン2の端子Eに接続される。端子Eは、負荷抵抗RLを介して電源VDDと接続されている。また、端子EはAC信号の出力端子VOUTと接続されている。
デバイス中の抵抗R1、R2、ダイオードD1、D2は保護回路であり、不要な場合は削除することも可能である。また、抵抗R3はデバイスの入力インピーダンスを決めるためのプルダウン抵抗であり、通常、数100MΩ〜数十GΩまでのものが用いられる。抵抗R4はソース抵抗であり、ゲインの調整をする場合に使用される。なお、抵抗R4は不要な場合は削除することが可能である。
コンデンサ・マイクロフォン2のダイアフラムC3へ入力された電圧は出力トランジスタMN1のゲートに入力され電流増幅をした後、出力端子VOUTから出力される。これにより、入力信号を増幅しインピーダンス変換をする。端子Bと出力トランジスタMN1のドレインの間には、RFノイズ(800MH〜2GHz)を除去するためにキャパシタC1、C2が接地コンデンサとして配置されている。これらのキャパシタC1、C2はRF信号に対してフィルタ機能としてはたらき、RFノイズを低減する。
特許文献1に記載の従来例ではキャパシタC1、C2を集積化することで、小型化を実現している。従来例では、キャパシタC1、C2として容量10pF、33pFが用いられている。しかしながら、一般的に、半導体に集積化された容量のサイズを大きくすることは難しく、10pF、33pFの容量を実現する場合、チップのサイズが大きくなってしまう。
ゲート容量のように単位容量の大きい容量素子であればチップを小さくすることが可能であるが、単位容量が大きくなるとESDに弱くなる傾向があり、要求されるESDレベルを達成することが困難となる。このため、マイクロフォンの小型化のため集積化をすることと、ESDの耐性については相反するものであり、従来例の回路ではこれらを実現することが難しい。
登録実用新案第3081106号公報
このように、キャパシタを集積化してチップサイズを小さくするとともに、高ESD耐圧を実現することは困難である。
本発明の一態様に係る半導体集積回路は、コンデンサ・マイクロフォン用の半導体集積回路であって、出力トランジスタのドレインと出力端子との間に直列に接続された第1抵抗、第2抵抗と、前記出力トランジスタのソースと接続された電源端子と、前記第1抵抗と前記第2抵抗との接続点と前記電源端子との間に設けられた第1キャパシタと、前記第1キャパシタと並列に接続された第1ダイオードとを備えるものである。このように、第1抵抗と第2抵抗との接続点と電源端子との間に、第1キャパシタと第1ダイオードのセットが保護回路の一部として配置されている。これにより、ESD電流の高周波成分は第1キャパシタを通して、低周波波分は第1ダイオードを通して放電される。
また、第1キャパシタと第1ダイオードに対して、それぞれ対称になるように第1抵抗及び第2抵抗が配置されている。第1キャパシタ、第1ダイオードの出力トランジスタ側に第1抵抗を設けることにより、内部回路側のインピーダンスを第1キャパシタ、第1ダイオードと比較して高くすることができ、ESD電流から内部回路を保護することができる。また、第1キャパシタ、第1ダイオードの出力端子側に第2抵抗を設けることにより、回路全体の時定数を増加させ、ESD放電時間を長くすることが可能であり、過電流による破壊から回路全体を守ることが可能である。さらに、これらの第1抵抗、第2抵抗、第1キャパシタ、第1ダイオードは、T型のローパスフィルタを構成しており、電源のRFノイズを除去し、低ノイズ、高ESD耐圧のコンデンサ・マイクロフォン用半導体集積回路を実現することができる。
本発明によれば、キャパシタを集積化するとともに、高ESD耐圧を実現することができる半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォンを提案することができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る半導体集積回路を用いたコンデンサ・マイクロフォンについて、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る半導体集積回路10の構成を示す図である。図2は、図1に示す半導体集積回路10を用いたコンデンサ・マイクロフォン20の構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る半導体集積回路10は、出力トランジスタMN1、キャパシタC1、ダイオードD1、D2、D3、抵抗R1、R2、R3、R4、R5、R6を備えている。
図2に示すように、半導体集積回路10の入力端子である端子Aは、コンデンサ・マイクロフォン20のダイアフラムC3に接続されている。端子Bはコンデンサ・マイクロフォン20の端子Eに接続されている。本実施の形態においては、端子Bは、電源端子と出力端子とを共用した、電源・出力端子である。端子Eは負荷抵抗RLを介して電源VDDと接続されている。また、端子EはAC信号の出力端子VOUTと接続されている。端子Cはコンデンサ・マイクロフォン20の端子Dに接続されており、端子Dは接地電源GNDに接続されている。端子Cは、接地電源GNDに接続される電源端子である。このように、本発明においては、負荷抵抗RL以外に外部部品を必要としない。このため、コンデンサ・マイクロフォン20の小型化を実現することができる。
図1に示すように、半導体集積回路10の端子Aと出力トランジスタMN1のゲートとの間には、抵抗R1、R2が直列に接続されている。出力トランジスタMN1としては、例えば、FET(電界効型トランジスタ)が用いられる。抵抗R1と抵抗R2との接続点n1と端子Cとの間には、ダイオードD1が逆方向に設けられている。また、抵抗R1と抵抗R2との接続点n2と端子Cとの間には、ダイオードD2が順方向に設けられている。なお、抵抗R1、R2、ダイオードD1、D2は保護回路であり、不要な場合は削除することも可能である。
抵抗R2と出力トランジスタMN1のゲートとの間の接続点n3と、端子Cとの間には抵抗R3が設けられている。抵抗R3はデバイスの入力インピーダンスを決めるためのプルダウン抵抗であり、通常、数100MΩ〜数十GΩまでのものが用いられる。また、出力トランジスタMN1のソースは、抵抗R4を介して、端子Cと接続されている。抵抗R4はソース抵抗であり、ゲインの調整をする場合に使用される。なお、抵抗R4は不要な場合は削除することが可能である。また、出力トランジスタMN1のバックゲートは、端子Cに接続されている。
出力トランジスタMN1のドレインは、抵抗R5、R6を介して、端子Bに接続されている。抵抗R5、R6は直列に接続されている。抵抗R5、R6としては、拡散抵抗又はポリシリコン抵抗などを用いることができる。抵抗R5と抵抗R6との間の接続点n4と接地電源GNDに接続される端子Cとの間には、キャパシタC1が設けられている。キャパシタC1としては、MOS容量、MIM容量、MIP(メタル−インシュレータ−ポリ)容量などが用いられる。
また、抵抗R5と抵抗R6との間の接続点n5と接地電源GNDに接続される端子Cとの間には、ダイオードD3が逆方向に接続されている。すなわち、ダイオードD3は、キャパシタC1と並列に接続されている。ダイオードD3としては、PNジャンクションダイオード又はP−MOS、N−MOSを用いることができる。
コンデンサ・マイクロフォン20のダイアフラムC3へ入力された電圧は、出力トランジスタMN1のゲートに入力され、電流増幅をした後、出力端子VOUTから出力される。これにより、入力信号を増幅しインピーダンス変換をすることができる。
実施の形態1に係る半導体集積回路10においては、ESD保護回路の一部として、キャパシタC1とダイオードD3とのセットが、抵抗R5と抵抗R6接続点と接地電源GNDに接続される端子Cとの間に設けられている。これにより、ESD電流の高周波成分はキャパシタC1を通して、低周波波分はダイオードD3を通して接地電源GNDに流れる。
また、半導体集積回路10では、キャパシタC1とダイオードD3に対して、それぞれ対称になるように抵抗R5、R6が配置されている。すなわち、キャパシタC1が接続された接続点n4の出力トランジスタMN1側には抵抗R5が配置され、ダイオードD3が接続された接続点n5の端子B側には抵抗R6が配置されている。
接続点n4の出力トランジスタMN1側に抵抗R5を設けることにより、内部回路側のインピーダンスをキャパシタ、ダイオードと比較して高くすることができる。これにより、ESD電流から内部回路を保護することができる。また、接続点n5の電源VDDに接続される端子B側に抵抗R6を設けることにより、ESDのパルス電流の時定数を増加させ、放電時間を長くすることができる。これにより、過電流によるキャパシタC1、ダイオードD3の焼損などの破壊を防止することができる。
さらに、これらの2つの抵抗R5、R6、キャパシタC1、ダイオードD3は、T型のローパスフィルタとしても機能する。このため、比較的容易に800MHz〜2GHzの信号を減衰させることができ、電源VDDのRFノイズ(800MHz〜2GHz)を除去することが可能である。一方、音声信号である〜20kHzの信号に対しての劣化は生じない。これにより、低ノイズ、高ESD耐圧のコンデンサ・マイクロフォン20を実現することができる。
ここで、図3に示す本実施の形態に係る回路を用いたシミュレーションについて説明する。図3に示すように、抵抗R5=R6=150Ω、キャパシタC1=20pF、ダイオードD3のブレイクダウン電圧が8Vでブレイク時のON抵抗が0.2Ωのダイオードを用いた回路について、ESD耐圧のシミュレーションを行った。ここでは、ESD試験IEC61000−4−2において、8kV時にドレイン端子にかかるドレイン電圧(Vdrain)をシミュレーションした。また、負荷抵抗として、コンデンサ・マイクロフォンに用いられる出力抵抗と比較して十分に大きな1MΩを出力抵抗とした。
このシミュレーション結果を図4に示す。比較として、従来例のキャパシタのみの回路についても、同様のシミュレーションを行った。図4に示すように、従来のキャパシタのみからなる回路では、ピーク電圧が約1.7kVであり、この電圧がドレイン端及びキャパシタ端にかかることがわかる。このことから、従来の回路では、ESD耐圧が低いことが容易に推測できる。
一方、実施の形態1に係る回路では、ピーク電圧が12Vであり、ドレイン端、キャパシタ端にかかる電圧が大幅に削減されている。これにより、ESD特性は大幅に改善される。ピーク電流は、ダイオードのブレイクダウン電圧と寄生抵抗により決まっており、これらの値を小さく設計することでさらにドレイン端、キャパシタ端にかかるピーク電圧を下げることができる。
また、図5に高周波通過特性のシミュレーション結果を示す。図5に示すように、従来例では、800MHzで−8dB、2GHzで−17dBである。これに対し、実施の形態1に係る回路では、800MHzで−33dB、2GHzで−40dBであり、高周波ノイズの除去にも有効である。
従来回路では、RFノイズ低減のためのキャパシタの内蔵はチップ面積の増大、ESD耐圧の悪化を招き実現が困難であった。しかしながら、本発明に係る半導体集積回路10を用いることで、高ESD耐圧を維持したまま、RFノイズを低減させることが可能であり、従来外付けをしていた部品を集積化することが可能である。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体集積回路11について図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態に係る半導体集積回路11の構成を示す図である。図6において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図6に示すように、本実施の形態に係る半導体集積回路11では、出力トランジスタMN1のドレインは、抵抗R5、R6、R7を介して、端子Bに接続されている。抵抗R5、R6、R7は直列に接続されている。抵抗R5と抵抗R6との間の接続点n4と端子Cとの間には、キャパシタC1が設けられている。また、抵抗R5と抵抗R6との間の接続点n5と端子Cとの間には、ダイオードD3が逆方向に接続されている。すなわち、ダイオードD3は、キャパシタC1と並列に接続されている。
また、抵抗R6と抵抗R7との間の接続点n6と端子Cとの間には、キャパシタC2が設けられている。また、抵抗R6と抵抗R7との間の接続点n8と端子Cとの間には、ダイオードD4が逆方向に接続されている。すなわち、ダイオードD4は、キャパシタC2と並列に接続されている。なお、図2に示すように、端子Cは、コンデンサ・マイクロフォン20の端子Dを介して、接地電源GNDに接続される。
このように、実施の形態2に係る半導体集積回路10においては、ESD保護回路の一部として、キャパシタC1とダイオードD3とのセットが抵抗R5と抵抗R6接続点と接地電源GNDに接続される端子Cとの間に設けられている。さらに、キャパシタC2とダイオードD4とのセットが抵抗R6と抵抗R7接続点と接地電源GNDに接続される端子Cとの間に設けられている。このように、キャパシタとダイオードのセットを2段構成にすることにより、RFノイズの通過特性を改善することができる。
図7に、本実施の形態に係る回路を用いた場合の高周波通過特性のシミュレーション結果を示す。図7に示すように、従来例では、800MHzで−8dB、2GHzで−17dBである。これに対し、実施の形態2に係る回路では、800MHzで−52dB、2GHzで−72dBであり、高周波ノイズをさらに除去することが可能となる。
また、キャパシタとダイオードのセットを2段構成にすることにより、ESDによるピーク電圧は、ダイオードD3、D4のブレイクダウン電圧と略同等の8Vまで減少し、さらにESD保護能力を向上させることができる。以上の結果から、高ESD耐圧及び低RFノイズを実現することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体集積回路12について図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態に係る半導体集積回路12の構成を示す図である。図8において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図8に示すように、本実施の形態に係る半導体集積回路12は、図1に示す抵抗R5がインダクタンスL1に置き換えられている。このように、出力トランジスタMN1のゲートと接続点n4との間にインダクタンスL1を設けた場合でも、実施の形態1と同様の効果を期待することができる。インダクタンスL1としては、例えば、スパイラルインダクタを用いることができる。インダクタンスL1は配線抵抗を大きくし、抵抗R5と同程度の抵抗になるように設計をする。インダクタンスL1は金属抵抗として働くため、抵抗R5と同様の原理により、インピーダンスを高くすることができ、ESD電流から内部回路を保護することができる。
また、インダクタンスL1は、ノイズの高周波成分に対してはQ値が低いため、誘電体損を生じる。結果として、800MHz〜2GHzでの通過特性を悪化させるため、RFノイズを除去し、低ノイズのコンデンサ・マイクロフォンを実現可能である。
以上説明したように、本発明によれば、コンデンサ・マイクロフォン用の半導体集積回路において、キャパシタを内蔵してコンデンサ・マクロフォンの小型化を実現することができるとともに、高ESD耐圧を実現することができる。
実施の形態1に係る半導体集積回路の構成を示す図である。 実施の形態1に係る半導体集積回路を用いたコンデンサ・マイクロフォンの構成を示す図である。 ESDシミュレーションを実施した半導体集積回路の構成を示す図である。 図3に示す半導体集積回路のESDのシミュレーション結果を示すグラフである。 図3に示す半導体集積回路の高周波通過特性のシミュレーション結果を示すグラフである。 実施の形態2に係る半導体集積回路の構成を示す図である。 実施の形態2に係る半導体集積回路の高周波通過特性のシミュレーション結果を示すグラフである。 実施の形態3に係る半導体集積回路の構成を示す図である。 従来のコンデンサ・マイクロフォンの構成を示す図である。
符号の説明
10、11、12 半導体集積回路
20 コンデンサ・マイクロフォン
C1、C2 キャパシタ
R1、R2、R3、R4、R5、R6 抵抗
D1、D2、D3、D4 ダイオード
MN1 出力トランジスタ
RL 負荷抵抗
L1 インダクタンス

Claims (4)

  1. コンデンサ・マイクロフォン用の半導体集積回路であって、
    出力トランジスタのドレインと出力端子との間に直列に接続された第1抵抗、第2抵抗と、
    前記出力トランジスタのソースと接続された電源端子と、
    前記第1抵抗と前記第2抵抗との接続点と前記電源端子との間に設けられた第1キャパシタと、
    前記第1キャパシタと並列に接続された第1ダイオードとを備える半導体集積回路。
  2. 前記第2抵抗と前記出力端子との間に直列に接続された第3抵抗と、
    前記第2抵抗と前記第3抵抗との接続点と前記電源端子との間に設けられた第2キャパシタと、
    前記第2キャパシタと並列に接続された第2ダイオードとをさらに備える請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第1抵抗は、スパイラルインダクタから構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体集積回路と、
    前記出力トランジスタのゲートに接続されたダイアフラムとを備えるコンデンサ・マイクロフォン。
JP2008067312A 2008-03-17 2008-03-17 半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン Pending JP2009225100A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008067312A JP2009225100A (ja) 2008-03-17 2008-03-17 半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン
US12/392,625 US8111844B2 (en) 2008-03-17 2009-02-25 Semiconductor integrated circuit and condenser microphone
KR1020090020154A KR101031655B1 (ko) 2008-03-17 2009-03-10 반도체 집적 회로 및 콘덴서 마이크로폰

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008067312A JP2009225100A (ja) 2008-03-17 2008-03-17 半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009225100A true JP2009225100A (ja) 2009-10-01

Family

ID=41215055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008067312A Pending JP2009225100A (ja) 2008-03-17 2008-03-17 半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8111844B2 (ja)
JP (1) JP2009225100A (ja)
KR (1) KR101031655B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119673A (ja) * 2009-10-30 2011-06-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 非線形素子、該非線形素子を有する表示装置および該表示装置を有する電子機器
JP2015082699A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 アスモ株式会社 モータ制御装置
JP2015213140A (ja) * 2014-05-07 2015-11-26 日本アンテナ株式会社 入力保護回路

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201134312A (en) * 2010-03-23 2011-10-01 Qisda Corp Circuit protection system capable of preventing being damaged by a leakage current generated from an AC power supply
US9181086B1 (en) 2012-10-01 2015-11-10 The Research Foundation For The State University Of New York Hinged MEMS diaphragm and method of manufacture therof
DE102015100398A1 (de) * 2015-01-13 2016-07-14 Infineon Technologies Ag Vorrichtung mit Chip und integrierter Schaltung

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597251Y2 (ja) * 1992-12-21 1999-07-05 株式会社オーディオテクニカ マイクロホンの電源による制御回路
US5589799A (en) * 1994-09-29 1996-12-31 Tibbetts Industries, Inc. Low noise amplifier for microphone
JP4227679B2 (ja) * 1998-05-07 2009-02-18 株式会社オーディオテクニカ インピーダンス変換器
JP3805543B2 (ja) * 1998-11-19 2006-08-02 三菱電機株式会社 半導体集積回路
US6160450A (en) * 1999-04-09 2000-12-12 National Semiconductor Corporation Self-biased, phantom-powered and feedback-stabilized amplifier for electret microphone
EP1067819B1 (en) * 1999-07-08 2004-06-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Condenser microphone apparatus and its connecting apparatus
JP4129108B2 (ja) * 2000-02-25 2008-08-06 三菱電機株式会社 マイクロフォン用フィルタおよびマイクロフォン装置
AU2002237204A1 (en) * 2001-03-09 2002-09-24 Techtronic A/S An electret condensor microphone preamplifier that is insensitive to leakage currents at the input
JP3081106U (ja) 2001-04-17 2001-10-26 富吉特半導體股▲分▼有限公司 マイクロホンのインピーダンス変換器
KR100411619B1 (ko) * 2001-08-13 2003-12-18 송기영 콘덴서 마이크로폰의 구조 및 그 제조 방법
JP2003230195A (ja) * 2002-02-06 2003-08-15 Hosiden Corp エレクトレットコンデンサマイクロホン
US6953980B2 (en) * 2002-06-11 2005-10-11 Semiconductor Components Industries, Llc Semiconductor filter circuit and method
US7787642B2 (en) * 2003-07-17 2010-08-31 Massachusetts Institute Of Technology Low-power high-PSRR current-mode microphone pre-amplifier system and method
US7899196B2 (en) * 2004-02-09 2011-03-01 Audioasics A/S Digital microphone
KR20050089219A (ko) * 2004-03-04 2005-09-08 주식회사 팬택앤큐리텔 정전기 보호 및 잡음 차단이 가능한 일렉트리트 콘덴서마이크로폰
JP4440121B2 (ja) 2005-01-06 2010-03-24 Necエレクトロニクス株式会社 電圧供給回路およびマイクユニット
US20070217628A1 (en) * 2006-03-17 2007-09-20 Knowles Electronics, Llc Two-wire microphone circuit

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119673A (ja) * 2009-10-30 2011-06-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 非線形素子、該非線形素子を有する表示装置および該表示装置を有する電子機器
US9385114B2 (en) 2009-10-30 2016-07-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Non-linear element, display device including non-linear element, and electronic device including display device
JP2015082699A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 アスモ株式会社 モータ制御装置
JP2015213140A (ja) * 2014-05-07 2015-11-26 日本アンテナ株式会社 入力保護回路

Also Published As

Publication number Publication date
KR101031655B1 (ko) 2011-04-29
US20090268926A1 (en) 2009-10-29
US8111844B2 (en) 2012-02-07
KR20090099465A (ko) 2009-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HRP20200657T1 (hr) Zaštita priključnog pretvarača od previsokog napona
JP4896137B2 (ja) Esd保護回路
CN1671040B (zh) 低噪声运算放大器
JP4485487B2 (ja) 電力増幅器
JP2009225100A (ja) 半導体集積回路及びコンデンサ・マイクロフォン
TWI326157B (ja)
US20030151865A1 (en) Electrostatic discharge protection circuit
US20090195946A1 (en) Electrostatic Discharge Protection Using an Intrinsic Inductive Shunt
US10587114B2 (en) Bi-directional electrostatic discharge protection device for radio frequency circuits
JP5337395B2 (ja) ノイズフィルタ及びノイズフィルタ内蔵アンプ回路
JP6341461B2 (ja) 電力増幅器
KR102249569B1 (ko) 반도체 장치
JP2009087962A (ja) 保護回路及び半導体集積回路
US20190287960A1 (en) Semiconductor ESD Protection Device and Method
JP2008103889A (ja) 低雑音増幅器
JP2001230639A5 (ja)
US20060027871A1 (en) [electrostatic discharge protection device]
JP5970241B2 (ja) 容量性負荷バイアス回路
WO2005101902A1 (en) Esd protection circuit for condenser microphone
JP3515725B2 (ja) 低電流増幅回路
JP2010087567A (ja) 増幅集積回路装置
Chan et al. CMOS RF LNA with high ESD immunity
JP5752515B2 (ja) 増幅器
KR100993680B1 (ko) 노이즈 필터 및 노이즈 필터 내장 앰프 회로
JP4622582B2 (ja) ミューティング回路