JP2009212309A - 半導体パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビティ電流を有効に抵抗体で消費させることができ、量産性の向上が図れる半導体パッケージを得ること。
【解決手段】キャビティは、封止蓋4とシールリング3と上部スルーホール群7と下部スルーホール群8とベースキャリア6とにより構成される。上部スルーホール群7と下部スルーホール群8との間には、抵抗体層9をキャビティの側壁上部であるシールリング3の全周に渡って装荷してある。キャビティの壁面を流れるキャビティ電流は、確実に抵抗体層9を通って下部スルーホール群8に流れる。つまりキャビティ電流を抵抗体層9に効率よく消費させることができる。また、シールリング実装パターン14及び上部スルーホール群7は、表面グランドパターン15などのグランドパターンとは接続されない構成であるので、誘電体多層基板2は穴あき異形基板とする必要がなく、量産性が向上する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体デバイス、特に、マイクロ波帯やミリ波帯などの高周波数帯で動作する高周波半導体デバイスを搭載する半導体パッケージに関するものである。
ミリ波レーダ用半導体デバイスなどの高周波半導体デバイスは、耐環境性、動作の安定性、低コスト化、小型化、などの観点から、気密でかつ電気的にシールドするキャビティ内に収容する形でパッケージ化されている。しかし、このキャビティでは、不要な共振が発生するという問題がある。
すなわち、パッケージ内のキャビティの一辺の長さが、キャビティを伝搬する電磁波の管内波長の概略1/2以上となると、その波長に対応する周波数帯において共振が発生し、キャビティ内に定在波を形成する場合がある。半導体デバイスは、誘電体基板に載置され、誘電体基板上の伝送線路とボンディングワイヤで電気的な接続されているが、キャビティに生じた定在波は、半導体デバイスやボンディングワイヤ端子間のキャビティ内アイソレーション(減衰量)を低下させる。その結果、半導体デバイスの動作や伝送線路の特性が不安定になる。
特に、ミリ波帯(30GHz〜300GHz)で動作する高周波半導体デバイスでは、当該デバイスの寸法と信号周波数に対応する伝搬波長の寸法とが近接してくるので、キャビティの大きさを信号周波数に対応する伝搬波長の1/2以下とすることは困難であり、高次の共振モードが発生しやすい。
そこで、例えば特許文献1では、キャビティの寸法による共振を抑圧する方策として、キャビティの壁面を流れる高周波電流(キャビティ電流)を抵抗体にて損失させる技術が提案されている。
すなわち、特許文献1では、誘電体多層基板に形成した凹状穴を半導体素子及び誘電体回路基板を搭載するキャビティとし、このキャビティの周囲に等価的な金属壁を形成するように設けられる第1の表裏導通スルーホール群(7a)と、上記誘電体多層基板内に配置され、上記第1の表裏導通スルーホール群(7a)に接続される抵抗体(9)と、上記第1の表裏導通スルーホール群(7a)と上記キャビティとの間に形成され、この抵抗体(9)を接地導体に接続する第2の表裏導通スルーホール群(7b)とを備えた半導体パッケージが開示されている。
特開2001−196502号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される構成では、抵抗体を迂回する短絡パスである第1の表裏導通スルーホール群の電気長に関する記載がなく、不明であるが、その電気長によっては、キャビティ電流が抵抗体で有効に消費されない場合が起こる。
また、上記特許文献1に開示される構成では、高周波デバイスを穴あきの誘電体多層基板の内部に搭載するので、穴あけという二次的な工程が必要となる。その結果、量産性が低下し、コストアップを招来する。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、キャビティ電流を有効に抵抗体で消費させることができ、量産性の向上が図れる半導体パッケージを得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明は、半導体デバイスを収容するキャビティが、前記半導体デバイスを表面に搭載する誘電体多層基板の表面外周側に前記半導体デバイスを囲んで配置されるシールリングと、前記シールリングの上端開口部を塞ぐ封止蓋と、前記シールリングの下端下方における前記誘電体多層基板の内部に等価的な金属壁を形成するように設けられるスルーホール群と、前記誘電体多層基板の裏面グランドパターンが接合されるベースキャリアとで構成される半導体パッケージであって、前記シールリングの下端を前記誘電体多層基板の表面上に接合する実装パターンは、前記半導体デバイスを囲む表面グランドパターンと分離して形成され、前記スルーホール群は、一端が前記シールドリングの下端に接続される上部スルーホール群と、一端が前記裏面グランドパターンに接続される下部スルーホール群とに分離して構成され、前記上部スルーホール群の他端と前記下部スルーホール群の他端との間は、抵抗導体層を介して接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、キャビティ電流を有効に抵抗体で消費させることができ、穴あきの誘電体多層基板を用いないので、量産性の向上が図れるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかる半導体パッケージの好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による半導体パッケージの構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す半導体パッケージのシールリング及び封止蓋を除いた表面の状態を示す平面図である。図3は、図1に示す誘電体多層基板の内層に配置する抵抗体層の一例を示す平面図である。
図1において、半導体パッケージ1の外形状は、直方体形状の誘電体多層基板2と、この誘電体多層基板2の表面側の外周囲に配置されるシールリング3と、このシールリング3の上端開口部を塞ぐ封止蓋4とによって規定される。
シールリング3は、銅板などの導電性板材を矩形リング状に形成したものである。このシールリング3は、下端が誘電体多層基板2の表面にハンダ等で固定配置され、上端開口部に封止蓋4が接着固定される。封止蓋4も、銅板などの導電性板材で形成されている。
誘電体多層基板2は、側端が半導体パッケージ1の図示しない側壁に密着し、裏面を被覆する裏面グランドパターン5が半導体パッケージ1の底面であるベースキャリア6にハンダ等で接合されることで、半導体パッケージ1内に固定されている。
そして、誘電体多層基板2内の外周囲であるシールリング3の下方内部に、等価的な金属壁を作る構成として、従来では、表裏面間を連通するスルーホール群を形成していた。
つまり、問題となる共振を起こすキャビティが、ベースキャリア5と、誘電体多層基板1内の外周囲に形成される等価的な金属壁と、シールリング3と、封止蓋4とによって形成される構造である。
この実施の形態1では、このキャビティ構造において、誘電体多層基板2内の外周囲に等価的な金属壁を形成するスルーホール群を、図1に示すように、誘電体多層基板2の内部において、表面側の上部スルーホール群7と、裏面側の下部スルーホール群8とに分離し、それらの分離端間に抵抗体層9を介在させる構成とした。
また、誘電体多層基板2の表面には、シールリング3の内側に、高周波半導体デバイスであるマイクロ波能動デバイス10a,10bと、それらがボンディングワイヤ11を介して接続される伝送線路12a,12b,12cとが配置されている。シールリング3の外側には、伝送線路12aに対する入出力端子13aと、伝送線路12cに対する入出力端子13bとが配置されている。
この場合、誘電体多層基板2の表面には、シールリング3を実装するシールリング実装パターン14と、表面グランドパターン15とが形成され、表面グランドパターン15上にマイクロ波能動デバイス10a,10bが搭載されている。そして、伝送線路12a,12b,12cが、表面グランドパターン15の開口部に形成されている。この表面グランドパターン15は、誘電体多層基板2の内層に設けられる内層グランドパターンと裏面グランドパターン5とに接続される。
従来では、この表面グランドパターンをシールリング3の実装パターンにも利用していた。そのため、従来では、特許文献1に示されるように、キャビティを形成するために誘電体多層基板を穴あき異形基板とする必要があった。
これに対して、この実施の形態1では、図2に示すように、シールリング実装パターン14を、表面グランドパターン15とは分離して設けてある。シールリング実装パターン14における白抜きの○印は、上部スルーホール群7の上端との接合位置を表している。つまり、シールリング実装パターン14と上部スルーホール群7は、誘電体多層基板2のグランドパターンに接続されない構成である。一方、下部スルーホール群8の下端は、裏面グランドパターン5に接続されている。
抵抗体層9は、誘電体多層基板2内の所定の内層に、例えば、図3に示すように、シールリング3の矩形リング形状と同じ形状をして形成される。なお、白抜きの○印は、図示例では、上部スルーホール群7の下方端との接合位置を表している(なお、下部スルーホール群8は、上部スルーホール群7と短絡しないように白抜きの○印の間に配置され、その上端は抵抗体層9に接合されている)。
なお、誘電体多層基板1の内部には、マイクロ波能動デバイス10a,10bの信号グランドを裏面グランドパターン5に接続するグランドスルーホール16が設けられる。また、伝送線路12aと入出力端子13aとの間を接続する信号接続用スルーホール17a,17b及び内層伝送線路18aが設けられる。同様に、伝送線路12cと入出力端子13bとの間を接続する信号接続用スルーホール17c,17d及び内層伝送線路18bが設けられる。
次に、動作について説明する。外部から一方の入出力端子13aに入力するマイクロ波或いはミリ波の無線周波信号は、信号接続用スルーホール17a、内層伝送線路18a、信号接続用スルーホール17b、伝送線路12a、ボンディングワイヤ11を通ってマイクロ波能動デバイス9aに入力し、マイクロ波能動デバイス9aにて、例えば増幅処理が行われる。そして、増幅処理された無線周波信号は、ボンディングワイヤ11、伝送線路12b、ボンディングワイヤ11を通ってマイクロ波能動デバイス9bに入力し、マイクロ波能動デバイス9bにて、例えば変調処理(振幅変調や位相変調など)等の最終処理が行われる。最終処理が行われた無線周波信号は、ボンディングワイヤ11、伝送線路11c、信号接続用スルーホール17c、内層伝送線路18b、信号接続用スルーホール17dを通って他方の入出力端子13から外部に送出される。
ここで、実施の形態1によるキャビティは、封止蓋4と、シールリング3と、上部スルーホール群7と、下部スルーホール群8と、ベースキャリア6とによって構成される。このキャビティの共振周波数が、扱う無線周波信号の周波数よりも低い場合は、キャビティ内に発生する共振によってマイクロ波能動デバイス9a,9bに不安定動作や特性不良が発生する可能性がある。
図4は、キャビティ共振時に発生する磁界とキャビティ電流との一例を示す図である。図4に示すように、キャビティ20の共振時は、キャビティ20の壁面には、共振磁界21と直交する方向にキャビティ電流22が流れている。
この実施の形態1では、キャビティ20の側壁の下部は、上部スルーホール群7と、下部スルーホール群8とで構成されるが、上部スルーホール群7と、下部スルーホール群8との間には、抵抗体層9をキャビティ20の側壁の上部であるシールリング3の全周に渡って装荷してある。
そして、シールリング実装パターン14及び上部スルーホール群7は、表面グランドパターン15などのグランドパターンとは接続されない構成であるので、製造時に、上部スルーホール群7と下部スルーホール群8とが短絡する虞はない。
したがって、キャビティ20の壁面を流れるキャビティ電流22は、確実に抵抗体層9を通って下部スルーホール群8に流れることになる。これによって、キャビティ電流22に付随する共振エネルギーを抵抗体層9に効率よく消費させることができる。
このように、実施の形態1によれば、共振磁界21のエネルギーが抵抗体層9に効率よく吸収され、消費されるので、キャビティ共振を確実に抑圧でき、マイクロ波能動デバイス9a,9bの動作特性が改善される。
また、シールリング実装パターン14及び上部スルーホール群7は、表面グランドパターン15などのグランドパターンとは接続されない構成であるので、誘電体多層基板2は穴あき異形基板とする必要がなく、量産性が向上する。加えて、誘電体多層基板2の内層を電源制御線の配線に有効に利用することができる。
なお、実施の形態1では、抵抗体層9は、シールリング3の全周に渡って装荷する場合を示したが、共振磁界の強い領域に離散的に装荷してもよい。この構成では、キャビティ電流22の少なく抵抗層が装荷されない領域では、上部スルーホール群7と下部スルーホール群8とを導通させることになる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2による半導体パッケージの要部構成を示す平面図である。図5に示すように、この実施の形態2による半導体パッケージでは、上部スルーホール群7と下部スルーホール群8とは、抵抗体層9の配置面の面内(水平面内)においてずれた位置に配置される。
上部スルーホール群7の各上部スルーホールの下端と、下部スルーホール群8の各下部スルーホールの上端とには、それぞれ、スルーホール接続ランド25,26が設けられ、対応するスルーホール接続ランド25とスルーホール接続ランド26との間が、抵抗体層9の配置面の面内において、共振周波数の1/2波長を有する内層接続パターン27によって接続されている。
そして、内層接続パターン27の中央部とグランドスルーホール29との間、つまり、対応する上部スルーホールの下端と下部スルーホールの上端とからそれぞれ1/4波長の点とグランドスルーホール29との間に、終端抵抗体28が装荷されている。
ここで、終端抵抗体28の抵抗値Rtは、Zを内層接続パターン27の特性インピーダンス、Rを抵抗体層9の抵抗値として、Rt=Z/Rである。
この実施の形態2によれば、キャビティ電流の周波数において、ウイルキンソン分配回路で規定されているように、抵抗体層9を通る抵抗パスと内層接続パターン27を通る導体パスとでキャビティ電流が等振幅逆位相となるので、対応する上部スルーホールの下端と下部スルーホールの上端との間のアイソレーションが増大し、キャビティ電流を効果的に低減できる。
また、上部スルーホール群7の各下端と、下部スルーホール群8の各上端とは、内層接続パターン27によって直流的短絡されているので、封止蓋4を大電流によるシーム溶接によってシールリング3の上端開口部に融着することができる。
なお、実施の形態2では、上部スルーホール群7と下部スルーホール群8とは、抵抗体層9の配置面の面内(水平面内)おいてずれた位置に配置する場合を示したが、更に、積層方向である垂直面内においてもずれた位置に配置する構成とすることができる。
例えば、抵抗体層9が、第2層に配置されるとすれば、上部スルーホール群7を第1層から第2層までの間に設け、下部スルーホール群8を第4層から裏面グランドパターン5との間に設ける。
そして、抵抗パスを、対応する上部スルーホールと下部スルーホールのうち、上部スルーホールの下端と下部スルーホールの上端との間を抵抗充填スルーホールで接続することで形成する。
また、上記抵抗パスに対する迂回路である導体パスを、第2層から第4層の間をスルーホール及び内層接続パターンで接続することで形成し、この迂回路の全長をキャビティの共振周波数の1/2波長の長さに形成する。終端抵抗体は、第3層に設ける構成となる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3による半導体パッケージの要部構成を示す断面図である。図6に示すように、この実施の形態3による半導体パッケージでは、図1に示した抵抗体層9を設けずに、上部スルーホール群7と下部スルーホール群8とを連通したスルーホール群とし、その連通したスルーホール群を誘電体多層基板の表面から裏面グランドパターンまでの間に抵抗材を充填した抵抗充填スルーホール群30とした。
なお、符号31a,31bは、伝送線路または入出力端子である。符号17は、信号接続用スルーホールである。符号18は、内層伝送線路である。
この実施の形態3によれば、抵抗値管理が一層容易になるという利点も得られる。
以上のように、この発明にかかる半導体パッケージは、キャビティ共振の抑圧と量産性の向上との両立を図るのに有用である。
この発明の実施の形態1による半導体パッケージの構成を示す断面図である。 図1に示す半導体パッケージのシールリング及び封止蓋を除いた表面の状態を示す平面図である。 図1に示す誘電体多層基板の内層に配置する抵抗体層の一例を示す平面図である。 キャビティ共振時に発生する磁界とキャビティ電流との一例を示す図である。 この発明の実施の形態2による半導体パッケージの要部構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態3による半導体パッケージの要部構成を示す断面図である。
符号の説明
1 半導体パッケージ
2 誘電体多層基板
3 シールリング
4 封止蓋
5 裏面グランドパターン
6 ベースキャリア
7 上部スルーホール群
8 下部スルーホール群
9 抵抗体層
10a,10b 高周波半導体デバイス(マイクロ波能動デバイス)
11 ボンディングワイヤ
12a,12b,12c 伝送線路
13a,13b 入出力端子
14 シールリング実装パターン
15 表面グランドパターン
16,29 グランドスルーホール
17,17a,17b,17c,17d 信号接続用スルーホール
18,18a,18b 内層伝送線路
20 キャビティ
25,26 スルーホール接続ランド
27 内層接続パターン
28 終端抵抗体
30 抵抗充填スルーホール群
31a,31b 伝送線路または入出力端子

Claims (8)

  1. 半導体デバイスを収容するキャビティが、前記半導体デバイスを表面に搭載する誘電体多層基板の表面外周側に前記半導体デバイスを囲んで配置されるシールリングと、前記シールリングの上端開口部を塞ぐ封止蓋と、前記シールリングの下端下方における前記誘電体多層基板の内部に等価的な金属壁を形成するように設けられるスルーホール群と、前記誘電体多層基板の裏面グランドパターンが接合されるベースキャリアとで構成される半導体パッケージであって、
    前記シールリングの下端を前記誘電体多層基板の表面上に接合する実装パターンは、前記半導体デバイスを搭載する表面グランドパターンと分離して形成され、
    前記スルーホール群は、一端が前記シールドリングの下端に接続される上部スルーホール群と、一端が前記裏面グランドパターンに接続される下部スルーホール群とに分離して構成され、
    前記上部スルーホール群の他端と前記下部スルーホール群の他端との間は、抵抗導体層を介して接続されている、
    ことを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記抵抗体層は、前記シールリングの全周囲に対応する下端下方の前記誘電体多層基板内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  3. 前記上部スルーホール群と前記下部スルーホール群とは、前記抵抗体層の配置面と同一の水平面内でずれて配置され、前記抵抗体層に接続される対応する上部スルーホールの他端と下部スルーホールの他端との間が、前記抵抗体層の配置層において、前記キャビティの共振周波数の1/2波長の長さを有する内層接続パターンで接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  4. 前記内層接続パターンの中央点は、終端抵抗体を介してグランドパターンに接続されている、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体パッケージ。
  5. 前記上部スルーホール群と前記下部スルーホール群とは、水平面内及び垂直面内でずれて配置され、
    対応する上部スルーホールの他端と対応する下部スルーホールの他端とが抵抗体層または抵抗充填スルーホールを介して接続され、
    当該対応する上部スルーホールの他端と下部スルーホールの他端との間を接続するスルーホール及び内層接続パターンの全長が、前記キャビティの共振周波数の1/2波長の長さを有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  6. 前記スルーホール及び内層導体パターンの全長の中央点は、終端抵抗体を介してグランドパターンに接続されている、ことを特徴とする請求項5に記載の半導体パッケージ。
  7. 前記終端抵抗体の抵抗値Rtは、Zを前記内層接続パターンの特性インピーダンス、Rを前記抵抗体層の抵抗値とするとき、Rt=Z/Rである、ことを特徴とする請求項4または6に記載の半導体パッケージ。
  8. 表面に半導体デバイスを搭載する誘電体多層基板を収容するキャビティが、前記誘電体多層基板の表面外周側に前記半導体デバイスを囲んで配置されるシールリングと、前記シールリングの上端開口部を塞ぐ封止蓋と、前記シールリングの下端下方における前記誘電体多層基板の内部に等価的な金属壁を形成するように設けられるスルーホール群と、前記誘電体多層基板の裏面グランドパターンが接合されるベースキャリアとで構成される半導体パッケージであって、
    前記シールリングの下端を前記誘電体多層基板の表面上に接合する実装パターンは、前記半導体デバイスを囲む表面グランドパターンと分離して形成され、
    前記スルーホール群は、一端が前記シールドリングの下端に接続され、他端が前記裏面グランドパターンに接続される抵抗充填スルーホール群で形成されている、
    ことを特徴とする半導体パッケージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015190236A1 (ja) * 2014-06-10 2015-12-17 株式会社日立製作所 チップモジュールおよび情報処理機器
JP2016178221A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 三菱電機株式会社 マイクロ波デバイス

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