JP2009207519A - 放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法 - Google Patents

放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法 Download PDF

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Naoki Mochizuki
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浩司 福田
Hidekazu Kito
英一 鬼頭
Naoyuki Nishino
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Abstract

【課題】放射線画像を撮影する際に、放射線源及び撮影装置の位置関係と撮影モードとが適切に設定されているか否かを事前に確認することができる放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法を提供する。
【解決手段】放射線源が撮影装置に指向しているか否かを検知し、この検知結果と撮影モードとに基づいて、該撮影モードに対応する撮影装置と放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断する(ステップS2)。撮影装置が一致すれば、該撮影モードでの撮影を許可し(ステップS3)、一致しなければ、撮影装置が一致しないことを外部に報知する(ステップS4)。
【選択図】図7

Description

本発明は、放射線源から被写体を介して撮影装置に放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法に関する。
医療分野において、被写体に放射線を照射し、該被写体を透過した前記放射線を放射線変換パネルに導いて放射線画像を撮影する撮影装置が広汎に使用されている。この場合、前記放射線変換パネルとして、蛍光体に放射線画像としての放射線エネルギを蓄積し、励起光を照射することで該放射線画像を輝尽発光光として取り出すことのできる蓄積性蛍光体パネルが知られている。前記放射線画像が記録された前記蓄積性蛍光体パネルは、読取装置に供給して読取処理を行うことで、可視画像としての放射線画像を得ることができる。
また、手術室等の医療現場においては、患者に対して迅速且つ的確な処置を施すため、放射線変換パネルから直ちに放射線画像情報を読み出して表示できることが要求される。このような要求に対応可能な放射線変換パネルとして、放射線を直接電気信号に変換し、あるいは、放射線をシンチレータで可視光に変換した後、電気信号に変換して読み出す固体検出素子を用いた放射線変換パネルが開発されている。
さらに、上述した撮影装置では、患者の所定部位の放射線画像を正確且つ確実に撮影することで、該放射線画像の撮影に係る前記患者の負担を軽減できるようにすることが望まれている。そこで、特許文献1には、患者の所定位置に反射マーカを配置し、赤外ストロボから前記患者に向けて光を照射して、照射光に対する前記反射マーカからの反射光をカメラ素子で受光し、受光した前記反射光に基づいて前記患者に対するX線装置(撮影装置)の位置決めを行うことが提案されている。また、特許文献2には、撮影装置に導かれた患者の頭部を正面カメラ及び側面カメラにより撮影し、撮影により得られた顔画像データに基づいて前記撮影装置の各部を前記患者の頭部の正確な位置に自動調整すると共に、該頭部を動かすように前記患者に指示することが提案されている。
特表2001−504013号公報 特開2001−346796号公報
上記の特許文献1及び2に提案されている技術は、患者の所定部位の放射線画像を取得できるように、前記放射線画像の撮影前に、該患者に対する撮影装置の位置を調整し、あるいは、前記撮影装置に合わせて前記患者の位置を動かすというものである。
しかしながら、放射線画像の撮影時には、放射線源から患者(被写体)を介して放射線変換パネルを含む撮影装置に放射線を照射するので、前記撮影装置及び前記被写体の位置関係に加え、前記放射線源と前記撮影装置との位置関係が適切であるか否か、具体的には、前記放射線源が該撮影装置に指向しているか否かについても考慮する必要がある。
すなわち、前記放射線画像の撮影時に、前記放射線画像の撮影に関わる撮影条件等を示す撮影モードに基づいて、処理装置が前記撮影装置を制御するので、前記撮影モードにより制御される撮影装置と、前記放射線源が指向している撮影装置とが一致していない状態で放射線画像の撮影を行うと、前記被写体の放射線画像を正確且つ確実に得ることができないおそれがある。
本発明は、前記の不具合を解消するためになされたものであって、放射線画像を撮影する際に、放射線源及び撮影装置の位置関係と撮影モードとが適切に設定されているか否かを事前に確認することができる放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線画像撮影システムは、放射線源から被写体を介して放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行う撮影装置と、前記放射線源が前記撮影装置に指向しているか否かを検知する検知手段と、前記放射線画像の撮影モードを設定し、設定した前記撮影モードに対応する撮影装置を制御する処理装置とを有し、前記処理装置は、前記放射線画像の撮影を行う際に、前記撮影モードと前記検知手段の検知結果とに基づいて、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断する判断手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る放射線画像撮影方法は、放射線源から被写体を介して撮影装置に放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行う際に、前記放射線画像の撮影モードを設定し、前記放射線源が前記撮影装置に指向しているか否かを検知し、前記撮影モードと検知結果とに基づいて、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断することを特徴とする。
本発明によれば、放射線源が撮影装置に指向しているか否かを検知し、この検知結果と撮影モードとに基づいて、該撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断するので、前記放射線源及び前記撮影装置の位置関係と前記撮影モードとが適切に設定されているか否かを前記放射線画像の撮影前に確認することができる。
図1及び図2は、本実施形態の放射線画像撮影システム10の構成を示す。放射線画像撮影システム10は、病院内の医療事務処理を管理する医事情報システム12(HIS:Hospital Information System)と、HIS12の管理下において、放射線科での放射線画像の撮影処理を管理する放射線科情報システム14(RIS:Radiology Information System)と、医師による診断読影を行うためのビューア15と、放射線科の撮影室に隣接する処理室に設置され、各種撮影装置を管理制御するホストコンソール16(処理装置)と、前記処理室に設置され、特定の撮影装置を管理制御する第1コンソール18及び第2コンソール20(処理装置)と、第1コンソール18により制御される第1撮影装置22(一方の撮影装置)と、第2コンソール20により制御される第2撮影装置24(他方の撮影装置)と、第2コンソール20により制御され、第2撮影装置24により撮影された放射線画像情報を読み取る読取装置26とを備え、これらが院内ネットワーク28によって相互に接続されている。院内ネットワーク28には、必要に応じてさらに他のコンソール、撮影装置等を接続することができる。
ホストコンソール16は、HIS12を用いて設定した患者の氏名、性別、年齢等の患者情報、RIS14を用いて医師又は技師が設定した当該患者に対する放射線画像の撮影方法、撮影部位、撮影に使用する撮影装置等の撮影指示情報を院内ネットワーク28を介して取得し、これらの情報を対応する第1コンソール18又は第2コンソール20に供給する。また、ホストコンソール16は、第1コンソール18又は第2コンソール20による処理を代行することもできる。従って、第1コンソール18又は第2コンソール20をホストコンソール16に置き換えることで、より安価なシステム構成とすることができる。ホストコンソール16、第1コンソール18及び第2コンソール20には、後述する第2撮影装置24に適用される放射線変換パネルを特定するためのID情報を取得するバーコードリーダ30、32、33がそれぞれ接続される。
図3は、ホストコンソール16、第1撮影装置22、第2撮影装置24及び放射線源装置106の構成ブロック図である。
ホストコンソール16の制御部34は、院内ネットワーク28を介して、RIS14、第1コンソール18、第2コンソール20、第1撮影装置22、第2撮影装置24、読取装置26及び放射線源装置106との間で必要な情報の送受信を行う。
ホストコンソール16は、操作設定部36と、患者情報及び操作設定部36を用いて設定した撮影指示情報、あるいは、患者情報及びRIS14で設定された撮影指示情報を放射線画像の撮影時における撮影モードとみなして所定の判断処理を行う判断処理部40(判断手段)と、設定された撮影モードに対応する第1撮影装置22又は第2撮影装置24を直接制御して放射線画像の撮影を行わせるか、あるいは、設定された撮影モードに対応する第1コンソール18又は第2コンソール20に該撮影モードを供給する前述の制御部34と、第1撮影装置22又は第2撮影装置24から取得した放射線画像情報に対する画像処理を行う画像処理部42と、画像処理された放射線画像情報を記憶する画像メモリ46と、放射線画像情報を表示する表示部48とを備える。なお、制御部34から第1コンソール18又は第2コンソール20に前記撮影モードを供給した場合には、前記撮影モードの供給を受けた第1コンソール18又は第2コンソール20が前記撮影モードに基づいて第1撮影装置22又は第2撮影装置24を制御する。
なお、前記撮影モードとは、前述したように、放射線源64から被写体50を介し第1撮影装置22又は第2撮影装置24に放射線Xを照射して放射線画像の撮影を行う際の該放射線画像の撮影に関わる撮影条件等を示す撮影指示情報及び患者情報をいう。従って、前記撮影モードは、撮影装置毎に存在する。
すなわち、図1〜図3においては、第1撮影装置22及び第2撮影装置24が配置されているので、ホストコンソール16は、第1撮影装置22に応じた撮影モード(第1モード)と、第2撮影装置24に応じた撮影モード(第2モード)とを有し、放射線画像の撮影時には、前記第1モードに基づいて第1撮影装置22を制御するか、あるいは、前記第2モードに基づいて第2撮影装置24を制御する。また、第1コンソール18は、前記第1モードを有し、放射線画像の撮影時には、前記第1モードに基づいて第1撮影装置22を制御する。さらに、第2コンソール20は、前記第2モードを有し、放射線画像の撮影時には、前記第2モードに基づいて第2撮影装置24を制御する。
また、第1コンソール18及び第2コンソール20は、ホストコンソール16と略同一の機能を備えている。従って、図3においては、第1コンソール18及び第2コンソール20内の構成について、図示を省略する。
放射線源装置106は、図2〜図4に示すように、放射線源制御部102と、該放射線源制御部102によって制御される放射線源64とを有する。放射線源64は、技師によるアーム236、238の操作によって第1撮影装置22又は第2撮影装置24と対向することができる(図4参照)。
この場合、放射線源装置106には、発信機200が設けられ、一方で、第1撮影装置22及び第2撮影装置24には、受信機202、212がそれぞれ設けられている。発信機200及び受信機202、212は、光、超音波、無線等による非接触型の検知手段を構成しており、技師によるアーム236、238の操作によって放射線源64が第1撮影装置22又は第2撮影装置24と対向したときに、発信機200から送出された信号B(光信号、超音波信号又は無線信号)は、第1撮影装置22の受信機202又は第2撮影装置24の受信機212にて受信され、受信された信号Bは、受信機202又は受信機212における検知結果として、受信機202又は受信機212から院内ネットワーク28を介し制御部34に出力される。
判断処理部40は、制御部34を介して入力された信号Bと、設定された撮影モードとに基づいて、放射線源64が第1撮影装置22及び第2撮影装置24のどちらに対向(指向)しているかの判断処理を行う。
具体的に、判断処理部40は、設定された撮影モードに対応した撮影装置と、信号Bを出力した受信機202又は受信機212を備える撮影装置とが一致するか否かの判断処理を行い、撮影装置が一致すれば、放射線源64と前記撮影モードに対応する撮影装置とが対向し、放射線源64から放射線Xを照射すれば、被写体50の放射線画像情報を正確且つ確実に得ることができるものとみなして、前記撮影モードに対応する撮影装置による放射線画像の撮影を許可する。
また、判断処理部40は、設定された撮影モードに対応した撮影装置と、信号Bを出力した受信機202又は受信機212を備える撮影装置とが一致しない場合には、放射線源64と前記撮影モードに対応する撮影装置とが対向していないので、放射線源64から放射線Xを照射すれば、被写体50の正確な放射線画像情報を得ることができないとみなして、前記撮影モードに対応する撮影装置による放射線画像の撮影を禁止し、該放射線画像の撮影を禁止する旨の表示を制御部34及び画像処理部42を介して表示部48に表示させる。
この場合、第1コンソール18又は第2コンソール20は、前記第1モード又は前記第2モードしか有しないので、第1コンソール18又は第2コンソール20の判断処理部40において、撮影装置が一致しない判断結果となったときには、放射線画像の撮影禁止に関わる前述した処理しか行わない。これに対して、ホストコンソール16は、前記第1モード及び前記第2モードの双方を有しているので、該ホストコンソール16の判断処理部40は、撮影装置が一致しない判断結果を得たときには、単に、放射線画像の撮影禁止の表示を表示部48に表示させるだけでなく、現在設定されている撮影モードを、信号Bを出力した受信機202又は受信機212を備える撮影装置に応じた撮影モードに再設定し、再設定した撮影モードに対応する前記撮影装置にて、放射線画像の撮影を許可することもできる。
第1撮影装置22及び第2撮影装置24は、共に、被写体50の胸部等の放射線画像を撮影する立位撮影装置であるが、その内部構成が異なる。
すなわち、第1撮影装置22は、図2〜図5に示すように、被写体50の撮影部位を位置決めする撮影台220と、撮影台220と共に第1撮影装置22の内部を光密に保持するケーシング222とを備える。第1撮影装置22は、院内ネットワーク28を介して第1コンソール18又はホストコンソール16により制御される。
ケーシング222内には、撮影台220と略平行に蓄積性蛍光体パネルP´が配設され、さらに、蓄積性蛍光体パネルP´に蓄積記録された放射線画像を読み取る読取ユニット206と、放射線画像の読み取られた蓄積性蛍光体パネルP´に残留する放射線画像を消去する消去ユニット210とが配設される。
ケーシング222内に配設された蓄積性蛍光体パネルP´は、放射線源64から照射された放射線Xのエネルギを蓄積する蓄積性蛍光体層を、ガラス等の硬質材料からなる支持体上に形成した硬質のパネルを用いることができる。なお、この蓄積性蛍光体パネルP´としては、硬質材料からなる支持体上に蓄積性蛍光体層を形成したものに限られるものではなく、蓄積性蛍光体をフレキシブルな支持体に塗布してなるシート状のものを利用することもできる。また、図5では、一例として、透明な支持基板上に蓄積性蛍光体層が形成され、一方の面から放射線画像を記録し、他方の面から読取処理及び消去処理を行う蓄積性蛍光体パネルP´を採用しているが、同一の面から放射線画像の記録、読取及び消去の各処理を行う蓄積性蛍光体パネルP´を使用することも可能である。
読取ユニット206は、ケーシング222内に立設されたボールねじ224に係合しており、下端部に配設された駆動モータ230によりボールねじ224を矢印方向に回転させることにより、蓄積性蛍光体パネルP´に沿って昇降可能に構成される。読取ユニット206は、放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルP´に対して励起光Lを照射する励起光光源226と、励起光Lが照射されることで蓄積性蛍光体パネルP´から放出される放射線画像に係る輝尽発光光Rを受光して電気信号に変換する光電変換部228とを備える。
励起光光源226は、例えば、多数のレーザダイオードを蓄積性蛍光体パネルP´の主走査方向にライン状に配列して構成することができる。また、光電変換部228は、励起光光源226からの励起光Lが主走査方向に照射されることで蓄積性蛍光体パネルP´より放出された輝尽発光光Rを受光するCCDラインセンサにより構成することができる。この場合、読取ユニット206を蓄積性蛍光体パネルP´に沿って矢印方向に副走査搬送させることにより、蓄積性蛍光体パネルP´に蓄積記録された放射線画像を二次元的に読み取ることができる。
第2撮影装置24は、撮影台108を有し、該撮影台108の側部には、蓄積性蛍光体パネルPを収納したカセッテ110の装填されるスロット112が配設される。第2撮影装置24は、院内ネットワーク28を介して第2コンソール20又はホストコンソール16により制御される。
該カセッテ110に収納される蓄積性蛍光体パネルPは、照射された放射線Xのエネルギを蓄積する蓄積性蛍光体層を支持体上に形成したもので、励起光を照射することにより蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光を出力する一方、所定光量の消去光を照射することにより残存するエネルギを除去して再使用できるものである。
カセッテ110は、蓄積性蛍光体パネルPを蓋部材114を介して収脱可能に収納するもので、その外面部には、内部に収納されている蓄積性蛍光体パネルPを個別に識別するための固有番号、サイズ、感度等の識別情報が記録されたバーコード116が装着される。バーコード116は、各バーコードリーダ30、32、33によって読み取ることができる。
カセッテ110内の蓄積性蛍光体パネルPに記録された放射線画像情報は、図6に示すように構成される読取装置26によって読み取られる。なお、読取装置26は、第2撮影装置24と共に、第2コンソール20により制御される。
読取装置26は、ケーシング118の上部にカセッテ装填部120を備え、このカセッテ装填部120に形成された装填口122に対して、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルPを収納したカセッテ110が装填される。装填口122に近接して、カセッテ110に配設されたバーコード116の識別情報を読み取るバーコードリーダ124と、カセッテ110の蓋部材114のロックを解除するロック解除機構126と、蓋部材114が開蓋されたカセッテ110から蓄積性蛍光体パネルPを吸着して取り出す吸着盤128と、吸着盤128によって取り出された蓄積性蛍光体パネルPを挟持搬送するニップローラ130とが配設される。
ニップローラ130に連設して、複数の搬送ローラ132a〜132g及び複数のガイド板134a〜134fが配設され、これらにより湾曲搬送路136が構成される。湾曲搬送路136は、カセッテ装填部120から下方向に延在した後、最下部において略水平状態となり、次いで、略鉛直上方向に延在する。これにより、読取装置26の小型化が達成される。
ニップローラ130と搬送ローラ132aとの間には、読取処理が終了した蓄積性蛍光体パネルPに残存する放射線画像情報を消去するための消去部138が配設される。消去部138は、消去光を出力する冷陰極管等の消去光源140を有する。
湾曲搬送路136の最下部に配設される搬送ローラ132d、132e間には、プラテンローラ142が配設される。そして、プラテンローラ142の上部には、蓄積性蛍光体パネルPに蓄積記録された放射線画像情報を読み取る走査ユニット144が配設される。
走査ユニット144は、励起光であるレーザビームLBを導出して蓄積性蛍光体パネルPを走査する励起部146と、レーザビームLBによって励起されて出力される放射線画像情報に係る輝尽発光光を読み取る読取部148とを備える。
励起部146は、レーザビームLBを出力するレーザ発振器150と、レーザビームLBを蓄積性蛍光体パネルPの主走査方向に偏向する回転多面鏡であるポリゴンミラー152と、レーザビームLBを反射させ、プラテンローラ142上を通過する蓄積性蛍光体パネルPに導く反射ミラー154とを備える。
読取部148は、一端部がプラテンローラ142上の蓄積性蛍光体パネルPに近接して配置される集光ガイド156と、集光ガイド156の他端部に連結され、蓄積性蛍光体パネルPから得られた輝尽発光光を電気信号に変換するフォトマルチプライヤ158とを備える。なお、集光ガイド156の一端部には、輝尽発光光の集光効率を高めるための集光ミラー160が近接して配設される。なお、フォトマルチプライヤ158によって読み取られた放射線画像情報は、院内ネットワーク28を介して第2コンソール20に供給される。
院内ネットワーク28には、図2に示す蓄積性蛍光体パネルPを有するカセッテ110を使用した撮影装置をさらに接続し、及び/又は、蓄積性蛍光体パネルP´を内蔵する撮影装置をさらに接続することができる。また、蓄積性蛍光体パネルP、P´を使用した臥位撮影装置やマンモグラフィ装置を接続することも可能である。また、院内ネットワーク28には、さらに、他の仕様形態の撮影装置、例えば、CT装置、MR装置を接続することができると共に、これらの撮影装置を制御するコンソール(処理装置)を接続することができる。
本実施形態の放射線画像撮影システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
先ず、HIS12を用いて、患者の氏名、性別、年齢等の患者情報が設定され、次いで、当該患者情報に関連させて、放射線画像の撮影方法、撮影部位、撮影に使用する撮影装置等の撮影指示情報がRIS14を用いて設定される。
放射線科に設置されているホストコンソール16の制御部34は、院内ネットワーク28を介して、RIS14から患者情報及び撮影指示情報を取得する。また、技師は、ホストコンソール16の操作設定部36を用い、必要に応じて撮影指示情報の変更、設定を行う。例えば、RIS14を用いて医師が設定した撮影装置を、撮影部位や患者の状態に対応した撮影装置に変更する。なお、取得した患者情報及び撮影指示情報、又は、変更若しくは新たに設定された撮影指示情報は、図示しないメモリに一旦記憶される。
次いで、ホストコンソール16の制御部34は、前記メモリから患者情報及び撮影指示情報(撮影モード)を読み出して、読み出された撮影モードが第1撮影装置22及び第2撮影装置24のどちらの撮影装置に対応する撮影モードであるのかを判定し、判定した撮影モードに対応する撮影装置を制御するコンソールに、該撮影モードを院内ネットワーク28を介して出力する。
図7は、第1撮影装置22又は第2撮影装置24による撮影処理に先立って行われる制御部34及び判断処理部40の処理内容を示すフローチャートである。
ホストコンソール16の制御部34は、読み出された撮影モードが第1モードであれば、第1撮影装置22を制御する第1コンソール18に前記第1モードを出力し、一方で、読み出された撮影モードが第2モードであれば、第2撮影装置24を制御する第2コンソール20に前記第2モードを出力する。第1コンソール18は、入力された前記第1モードを自己の撮影モードとして設定し、あるいは、第2コンソール20は、入力された前記第2モードを自己の撮影モードとして設定する(ステップS1)。なお、ホストコンソール16により第1撮影装置22又は第2撮影装置24を制御する場合に、ホストコンソール16の制御部34は、第1コンソール18又は第2コンソール20に前記第1モード又は前記第2モードを出力することなく、前記第1モード又は前記第2モードを自己の撮影モードとして設定する。
そして、撮影モードを設定したコンソールは、管理下にある撮影装置を用いた放射線画像の撮影処理を遂行するわけであるが、その撮影処理に先立ち、設定された撮影モードに対応する撮影装置と、放射線源64が指向している撮影装置とが一致しているか否かの判断処理を行う(ステップS2)。
具体的に、撮影モードを設定したコンソールの判断処理部40は、設定された撮影モードに対応する撮影装置と、受信機202又は受信機212からの信号Bに対応する撮影装置とが一致するか否かの判断処理を行う。この場合、判断処理部40は、判断処理の結果、撮影装置が一致すれば(ステップS2のYES)、放射線源64と前記撮影モードに対応する撮影装置とが対向しており、放射線源64から放射線Xを照射すれば、被写体50の放射線画像情報を正確且つ確実に得ることができるものとみなして、前記撮影モードに対応する撮影装置による放射線画像の撮影を許可する(ステップS3)。
一方、判断処理部40は、設定された撮影モードに対応する撮影装置と、信号Bを出力した受信機202又は受信機212を備える撮影装置とが一致しない場合には(ステップS2のNO)、放射線源64と前記撮影モードに対応する撮影装置とが対向していないので、放射線源64から放射線Xを照射すれば、被写体50の正確な放射線画像情報を得ることができないとみなして、前記撮影モードに対応する撮影装置による放射線画像の撮影を禁止し、該放射線画像の撮影を禁止する旨の表示を制御部34及び画像処理部42を介して表示部48に表示させる(ステップS4)。
この場合、第1コンソール18又は第2コンソール20は、前記第1モード又は前記第2モードしか有しないので、判断処理部40において撮影装置が一致しない判断結果となったときには、放射線画像の撮影禁止の処理(ステップS4)しか行わない。これに対して、ホストコンソール16では、前記第1モード及び前記第2モードの双方を有しているので、該ホストコンソール16の判断処理部40は、撮影装置が一致しない判断結果を得た際には、現在設定されている撮影モードを、信号Bを出力した受信機202又は受信機212を備える撮影装置に応じた撮影モードに再設定し、再設定した撮影モードに対応する前記撮影装置にて、放射線画像の撮影を許可する(ステップS5)。
上述した判断処理を経て、放射線画像の撮影が許可され、あるいは、撮影モードの再設定により放射線画像の撮影が許可された場合に、下記の撮影が行われる。
ここでは、第1コンソール18を用いて第1撮影装置22を制御するか、あるいは、第2コンソール20を用いて第2撮影装置24を制御する場合について説明する。
先ず、第1コンソール18を用いて第1撮影装置22を制御し、被写体50の胸部撮影を行う場合について説明する。
第1コンソール18は、第1撮影装置22に対向する放射線源装置106の放射線源制御部102に対し、第1モード中の撮影指示情報に含まれる撮影条件である管電圧、管電流及び放射線の照射時間を設定する。
次いで、技師は、図示しない曝射スイッチを操作し、撮影を開始する。放射線源制御部102は、設定された撮影条件に従って放射線源64を駆動制御し、放射線Xを被写体50に照射する。被写体50を透過した放射線Xは、ケーシング222内の蓄積性蛍光体パネルP´に照射される。この結果、蓄積性蛍光体パネルP´に被写体50の放射線画像情報が蓄積記録される。
その後、制御部204の制御作用下に読取ユニット206が駆動され、読取処理が開始される。駆動モータ230が駆動されると、ボールねじ224が回転し、読取ユニット206が蓄積性蛍光体パネルP´に沿って副走査方向(矢印方向)に移動する。このとき、蓄積性蛍光体パネルP´の主走査方向に対して、励起光光源226から出力された励起光Lがライン状に照射されることにより、蓄積された放射線画像に応じた輝尽発光光Rが蓄積性蛍光体パネルP´から放出される。放出された輝尽発光光Rは、光電変換部228によって電気信号に変換され、放射線画像として画像メモリ208に記憶される。このようにして、蓄積性蛍光体パネルP´に蓄積記録された放射線画像が二次元的に読み取られることになる。
読取ユニット206による読取処理が終了した後、消去ユニット210が駆動され、蓄積性蛍光体パネルP´に残留する放射線画像の消去処理が行われる。
画像メモリ208に記憶された放射線画像情報は、制御部204から院内ネットワーク28を介して第1コンソール18に送信される。第1コンソール18は、受信した放射線画像情報に対して画像処理を施し、必要に応じて放射線画像を表示させて確認した後、院内ネットワーク28を介してビューア15に送信する。医師は、ビューア15に送信された放射線画像情報に基づき、必要な読影診断を行う。
次に、第2コンソール20を用いて第2撮影装置24を制御し、被写体50の胸部撮影を行う場合について説明する。
第2コンソール20は、第2撮影装置24に対向する放射線源装置106の放射線源制御部102に対し、第2モード中の撮影指示情報に含まれる撮影条件である管電圧、管電流及び放射線の照射時間を設定する。
一方、技師は、第2コンソール20に接続されたバーコードリーダ32を用いて、カセッテ110に装着されたバーコードを読み取ることにより、カセッテ110に収納されている蓄積性蛍光体パネルPを識別するための固有番号、サイズ、感度等の識別情報を取得する。
次いで、前記カセッテ110を第2撮影装置24のスロット112に装填した後、図示しない曝射スイッチを操作し、撮影を開始する。放射線源制御部102は、設定された撮影条件に従って放射線源64を駆動制御し、放射線Xを被写体50に照射する。被写体50を透過した放射線Xは、カセッテ110に収納されている蓄積性蛍光体パネルPに照射される。この結果、蓄積性蛍光体パネルPに被写体50の放射線画像情報が蓄積記録される。
放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体パネルPを収納するカセッテ110は、第2撮影装置24から抜き取られた後、読取装置26のカセッテ装填部120に装填される。
カセッテ110が装填されると、カセッテ装填部120に配設されているバーコードリーダ124がカセッテ110に装着されたバーコードを読み取り、蓄積性蛍光体パネルPの固有番号、サイズ、感度等の識別情報を取得する。取得した識別情報は、第2コンソール20に接続されたバーコードリーダ32によって取得した識別情報と照合されることで、被写体50と放射線画像情報との対応関係が確認される。
識別情報が読み取られると、ロック解除機構126が駆動され、蓋部材114のロック状態が解除されて開蓋される。次いで、吸着盤128が蓄積性蛍光体パネルPを吸着し、カセッテ110から蓄積性蛍光体パネルPを取り出してニップローラ130間に供給する。ニップローラ130により挟持された蓄積性蛍光体パネルPは、搬送ローラ132a〜132g及びガイド板134a〜134fからなる湾曲搬送路136を介して、走査ユニット144の下部に搬送される。
蓄積性蛍光体パネルPは、搬送ローラ132d及び132eにより略水平方向に副走査搬送される。一方、励起部146を構成するレーザ発振器150から出力されたレーザビームLBは、高速で回転するポリゴンミラー152によって反射偏向された後、反射ミラー154を介して下面部がプラテンローラ142により支持された蓄積性蛍光体パネルPに導かれ、蓄積性蛍光体パネルPを主走査する。
蓄積性蛍光体パネルPは、レーザビームLBが照射されることで励起され、蓄積記録されている放射線画像情報に応じた輝尽発光光を出力する。この輝尽発光光は、蓄積性蛍光体パネルPの主走査方向に沿って近接配置された集光ガイド156の下端部に直接入射し、あるいは、集光ミラー160を介して入射する。集光ガイド156に入射した輝尽発光光は、内部で反射を繰り返し、上端部のフォトマルチプライヤ158に導かれる。フォトマルチプライヤ158は、入射した輝尽発光光を電気信号に変換し、これによって、蓄積性蛍光体パネルPに蓄積記録されている放射線画像情報が読み取られる。
走査ユニット144によって読み取られた放射線画像情報は、院内ネットワーク28を介して第2コンソール20に送信される。第2コンソール20は、受信した放射線画像情報に対して画像処理を施し、必要に応じて放射線画像を表示させて確認した後、院内ネットワーク28を介してビューア15に送信する。医師は、ビューア15に送信された放射線画像情報に基づき、必要な読影診断を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る放射線画像撮影システム10及び放射線画像撮影方法では、放射線源64が撮影装置に指向しているか否かを検知し、この検知結果と撮影モードとに基づいて、該撮影モードに対応する撮影装置と放射線源64が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断するので、放射線源64及び前記撮影装置の位置関係と前記撮影モードとが適切に設定されているか否かを放射線画像の撮影前に確認することができる。
また、前記撮影モードに対応する撮影装置と放射線源64が指向している撮影装置とが一致すると判断処理部40が判断した際に、一致した前記撮影装置による放射線画像の撮影を許可すれば、放射線画像の撮影を正確且つ確実に行うことが可能になると共に、該撮影を効率よく行うことができる。
また、前記撮影モードに対応する撮影装置と放射線源64が指向している撮影装置とが一致しないと判断処理部40が判断した際に、この判断結果を表示部48を介して外部に報知したり、さらに、一致しない前記撮影装置による放射線画像の撮影を禁止することで、放射線源64及び前記撮影装置が対向していない状態で放射線画像の撮影が誤って行われることを確実に防止することができる。
さらに、前記撮影モードに対応する撮影装置と放射線源64が指向している撮影装置とが一致しないと判断処理部40が判断した際に、放射線源64が指向している撮影装置による放射線画像の撮影を許可するようにすれば、コンソール側で自動的に撮影モードの設定変更を行うことになるので、放射線画像の撮影に係る技師の作業負担をより一層低減することができる。
さらにまた、放射線源64側に発信機200を配置し、撮影装置側に受信機202、212を配置して、受信機202、212が、発信機200から送出された信号Bを受信し、受信した信号Bを検知結果としてコンソールに出力すれば、より簡単な構成で、放射線源64が撮影装置に指向しているか否かを検知することができる。
なお、本実施形態は、上述した構成に限定されるものではなく、種々の構成に変更することが可能である。
すなわち、第1撮影装置22を、ケーシング222内に蓄積性蛍光体パネルP´を収納する構成から、図8に示す回路構成からなる放射線変換パネル70を収納する構成としてもよい。
この場合、放射線変換パネル70は、放射線を感知して電荷を発生させるアモルファスセレン(a−Se)等の物質からなる光電変換層72を行列状の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)74のアレイの上に配置した構造を有し、発生した電荷を蓄積容量76に蓄積した後、各行毎にTFT74を順次オンにして、電荷を画像信号として読み出す。図8では、光電変換層72及び蓄積容量76からなる1つの画素78と1つのTFT74との接続関係のみを示し、その他の画素78の構成については省略している。なお、アモルファスセレンは、高温になると構造が変化して機能が低下してしまうため、所定の温度範囲内で使用する必要がある。従って、撮影台220内に放射線変換パネル70を冷却する手段を配設することが好ましい。
各画素78に接続されるTFT74には、行方向と平行に延びるゲート線80と、列方向と平行に延びる信号線82とが接続される。各ゲート線80は、ライン走査駆動部84に接続され、各信号線82は、読取回路を構成するマルチプレクサ86に接続される。
ゲート線80には、行方向に配列されたTFT74をオンオフ制御する制御信号Von、Voffがライン走査駆動部84から供給される。この場合、ライン走査駆動部84は、ゲート線80を切り替える複数のスイッチSW1と、スイッチSW1の1つを選択する選択信号を出力するアドレスデコーダ88とを備える。アドレスデコーダ88には、制御部100からアドレス信号が供給される。
また、信号線82には、列方向に配列されたTFT74を介して各画素78の蓄積容量76に保持されている電荷が流出する。この電荷は、増幅器92によって増幅される。増幅器92には、サンプルホールド回路94を介してマルチプレクサ86が接続される。マルチプレクサ86は、信号線82を切り替える複数のスイッチSW2と、スイッチSW2の1つを選択する選択信号を出力するアドレスデコーダ96を備える。アドレスデコーダ96には、制御部100からアドレス信号が供給される。マルチプレクサ86には、A/D変換器98が接続され、A/D変換器98によってデジタル信号に変換された放射線画像情報が制御部100に供給される。制御部100は、取得した放射線画像情報を院内ネットワーク28を介して、第1撮影装置22を制御する第1コンソール18に供給する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
本実施形態の放射線画像形成システムの構成図である。 図1に示すシステムの模式的説明図である。 ホストコンソール、第1撮影装置、第2撮影装置及び放射線源装置を含む構成ブロック図である。 放射線源と撮影装置との位置関係を示す構成図である。 第1撮影装置の内部構成図である。 読取装置の構成図である。 判断処理部及び制御部の処理に係るフローチャートである。 第1撮影装置内に収納される放射線変換パネルの回路構成図である。
符号の説明
10…放射線画像撮影システム
12…HIS
14…RIS
16…ホストコンソール
18…第1コンソール
20…第2コンソール
22…第1撮影装置
24…第2撮影装置
26…読取装置
28…院内ネットワーク
34…制御部
40…判断処理部
48…表示部
50…被写体
64…放射線源
200…発信機
202、212…受信機

Claims (8)

  1. 放射線源から被写体を介して放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行う撮影装置と、
    前記放射線源が前記撮影装置に指向しているか否かを検知する検知手段と、
    前記放射線画像の撮影モードを設定し、設定した前記撮影モードに対応する撮影装置を制御する処理装置と、
    を有し、
    前記処理装置は、前記放射線画像の撮影を行う際に、前記撮影モードと前記検知手段の検知結果とに基づいて、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断する判断手段を有する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記処理装置は、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致すると前記判断手段が判断した際に、一致した前記撮影装置による前記放射線画像の撮影を許可する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記処理装置は、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致しないと前記判断手段が判断した際に、この判断結果を外部に報知する報知手段をさらに有する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  4. 請求項1又は3記載のシステムにおいて、
    前記処理装置は、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致しないと前記判断手段が判断した際に、一致しない前記撮影装置による前記放射線画像の撮影を禁止する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  5. 請求項3又は4記載のシステムにおいて、
    前記撮影装置が複数配置されている場合に、
    前記処理装置は、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致しないと前記判断手段が判断した際に、前記放射線源が指向している撮影装置による前記放射線画像の撮影を許可する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記撮影装置が複数配置されている場合に、
    前記各撮影装置のうち、一方の撮影装置は、放射線変換パネルを内蔵する撮影装置であり、他方の撮影装置は、外部から前記放射線変換パネルを装填可能な撮影装置であり、
    前記撮影モードは、前記放射線源から前記被写体を介して前記一方の撮影装置に前記放射線を照射することによる前記放射線画像の撮影を示す第1モードと、前記放射線源から前記被写体を介して前記他方の撮影装置に前記放射線を照射することによる前記放射線画像の撮影を示す第2モードとであり、
    前記処理装置は、前記第1モード及び前記第2モードのいずれかの選択により、あるいは、前記第1モード又は前記第2モードの設定により前記撮影モードを設定し、
    前記判断手段は、設定された前記撮影モードと前記検知手段の検知結果とに基づいて、設定された前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記検知手段は、前記放射線源側に配置された発信機と、前記撮影装置側に配置された受信機とであり、
    前記受信機は、前記発信機から送出された信号を受信した際に、受信した前記信号を前記検知結果として前記処理装置に出力する
    ことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  8. 放射線源から被写体を介して撮影装置に放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行う際に、
    前記放射線画像の撮影モードを設定し、
    前記放射線源が前記撮影装置に指向しているか否かを検知し、
    前記撮影モードと検知結果とに基づいて、前記撮影モードに対応する撮影装置と前記放射線源が指向している撮影装置とが一致するか否かを判断する
    ことを特徴とする放射線画像撮影方法。
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